JPH0765982A - 車輌用放電灯の点灯回路 - Google Patents

車輌用放電灯の点灯回路

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JPH0765982A
JPH0765982A JP23548993A JP23548993A JPH0765982A JP H0765982 A JPH0765982 A JP H0765982A JP 23548993 A JP23548993 A JP 23548993A JP 23548993 A JP23548993 A JP 23548993A JP H0765982 A JPH0765982 A JP H0765982A
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昌康 山下
Atsushi Toda
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車輌用放電灯の個体差に応じた電力制御によ
り放電灯の始動時間を一定化させる。 【構成】 メタルハライドランプ10のランプ電圧−ラ
ンプ電流特性に係る制御線gについて3つの領域、即
ち、定格電力を越える電力をメタルハライドランプ10
に供給する発光促進領域Aaと、定格電力でメタルハラ
イドランプ10の制御を行う定電力制御領域Bと、両者
の間に設けられる移行領域Abとに区分する。そして、
ランプ電圧又はその相当信号の時間的変化を検出すると
ともに検出結果に応じて移行領域Abにおける制御線の
ランプ電圧に対する供給電力の変化率を制御するランプ
電圧変化検出/電力制御補正部14Bを設け、ランプ電
圧の変化に応じて供給電力の適正制御を行い、始動時間
のバラツキを抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な車輌用放電灯の点
灯回路に関する。詳しくは、放電灯の個体差に応じた電
力制御を行うことによって放電灯の始動時間のバラツキ
を低減することができるようにした新規な車輌用放電灯
の点灯回路を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】近時、車輌用灯具の光源として小型のメ
タルハライドランプが注目を浴びているが、その始動性
が問題となり、始動時間の短縮のために、例えば、点灯
直後に定常時の数倍に亘る過大なランプ電流を流して発
光管を急速に暖め、発光を促す方法が知られている。
【0003】しかし、点灯初期において単に過大なラン
プ電流を流すだけでは放電灯の光束が安定する迄の間に
オーバーシュート等が著しく光束の変動が大きくなって
しまうため、このような不都合を解消する方法として本
願出願人は光束を速やかに安定値へと移行させるように
した点灯回路を特願平2−263300(特開平4−1
41988号)出願にて開示している。
【0004】この例では、車輌用放電灯の点灯回路は、
直流電圧を交流電圧に変換して放電灯に供給するための
直流−交流変換手段を有するとともに、放電灯のランプ
電圧に関する検出信号を得るためのランプ電圧検出部
と、放電灯のランプ電流に関する検出信号を得るための
ランプ電流検出部と、ランプ電圧検出部からの検出信号
を受けてランプ電圧に対するランプ電流の制御指令信号
を生成し、この指令信号とランプ電流検出部からの検出
信号との差が生じなくなるように制御信号を直流−交流
変換手段に送出してその出力電圧を制御する電圧−電流
特性制御部とを備えている。
【0005】そして、ランプ電圧−ランプ電流特性上の
制御領域として放電灯の定格電力を超える電力供給が行
なわれるようにランプ電流の制御指令信号を生成する発
光促進領域から、定格電力での定電力制御が行なわれる
定電力制御領域へと移行させる際に、ランプ電圧に対す
る放電灯への供給電力の変化率が緩やかになるように制
御する電力変化率低減手段を設けている。
【0006】図14は横軸にランプ電圧(「VL」と記
す。)をとり、縦軸にランプ電流(「IL」と記す。)
をとって、制御線の一例aを示したものである。
【0007】図中のIL=ILmaxの区間が発光促進
