JPH076702U - 深さゲージ - Google Patents

深さゲージ

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Publication number
JPH076702U
JPH076702U JP4033893U JP4033893U JPH076702U JP H076702 U JPH076702 U JP H076702U JP 4033893 U JP4033893 U JP 4033893U JP 4033893 U JP4033893 U JP 4033893U JP H076702 U JPH076702 U JP H076702U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
measuring
connecting rod
measured
rod body
rear end
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4033893U
Other languages
English (en)
Inventor
利正 西
文明 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH076702U publication Critical patent/JPH076702U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 狭隘な空間の奥の方にある測定対象の深さ又
は高さを測定することができる。 【構成】 先端部を測定対象の谷部に当接させる測定棒
体77と、この測定棒体77を軸方向に滑動自由に支持
して先端部74を測定対象の山部に当接させる測定筒体
73と、測定棒体77の後端部に先端部が当接するよう
に形成された連介棒体57と、この連介棒体57を軸方
向に滑動自由に支持して測定筒体73に着脱可能に固着
連結された中間筒体51と、この中間筒体51に着脱可
能に固着連結された連結ベース33により測定子37の
先端部が連介棒体57の後端部に当接するように取り付
けられたダイヤルインジケータ31とを具備する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、測定対象の深さ又は高さを測定する深さゲージに係り、特に、測 定対象箇所が狭隘な空間の奥の方にあるというような場合の測定に好適な深さゲ ージに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は従来の深さゲージの一例を示す。測定端17を測定対象の谷部に当て、 送り受け12を主尺11の適当な位置にクランプ18で固定し、微動送り13を 回してダイヤルインジケータ15が付いた副尺14を下げ、ベース16の下面を 測定対象の山部に当て、主尺11及びダイヤルインジケータ15の目盛りを読ん で、測定端17とベース16の下面との間の距離、すなわち測定対象の深さ又は 高さを測定する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の深さゲージは上記のようであるが、例えば、静翼が組み込まれた蒸気タ ービンのシールフィンの高さを測定するというように、測定対象箇所が狭隘な空 間の奥の方にあるというような場合、従来の深さゲージは、測定端の付近にダイ ヤルインジケータや送り機構等があるので、深さゲージを測定箇所に挿入するこ とができないとか、操作や読み取りができないとかの問題があり、測定が不可能 であるというような課題があった。
【0004】 この考案は上記課題を解消するためになされたもので、測定対象箇所が狭隘な 空間の奥の方にあるというような場合でも、その測定対象箇所の深さ又は高さを 容易に測定することができる深さゲージを得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る深さゲージは、先端部を測定対象の谷部に当接させるように形 成された測定棒体と、この測定棒体を軸方向に滑動自由に支持して先端部を測定 対象の山部に当接させるように形成された測定筒体と、前記測定棒体の後端部に 先端部が当接するように形成された連介棒体と、この連介棒体を軸方向に滑動自 由に支持して前記測定筒体の後端部に先端部が着脱可能に固着連結された中間筒 体と、この中間筒体の後端部に着脱可能に固着連結された連結ベースにより測定 子の先端部が前記連介棒体の後端部に当接するように取り付けられたダイヤルイ ンジケータとを具備するものである。
【0006】
【作用】
この考案における深さゲージの測定筒体は、中間筒体及び連結ベースを介して ダイヤルインジケータに固着連結されており、測定棒体は連介棒体を介して測定 子に当接しているので、測定対象の山部に測定筒体の先端部を当接させ、測定対 象の谷部に測定棒体の先端部を当接させれば、測定対象の山部の位置はダイヤル インジケータに伝達し、測定対象の谷部の位置は測定子に伝達する。これにより 、測定対象の深さ又は高さがダイヤルインジケータにより測定される。この深さ ゲージにおいては、測定筒体と中間筒体と連結ベースとは着脱可能であるので、 測定対象箇所が狭隘な空間の奥の方にあるというような場合でも、所要の長さの 中間筒体及び連介棒体の組を連結することにより、狭隘な空間の奥の方に挿入し て測定することが可能である。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図について説明する。