JPH0764343B2 - 液状製品の連続熱処理・包装方法及びその装置 - Google Patents

液状製品の連続熱処理・包装方法及びその装置

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JPH0764343B2
JPH0764343B2 JP60029181A JP2918185A JPH0764343B2 JP H0764343 B2 JPH0764343 B2 JP H0764343B2 JP 60029181 A JP60029181 A JP 60029181A JP 2918185 A JP2918185 A JP 2918185A JP H0764343 B2 JPH0764343 B2 JP H0764343B2
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オロフ セーレン スターク スベン
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エービー テトラパック
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B55/00Preserving, protecting or purifying packages or package contents in association with packaging
    • B65B55/02Sterilising, e.g. of complete packages

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は液状製品の連続熱処理・包装方法に関するもの
で、特に、製品中の微生物を減じることを目的とし、製
品はその製品が収納されている管(3)を形成する包装
資材(以下、単に包装資材という場合もある)に囲まれ
ながら一緒に短時間加熱され、そ後再び冷却される。
又、本発明は上記の方法を実施する装置にも関するもの
である。
〔従来の技術〕
包装される製品が主にその製品中の細菌や他の微生物を
減じるために、実際に包装される前に熱処理に供せられ
る作業は包装技術によく取り入れられている。この様な
熱処理を受けるものとしては第一に食品が上げられる
が、一般には熱処理の究極的な目的は製品の保存性の延
長にある。全ての細菌成長を阻止するに充分長く熱処理
が実施されれば、一般に製品は殺菌消毒されたと言わ
れ、即ち製品は極めて長い期間(数ヵ月間)腐敗した
り、又は細菌学的効果以外の方法で劣化せずに包装され
た状態に保たれている事になる。しかし、製品が包装さ
れた状態で耐久性を保持するためには、その製品の包装
が無菌状態で実施され、更に被殺菌物に接触する包装資
材の部分が無菌である事が必要条件である。
ミルク・果汁ジュース・水等が熱処理によって殺菌消毒
され、その殺菌消毒された製品を無菌状態で前もって殺
菌消毒された包装資材中に包装し、その結果包装された
製品が極めて長期間密閉された包装状態に保たれる事が
出来るのは良く知られている。この包装工程は、原則と
して二つに分けられる。即ち、 a)含まれている微生物を減じる事を目的とした製品の
熱処理、及び b)製品に接触する様になる包装資材の表面を殺菌消毒
するために行われる包装資材の処理を含む製品の包装。
例えば、ミルク等の製品の熱処理は、公知の装置、例え
ば原理的には熱放射媒体が一方の流路に沿って流れ、熱
処理を受けるミルクはその流路と向かい合った流路に沿
って流れており、この二つの流体物は熱放射媒体から熱
吸収媒体に熱エネルギーを伝える薄い金属壁によって仕
切られている熱交換器である電極装置で実施されてい
る。この様な『電極装置』はいわゆるミルクの低温殺
菌、即ち病原細菌を中和するために摂氏約90度に加熱す
る際に主に用いられている。ミルクの完璧な消毒殺菌が
目差される場合は、より広範な熱処理と摂氏140度に数
秒間加熱する工程が必要である。通常、この様な加熱
は、いわゆる電極装置で実施されるのではなく、噴射状
又はフイルム状のミルを過熱蒸気の流れに直面させ、ミ
ルクは殺菌消毒温度に急速に過熱される他の型の過熱装
置で行われている。熱処理済のミルクはそれを包装しよ
うと控えている殺菌されたタンクあるいは容器に集積さ