領域Aaとされ、定電力曲線の直線近似として得られる
区間が定電力制御領域Bとされ、両領域の間に設けられ
る傾斜した直線で表される区間が移行領域Abとされ
る。
【0008】移行領域Abでの制御線においては、ラン
プ電圧VLの増加に対してランプ電流ILがある傾斜を
もって減少し、放電灯への供給電力の変化が緩和される
ので、光束の立ち上がり時におけるオーバーシュートや
アンダーシュートが抑制され光束が安定する迄に要する
時間が短縮されることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、放電灯は製
造上の誤差に起因した性能の違いを持っており、放電灯
の個体差が光束の立ち上がり特性に反映されることにな
るが、従来の点灯回路では放電灯の個体差に対応した電
力制御を行っていないため、始動時間にバラツキが生じ
てしまうという問題がある。
【0010】図15は個体差のある2つの放電灯につい
て、いずれも放電灯を冷えた状態から点灯させた場合
(所謂コールドスタート時)のランプ電圧VLの時間的
変化を概略的に示すものである。
【0011】図15(a)に示す特性をもった放電灯を
「放電灯A」とし、図15(b)に示す特性をもった放
電灯を「放電灯B」とすると、放電灯Aではランプ電圧
VLが時間の経過につれて比較的滑らかに上昇していく
のに対して、放電灯Bではある時刻t=tcを過ぎるあ
たりでランプ電圧VLの上昇率が大きくなる。
【0012】図16は図15に対応する光束(「L」と
記す。)の時間的変化を概略的に示すものであり、
(a)は放電灯Aに係る光束の立ち上がり特性を示し、
(b)は放電灯Bに係る光束の立ち上がり特性を示して
いる。
【0013】図示するように、点灯開始時からある時間
が経過すると放電灯Aに比して放電灯Bの方が定電力制
御領域での制御状態に急激に漸近していくことになる
(これは図15(b)に示すランプ電圧VLの上昇に対
応する。)。そして、放電灯の制御が定電力制御領域に
近づいた時に供給される過剰な電力によって光束の変化
にオーバーシュートが生じ、その結果定格光束に安定す
るまでの時間が長くなってしまう。
【0014】尚、この例では放電灯Aに対して適切な電
力制御が行われる場合を想定したが、放電灯Bを適切に
制御するような設定を行った場合には、放電灯Aの立ち
上がり特性が悪化することになる。
【0015】つまり、放電灯Bの光束変化においてオー
バーシュートを抑制することが、放電灯Aの光束の立ち
上がりを遅らせる結果となり、定格光束に到達するまで
に要する時間が長くなってしまうという不都合が生じ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明車輌用放
電灯の点灯回路は上記した課題を解決するために、直流
電圧を直流変換し及び/又は交流電圧に変換して放電灯
に供給するための電力供給手段と、放電灯のランプ電圧
に関する検出信号又はその相当信号を得るためのランプ
電圧検出部と、放電灯のランプ電流に関する検出信号又
はその相当信号を得るためのランプ電流検出部と、ラン
プ電圧検出部からの検出信号を受けてランプ電圧に対す
るランプ電流の制御指令信号を生成し、この指令信号と
ランプ電流検出部からの検出信号との差が生じなくなる
ように制御信号を電力供給手段に送出してその出力電圧
を制御する電圧−電流特性制御部とを備え、該電圧−電
流特性制御部が、ランプ電圧−ランプ電流特性上の制御
領域として放電灯の定格電力を超える電力供給が行なわ
れるようにランプ電流の制御指令信号を生成する発光促
進領域と、放電灯に関して定格電力での定電力制御が行
なわれる定電力制御領域とを有する車輌用放電灯の点灯
回路において、ランプ電圧又はその相当信号の時間的変
化を検出するとともに、検出結果に応じて発光促進領域
から定電力制御領域への移行領域における制御線のラン
プ電圧に対する供給電力の変化の割合を制御する電力制
御手段を設けたものである。
【0017】
【作用】本発明によれば、ランプ電圧又はその相当信号
の時間的変化を検出し、検出結果に応じて移行領域にお
ける制御線のランプ電圧に対する供給電力の変化の割合
を制御しているので、例えば、ランプ電圧が起動後のあ