図1において、31はダイ ヤルインジケータ、36はダイヤルインジケータ31の目盛りを指示する指針、 32はダイヤルインジケータ31の本体部と一体のステム、37はステム32に 滑動自由に支持されたスピンドル38の先端部に装着された測定子である。図1 に示すように、この深さゲージにおいては、ステム32に連結ベース33が固着 されている。連結ベース33は、図1(B)に示すようにコ字状をなし、図1に 示すように、コ字状の上辺の中心線にあけられた穴にステム32を通して止めね じなどにより締め付けてダイヤルインジケータ31に固着されている。また、連 結ベース33のコ字状の下辺には下方に延びる突出部があり、この突出部の外面 には雄ねじ33sが削成されている。また、下辺及び下辺下側の突出部の中心線 を通して、後述の連介棒体57の上部を遊びなく滑らかに昇降自由に貫通させる 穴があけられている。この連結ベース33の下辺及び下辺下側の突出部の中心線 を通して連介棒体57を貫通させる穴は、連結ベース33の上辺のステム32を 通して固着する穴と同一の中心線に穿設する。
【0008】 図1に示すように、連結ベース33に連結される中間筒体51の上端部内面に は、連結ベース33の雄ねじ33sに螺合する雌ねじ51tが削成されており、 中間筒体51は雄ねじ33sに雌ねじ51tを螺入して連結ベース33に固着連 結される。中間筒体51内にはコイルスプリング58及び連介棒体57が挿入さ れ、中間筒体51の下端部には継手雄体52が固着されている。継手雄体52の 中心線には、連介棒体57の下部が遊びなく滑らかに昇降自由に貫通する穴があ けられ、外面には雄ねじ52sが削成されている。
【0009】 図1に示すように、継手雄体52の雄ねじ52sに螺合する雌ねじ71tが削 成された継手雌体71を螺着することにより、継手雌体71に固着されている継 手内体72、及び継手内体72に固着されている測定筒体73が中間筒体51に 連結固着される。継手内体72の中心線には測定棒体77の上部が遊びなく滑ら かに昇降自由に貫通する穴があけられ、測定筒体73内にはコイルスプリング7 8及び測定棒体77が挿入され、測定筒体73の下部にはベース74が固着され ている。ベース74の中心線には測定棒体77の下部が遊びなく滑らかに昇降自 由に貫通する穴があけられている。ベース74の下面は測定対象の山部に当接さ せる測定接触面として所定の硬度を有して平面に形成されている。測定棒体77 の下端部は測定対象の谷部に当接させる測定接触子として、自身に変形が生じる ことなく、また、測定対象を傷付けることがないように、所定の強度,硬度の材 質で所定の形状に形成されている。
【0010】 図1に示すように、ダイヤルインジケータ31の測定子37と連介棒体57と 測定棒体77とは各部材の同一の中心線に設けられているので、組立使用状態で 、測定子37の下端中心点に連介棒体57の上端面中心点が当接し、連介棒体5 7の下端面中心点に測定棒体77の上端面中心点が当接する。また、深さゲージ は計測用として使用するため、各部材は錆等が生じ難く、変形の少ない材質で作 られている。また、コイルスプリング58は連介棒体57を押し下げて測定棒体 77に隙間なく当接させるように設けられ、コイルスプリング78は測定棒体7 7を押し下げて測定棒体77の先端が測定対象の谷部に適当な力で当接するよう に設けられている。また、計測実施状態では、測定子37はダイヤルインジケー タ31内にあるスプリングにより下方に適当な力で押されている。
【0011】 次に、図1に示す実施例の動作について説明する。図示のように、ダイヤルイ ンジケータ31に固着された連結ベース33の雄ねじ33sに雌ねじ51tを螺 着して、連結ベース33に中間筒体51を連結固着し、雄ねじ52sに雌ねじ7 1tを螺着して中間筒体51に測定筒体73を連結固着すれば、これらの部材の 内部にある測定子37の先端と連介棒体57の上端面とは当接し、連介棒体57 の下端面と測定棒体77の上端面とは当接する。そこで、ベース74の下面を測 定対象の山部に当接させ、測定棒体77の先端を測定対象の谷部に当接させれば 、ベース74は測定筒体73,継手内体72,継手雌体71,継手雄体52,中 間筒体51及び連結ベース33を介してダイヤルインジケータ31の本体に連結 固着されており、また、測定棒体77は連介棒体57を介して測定子37に接し て変位し、測定子37の変位は指針36の回転角度に変換され、指針36が指示 するダイヤルインジケータ31の目盛りを読み取ることにより、深さ又は高さを 知ることができる。すなわち、ベース74の下面と測定棒体77の先端との間の 距離すなわち測定対象の深さ又は高さが測定される。なお、実際の測定にあたっ ては校正等の事前準備が必要である。なお、連介棒体57はコイルスプリング5 8で、測定棒体77はコイルスプリング78でそれぞれ適当な力で押し下げられ ており、計測時に、測定棒体77は測定対象物に常に同じ力で当接するので、押 し付け力の変動による誤差が生じることがない。
【0012】 例えば、静翼が組み込まれた蒸気タービンのシールフィンの高さを測定すると いうように、測定対象箇所が狭隘な空間の奥の方にあるというような場合、中間 筒体51及び連介棒体57の長さが十分長いものを用意しておき、それを連結し て使用すれば、狭隘な空間の奥深いところにある測定対象物でも、この深さゲー ジを挿入することが可能であり、測定が可能である。
