JP2822992B2 - ベント機構 - Google Patents
ベント機構Info
- Publication number
- JP2822992B2 JP2822992B2 JP8227242A JP22724296A JP2822992B2 JP 2822992 B2 JP2822992 B2 JP 2822992B2 JP 8227242 A JP8227242 A JP 8227242A JP 22724296 A JP22724296 A JP 22724296A JP 2822992 B2 JP2822992 B2 JP 2822992B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decompression chamber
- case
- vent port
- chamber
- vent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はベント機構に関し、
特に射出成形機や押出機に用いるベント機構に関する。
特に射出成形機や押出機に用いるベント機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のベント機構は、射出シリンダの内
部と連絡したベント口と、ベント口を内部に含む減圧室
と、揮発分を凝縮させる凝縮室と、前述の減圧室と前述
の凝縮室とを連結する連結管と、前述の連結管と真空ポ
ンプとをつなぐホースと、前述の減圧室に設けられた蓋
とを含み構成される。
部と連絡したベント口と、ベント口を内部に含む減圧室
と、揮発分を凝縮させる凝縮室と、前述の減圧室と前述
の凝縮室とを連結する連結管と、前述の連結管と真空ポ
ンプとをつなぐホースと、前述の減圧室に設けられた蓋
とを含み構成される。
【0003】図2は、従来のベント機構の一例の示す説
明図である。
明図である。
【0004】図2に示すベント機構は、射出シリンダ1
の内部と連絡したベント口2と、ベント口2を内部に含
む減圧室3と、揮発分を凝縮させる凝縮室4と、前述の
減圧室3と前述の凝縮室4とを連結する連結管5と、前
述の連結管5と真空ポンプ6とをつなぐホース7と、減
圧室3に設けられた蓋8とを含み構成される。
の内部と連絡したベント口2と、ベント口2を内部に含
む減圧室3と、揮発分を凝縮させる凝縮室4と、前述の
減圧室3と前述の凝縮室4とを連結する連結管5と、前
述の連結管5と真空ポンプ6とをつなぐホース7と、減
圧室3に設けられた蓋8とを含み構成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する第1の課題は、前述の従来のベント機構は、ベント
口2からベントアップした熱可塑性樹脂が、ベント口2
を塞いでしまい減圧を妨げベント効果を低下させるとい
う欠陥があった。その理由は、ベント口2からベントア
ップした熱可塑性樹脂により、ベント口2が塞がれてし
まうと射出シリンダ1と減圧室3との間が遮断されるた
め、射出シリンダ1がベント口2から減圧されなくなる
ためである。
する第1の課題は、前述の従来のベント機構は、ベント
口2からベントアップした熱可塑性樹脂が、ベント口2
を塞いでしまい減圧を妨げベント効果を低下させるとい
う欠陥があった。その理由は、ベント口2からベントア
ップした熱可塑性樹脂により、ベント口2が塞がれてし
まうと射出シリンダ1と減圧室3との間が遮断されるた
め、射出シリンダ1がベント口2から減圧されなくなる
ためである。
【0006】本発明が解決しようとする第2の課題は、
ベント口2を塞いだ熱可塑性樹脂を取り除くために減圧
室3に設けられた蓋8を開く際に、減圧を中断せざる終
えないという欠点があった。その理由は、減圧室3に設
けられた蓋8を開くと、減圧室内が開放され大気圧にな
るためである。
ベント口2を塞いだ熱可塑性樹脂を取り除くために減圧
室3に設けられた蓋8を開く際に、減圧を中断せざる終
えないという欠点があった。その理由は、減圧室3に設
けられた蓋8を開くと、減圧室内が開放され大気圧にな
るためである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のベント機構は、
射出シリンダの内部と連結したベント口を内部に含む減
圧室と、揮発分を凝縮させる凝縮室と、前述の減圧室と
前述の凝縮室とを連結する連結管と、前述の連結管と真
空ポンプとをつなぐホースと、前述のベント口の部分に
設けられたカッターと、前述の減圧室およびカッターの
下部に設けられたケースと、減圧室とケースとを遮断す
るシャッタと、前述のケースの下部に設けられた蓋とを
含んで構成される。
射出シリンダの内部と連結したベント口を内部に含む減
圧室と、揮発分を凝縮させる凝縮室と、前述の減圧室と
前述の凝縮室とを連結する連結管と、前述の連結管と真
空ポンプとをつなぐホースと、前述のベント口の部分に
設けられたカッターと、前述の減圧室およびカッターの
下部に設けられたケースと、減圧室とケースとを遮断す
るシャッタと、前述のケースの下部に設けられた蓋とを
含んで構成される。
【0008】[作用]ベント口からベントアップし、ベ
ント口を塞ぐ樹脂は、ベント口部に設けられたカッター
により切断され除去される。
ント口を塞ぐ樹脂は、ベント口部に設けられたカッター
により切断され除去される。
【0009】除去された樹脂が、減圧室およびカッター
の下部に設けられたケース内に落下した後、減圧室とケ
ースとの間に設けられたシャッタを閉じて、ケースに設
