JPH0766195A - シリコンウェーハの表面酸化膜形成方法 - Google Patents
シリコンウェーハの表面酸化膜形成方法Info
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- JPH0766195A JPH0766195A JP5186596A JP18659693A JPH0766195A JP H0766195 A JPH0766195 A JP H0766195A JP 5186596 A JP5186596 A JP 5186596A JP 18659693 A JP18659693 A JP 18659693A JP H0766195 A JPH0766195 A JP H0766195A
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Abstract
的な熱酸化、CVD処理に代わる保護膜の形成方法、特
に膜厚を正確に制御して形成できる方法野提供。 【構成】 シリコンウェーハを過酸化水素水、水酸化ア
ンモニウムと過酸化水素水、及び塩酸と過酸化水素水の
いずれかの希釈水溶液中に浸漬してその表面に酸化膜を
形成するものであり、処理液の組成、温度を一定に保
ち、処理時間を選定するか、あるいは処理液の温度、処
理時間を一定に保ち、水で希釈する液組成を選定して自
然酸化膜厚を制御することにより、任意の膜厚の酸化膜
を形成できるとともに、面内の膜厚分布が±1Åと極め
て均一な酸化膜を形成できる。 【効果】 酸化膜面内の膜厚分布が±1Åで50Å以下
の種々の酸化膜厚を有する標準試料を用いることで、従
来できなかったエリプソメーターによる50Å以下の薄
膜の膜厚測定が可能になる。
Description
面に生成させる自然酸化膜厚を制御する方法に係り、シ
リコンウェーハを水酸化アンモニウムあるいは塩酸と過
酸化水素水との水溶液中に浸漬処理し、例えば処理液の
液組成、処理温度を一定に保持し、処理時間を変化させ
て膜厚15Å以上の膜厚分布が±1Åの面内均一な自然
酸化膜を形成するシリコンウェーハの表面酸化膜形成方
法に関する。
970年よりRCA洗浄と呼ばれる浸漬式洗浄装置が使
用されて一般化されている。RCA洗浄は複数の洗浄槽
を並べて順番にウェーハを浸漬して一連の洗浄を行うも
ので、まず、APM(水酸化アンモニウム/過酸化水素
水)槽で微粒子や有機物を除去し、水洗槽(QDR槽)
で洗浄液を除去し、APM処理で発生した自然酸化膜及
び酸化膜に取り込まれた金属を、希フッ酸やバッファー
ドフッ酸のHF槽で除去し、水洗槽で洗浄液を除去した
後、HPM(塩酸/過酸化水素水)槽で表面の重金属の
除去を行い、再度水洗槽、最終水洗槽(FR槽)を経
て、遠心乾燥(SD)で乾燥を行う。従来、シリコンウ
ェーハの最終洗浄ではAPMで表面パーティクルを除去
した後に、ウェーハ表面の重金属を除去するためにHP
Mと呼ばれる酸洗浄が行われる。この洗浄は高純度の塩
酸、過酸化水素水、超純水を一定の割合に混合した溶液
を用いて行われる。一般に重金属は、酸性溶液に対して
高い溶解度を示すために、ウェーハ上の重金属を除去す
ることができる。この作用を用いてHPM洗浄が行われ
ている。
浄効果として、パーティクル除去、金属不純物除去、有
機物除去、マイクロラフネスの維持、表面の親水化が挙
げられる。よってこれらの液による洗浄の最適化は、こ
れらの効果を指針として決定されている。また、従来の
洗浄液に浸漬してシリコンウェーハ表面に生成される自
然酸化膜はその浸漬時間や温度にかかわらず一定であ
り、10Å〜15Åの膜厚を有するものであった。
と、上記のAPM洗浄やHPM洗浄で形成される膜厚は
10Å〜15Åでこれ以上厚い酸化膜を形成することは
できず、ウェーハ表面の保護膜形成方法として一般的な
熱酸化、CVD処理方法では、酸化膜の面内均一度を考
