JPH0765620B2 - 密閉したケ−ス内に配設された転がり軸受の潤滑装置 - Google Patents
密閉したケ−ス内に配設された転がり軸受の潤滑装置Info
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- JPH0765620B2 JPH0765620B2 JP61048234A JP4823486A JPH0765620B2 JP H0765620 B2 JPH0765620 B2 JP H0765620B2 JP 61048234 A JP61048234 A JP 61048234A JP 4823486 A JP4823486 A JP 4823486A JP H0765620 B2 JPH0765620 B2 JP H0765620B2
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- rolling bearing
- oil
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F16C19/22—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
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- F16C33/76—Sealings of ball or roller bearings
- F16C33/78—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
- F16C33/7803—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members suited for particular types of rolling bearings
- F16C33/7813—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members suited for particular types of rolling bearings for tapered roller bearings
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- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sealing Of Bearings (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、歯車減速機構、産業車両用ホイールの湿式ブ
レーキ機構などを備えた密閉ケース内に回転体を支持す
るために配設されている転がり軸受の潤滑装置に関する
ものである。
レーキ機構などを備えた密閉ケース内に回転体を支持す
るために配設されている転がり軸受の潤滑装置に関する
ものである。
「従来の技術」 従来より知られているこの種の機構に使用されている転
がり軸受の潤滑装置、例えば、第4図に示すような湿式
ブレーキ機構10にあっては、該湿式ブレーキ機構10の配
設された室内11の潤滑用の油と、軸受12の配設された室
内13の潤滑用の油とが共用されているため、摩擦板14の
摩耗粉やその他の異物が直接軸受12内部に入り込み軸受
12を早期に損傷せしむるという問題があった。
がり軸受の潤滑装置、例えば、第4図に示すような湿式
ブレーキ機構10にあっては、該湿式ブレーキ機構10の配
設された室内11の潤滑用の油と、軸受12の配設された室
内13の潤滑用の油とが共用されているため、摩擦板14の
摩耗粉やその他の異物が直接軸受12内部に入り込み軸受
12を早期に損傷せしむるという問題があった。
この様な構造における問題を解決する手段として、例え
ば湿式ブレーキ機構10側の室内11と軸受12側の室内13と
を特定の弾性シールの手段(図示せず)によって離隔
し、完全に遮断することも考えられる。
ば湿式ブレーキ機構10側の室内11と軸受12側の室内13と
を特定の弾性シールの手段(図示せず)によって離隔
し、完全に遮断することも考えられる。
しかしながら、上記のような弾性シール手段にあって
は、隔離された両室11,13内に潤滑用の油を別々に供給
しなければならないという問題が生じ、また使用条件に
よっては、それぞれの室内に満たされた油の温度変化に
よって、それぞれの室内に圧力差(圧力変動)を生じ、
これによって、前記弾性シール部材が変形したり、まく
れたりしてこれを損傷し、その結果両室11,13の遮断機
能が低下して前記両室11,13の隔離が不十分となり、両
室11,13が互いに連通し、湿式ブレーキ室11内の摩耗粉