る時点で急に上昇した場合には放電灯への供給電力を抑
えることによって光束の時間的変化におけるオーバーシ
ュートを防止することができ、放電灯の個体差に対応し
た電力制御を行うことで始動時間の一定化を図ることが
できる。
【0018】
【実施例】以下に、本発明車輌用放電灯の点灯回路の詳
細を図示した実施例に従って説明する。
【0019】車輌用放電灯の点灯回路1の回路構成の説
明に先だって、ランプ電圧(VL)−ランプ電流(I
L)特性に係る制御線について説明する。
【0020】図1はVL−IL特性を示すものである。
【0021】定直線gaに示すようにVL=0から点M
に至る迄の領域Aaが発光促進領域であり、この領域で
は一定の最大電流IL=ILmaxが流れる。
【0022】そして、点Mから点Q1にかけての移行領
域Abでは、制御線gbが指数関数的に滑らかに変化
し、定電力制御領域Bでの近似直線上の動作点Q1に接
続される。
【0023】つまり、移行領域Abではランプ電圧VL
の増加に伴ってランプ電圧VLに対するランプ電流の変
化率が小さくなって定電力制御領域Bに移行するように
制御が行われる。
【0024】尚、制御線gbの形成にあたっては、図1
に破線で示す直線状の制御線を形成する回路に時定数回
路を付加する方法や、点M−点Q1間を指数関数的に変
化する曲線によって補間する回路を設ける方法等を挙げ
ることができる。
【0025】点Q1から点Q2に至る領域Bは定電力制
御領域であり、点Q1と点Q2とを通る直線gcは定電
力曲線PQに対して直線近似を行なうことによって得ら
れるものである。尚、この定電力曲線PQの示す電力値
はランプの定格電力である。
【0026】点Q2から始まる領域Cでは、定直線gd
に示すようにランプ電圧VLに関係なくILが一定(I
L=IC)とされている。
【0027】以上から分かるように、移行領域Abにお
ける制御特性がランプの個体差には無関係とされ、供給
電力の変化が一律に規定されている。
【0028】従って、このままでは前記の放電灯Aにと
って都合の良い制御を行うように回路定数を設定した場
合に、放電灯Bの始動制御を適切に行うことができな
い。
【0029】つまり、放電灯Bの特性におかまいなしに
過剰な電力が供給されるため、図15(b)に示すよう
にランプ電圧VLがある時点で急激に上昇し、ランプ状
態が定電力制御状態に急速に近づく結果、光束の立ち上
がりにオーバーシュートが生じることになる。
【0030】そこで、ランプ電圧VLの変化を検出する
とともに、検出結果を電力制御に反映させる、つまり、
ランプ電圧VLの上昇(下降)に対して供給電力が減少
(増加)するように制御を行えば、放電灯の個体差に対
して適切な始動制御を実現することができる。
【0031】図2乃至図4は本発明車輌用放電灯の点灯
回路の構成例を示すものであり、図示した実施例は本発
明を矩形波点灯方式による自動車用メタルハライドラン
プの点灯回路1に適用したものである。
【0032】図2は点灯回路1の構成の概要を示すもの
であり、バッテリー2が直流電圧入力端子3、3′間に
接続される。
【0033】4、4′は直流電源ラインであり、その一
方のプラスライン4上には点灯スイッチ5が設けられて
いる。
【0034】6は直流昇圧回路であり、点灯スイッチ5
を介して供給されるバッテリー電圧の昇圧のために設け
られており、例えば、チョッパー型のDC−DCコンバ
ータの構成が用いられ、後述する制御回路によってその
昇圧制御が行なわれるようになっている。
【0035】7は直流−交流変換回路であり、上記直流
昇圧回路6の後段に設けられ、直流昇圧回路6から送ら
れてくる直流電圧を矩形波状の交流電圧に変換するため
の回路である。この直流−交流変換回路7には、例え
ば、2対のFETにより構成されるブリッジ型駆動回路
が用いられる。
【0036】8はイグナイタ回路であり、上記直流−交
流変換回路7の後段に配置され、交流出力端子9、9′
間には定格電力35Wのメタルハライドランプ10が接
続されるようになっている。
【0037】11は直流昇圧回路6の出力電圧を制御す
るための制御回路であり、直流昇圧回路6の出力端子間