れる。
殺菌消毒されたミルクを実際に包装する工程は、その殺
菌消毒されたミルクが導入される前に一巻になっていた
り未使用の包装資材の内部を殺菌消毒している包装機に
よって無菌状態で行われる。こうした充填・閉じ込め工
程は、殺菌消毒されたミルクや包装資材が大気中の殺菌
で冒されない様に、無菌室で実施されなければならな
い。
最も流布ししかも最も合理的な方法は、内側がプラスチ
ックで被覆されたロール状の包装資材から始められ、こ
のロール状の包装資材は液体状の殺菌剤、例えば過酸化
水素等で処理済である事が望ましく、長さ方向の端縁部
が互いに強固に接合結合された管状に形成され、その後
内面が殺菌消毒された管の中に内容物が導入され、管の
軸に対して垂直に繰り返し行われる横シールによって個
々の包装物に分割され、その際個々の包装物は上記シー
ルが施された箇所で切断されて個々のものに分離出来
る。包装資材を殺菌消毒する工程は、その包装資材で形
成された管が資材に潜在する微生物が無害なものにな
り、同時に残存している殺菌剤が蒸発しうる程度にその
管のプラスチックで被覆された内部を放射熱や他の方法
等で加熱する熱源中を通過出来れば、その効果が上が
る。
無菌包装物製造のもう一つの方法は、最初に半加工品を
作って、その半加工品を自動機械によって底部を有する
箱に仕上げる方法である。過酸化水素を蒸気の形態か液
体状の小粒子の形でその包装箱に導入して内部が殺菌消
毒され、その上に、一方では殺菌消毒効果を高め、他方
では過酸化水素を除去するめために熱空気か蒸気が包装
箱に吹き付けられる。この様に内部を消毒殺菌された包
装箱は、消毒殺菌済の製品で満たされ、殺菌室内で密封
される。
例えば、殺菌消毒済ミルク等の殺菌消毒済製品の包装に
係る上記の公知の両方法は、商業ベースで使用されてい
るが、製品の殺菌消毒と包装資材の殺菌消毒が二つの分
離した工程で実施されなければならない点で、大きな困
難を生じ不安定要素となっている。とりわけ、細菌に冒
される危険が常にパイプ継目や弁シールに存在している
異なったタイプの多くの弁・配管路を製品が通過しなけ
ればならない点で、不安定要素を増している。
それ故、製品と包装材が一緒に殺菌消毒され、製品がそ
の包装資材中に収納される様な一つの工程で熱処理が実
施出来れば、好都合である。この様な工程自体は、例え
ばミルク等の製品がプラスチック製管に導入され、この
プラスチック製管が発熱液体等の高温部分中を通過し
て、その後再冷却される構成の装置を説明しているスウ
ェーデン特許明細書第7307105−2号からも知られてい
る。熱浴中の処理の間管はローラの間で圧縮されている
ので、断面積が縮小され、その結果縮小された断面積し
かない部分内の管箇所に送られてくる液体は、その管に
対してより高速に流れる事を意味する。この現象は又、
液体の高温部分での滞留時間が包装資材の役目を果たし
ている管の滞留時間より短くなるが、この管がその中を
流れる液柱を平たくしているので、液体は極めて細めら
れ、液体のすべての部分が管の熱くなった壁と良好に熱
接触する事をも意味している。加熱・冷却の後、管は再
び拡がり、その断面積は増加し、液体と管の相対速度は
減速する。なお、実際の包装時には、液体の速度と管の
速度は等速である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、この様な公知の装置は管を通過する液体が沸騰
点以上の温度にまで加熱されるに充分なだけ長く熱処理
を実施し続けるのが困難であると言う欠点を有してい
る。又逆に、液体が沸騰されてしまうと、加工工程その
ものを不可能にしてしまい、さらに加熱するのを阻害す
る蒸気になってしまう。それ故、液体が沸騰せずに摂氏
約140度に加熱され得る様な圧力で処理が行われる必要
がある。この目的には、大気圧以上の約2.6〜3気圧の
圧力、即ち管素材が薄いプラスチック膜から出来てお
り、特にその管が多くのプラスチック材の軟化点以上の
温度に加熱された場合、実際に使用されている管が耐え
る事が出来ない圧力が必要になって来る。
一方、上記従来技術にあっては、液状製品が収納されて
いる管は加圧室内を通過せしめられ、その間に加熱、冷
却が行われるが、加圧室内の圧力は少なくとも管内の圧
力よりも大きくしておかなかければならない。ところ
が、この圧力維持には困難を伴う。