慮すると、50Å以下の薄い膜厚では高精度な均一度が
得られないものであった。
ーによるシリコン酸化膜厚測定は非破壊、非接触、およ
び簡便さからよく使われている。しかしながら、酸化膜
厚が薄くなると、その原理から測定値の信頼性が低くな
る。従って、50Å以下の薄い酸化膜の膜厚測定は光電
子分光(XPS)法が一般的によく使われる。しかしな
がらXPS法は超高真空(〜10-10torr)下での
測定で、かつ破壊分析となる。よって簡便な薄膜のシリ
コン酸化膜厚測定を行うには、0〜50Åの酸化膜付ウ
ェーハをいくつか作製し、XPS法等で酸化膜厚を測定
し、そのウェーハをエリプソメーターの校正用試料とし
て用いる必要がある。しかしながら約50Åのシリコン
酸化膜を面内均一に熱酸化、CVD処理で形成するのは
非常に困難であった。
法として、一般的な熱酸化、CVD処理に代わる保護膜
の形成方法、特に膜厚を正確に制御して形成できる方法
を提案することを目的とし、少なくともAPM洗浄やH
PM洗浄で形成される10Å〜15Åの膜厚以上の膜厚
を有する酸化膜の形成、熱酸化やCVD処理で膜面内を
均一厚みに形成困難な50Å以下の酸化膜の形成を可能
にするシリコンウェーハの表面酸化膜の形成方法の提供
を目的としている。
の保護膜形成方法として、一般的な熱酸化、CVD処理
に代わる保護膜の形成方法を目的に種々検討した結果、
APM洗浄やHPM洗浄で形成される10Å〜15Åの
膜厚を有する酸化膜に着目した。該APM、HPM洗浄
液は洗浄を目的とした場合は、前述のパーティクル除
去、金属不純物除去、有機物除去、マイクロラフネスの
維持、表面の親水化の効果を指針としているが、ウェー
ハ表面の保護膜形成として考えた場合には、これらの効
果を指針としただけでは解決できない。すなわち、自然
酸化膜厚を効果の一つとして見る必要があり、自然酸化
膜厚を水酸化アンモニウム−過酸化水素水−水、塩酸−
過酸化水素水−水および過酸化水素水−水で制御するこ
とが課題となることから、さらに検討を加えたところ、
従来選定されていた液組成をさらに水で希釈したとこ
ろ、10Å〜15Å以上の膜厚を有しかつ極めて均一度
が高い酸化膜を形成することができ、さらに処理温度、
処理時間、水希釈濃度を選定することにより、極めて正
確に生成膜厚を制御できることを知見し、この発明を完
成した。
を過酸化水素水、水酸化アンモニウムと過酸化水素水、
及び塩酸と過酸化水素水のいずれかの希釈水溶液中に浸
漬して表面に酸化膜を生成させる際に、処理液の組成、
温度を一定に保ち、処理時間を選定するか、あるいは処
理液の温度、処理時間を一定に保ち、水で希釈する液組
成を選定することにより、浸漬処理にて生成させる自然
酸化膜厚を制御することを特徴とするシリコンウェーハ
の表面酸化膜の形成方法である。
アンモニウムと過酸化水素水、及び塩酸と過酸化水素水
のいずれかの希釈水溶液は、ウェーハの洗浄方法として
採用されているAPM洗浄やHPM洗浄で従来選定され
ていた液組成をさらに水で希釈したことを特徴とする。
希釈水には純水が好ましい。過酸化水素水の場合は、過
酸化水素水:水が1:6以上に希釈されることが必要
で、1:6〜1:2000が好ましく、最も好ましい範
囲は1:50〜1:2000である。水酸化アンモニウ
ムと過酸化水素水の場合は、水酸化アンモニウム:過酸
化水素水:水が1:1:5以上に希釈されることが必要
で、1:1:5〜1:1:2000が好ましく、最も好
ましい範囲は1:1:50〜1:1:2000である。
塩酸と過酸化水素水の場合は、塩酸:過酸化水素水:水
が1:1:5以上に希釈されることが必要で、1:1:
5〜1:1:2000が好ましく、最も好ましい範囲は
1:1:50〜1:1:2000である。
アンモニウムと過酸化水素水、及び塩酸と過酸化水素水
のいずれかの希釈水溶液は、後述するごとく、シリコン
表面への酸化力が温度に依存するため、目的とする酸化
