JPH044987Y2 - - Google Patents

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JPH044987Y2
JPH044987Y2 JP1983138420U JP13842083U JPH044987Y2 JP H044987 Y2 JPH044987 Y2 JP H044987Y2 JP 1983138420 U JP1983138420 U JP 1983138420U JP 13842083 U JP13842083 U JP 13842083U JP H044987 Y2 JPH044987 Y2 JP H044987Y2
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JP
Japan
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pressure sensor
moisture
diaphragm
hole
base
Prior art date
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JP1983138420U
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JPS6046050U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、一般家庭用および工業用として利用
できる圧力センサユニツトに関するものである。
(従来例の構成とその問題点) 従来この種の圧力センサにおいては第1図に示
すように、基台1に電極1′を設け、この電極
1′に対向する電極2′をダイヤフラム2に設け、
電極1′と電極2′との間にはギヤツプ3を形成し
ていた。この場合電気容量Cは電極1′,2′間の
ギヤツプ3の誘電率εに比例するので、基台1に
形成した貫通孔4により、ギヤツプ3内を真空に
し、真空にしたのちにシール5により封止して負
圧(−P)で使用していた。またシール5を行な
わないで完全開放状態で使用する場合、塵埃が入
らないようにすると共に、湿度が高いと誘電率が
変化して容量が変化するので湿度の一定な場所で
しか使用できない等使用環境が限定される問題点
があつた。
また真空にせずにシール5で封止すると、温度
変化で内部の気体の体積が変化して、容量が変化
するため、温度の一定な場所でしか使用できない
など使用環境が限定される問題点があつた。
(考案の目的) 本考案の目的は、従来の問題点を解消し、環境
が悪い条件のもとでも使用可能な圧力センサユニ
ツトを提供することである。
(考案の構成) 本考案の圧力センサユニツトは一方の電極を有
するダイヤフラムと、他方の電極を有する基台と
をギヤツプをもつて対向させ、基台の一部には貫
通孔を設けてギヤツプと外部とを連通させた圧力
サンセを形成し、この圧力サンセは上記基台の貫
通孔側に防湿ダイヤフラムを設けて枠体内に収納
しているので圧力変化に順応し、悪環境でも機能
を発揮させることができるものである。
(実施例の説明) 本考案の一実施例を第2図ないし第6図に基づ
いて説明する。
第2図および第3図において、6は基台で表面
の中央部には電極7を、周縁部には補正用電極8
を有し、かつ両者の間に貫通孔9を設けている。
10はダイヤフラムで、電極7と対向する電極1
1を表面に有している。12は電極7,11間に
ギヤツプ13を形成するために基板6とダイヤフ
ラム10との間に介在させるギヤツプ調整用のガ
ラスビーズ(厚さ約200μm)である。
なお、補正用電極8は圧力サンセ14の組立時
に、ガラスビーズ12の大きさのばらつきでギヤ
ツプ13が増減するのを回路的に補正する機能を
有している。この圧力センサ14はダイヤフラム
10に圧力Pが加わるとギヤツプ13が小さくな
り、電極7,11間の静電容量が増加する。前記
の圧力センサ14を枠体に組込む場合、その構成
は第3図(第2図の圧力センサが逆さになつてい
る)に示すとおりで、15は上部枠体、16は下
部枠体で17は上部枠体15と圧力センサ14の
ダイヤフラム10との間に介在させたパツキング
で気密構成にして、ダイヤフラム10に受圧でき
るようにしている。18は圧力センサ14の基台
6の貫通孔9の開口を囲むように圧力センサ14
と下部枠体16との間に介在させた防湿ダイヤフ
ラムで、凸状の皿形状をなし、その凸側を貫通孔
9側に向かつて取付けると共に、貫通孔9のセン
ターと、防湿ダイヤフラム18のセンターをずら
して取付けている。19は上部枠体15と下部枠
体16とを圧力センサを収納して一体に締付ける
固定用ネジ、20は回路用プリント基板で、21
は下部枠体16の凹部にプリント基板20を収納
したのち充填したモールド材である。
いま圧力センサを枠体内に収納すると、防湿ダ
イヤフラム18はその周縁のOリング部22が圧
縮され、基台6と防湿ダイヤフラム18との間の
空気により、第4図に示すような凸状の皿形状か
ら第5図に示すように変形する。
防湿ダイヤフラム18はやわらかいものを使用
しているので、第1図に示すように貫通孔4を封
止した場合に比べ、温度変化による容量の変化
は、防湿ダイヤフラムが変形して、ほとんど受け
ない。組立時の気温は通常15℃ないし25℃である
が、使用環境は−20℃ないし+80℃位となり、
PV/T=一定(P=圧力、V=体積、T=温度)
となるように温度変化や体積変化で、体積が組立
時より縮少したり膨張したりする。
しかし、組立時に防湿ダイヤフラム18の凸部
が基台6の貫通孔9側に向つて組立てているの
で、組立後には、第5図のように防湿ダイヤフラ
ム18は全体がたるんだ状態に変形して体積の縮
少に対しても、膨張に対しても円滑に動作する。
気温が下がつて、体積が縮少すると、防湿ダイ
ヤフラム18は第6図で示すように圧力センサの
基台6にへばりつくように動作する。圧力センサ
ユニツトを組立てた状態では防湿ダイヤフラム1
8はイのような実線の状態であるが、気温が下が
つて体積が縮少すると、ロの点線のように圧力セ
ンサの基台6にへばりつく、このとき、防湿ダイ
ヤフラム18の中央部が一番先に基台6にへばり
つき、さらに体積の縮少により、外周部も基台6
にへばりついていく。このとき、基台6の貫通孔
9の中心を、防湿ダイヤフラム18の中心をずら
しておき、かつ防湿ダイヤフラム18の固定部近
辺に貫通孔9の中心を位置せしめることにより、