また、上記従来技術の場合には、液状製品が収納されて
いる管を加圧室内を通過させるだけで、液状製品の加
熱、殺菌及び冷却を行おうとするものであるから、それ
を効率的に行うことができない。
さらに、上記従来技術の場合には、液状製品が収納され
ている管を特殊な挾持手段により挾持することによって
搬送する方式を採っているので、管を移動させるための
構造が非常に複雑なものとなる。
本発明は、上記従来技術が有するこのような欠点を解消
し得る方法と装置とを提供することを目的とするもので
ある。
上記技術的課題は、製品が可撓性素材からなる管(3)
の中に導入され、その中に封入されている製品が管
(3)を形成する包装資材に囲まれながら一緒に短時間
加熱され、次いで冷却される場合において、内容物であ
る製品(6)を伴った上記管(3)が、長さ方向に同期
して移動可能で熱伝導性の素材からなる二本の事実上平
行な帯(1)の間に導入され、帯(1)の間に導入され
た管(3)は圧縮せしめられ、帯(1)と共に移送さ
れ、同時に管(3)の断面積は小さくなり製品(6)は
事実上均一な隙間幅である隙間状の空間(19)中の圧縮
された管(3)の中を前方へ流され、移動可能な上記帯
(1)沿いに熱を発生させ、管(3)及び管(3)中に
封入されている製品(6)の熱処理に必要な熱エネルギ
ーを熱の伝導・対流によって管(3)及び管(3)中に
封入されている製品(6)に伝え、その熱処理が所定期
間実施された後、管(3)と製品(6)は次いで熱エネ
ルギーが放出されることにより冷却されることによって
解決することができる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の方法の特徴とするところは、製品が可撓性素材
からなる管(3)の中に導入され、その中に封入されて
いる製品が管(3)を形成する包装資材に囲まれながら
一緒に短時間加熱され、次いで冷却される液状製品の連
続熱処理・包装方法であって、内容物である製品(6)
を伴った上記管(3)が、長さ方向に同期して移動可能
で熱伝導性の素材からなる二本の事実上平行な帯(1)
の間に導入され、帯(1)の間に導入された管(3)は
圧縮せしめられ、帯(1)と共に移送され、同時に管
(3)の断面積は小さくなり製品(6)は事実上均一な
隙間幅である隙間状の空間(19)中の圧縮された管
(3)の中を前方へ流され、移動可能な上記帯(1)沿
いに熱を発生させ、管(3)及び管(3)中に封入され
ている製品(6)の熱処理に必要な熱エネルギーを熱の
伝導・対流によって管(3)及び管(3)中に封入され
ている製品(6)に伝え、その熱処理が所定期間実施さ
れた後、管(3)と製品(6)は次いで熱エネルギーが
放出されることにより冷却される点にある。
また、本発明の装置の特徴とするところは、製品を可撓
性素材からなる管(3)の中に導入し、その中に封入さ
れている製品を管(3)を形成する包装資材で囲みなが
ら一緒に短時間加熱し、次いで冷却する液状製品の連続
熱処理・包装装置であって、内容物である製品(6)を
伴った管(3)を導入する互いに平行な帯(1)を、方
向転換ローラ(2)上に案内され同期して駆動する熱伝
導性の素材からなるエンドレス帯で構成し、上記管
(3)が互いに向き合っている平行な帯の間に導入さ
れ、互いに向き合っている上記帯はその相互の相対的位
置、従って帯と対面するように配置されていて帯間の間
隙(19)を制御する帯支持、案内用の案内面あるいは指
示要素(11)に抗して摺動する様にされている点にあ
る。
〔作用〕
管(3)を形成する包装資材の中に収納されている製品
は包装資材に囲まれながら、その資材と一緒に短時間加
熱される。製品は可撓性を有する材料で形成された管
(3)中に導入され、製品を収納した管(3)は、長さ
方向に互いに同期しあって移動可能な二本の平行に走る
帯(1)の間に導入され、そこで管(3)は帯(1)の
間に受入れられて圧縮され、その結果管(3)はその断
面積が縮小され、更に製品が間隙状の空間(19)内で圧
縮された管(3)内を前方に向けて流されるのと同時に
帯(1)と一緒に移送される。熱は上記帯(1)の助け
を借りて製品に伝導されつつ、その帯(1)の間にある
製品にはその間圧力が掛かっている。殺菌消毒に必要な
加熱工程の後、製品は冷却され、管内に依然として位置
