JPH076663Y2 - 被覆電線切断・被覆剥取装置 - Google Patents

被覆電線切断・被覆剥取装置

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JPH076663Y2
JPH076663Y2 JP1988155956U JP15595688U JPH076663Y2 JP H076663 Y2 JPH076663 Y2 JP H076663Y2 JP 1988155956 U JP1988155956 U JP 1988155956U JP 15595688 U JP15595688 U JP 15595688U JP H076663 Y2 JPH076663 Y2 JP H076663Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は被覆電線を切断する処理と、切断された被覆
電線の切断端部における被覆部を剥取る処理とを実行す
る被覆電線切断・被覆剥取装置に関する。
(従来の技術とその課題) 第11図は従来の被覆電線切断・被覆剥取装置を示す要部
斜視図である。同図に示すように、被覆電線切断・被覆
剥取装置は被覆電線1を挟み込み可能に設けられた上下
一対のカッター11a,11bと、カッター11a,11bをそれぞれ
連動して駆動させるカッター駆動手段(図示省略)と、
被覆電線1をP方向あるいはQ方向に適当な量だけ移動
させる電線供給手段(図示省略)により構成されてい
る。
また、第11図に示すように、カッター11a,11bにはそれ
ぞれの先端に略V字形状(あるいは略U字形状)の刃部
12a,12bが形成されており、被覆電線1を同図に示すよ
うに配置して、カッター駆動手段によりカッター11a,11
bが全開状態から全閉状態に移行されると、刃部12a,12b
が被覆電線1を挟み込んで被覆電線1を切断する一方、
カッター11a,11bが全開状態から少開状態に移行される
と、刃部12a,12bがそれぞれ被覆電線1の被覆部に切込
むように構成している。
例えば、この種の被覆電線切断・被覆剥取装置として特
開昭60-204206号公報に開示するものがある。
次に、この被覆電線切断・被覆剥取装置による被覆電線
1の切断処理およびその切断端部の被覆部の剥取処理に
ついて説明する。
まず、被覆電線1が電線供給手段によりP方向に所定距
離だけ送給された後、カッター駆動手段によりカッター
11a,11bが駆動されて、カッター11a,11bが全閉状態に移
行する。これにより刃部12a,12bが被覆電線1を挟み込
み、被覆電線1が切断される(切断処理)。
それに続いて剥取処理が以下のようにして行われる。電
線供給手段により被覆電線1がP方向に適当な距離だけ
前進されて、剥取ろうとしている被覆部がカッター11a,
11bの前方位置に送り込まれる。そして、カッター駆動
手段によりカッター11a,11bが駆動されて、カッター11
a,11bが少開状態に移行する。これにより刃部12a,12bが
被覆電線1の被覆部に切込む。その後、その切込状態の
まま被覆電線1をQ方向に後退させて被覆電線1の被覆
部を剥取る。
ところで、上記のようにして剥取処理を行う際に、カッ
ター11a,11bの刃部12a,12bの切れ味が低下すると、それ
にともなって剥取長さの誤差が発生し、種々の不具合が
生じる。したがって、上記問題の発生を抑えるため、特
に剥取処理を行う際には、刃部12a,12bの切れ味を一定
以上確保する必要がある。
ここで、その切れ味の低下原因について考えてみる。そ
の低下原因としては、剥取処理にともなうものと、切断
処理に伴なうものとがある。これらのうち、後者のほう
がより重大であり、後者による切れ味低下の度合いが前
者によるそれよりも大きなものとなる。そのため、切断
処理に伴なう刃部12a,12bの切れ0味の低下による影響
を剥取処理に与えないように配慮することが望まれる。
しかしながら、従来の被覆電線切断・被覆剥取装置では
カッター11a,11bの刃部12a,12bを切断,剥取用として共
用しているために、切断処理に伴なう刃部12a,12bの切
れ味の低下が剥取処理に悪影響をおよぼし、剥取長さの
誤差を招くという問題がある。したがって、切断処理に
より切れ味が低下したカッター11a,11bを剥取用として
利用することができず、所定本数の被覆電線を切断処理
したカッター11a,11bについては一律に取り替える必要
がある。すなわち、カッター11a,11bを切断用として充
分に使用可能であるにもかかわらず、剥取用として利用
することができず、カッター11a,11bを交換しなけらば
