JPH076504U - 植込みキー - Google Patents
植込みキーInfo
- Publication number
- JPH076504U JPH076504U JP4127293U JP4127293U JPH076504U JP H076504 U JPH076504 U JP H076504U JP 4127293 U JP4127293 U JP 4127293U JP 4127293 U JP4127293 U JP 4127293U JP H076504 U JPH076504 U JP H076504U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boss
- key
- implant
- protrusion
- implantation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 植込みキー自身にボスの抜け防止機能を付加
することにより,回転軸に対するボスの固定を完全にす
る。 【構成】 植込みキー1の両端のうち,一端には,ボス
5の端部が引っ掛かるような突起2を設ける。他端に
は,ボスを通す時は,自由に通すことができ,通し終え
た後,上記ボスの端部に引っ掛かるような突起3を設け
る。
することにより,回転軸に対するボスの固定を完全にす
る。 【構成】 植込みキー1の両端のうち,一端には,ボス
5の端部が引っ掛かるような突起2を設ける。他端に
は,ボスを通す時は,自由に通すことができ,通し終え
た後,上記ボスの端部に引っ掛かるような突起3を設け
る。
Description
【0001】
本考案は,ボスの抜け防止機能を付加した植込みキーに関するものである。
【0002】
従来の植込みキーを使用した歯車や,ベルト車等のボスの抜け防止には,ボス に取り付けた押しビスが用いられている。 図4は従来の植込みキーを使用した装置の一部の断面図を示すもので,モータ 6の回転軸4にボス5を押しビス9により固定している。
【0003】
前述の従来技術では,歯車やベルト車等のボスの回転軸に対する固定は,押し ビスが発生する摩擦力によっている。このため,押しビスの先端に加わる繰り返 し荷重や,振動のため押しビスが緩み,摩擦力が低下して,固定が不完全になる という欠点がある。
【0004】 本考案は,植込みキー自身にボスの抜け防止機能を付加することにより,上記 欠点を除去することを目的とする。
【0005】
本考案は上記の目的を達成するため,植込みキーの両端に,ボスの移動を規制 する突起を設けるようにしたものである。
【0006】
本考案の作用について図1により説明すると,ボス5が右方向に移動しようと しても,植込みキー1の止まり側の突起2がボス5の右端に引っ掛かっているた め,ボス5は右方向に移動できない。又ボス5が左方向に移動しようとしても, 植込みキー1の通り側の突起3がボス5の左端に引っ掛かっているため,ボス5 は左方向に移動できない。このようにしてボス5を,回転軸4に固定することが できる。
【0007】
以下,この考案の一実施例を図2により説明する。これは,平歯のボスについ て実施した例である。1は植込みキー,2は植込みキーの止まり側の突起,3は 植込みキーの通り側の突起,4は回転軸,5はボス,6はモータである。植込み キー1は,モータ6の回転軸4に設けられたキーミゾに嵌め込まれ固定されてい る。平歯車のボス5の右端は,植込みキー1の止まり側の突起2に引っ掛かって おり,右方向に移動できない。平歯車のボス5の左端は,植込みキー1の通り側 の突起3に引っ掛かっており,左方向に移動できない。平歯車のボス5を回転軸 4に通す時は,平歯車のボス5で,植込みキー1の通り側の突起3を回転軸4の 中心方向に押しながら通す。回転軸4に通し終えた平歯車のボス5は,植込みキ ー1自身により固定されているため,従来のように固定のための押しビスを等必 要としない。したがって,振動等により,押しビスが緩み,ボス5が移動したり ,回転軸4から抜けることはない。本実施例によると,次の実施例に示すような 特別な器具を必要としない。
【0008】 以下この考案の別の実施例を図3により説明する。これは,ハーモニックドラ イブのウェーブジェネレータのボスについて実施した例である。(b)は断面図 ,(a)は(b)の左方から見た正面図である。1は植込みキー,2は植込みキ ーの止まり側の突起,3は植込みキーの通り側の突起,4は回転軸,5はボス, 6はモータ,7は抜け防止器具,8は固定ネジである。植込みキー1は,モータ の回転軸5に設けられたキーミゾに嵌め込まれ固定されている。ウェーブジェネ レータのボス5の右端は,植込みキー1の止り側の突起2に引っ掛かっており, 右方向に移動できない。一方ウェーブジェネレータのボス5の左端と,植込みキ ー1の通り側の突起3の間には,ウェーブジェネレータのボス5を回転軸4に通 した後に取り付け,固定ネジ8でウェーブジェネレータのボス5に固定された抜 け防止器具7が有り,植込みキー1の通り側の突起3に引っ掛かるため,ウェー ブジネレータのボス5は左方向に移動できない。このようにしてウェーブジネレ ータのボス5は,従来のように,固定のための押しビス9等を用いなくても,回 転軸4に確実に固定されている。又本実施例によると,先の実施例のようにボス 5を通す時,植込みキー1の通り側の突起3がにげる必要が無いため,植込みキ ー1にバネ性を持たせる必要がない。
【0009】
本考案による抜け防止機能付植込みキーは,振動や正逆回転の頻度の高い回転 軸に適用でき,又押しビスの緩みの検査等の保守点検の必要がないため,設置場 所に人間が近づきにくい装置等に適用でき,かつ装置の信頼性を向上できる。
【図1】本考案の抜け防止機能付植込みキーの図。
【図2】本考案の一実施例の断面図。
【図3】本考案の他の実施例の図で(a)は正面図,
(b)は断面図。
(b)は断面図。
【図4】従来の植込みキーを使用した装置の一部を示す
図。
図。
1 植込みキー 2 止まり側の突起 3 通り側の突起 4 回転軸 5 ボス 6 モータ 7 抜け防止器具 8 固定ネジ 9 押しビス
Claims (1)
- 【請求項1】 回転軸にボスを固定する際に用いる植込
みキーにおいて,端部にボスの移動を阻止するための突
起を設け,ボスの軸からの抜けを防止することを特徴と
する植込みキー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4127293U JPH076504U (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 植込みキー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4127293U JPH076504U (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 植込みキー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH076504U true JPH076504U (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=12603811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4127293U Pending JPH076504U (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 植込みキー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH076504U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51149877U (ja) * | 1975-05-24 | 1976-11-30 | ||
JP2011080519A (ja) * | 2009-10-06 | 2011-04-21 | Oriental Motor Co Ltd | 出力軸と伝達部品の締結構造 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP4127293U patent/JPH076504U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51149877U (ja) * | 1975-05-24 | 1976-11-30 | ||
JP2011080519A (ja) * | 2009-10-06 | 2011-04-21 | Oriental Motor Co Ltd | 出力軸と伝達部品の締結構造 |
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