した状態で帯は離れはじめ、その製品を入れた管(3)
は繰り返し横シールされながら個々の包装物に分離せし
められる。
このように、液状製品が収納されている管(3)は長さ
方向に同期して移動可能な二本の事実上平行な帯(1)
の間に導入されて加圧されるので、液状製品が収納され
ている管(3)の形状を一定ならしめやすく、また、管
(3)と帯(1)は直接接触しているため、加熱および
冷却をきわめて効率よく行うことができる。また、液状
製品が収納されている管(3)は二本の帯(1)の走行
によりその間にはさまれて加圧されながら移動せしめら
れる。
〔実施例〕
本発明を添付の図面に基いて説明する。
明瞭化を期するために、下記においては異なった箇所で
も、又関係図面が違っていても同一参照名称が用いられ
ている。
第1図では装置とその作動を概略的に示す。
第1図から明らかなように、装置は2本のエンドレス帯
(1)から構成されている。エンドレス帯(1)は、図
では鋼製のものが示されているが、熱伝導性あるいは強
化プラスチック製であれば他のものでも良い。鋼製の帯
(1)は方向転換ローラ(2)に掛けられ駆動し、その
帯(1)は同期運動を行う。互いに向い合っている鋼製
の帯(1)の部分の間に間隙(19)が形成され、その間
隙の寸法はその上を鋼製の帯(1)が導かれる支持・案
内面によって決まる。鋼製の帯(1)の間の間隙(19)
に管(3)が導入され、この管は注入管(4)を通じて
液状製品(6)で満たす事が可能である。間隙(19)中
の鋼製の帯(1)の間に収納された管(3)は、第7図
で示されている様に平たくされ、製品(6)は平坦にな
っている管(3)中に形成された間隙状空間の中を前進
する。この間隙状空間は平坦になっていない管の断面積
よりも事実上小さい断面積を有し、これは断面積が縮小
されている部分に位置する管(3)内を前進する内容物
である製品(6)が管(3)の他の部分にある場合より
も管に対してより高速である事を意味する。
注入管(4)を通じて管に導入された内容物である製品
(6)は、示されている様に速度V0を有し、この速度は
管中の内容物の液面が一定に保たれていれば、原則とし
て管(3)の送り速度に相当する。しかし、平坦になっ
ている管中の内容物の速度は速度V0の約10倍にも達し得
る。
又、装置には図示の場合蠕合(ペリスタルティック)ポ
ンプ、即ち定期的収縮によって導管を通じて非揚水物を
前進させるポンプであるポンプ装置が備わっている。こ
こに説明されている場合、ポンプ装置(5)は案内鎖あ
るいは案内路(8)が配置されている1組の駆動ローラ
(9)より構成されている。上記案内鎖あるいは案内路
(8)には圧力ローラ(7)が設けられている。ポンプ
の駆動ローラ(9)は互いに同期して作動し、圧力ロー
ラ(7)は対をなして互いに噛み合って、鋼製の帯
(1)とその鋼製の帯の間にある管(3)の部分とが共
に圧力ローラ(7)管に持ち上げられる。圧縮ローラ
(7)は大きな力で鋼製の帯(1)同士を互いに圧縮出
来る様に制御され、これは管(3)が圧縮地帯(10)で
ぴったりと密接している事を意味している。案内鎖
(8)は鋼製の帯の速度V2よりも著しく速い(約5〜20
倍)の速度V1で駆動され、これはローラが圧縮地域(1
0)を鋼製の帯(1)の進行方向に沿って移動させなが
らその鋼製の帯(1)に沿って回転する事を意味する。
ポンプ装置(5)は揚水への次周期に入るローラ(7)
が互いに完全に噛み合う前には2つの圧縮ローラ(7)
が互いにその噛み合い接触状態から解放されない様設計
されている。従って、ポンプ装置(5)は少なくとも常
に一対のローラ(7)が互いに常に噛み合う様に機能す
る。ポンプ装置(5)の助けを借りて液状製品(6)
は、管の送り方向に沿って大気圧よりも高い約2.7〜3
気圧になっている圧力地帯(20)へ送り出される。この
圧力は一つにはポンプの助けを借りて、又一つには鋼製
の帯の支持要素(11)の助けを借りて生じ、該支持要素
(11)の助けによって鋼製の帯(1)管の隙間(19)、
従って管(3)の圧縮が制御される。
加圧された製品(6)が充満している平らな管(3)
は、圧力が上昇しているので、製品を沸騰させずに生じ
得る摂氏約140度の温度に製品を加熱させる程度に迄熱
が供給されている加熱地帯Vに導入される。更に、管
(3)を形成する包装資材もその内部が無菌状態になる