ならないという問題があった。
また、カッター11a,11bの刃部12a,12bの形状は、第11図
に示すように、略V字形状であるため、切れ味が低下し
た刃部12a,12bの研磨処理に手間取るという問題もあ
る。
(考案の目的) この考案は上記課題を解決するためになされたもので、
カッターの長寿命化を図ることができ、しかも前記カッ
ターの研磨処理が容易な被覆電線切断・被覆剥取装置を
提供することを目的とする。
(目的を達成するための手段) この考案は、被覆電線を切断する処理と、切断された被
覆電線の切断端部における被覆部を剥取る処理とを実行
する被覆電線切断・被覆剥取装置であって、上記目的を
達成するため、その形状がほぼ一直線状であり、前記被
覆電線を挟み込んで切断する切断部と、その形状が略V
字あるいは略U字であり、前記被覆電線の被覆部を切り
込む部とをその幅方向に有する一対のカッターが対向状
に備えられ、該一対のカッターを開閉動作させるべく、
それぞれ連動して第1の方向に駆動させるカッター駆動
手段が備えられ、前記被覆電線を前記対向するカッター
間に移動させる電線供給手段が備えられ、該電線供給手
段により移動された被覆電線を、電線供給手段より前記
カッターに近い位置で保持し、かつ前記カッターの前記
切断部の領域と前記切込部の領域とのいずれかの領域を
選択すべく、被覆電線をカッターの幅方向に沿って移動
させる保持・移動手段が備えられてなる点にある。
(実施例) 第1A図はこの考案にかかる被覆電線切断・被覆剥取装置
の概略構成を示す構成図である。同図に示すように、被
覆電線切断・被覆剥取装置は被覆電線1を挟み込み可能
に対向状に設けられた上下一対のカッター2a,2bと、カ
ッター2a,2bをそれぞれ連動して第1の方向、即ち第1A
図の上下方向に駆動させるカッター駆動手段(図示省
略)と、被覆電線1を前記対向するカッター2a,2b間に
案内すべくP方向あるいはQ方向に適当な量だけ移動さ
せる電線供給手段3と、被覆電線1を保持しながら電線
送給方向であるP方向に垂直な方向(紙面に対して垂直
な方向)に適当な量だけ移動させる保持・移動手段4
と、電線供給手段3,カッター駆動手段および保持・移動
手段4を制御する制御部(図示省略)とで構成されてい
る。
第1B図に示すように、カッター2a,2bにはそれぞれの先
端にほぼ直線形状の切断用の切断部としての切断刃部5
a,5bと略V字形状(あるいは略U字形状)の被覆剥取用
の切込部としての剥取刃部6a,6bとがその幅方向に形成
されている。また、保持・移動手段4は電線供給手段3
により移動された被覆電線1を、電線供給手段3よりカ
ッター2a,2bに近い位置で保持すべく、被覆電線1の切
断位置より電線送給方向(P方向)に対して上流側の近
傍位置で被覆電線1を保持自在な保持手段(図示省略)
と、その保持手段により保持された被覆電線1が、切断
刃部5a,5bで挟まれた切断領域と剥取刃部6a,6bで挟まれ
た切込領域との間で移動自在となるように、保持手段を
移動可能とする移動手段(図示省略)とで構成されてい
る。
次に、この被覆電線切断・被覆剥取装置による被覆電線
1の切断処理およびその切断端部の被覆部の剥取処理に
ついて説明する。
まず、被覆電線1が電線供給手段3によりP方向に所定
距離だけ切断領域に送給され、保持・移動手段4が被覆
電線1を保持した後、第2A図に示すように、カッター駆
動手段によりカッター2a,2bが駆動されてカッター2a,2b
が全閉状態に移行する。これにより、切断刃部5a,5bが
被覆電線1を挟み込み、被覆電線1が切断される。
それに続いて剥取処理が以下のようにして行われる。保
持・移動手段4が被覆電線1を保持した状態でその被覆
電線1を切込領域に移動させる。そして、保持・移動手
段4が被覆電線1の保持を解除した後、電線供給手段3
により被覆電線1を電線送給方向であるP方向に適当な
距離だけ前進させて、剥取ろうとしている被覆部がカッ
ター2a,2bの前方位置に送り込まれる。それに続いて、
第2B図に示すように、カッター駆動手段によりカッター
2a,2bが駆動されてカッター2a,2bが少開状態に移行す
る。これにより剥取刃部6a,6bが被覆電線1の被覆部に
切込む。その後、電線供給手段3によりその切込状態
(第2B図)のまま被覆電線1がQ方向に後退されて、被
覆電線1の被覆部が剥取られる(第2C図)。
以上のように、カッター2a,2bに切断用の切断刃部5a,5b
と被覆剥取用の剥取刃部6a,6bとをそれぞれ設け、切断
処理時には切断刃部5a,5bを用いる一方、剥取処理時に
は剥取刃部6a,6bを用いるようにしたので、切断処理に
