JPH076580U - 電磁弁用端子箱 - Google Patents
電磁弁用端子箱Info
- Publication number
- JPH076580U JPH076580U JP4140393U JP4140393U JPH076580U JP H076580 U JPH076580 U JP H076580U JP 4140393 U JP4140393 U JP 4140393U JP 4140393 U JP4140393 U JP 4140393U JP H076580 U JPH076580 U JP H076580U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal box
- box body
- tube
- sealing force
- rubber tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Gasket Seals (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 端子箱本体と蓋板の間で全周にわたって均一
なシール力を得る。 【構成】 シール部材が、端子箱本体1の開口3の輪郭
に倣った無端状のゴムチューブ11で形成されている。
ゴムチューブ11を、蓋板7の嵌合段部8の外側に沿っ
て穿設された取付溝12内に嵌め、蓋板7を端子箱本体
1の上面に被せて四隅をねじ9で締結すると、ねじ止め
された付近である端子箱の長さ方向の両端側に位置する
ゴムチューブ11は強く押し付けられて潰され、それに
伴いその内部の空気が押え力の弱い中央部分のゴムチュ
ーブ11内に回って、その部分のチューブ11が張られ
る。ねじ9による押え力の弱い部分のシール力が補強さ
れることにより、全周にわたって略均一のシール力が得
られる。
なシール力を得る。 【構成】 シール部材が、端子箱本体1の開口3の輪郭
に倣った無端状のゴムチューブ11で形成されている。
ゴムチューブ11を、蓋板7の嵌合段部8の外側に沿っ
て穿設された取付溝12内に嵌め、蓋板7を端子箱本体
1の上面に被せて四隅をねじ9で締結すると、ねじ止め
された付近である端子箱の長さ方向の両端側に位置する
ゴムチューブ11は強く押し付けられて潰され、それに
伴いその内部の空気が押え力の弱い中央部分のゴムチュ
ーブ11内に回って、その部分のチューブ11が張られ
る。ねじ9による押え力の弱い部分のシール力が補強さ
れることにより、全周にわたって略均一のシール力が得
られる。
Description
【0001】
本考案は、端子箱本体とそれに被着される蓋板との間をシールするのに用いる シール部材の構造に改良を加えた電磁弁用端子箱に関する。
【0002】
まず、この種の電磁弁用端子箱の一例を本考案の一実施例を示す図1及び図2 を参照して説明する。 符号1は略直方体なす端子箱本体であって、上面側が開口されているとともに 、内部に電磁弁駆動用回路2等が収容されて底面側が図示しない電磁弁に取り付 けられるようになっており、その開口3の周縁4の四隅にねじ孔6が形成されて いる。
【0003】 端子箱本体1の上面に被着される蓋板7は、端子箱本体1の上面に整合する形 状をなし、その被着面に端子箱本体1の開口3内に嵌まる嵌合段部8が突成され ているとともに、四隅に、上記の端子箱本体1のねじ孔6と対応してねじ9の挿 通孔10が形成されている。
【0004】 そして、蓋板7の嵌合段部8の回りにリング状の角パッキンまたは板パッキン を嵌めて、蓋板7を端子箱本体1の上面に被せ、蓋板7の4箇所の挿通孔10に 夫々ねじ9を通して端子箱本体1のねじ孔6に螺合して締め付けることによって 、両者間のシールを図りつつ固定するようになっている。
【0005】
ところで、上記のような構造の端子箱では、ねじ9を端子箱の長さ方向の両端 側の都合4箇所で締め付けるようになっているため、長さ方向の中央部分での締 付力が両端側に比べて弱くなり、全周にわたって均一なシール力が得られない欠 点があった。
【0006】 それを回避するために、蓋板7を長さ方向の中央部が下面側に膨出した予め反 った形状に成形したり、あるいは、端子箱本体1の上面にパッキンに食い込む突 部を形成することが提案されたが、いずれも成形が難しくなってコスト高を招く 欠点があった。
【0007】
本考案の電磁弁用端子箱は、叙上の点に鑑み案出されたものであって、シール 部材を、空気の外部への流出が不能な状態とした弾性チューブにより形成した構 成とした。
【0008】
本考案は上記構成になり、ねじ止めされた付近の弾性チューブは強く押し付け られて潰され、それに伴いその内部の空気がねじ止め位置から離間した押え力の 弱い位置に対応する弾性チューブ内に回って、その部分のチューブが張る。
【0009】 それにより、ねじ止めによる押え力の弱い部分のシール力が補強されて、開口 の周縁の全周にわたって略均一のシール力を得ることができる。
【0010】 また、蓋板や端子箱本体にシール力向上のための成型上の変更を加えることも ないから、製造コストの増加を招くおそれもない。
【0011】 さらに、チューブであって弾性に富んでいるから、蓋板や端子箱本体にクリー プ変形等が生じた場合にもそれに対応して変形できて、確実なシールを果たすこ とができる。
【0012】
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて説明する。 本実施例では、シール部材が、端子箱本体1の開口3の輪郭に倣った無端状の ゴムチューブ11から形成されている。
【0013】 そして、このゴムチューブ11を、蓋板7の嵌合段部8の外側に沿って穿設さ れた取付溝12内に嵌め、蓋板7を端子箱本体1の上面に被せて、四隅をねじ9 で締結すると、ねじ止めされた付近である端子箱の長さ方向の両端側に位置する ゴムチューブ11は強く押し付けられて潰され、それに伴いその内部の空気が押 え力の弱い中央部分のゴムチューブ11内に回って、その部分のチューブ11が 張られる。
【0014】 それにより、ねじ止めによる押え力の弱い部分のシール力が補強されて、端子 箱本体1の上面と蓋板2との間で全周にわたって略均一のシール力を得ることが できる。
【0015】 蓋板7や端子箱本体1にはシール力向上のために成型上の格別の変更を加える こともないから、製造コストの増加を招かない。
【0016】 また、ゴムチューブ11は弾性に富んでいるから、蓋板7や端子箱本体1にう ねり等のクリープ変形が生じた場合にもそれに対応して変形できて、確実にシー ルできる。
【0017】 なお、ゴムチューブは必ずしも無端状にする必要はなく、空気の流出を不能に 両端を密閉した1本のゴムチューブを回曲して用いるようにしても良い。
【図1】本考案の一実施例の分解斜視図である。
【図2】その組付状態の縦断面図である。
【図3】本実施例のシール部材の部分拡大斜視図であ
る。
る。
1:端子箱本体 3:開口 4:(開口3の)周縁
7:蓋板 9:ねじ 11:ゴムチューブ
7:蓋板 9:ねじ 11:ゴムチューブ
Claims (1)
- 【請求項1】 電磁弁駆動用回路等を収容した端子箱本
体の開口面に、開口の周縁全周に沿って配設される線条
のシール部材を介して蓋板を被せ、複数箇所でねじ止め
して固定するようにした電磁弁用端子箱において、前記
シール部材を、空気の外部への流出が不能な状態とした
弾性チューブにより形成したことを特徴とする電磁弁用
端子箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4140393U JPH076580U (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 電磁弁用端子箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4140393U JPH076580U (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 電磁弁用端子箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH076580U true JPH076580U (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=12607409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4140393U Pending JPH076580U (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 電磁弁用端子箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH076580U (ja) |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP4140393U patent/JPH076580U/ja active Pending
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