程度に加熱される。ここに示されている例では、鋼製の
帯(1)の支持要素(11)中に磁気誘導コイル(12)を
設ける事によって熱が供給されている。この磁気誘導コ
イルの助けを借りて、渦巻き電流が誘導コイルの近くに
位置する鋼製の帯(1)に地帯に誘導され、その結果鋼
製の帯(1)が加熱され、伝導・対流によって熱が鋼製
の帯(1)の間に位置する管(3)に伝わり、従って製
品(6)にも熱が伝わる。
注入管(4)を通じて供給された時摂氏約80度の温度を
有していた製品(6)は、加熱地帯Vで摂氏140度に加
熱され、製品は約4〜6秒その温度に保持される。しか
し、次に、製品は急速に冷却されるので、その味が沸騰
によってもまずくなる事が無い。この作業は冷却地帯K
で行われる。この冷却地帯Kには冷却液体を流すことが
できる通路(35)を備えた鋼製の帯(1)との接触面に
支持要素(11)が設けられている。この冷却液体は例え
ば水でも良く、通路(35)をポンプ式に流れ、一方では
鋼製の帯(1)を冷却し、他方では吸収された熱が後述
する様に殺菌消毒の対象である製品(6)を予熱するの
に使用されるものであれば良い。冷却媒体が鋼製の帯
(1)を冷却し、鋼製の帯の温度が下がると、熱エネル
ギーは製品(6)から鋼製の帯(1)に伝わり、その結
果製品(6)の温度は急速に下って冷却地帯の末端では
製品は摂氏約20度になる。
しかし、管(3)内の製品(6)には大気圧以上の約3
気圧の圧力が引き続いて掛っているので、鋼製の帯
(1)から管(3)が支持されなくなる前にこの圧力を
除去しなければならない。この圧力解除は鋼製の帯
(1)間の間隙が更に縮小されている絞り地帯(16)に
おいて行われ、その地帯では、支持要素(11)を互いに
加熱・冷却地帯中に存在する鋼製の帯間の間隙(19)よ
りも事実上小さい平行間隙を得るか、あるいは鋼製の帯
間の距離をその鋼製の帯の方向転換ローラ(2)に向か
うに連れて縮小させることによって帯(1)の間隙はよ
り接近せしめられている。この様に、管(3)内の圧力
を標準大気圧に軽減するために、間隙中の液体抵抗が利
用されている。絞り地帯の間隙の寸法と形状は、処理さ
れる製品(6)の粘度によって変わる。従って、絞り地
帯(16)における支持要素(11)は、希望の圧力軽減を
得られる様に間隙が適合されるべく調整自在としなけれ
ばならない。
鋼製の帯(1)間の支持が得られ無くなった管(3)は
拡大し、管の断面積の増加によって、製品と管との相対
速度は小さくなる。製品(6)で満たされた管(3)は
公知の方法でその管(3)に垂直な部分に繰り返し行わ
れる横シールによって包装物に分割され、シールされ分
割された包装物は該シール部分(17)を切断することに
よって個々の包装物に分離される。
第7図から明らかな様に、鋼製の帯(1)の外端縁の間
には、平らにされた管(3)の側縁部に必要に応じて万
が一過剰の圧力がかかっても平らになった管(3)の側
縁部を支持出来る様に、固定又は動かし得る画面支持部
(18)が設けられている。一般に、鋼製の帯の間の間隙
は極めて小さいが、管(3)の内部に圧力が掛けられて
いるか管(3)と支持部(18)の間の摩擦を避けるため
に、鋼製の帯(1)と等速に駆動されている細いエンド
レスベルトが、鋼製の帯の両側に配置されている地帯内
の鋼製の帯(1)間に上記した様に固定された支持壁
(18)が必要に応じて設けられているので、管(3)は
外部支持部を有していない鋼製の帯(1)間に露呈され
ている側壁部分にかかる力を吸収出来るはずである。
第1図は尺度が原寸通りではなく、典型的には管(3)
は極めて圧縮されているから、鋼製の帯(1)の間隙は
約4mm以下になる事に注意すべきである。断面円形の管
(3)の直径は実際には約10〜20cmで、鋼製の帯の厚さ
は約0.5mmである。
第1図に示された概略的な装置は実用に供される場合確
かに多くの異なった形式に設計出来るが、下記において
は作動装置の可能な設計の一例をより詳細に説明する。
上記蠕動ポンプ(5)は、上記の様に概略的に説明され
た構成であり、下記においてより詳細に説明されるが、
圧力ローラ(7)付『鎖』(8)を一個だけ回転させこ
の圧力ローラによって鋼製の帯(1)を固定された硬い
基台に押圧する方法でポンプ(5)を構成することも可
能である。又、2本の圧力ローラ(7)を可動腕に設