伴なう切断刃部5a,5bの切れ味の低下が生じたとして
も、剥取処理を行う剥取刃部6a,6bは切断処理をまった
く行わないため、剥取刃部6a,6bの切れ味の低下はほと
んど起こらない。したがって、剥取刃部6a,6bの切れ味
の低下にともなうカッター2a,2bの交換時期が延長さ
れ、カッター2a,2bの長寿命化を図ることができる。ま
た第1B図で示すように、切断部5a,5bの形状はほぼ直線
状であるため、従来のように略V字状(あるいは略U字
状)の場合に比べ、切断部5a,5bの研磨処理は容易であ
る。
また、上記実施例では被覆電線1の被覆部の剥取りを行
うために、切込状態(第2B図)にある被覆電線1をQ方
向に後退させる手段として電線供給手段3を用いたが、
保持・移動手段4の移動手段を切断領域と切込領域との
間で二次元的に移動自在となるように構成し、この保持
・移動手段4により切込状態(第2B図)にある被覆電線
1をQ方向に後退させるようにしても良い。
次に、この考案にかかる被覆電線切断・被覆剥取装置が
適用された一使用例について説明する。
A.使用例の構成 第3図はこの考案にかかる被覆電線切断・被覆剥取装置
の一実施例が適用されたハーネス製造装置を示す斜視
図、第4図はその側面図、第5図はその平面図である。
これらの図に示すように、この装置は被覆電線の両端に
端子の取付けられたハーネスを製造する装置であって、
電線供給手段50と、電線切断・切込手段100と、第1お
よび第2の保持・移動手段200,300と、第1および第2
の端子圧着手段400,500と、排出手段550とを備える。
そして、2本の被覆電線600a,600bを電線供給手段50に
より電線送給ラインXに沿って矢符P方向に所定量送給
し、第1の保持・移動手段200により被覆電線600a,600b
における切断予定領域近傍の電線送給方向Pに対し上流
側を保持するとともに、第2の保持・移動手段300によ
り下流側を保持し、電線切断・切込手段100により被覆
電線600a,600bを各々切断して切断処理を実行し、残留
電線と切断電線とに分割する。なお、以下の説明上の便
宜のため、被覆電線600aに切断処理を施した際に、電線
切断・切込手段100よりも上流側に位置する被覆電線を
「残留電線a」と称する一方、下流側に位置する被覆電
線を「切断電線a」と称する。また、被覆電線600bに切
断処理を施した際に、電線切断・切込手段100よりも上
流側に位置する被覆電線を「残留電線b」と称する一
方、下流側に位置する被覆電線を「切断電線b」と称す
る。
次に、第1の保持・移動手段200と電線切断・切込手段1
00とにより後に詳細するようにして残留電線a,bの被覆
部の下流側が剥取られ、更に第1の保持・移動手段200
により残留電線a,bが電線送給方向Pに交差する矢符R
方向に移動され、残留電線a,bの剥取端部に第1の端子
圧着手段400により端子が圧着され、再び第1の保持・
移動手段200により残留電線a,bが矢符S方向に移動され
て切断位置に戻る。一方、第2の保持・移動手段300と
電線切断・切込手段100とにより切断電線a,bの被覆部の
上流側が剥取られ、更に第2の保持・移動手段300によ
り切断電線a,bが矢符S方向に移動され、切断電線a,bの
剥取端部に第2の端子圧着手段500により端子が圧着さ
れる。その後切断電線a,bが排出手段550により排出さ
れ、第2の保持・移動手段300が矢符R方向に移動され
て元の位置に戻る。この動作が連続的に繰り返されて両
端部に端子の取付けられたハーネスが順次製造される。
なお、この装置では、被覆電線600a,600bを2本同時に
送給するように構成しているが、1本の被覆電線を送給
する場合にも基本的には同様な構成をとることになる。
以下、それぞれの各手段について詳細に説明する。
A-1.電線供給手段 第6図は電線供給手段50の斜視図である。第3図ないし
第6図に示すように、電線供給手段50には、その本体51
に2本の回転軸52,53が回転自在に貫通支持され、駆動
手段を構成するモータ56の回転駆動が動力伝達機構70を
介して上記回転軸52,53に同回転速度で伝達されるよう
に構成される。また、回転軸52,53にはそれぞれ噛合し
うるように開閉ギヤ58,59が回転自在に取付けられる。
開閉ギヤ58,59にはそれぞれローラ支持プレート60,61が
それぞれ取付けられるとともに、ローラ支持プレート60
が開閉シリンダ62のピストン部に枢結されて、ピストン
部が往復動作することにより、ローラ支持プレート60が
回転軸52を支点として上方(または下方)へ回転する一
方、その回転力が開閉ギヤ58,59を介してローラ支持プ
