JPH0766965A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0766965A
JPH0766965A JP5213998A JP21399893A JPH0766965A JP H0766965 A JPH0766965 A JP H0766965A JP 5213998 A JP5213998 A JP 5213998A JP 21399893 A JP21399893 A JP 21399893A JP H0766965 A JPH0766965 A JP H0766965A
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Hideo Honma
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インタフェイス,CPU,ネットワークなどの
負荷を軽減できる画像処理装置を、ユーザの使用目的に
見合ったコストで提供する。 【構成】 圧縮/伸長回路103はピクトリアルイメー
ジデータを圧縮伸長し、ピクトリアルイメージメモリ1
04は圧縮されたピクトリアルイメージデータを記憶
し、ビットマップメモリ105はビットマップデータを
記憶する。プリントレイヤ制御回路109は、コマンド
インタプリタ101から送られてきた優先度情報に基づ
いて、ビットマップメモリ105からビットマップデー
タを読出し、かつセレクタ110を制御して、圧縮/伸
長回路103で伸長されたピクトリアルイメージデータ
と、該ビットマップデータとを合成する。ビットマップ
メモリ105は、ビットマップメモリモジュール10
6,107,108,…で構成され、1ビット/画素単位
で任意にその記憶容量を増減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業状の利用分野】本発明は画像処理装置に関し、例
えば、カラーページプリンタのメモリ構成とその制御に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカラーページプリンタは、少なく
とも1頁分の画像を蓄積するページメモリが必要であっ
た。これは、A3フルカラー(1画素24ビット),400dpiの
プリンタで96Mバイトに相当し、コストの大きな部分を
占めるものであった。この問題を解決するため、JPEG標
準方式などの画像圧縮アルゴリズムを利用したページメ
モリがある。これは、DCT,量子化を行って画像データ
を圧縮し、プリントアウト時には圧縮データをリアルタ
イムで伸長するものであり、画像データを1/10以下に圧
縮することも可能で、メモリコストを大幅に下げること
ができる。
【0003】このような圧縮方式は高圧縮が可能である
が、視覚特性上重要でない部分の情報をカットするため
に、情報に欠落が生じる。これは自然画像の再現ではあ
まり問題とはならないが、例えば、雑誌などに見られる
文字,ラインアートを含む画像においては、そのエッジ
部分の劣化が顕著なものになる。そこで解像度を比較的
重要視しない高圧縮データ用のページメモリ(以下「ピ
クトリアルイメージメモリ」という)とは別に、文字,
ラインアート部分を解像度を保存する別のメモリ(以下
「ビットマップメモリ」という)に分けて保持し、プリ
ントアウト時に両者を合成した出力画像データを生成す
る方法がある。この場合、一般的に文字,ラインアート
部分は画素毎の情報量が小さいため、ビットマップメモ
リは小容量でよい。これにより、フルカラー自然画像の
高圧縮保持によるローコスト化と、文字,ラインアート
部分の高品位再現の両立が可能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
おいては、次のような問題点があった。従来のページメ
モリ構成は、その機能がハードウェアで固定されていた
ため、画像の僅かな変更でも再度ホストマシンから全デ
ータを転送する必要があり、インタフェイスやCPUの負
荷が大きくなった。とりわけLANに接続されるネットワ
ークプリンタでは、ネットワーク負荷の増大が問題にな
った。
【0005】具体的には、ピクトリアルイメージメモリ
とビットマップメモリの優先度が固定であるために、優
先度を変更するためには、ホストマシンで再度画像を生
成し転送する必要がある。また、ビットマップメモリが
1ビットの深さであるとし、文字,ラインアート情報が
各画素2ビットの情報であったとするならば、この情報
はピクトリアルイメージとして扱わなければならない。
例えば、1ビットの深さのビットマップメモリを2頁分
もつにしても、これを1ビット×2頁として扱うか、2