に設けられた電圧検出部12によって検出される直流昇
圧回路6の出力電圧に対応した電圧検出信号が入力され
る。
【0038】また、直流昇圧回路6と直流−交流変換回
路7とを結ぶグランドライン上に設けられた電流検出部
13によって、直流昇圧回路6の出力電流に対応した電
流検出信号が電圧変換された形で制御回路11に入力さ
れるようになっている。尚、本実施例ではメタルハライ
ドランプ10のランプ電圧やランプ電流の相当信号を直
流昇圧回路6の出力段から得るようにしているが、これ
らを直接的に検出するような構成を採用しても良いこと
は勿論である。
【0039】制御回路11は以上の検出信号に応じた制
御信号を発生して直流昇圧回路6に送出し、その出力電
圧を制御することで、メタルハライドランプ10の始動
状態に合せた電力制御を行い、ランプの始動時間や再始
動時間を短縮して速やかに定電力制御へと移行させるよ
うになっており、V(電圧)−I(電流)特性制御部1
4とPWM(パルス幅変調)制御部15とを有する。
【0040】V−I特性制御部14は図1において説明
した制御線に基づいてメタルハライドランプ10の点灯
制御を行うように構成されており、直流昇圧回路6の出
力電圧に関する検出信号が電圧検出部12から送られて
来ると、検出信号に応じた電流指令値を演算により求
め、これと実際の電流値を比較して指令信号をPWM制
御部15に送出するようになっている。
【0041】PWM制御部15は、V−I特性制御部1
4からの指令信号に応じてパルス幅が可変される信号を
生成し、これを直流昇圧回路6の半導体スイッチ素子
(図示せず)への制御信号(これを「PS」と記す。)
として送出するようになっている。尚、本実施例では制
御パルスPSのデューティーサイクルを上げることによ
って直流昇圧回路6の出力電圧が上昇するように制御が
なされる。
【0042】図3はV−I特性制御部14の要部の構成
例を示すものであり、制御線gの形成に係る回路部14
Aと、ランプ電圧変化の検出及びランプ電力の補正制御
に係るランプ電圧変化検出/電力制御補正部14Bとか
ら成っている。
【0043】回路部14Aは制御線の形成に関与するア
ンプ16、17、18と、これらアンプの出力を中継し
てPWM制御部15のエラーアンプに信号を送出するア
ンプ19とを有する。
【0044】アンプ16は発光促進領域Aaにおける制
御線gaの形成に関与し、アンプ17は定電力制御領域
Bにおける制御線gcの形成に関与する。そして、アン
プ18が移行領域Abにおける制御線gbの形成に関与
している。
【0045】電圧検出部12の検出信号は図示しないア
ンプによりある増幅率をもって変換された電圧検出信号
(以下、「VS」と記す。)として、アンプ17、18
にそれぞれ送られる。
【0046】また、電流検出部13の検出信号は図示し
ないアンプによりある増幅率をもって変換された電流検
出信号(以下、「IS」と記す。)として、アンプ1
6、17に送られる。
【0047】アンプ16は演算増幅器20を用いた反転
増幅回路の構成とされており、電流検出信号ISは分圧
抵抗を介して演算増幅器20の反転入力端子に入力さ
れ、非反転入力端子には基準電圧(「E1」と記す。)
が供給される。
【0048】アンプ16の出力はダイオード21及び抵
抗22を介してアンプ19を構成する演算増幅器23の
反転入力端子に送られる。
【0049】アンプ17は演算増幅器24を用いた反転
増幅回路の構成とされており、電圧検出信号VS及び電
流検出信号ISは抵抗25、26をそれぞれ介して演算
増幅器24の反転入力端子に入力され、非反転入力端子
には基準電圧(「E2」と記す。)が供給される。
【0050】そして、アンプ17の出力は抵抗27を介
して演算増幅器23の反転入力端子に送出される。
【0051】アンプ18は演算増幅器28を用いた反転
増幅回路の構成とされており、電圧検出信号VSは抵抗
を介して演算増幅器28の反転入力端子に入力され、非
反転入力端子には基準電圧(「E3」と記す。)が供給
される。
【0052】演算増幅器28の出力端子はバッファ29
を介して、後段のバッファ30に送られる。
【0053】バッファ29の出力段には時定数回路31
