JPH076595A - フラッシュメモリの保護方式を持つスマート消去アルゴリズム - Google Patents

フラッシュメモリの保護方式を持つスマート消去アルゴリズム

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JPH076595A
JPH076595A JP13394A JP13394A JPH076595A JP H076595 A JPH076595 A JP H076595A JP 13394 A JP13394 A JP 13394A JP 13394 A JP13394 A JP 13394A JP H076595 A JPH076595 A JP H076595A
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memory
erased
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エム.コフマン ティム
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Damodar Reed T
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フラッシュメモリを消去し過ぎるとメモリセ
ルが消耗して使用できなくなるので、不必要な消去をせ
ずまたは最小にする方法と装置を開示する。 【構成】 計算機の不揮発性メモリ(10)のブロック
(14)を消去する方法であって、(a)前記メモリの
(10)各ブロックについてブロック(14)が消去状
態かまたは消去から保護された状態かを検出し、(b)
消去状態かまたは消去から保護された状態にある各ブロ
ック(14)のフラグレジスタ(SKIPDAT)をセ
ットし、(c)それぞれのフラグがセットされていない
消去対象ブロック(14)を選択し、(d)選択したブ
ロック(14)を消去する、段階を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、不揮発性メモリを使
用する計算機システムに関する。より詳しくいうと、1
回に1セルを消去するのではなく、メモリセルのブロッ
クまたはセクタを消去する方法で消去できる不揮発性メ
モリに関する。ブロック消去可能な不揮発性メモリの一
つの型は、フラッシュEPROMまたはEEPROMと
呼ばれる。
【0002】
【従来の技術】プログラミングにホットキャリヤ注入を
用い、消去にファウラ(Fowler)・ノルドハイム(Nordhei
m)トンネルを用いる単一トランジスタ・メモリセルを使
用するフラッシュEPROMについては、例えば次の文
献に記述されている。(a)単一トランジスタEEPR
OMセルと512K CMOS EEPROMへの応
用」、S.ムクヘルジー(Mukherjee) 他、IEDM19
85年(p.616−619)、および(b)「90n
s 100K 消去/プログラムサイクル・メガビット
・フラッシュメモリ」、V.キネット(Kynett)他、IS
SCC1989年(p.140−141)。文献(a)
の主題についていは、米国特許番号4,698,787
にも記述されているので、参考としてここに紹介する。
【0003】シリコンチップの同じ物理的寸法に対して
セルの数が大きいEPROMを高密度と呼ぶ。
【0004】高密度フラッシュEPROMでは配列をセ
クタ構造にする傾向があるので、フラッシュの消去は個
々のブロックでも全配列でも行うことができる。
【0005】フラッシュEPROMの消去は、一般に先
ずセルのブロック中の全セルをプログラムすなわち前調
整し、次にこれらのセルを全て消去する。この操作は、
セルのブロックが消去状態にあるかどうかにかかわらず
行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】消去し過ぎはフラッシ
ュEPROM装置において大きな問題である。消去され
たセルが多くの消去パルスを受けると消耗する場合があ
る。メモリセルが一度消耗すると、ゲートにかかる電圧
がゼロの場合でも電流が流れて同じ列(ビット線)の消
耗したセルが電流を共有するので、プログラムすること
が困難になり、または不可能にさえなる。
【0007】フラッシュEPROM装置の別の問題は耐
久性が低いことである。耐久性とは、セルが動作不良に
なるまでにプログラムまたは消去することのできる回数
をいう。現在フラッシュEPROMは、消去する前に消
去の前調整をしなければならない。フラッシュEPRO
Mに書き込んだ後消去することのできるサイクル数には
限度がある。この限度に達するとメモリセルは一つの状
態のままになり、別の状態に切り換えることができな
い。
【0008】現在の消去方法は、前調整/消去を必要と
するセルのブロックと既に消去されたものとを区別しな
いので、消去サイクル時間が不必要に長い。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、セルのブロ
ックの不必要な消去をせずまたは最小にする方法と装置
を与えることにより、従来の技術の上述のまたはその他
の欠点を克服するものである。この発明は、従来の装置
に共通した望ましくない特徴、すなわちメモリセルを消