ビット×1頁として扱うかのどちらか一方になる。これ
らの制約のため、ホストマシンのCPU,インタフェイス
負荷が極めて増大する。また両方の機能のビットマップ
メモリを設けたとすると、コストが上昇し、その機能を
必要としないユーザに対してもコスト負担を強いること
になる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決することを目的としたもので、前記の課題を解決す
る一手段として、以下の構成を備える。すなわち、第1
の画像データを圧縮伸長する圧縮伸長手段と、前記圧縮
伸長手段から出力された圧縮データを記憶する第1の記
憶手段と、第2の画像データを記憶する、画素毎に1ビ
ットの深さでモジュール化された第2の記憶手段と、前
記第1の記憶手段に記憶された圧縮データを前記圧縮伸
長手段で伸長して得られた前記第1の画像データと前記
第2の記憶手段に記憶された第2の画像データとを合成
する合成手段とを有することを特徴とする。
【0007】好ましくは、前記第2の記憶手段は所定の
画素当りの情報量単位で任意にその記憶容量を増減でき
ることを特徴とする。さらに好ましくは、前記第2の記
憶手段は、少なくとも一つのレイヤを構成し、該レイヤ
毎に異なる画像データを記憶することを特徴とする。
【0008】
【作用】以上の構成によれば、第1の記憶手段に記憶さ
れた圧縮データを伸長して得られた第1の画像データ
と、第2の記憶手段に記憶された第2の画像データとを
合成する画像処理装置を提供でき、例えば、画像の僅か
な変更でも再度ホストマシンから全データを転送する必
要がなく、インタフェイス,CPU,ネットワークなどの
負荷を軽減できる画像処理装置を、ユーザの使用目的に
見合ったコストで提供できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明にかかる一実施例の画像処理装
置を図面を参照して詳細に説明する。
【0010】
【第1実施例】図1は本発明にかかる一実施例のプリン
タの構成例を示すブロック図である。同図において、1
00はホストマシン(図示せず)あるいはネットワーク
と接続するインタフェイス(以下「I/F」という)、
101はI/F100を介して入力されたコマンドを解
釈するコマンドインタプリタ、102はI/F100を
介して入力された画像データの格納先を切替えるメモリ
選択スイッチ、103は各画像情報が複数ビットからな
るピクトリアル画像データを圧縮/伸長する圧縮/伸長
回路、104は圧縮/伸長回路103で圧縮されたピク
トリアル画像データを格納するピクトリアルイメージメ
モリである。
【0011】105は解像度が重要なデータを保持する
ビットマップメモリで、ビットマップメモリモジュール
A106、ビットマップメモリモジュールB107、ビ
ットマップメモリモジュールC108、…の複数メモリ
モジュールで構成され、各モジュールは例えば各画素1
ビットで1プレーンの容量をもつ。ここでいう1プレー
ンとは、プリンタがもつ仮想的なプリントイメージの平
面で、一般的に物理的な1頁と一致するが、それ以上に
あるいはそれ以下の大きさであっても構わない。
【0012】109はビットマップメモリ105の情報
とピクトリアルイメージメモリ104の情報との重なり
を制御するプリントレイヤ制御回路、110は実際にビ
ットマップメモリ105の情報とピクトリアルイメージ
メモリ104の情報とを重ね合わせるためのセレクタ、
111はセレクタ110で合成されたプリントイメージ
をプリンタエンジン特性に合わせて変換するリプロダク
ションファンクション回路(以下「R/F」という)、
112はR/F111の出力をプリントアウトするプリ
ンタエンジンである。
【0013】次に、本実施例の動作について説明する。
なお、本実施例は、各画素複数ビットの情報からなり、
階調性を重視するピクトリアル画像データと、解像度を
重視するビットマップデータとを扱う。まずホストマシ
ン(不図示)は、次に転送するデータが、ピクトリアル
画像データが、ビットマップデータかをコマンドで指定
する。I/F100はこのコマンドをコマンドインタプ
リタ101に送り、コマンドインタプリタ101はそれ
に応じてメモリ選択スイッチ102を切換える。ピクト
リアル画像データあるいはビットマップデータは、選択
されたメモリに転送され格納される。
【0014】ピクトリアル画像データを転送する場合、
これがフルカラー画像データであれば一般に各画素24ビ
ットの情報をもつため、このまま圧縮せずに格納しよう
とすると、極めて大容量のメモリが必要になり非常にコ
ストがかかる。ところが、一般にピクトリアル画像は、
解像度よりも階調性が重視され、多少の解像度劣化は問
