JPH076598B2 - ボンベ付ガス供給装置におけるボンベ収納キャビネット - Google Patents
ボンベ付ガス供給装置におけるボンベ収納キャビネットInfo
- Publication number
- JPH076598B2 JPH076598B2 JP7070393A JP7070393A JPH076598B2 JP H076598 B2 JPH076598 B2 JP H076598B2 JP 7070393 A JP7070393 A JP 7070393A JP 7070393 A JP7070393 A JP 7070393A JP H076598 B2 JPH076598 B2 JP H076598B2
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- Japan
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- cylinder
- gas supply
- gas
- storage cabinet
- valve
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- Assembled Shelves (AREA)
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はボンベ付ガス供給装置に
おけるボンベ収納キャビネットに関するものである。
おけるボンベ収納キャビネットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のボンベ付半導体材料ガス
供給機構を示し、1a,1bは夫々シラン,ホスフィン
等の半導体材料ガスのボンベ、2はガス供給口、3a,
3bは夫々上記ボンベ1a,1bとガス供給口2間を連
通するガス供給ライン、4a,4b及び5a,5bは夫
々上記ガス供給ライン3a,3bに介挿したボンベ側高
圧開閉弁及びガス供給口側低圧開閉弁、6はパージ用N
2 ガス源、7a,7bは夫々このN2 ガス源6と上記ガ
ス供給ライン3a,3bのボンベ接続部分間を連通する
パージライン、8a,8bは夫々上記パージライン 7
a,7bに介挿された開閉弁、9はベント口、10a,
10bは夫々このベント口9と上記ガス供給ライン3
a,3b内の高圧開閉弁4a,4bのボンベ側開口間を
連通するベントライン、11a,11bは夫々上記ベン
トライン10a,10bに介挿された開閉弁、12は上
記ベント口9に真空を作用せしめるためのエゼクター、
13はこのエゼクター12にエゼクター作用を生ぜしめ
るために流す高圧N2 ガスのガス源、14はその供給ラ
イン、17a,17bはボンベ接続用口金、18a,1
8bは夫々ボンベ1a,1bのボンベ口金開閉弁であ
る。
供給機構を示し、1a,1bは夫々シラン,ホスフィン
等の半導体材料ガスのボンベ、2はガス供給口、3a,
3bは夫々上記ボンベ1a,1bとガス供給口2間を連
通するガス供給ライン、4a,4b及び5a,5bは夫
々上記ガス供給ライン3a,3bに介挿したボンベ側高
圧開閉弁及びガス供給口側低圧開閉弁、6はパージ用N
2 ガス源、7a,7bは夫々このN2 ガス源6と上記ガ
ス供給ライン3a,3bのボンベ接続部分間を連通する
パージライン、8a,8bは夫々上記パージライン 7
a,7bに介挿された開閉弁、9はベント口、10a,
10bは夫々このベント口9と上記ガス供給ライン3
a,3b内の高圧開閉弁4a,4bのボンベ側開口間を
連通するベントライン、11a,11bは夫々上記ベン
トライン10a,10bに介挿された開閉弁、12は上
記ベント口9に真空を作用せしめるためのエゼクター、
13はこのエゼクター12にエゼクター作用を生ぜしめ
るために流す高圧N2 ガスのガス源、14はその供給ラ
イン、17a,17bはボンベ接続用口金、18a,1
8bは夫々ボンベ1a,1bのボンベ口金開閉弁であ
る。
【0003】又図4において16は前面に扉15a,1
5bを有し、内部に上記ボンベを収納するキャビネット
である。
5bを有し、内部に上記ボンベを収納するキャビネット
である。
【0004】このような従来のボンベ付ガス供給機構に
おいては、例えばボンベ1a内のガスが消耗したとき、
これを検知して自動的にガス供給ラインを3aから3b
に切り替えてボンベ1bを使用し、ボンベ1bを使用し
ている間にボンベ1aを新しいボンベに交換するように
している。
おいては、例えばボンベ1a内のガスが消耗したとき、
これを検知して自動的にガス供給ラインを3aから3b
に切り替えてボンベ1bを使用し、ボンベ1bを使用し
ている間にボンベ1aを新しいボンベに交換するように
している。
【0005】このボンベ1aの交換に際してはガス供給
ライン3a内に残存する有害な又は危険性のあるガスが