【0013】 次に、図2に示す他の実施例について説明する。図2は簡単化した分解縦断面 図であり、各アセンブリの構成部品は省略しているが、連介棒体57,測定棒体 77等を中間筒体51,測定筒体73内に組み付けるためには、図1に示すよう な構成部品が必要である。図2においては、連結ベース33と中間筒体51との 連結構造の形状寸法を、中間筒体51と測定筒体73との連結構造の形状寸法と 全く同一とした。したがって、雄ねじ33sに雌ねじ71tを螺着させて連結ベ ース33に測定筒体73を直接連結し、中間筒体51及び連介棒体57を省略し た構成とすることもできる。狭隘な空間の奥行が深くない場合の使用に適する。 また、連結構造の形状寸法を同一としたので、狭隘な空間の奥行が非常に深い場 合は、中間筒体51及び連介棒体57を2組以上連結することにより長さを長く して使用することも可能である。
【0014】 なお、図1に示す各構成部品の形状等は一例を示したものであり、適宜に設計 変更をすることができる。
【0015】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、測定筒体は中間筒体及び連結ベースを介し て着脱可能にダイヤルインジケータに固着連結され、測定棒体は連介棒体を介し て測定子に当接しているので、適当な長さの中間筒体及び連介棒体を使用するこ とにより、狭隘な空間の奥深いところにある測定対象物でも、この深さゲージの 測定先端部を挿入して到達させることが可能であり、測定が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例による深さゲージを示し、
(A)は正面縦断面図、(B)は側面図である。
【図2】この考案の他の実施例による深さゲージの分解
縦断面図である。
【図3】従来の深さゲージの正面図である。
【符号の説明】
31:ダイヤルインジケータ、 32:ステム、33:
連結ベース、 37:測定子、51:中間筒体、 5
2:継手雄体、57:連介棒体、 58:コイルスプリ
ング、73:測定筒体、 74:ベース、77:測定棒
体、 78:コイルスプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部を測定対象の谷部に当接させるよ
    うに形成された測定棒体と、この測定棒体を軸方向に滑
    動自由に支持して先端部を測定対象の山部に当接させる
    ように形成された測定筒体と、前記測定棒体の後端部に
    先端部が当接するように形成された連介棒体と、この連
    介棒体を軸方向に滑動自由に支持して先端部が前記測定
    筒体の後端部に着脱可能に固着連結された中間筒体と、
    この中間筒体の後端部に着脱可能に固着連結された連結
    ベースにより測定子の先端部が前記連介棒体の後端部に
    当接するように取り付けられたダイヤルインジケータと
    を具備することを特徴とする深さゲージ。
JP4033893U 1993-06-29 1993-06-29 深さゲージ Withdrawn JPH076702U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4033893U JPH076702U (ja) 1993-06-29 1993-06-29 深さゲージ

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JP4033893U JPH076702U (ja) 1993-06-29 1993-06-29 深さゲージ

Publications (1)

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JPH076702U true JPH076702U (ja) 1995-01-31

Family

ID=12577852

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JP4033893U Withdrawn JPH076702U (ja) 1993-06-29 1993-06-29 深さゲージ

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JP (1) JPH076702U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101323169B1 (ko) * 2011-09-15 2013-10-30 소닉스코리아(주) 합성수지제품의 금속너트 인서트 측정치구
KR101459965B1 (ko) * 2013-11-08 2014-11-07 에스티엑스중공업 주식회사 마이크로 가스터빈 조립시 구성부품간 간격 조절을 위한 측정 게이지
FR3139601A1 (fr) * 2022-09-12 2024-03-15 Safran Transmission Systems Outillage destiné au contrôle du montage d’un boitier de relais accessoire pour turbomachine

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Date Code Title Description
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Effective date: 19971106