レート61に伝達されて、ローラ支持プレート61が下方
(または上方)に回転し、これによりローラ支持プレー
ト60,61が開閉するように構成されている。更に、回転
軸52,53にはそれぞれ測長ローラ63,64(第4図)が取付
けられるとともに、ローラ支持プレート60,61の先端側
にはそれぞれ送給ローラ65,66が回転自在に支持され、
更に測長ローラ63,64と送給ローラ65,66との間にそれぞ
れ送給ベルト67,68が掛け渡される。そして、被覆電線6
00a,600bを送給する際には、開閉シリンダ62を作動させ
てローラ支持プレート60,61に閉成させることにより、
送給ローラ65,66で被覆電線600a,600bを挾持する一方、
モータ56を回転駆動させて、その回転力を回転軸52,53
および測長ローラ63,64を介して送給ベルト67,68に伝
え、こうして送給ベルト67,68で被覆電線600a,600bを挾
持しながら矢符P方向に送給させるように構成してい
る。また、被覆電線600a,600bの送給を停止した際に
は、開閉シリンダ62により送給ローラ65,66を開成させ
て被覆電線600a,600bの送給ローラ65,66による挾持を解
除するように構成している。
A-2.電線切断・切込手段 第7図は電線切断・切込手段100の要部斜視図である。
第3図,第4図,第5図および第7図に示すように、電
線切断・切込手段100は、被覆電線600a,600bを挟み込み
可能に設けられた上下一対のカッター本体101,102と、
駆動手段を構成するモータ103(第4図)と、モータ103
の回転駆動をカッター本体101,102の上下動作に変換す
る平行リンク機構104とで構成される。カッター本体10
1,102にはそれぞれ対向するようにカッター105,105が設
けられるとともに、上下方向(TおよびU方向)に沿っ
てそれぞれレール107,107がそれぞれ取付けられる。一
方、外枠109には、レール107,107を摺動自在に支持する
レール受110,110がそれぞれ取付けられて、カッター本
体101,102がそれぞれ上下方向に摺動自在となるように
構成される。
第4図に示すように、モータ103の回転駆動がベルト112
により伝達されるプーリ113は外枠109に回転自在に取付
けられる。プーリ113にはその回転動作と連動するよう
に第1リンク114の一端および第2リンク115の一端がそ
れぞれ取付けられ、第1リンク114の他端に第3リンク1
16の一端が回転自在に取付けられるとともに、第3リン
ク116の他端がカッター本体101の上端に回転自在に取付
けられる。一方、下方に配置される第4リンク117は軸1
18を支点として回転するように外枠109に回転自在に取
付けられ、その第4リンク117の他端に第5リンク119の
一端が回転自在に取付けられるとともに、第5リンク11
9の他端がカッター本体102の下端に回転自在に取付けら
れる。更に、上記第4リンク117の一端には、第4リン
ク117と連動し軸118を支点として回転するように第6リ
ンク120の一端が取付けられ、第6リンク120の他端と上
記第2リンク115の他端とが第7リンク121により接続さ
れる。そして、モータ103が回転駆動されてプーリ113が
反時計方向に回転すると、第1および第2リンク114,11
5がそれぞれ反時計方向に回転して、第3リンク116が下
方へ押下げられてカッター本体101が下降し、同時に第
7リンク121が上昇し、それに追随して第6リンク120お
よび第4リンク117が反時計方向に回転し、第5リンク1
19が上方へ押上げられてカッター本体102が上昇する。
逆に、モータ109の回転駆動によりプーリ113が時計方向
に回転すると、カッター本体101が上昇し、同時にカッ
ター本体102が下降する。このように、モータ103の回転
駆動によりカッター本体101,102が開閉されるように構
成している。
また、第7図に示すように、カッター105,105にはそれ
ぞれ切断用の切断部としての切断刃部141,143と被覆剥
取用の切込部としての剥取刃部142,144がその幅方向に
形成される。そして、被覆電線600a,600bを同図の実線
に示すように配置して、カッター105,105が全開状態か
ら全閉状態に移行されると被覆電線600a,600bが切断刃
部141,143により芯線とともに切断される一方、カッタ
ー105,105が全開状態から少開状態に移行されると被覆
電線600a,600bの被覆部が剥取刃部142,144に切込まれる
ように構成している。
A-3.第1の保持・移動手段200 第8図は第1の保持・移動手段200を示す斜視図であ