去し過ぎたり、不必要な消去サイクルによって寿命を縮
めたり、消去時間を不必要に長くしたりすることを除く
ものである。この発明は、メモリセルのどのブロックを
消去するかを選択するときに用いるブロック消去の初め
ての方法で、メモリセルのブロックの状態を検出しかつ
記憶するものである。この発明の別の特長は、メモリセ
ルのブロックを保護して(secured) その状態を変えられ
ないようにすることである。
【0010】
【実施例】図1は計算機10を図示する。計算機10は
メモリ12を備え、メモリ12はメモリセルのブロック
14、カウンタ16、カウンタ16とメモリセルのブロ
ック14に導通結合するメモリ制御器18を含む。カウ
ンタ16は、各ブロック14内のアドレス空間を通して
数えるアドレスカウンタ20、全てのブロック14を数
えるブロックカウンタ22、メモリ制御器18からブロ
ック14へのプログラムおよび消去パルスを数えるパル
スカウンタ23を備える。
【0011】図2にセル30で示す個々のメモリセル
は、FAMOS(浮遊ゲートなだれ金属酸化膜半導体)
トランジスタである。メモリ制御器18がブロック14
の消去を制御するので、既に消去されたブロック14を
消去することはない。またメモリ制御器18は基準電圧
発生器(図示せず)に導通結合しており、この発生器が
メモリセルのブロックに送る基準電圧を制御する。メモ
リ制御器18はメモリチップの一部でなくてチップから
分離してよい。
【0012】メモリ制御器18はマークラッチ26と、
メモリセルのブロック14の状態を登録する各ブロック
14毎のスキップダット・ラッチ28を備える。マーク
ラッチ26は、メモリブロック14上の現在の動作の状
態を示す。望ましい実施態様では、多重のメモリブロッ
ク14を並列に消去してよく、各メモリブロック14は
1回に一つずつ確認し、一つのマークラッチ26を全て
のスキップダット・ラッチ28が共有する。別の実施態
様では、多重のブロックを並列に消去して確認し、各確
認信号に1マークラッチ26が関連する。スキップダッ
ト・ラッチ28は特定のブロック14のフラグレジスタ
として機能し、メモリ制御器18がこの特定のブロック
14を消去してはならないことをメモリ制御器18に指
示する。
【0013】この発明の回路の利用を図示するために、
メモリ制御器とメモリチップの完全な部分であるメモリ
セルの例示のブロックを図2に示す。各セル30は浮遊
ゲートトランジスタで、ソース31、ドレン32、浮遊
ゲート33、制御ゲート34を備える。セル30の行の
各制御ゲート34に語線35が接続し、各語線35は語
線デコーダ36に接続する。セル30の行の各ソース3
1はソース線37に接続する。セル30の列の各ドレン
32はドレン列線38に接続する。各ソース線37は共
通列線37aを通して列デコーダ39に接続し、各ドレ
ン列線38は列デコーダ39に接続する。
【0014】書込みすなわちプログラムモードでは、語
線デコーダ36は線40r上の語線アドレス信号とメモ
リ制御器18(すなわちマイクロプロセッサ18)から
の信号に応答して、選択した制御ゲート34を含む選択
した語線35に予め選択した第1プログラミング電圧V
rw(約+12V)をかける。また列デコーダ39は、
選択したドレン列線38と、従って選択したセル30の
ドレン32に第2プログラミング電圧Vpp(約+5か
ら+10V)をかける。ソース線37は基準電圧Vss
に接続する。Vssは接地してよい。除外したドレン列
線38は全て基準電圧Vssに接続するかまたは浮遊す
る。
【0015】これらのプログラミング電圧は選択したメ
モリセル30のチャンネルに高電流(ドレン32からソ
ース31への)条件を作り、ドレン−チャンネル接合付
近にチャンネル熱電子およびなだれ降伏電子を発生さ
せ、電子は選択したセル30の浮遊ゲート33にチャン
ネル酸化物を通して注入される。プログラミング時間
は、チャンネル領域に対して約−2Vから−6Vの負プ
ログラム電荷で浮遊ゲート33をプログラムするのに十
分な長さに選択する。
【0016】望ましい実施態様に従って製作したメモリ
セル30では、制御ゲート34/語線35と浮遊ゲート
33との間の結合係数は約0.6である。従って選択し
た制御ゲート34を含む選択した語線35上の例えば+
12Vのプログラミング電圧Vrwは、選択した浮遊ゲ
ート33に約+7.2Vの電圧を与える。浮遊ゲート3
3(約+7.2V)と接地した(約0V)ソース線37
の電圧差は十分あり、ソース31と浮遊ゲート33の間
のゲート酸化物を越えてファウラ−ノルドハイム・トン
ネル電流を流して、選択または除外したセル30の浮遊
ゲート33を充電することができる。
【0017】選択したセル30の浮遊ゲート33はプロ
グラミング中に注入した熱電子で充電する。この電子に
より、選択したセル30の浮遊ゲート33の下のソース
−ドレン路は非導通になる。この状態を「ゼロ」ビット
と読む。除外したセル30の浮遊ゲート33の下のソー
ス−ドレン路は導通のままであって、これらのセル30
を「1」ビットと読む。
【0018】フラッシュ消去モードでは、列デコーダ3
9は全てのドレン列線38を浮遊のままにしてよい。語
線デコーダ36は、全ての語線35を基準電圧Vssに
接続する。Vssは接地してよい。また列デコーダ39