膜厚並びに液組成や処理時間等に応じて室温以上を適宜
選定するとよい。また、処理液の組成、温度を一定に保
ち、処理時間を選定して酸化膜厚を制御する際に、目的
とする酸化膜厚が比較的薄い場合は、例えば酸化力が穏
やかに作用するような条件を選定して制御精度を向上さ
せたり、逆に酸化力が強く作用するように条件を設定し
て厚い酸化膜を迅速にかつ精度よく設ける等、種々の制
御方法を採用することができる。さらに、処理液の温
度、処理時間を一定に保ち、水で希釈する液組成を選定
して酸化膜厚を制御する場合は、処理液の温度、処理時
間と液組成並びに生成される酸化膜厚の相関関係が予め
求められているため、酸化膜厚を極めて高精度で制御す
ることが可能となる。
浄液は、液の温度や浸漬時間にかかわらず酸化力が飽和
して生成される酸化膜の厚みは常に一定であるため、か
かる洗浄液で積極的に酸化膜を形成することは何ら行わ
れていなかった。この洗浄液をウェーハ表面の保護膜形
成に用いることを考えた発明者らは、従来組成より希釈
すると酸化膜形成が制御できることを知見し、さらに、
水酸化アンモニウム−過酸化水素水−水(1:1:
5)、塩酸−過酸化水素水−水(1:1:5)および過
酸化水素水−水(1:6)の処理液を処理時間10分で
処理温度を30℃、50℃、80℃に変化させて、その
時に形成された酸化膜厚の測定を行った。測定結果を図
1のA,Bに示すように、酸化膜厚の処理温度依存性が
確認された。すなわち、過酸化水素水のシリコン表面へ
の酸化力は、温度に依存することがわかる。次に、水酸
化アンモニウム−過酸化水素水−水の系において、処理
温度80℃、処理時間10分で液組成を種々変えて処理
を行い、その時に形成された酸化膜厚の測定を行った。
測定結果を図2のA,Bに示すように、水の希釈率の増
大に伴い酸化膜厚が増えていることがわかる。すなわ
ち、過酸化水素水の希釈に伴い、シリコン表面への過酸
化水素水による酸化力が強くなることが示された。ま
た、酸化膜面内の膜厚分布を測定すると±1Åであり、
これは測定機の測定誤差内であった。すなわち、ウェー
ハ面内の反応の均一性が示された。
を過酸化水素水、水酸化アンモニウムと過酸化水素水、
及び塩酸と過酸化水素水のいずれかの希釈水溶液中に浸
漬してその表面に酸化膜を形成するものであり、処理液
の組成、温度を一定に保ち、処理時間を選定するか、あ
るいは処理液の温度、処理時間を一定に保ち、水で希釈
する液組成を選定して自然酸化膜厚を制御することによ
り、任意の膜厚の酸化膜を形成できるとともに、実施例
に示す如く、面内の膜厚分布が±1Åと極めて均一な酸
化膜を形成できることを特徴とする。
成を、従来のAPM洗浄液より希釈した1:1:5〜
1:1:1001の範囲で選定した種々の処理液を作成
し、各処理液に処理温度80℃、処理時間10分の条件
でシリコンウェーハを浸漬して種々の膜厚を有する酸化
膜を形成した。処理液組成と生成酸化膜厚みとの関係を
図2に黒丸で示す。これらの酸化膜面内の膜厚分布を測
定すると±1Åであった。得られた種々の酸化膜の膜厚
を測定し、光電分布法(XPS)により求めたシリコン
酸化膜強度と、エリプソメーターから求めたシリコン酸
化膜厚の相関を図3に示す。図3より明らかなようにX
PSとエリプソメーターに直線関係があることにより、
40Å以下の薄い酸化膜でも、この発明方法による酸化
膜面内の膜厚分布が±1Åであり種々の酸化膜厚を有す
る標準試料があれば、厚さ測定が可能であることが示さ
れた。
従来のHPM洗浄液より希釈した1:1:5〜1:1:
1001の範囲で選定した種々の処理液を作成し、各処
理液に処理温度80℃、処理時間10分の条件でシリコ
ンウェーハを浸漬して種々の膜厚を有する酸化膜を形成
した。処理液組成と生成酸化膜厚みとの関係を図2に白
丸で示す。これらの酸化膜面内の膜厚分布を測定すると
±1Åであった。このように、水酸化アンモニウム−過