題にならない。そこで、ピクトリアル画像データは、圧
縮/伸長回路103によってJPEG標準方式などのアルゴ
リズムで圧縮した後、ピクトリアルイメージメモリ10
4に格納する。
【0015】これに対して、ビットマップデータは、解
像度を重視するので、解像度を劣化させずに、ビットマ
ップメモリ105に格納する。一般にビットマップデー
タはテキスト,ラインアートであり、各画素の情報量は
1ビット〜数ビット程度で、ピクトリアル画像データに
比べて極めてデータ量が少ない。従って、ビットマップ
メモリ105は、データをそのまま、あるいはランレン
グス符号化などロスのない方法で圧縮し格納する。
【0016】次に、ビットマップメモリ105の構成お
よびプリントイメージの合成について説明する。ビット
マップメモリ105は単一あるいは複数のビットマップ
メモリモジュールから構成され、これらのモジュールは
例えば各画素1ビットで1プレーンの容量をもつ。この
ビットマップメモリモジュールを物理的にも1プレーン
単位で構成し、ユーザがモジュール単位で任意に増設で
きるようにしてもよい。
【0017】本実施例は、ビットマップデータ転送に先
立ち、設置されたビットマップメモリモジュールの個数
を検出して、ホストマシンに知らせる。ホストマシンは
それに応じて、コマンドによってビットマップデータを
格納するビットマップメモリモジュールを指定した後、
ビットマップデータを転送する。ビットマップメモリモ
ジュールは、モジュール単位で1ビット深さのビットマ
ップイメージレイヤを構成してもよいし、複数のビット
マップメモリモジュールをグループ化して、複数ビット
の深さをもつレイヤを構成してもよい。これらのビット
マップイメージレイヤは優先度をもち、プリント実行時
にその優先度に応じて上書きされて、全体のビットマッ
プイメージを構成する。
【0018】プリントレイヤ制御回路109は、ビット
マップメモリ105のビットマップイメージと、ピクト
リアルイメージとを、その優先順位に応じて上書きし合
成する。なお、実際の合成はセレクタ110で行われ
る。プリントアウト実行時は、プリンタエンジン112
の速度に同期して、ビットマップメモリ105からビッ
トマップデータを読出すとともに、圧縮/伸長回路10
3を伸長モードに切換え、ピクトリアルイメージメモリ
104からピクトリアル画像データを読出して伸長す
る。プリントレイヤ制御回路109は、ビットマップイ
メージレイヤをその優先度に応じて上書き合成するとと
もに、ピクトリアルイメージとの合成を制御する。セレ
クタ110は、プリントレイヤ制御回路109からの制
御信号に応じて、イメージを画素単位で合成する。R/
F111はセレクタ110で合成されたプリントイメー
ジを、プリンタエンジン112の色再現性に合わせたデ
ータに変換し、プリンタエンジン112はこれをプリン
トアウトする。
【0019】図2はプリントレイヤ制御回路109の構
成例を示すブロック図である。同図において、201,
202,203,…は各ビットマップメモリモジュール
のイメージ色を指定するカラーレジスタ、204はカラ
ーレジスタの出力を論理和するORゲート、205,20
6はビットマップイメージレイヤの優先度に応じてカラ
ーレジスタ出力をコントロールするゲート、207は各
画素に注目したときその優先度を検出する優先度エンコ
ーダ、208はピクトリアル画像データの優先度を格納
するイメージ優先度エンコーダ、209はエンコーダ2
07の出力とイメージ優先度レジスタ208の出力とを
比較して優先度の高いデータを選択するためのコンパレ
ータである。
【0020】図2に示す構成例では、各ビットマップイ
メージレイヤは、ビットマップメモリモジュールと一対
一に対応し、1ビットの深さをもっている。また優先順
位は固定で、ビットマップメモリモジュールA106>
B107>C108>…の順であり、すなわちカラーレ
ジスタA201>B202>C203>…の優先度をも
つ。各カラーレジスタの色データはホストマシンによっ
て予め指定され、各カラーレジスタは‘1’が入力され
た場合は指定された色データを出力し、‘0’が入力さ
れた場合は例えば0を出力する。
【0021】最も優先度の高いビットマップメモリモジ
ュールA106の出力が‘1’の場合、カラーレジスタ
A201のみが色データを出力し、他のカラーレジスタ
はゲート205,206の出力が‘0’になるため0を
出力する。ビットマップメモリモジュールA106の出
力が‘0’の場合、カラーレジスタA201の出力は0
になるとともに、ゲート205がアクティブになり、ビ
ットマップメモリモジュールB107の出力が‘1’で