は全てのソース線37に高い正電圧Vee(約+10V
から+15V)を与える。これらの消去電圧はゲート酸
化物領域に十分な電界強度を発生し、浮遊ゲート33か
ら電荷を送ってメモリセル30を消去するファウラ−ノ
ルドハイム・トンネル電流を発生する。語線35の電圧
は0Vなので、消去中はセル30は非導通状態を保つ。
そのため、またドレン32が浮遊しているため、チャン
ネル・ホットキャリヤは発生しない。
【0019】プログラム確認モードでは、線40r上の
語線アドレス信号とメモリ制御器18からの信号とに応
答して、語線デコーダ36は選択した語線35に予め定
めた正の電圧Vpv(約+7V)を与え、除外した語線
35に低電圧(接地またはVss)を与える。列デコー
ダ39は予め選択した正電圧Vsen(約+1V)を少
なくとも選択したドレン列線38に与え、低電圧(0
V)をソース線37に与える。また列デコーダ39はア
ドレス線40dの信号に応答して、選択したセル30の
選択したドレン列線38をDATA IN/OUT端子
に接続する。選択したドレン列線38と選択した語線3
5に接続するセル30が導通状態か非導通状態かは、D
ATA IN/OUT端子に接続する確認回路(図示せ
ず)によって検出する。
【0020】消去確認モードでは、線40r上の語線ア
ドレス信号とメモリ制御器18からの信号に応答して、
語線デコーダ36は選択した語選択した35に予め選択
した正電圧Vev(約+3V)を与え、除外した語線3
5に低電圧(接地またはVss)を与える。列デコーダ
39は予め選択した正電圧Vsen(約+1V)を少な
くとも選択したドレン列線38に与え、また低電圧(0
V)をソース線37に与える。また列デコーダ39は、
アドレス線40d上の信号に応答して、選択したセル3
0の選択したドレン列線38をDATA IN/OUT
端子に接続する。選択したドレン列線38と選択した語
線35に接続するセル30が導通状態か非導通状態か
は、DATA IN/OUT端子に接続する確認回路
(図示せず)によって検出する。
【0021】読出しモードでは、線40r上の語線アド
レス信号とメモリ制御器18からの信号に応答して、語
線デコーダ36は選択した語線35に予め選択した正電
圧Vcc(約+5V)を与え、除外した語線35に低電
圧(接地またはVss)を与える。列デコーダ39は予
め選択した正電圧Vsen(約+1V)を少なくとも選
択したドレン列線38に与え、また低電圧(0V)をソ
ース線37に与える。また列デコーダ39は、アドレス
線40d上の信号に応答して、選択したセル30の選択
したドレン列線38をDATA IN/OUT端子に接
続する。選択したドレン列線38と選択した語線35に
接続するセル30が導通状態か非導通状態かは、DAT
A IN/OUT端子に接続するセンス増幅器(図示せ
ず)によって検出する。
【0022】便宜上、メモリセルのブロック14への読
出し、書込み、消去電圧の表を次の表1に示す。
【表1】 ただしPvはプログラム確認モード、Evは消去確認モ
ードである。
【0023】次に図3において、マークラッチ26はイ
ンバータ50を備え、メモリ制御器18からアドレス初
期化信号(AINI)を受ける。AINI信号はアドレ
スカウンタ20を第1アドレスに初期化し、要求された
動作に従って、ブロックカウンタ22を第1ブロックに
初期化する。インバータ50の出力はNORゲート52
の入力に接続する。NORゲートへの他の入力は、メモ
リ制御器18から前調整信号(「PRECOND」)を
受ける。PRECOND信号は、この発明の消去アルゴ
リズムの前調整部分を選択したかどうかを示す。NOR
ゲート52の出力はNORゲート54の入力に接続す
る。
【0024】またマークラッチ26は入力信号CLK1
を受ける。これはメモリ12上の同期クロック(図示せ
ず)からのクロック信号である。またマークラッチ26
は入力信号ERVERを受ける。これはメモリ制御器1
8からの消去確認信号である。ERVER信号は、消去
確認動作を選択したことを示す。CLK1信号とERV
ER信号はNANDゲート56への入力である。NAN
Dゲート56の出力はNORゲート58の入力に接続す
る。NORゲート58への他の入力は、マークラッチ2
6への入力信号すなわちVERIFY信号である。メモ
リ制御器から受けるVERIFY信号は、アドレスした
バイトをプログラムしたか消去したかを、要求に従って
示す。NORゲート58の出力はNORゲート60の入
力に接続する。NORゲート60への他の入力はマーク
ラッチ26へのPGMVER入力信号である。PGMV
ER信号はメモリ制御器18が発生するもので、プログ
ラム確認が要求されたことを示し、マークラッチ26を
低にリセットする。
【0025】NORゲート60への他の入力はNORゲ
ート54の出力である。同様にNORゲート54への第
2入力はNORゲート60の出力である。従って二つの
NORゲート54と60はラッチとして働く。MARK
を出力するマークラッチ出力線62が高のときは、ブロ
ックを既に消去したことを示す。MARK出力62は、
前調整以外ではアドレス初期化信号(AINI)がある
ときは必ず高である。前調整中は、マークラッチ26は
PGMVERでリセットされる。任意のプログラミング
も、PGMVERによって線62上のMARK出力をリ