が軸受12側の室内13に入り込んで軸受12内部に侵入し、
軸受12を早期に損傷させる欠点があった。
は、隔離された両室11,13内に潤滑用の油を別々に供給
しなければならないという問題が生じ、また使用条件に
よっては、それぞれの室内に満たされた油の温度変化に
よって、それぞれの室内に圧力差(圧力変動)を生じ、
これによって、前記弾性シール部材が変形したり、まく
れたりしてこれを損傷し、その結果両室11,13の遮断機
能が低下して前記両室11,13の隔離が不十分となり、両
室11,13が互いに連通し、湿式ブレーキ室11内の摩耗粉
が軸受12側の室内13に入り込んで軸受12内部に侵入し、
軸受12を早期に損傷させる欠点があった。
また、油濾過装置付きの転がり軸受が知られている(実
公昭34−805号公報および実公昭33−9307号公報)がこ
れら濾過装置は外輪の周溝にかしめて取付けられる保持
板に組み込まれてなるため、一度セットされたら取り外
しは面倒であるなどの欠点を有する。
公昭34−805号公報および実公昭33−9307号公報)がこ
れら濾過装置は外輪の周溝にかしめて取付けられる保持
板に組み込まれてなるため、一度セットされたら取り外
しは面倒であるなどの欠点を有する。
「発明が解決しようとする問題点」 本発明は、上記のような油供給上の問題点及び軸受潤滑
上の欠点を除去することを技術課題とするものである。
上の欠点を除去することを技術課題とするものである。
「問題を解決するための手段」 上記技術課題を解決するための本発明の技術的手段は次
の通りである。
の通りである。
すなわち、密閉ケース内に転がり軸受と減速機構、ブレ
ーキ機構などの摩耗粉の発生しやすい機構を備え、か
つ、前記密閉ケース内には、該密閉ケースの外部より供
給された油が満たされており、該油によって前記転がり
軸受が潤滑されると共に、該転がり軸受の内部と摩耗粉
の発生しやすい前記機構との間に、両者間を遮断する遮
断部材を備えてなる転がり軸受の潤滑装置において、該
遮断部材がメタルリングのフランジ部に接着されたシー
ル部材と、該メタルリングから形成されると共に該メタ
ルリングの円周上に形成された複数の貫通孔にメッシュ
部材が装着され、かつ該メッシュ部材が取外し可能にな
っていることを特徴とする密閉したケース内に配設され
た転がり軸受の潤滑装置を提供することにある。
ーキ機構などの摩耗粉の発生しやすい機構を備え、か
つ、前記密閉ケース内には、該密閉ケースの外部より供
給された油が満たされており、該油によって前記転がり
軸受が潤滑されると共に、該転がり軸受の内部と摩耗粉
の発生しやすい前記機構との間に、両者間を遮断する遮
断部材を備えてなる転がり軸受の潤滑装置において、該
遮断部材がメタルリングのフランジ部に接着されたシー
ル部材と、該メタルリングから形成されると共に該メタ
ルリングの円周上に形成された複数の貫通孔にメッシュ
部材が装着され、かつ該メッシュ部材が取外し可能にな
っていることを特徴とする密閉したケース内に配設され
た転がり軸受の潤滑装置を提供することにある。
「作用」 かくして、本発明にあっては、摩耗粉の発生しやすい機
構側と軸受の内部とを適当な遮断部材によって隔離し、
同時に前記遮断部材に形成されている適当な大きさのメ
ッシュをもったメッシュ部材を介して常時連通させるこ
とによって摩耗の発生しやすい側の室と軸受内部(軸受
側の室)との圧力差をなくし、同時に軸受に供給される
油を濾過し、常にきれいな油によって軸受を潤滑するこ
とができる。
構側と軸受の内部とを適当な遮断部材によって隔離し、
同時に前記遮断部材に形成されている適当な大きさのメ
ッシュをもったメッシュ部材を介して常時連通させるこ
とによって摩耗の発生しやすい側の室と軸受内部(軸受
側の室)との圧力差をなくし、同時に軸受に供給される
油を濾過し、常にきれいな油によって軸受を潤滑するこ
とができる。
「実施例」 第1図及び第2図に示す産業車両用ホイールの湿式ブレ
ーキ機構に基づいて本発明の一実施例を説明する。
ーキ機構に基づいて本発明の一実施例を説明する。
100は車両のシャフトで、該シャフト100のタイヤ101側
に所要間隔をおいて反軸端側に第1段部102、軸端側に
第2段部103が形成され、該反軸端側の第1段部102には
スペーサリング104を介して転がり軸支の1つである円
錐ころ軸受105の内側1051を嵌合し、軸端側には押さえ
板106を介して転がり軸受の1つである円錐ころ軸受107
の内輪1071が嵌合される。
に所要間隔をおいて反軸端側に第1段部102、軸端側に
第2段部103が形成され、該反軸端側の第1段部102には
スペーサリング104を介して転がり軸支の1つである円
錐ころ軸受105の内側1051を嵌合し、軸端側には押さえ
板106を介して転がり軸受の1つである円錐ころ軸受107
の内輪1071が嵌合される。