が設けられ、該時定数回路31はコンデンサ32、抵抗
33、抵抗34及びダイオード35が並列に接続されて
成る。即ち、互いに並列に設けらるコンデンサ32と抵
抗33はそれらの一端が抵抗36を介してバッファ29
の出力端子に接続されており、コンデンサ32と抵抗3
3の他端には基準電圧(「E4」と記す。)が供給され
ている。
【0054】抵抗34、ダイオード35は抵抗33に対
して並列に設けられており、ダイオード35のアノード
が抵抗34の一端に接続され、ダイオード35のカソー
ドには基準電圧E4がかかっている。
【0055】バッファ30の出力は抵抗37、38を経
てアンプ19に送出される。つまり、抵抗37と抵抗3
8との間から取り出された信号がアンプ19の演算増幅
器23の反転入力端子に送られる。
【0056】演算増幅器23の反転入力端子にはアンプ
16、17、18の出力が入力され、その非反転入力端
子には基準電圧(「E5」と記す。)が供給されてい
る。
【0057】そして、演算増幅器23の出力は抵抗を介
してPWM制御部15のエラーアンプ39に送られる。
【0058】PWM制御部15にはスイッチングレギュ
レーター用の汎用ICが用いられ、その内部にエラーア
ンプ、オシレーター、コンパレーター、基準電圧源等が
パッケージ化されている。
【0059】IC内部のエラーアンプ39には、そのマ
イナス入力端子に演算増幅器23の出力信号が抵抗40
を介して入力され、またエラーアンプ39のプラス入力
端子には所定の基準電圧が供給されようになっており、
エラーアンプ39への入力電圧が上がると、出力信号P
Sのデューティーサイクルが下がり、その結果直流昇圧
回路6の出力電圧が低下するように制御がなされる。
【0060】41はICに外付けされるエラーアンプ3
9の帰還抵抗である。
【0061】しかして、この回路においてアンプ16は
発光促進領域Aaでの電流の上限値を規定しており、電
流検出信号ISが基準電圧E1に対応する基準値以上に
なったときに演算増幅器23の反転入力端子の電位を下
げるように作用する。
【0062】これによってアンプ19の出力が上昇する
ため、制御信号PSのデューティーサイクルが抑えら
れ、ランプ電流が過度に流れないように制御される。
【0063】定電力制御領域Bの形成に係るアンプ17
は、電流検出信号ISと電圧検出信号VSについての加
算回路であり、定電力曲線に対する直線近似により制御
線gcを形成している。
【0064】つまり、電流検出信号ISの値と電圧検出
信号VSの値とを所定の比率で線形結合した近似式の値
が一定値(基準電圧E2に対応する)となるように定電
力制御が行われる。
【0065】移行領域Abの形成に係るアンプ18は、
制御線gbを時定数回路31によってランプ電圧VLの
上昇につれて指数関数的に減衰する曲線として形成す
る。
【0066】即ち、時定数回路31を考えない場合には
アンプ18の出力電圧が電圧検出信号VSの増加に伴っ
て直線的に減少することになり、図1に破線で示すよう
に、移行領域Abと定電力制御領域Bとの境界近辺にお
ける制御線の繋がりが折れ線状になってしまうが、時定
数回路31によって図1に実線で示すように制御線の繋
がりが円滑になる。
【0067】尚、時定数回路31の動作について説明す
ると、メタルハライドランプ10のコールドスタート時
には、点灯開始直後のランプ電圧VLが小さいため、ア
ンプ18の出力は大きくなり、抵抗36を介してコンデ
ンサ32が即座に充電される。
【0068】図5は前記放電灯Aを点灯回路1に接続し
た場合においてコールドスタート時のランプ電圧VLの
時間的変化を示す図であり、また、図6はアンプ18の
出力電圧(これを「V o(18)」と記す。)及びコン
デンサ32の端子電圧(これを「V(32)」と記
す。)の時間的変化を示す図である。
【0069】ランプの制御が移行領域Abに入るとアン
プ18の出力電圧Vo(18)はランプ電圧VLの上昇
とは裏腹に下がっていく。
【0070】端子電圧V(32)もVo(18)に合わ
せるようにして低下するが、その度合は抵抗33、34
の抵抗値及びコンデンサ32の静電容量によって決まる
時定数によって規定されており、時間経過とともにある