あればゲート205の出力は’1’になり、カラーレジ
スタB202は色データを出力する。すなわち、ビット
マップメモリモジュールの出力‘0’は、そのレイヤの
画素が透明であることを表し、透明でない画素の内、最
も優先度の高いビットマップイメージレイヤのカラーレ
ジスタのみが色データを出力する。従って、ORゲート2
04からはカラーレジスタの何か一つが出力する色デー
タが出力される。
【0022】優先度エンコーダ207は、各ビットマッ
プメモリモジュールからの信号を入力し、‘1’を出力
している最も優先度の高いビットマップメモリモジュー
ル(=ビットマップイメージレイヤ)を検出する。この
時ORゲート204は、この優先度のビットマップイメー
ジを出力している。また、ホストマシンから送られてき
たピクトリアルイメージの優先順位を表すコマンドに応
じて、コマンドインタプリタ101はイメージ優先度レ
ジスタ208を予めセットする。コンパレータ209
は、優先度エンコーダ207で検出されたビットマップ
イメージの画素の優先順位と、ピクトリアルイメージの
優先順位とを比較する。セレクタ110は、コンパレー
タの比較結果に応じて、ピクトリアル画像データとビッ
トマップ画像データを切換えて、プリントイメージデー
タを出力する。従って、プリントイメージデータの合成
が画素単位で制御されることになる。
【0023】このように、 (1)各画素1ビットの深さをもつビットマップメモリを
モジュール化し、ビットマップメモリをこのモジュール
単位で実装する (2)一つまたは複数のビットマップメモリモジュールに
よって構成した少なくとも一つのビットマップレイヤを
備える (3)各ビットマップレイヤの色をカラーレジスタへ任意
に設定できる (4)ピクトリアルイメージレイヤと各ビットマップレイ
ヤの優先度を指定できる ことによって、本実施例は、ユーザの使用目的に応じ
て、ビットマップメモリをモジュール単位で増設して、
任意のビット深さかつ層数のビットマップレイヤを構成
でき、さらに、ピクトリアルイメージレイヤと各ビット
マップレイヤの優先度と、各ビットマップレイヤの色と
を、外部から指定することができるので、ユーザの使用
目的に見合ったコストによって、ホストマシンのデータ
転送,CPU負荷を低減することができる。
【0024】
【第2実施例】以下、本発明にかかる第2実施例の画像
処理装置を説明する。なお、第2実施例において、第1
実施例と略同様の構成については、同一符号を付して、
その詳細説明を省略する。図3は本実施例のプリントレ
イヤ制御回路109の構成例を示すブロック図である。
【0025】同図において、301〜303はビットマ
ップメモリモジュールの優先順位を設定する優先度レジ
スタ、304〜306はビットマップメモリモジュール
のデータをその設定された優先度に応じてカラーレジス
タに割当てるデマルチプレクサである。本実施例は、各
ビットマップレイヤに1ビットの深さをもち、ビットマ
ップメモリモジュールと一対一に対応している。ただ
し、その優先順位は優先度レジスタに任意に設定でき
る。
【0026】プリントアウトに先立ち、ホストマシンは
各ビットマップメモリモジュールの優先順位を表すコマ
ンドを送出し、コマンドインタプリタ101は優先順位
を優先度レジスタにセットする。プリントアウト実行
時、各ビットマップメモリモジュールの出力は、その優
先順に応じてデマルチプレクサでカラーレジスタの何れ
かに割当てられる。ここで、カラーレジスタは例えばA
201>B202>C203>…の順に高い優先順位を
もつ。デマルチプレクサは、優先度レジスタの値に応じ
て、ビットマップメモリモジュールの出力をカラーレジ
スタの何れかに割当てるが、割当てのないカラーレジス
タへの出力はハイインピーダンスにし、その内部でプル
ダウンするものとする。その出力‘0’は透明を表し、
その時カラーレジスタの出力が0になることは、第1実
施例と同じである。
【0027】このように、本実施例は第1実施例と同様
の機能をもつほか、 (5)ピクトリアルイメージレイヤ,各ビットマップイメ
ージレイヤ毎に、任意に優先度を設定することができる ことによって、本実施例は、第1実施例と同様の効果が
期待できるほか、各レイヤの優先度を任意に設定して、
多彩な画像表現をも容易にする。
【0028】
【第3実施例】以下、本発明にかかる第3実施例の画像
処理装置を説明する。なお、第3実施例において、第1
実施例と略同様の構成については、同一符号を付して、
その詳細説明を省略する。図4は本実施例のプリントレ
イヤ制御回路109の構成例を示すブロック図である。
【0029】同図において、401は各優先度のビット
マップデータを選択するセレクタ、402はセレクタ4