該円錐ころ軸受105の外輪1052及び円錐ころ軸受107の外
輪1072はハウジング108の内周段部1081,1082に嵌合され
る。
輪1072はハウジング108の内周段部1081,1082に嵌合され
る。
そして、前記一方の円錐ころ軸受105には、第2図に示
すように後述するブレーキ機構10側の室Aから連通孔10
92を通り円錐ころ軸受105の内部に侵入しようとする異
物の混入した油を遮断するためのシールの役目をもった
遮断部材200が固着されており、円錐ころ軸受105と一体
的に取り扱いできるようになっている。
すように後述するブレーキ機構10側の室Aから連通孔10
92を通り円錐ころ軸受105の内部に侵入しようとする異
物の混入した油を遮断するためのシールの役目をもった
遮断部材200が固着されており、円錐ころ軸受105と一体
的に取り扱いできるようになっている。
前記ハウジング108の反軸端側に径方向突出部1083が形
成され、該突出部1083の数ケ所に軸方向貫通孔1084が形
成される。
成され、該突出部1083の数ケ所に軸方向貫通孔1084が形
成される。
該ハウジング108の突出部1083の側壁1085並びに外周面1
086に当接嵌装すべく凹陥部1091を有する内側環体109と
がボルト110を介して固定される。
086に当接嵌装すべく凹陥部1091を有する内側環体109と
がボルト110を介して固定される。
該内側環体109には内外周面に連通する連通孔1092とピ
ストン111の外周に接する段部1093が形成される。
ストン111の外周に接する段部1093が形成される。
該内側環体109と同一軸心をもって形成される外側環体1
12の凹陥部1121には多数摩擦板1122・・・が交互に組み
込まれ、該摩擦板1122の反軸端側には前記ピストン111
の先端1112が当接し、他端1113は内外環体109,112によ
って形成されるブレーキ機構10の油の給油孔113に面し
ている。
12の凹陥部1121には多数摩擦板1122・・・が交互に組み
込まれ、該摩擦板1122の反軸端側には前記ピストン111
の先端1112が当接し、他端1113は内外環体109,112によ
って形成されるブレーキ機構10の油の給油孔113に面し
ている。
かくして、前記ブレーキ機構10を備え、同室内にあって
タイヤ101を回転支持している円錐ころ軸受105と107と
は、前記ブレーキ機構10とハウジング108に装着された
カバープレート114とによって囲まれた1つの密閉室内
に配置された構成となっている。
タイヤ101を回転支持している円錐ころ軸受105と107と
は、前記ブレーキ機構10とハウジング108に装着された
カバープレート114とによって囲まれた1つの密閉室内
に配置された構成となっている。
そして、前記ブレーキ機構10の配設されたBとは連通孔
1092によって互いに連通した1つの油室となっているが
ブレーキ機構10側に位置した円錐ころ軸受105に固着さ
れた遮断部材200によって、前記ブレーキ機構10側の室
Aと円錐ころ軸受105の内部とは遮断され、しかも、そ
の結果として、他方の円錐ころ軸受107も遮断されてい
る。
1092によって互いに連通した1つの油室となっているが
ブレーキ機構10側に位置した円錐ころ軸受105に固着さ
れた遮断部材200によって、前記ブレーキ機構10側の室
Aと円錐ころ軸受105の内部とは遮断され、しかも、そ
の結果として、他方の円錐ころ軸受107も遮断されてい
る。
該遮断部材200は第3図に示すように外方にフランジ部2
01を一体的に形成した断面略U字状メタルリング202
と、該メタルリング202のフランジ部201に加硫接着され
る弾性シール部材203及び該メタルリング202の円周上に
貫通孔204,204・・・が複数個形成され、該貫通孔204,2
04・・・には通気性、濾過性を有する適当な大きさのメ
ッシュをもったメッシュ部材205がゴムあるいはプラス
チックの如き弾性部材206を介して嵌脱自在に装着され
ている。
01を一体的に形成した断面略U字状メタルリング202
と、該メタルリング202のフランジ部201に加硫接着され
る弾性シール部材203及び該メタルリング202の円周上に
貫通孔204,204・・・が複数個形成され、該貫通孔204,2
04・・・には通気性、濾過性を有する適当な大きさのメ
ッシュをもったメッシュ部材205がゴムあるいはプラス
チックの如き弾性部材206を介して嵌脱自在に装着され
ている。
前記メッシュ部材205は金網からなる網状部材あるいは
焼結金属の如きポーラス部材若しくは布、多孔性樹脂等
を用いるのが好ましい。
焼結金属の如きポーラス部材若しくは布、多孔性樹脂等
を用いるのが好ましい。
本発明装置は上記せる如く構成されているので、車両の
停止の都度使用される湿式ブレーキ機構内の摩擦板は摩
