JPH0766856A - 音声通信端末装置 - Google Patents

音声通信端末装置

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Publication number
JPH0766856A
JPH0766856A JP21019493A JP21019493A JPH0766856A JP H0766856 A JPH0766856 A JP H0766856A JP 21019493 A JP21019493 A JP 21019493A JP 21019493 A JP21019493 A JP 21019493A JP H0766856 A JPH0766856 A JP H0766856A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voice
unit
communication terminal
feature
terminal device
Prior art date
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Pending
Application number
JP21019493A
Other languages
English (en)
Inventor
拓也 ▲徳▼永
Takuya Tokunaga
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0766856A publication Critical patent/JPH0766856A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 背景雑音を含まない真の音声データのみを送
信しあるいは受信することにより、背景雑音を除去した
明瞭な通信を可能とする。 【構成】 送話器1から取り込みあるいは音声受信部5
が受信した音声データを分析してその音声特徴を抽出す
る音声分析部8と、予め音声分析部8によって抽出され
た端末使用者あるいは通信相手の音声特徴を登録してお
く音声特徴記憶部9と、実通信において音声分析部8に
よって抽出された音声特徴と音声特徴記憶部9に登録済
みの音声特徴とを比較し一致する音声データのみを音声
送信部4あるいは受話器2に送出する音声識別部10と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル回線(例え
ばISDN)あるいはアナログ回線を伝送路とする電話
端末などの音声通信端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、図面を参照しながら従来の音声通
信端末装置について説明する。
【0003】図3は従来の音声通信端末装置の機能ブロ
ック図である。図3において、301は従来の音声通信
端末装置本体、1は送話器、2は受話器、3は電話番号
の入力および機能の選択を行うための入力装置、4は送
話器1が取り込んだ音声データを伝送路であるISDN
(統合サービス・ディジタル網。これには基本インタフ
ェースあるいは1次群インタフェースによるサービスが
含まれる)に送信するための処理を行う音声送信部、5
はISDN(伝送路)から受信した音声データを受話器
2で聞けるように処理する音声受信部、6は入力装置3
からの入力をもとに音声通信端末装置本体301の制御
を行う端末制御部、7はISDN(伝送路)に音声通信
端末装置を接続するための回線インタフェース部であ
る。
【0004】以上のように構成された音声通信端末装置
について、以下にその動作を説明する。
【0005】まず、入力装置3から相手側の音声通信端
末装置の電話番号が入力されると、端末制御部6がそれ
を認識し、回線インタフェース部7に対して発信指示を
行う。それを受けて回線インタフェース部7はISDN
(伝送路)に呼設定メッセージを送出する。その後、相
手側の音声通信端末装置が送出した応答メッセージをI
SDN(伝送路)から受信し、応答確認メッセージをI
SDN(伝送路)に送出することにより接続が完了す
る。
【0006】接続完了後は、ISDN(伝送路)の複数
のBチャネルを使って相手側の音声通信端末装置との間
で通信が行われ、相手側音声通信端末装置からの圧縮・
符号化された音声データは音声受信部5で受話器2から
聞こえるように伸長・復号化される。受話器2からは相
手側音声通信端末装置より送られてきた音声が聞こえ
る。
【0007】また、送話器1から入力された音声データ
は、音声送信部4で圧縮・符号化され、回線インタフェ
ース部7からISDN(伝送路)に送出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の音声通信端末装置にあっては、送信側の背景雑
音が大きい場合に、送話器1が取り込む音声データとし
て、送信者が発した(入力した)音声データ(これを
「真の音声データ」と記載することにする)以外に送信
側の背景雑音が混入し、受信者が送信者の真の音声デー
タを認識することがむずかしいという問題があった。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、背景雑音を含まない真の音声データ
のみを送信しあるいは受信することにより、背景雑音を
除去した明瞭な通信を可能とする音声通信端末装置を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の音声
通信端末装置は、送話器から取り込んだ音声データを音
声送信部および回線インタフェース部を介して伝送路に
送出し、かつ、伝送路から回線インタフェース部および
音声受信部を介して受信した音声データを受話器に送出
するように構成された音声通信端末装置において、前記