01の出力をインデックスとするカラーパレット、40
3〜405は各優先度のビットマップデータに‘1’が
含まれることを検出するORゲートである。また、ビット
マップデータ(=パレットインデックス)は‘0’を透
明とみなすものとする。
【0030】本実施例は、任意の複数のビットマップメ
モリモジュールをグループ化し、各画素複数ビットから
なるビットマップイメージレイヤ構成を可能とする。セ
レクタ401は、この複数ビットからなるビットマップ
イメージレイヤの画素情報(=ビットマップデータ)か
ら、透明でない最も優先順位の高いものを選択し、カラ
ーパレット402は、選択されたビットマップデータを
パレットインデックスとして、ビットマップイメージの
色データを発生する。この選択は、ゲート403〜40
5を介して、優先度エンコーダ207が0(=透明)で
ない最も高い優先度を検出することにより行う。
【0031】ここで複数ヒットをビットマップイメージ
レイヤに割当てる場合は、同一レイヤに含まれる優先度
レジスタに同一の優先順位を設定する。これにより、デ
マルチプレクサは同一の優先順位をもつセレクタ401
の入力ポートに、ビットマップモジュールの出力を割当
てる。なお、セレクタ401は入力ポート毎に固定の優
先順位ともち、ここではP1>P2>P3>…の順である。例
えば、優先度レジスタA301=1位,B302=2
位,C303=2位であるとすると、デマルチプレクサ
A304はビットマップメモリモジュールA106の出
力をセレクタ401のP1に接続し、デマルチプレクサB
305,C306はビットマップメモリモジュールB1
07,C108の出力をセレクタ401のP2に接続す
る。優先度エンコーダ207は、P1入力が0でない場合
はセレクタ401にP1を選択させ、P1入力=0かつP2入
力≠0の場合はP2を選択させる。P2入力はビットマップ
メモリモジュールB107,C108の2ビット情報を
もち、単一ビットマップイメージレイヤを形成する。
【0032】このように、本実施例は第1実施例,第2
実施例と同様の機能をもつほか、 (6)ビットマップメモリモジュールを任意の数でグルー
プ化して、グループ化数に応じたビット深さのビットマ
ップイメージレイヤを少なくとも一つ設定する (7)カラーパレットに任意のカラーパレット情報を設定
する ことによって、本実施例は、第1実施例,第2実施例と
同様の効果が期待できるほか、任意のビット深さのビッ
トマップレイヤを少なくとも一つ設定して、より多彩な
画像表現をも容易にする。
【0033】
【第4実施例】以下、本発明にかかる第4実施例の画像
処理装置を説明する。なお、第4実施例において、第1
実施例と略同様の構成については、同一符号を付して、
その詳細説明を省略する。図5は本実施例のプリントレ
イヤ制御回路109の構成例を示すブロック図である。
【0034】本実施例は、デマルチプレクサが割当てた
各優先度毎のビットマップメモリモジュール出力毎に、
カラーパレットを割当てる。501〜503がそのカラ
ーパレットで、例えば501>502>503>…の優
先順位をもつ。セレクタ507はカラーパレットの出力
から透明でない最も優先度の高いカラーを選択する。こ
こではカラーパレット出力0は透明を表すものとし、5
04〜506のORゲートはその検出用である。また、図
4に示したセレクタ401と同様に、セレクタ507の
入力ポートはP1>P2>P3>…の順に高い優先度をもつ。
【0035】図6はセレクタ507の構成例を示すブロ
ック図で、各カラーデータのビット毎の構成例を示し、
各画素24ビットの深さをもつならば、同図の回路が24組
必要になる。なお、mはm番目のビットを表す。これによ
りカラーデータ≠0、すなわち透明でない最も優先度の
高いカラーを選択する。本実施例においては、第3実施
例と同様に、任意のレジスタに同一の優先順位を設定す
ることにより、複数のビットマップメモリモジュールを
グループ化し、同一のビットマップイメージレイヤに割
当てることができる。また、第3実施例ではビットマッ
プデータ(=パレットインデックス)=0を透明とみな
したが、本実施例はパレットから出力されるデータが0
の場合に透明とみなす。これによりパレットインデック
スの使用率が高くなる。なお透明とみなすデータ値は、
検出ゲートの構成を変更することにより、任意の値にで
きることはいうまでもない。
【0036】このように、本実施例は第1実施例〜第3
実施例と同様の機能をもつほか、 (8)各ビットマップレイヤに対して設けたカラーパレッ
トに任意のカラーパレット情報を設定する ことによって、本実施例は、第1実施例〜第3実施例と
同様の効果が期待できるほか、ビットマップレイヤ毎に