け、一方のローラをその腕と一緒に鋼製の帯(1)に沿
って一定距離回転させる事によって圧縮地帯(10)を移
し、もう一方の圧力ローラ(7)は帯の方向に流しなが
らローラ(7)が帯(1)に圧迫される始動位置に移動
せられる様にする事も可能である。何れにしても、原理
は同じである。即ち、1本か一対のローラは常に帯
(1)に噛み合っており、管(3)は常に圧力地帯(2
0)を管(3)の入口端から順次細められる様に圧縮さ
れる必要がある。
第2図a,b,cには第1図で示された型のポンプ(5)が
示されている。即ち、ポンプは回転圧力ローラ(7)を
運ぶ案内鎖あるいは搬送鎖(8)より成り立ち、該回転
圧力ローラ(7)は鎖(8)によって運ばれる軸棒に支
持されている。ローラ(7)は圧縮板(21)によって制
御されている駆動鎖(8)を通じてか第2図aに示され
ている制御溝(22)内を走行するローラの軸棒を通じて
互いに圧迫し合う。第2図bには、一対のローラ(7)
のみが互いに噛み合っているもう一つの揚水周期状態に
ポンプがある場合が示されている。上下方向の鋼製の帯
(1)の運動は、揚水地帯においてレール(24)より構
成され、このレールは第2図cに示す方法でローラ
(7)の窪み(23)内に位置する固定支持要素(11)の
助けを借りて制御される。この様にレール(24)は帯
(1)の支持体として機能し、管(3)の圧力がポンプ
(5)の作業周期と調和して変化する時、帯の上下方向
運動を制限する。上記した様に、収縮地帯あるいは圧縮
地帯(10)が帯(1)に沿って移動する事により、管
(3)内にある製品(6)は、圧力地帯(20)へと前進
する。これはローラ(7)が同期速度で互いに前進して
いる帯(1)と管(3)よりも速い速度で前方へ回転し
なければならない事を意味する。実際には、ローラ
(7)の回転速度は帯(1)の前進速度の約5〜20倍で
ある(典型例は帯速度の10倍である)。
上記した様に、揚水に係る問題はここに示すものとは違
ったもう一つの方法で解決出来るが、鋼製の帯(1)の
融通性が制限されているため、鋼製の帯(1)の一本の
みが膨れ上がり製品の入る余地を生じ得る場合のみ、わ
ずかの量の内容物を前方へ送り出す事が可能であり、更
にこの設計は、鋼製の帯(1)の膨れ上がった部分がこ
れと対向し平坦な基台に寄りかかっている鋼製の帯
(1)の部分より幾分長く、鋼製の帯(1)間で摺動が
生じると言った都合が生じるから、圧力ローラ(7)が
硬い基台に抗して作用している一本の鎖によるものより
協働し合く圧力ローラ(7)付の2本の鎖(8)により
解決する方が好ましい事が分かっている。
第2図に示す型のポンプ(5)は、システム中に好まし
くない圧力変化をもたらす脈動揚水作用を生じる。これ
は、原則としてある制限された距離に渡って設けられて
いる鋼製の帯(1)用支持要素(11)が圧力波発生時に
鋼製の帯(1)を拡げ得るように、従って管(3)の拡
張を可能ならしめるべく弾性がある様に構成されていわ
ゆる圧力均等装置(27)の導入によって取り除くことが
出来る。圧力均等装置(27)においては、管(3)は一
時的に拡張出来、局部的に大きな容量を得る事が出来
る。これは圧力が急速に均一化され、製品(6)が圧力
均等装置(27)を過ぎると、その圧力がおよそ一定にな
りポンプ装置(5)によって発生する圧力波の影響を受
けない事を意味する。
実際には、圧力均等装置(27)は多くの異った形式に設
計出来る。第3図には、支持板(11)の一地域内を拡張
し、その他域中にバネ(26)の弾性作用を受ける圧力板
(25)を設けた実施例が示されている。圧力板(25)は
弾性に富み、帯(1)に直接寄りかかっている。圧力波
が生じた時、管(3)の圧力、従って管(3)と鋼製の
帯(1)管及び鋼製の帯(1)と支持要素(11)の表面
との管の圧力も増加する。この様に増加した圧力は、支
持板(25)の弾性に富んだ部分で支持板が後方に撥ね帰
り、管(3)内の製品(6)に局部的に大きな空間を提
供するという効果を有し、その結果圧力は直ちに均一化
される。
鋼製の帯(1)と支持板(25)との間の摩擦を減らすた
めに、支持板(25)の下面には互いに密接するロールが
設けられている。バネ(26)を使用する代わりに、支持
要素(11)を圧力均等装置(27)の部分で弾性に富む様
にする事も可能である。大事な事は管(3)が局部的に