セットする。
【0026】次に図4は、マークラッチの消去確認モー
ドのタイミングを示す。線62上のMARK出力は、消
去確認が失敗すると必ず消去確認パルス(ERVER)
の終わりでリセットされる。線62上のMARK出力
は、消去動作が成功すれば高にセットされたままであ
る。図3のVERIFY信号は、CLK1の立上がり端
で有効になる。
【0027】この発明のメモリ制御器18には各ブロッ
ク14に割り付けたスキップダット・ラッチ28があ
り、その状態はそのブロックが消去されたかどうかによ
って異なる。スキップダット・ラッチ28がセットされ
るのは、(1)ブロック14が消去状態にあるときか、
(2)ブロック14を変更できないようにブロックが保
護されたときである。ブロックを保護すると、変更する
ことはできない。保護されたブロックにブロック消去/
プログラム動作を行うと、メモリ制御器18によりこの
動作を飛び越す。「保護」情報は、揮発性ラッチかFA
MOSセルなどの不揮発性セルか、または両方に記憶す
ることができる。
【0028】図5で、スキップダット・ラッチ28はN
ANDゲート70への入力として上に述べたCLK1信
号を受ける。NANDゲート70への他の入力はメモリ
制御器18が発生したPGM信号で、プログラム動作を
要求することを示す。NANDゲート70への第3の入
力はメモリクロックが発生したSTROBE信号で、メ
モリ動作の第1クロックパルスを示す。NANDゲート
70の出力をインバータ72で反転する。この反転した
信号はNANDゲート74への入力である。NANDゲ
ート74への他の入力はブロック可能(「BLKE
N」)信号で、ブロックカウンタ22がプログラム/消
去操作のために特定のブロックを選択したことを示す。
NANDゲート74の出力はNANDゲート76の入力
である。NANDゲート76への第2入力はメモリが発
生したPOR(バー)信号で、メモリに電源が今入った
ことを示す。
【0029】NANDゲート78は、スキップダット・
ラッチへの3入力信号を受ける。AINC入力信号はメ
モリ制御器18が発生したアドレス増分信号で、アドレ
スカウンタ20を増分する。入力信号EOA15はアド
レスカウンタ20が発生した信号で、ブロック内の最終
メモリセルにアドレスしたことを示す。入力信号CLK
2はメモリ上の同期クロックが発生した信号で、CLK
1信号とは重ならない。NANDゲート78の出力はN
ORゲート80の入力に接続する。NORゲート80へ
の他の入力信号はMARK(バー)信号で、ブロック1
4が消去されたことを示す。NORゲート80の出力は
NANDゲート82の入力に接続する。NANDゲート
82への他の入力はBLKEN信号である。NANDゲ
ート82の出力はNANDゲート84の入力に接続す
る。NANDゲート84への他の入力はメモリ制御器1
8が発生したSECURE(バー)信号で、ブロック1
4を消去してはならないことを示す。またNANDゲー
ト84は入力としてNANDゲート76の出力を受け、
同様にNANDゲート76は入力としてNANDゲート
84の出力を受ける。従ってNANDゲート76と84
はラッチとして働く。出力線86上のNANDゲート8
4の出力はSKIPDATであり、関連するブロック1
4を消去してはならないことを示す。
【0030】次に図6は、線86上のSKIPDAT出
力を高にセットするタイミングを示す。AINC、CL
K2、EOA15信号が高であれば、アドレスカウンタ
はブロックの最終アドレスにある。この時点で、信号M
ARK(バー)を含むマークラッチ26の出力線64は
この情報をスキップダット・ラッチ28のNORゲート
80に送る。全ブロックが消去確認を送ると、MARK
はなお高のままで、SKIPDATを高にする。ブロッ
クを保護すると、SKIPDATはSECUREにより
常に高になる。そうでなければ、SKIPDATは低で
ある。
【0031】次に図7は、線86上のSKIPDAT出
力を低にリセットするタイミングを示す。保護していな
いブロックをプログラムするために、PGM、CLK
1、STROBEが高のとき、SKIPDATはプログ
ラム動作の最初にリセットされる。SKIPDATラッ
チはパワーオンリセット(POR)中にリセットされ
る。
【0032】図8と図9はこの発明の方法を示す流れ図
で、この流れ図中で以下の略語を用いる。 AINC ・・・ アドレスカウンタを増分する AINI ・・・ アドレス初期化。信号「CER」、
「POMK」、「BER」、「BLKINC」に従っ
て、「AINI」出力はアドレスカウンタか、またはア
ドレスカウンタとブロックカウンタの両方を初期化す
る。 BER ・・・ ブロック消去 BLKINC・・ ブロックアドレスを増分する CER ・・・ チップ消去 CINC ・・・ パルスカウンタを増分する CINI ・・・ パルスカウンタを初期化する EOA ・・・ アドレスカウンタの終わり(チップ
消去すなわちPOMKでは「EOA」は全配列を指し、
ブロック消去では「EOA」はブロックを指す。) EOC ・・・ パルスカウントの終わり EOM ・・・ 全てのブロックをマークした。つま
り、全てのブロックは消去状態/保護中である。 FAIL ・・・ 動作に従って、消去かプログラムの