送話器から取り込んだ音声データを分析してその音声特
徴を抽出する音声分析部と、予め前記音声分析部によっ
て抽出された端末使用者の音声特徴を登録しておく音声
特徴記憶部と、実通信において前記音声分析部によって
抽出された音声特徴と前記音声特徴記憶部に登録されて
いる音声特徴とを比較し音声特徴が一致する音声データ
のみを前記音声送信部に送出する音声識別部とを備えた
ことを特徴とするものである。
【0011】また、本発明に係る第2の音声通信端末装
置は、送話器から取り込んだ音声データを音声送信部お
よび回線インタフェース部を介して伝送路に送出し、か
つ、伝送路から回線インタフェース部および音声受信部
を介して受信した音声データを受話器に送出するように
構成された音声通信端末装置において、前記音声受信部
が受信した相手側音声通信端末装置からの音声データを
分析してその音声特徴を抽出する音声分析部と、予め前
記音声分析部によって抽出された通信相手の音声特徴を
登録しておく音声特徴記憶部と、実通信において前記音
声分析部によって抽出された音声特徴と前記音声特徴記
憶部に登録されている音声特徴とを比較し音声特徴が一
致する音声データのみを前記受話器に送出する音声識別
部とを備えたことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】第1の音声通信端末装置によれば、当該の音声
通信端末装置の端末使用者の音声特徴を予め登録してお
き、実通信において取り込んだ音声データの音声特徴と
登録済みの音声特徴とが一致するときの音声データのみ
を相手側音声通信端末装置に送出するから、背景雑音を
含まない真の音声データのみを送信することができる。
【0013】また、第2の音声通信端末装置によれば、
相手側の音声通信端末装置の端末使用者である通信相手
の音声特徴を当該の音声通信端末装置において予め登録
しておき、実通信において受信した音声データの音声特
徴と登録済みの音声特徴とが一致するときの音声データ
のみを受話器に送出するから、背景雑音を含まない真の
音声データのみを受信することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0015】第1実施例 図1は本発明の請求項1に係る第1実施例の音声通信端
末装置の機能ブロック図である。図1において、101
は音声通信端末装置本体、1は送話器、2は受話器、3
は電話番号の入力および機能の選択を行うための入力装
置、4は送話器1が取り込んだ音声データをISDN
(伝送路)に送信するための処理を行う音声送信部、5
はISDN(伝送路)から受信した音声データを受話器
2で聞けるように処理する音声受信部、6は入力装置3
からの入力をもとに音声通信端末装置本体101の制御
を行う端末制御部、7はISDN(伝送路)に音声通信
端末装置を接続するための回線インタフェース部であ
る。
【0016】また、8は端末使用者の音声を分析し音声
特徴の抽出を行う音声分析部、9は抽出された音声特徴
を登録しておく音声特徴記憶部、10は送話器1から入
力されてきた音声データの音声特徴と音声特徴記憶部9
に登録済みの音声特徴とを比較し、一致する音声データ
のみを音声送信部4に出力する音声識別部である。音声
分析部8と音声識別部10とは送話器1と音声送信部4
との間に挿入され、音声特徴記憶部9は音声分析部8と
音声識別部10とに接続されている。
【0017】端末制御部6は、音声送信部4,音声受信
部5,回線インタフェース部7,音声分析部8,音声特
徴記憶部9および音声識別部10を制御するようになっ
ている。
【0018】次に、動作を説明する。
【0019】まず、端末使用者は、予め自らの音声の特
徴を音声特徴記憶部9に登録しておく。その音声特徴の
登録は背景雑音のない状態で行う。送話器1が取り込ん
だ音声データは音声分析部8に送られる。人の音声デー
タはある限られた周波数領域に分布し、個人によって異
なる音声データの特徴を有している。そこで、音声分析
部8では、各種の分析(例えば、高速フーリエ変換を行
う周波数スペクトル分析など)を行い、パワースペクト
ル特性・ピッチ周期・ケプストラムなどの音声特徴の抽
出を行う。その抽出された端末使用者の音声特徴は音声
特徴記憶部9に登録される。したがって、音声特徴記憶
部9には背景雑音を含まない端末使用者の真の音声デー
タの音声特徴が登録されることになる。
【0020】実際の通信において、送話器1から取り込
まれた音声データには真の音声データと背景雑音とが含
まれている。送話器1が取り込んだ音声データは音声分
析部8に送られる。音声分析部8では、パワースペクト
ル特性・ピッチ周期・ケプストラムなどの音声特徴の抽
出を行う。前述のとおり、人の音声データはある限られ
た周波数領域に分布し、個人によって異なるのに対し
て、背景雑音は一般に全周波数領域に分布している。
【0021】音声分析部8で抽出された音声特徴は音声
識別部10によって、音声特徴記憶部9に記憶されてい
る音声特徴(端末使用者固有の背景雑音を含まない音声
特徴)と比較され、音声特徴が一致する音声データのみ
が音声送信部4から回線インタフェース部7を介してI
SDN(伝送路)に送出される。すなわち、端末使用者
の真の音声データのみが送出され、その音声データには
背景雑音は含まれておらず、明瞭な通信が可能となる。
【0022】第2実施例 図2は本発明の請求項1に係る第2実施例の音声通信端
末装置の機能ブロック図である。図2において、201
は音声通信端末装置本体、1は送話器、2は受話器、3
は電話番号の入力および機能の選択を行うための入力装
置、4は送話器1が取り込んだ音声データをISDN
(伝送路)に送信するための処理を行う音声送信部、5
はISDN(伝送路)から受信した音声データを受話器
2で聞けるように処理する音声受信部、6は入力装置3