拡張出来る機会を持ち、ポンプ装置(5)からの圧力波
を消すことが出来る様に拡張地帯で製品(6)に大きな
空間を提供出来る点である。
圧力均等装置(27)から管は、下記する熱処理用の加熱
帯(50)と冷却地帯へ向かう。これらの地帯において、
圧力は上記した様に、加熱中に製品が沸騰点に達しない
様に、大気圧より高い約3気圧になっている。この圧力
は鋼製の帯(1)により管(3)が支持されなくなる前
にほぼ大気圧に減じられる。この場合、管(3)の減圧
は管(3)中の製品が絞り地帯(16)中を通過する時生
じる液体抵抗の助けを借りてなし遂げられる。第4図に
は、この様な絞り地帯(16)がどのように配置されてい
るかが示されている。第4図から明らかな様に、鋼製の
帯(1)は支持要素(11)に支持・案内され、圧力地帯
(20)の終わる部分で鋼製の帯(1)間の間隙が更に挟
まる様に帯(1)な互いに寄り沿って来る。これは管
(3)が更に押しつぶされ、製品(6)の断面積がはっ
きりと減少している事をも意味している。鋼製の帯
(1)は小さい曲げ半径以上には曲げられないので、鋼
製の帯間の間隙がはっきりと必要寸法(例えば4mmの圧
力地帯中の間隙から0.5〜0.6mmの絞り地帯中の間隙等)
に減少するまで支持要素(11)の壁が鋼製の帯を互いに
導く変移地帯(34)で鋼製の帯(1)間の間隙は減少す
る。液体抵抗が掛かるので、管(3)の圧力は連続的に
減少するが、ある程度の圧力は残っているから、鋼製の
帯(1)は絞り地帯全体に渡って支持され続けられなけ
ればならず、この支持は支持要素(11)の拡張か、第4
図に示された型のローラマット(28)の導入によって実
施する事が出来る。ローラマット(28)のローラは調節
自在であるから、鋼製の帯間の間隙は制御可能であり、
この制御は腕を通じて空圧式あるいは油圧式ピストン
(31)によって操縦可能な一対のローラ(30)より構成
される絞り調整機(29)によっても行われる。絞り調整
機(29)は又公知の方法で、絞り時、従って必要な圧力
調整時に手で回動せしめられる調整ネジから構成されて
いる。絞り地帯の液体抵抗は製品の粘度が変わるに連れ
て変化するから、管(3)が鋼製の帯によって支持され
なくなった時、圧力地帯の圧力を全体的に補正するため
には、絞り地帯の間隔を調整し得るようにする必要があ
る。鋼製の帯による管(3)の支持が終わると、内容物
である製品(6)と前進した管(3)との間の速度に差
がなくなる様な大きい断面積を有する様に管の一部(3
3)が拡大せしめられる。製品が入っている管の拡大部
分(33)は、例えば制御鎖上にシールジョーが設けら
れ、そのシールジョーが対をなして噛み合って管を平ら
にしシールする一方シールジョーの間で管を圧縮する様
になっている機械等公知の包装機械の助けを借りて、管
(3)に繰り返し横シールが施されつつ、上記の方法で
個々の包装物に変換される。上記移送鎖は、シールジョ
ーを互いに一定の間隔を保って運ぶから、等間隔を置い
て繰り返し管をシールすることができる。しかし、それ
ぞれの包装物に同じ量の液体を入れるためには、シール
ジョーを運ぶ鎖が製品(6)の総量と送られる管(3)
とを同期して作動する様にその駆動速度を定めなければ
ならない。鋼製の帯(1)、従って管(3)も一定の速
度で前進するから、送られる管(3)の量は常に一定で
あるが、それとは対称的に、製品の量はその製品がどれ
だけ管(3)に分配されるかによって幾分変化する。こ
れは又絞り地帯(16)の圧力にもよるので、シールジョ
ーを運んでいる包装装置(62)上の鎖の速度を制御し、
その結果一定容量の包装物が得られるのを可能ならしめ
るべく絞り地帯(16)の管(3)の拡がりを監視する圧
力調整機(32)が設けられている。
圧力地帯(20)の圧力を調整するには、絞り地帯(16)
の制御の助けを借りれば可能である。即ち、万が一圧力
地帯の圧力が低過ぎて、製品が沸騰する危険が危惧され
る場合、絞り地帯(16)で絞ることができ、そのとき圧
力地帯(20)の圧力は増加し、又逆の操作を行うことも
可能である。製造される包装物の体積の精度は包装装置
内の一定した空洞を満たしている袋又は包装物によって
決まる。鋼製の帯と包装装置(62)上の鎖の速度が遅過
ぎる場合、包装装置(62)より前の管(3)内の圧力は
増加し、この圧力増加を圧力調整機(32)によって監視