どちらかに失敗 PGM ・・・ プログラム動作 POMK ・・・ パワーアップ・マーク RSTPOMK・ 「POMK」ラッチをリセットする SKIP ・・・ ブロックを飛び越す STATES・・ ホーム、S0、S1、PGMVER
(プログラム確認)、ERVER(消去確認)、PRO
GRAM、ERASE VERIFY・・ 消去/プログラム確認の結果。消去
確認かプログラム確認かに従って、バイト/語を消去ま
たはプログラムすると「高」である。
【0033】次に図8はこの発明の方法の一部を示すも
ので、メモリ制御器は計算機命令を解釈し、消去のため
にメモリセルのブロックをプログラムし調整する。段階
100でメモリ制御器はホーム状態にあり、計算機から
メモリセルの読出し、書込み、消去命令が来るのを待
つ。段階101でメモリ制御器は、計算機がPGM(プ
ログラム)動作を要求したかどうか決定する。計算機が
プログラム動作を要求しなかった場合は、段階102で
メモリ制御器はラッチPOMKを調べ、消去命令がパワ
ーアップ後の最初の非プログラム命令かどうか決定す
る。そうであれば、段階103でメモリ制御器は、アド
レスカウンタ20、ブロックカウンタ22を初期化し、
マークラッチ26をセットする。
【0034】次に図9で、メモリ制御器はメモリセルの
一つまたは複数の選択したブロックの消去かまたは消去
の確認を行う。段階104で、メモリ制御器は消去開始
状態である。段階105でメモリ制御器は、アドレスカ
ウンタが最終ブロックの最終アドレスに達したかどうか
決定する。達していなければ、段階106でメモリ制御
器はスキップダット・ラッチ28を調べて、(a)ブロ
ックが保護されているか、(b)ブロックが前に消去さ
れたかを決定する。(a)と(b)のどちらかの条件が
あれば、段階107でメモリ制御器はブロックカウンタ
を増分して段階104に戻る。
【0035】段階106でブロックが保護されておら
ず、またこれがパワーアップ後の最初の消去動作であれ
ば、メモリ制御器は段階108で消去確認モード動作を
実行する。段階109でメモリ制御器は段階108の結
果を検査して、アドレスカウンタ20がアドレスしたア
ドレス位置が消去されたかどうか決定する。図3と図4
を再び参照すると、この段階109で、ブロックが消去
されていれば出力線62は高のままであるが、ブロック
内のアドレス位置が消去されていなければ出力線62は
低であり、出力線64は高である。アドレス位置が消去
されいれば、段階110でアドレスカウンタを増分し、
メモリ制御器18は段階104に戻る。アドレス位置を
消去していなければ、段階111でメモリ制御器は、こ
れがパワーアップ後の最初の消去動作であるかどうか、
または計算機が全チップの消去を要求したかどうか決定
する。そうであれば、段階112でメモリ制御器はブロ
ックカウンタ22を増分し、アドレスカウンタ20を最
初のアドレスに初期化し、マークラッチ26をリセット
して、段階104に戻る。
【0036】段階111で、要求された初期のパワーア
ップ後の最初の消去動作ではなく、また計算機が全チッ
プの消去を要求したのではないとメモリ制御器18が決
定すると、段階113でメモリ制御器は、予め定めた最
大消去パルスカウントよりもパルスカウンタ23の方が
大きいかどうか決定する。最大より大きい場合は、段階
114でメモリ制御器は、失敗表示レジスタをセットし
て段階100に戻る。段階100でメモリ制御器18は
現在の命令を終了して、計算機からの次の有効な命令を
待つ。最大より大きくない場合は、段階115でメモリ
制御器18はフラッシュ消去モードパルスを発生する。
【0037】計算機が全チップの消去を要求した場合
は、全ての保護していない、また消去していないメモリ
ブロック14に消去パルスが並列に入る。計算機が一つ
のメモリブロック14の消去を要求した場合は、そのブ
ロックだけに消去パルスが入る。次に段階116でメモ
リ制御器は、アドレスカウンタ20を第1アドレスに初
期化し、段階113で用いたパルスカウンタを増分し、
段階108に戻る。このようにして、この技術でよく知
られているように、段階108、109、111、11
3、115、116を経て、反復消去段階でブロックを
消去する。この発明の方法により全てのブロック14を
並列に消去することができ、ブロック14が一度消去確
認を経た後ではブロック14の消去を不可能にし、別の
ブロック14が更に消去パルスを必要としてもメモリブ
ロック14の消去し過ぎを防ぐ。
【0038】段階105に戻って、チップ消去動作で最
終ブロック14の最終アドレスに達すると、またはブロ
ック消去で単一ブロックの最終アドレスに達すると、段
階117でメモリ制御器は、段階106から116まで
の消去動作がうまく行われたかどうか決定する。すなわ
ち全てのスキップダット・ラッチ28がセットされてい
ると、メモリ制御器は段階151に進む。段階151で
POMKラッチをリセットし、各メモリブロックについ
てメモリブロックの消去状態を対応するスキップダット
・ラッチに記憶したことをメモリ制御器に伝える。メモ
リ制御器は段階100に戻る。段階100でメモリ制御
器18は現在の命令を終了し、計算機からの次の有効な
命令を待つ。
【0039】スキップダット・ラッチ28のどれかがセ
ットされていなければ、段階118でメモリ制御器は、