外部に漏れるのを防ぐためボンベ1a切り離しに先立っ
て制御系(図示せず)によってガス供給ライン3a内の
高圧及び低圧開閉弁4a,5aを閉じ、パージライン7
a内の開閉弁8a及びベントライン10a内の開閉弁1
1aを開いてパージ用N2 ガス源6からパージ用N2 ガ
スをパージライン7a、ボンベ側のガス供給ライン3a
及びベントライン10aを介してベント口9から排出せ
しめ、この際エゼクター12による真空排気作用が上記
排気を促進し、ボンベ側のガス供給ライン3a内から有
害又は危険性のあるガスが完全にベントガス処理機構
(図示せず)内に排出処理されるようにしている。
ライン3a内に残存する有害な又は危険性のあるガスが
外部に漏れるのを防ぐためボンベ1a切り離しに先立っ
て制御系(図示せず)によってガス供給ライン3a内の
高圧及び低圧開閉弁4a,5aを閉じ、パージライン7
a内の開閉弁8a及びベントライン10a内の開閉弁1
1aを開いてパージ用N2 ガス源6からパージ用N2 ガ
スをパージライン7a、ボンベ側のガス供給ライン3a
及びベントライン10aを介してベント口9から排出せ
しめ、この際エゼクター12による真空排気作用が上記
排気を促進し、ボンベ側のガス供給ライン3a内から有
害又は危険性のあるガスが完全にベントガス処理機構
(図示せず)内に排出処理されるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然しながら上記のよう
な従来のボンベ付ガス供給機構においてはボンベ収納キ
ャビネット内に空気が混入すると爆発するガスが充満し
た場合、このガスの爆発によって扉が前方に飛散し、ボ
ンベ交換作業員を傷つけ、又は作業員の面前に有害なガ
スが噴出する危険があった。
な従来のボンベ付ガス供給機構においてはボンベ収納キ
ャビネット内に空気が混入すると爆発するガスが充満し
た場合、このガスの爆発によって扉が前方に飛散し、ボ
ンベ交換作業員を傷つけ、又は作業員の面前に有害なガ
スが噴出する危険があった。
【0007】本発明は上記の問題を解決するものであ
る。
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のボンベ付ガス供
給装置におけるボンベ収納キャビネットは前面に設けた
複数の扉と、上面に設けたリリーフ弁とを有し、このリ
リーフ弁が前記扉を破壊せしめる内圧より小さい内圧で
開かれる弁であることを特徴とする。
給装置におけるボンベ収納キャビネットは前面に設けた
複数の扉と、上面に設けたリリーフ弁とを有し、このリ
リーフ弁が前記扉を破壊せしめる内圧より小さい内圧で
開かれる弁であることを特徴とする。
【0009】本発明のボンベ付ガス供給装置におけるボ
ンベ収納キャビネットにおいてはキャビネットが爆発し
た際、前面扉よりも前にリリーフ弁が開き、前面扉の破
壊が防がれる。
ンベ収納キャビネットにおいてはキャビネットが爆発し
た際、前面扉よりも前にリリーフ弁が開き、前面扉の破
壊が防がれる。
【0010】
【実施例】以下図面によって本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0011】本発明においては図4に示すようなボンベ
を収納する2枚の扉15a,15bを有するキャビネッ
ト16において、上面に破壊板や開閉扉等より成るリリ
ーフ弁19a,19bを設け、このリリーフ弁19a,
19bはキャビネット16内のガスが爆発した際これに
よって生じた内圧が扉15a,15bを破壊する大きさ
に達する前の低い内圧で開かれ、この開かれたリリーフ
弁を介して内圧が抜けるようにする。このリリーフ弁
は、例えば開口と、この開口を塞ぐよう開口の一端に開
閉自在に枢支した蓋とを有し、この蓋の自重と、蓋が受
ける受圧面積との関係で開かれるときの圧力が定められ
るようにした、従来既知のものを用いる。
を収納する2枚の扉15a,15bを有するキャビネッ
ト16において、上面に破壊板や開閉扉等より成るリリ
ーフ弁19a,19bを設け、このリリーフ弁19a,
19bはキャビネット16内のガスが爆発した際これに
よって生じた内圧が扉15a,15bを破壊する大きさ
に達する前の低い内圧で開かれ、この開かれたリリーフ
弁を介して内圧が抜けるようにする。このリリーフ弁
は、例えば開口と、この開口を塞ぐよう開口の一端に開
閉自在に枢支した蓋とを有し、この蓋の自重と、蓋が受
ける受圧面積との関係で開かれるときの圧力が定められ
るようにした、従来既知のものを用いる。
【0012】
【発明の効果】上記のように本発明のボンベ付ガス供給
装置におけるボンベ収納キャビネットによればたとえキ
ャビネットが爆発してもリリーフ弁が開くため内圧は扉
が破壊される大きさに上昇せず、従って作業員が扉によ
って損傷を受けたり、ガスが作業員に向かって噴出する