減し、摩耗粉となって潤滑油と共に連通孔をへて転がり
軸受側に達するが、前記メッシュ部材により濾過され、
潤滑油のみ軸受側に流入する。
停止の都度使用される湿式ブレーキ機構内の摩擦板は摩
減し、摩耗粉となって潤滑油と共に連通孔をへて転がり
軸受側に達するが、前記メッシュ部材により濾過され、
潤滑油のみ軸受側に流入する。
図面中符号115は前記内側環体109の反軸端側を摺動自在
に受ける支承部材、116はシャフト100の軸端側の内輪10
71を軸方向に押圧固定するためのボルト、117はタイヤ1
01が装着されるディスクホイールである。
に受ける支承部材、116はシャフト100の軸端側の内輪10
71を軸方向に押圧固定するためのボルト、117はタイヤ1
01が装着されるディスクホイールである。
「発明の効果」 両室内すなわち、密閉ケース内への油の供給孔が1つで
すむため装置全体がシンプルにしてスムーズに油が供給
される。
すむため装置全体がシンプルにしてスムーズに油が供給
される。
また、転がり軸受に供給される油は、メッシュ部材を介
して濾過された摩耗粉のない油で潤滑されているので軸
受の損傷も少なく軸受寿命の延長を計ることができる。
して濾過された摩耗粉のない油で潤滑されているので軸
受の損傷も少なく軸受寿命の延長を計ることができる。
また、前記メッシュ部材を介して軸受内部(軸受側の
室)とは常時連通しているので、両室内の圧力差によっ
て遮断部材を損傷するなどの支障もなく、装置全体とし
ても長時間の使用に耐えることができる。
室)とは常時連通しているので、両室内の圧力差によっ
て遮断部材を損傷するなどの支障もなく、装置全体とし
ても長時間の使用に耐えることができる。
また、実施例の如く、メッシュ部材を取り外し可能にな
っているため、例えば、メッシュ部材に目詰まりが生じ
その機能を低下させるようなことが生じた場合でも、遮
断部材の全体を交換することなく、メッシュ部材のみの
交換によってその機能を復帰させることができる。
っているため、例えば、メッシュ部材に目詰まりが生じ
その機能を低下させるようなことが生じた場合でも、遮
断部材の全体を交換することなく、メッシュ部材のみの
交換によってその機能を復帰させることができる。
なお、遮断部材は軸受につけることに限定するものでは
なく、結果として、摩耗粉の発生しやすい機構を備えた
側の室の油が直接軸受内部に侵入するのを防止できる位
置にあれば良い。
なく、結果として、摩耗粉の発生しやすい機構を備えた
側の室の油が直接軸受内部に侵入するのを防止できる位
置にあれば良い。
また、該遮断部材に組み込まれるメッシュ部材は金網の
他、焼結金属、布、多孔性樹脂など通気性と濾過性を有
するものであれば特にこれを限定しない。
他、焼結金属、布、多孔性樹脂など通気性と濾過性を有
するものであれば特にこれを限定しない。
また、本発明の一実施例として湿式ブレーキ付きのホイ
ール軸受構造について図示説明されているが、該構造に
限定されるものではなく、摩耗粉やその他異物が直接軸
受内部に入り込む歯車減速機構などに適用されることは
勿論である。
ール軸受構造について図示説明されているが、該構造に
限定されるものではなく、摩耗粉やその他異物が直接軸
受内部に入り込む歯車減速機構などに適用されることは
勿論である。
第1図は本発明装置の一部省略断面図、第2図は本発明
装置に用いられている円錐ころ軸受の要部拡大断面図、
第3図は遮断部材の拡大図、第4図は従来装置を示す第
1図相当図である。 符号の説明 10:湿式ブレーキ機構 105,107:円錐ころ軸受 200:遮断部材 203:シール部材 205:メッシュ部材
装置に用いられている円錐ころ軸受の要部拡大断面図、
第3図は遮断部材の拡大図、第4図は従来装置を示す第
1図相当図である。 符号の説明 10:湿式ブレーキ機構 105,107:円錐ころ軸受 200:遮断部材 203:シール部材 205:メッシュ部材
Claims (1)
- 【請求項1】密閉ケース内に転がり軸受と減速機構、ブ
レーキ機構10などの摩耗粉の発生しやすい機構を備え、
かつ、前記密閉ケース内には、該密閉ケースの外部より
供給された油が満たされており、該油によって前記転が
り軸受が潤滑されると共に、該転がり軸受の内部と摩耗
粉の発生しやすい前記機構との間に、両者間を遮断する
遮断部材200を備えてなる転がり軸受の潤滑装置におい
て、該遮断部材200がメタルリング202のフランジ部201
に接着されたシール部材203と、該メタルリング202から
形成されると共に該メタルリング202の円周上に形成さ
れた複数の貫通孔204,204・・・にメッシュ部材205が装
着され、かつ該メッシュ部材が取外し可能になっている
ことを特徴とする密閉したケース内に配設された転がり