消去命令がパワーアップ後の最初の非プログラム命令か
どうか決定する。もしそうであれば、段階119でPO
MKラッチをリセットし、メモリ制御器18は段階10
0に戻り、計算機からの命令を待たずに、要求された消
去動作を実行する。
【0040】もしそうでなければ、段階120でメモリ
制御器は、1ブロックだけの消去を要求されたか、また
線86上の対応するSKIPDAT信号が高かどうか決
定する。この両条件が満たされていると、メモリ制御器
は段階100に戻る。段階100でメモリ制御器18は
現在の命令を終了し、計算機からの次の有効な命令を待
つ。そうでなければ、メモリ制御器は段階113に戻
る。
【0041】次に図8の段階102で、メモリ制御器は
ラッチPOMKを調べ、消去命令がパワーアップ後の最
初の非プログラム命令かどうか決定する。そうでなけれ
ば、段階130でメモリ制御器は、単一ブロックだけの
消去を要求されたかどうか決定する。そうでなければ、
段階131でメモリ制御器は、全ての出力線86上の全
てのSKIPDAT信号が高かどうか決定する。全てが
高であれば、メモリ制御器は段階100に戻る。段階1
00でメモリ制御器18は現在の命令を終了し、計算機
からの次の有効な命令を待つ。全てが高でなければ、段
階132でメモリ制御器は、アドレスカウンタ20と、
条件付きでブロックカウンタ22を第1アドレスに初期
化し、パルスカウンタ23をゼロに初期化する。次にメ
モリ制御器は段階133に進み、ここでメモリ制御器は
プログラム開始状態になる。次に段階134でメモリ制
御器は、チップ消去動作でアドレスカウンタが最終ブロ
ック14の最終アドレスに達したかどうか、またはブロ
ック消去で単一ブロックの最終アドレスに達したかどう
か決定する。そうであれば、メモリ制御器は段階135
で、アドレスカウンタを第1アドレスに初期化し、パル
スカウンタ23をゼロに初期化し、段階104に進む。
【0042】チップ消去動作で最終ブロックの最終アド
レスに達していない場合、またはブロック消去で単一ブ
ロックの最終アドレスに達していない場合は、段階13
6でメモリ制御器は、(a)ブロックが保護されている
か、(b)ブロックが前に消去されたかどうか決定す
る。条件(a)と(b)のどちらかであれば、段階13
7でメモリ制御器はブロックカウンタ22を増分し、段
階133に戻る。
【0043】段階136で調べた条件がなければ、段階
138でメモリ制御器はプログラム確認モード動作を実
行する。次に段階139でメモリ制御器は、アドレスカ
ウンタがアドレスしたアドレス位置をプログラムしたか
どうか決定する。プログラムしてあれば、段階140で
メモリ制御器は、前の命令がプログラム命令か消去命令
か(段階100で計算機が発したもの)決定する。前の
命令がプログラム命令であれば、メモリ制御器は段階1
00に戻る。段階100でメモリ制御器18は現在の命
令を終了し、計算機からの次の有効な命令を待つ。プロ
グラム命令でなければ、段階141でメモリ制御器は、
アドレスカウンタ20を増分し、パルスカウンタ23を
ゼロに初期化し、段階133に戻る。
【0044】段階139で、アドレスカウンタがアドレ
スしたアドレス位置のプログラム確認動作が済んでいな
いとメモリ制御器が決定すれば、段階142でメモリ制
御器は、予め定めた最大プログラム・パルスカウントよ
りパルスカウンタ23のカウントの方が大きいかどうか
決定する。最大より大きい場合は、段階143でメモリ
制御器は、失敗表示レジスタをセットして段階100に
戻る。段階100でメモリ制御器18は現在の命令を終
了し、計算機からの次の有効な命令を待つ。最大より大
きくない場合は、段階144でメモリ制御器は、フラッ
シュ・プログラムモード・パルスを発生してアドレス位
置をプログラムする。次に段階145でメモリ制御器
は、パルスカウンタ23を増分して段階138に戻る。
このようにして、この技術でよく知られているように、
段階138、139、142、144、145を経て、
反復プログラム段階でアドレス位置をプログラムする。
【0045】段階130に戻って、メモリ制御器が単一
ブロックの消去を要求されたと決定すると、メモリ制御
器は段階150に進む。段階150で、アドレスブロッ
クのSKIPDAT信号を調べる。アドレスしたブロッ
クが消去されたかまたは保護されたことをSKIPDA
T信号が示すと、メモリ制御器は段階100に戻る。段
階100でメモリ制御器18は現在の命令を終了し、計
算機からの次の有効な命令を待つ。アドレスしたブロッ
クが保護されずまた消去されていなければ、メモリ制御
器は段階132に進む。
【0046】段階101に戻って、メモリ制御器は計算
機がPGM(プログラム)動作を要求したかどうか決定
する。計算機がプログラム動作を要求した場合は、段階
146でメモリ制御器は、ブロックが既に保護されてい
るかどうか決定する。ブロックが保護されていれば、メ
モリ制御器は段階100に戻る。段階100でメモリ制
御器18は現在の命令を終了し、計算機からの次の有効
な命令を待つ。保護されていなければ、段階147でメ
モリ制御器は、パルスカウンタ23をゼロに初期化し、
段階138に進む。
【0047】図8と図9において、この発明の方法は次
のように要約してよい。パワーアップすると、第1消去
命令によりメモリ制御器は先ず消去確認サイクルに入