設けたカラーパレットによって、より自由度の高い色設
定ができる。
【0037】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、一つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることはいうまでもない。
【0038】
【発明の効果】以上、本発明によれば、第1の記憶手段
に記憶された圧縮データを伸長して得られた第1の画像
データと、第2の記憶手段に記憶された第2の画像デー
タとを、優先度情報に応じて合成する画像処理装置を提
供でき、例えば、画像の僅かな変更でも再度ホストマシ
ンから全データを転送する必要がなく、インタフェイ
ス,CPU,ネットワークなどの負荷を軽減できる画像処
理装置を、ユーザの使用目的に見合ったコストで提供で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一実施例のプリンタの構成例を
示すブロック図である。
【図2】図1のプリントレイヤ制御回路の構成例を示す
ブロック図である。
【図3】本発明にかかる第2実施例のプリントレイヤ制
御回路の構成例を示すブロック図である。
【図4】本発明にかかる第3実施例のプリントレイヤ制
御回路の構成例を示すブロック図である。
【図5】本発明にかかる第4実施例のプリントレイヤ制
御回路の構成例を示すブロック図である。
【図6】図5のセレクタ507の構成例を示すブロック
図である。
【符号の説明】
101 コマンドインタプリタ 103 圧縮/伸長回路 104 ピクトリアルイメージメモリ 105 ビットマップメモリ 109 プリントレイヤ制御回路 110 セレクタ 111 リプロダクションファンクション回路(R/
F) 112 プリンタエンジン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/41 B 1/46 4226−5C H04N 1/46 Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の画像データを圧縮伸長する圧縮伸
    長手段と、 前記圧縮伸長手段から出力された圧縮データを記憶する
    第1の記憶手段と、 第2の画像データを記憶する、画素毎に1ビットの深さ
    でモジュール化された第2の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に記憶された圧縮データを前記圧縮
    伸長手段で伸長して得られた前記第1の画像データと前
    記第2の記憶手段に記憶された第2の画像データとを合
    成する合成手段とを有することを特徴とする画像処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第2の記憶手段は所定の画素当りの
    情報量単位で任意にその記憶容量を増減できることを特
    徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の記憶手段は、少なくとも一つ
    のレイヤを構成し、該レイヤ毎に異なる画像データを記
    憶することを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記レイヤは前記優先度情報によってレ
    イヤ毎に任意に優先度を設定できることを特徴とする請
    求項3記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記レイヤはレイヤ毎に任意の色情報を
    設定できることを特徴とする請求項3記載の画像処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記レイヤは画素当りの情報量をレイヤ
    毎に任意に設定できることを特徴とする請求項3記載の
    画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記レイヤはレイヤ毎に任意のカラーパ
    レット情報を設定できることを特徴とする請求項5記載
    の画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7715637B2 (en) 2005-12-07 2010-05-11 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and control method therefor

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