JPH0766682B2 - 自動二輪車のヘッドランプ装置 - Google Patents

自動二輪車のヘッドランプ装置

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JPH0766682B2
JPH0766682B2 JP19882789A JP19882789A JPH0766682B2 JP H0766682 B2 JPH0766682 B2 JP H0766682B2 JP 19882789 A JP19882789 A JP 19882789A JP 19882789 A JP19882789 A JP 19882789A JP H0766682 B2 JPH0766682 B2 JP H0766682B2
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JP
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lamp
motorcycle
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幸一 嶋村
肇 田端
徹 長谷川
武史 帯刀
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は自動二輪車のヘッドランプ装置に関する。
(従来の技術) 自動二輪車にあっては、従来、フロントカウルの前面に
ヘッドランプ装置を設けている(特開平1−94084号公
報参照)。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述した自動二輪車にあっては、ヘッド
ランプ装置がフロントカウルの前面から突出するため、
空気抵抗が大きくなり、また、外観美も損なわれるとい
う問題があった。そして、このような問題を解決するた
めに、ヘッドランプ装置の廻りにフロントカウルとの間
で導風板を設けることが行なわれるが、部品点数の増大
を招くという新たな問題が生じる。
この発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、部品点
数を増大させること無く空気抵抗を小さくできる自動二
輪車のヘッドランプ装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この発明の自動二輪車のヘッドランプ装置は、前部がフ
ロントカウルで覆われた自動二輪車において、前記前部
にはフロントカウルと連続し且つ車幅方向に該フロント
カウル側面まで及ぶ幅広な曲面を有し、その後方に複数
のランプからなるランプユニットを配置するとともに該
ランプユニットを構成する各ランプの前方に対応した透
明部とその他に対応した半透明部からなるアウタレンズ
を取付けたことが要旨である。
(作用) この発明にかかる自動二輪車のヘッドランプ装置によれ
ば、アウタレンズがフロントカウルと連続する曲面を成
すため、別の部品を用いること無く空気抵抗を小さくで
き、また、良好な外観美を維持できる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図から第6図はこの発明の一実施例にかかる自動二
輪車のヘッドランプ装置を表し、第1図が自動二輪車の
正面図、第2図が自動二輪車の斜前方から見た斜視図、
第3図がヘッドランプ装置の正面拡大図、第4図が第3
図のIV−IV矢視断面図、第5図が第3図のV−V矢視断
面図、第6図が第3図のVI−VI矢視断面図である。な
お、第4,5,6図には後述する他の実施例の構成部分を仮
想線で示してある。
第1図および第2図において、11は自動二輪車を示し、
自動二輪車11は前方がフロントカウル12で、後方がリア
カウル13で覆われている。フロントカウル12はアッパカ
ウル14とミドルカウル16とを有する。なお、17はアッパ
カウル14の上方に配置されたウインドスクリーンであ
る。
アッパカウル14とウインドスクリーン17との間にはヘッ
ドランプ装置18が配設されている。ヘッドランプ装置18
は、前方を開口したハウジング19が図示しないフレーム
あるいはアッパカウル14等に支持され、ハウジング19の
前方の開口19aにアウタレンズ20が嵌着され、ハウジン
グ19内にランプユニット21が配設されている。ハウジン
グ10は開口19aの下縁をアッパカウル14の上縁と略一致
させて配置され、アウタレンズ20は第2図から明らかな
ように平面視略∩状の流線形状を有してアッパカウル14
と連続する曲面を成している。このアウタレンズ20は、
ランプユニット21の後述するランプに対応して2つの円
形透明部20a,20bを形成され、他部(図中打点部)に半
透明のくもり部20cを形成されている。
ランプユニット21は、すれ違いビーム用のランプ22、走
行ビーム用のランプ23およびポジションランプ24を有
し、ランプ22,23間にポジションランプ24が配置されて
いる。すれ違いビーム用のランプ22は、第4図に示すよ
うに、プロジェクタ式のランプから成り、回転楕円面状
の反射面25aを有する反射鏡25、バルブ26、シェード27
およびレンズ28を有する。反射鏡25はハウジング19に支
持され、この反射鏡25の反射面25a内に反射面25aの第1
焦点F1と一致する位置でバルブ26が設けられている。シ
ェード27は、遮光性を有し、反射面25aの第1焦点F1
第2焦点F2との間で光軸の下側に設けられている。レン
ズ28は、凸状のレンズから成り、シェード27の前方位置
で反射鏡25aの前端部に支持されている。このすれ違い
ビーム用のランプ22は、バルブ26が発する光が反射面25
aで反射した後、一部がシェード27により遮られて第2
焦点F2に収束し、レンズ28を経て前方に投光される。
走行ビーム用のランプ23は、第5図に示すように、略半
球面状の反射面29aを有する反射鏡29がハウジング19に
取り付けられ、この反射鏡29の反射面29a内にバルブ30
が、また、反射鏡29の前端に光学的模様を有するレンズ
31が設けられている。この走行ビーム用のランプ23はバ
ルブ30の発する光が反射面29aで反射してレンズ31から
投光される。また、第6図に示すように、ポジションラ
ンプ24はハウジング19の前方下部に起設されている。な
お、第1,3図に明らかなように、アウタレンズ20はポジ
ションランプ24の前方に透明部を有する。
このようなヘッドランプ装置18は、すれ違いビーム用の
ランプ22のみを点灯させてすれ違いビームを得、また、
すれ違いビーム用のランプ22と走行ビーム用のランプ23
との双方を点灯させて走行ビームを得る。そして、すれ
違いビーム用のランプ22を配光パターンが明確なプロジ
ェクタ式ランプから構成するため、グレアをきわめて少
なくできる。
一方、このヘッドランプ装置18にあっては、ハウジング
19、アウタレンズ20およびランプユニット2が予じめ組
み付けられ、これら組み付けられた全体をフレームある
いはアッパカウル14等に取り付けて自動二輪車11に嵌着