る。第3図,第4図,第5図および第8図に示すよう
に、第1の保持・移動手段200は、被覆電線600a,600bを
保持可能な第1の保持手段201と、その第1の保持手段2
01を三次元方向に移動自在に支持する第1の移動手段20
2と、被覆電線600a,600bを保持するための駆動手段を構
成するシリンダ203a,203bと、第1の保持手段201を移動
させるための駆動手段を構成するモータ205,206(第4
図)とで構成される。
第1の移動手段202は、基体207と、その基体207に搭載
された水平移動機構208(第4図)と、その水平移動機
構208に搭載された進退移動機構209(第4図)と、その
進退移動機構209に設けられるとともに上記第1の保持
手段201が取付けられる昇降移動機構210とで構成され
る。すなわち、基体207には矢符R,Sに示す左右方向に沿
ってレール211が配設されるとともに、そのレール211に
水平移動機構208がレール長手方向に沿って摺動自在に
取付けられる。更に、進退移動機構209には矢符P,Qに示
す前後方向に沿ってレール213(第4図)が取付けられ
るとともに、このレール213が水平移動機構208のレール
受214に摺動自在に支持されて、進退移動機構209が水平
移動機構208に対し前後方向に沿って進退自在となるよ
うに取付けられる。更に、昇降移動機構210には矢符T,U
に示す上下方向に沿ってレール215が取付けられるとと
もに、このレール215が進退移動機構209のベアリング21
6(第4図)に摺動自在に支持されて、昇降移動機構210
が進退移動機構209に対し上下方向に沿って昇降自在と
なるように取付けられる。そして、水平移動機構208,進
退移動機構209および昇降移動機構210がそれぞれ適量に
移動することにより第1の保持手段201が三次元方向に
移動自在となるように構成される。
また、モータ205の回転軸にプーリ217が取付けられると
ともに、プーリ219が基体207に回転自在に取付けられ、
これらプーリ217,219間にベルト218が掛け渡される。更
に、ベルト218は水平移動機構208に接続片220を介して
連結されて、モータ205が回転駆動されてベルト218は回
転移動することにより、水平移動機構208が左右方向に
移動するように構成している。
モータ206を有する駆動機構212の左右両端にはそれぞれ
前後方向に沿って一対のレール221,221が配設されると
ともに、その一対のレール221,221にレール受222,222
(第4図)を介して進退移動部223がレール長手方向に
沿って摺動自在となるように取付けられる。進退移動部
223には左右方向に沿ってガイド溝224が形成されるとと
もに、このガイド溝224内に摺動自在に嵌合されたスラ
イド軸225に上記進退移動機構209の基端が回転自在に取
付けられる。一方、モータ206の回転軸に取付けられた
プーリ226(第4図)に対応して回転板227が駆動機構21
2の本体に回転自在に取付けられるとともに、その回転
板227とプーリ226との間にベルト228(第4図)が掛け
渡される。更に、回転板227の、回転軸227aの左右両端
にはそれぞれリンク機構229,229の一端が取付けられる
とともに、リンク機構229,229の他端が進退移動部223に
連結され、モータ206が回転駆動されて回転軸227aが第
4図反時計方向に回転すると、リンク機構229,229を介
して進退移動部223が前方(矢符Q方向)へ押込まれ、
それに伴い進退移動機構209が前方へ移動するように構
成されている。また、回転軸227aを逆回転させるように
すると、進退移動機構209が後方へ引き戻されるように
構成している。
進退移動機構209の前端にはばね受片230が突設されると
ともに、このばね受片230と昇降移動機構210との間に押
上ばね231が取付けられて、昇降移動機構210が上方へ押
上付勢されている。
昇降移動機構210に取付けられる第1の保持手段201は、
第5図に示すように、被覆電線600a,600bが挿通可能な
保持用筒体240a,240bが設けられる。この保持用筒体240
a,240bの胴部にはそれぞれ切欠が形成されるとともに、
その切欠にそれぞれ対応するように挾着爪242a,242bが
シリンダ203a,203bのピストン部に取付けられる。そし
て、シリンダ203a,203bが駆動して挾着爪242a,242bが閉
じると保持用筒体240a,240b内に挿通された被覆電線600
a,600bが挾着爪242a,242bと保持用筒体240a,240bの内周