からの入力をもとに音声通信端末装置本体201の制御
を行う端末制御部、7はISDN(伝送路)に音声通信
端末装置を接続するための回線インタフェース部であ
る。
【0023】また、8は相手側音声通信端末装置から受
信した音声を分析し音声特徴の抽出を行う音声分析部、
9は抽出された音声特徴を登録しておく音声特徴記憶
部、10は受信した音声データの音声特徴と音声特徴記
憶部9に登録済みの音声特徴とを比較し、音声特徴が一
致する音声データのみを受話器2に出力する音声識別部
である。音声分析部8と音声識別部10とは音声受信部
5と受話器2との間に挿入され、音声特徴記憶部9は音
声分析部8と音声識別部10とに接続されている。
【0024】端末制御部6は、音声送信部4,音声受信
部5,回線インタフェース部7,音声分析部8,音声特
徴記憶部9および音声識別部10を制御するようになっ
ている。
【0025】次に、動作を説明する。
【0026】まず、予め、相手側音声通信端末装置を使
用する通信相手の音声の特徴を音声特徴記憶部9に登録
しておく。その音声特徴の登録は、相手側音声通信端末
装置から送信されてくる音声データに背景雑音が含まれ
ていない状態で行う。回線インタフェース部7を介して
音声受信部5が受信した音声データは音声分析部8に送
られる。音声分析部8では、各種の分析(例えば、高速
フーリエ変換を行う周波数スペクトル分析など)を行
い、パワースペクトル特性・ピッチ周期・ケプストラム
などの音声特徴の抽出を行う。その抽出された通信相手
の音声特徴は音声特徴記憶部9に登録される。したがっ
て、音声特徴記憶部9には背景雑音を含まない通信相手
の真の音声データの音声特徴が登録されることになる。
【0027】実際の通信において、音声受信部5が受信
した音声データには真の音声データと相手側音声通信端
末装置の背景雑音とが含まれている。送話器1が取り込
んだ音声データは音声分析部8に送られる。音声分析部
8では、パワースペクトル特性・ピッチ周期・ケプスト
ラムなどの音声特徴の抽出を行う。
【0028】音声分析部8で抽出された音声特徴は音声
識別部10によって、音声特徴記憶部9に記憶されてい
る音声特徴(通信相手固有の背景雑音を含まない音声特
徴)と比較され、音声特徴が一致する音声データのみが
受話器2に送出される。すなわち、通信相手の真の音声
データのみが送出され、その音声データには背景雑音は
含まれておらず、明瞭な通信が可能となる。
【0029】なお、上記第1実施例と第2実施例とを統
合した構成の音声通信端末装置も本発明の実施例であ
る。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明に係る第1の音声通
信端末装置によれば、背景雑音が大きい音声データを取
り込んでも、登録済みである端末使用者の音声特徴を有
する音声データのみを伝送路に送出するので、背景雑音
を除去した明瞭な通信が可能となる。
【0031】また、本発明に係る第2の音声通信端末装
置によれば、背景雑音が大きい音声データを受信して
も、登録済みである通信相手の音声特徴を有する音声デ
ータのみを受話器に送出するので、背景雑音を除去した
明瞭な通信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1に係る第1実施例の音声通信
端末装置の機能ブロック図である。
【図2】本発明の請求項2に係る第2実施例の音声通信
端末装置の機能ブロック図である。
【図3】従来の音声通信端末装置の機能ブロック図であ
る。
【符号の説明】
1……送話器 2……受話器 3……入力装置 4……音声送信部 5……音声受信部 6……端末制御部 7……回線インタフェース部 8……音声分析部 9……音声特徴記憶部 10……音声識別部 101……音声通信端末装置本体 201……音声通信端末装置本体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送話器から取り込んだ音声データを音声
    送信部および回線インタフェース部を介して伝送路に送
    出し、かつ、伝送路から回線インタフェース部および音
    声受信部を介して受信した音声データを受話器に送出す
    るように構成された音声通信端末装置において、前記送
    話器から取り込んだ音声データを分析してその音声特徴
    を抽出する音声分析部と、予め前記音声分析部によって
    抽出された端末使用者の音声特徴を登録しておく音声特
    徴記憶部と、実通信において前記音声分析部によって抽
    出された音声特徴と前記音声特徴記憶部に登録されてい
    る音声特徴とを比較し音声特徴が一致する音声データの
    みを前記音声送信部に送出する音声識別部とを備えたこ
    とを特徴とする音声通信端末装置。
  2. 【請求項2】 送話器から取り込んだ音声データを音声
    送信部および回線インタフェース部を介して伝送路に送
    出し、かつ、伝送路から回線インタフェース部および音
    声受信部を介して受信した音声データを受話器に送出す
    るように構成された音声通信端末装置において、前記音
    声受信部が受信した相手側音声通信端末装置からの音声
    データを分析してその音声特徴を抽出する音声分析部
    と、予め前記音声分析部によって抽出された通信相手の
    音声特徴を登録しておく音声特徴記憶部と、実通信にお
    いて前記音声分析部によって抽出された音声特徴と前記
    音声特徴記憶部に登録されている音声特徴とを比較し音
    声特徴が一致する音声データのみを前記受話器に送出す
    る音声識別部とを備えたことを特徴とする音声通信端末
    装置。
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