される。したがって、その装着が容易である。また、こ
のヘッドランプ装置18は、アウタレンズ20がアッパカウ
ル14と連続する曲面を成すため、空気抵抗を増大させる
ことも無く、また、外観美が損なわれることも無い。す
なわち、アウタレンズ20はフロントカウル12と同等の機
能を発揮するため、ヘッドランプ装置18を設けても空気
抵抗が増大することは無く、空気抵抗を小さくするため
の特別の部品を必要とせず、部品点数を削減できる。
第7図には、この発明の他の実施例にかかるヘッドラン
プ装置を示す。なお、前述した実施例と同一の部分には
同一の番号を付して説明を省略する。
この実施例は、前述した第4,5,6図中に仮想線で示すよ
うに、エクステンション32をアウタレンズ20と並設し、
また、アウタレンズ20の形状を前述の実施例と異ならせ
たものである。エクステンション32には、すれ違いビー
ム用のランプ22のレンズ28に略一致する透光穴32aおよ
び走行ビーム用のランプ23のレンズ31に略一致する透光
穴32bが形成され、また、これら透光穴32a,32b間に後方
に窪む凹部32cが形成されて該凹部32cの下部にポジショ
ンランプ24が設けられている。そして、アウタレンズ20
は、透明な部材から構成されて前述した実施例と同様に
アッパカウル14と連続する曲面を成し、また、前面に各
ランプ22,23,24に対応して所定の配光パターンを得るた
めの光学的模様33,34,35が形成されている。すれ違いビ
ーム用のランプ22に対応する光学的模様33はレンズ28に
対応した円形の領域の下側一部に形成され、走行ビーム
用のランプ23に対応する光学的模様34はレンズ31に対応
した円形の領域全域に形成されている。なお、すれ違い
ビーム用のランプ22に対応する光学的模様33は第8図に
示すような領域に形成することも可能である。
この実施例にあっても、アウタレンズ20がアッパカウル
14と連続する曲面を成すため、部品点数を増大すること
無く空気抵抗を小さくでき、また、外観美も向上させる
ことができる。
なお、上述した各実施例ではハウジング19とアッパカウ
ル14とが別個の部材から成るが、これらハウジングとア
ッパカウルとを一体化することも可能であり、また、フ
ロントカウル12に開口あるいは凹部を形成し、これら開
口あるいは凹部をフロントカウル12と連続する曲面を成
すアウタレンズ20で覆うことでも本発明は達成できる。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明にかかる自動二輪車のヘ
ッドランプ装置によれば、アウタレンズがフロントカウ
ルと連続する曲面を成すため、特別な部品を設けること
無く空気抵抗を小さくできる。
また、このヘッドランプ装置はアウタレンズがフロント
カウル側面まで及び幅広な半透明部を有しているため、
ランプを1つ点灯しただけで半透明部が明るくなり被視
認性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図から第6図はこの発明の一実施例にかかる自動二
輪車のヘッドランプ装置を示し、第1図が自動二輪車の
正面図、第2図が自動二輪車の斜め前方から見た斜視
図、第3図がヘッドランプ装置の拡大正面図、第4図が
第3図のIV−IV矢視断面図、第5図が第3図のV−V矢
視断面図、第6図が第3図のVI−VI矢視断面図である。
第7図がこの発明の他の実施例にかかる自動二輪車のヘ
ッドライト装置の拡大正面図、第8図が他の実施例のヘ
ッドライト装置の他の態様を示す拡大正面図である。 11……自動二輪車、12……フロントカウル 14……アッパカウル 18……ヘッドランプ装置 19……ハウジング、19a……開口 20……アウタレンズ 22……すれ違いビーム用ランプ 23……走行ビーム用ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 帯刀 武史 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭60−257001(JP,A) 特開 昭63−158701(JP,A) 特開 昭64−18739(JP,A) 実開 昭63−182986(JP,U) 実開 昭62−18994(JP,U) 実開 昭62−156093(JP,U) 特公 昭61−25589(JP,B2) 実公 昭61−37125(JP,Y2) 実公 昭63−9498(JP,Y2) 米国特許4631642(US,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前部がフロントカウルで覆われた自動二輪
    車において、前記前部にはフロントカウルと連続し且つ
    車幅方向に該フロントカウル側面まで及ぶ幅広な曲面を
    有し、その後方に複数のランプからなるランプユニット
    を配置するとともに該ランプユニットを構成する各ラン
    プの前方に対応した透明部とその他に対応した半透明部
    からなるアウタレンズを取付けたことを特徴とする自動
    二輪車のヘッドランプ装置。
  2. 【請求項2】前記複数のランプからなるランプユニット
    はすれ違いビーム用ランプと走行ビーム用ランプとを車
    幅方向に配置して成り、すれ違いビーム用ランプをプロ
    ジェクタ式ランプから構成したことを特徴とする請求項
    1記載の自動二輪車のヘッドランプ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4631642A (en) 1984-05-25 1986-12-23 Cibie Projecteurs Adaptor for coupling a light guide to a light source, in particular for providing an integrated side light in a motor vehicle headlamp assembly

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6137125U (ja) * 1984-08-08 1986-03-07 日本電気株式会社 スウイングア−ム保持部
JPH0412564Y2 (ja) * 1987-05-19 1992-03-26

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US4631642A (en) 1984-05-25 1986-12-23 Cibie Projecteurs Adaptor for coupling a light guide to a light source, in particular for providing an integrated side light in a motor vehicle headlamp assembly

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