面とにより挾着保持されるとともに、挾着爪242a,242b
が開くと被覆電線600a,600bの保持が解除されるように
構成されている。
また、第1の保持手段201には被覆電線600a,600bが保持
用筒体240a,240b内にガイドされるようにガイド部材250
が取付けられる。ガイド部材250はガイド用筒体251a,25
1bと、ガイド用筒体251a,251bにそれぞれ支持部材253a,
253bを介して取付けられるガイド用筒体252a,252bとで
構成される。そして、ガイド用筒体251a,252a間におけ
る被覆電線600aの露出領域およびガイド用筒体251b,252
b間における被覆電線600bの露出領域で、被覆電線600a,
600bが上記電線供給手段50により上下方向から挾持され
るように構成されている。
A-4.第2の保持・移動手段300 第9図は第2の保持・移動手段300を示す斜視図であ
る。第3図,第4図,第5図および第9図に示すよう
に、第2の保持・移動手段300は上記第1の保持移動手
段200と同様に、第2の保持手段301と第2の移動手段30
2とで構成される。第2の移動手段302が上記第1の移動
手段202に相違する点は、第2の移動手段302の昇降移動
機構308がシリンダ360a,360bにより昇降移動されるよう
に構成している点である。すなわち、シリンダ360a,360
bが進退移動機構309に取付けられるとともに、シリンダ
360a,360bのそれぞれのピストン部が昇降移動機構310に
接続されて、シリンダ360a,360bが駆動されることによ
り昇降移動機構310が昇降移動されるように構成され
る。
また、第2の保持手段301には、被覆電線600a,600bと対
応するように、保持用突片370a,370bが形成されて、保
持用突片370aと挾着爪342aとで上方に向けて開放された
保持用溝371aが形成されるとともに、保持用突片370bと
挾着爪342bとで同じく上方に向けて開放された保持用溝
371bが形成される。そして、被覆電線600a,600bを保持
用溝371a,371b内に収容した状態で、シリンダ303a,303b
が駆動して挾着爪342a,342bが閉じると被覆電線600a,60
0bが挾着保持されるとともに、挾着爪342a,342bが開く
と被覆電線600a,600bの保持が解除されるように構成さ
れている。更に挾着爪342a,342bを開いた状態で第2の
保持手段301をシリンダ360a,360bにより上昇させること
により、被覆電線600a,600bを保持用溝371a,371b内にそ
の上部開口より収容できるように構成されている。その
他の構成は上記第1の保持・移動手段200と同様である
ため同一部分に相当符号を付してその説明を省略する。
A-5.その他の手段 第3図ないし第5図に示すハーネス製造装置は上記した
電線供給手段50,電線切断・切込手段100および第1およ
び第2の保持・移動手段200,300以外に第1および第2
の端子圧着手段400,500および排出手段550とを備えてい
るが、これらの手段は本発明に直接関係しないので、こ
こではその構成の詳細な説明を省略する。
B.使用例の動作 第10図は上記ハーネス製造装置の動作を示すフローチャ
ートである。
このハーネス製造装置において、被覆電線600a,600bを
初期位置にセットした後、操作部(図示省略)を介しオ
ペレータが動作開始指令を与えると、被覆電線600a,600
bが電線供給手段50により挾持された後、送給ローラ65,
66が回転し始めて切断刃部141,143に挟まれた切断領域
への電線供給が開始される(ステップS101)。また、こ
のステップS101と併行して、測長ローラ63,64も回転し
始め、この測長ローラ63,64の回転に基づいて電線送給
量を計測する測長手段(図示省略)がその動作を開始す
る(ステップS102)。
次に、電線供給手段50による被覆電線600a,600bの送り
量が所定値になると、送給ローラ65,66の回転が停止し
て被覆電線600a,600bの送給が停止される(ステップS10
3)。この場合、電線供給手段50による被覆電線600a,60
0bの送り量は、予め操作部(図示省略)より入力される
被覆電線の切断長さに関する情報に基づいて決定され
る。
つづいて第1および第2の保持・移動手段200,300の保
持手段201,301により被覆電線600a,600bが保持される。
そして、送給ローラ65,66が開き被覆電線600a,600bの電
線供給手段50による挾持が解除される一方、カッター10
5,105が全閉する。これにより、切断刃部141,143が被覆