軸受の潤滑装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61048234A JPH0765620B2 (ja) | 1986-03-07 | 1986-03-07 | 密閉したケ−ス内に配設された転がり軸受の潤滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61048234A JPH0765620B2 (ja) | 1986-03-07 | 1986-03-07 | 密閉したケ−ス内に配設された転がり軸受の潤滑装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62209223A JPS62209223A (ja) | 1987-09-14 |
JPH0765620B2 true JPH0765620B2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=12797750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61048234A Expired - Lifetime JPH0765620B2 (ja) | 1986-03-07 | 1986-03-07 | 密閉したケ−ス内に配設された転がり軸受の潤滑装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0765620B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011040275A1 (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-07 | Ntn株式会社 | 密封型転がり軸受 |
JP2012211691A (ja) * | 2011-03-24 | 2012-11-01 | Ntn Corp | 転がり軸受 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2630339B2 (ja) * | 1991-05-10 | 1997-07-16 | 三洋化成工業株式会社 | 動物の排泄物用処理材 |
NL9202086A (nl) * | 1992-12-01 | 1994-07-01 | Skf Ind Trading & Dev | Een wentellagersysteem met een filterafdichtring. |
DE102005055037A1 (de) | 2005-11-18 | 2007-05-24 | Schaeffler Kg | Schrägkugellager |
EP1967749B1 (en) * | 2007-03-05 | 2018-10-31 | JTEKT Corporation | Tapered roller bearing with lubrication |
JP6075977B2 (ja) * | 2012-06-19 | 2017-02-08 | Ntn株式会社 | 転がり軸受 |
DE102018125104A1 (de) * | 2018-10-11 | 2020-04-16 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Radlagereinheit |
-
1986
- 1986-03-07 JP JP61048234A patent/JPH0765620B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011040275A1 (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-07 | Ntn株式会社 | 密封型転がり軸受 |
JP2011074945A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Ntn Corp | 密封型転がり軸受 |
CN102549285A (zh) * | 2009-09-29 | 2012-07-04 | Ntn株式会社 | 密封式滚动轴承 |
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JP2012211691A (ja) * | 2011-03-24 | 2012-11-01 | Ntn Corp | 転がり軸受 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62209223A (ja) | 1987-09-14 |
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