基準電圧(これを「Vc」と記す。)に漸近していく。
尚、この時定数はダイオード35の導通又は非導通に応
じて2段階の値をもつように設定されている。
【0071】「V(32)=Vc」の状態がランプの定
常状態に相当し、「V(32)>Vc」の状態はランプ
への供給電力が大きいことを示している。即ち、V(3
2)の増加方向はエラーアンプ39の入力電圧が下降す
る方向に一致するので、V(32)が大きいと制御パル
スPSのデューティーサイクルが上がる方向に制御さ
れ、ランプへの供給電力が増加することになる。
【0072】ランプ電圧変化検出/電力制御補正部14
Bは、電圧検出信号VSの変化を検出してその結果によ
り供給電力に対する補正を行うものであるが、本例では
ランプ電圧VLの相当信号であるVSの時間変化を直接
的に検出する代わりに、アンプ18の出力電圧Vo(1
8)に基づく信号電圧とバッファ30の出力電圧(これ
を「Vo(30)」と記す。)とを比較増幅してその結
果をバッファ30の入力に戻すようにしている。
【0073】図4はランプ電圧変化検出/電力制御補正
部14Bの構成例を示すものである。
【0074】アンプ18の出力電圧Vo(18)はバッ
ファ42に入力され、該バッファ42の出力が比較回路
43を経てから後段のバッファ44に送られるようにな
っている。
【0075】バッファ42は演算増幅器45を用いた非
反転型理想ダイオード回路の構成を有する。即ち、演算
増幅器45の非反転入力端子にVo(18)が供給さ
れ、その出力端子がダイオード46のアノードに接続さ
れるとともにダイオード46のカソードが演算増幅器4
5の反転入力端子に接続されている。
【0076】そして、ダイオード46のカソードは抵抗
47を介して比較回路43の一方の入力端子に接続され
るとともに、抵抗48と抵抗49との間に接続されてい
る。尚、抵抗48の一端には所定電圧(Vref)が供
給され、他端が抵抗49を介して接地されている。
【0077】比較回路43は演算増幅器50を用いた反
転増幅回路として構成されており、演算増幅器50の非
反転入力端子が抵抗47を介して抵抗48と抵抗49と
の間に接続されている。そして、演算増幅器50の反転
入力端子は抵抗51を介してバッファ30の出力端子に
接続されている。
【0078】52は演算増幅器50の反転入力端子と出
力端子との間に介挿された帰還抵抗である。
【0079】演算増幅器50の出力端子は抵抗53を介
して後段のバッファ44の入力端子に接続されている。
【0080】バッファ44は演算増幅器54を用いた非
反転型理想ダイオード回路の構成を有する。即ち、演算
増幅器54の非反転入力端子に演算増幅器50の出力電
圧が供給され、その出力端子がダイオード55のカソー
ドに接続されている。そして、ダイオード55のアノー
ドが演算増幅器54の反転入力端子に接続されるととも
に、抵抗56を介してバッファ30の入力端子に接続さ
れている。
【0081】図5乃至図12は前記した2種類の放電灯
A、Bを使った場合のランプ電圧変化検出/電力制御補
正部14Bにおける各部の電圧値の時間的変化を対比的
に示すものであり、図5乃至図8が放電灯Aに係るグラ
フ図であり、図9乃至図12が放電灯Bに係るグラフ図
である。
【0082】放電灯Aについて見ると、図5及び図6に
示すようにランプ電圧VLの上昇につれてVo(18)
が低下していくが、Vo(30)はVo(18)に比し
て緩やかな傾斜をもって基準電圧Vcに近づいていく。
【0083】演算増幅器50の反転入力端子に供給され
る電圧(これを「VI+(50)」と記す。)は、図7
に示すように、ある時点(「tp」と記す。)に至るま
での間Vo(18)と同様の変化を見せるが、tpを過
ぎると一定値(Vcより僅に大きな値であり、抵抗4
8、47によって電圧Vrefを分圧した値として設定
される。)となる。
【0084】演算増幅器50の出力電圧(これを「Vo
(50)」と記す。)は、図8に示すように、V
I+(50)とVo(30)との間の電圧差に比例した
電圧となり、これがバッファ44を介して電圧V(3
2)に影響を及ぼすことになる。即ち、Vo(50)が
負電圧である場合(その最大幅を「ΔV」と記す。)に