電線600a,600bをそれぞれ挟み込み、被覆電線600a,600b
が切断される。(切断処理:ステップS104)。
次に、保持手段301が左側(S方向)へ少し移動し、後
に行なわれる残留電線の前進時に残留電線と切断電線と
が干渉するのを防止するようにしている。また、保持手
段201がカッター105,105の幅方向に沿って移動されて剥
取刃部142,144に挟まれた剥取領域に移動され、ここに
残留電線a,bが剥取位置に移動される。そして、保持手
段201の前進(矢符P方向)により残留電線a,bが少し前
進し、その後カッター105,105が切込位置に移動する。
これにより、剥取刃部142,144が残留電線a,bの被覆部を
切込む。この場合、保持手段201による残留電線の前方
への送り量は、予め操作部(図示省略)より入力される
被覆部の剥取長さに関する情報に基づいて決定される。
そして、その切込状態のまま、保持手段201を後退させ
て、残留電線の下流側端部の被覆部を剥取る(第1の剥
取処理:ステップS105)。
次に、保持手段201が、移動手段202により第1の端子圧
着手段400に向けて右側(R方向)へ移動され、第1の
端子圧着手段400により残留電線a,bの剥取端部に端子が
順次圧着される(第1の端子圧着処理:ステップS10
6)。そして、上記第1の端子圧着処理(ステップS10
6)が完了すると、保持手段201が切断位置に戻る(ステ
ップS107)。
なお、第10図に示すように、上記ステップS106およびス
テップS107が行なわれる一方で、第2の剥取処理(ステ
ップS108)、第2の端子圧着処理(ステップS109)、排
出処理(ステップS110)が行なわれる。すなわち、上記
ステップS105とほぼ同様にして、第2の保持・移動手段
300と電線切断・切込手段100とにより切断電線の被覆部
の上流側が剥取られ(ステップS108)、更に第2の保持
・移動手段300により切断電線が矢符S方向に移動さ
れ、上記ステップS106とはぼ同様にして切断電線の剥取
端部に第2の端子圧着手段500により端子が圧着される
(ステップS109)。その後、切断電線が排出手段550に
より排出され(ステップS110)、第2の保持・移動手段
300の保持手段301が矢符R方向に移動されて元の位置に
戻る。
(考案の効果) 以上のように、この考案によれば、一対のカッターに被
覆電線を挟み込んで切断する切断部と前記被覆電線の被
覆部を切込む切込部とがその幅方向に設けられ、その一
対のカッターを駆動させるカッター駆動手段と、前記被
覆電線を前記カッター間に移動させる電線供給手段と、
該電線供給手段より前記カッターに近い位置で被覆電線
を保持し、かつカッターの切断部の領域と切込部の領域
とのいずれかの領域を選択すべく、被覆電線をカッター
の幅方向に沿って移動させる保持・移動手段とが備えら
れ、前記被覆電線の切断処理の際には前記切断部により
前記被覆電線を切断する一方、前記被覆電線の被覆部の
剥取処理の際には前記切込部により前記被覆電線の被覆
部の剥取を行うように構成したので、前記切断処理に伴
なう切断部の切れ味の低下が生じたとしても、剥取処理
を行う切込部は切断処理をまったく行わないため、切込
部の切れ味の低下はほとんど起らない。したがって、剥
取刃部の切れ味の低下にともなうカッターの交換時期が
延長され、カッターの長寿命化を図ることができる。
また、保持・移動手段により被覆電線を、電線供給手段
よりカッターに近い位置で保持し、切断部の領域と切込
部の領域との間で被覆電線を移動させる方式であり、精
度よく被覆電線を所定の位置に移動できると共に、ほぼ
一直線状とされた切断部の領域における切断位置を変更
することによってカッターのより長寿命化も図れる。
さらに、カッター駆動手段による切込量を変更すること
により、幅広い電線径にも1種のカッターで対応可能で
あるという利点もある。
また、前記切断部の形状がほぼ一直線状であるので、前
記切断部の研磨処理も容易であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1A図はこの考案にかかる被覆電線切断・被覆剥取装置
の概略構成を示す構成図、第1B図は第1A図の部分拡大
図、第2A図ないし第2C図は第1A図に示す被覆電線切断・
被覆剥取装置の動作状態を示す図、第3図はこの発明に
かかる一実施例を適用可能なハーネス製造装置を示す斜
視図、第4図はその側面図、第5図はその平面図、第6
図は電線供給手段を示す斜視図、第7図は電線切断・切
込手段を示す斜視図、第8図は第1の保持・移動手段を
示す斜視図、第9図は第2の保持・移動手段を示す斜視