けた蓋を開きケース内の樹脂を取り除く。
の下部に設けられたケース内に落下した後、減圧室とケ
ースとの間に設けられたシャッタを閉じて、ケースに設
けた蓋を開きケース内の樹脂を取り除く。
【0010】樹脂を取り除く際、減圧室とケースとの間
は、シャッタにより遮断されるために減圧室内は、減圧
状態が維持される。
は、シャッタにより遮断されるために減圧室内は、減圧
状態が維持される。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例の構成
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【0012】図1に示すベント機構は、射出シリンダ1
の内部と連絡したベント口2を内部に含む減圧室3と、
揮発分を凝縮させる凝縮室4と、前述の減圧室3と前述
の凝縮室4を連結する連結管5と、前述の連結管5と真
空ポンプ6とをつなぐホース7と、前述のベント口2の
部分に設けられたカッター9と、前述の減圧室3および
カッター9の下部に設けられたケース10と、減圧室3
とケース10とを遮断するシャッタ11と、前述のケー
ス10の下部に設けられた蓋12とを含んで構成され
る。
の内部と連絡したベント口2を内部に含む減圧室3と、
揮発分を凝縮させる凝縮室4と、前述の減圧室3と前述
の凝縮室4を連結する連結管5と、前述の連結管5と真
空ポンプ6とをつなぐホース7と、前述のベント口2の
部分に設けられたカッター9と、前述の減圧室3および
カッター9の下部に設けられたケース10と、減圧室3
とケース10とを遮断するシャッタ11と、前述のケー
ス10の下部に設けられた蓋12とを含んで構成され
る。
【0013】次に、動作について説明する。
【0014】ベント口2からベントアップした熱可塑性
樹脂は、ベント口2の部分に設けられたカッター8によ
り切断され、下部に設けられたケース10に落下する。
ケース10内に落下した樹脂は、シャッタ11を遮断後
に、蓋12から取り除かれる。
樹脂は、ベント口2の部分に設けられたカッター8によ
り切断され、下部に設けられたケース10に落下する。
ケース10内に落下した樹脂は、シャッタ11を遮断後
に、蓋12から取り除かれる。
【0015】
【発明の効果】ベントアップした樹脂が、ベント口付近
に設けられたカッターにより切断された後に、減圧室の
減圧状態を維持しながら切断された樹脂を取り出すこと
ができるという効果がある。
に設けられたカッターにより切断された後に、減圧室の
減圧状態を維持しながら切断された樹脂を取り出すこと
ができるという効果がある。
【0016】その理由は、切断された樹脂を貯蔵するケ
ース10と減圧室3との間をシャッタ11により遮断さ
れるためケース10に設けられた蓋を開いても減圧室3
の減圧状態を維持できるからである。
ース10と減圧室3との間をシャッタ11により遮断さ
れるためケース10に設けられた蓋を開いても減圧室3
の減圧状態を維持できるからである。
【図1】本発明の一実施例の構成を示す説明図
【図2】従来の技術によるベント機構の構成の一例を示
す説明図
す説明図
1 射出シリンダ 2 ベント口 3 減圧室 4 凝縮室 5 連結管 6 真空ポンプ 7 ホース 8 連結管 9 カッタ 10 ケース 11 シャッタ 12 蓋
Claims (1)
- 【請求項1】 射出シリンダと減圧室との間のベント口
部に、ベントアップした熱可塑性樹脂を切断するカッタ
ーと、切断された樹脂を貯蔵するケースと、前記減圧室
と前記ケースとを遮断するシャッタとを備えて成ること
を特徴とするベント機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8227242A JP2822992B2 (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | ベント機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8227242A JP2822992B2 (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | ベント機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1067036A JPH1067036A (ja) | 1998-03-10 |
JP2822992B2 true JP2822992B2 (ja) | 1998-11-11 |
Family
ID=16857753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8227242A Expired - Lifetime JP2822992B2 (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | ベント機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2822992B2 (ja) |
-
1996
- 1996-08-28 JP JP8227242A patent/JP2822992B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1067036A (ja) | 1998-03-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980804 |