危険性を防ぐことができる大きな利益がある。
装置におけるボンベ収納キャビネットによればたとえキ
ャビネットが爆発してもリリーフ弁が開くため内圧は扉
が破壊される大きさに上昇せず、従って作業員が扉によ
って損傷を受けたり、ガスが作業員に向かって噴出する
危険性を防ぐことができる大きな利益がある。
【0013】尚上記リリーフ弁をキャビネットの背面に
設けた場合にはリリーフ弁を介して抜けたガス圧によっ
てキャビネットが前方に押し出されるおそれがあり好ま
しく無い。
設けた場合にはリリーフ弁を介して抜けたガス圧によっ
てキャビネットが前方に押し出されるおそれがあり好ま
しく無い。
【図1】本発明のボンベ付ガス供給装置におけるボンベ
収納キャビネットの正面図である。
収納キャビネットの正面図である。
【図2】本発明のボンベ付ガス供給装置におけるボンベ
収納キャビネットの平面図である。
収納キャビネットの平面図である。
【図3】従来のボンベ付ガス供給機構の構成図である。
【図4】従来のキャビネットの正面図である。
1a ボンベ 1b ボンベ 2 ガス供給口 3a ガス供給ライン 3b ガス供給ライン 4a 高圧開閉弁 4b 高圧開閉弁 5a 低圧開閉弁 5b 低圧開閉弁 6 N2 ガス源 7a パージライン 7b パージライン 8a 開閉弁 8b 開閉弁 9 ベント口 10a ベントライン 10b ベントライン 11a 開閉弁 11b 開閉弁 12 エゼクター 13 N2 ガス源 14 ガス供給ライン 15a 扉 15b 扉 16 キャビネット 17a ボンベ接続用口金 17b ボンベ接続用口金 18a ボンベ用口金開閉弁 18b ボンベ用口金開閉弁 19a リリーフ弁 19b リリーフ弁
Claims (1)
- 【請求項1】 前面に設けた複数の扉と、上面に設けた
リリーフ弁とを有し、このリリーフ弁が前記扉を破壊せ
しめる内圧より小さい内圧で開かれる弁であることを特
徴とするボンベ付ガス供給装置におけるボンベ収納キャ
ビネット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7070393A JPH076598B2 (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | ボンベ付ガス供給装置におけるボンベ収納キャビネット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7070393A JPH076598B2 (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | ボンベ付ガス供給装置におけるボンベ収納キャビネット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0642700A JPH0642700A (ja) | 1994-02-18 |
JPH076598B2 true JPH076598B2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=13439232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7070393A Expired - Lifetime JPH076598B2 (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | ボンベ付ガス供給装置におけるボンベ収納キャビネット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH076598B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102011082580A1 (de) * | 2011-09-13 | 2013-03-14 | Siemens Aktiengesellschaft | HF-Resonator und Teilchenbeschleuniger mit HF-Resonator |
JP7142828B2 (ja) * | 2020-07-28 | 2022-09-28 | 株式会社タツノ | ガス充填装置 |
JP7142827B2 (ja) * | 2020-07-28 | 2022-09-28 | 株式会社タツノ | ガス充填装置 |
-
1993
- 1993-03-08 JP JP7070393A patent/JPH076598B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0642700A (ja) | 1994-02-18 |
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