図、第10図は第3図ないし第5図に示すハーネス製造装
置の動作を示すフローチャート、第11図は従来の被覆電
線切断・被覆剥取装置を示す要部斜視図である。 1,600a,600b……被覆電線、2a,2b,105……カッター、3,
50……電線供給手段、4……保持・移動手段、5a,5b,14
1,143……切断刃部、6a,6b,142,144……剥取刃部、100
……切断・切込手段、200……第1の保持・移動手段、3
00……第2の保持・移動手段、
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−204206(JP,A) 実開 昭56−139314(JP,U) 実開 昭57−47811(JP,U) 特公 昭51−13869(JP,B1) 実公 昭31−10400(JP,Y1) 実公 昭32−14500(JP,Y1) 実公 昭34−7200(JP,Y1) 実公 昭41−543(JP,Y1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被覆電線を切断する処理と、切断された被
    覆電線の切断端部における被覆部を剥取る処理とを実行
    する被覆電線切断・被覆剥取装置において、 その形状がほぼ一直線状であり、前記被覆電線を挟み込
    んで切断する切断部と、その形状が略V字あるいは略U
    字であり、前記被覆電線の被覆部を切込む切込部とをそ
    の幅方向に有する一対のカッターが対向状に備えられ、 該一対のカッターを開閉動作させるべく、それぞれ連動
    して第1の方向に駆動させるカッター駆動手段が備えら
    れ、 前記被覆電線を前記対向するカッター間に移動させる電
    線供給手段が備えられ、 該電線供給手段により移動された被覆電線を、電線供給
    手段により前記カッターに近い位置で保持し、かつ前記
    カッターの前記切断部の領域と前記切込部の領域とのい
    ずれかの領域を選択すべく、被覆電線をカッターの幅方
    向に沿って移動させる保持・移動手段が備えられてなる
    ことを特徴とする被覆電線切断・被覆剥取装置。
JP1988155956U 1988-04-27 1988-11-29 被覆電線切断・被覆剥取装置 Expired - Lifetime JPH076663Y2 (ja)

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DE68927608T DE68927608T2 (de) 1988-04-27 1989-04-24 Vorrichtung zur anbringung von kabelgeschirr
EP89905207A EP0365691B1 (en) 1988-04-27 1989-04-24 Harness manufacturing apparatus
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ES8901458A ES2013911A6 (es) 1988-04-27 1989-04-26 Aparato de preparacion de hilos de conexion prefabricados.
MX1580789A MX171804B (es) 1988-04-27 1989-04-26 Aparato productor de arneses electricos
NO895191A NO179887C (no) 1988-04-27 1989-12-21 Apparat for fremstilling av ledingslengder med kabelsko
KR89702448A KR0135616B1 (en) 1988-04-27 1989-12-27 Harness manufacturing apparatus

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JPS5240667B2 (ja) * 1974-07-25 1977-10-13
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JPS5747811U (ja) * 1980-08-29 1982-03-17
JPS60204206A (ja) * 1984-03-27 1985-10-15 株式会社小寺電子製作所 自動電線切断・剥皮方法及びその装置

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