り、メモリ中の全てのブロックを走査し、すでに消去さ
れまたは保護されたことが分かったブロックに対応する
スキップダット・ラッチ28をセットする。
【0048】消去確認の後、セットされていないスキッ
プダット・ラッチ28のブロックだけを前調整して消去
する。各消去パルスの後に消去確認が続き、ブロックを
消去してよいことを確認すると直ちに対応するスキップ
ダット・ラッチ28をセットし、その後は消去パルスを
一切受けない。パワーアップ後の最初の消去命令を除け
ば、消去の前調整の前には消去確認は行わない。消去の
前調整に続いてシーケンス消去、消去確認、消去、消去
確認というように、全てのスキップダット・ラッチ28
をセットするか、または加えた消去パルスの数が一定の
限度を超えるまで続く。
【0049】プログラム動作は、保護されていないアド
レスしたブロックのスキップダット・ラッチ28をリセ
ットする。消去されたブロックのスキップダット・ラッ
チ28は、プログラム動作をブロック上で実行するまで
セットされたままである。すでに消去状態にあるブロッ
クに消去動作を行おうとすると、この動作を飛び越す
(確認せず、前調整せず、消去パルスを出さない)。
【0050】この発明の原理、望ましい実施態様、動作
モードについてこれまで説明した。この説明は限定的な
ものではなく例示的なものであって、この発明は開示し
た特定の形式に制限されると考えてはならない。更に、
この技術に精通した人は、この発明の精神から逸れるこ
となく、変形や変更を行うことができるものである。
【0051】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。 (1) 計算機の不揮発性メモリのブロックを消去する
方法であって、(a) メモリの各ブロックについて、
ブロックが消去状態か消去から保護された状態かを検出
し、(b) 消去状態または消去から保護された状態に
ある各ブロックのフラグレジスタをセットし、(c)
それぞれのフラグをセットしていない消去対象ブロック
を選択し、(d) 選択したブロックを消去する、段階
を含む方法。
【0052】(2) 初期のパワーアップの後、全ての
ブロックの消去状態を確認することを更に含む、第1項
記載の方法。 (3) 1回に1ブロックだけを消去して確認する、第
1項記載の方法。 (4) 多重のブロックを並列に消去して確認する、第
1項記載の方法。 (5) 消去段階の後、選択したブロックが消去された
ことを確認する段階を更に含む、第1項記載の方法。 (6) 確認段階の後、情報でプログラムする各ブロッ
クのフラグレジスタをリセットする段階を更に含む、第
5項記載の方法。
【0053】(7) シリコン基板上に製作され、メモ
リセルのブロックを備える不揮発性メモリであって、
(a) ブロックが消去状態か消去から保護された状態
かを検出する手段と、(b) 消去状態にある各ブロッ
クのフラグレジスタをセットする手段と、(c) 消去
から保護された状態にある各ブロックのフラグレジスタ
をセットする手段と、(d) それぞれのフラグがセッ
トされていない消去対象ブロックを選択する手段と、
(e) 選択したブロックを消去する手段と、を更に備
えるメモリ。
【0054】(8) 1回に1ブロックだけ消去して確
認する手段を更に備える、第7項記載のメモリ。 (9) 多重のブロックを並列に消去して確認する手段
を更に備える、第7項記載のメモリ。 (10) 選択したブロックが消去されたことを確認す
る手段を更に備える、第7項記載のメモリ。 (11) 消去の後、情報でプログラムする各ブロック
のフラグレジスタをリセットする手段を更に備える、第
7項記載のメモリ。
【0055】(12) シリコン基板上に製作する不揮
発性メモリであって、前記メモリはメモリセルのブロッ
ク、セルをプログラムする手段、ブロックを消去する手
段、消去に対してブロックを保護する手段、ブロックが
消去状態か消去から保護された状態かを検出する手段、
プログラミングと消去と保護と検出の手段を制御するメ
モリ制御器を備え、メモリは、(a)各ブロックのマー
クラッチと、ただし各マークラッチは検出手段に応答し
て、各ブロックが消去されたかどうかを表すMARK信
号を発生し、マークラッチは検出手段からの信号に応答
する第1および第2NORゲートを備え、第1NORゲ
ートの出力は第2NORゲートの入力に接続し、第2N
ORゲートの出力は第1NORゲートの入力に接続する
ものであり、(b)各ブロックの保護ラッチと、ただし
各保護ラッチは検出手段に応答して、各ブロックが消去
に対して保護されているかどうかを表すSKIPDAT
信号を発生し、保護ラッチは検出手段からの信号に応答
する第1および第2NANDゲート備え、第1NAND
ゲートの出力は第2NANDゲートの入力に接続し、第
2NANDゲートの出力は第1NANDゲートの入力に
接続するもの、を更に備えるメモリ。
【0056】(13) 前記メモリ制御器は、プログラ
ム確認を要求されたことを示すプログラム確認信号と、
ブロックに消去の前調整を行うことを示す前調整信号
と、ブロックが消去されたことを示す確認信号とを発生
し、前記マークラッチは更に、出力を第1NORゲート
の入力に接続する第3NORゲートと、出力を第2NO
Rゲートの入力に接続する第4NORゲートを更に備