体積が縮少して防湿ダイヤフラム18が基台6に
へばりついてもまた十分応答性がある。なお、防
湿ダイヤフラム18の材質はゴムでもプラスチツ
クシートでも同様である。また貫通孔9は防湿ダ
イヤフラム18のOリング部22に近い方が安定
する。また防湿ダイヤフラムは凸形状でなくとも
やわらかいものであれば使用可能である。
プリント基板20はモールドされているので、
悪環境下で使用しても問題が生じない利点があ
る。したがつて、圧力サンセの貫通孔を囲むよう
に位置させ、なおかつ、貫通孔9の中心と、防湿
ダイヤフラム18の中心をずらしてもうけ、かつ
防湿ダイヤフラム18の固定部付近に中心が位置
するように貫通孔9を設け、防湿ダイヤフラム1
8にたるみが形成されて、体積の増減に順応でき
るようになつている。また湿気の多い所、塵埃の
多い所でも使用でき、特に圧力が小さいときの検
知に有効となる。また回路構成上一度初期調整を
すると、以後使用前の調整をしない圧力センサの
場合、誘電率が変化することは問題であるので、
本考案は特に有効である。
(考案の効果) 本考案によれば、一方の電極を有するダイヤフ
ラムと、他方の電極を有し、かつ貫通孔を有する
基台とを間隔を設けて対向させて形成した圧力セ
ンサを、ダイヤフラムに外圧を印加できる枠体に
収納するとともに、この枠体と圧力センサとの間
に貫通孔を囲む防湿ダイヤフラムを介在させ、貫
通孔の中心と、防湿ダイヤフラムの中心をずらし
て、貫通孔9の中心を防湿ダイヤフラム18の固
定部近辺に設けることにより、防湿ダイヤフラム
の動きが大きくなつても貫通孔9をふさぐことな
く、小型の防湿ダイヤフラムで、湿度、塵埃の多
い、温度変化、大気圧変化のある悪環境下でも使
用可能となる多大の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例における圧力センサの断面図、
第2図は本考案の一実施例における圧力センサの
断面図で、aは縦断面図、bは基台の平面図、c
はダイヤフラムを下からみた平面図、第3図は同
圧力センサを組立てた圧力センサユニツトの断面
図で、aは全体の縦断面図、bは一部断面図、第
4図はユニツトの組立前の防湿ダイヤフラムと基
台の関係を示す断面図、第5図はユニツト組立後
の同関係を示す断面図、第6図はユニツト組立後
の防湿ダイヤフラムと基台の関係を示す断面図で
ある。 1……基台、1′,2′……電極、2ダイヤフラ
ム、3……ギヤツプ、4……貫通孔、5……シー
ル、6……基台、7……電極、8……補正用電
極、9……貫通孔、10……ダイヤフラム、11
……電極、12……ガラスビーズ、13……ギヤ
ツプ、14……圧力センサ、15……上部枠体、
16……下部枠体、17……パツキング、18…
…防湿ダイヤフラム、19……固定用ネジ、20
……プリント基板、21……モールド材、22…
…Oリング部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一方の電極を有するダイヤフラムと、他方の
    電極を有しかつ貫通孔を有する基台とを各電極
    が互いに対向する如く間隔を設けて対向させ
    て、コンデンサを形成した圧力センサを、前記
    ダイヤフラムに外圧を印加できる一方の枠体に
    収納するとともに、他方の枠体と圧力センサと
    の間に貫通孔を囲む防湿ダイヤフラムを設け、
    かつ基台の貫通孔の中心が防湿ダイヤフラムの
    中心と一致せず、防湿ダイヤフラムの固定部近
    辺にあることを特徴とする圧力センサユニツ
    ト。 (2) 防湿ダイヤフラムの形状を基台に向つて凸形
    とすることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第(1)項の圧力センサユニツト。
JP13842083U 1983-09-08 1983-09-08 圧力センサユニット Granted JPS6046050U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13842083U JPS6046050U (ja) 1983-09-08 1983-09-08 圧力センサユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13842083U JPS6046050U (ja) 1983-09-08 1983-09-08 圧力センサユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6046050U JPS6046050U (ja) 1985-04-01
JPH044987Y2 true JPH044987Y2 (ja) 1992-02-13

Family

ID=30310586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13842083U Granted JPS6046050U (ja) 1983-09-08 1983-09-08 圧力センサユニット

Country Status (1)

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JP (1) JPS6046050U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS421511Y1 (ja) * 1964-01-18 1967-01-30
JPS5122485B2 (ja) * 1972-06-02 1976-07-10

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5122485U (ja) * 1974-08-07 1976-02-19

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS421511Y1 (ja) * 1964-01-18 1967-01-30
JPS5122485B2 (ja) * 1972-06-02 1976-07-10

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Publication number Publication date
JPS6046050U (ja) 1985-04-01

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