酸化水素水−水系の希釈処理液、あるいは塩酸−過酸化
水素水−水系の希釈処理液による浸漬処理で、自然酸化
膜厚の制御が可能であることが示された。なお、過酸化
水素水−水系の希釈処理液での処理においても同様の結
果が得られた。
水素水、水酸化アンモニウムと過酸化水素水、及び塩酸
と過酸化水素水のいずれかの希釈水溶液中に浸漬して、
処理液の組成、温度を一定に保ち、処理時間を選定する
か、あるいは処理液の温度、処理時間を一定に保ち、水
で希釈する液組成を選定して自然酸化膜厚を制御するこ
とにより、任意の膜厚の酸化膜を形成できるとともに、
面内の膜厚分布が±1Åと極めて均一な酸化膜を形成で
きる。さらに、この発明方法で得られた酸化膜面内の膜
厚分布が±1Åで50Å以下の種々の酸化膜厚を有する
標準試料を用いることで、従来できなかったエリプソメ
ーターによる50Å以下の薄膜の膜厚測定が可能になっ
た。
1:5)(SC1)、塩酸−過酸化水素水−水(1:
1:5)(SC2)および過酸化水素水−水(1:6)
の処理液で10分間、温度を変えてシリコンウェーハを
処理した後の酸化膜厚を示すグラフであり、Aは横軸が
温度、縦軸がエリプソメーターによる膜厚を示す、Bは
横軸が温度、縦軸が光電子分光法(XPS)によるSi
O2強度を示す。
ウム−過酸化水素水−水の配合比変化と酸化膜厚との関
係を示すグラフであり、Aは横軸が配合比、縦軸がエリ
プソメーターによる膜厚を示す、Bは横軸が配合比、縦
軸が光電子分光法(XPS)によるSiO2強度を示
す。
光電子分光法(XPS)の相関を示すグラフである。
ーによるシリコン酸化膜厚測定は非破壊、非接触、およ
び簡便さからよく使われている。しかしながら、酸化膜
厚が薄くなると、その原理から測定値の信頼性が低くな
る。従って、50Å以下の薄い酸化膜の膜厚測定はX線
光電子分光法(XPS)が一般的によく使われる。しか
しながらXPSは超高真空(〜10-10torr)下で
の測定で、かつ破壊分析となる。よって簡便な薄膜のシ
リコン酸化膜厚測定を行うには、0〜50Åの酸化膜付
ウェーハをいくつか作製し、XPSで酸化膜厚を測定
し、そのウェーハをエリプソメーターの校正用試料とし
て用いる必要がある。しかしながら約50Åのシリコン
酸化膜を面内均一に熱酸化、CVD処理で形成するのは
非常に困難であった。
過酸化水素水、及び塩酸と過酸化水素水のいずれかの希
釈水溶液は、ウェーハの洗浄方法として採用されている
APM洗浄やHPM洗浄で従来選定されていた液組成を
さらに希釈したことを特徴とする。希釈水には純水が好
ましい。過酸化水素水の場合は、過酸化水素水:水が
1:6以上に希釈されることが必要で、1:6〜1:2
000が好ましく、最も好ましい範囲は1:50〜1:
2000である。水酸化アンモニウムと過酸化水素水の
場合は、水酸化アンモニウム:過酸化水素水:水が1:
1:5以上に希釈されることが必要で、水酸化アンモニ
ウム(28wt%)と過酸化水素水(31wt%)の体
積比(過酸化水素水/水酸化アンモニウム)をXとした
場合、Xが1〜20の範囲においてX:水がX:5以上
に希釈されることが必要で、X:5〜X:2000が好
ましく、最も好ましい条件はX:50〜X:2000で
ある。塩酸と過酸化水素水の場合は、塩酸:過酸化水素
水:水が1:1:5以上に希釈されることが必要で、塩
酸(35wt%)と過酸化水素水(31wt%)の体積
比(過酸化水素水/塩酸)をYとした場合、Yが1〜2
0の範囲においてY:水がY:5以上に希釈されること
が必要で、Y:5〜Y:2000が好ましく、最も好ま
しい条件はY:50〜Y:2000である。
成を、従来のAPM洗浄液より希釈した1:1:5〜
1:1:1001の範囲で選定した種々の処理液を作成
し、各処理液に処理温度80℃、処理時間10分の条件
でシリコンウェーハを浸漬して種々の膜厚を有する酸化
膜を形成した。処理液組成と生成酸化膜厚みとの関係を