え、第2NORゲートは入力としてプログラム確認信号
を受け、第3NORゲートは入力として前調整信号を受
け、第4NORゲートは入力として確認信号を受ける、
第12項記載のメモリ。
【0057】(14) 前記メモリは、選択したブロッ
クを消去してはならないことを示すSECURE(バ
ー)信号と、プログラム動作を要求されたことを示すプ
ログラム信号と、メモリが今電源を受けたことを示すP
OR(バー)信号と、プログラム/消去動作のためにブ
ロックを選択したことを示すBLKEN信号を発生し、
前記保護ラッチは、出力を第1NANDゲートの入力に
接続する第3NANDゲートと、出力を第2NANDゲ
ートの入力に接続する第4NANDゲートとを更に備
え、第1NANDゲートは入力としてSECURE(バ
ー)信号を受け、第2NANDゲートは入力としてPO
R(バー)信号を受け、第3および第4NANDゲート
はそれぞれ入力としてBLKEN信号を受ける、第12
項記載のメモリ。
【0058】(15) 選択したブロックが消去された
ことを確認する手段を更に備える、第12項記載のメモ
リ。 (16) 消去の後、情報でプログラムする各ブロック
のフラグレジスタをリセットする手段を更に備える、第
12項記載のメモリ。
【0059】(17) 計算機の不揮発性メモリのブロ
ックを消去する方法であって、(a)前記メモリの各ブ
ロックについてブロックが消去状態かまたは消去から保
護された状態かを検出し、(b)消去状態かまたは消去
から保護された状態にある各ブロックのフラグレジスタ
をセットし、(c)それぞれのフラグがセットされてい
ない消去対象ブロックを選択し、(d)選択したブロッ
クを消去する、段階を含む。
【図面の簡単な説明】
この発明の上述のおよびその他の態様は、添付の図面を
参照して望ましい実施態様の説明を読めばより明らかに
なる。この図面は、この発明の望ましい実施態様を図示
したものである。図面中、同じ部材は同じ参照番号で示
す。
【図1】メモリセルのブロックを制御するメモリ制御器
を示す、この発明の計算機のブロック図。
【図2】メモリセルのブロックを部分ブロックの形で示
す電気略図。
【図3】メモリ制御器の一部であるマークラッチのブロ
ック図。
【図4】マークラッチの消去確認モードのタイミング
図。
【図5】メモリ制御器である一部のスキップダット・ラ
ッチのブロック図。
【図6】スキップダット・ラッチを高にセットするタイ
ミング図。
【図7】スキップダット・ラッチを低にリセットするタ
イミング図。
【図8】メモリ制御器が計算機命令を解釈して、消去の
ためにメモリセルのブロックをプログラムし前調整す
る、この発明の方法を示す流れ図。
【図9】メモリ制御器がメモリセルの選択したブロック
を消去しまたは消去を確認する、この発明の方法を示す
流れ図。
【符号の説明】
10 計算機 12 メモリ 14 ブロック 16 カウンタ 18 メモリ制御器 20 アドレスカウンタ 22 ブロックカウンタ 23 パルスカウンタ 26 マークラッチ 28 スキップダット・ラッチ 30 セル 31 ソース 32 ドレン 33 浮遊ゲート 34 制御ゲート 35 語線 36 語線デコーダ 37 ソース線 38 ドレン列線 39 列デコーダ 50 インバータ 52,54 NORゲート 56 NANDゲート 58,60 NORゲート 62 NORゲート60の出力線 64 NORゲート54の出力線 70 NANDゲート 72 インバータ 74,76,78 NANDゲート 80 NORゲート 82,84 NANDゲート 86 NANDゲート84の出力線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ティー.ダモダー リード インド国ナルゴンダ,ナムパリィ ビア ラベリィ(番地なし)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計算機の不揮発性メモリのブロックを消
    去する方法であって、 (a) メモリの各ブロックについて、ブロックが消去
    状態か消去から保護された状態かを検出し、 (b) 消去状態または消去から保護された状態にある
    各ブロックのフラグレジスタをセットし、 (c) それぞれのフラグをセットしていない消去対象
    ブロックを選択し、 (d) 選択したブロックを消去する、 段階を含む方法。
  2. 【請求項2】 シリコン基板上に製作され、メモリセル
    のブロックを備える不揮発性メモリであって、 (a) ブロックが消去状態か消去から保護された状態
    かを検出する手段と、 (b) 消去状態にある各ブロックのフラグレジスタを
    セットする手段と、 (c) 消去から保護された状態にある各ブロックのフ
    ラグレジスタをセットする手段と、 (d) それぞれのフラグがセットされていない消去対
    象ブロックを選択する手段と、 (e) 選択したブロックを消去する手段と、 を更に備えるメモリ。
JP13394A 1993-01-05 1994-01-05 フラッシュメモリの保護方式を持つスマート消去アルゴリズム Pending JPH076595A (ja)

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