コンデンサ32の端子電圧が低下し、Vo(30)が下
がる結果、ランプへ供給電力が低下するように制御され
る。
【0085】放電灯Bにあっては、図9及び図10に示
すように、ランプ電圧VLの急激な上昇につれてVo
(18)が大きく低下するが、V(32)、Vo(3
0)は比較的緩やかな傾斜をもって基準電圧Vcに近づ
いていく。
【0086】よって、電圧VI+(50)が、ある時点
(「tp′」と記す。)に至るまでの間Vo(18)と
同様の変化を示すため、VI+(50)とVo(30)
との差電圧に比例するVo(50)の最大幅ΔVが放電
灯Aの場合に比べて大きな値になる。これによって、V
(32)の低下幅が図8の場合より大きくなり、供給電
力の抑制作用が高まることになる。つまり、放電灯Bの
特性に起因するランプ電圧VLの上昇に対して供給電力
に歯止めをかけることによって、従来の点灯制御によれ
ば生じたであろう光束変化(この場合はオーバーシュー
ト)を抑えることができる。
【0087】このように、ある時点までランプ電圧VL
の変化を忠実に反映する信号(VI+(50))と、ラ
ンプ電圧VLの変化に基づいてはいるがしかし時定数回
路31によりその低下率が緩和されている信号Vo(3
0)とを比較することによって間接的にランプ電圧VL
の変化率を検出して、検出結果に応じて電力制御に補正
を加えることによってランプの特性に応じた始動制御を
適切に行うことができる。 尚、図13に示すようにラ
ンプ電圧VLの時間的変化率を純粋に検出するように構
成された回路14Cを用いることができることは勿論で
ある。
【0088】回路14Cは、バッファ57、遅延回路5
8、比較回路59、バッファ60によって構成され、出
力電圧Vo(18)が2系統の信号として比較回路59
に入力される。
【0089】即ち、Vo(18)がバッファ57、遅延
回路58の経路を介して比較回路59のマイナス側入力
端子に送られるとともに、Vo(18)がそのまま比較
回路59のプラス側入力端子に送られる。そして、比較
回路59の出力がバッファ60を介してバッファ30の
入力端子に送出される。
【0090】この場合にはVo(18)の時間的な差分
信号を検出して電力制御への補正が施こされることにな
る。
【0091】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明車輌用放電灯の点灯回路によれば、ランプ電
圧又はその相当信号の時間的変化を検出し、検出結果に
応じて移行領域における制御線のランプ電圧に対する供
給電力の変化の割合を制御しているので、例えば、放電
灯の個体差による特性の違いからランプ電圧が起動後の
ある時点で急上昇した場合には放電灯への供給電力を抑
えることによって光束の時間的変化におけるオーバーシ
ュートを防止することができ、これによって始動時間の
バラツキを小さくすることができる。
【0092】尚、上記実施例において示した具体的な回
路構成は何れも本発明の具体化に当たってのほんの一例
を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的
範囲が限定的に解釈されるものではない。例えば、本発
明は矩形波点灯方式に限らず正弦波点灯方式の点灯回路
等に広く適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る制御線について説明するための図
である。
【図2】本発明に係る車輌用放電灯の点灯回路の構成を
示す回路ブロック図である。
【図3】V−I特性制御部の要部を示す回路図である。
【図4】ランプ電圧変化検出/電力制御補正部の構成例
を示す回路図である。
【図5】放電灯Aを点灯回路に接続した場合のランプ電
圧の時間的変化を示すグラフ図である。
【図6】放電灯Aを点灯回路に接続した場合のランプ電
圧変化検出/電力制御補正部の動作について説明するた
めに、アンプ18の出力電圧Vo(18)及びバッファ
30の出力電圧Vo(30)の時間的変化を示すグラフ
図である。
【図7】放電灯Aを点灯回路に接続した場合のランプ電
圧変化検出/電力制御補正部の動作について説明するた