図2に黒丸で示す。これらの酸化膜面内の膜厚分布を測
定すると±1Åであった。得られた種々の酸化膜の膜厚
を測定し、X線光電分布法(XPS)により求めたシリ
コン酸化膜強度と、エリプソメーターから求めたシリコ
ン酸化膜厚の相関を図3に示す。図3より明らかなよう
にXPSとエリプソメーターに直線関係があることによ
り、40Å以下の薄い酸化膜でも、この発明方法による
酸化膜面内の膜厚分布が±1Åであり種々の酸化膜厚を
有する標準試料があれば、厚さ測定が可能であることが
示された。
1:5)(SC1)、塩酸−過酸化水素水−水(1:
1:5)(SC2)および過酸化水素水−水(1:6)
の処理液で10分間、温度を変えてシリコンウェーハを
処理した後の酸化膜厚を示すグラフであり、Aは横軸が
温度、縦軸がエリプソメーターによる膜厚を示す、Bは
横軸が温度、縦軸がX線光電子分光法(XPS)による
SiO2強度を示す。
ウム−過酸化水素水−水の配合比変化と酸化膜厚との関
係を示すグラフであり、Aは横軸が配合比、縦軸がエリ
プソメーターによる膜厚を示す、Bは横軸が配合比、縦
軸がX線光電子分光法(XPS)によるSiO2強度を
示す。
X線光電子分光法(XPS)の相関を示すグラフであ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 シリコンウェーハを過酸化水素水、水酸
化アンモニウムと過酸化水素水、及び塩酸と過酸化水素
水のいずれかの希釈水溶液中に浸漬して表面に酸化膜を
生成させる際に、処理液の組成、温度を一定に保ち、処
理時間を選定し浸漬処理にて生成させる自然酸化膜厚を
制御することを特徴とするシリコンウェーハの表面酸化
膜形成方法。 - 【請求項2】 シリコンウェーハを過酸化水素水、水酸
化アンモニウムと過酸化水素水、及び塩酸と過酸化水素
水のいずれかの希釈水溶液中に浸漬して表面に酸化膜を
生成させる際に、処理液の温度、処理時間を一定に保
ち、水で希釈する液組成を選定し浸漬処理にて生成させ
る自然酸化膜厚を制御することを特徴とするシリコンウ
ェーハの表面酸化膜形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5186596A JPH0766195A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | シリコンウェーハの表面酸化膜形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5186596A JPH0766195A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | シリコンウェーハの表面酸化膜形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0766195A true JPH0766195A (ja) | 1995-03-10 |
Family
ID=16191325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5186596A Pending JPH0766195A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | シリコンウェーハの表面酸化膜形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0766195A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1993
- 1993-06-29 JP JP5186596A patent/JPH0766195A/ja active Pending
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