めに、演算増幅器50の入力電圧VI+(50)の時間
的変化を示すグラフ図である。
【図8】放電灯Aを点灯回路に接続した場合のランプ電
圧変化検出/電力制御補正部の動作について説明する
に、演算増幅器50の出力電圧Vo(50)の時間的変
化を示すグラフ図である。
【図9】放電灯Bを点灯回路に接続した場合のランプ電
圧の時間的変化を示すグラフ図である。
【図10】放電灯Bを点灯回路に接続した場合のランプ
電圧変化検出/電力制御補正部の動作について説明する
ために、アンプ18の出力電圧Vo(18)及びバッフ
ァ30の出力電圧Vo(30)の時間的変化を示すグラ
フ図である。
【図11】放電灯Bを点灯回路に接続した場合のランプ
電圧変化検出/電力制御補正部の動作について説明する
ために、演算増幅器50の入力電圧VI+(50)の時
間的変化を示すグラフ図である。
【図12】放電灯Bを点灯回路に接続した場合のランプ
電圧変化検出/電力制御補正部の動作について説明する
ために、演算増幅器50の出力電圧Vo(50)の時間
的変化を示すグラフ図である。
【図13】ランプ電圧変化検出/電力制御補正部の変形
例を示す回路図である。
【図14】従来の制御線の一例を示すグラフ図である。
【図15】従来の問題点を説明するための図であり、
(a)は放電灯Aに係るランプ電圧の時間的変化を示す
グラフ図、(b)は放電灯Bに係るランプ電圧の時間的
変化を示すグラフ図である。
【図16】従来の問題点を説明するための図であり、
(a)は放電灯Aに係る光束の時間的変化を示すグラフ
図、(b)は放電灯Bに係る光束の時間的変化を示すグ
ラフ図である。
【符号の説明】
1 車輌用放電灯の点灯回路 6、7 電力供給手段 10 メタルハライドランプ(放電灯) 12 電圧検出部(ランプ電圧検出部) 13 電流検出部(ランプ電流検出部) 14 電圧−電流特性制御部 14B ランプ電圧変化検出/電力制御補正部(電力制
御手段) 14C ランプ電圧変化検出/電力制御補正部(電力制
御手段) Aa 発光促進領域 Ab 移行領域 B 定電力制御領域

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電圧を直流変換し及び/又は交流電
    圧に変換して放電灯に供給するための電力供給手段と、
    放電灯のランプ電圧に関する検出信号又はその相当信号
    を得るためのランプ電圧検出部と、放電灯のランプ電流
    に関する検出信号又はその相当信号を得るためのランプ
    電流検出部と、ランプ電圧検出部からの検出信号を受け
    てランプ電圧に対するランプ電流の制御指令信号を生成
    し、この指令信号とランプ電流検出部からの検出信号と
    の差が生じなくなるように制御信号を電力供給手段に送
    出してその出力電圧を制御する電圧−電流特性制御部と
    を備え、該電圧−電流特性制御部が、ランプ電圧−ラン
    プ電流特性上の制御領域として放電灯の定格電力を超え
    る電力供給が行なわれるようにランプ電流の制御指令信
    号を生成する発光促進領域と、放電灯に関して定格電力
    での定電力制御が行なわれる定電力制御領域とを有する
    車輌用放電灯の点灯回路において、ランプ電圧又はその
    相当信号の時間的変化を検出するとともに、検出結果に
    応じて発光促進領域から定電力制御領域への移行領域に
    おける制御線のランプ電圧に対する供給電力の変化の割
    合を制御する電力制御手段を設けたことを特徴とする車
    輌用放電灯の点灯回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された車輌用放電灯の点
    灯回路において、電力制御手段が、移行領域での予め定
    められた制御線に従う供給電力に対して、ランプ電圧又
    はその相当信号の時間的変化に応じた電力の増加分又は
    減少分を付加することによってランプ電圧に対する供給
    電力の変化の割合を制御するようにしたことを特徴とす
    る車輌用放電灯の点灯回路。
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