する。圧力調整機(32)の影響を受ける結果、圧力調整
機(32)の圧力が上昇すると、鋼製の帯(1)と包装装
置(62)の速度は増加するのに対して、その圧力が下降
すると、鋼製の帯(1)と包装装置(62)の速度は減少
する。この様にして、製品(6)は一定に流れ、この流
れに応じて鋼製の帯(1)の走行速度は調整される。
加熱地帯(50)部分の断面は第6図に示されている。
第6図から明らかな様に、支持要素(11)には開放通路
(35)が備わっており、この通路はそれぞれの地帯内に
互いに連通し合い、製鋼の帯(1)に沿って環状に配置
されている。上記ダクトあるいは通路(35)は、下記す
る方法で冷却水の供給と加熱された後の冷却水の排出用
の配管システムに接続されている。鋼製の帯(1)は通
路(35)開口部と直接接触しており、この接触により支
持要素(11)の鋼製の帯(1)との接触表面は極めて均
一になり、事実上水密な接触が確実に得られる。更に水
密的ならしめるためには、鋼製の帯(1)に圧力を掛け
て支持要素(11)の摺動表面に対して圧迫する。この圧
力は大き過ぎてはならない。さもなければ、摩擦力が極
めて大きくなり、支持要素(11)に接触している鋼製の
帯(1)を動かすのが困難になるからである。圧力地帯
(20)は相対的に大きな長さと幅を有するので、目に見
えた接触力がもたらされ、鋼製の帯(1)はこの圧力地
帯に導入されている大気圧以上の約3気圧の圧力によ
り、支持要素(11)に向って押圧せしめられる。しか
し、通路(35)に導入された冷却水が、管(3)の圧力
地帯(20)内の圧力以下の大気の十数分の一に過ぎない
圧力、即ち圧力地帯(20)の圧力と、鋼製の帯(1)と
支持要素(11)の摺動面間の有効な冷却水通路(35)内
の圧力との差に過ぎない圧力を有するので、上記した接
触力は中和される。けれども、この圧力は常にプラスで
なければならず、その結果通路(35)が密閉せしめられ
るが、さもなくば冷却媒体(本例では水)が鋼製の帯
(1)と支持要素(11)との間から噴き出してしまう。
支持要素(11)において、加熱地帯内の鋼製の帯の加熱
を可能ならしめるために誘導コイル(12)が加熱地帯
(50)に挿入されている。この誘導コイル(12)は、高
周波発生器によって公知な方法(図示しない)で供給さ
れ、コイル渦巻き電流の助けを借りて鋼製の帯中に導か
れる。渦巻き電流が資材中に熱を発生させ、その熱は伝
導によって次に管(3)と製品(6)に伝わる。
管(3)の末端地帯(36)は明らかに圧力吸収装置に支
持されていない。上記した様に、これは一般的な大きな
問題を生じない。鋼製の帯(1)間の間隙(19)が小さ
いので、末端地帯(36)には大きな力がかからない。し
かし、管(3)の素材が例えばプラスチック材料等の場
合加熱の際に弱まって、容易に伸長したり変形するので
はと言った危惧が生じる。この様な場合、末端地帯を支
える必要があるが、この支持は鋼製の帯の末端地帯に外
部支持装置(18)を導入し、管末端と外部支持装置(1
8)の表面との摩擦を阻止するために外部支持装置(1
8)を帯(1)と管(3)と等速で出来れば同期して駆
動させることによって行うことができる。この問題のも
う一つの解決方法は第6図に示されており、その図では
支持要素(11)が鋼製の帯(1)に対して窪んだ接触面
を有し、支持要素(11)が連続的に鋼製の帯の末端地帯
を互いに押し付けているが、少なくとも互いに極めて近
接させ、管(3)の末端地帯の幅を狭くしている。この
様にして管(3)用の圧力地帯空間を密閉する事によっ
て、管(3)は全部分に渡って支えられ管素材が軟化点
迄加熱されても変形しない。この様にして、管(3)が
プラスチックフィルムで出来ていても、管(3)の機械
的特性の重要部分を失うと言う問題はない。
更に、帯(1)を管(3)中に存在する素材に適応させ
る必要があり、プラスチック製の管が事実上プラスチッ
クの軟化温度以上に加熱される時、温かいプラスチック
製の管(3)と鋼製の帯(1)との管に『粘り』が生じ
るのを阻止するために、鋼製の帯(1)にテフロン又は
同種の素材をコーティングするのが適切である場合もあ
る。
無論、電気的に誘導コイルの助けを借りて熱を供給する
必要はない。加熱地帯(50)内の上記通路(35)中を通
過する発熱液体媒体によって帯(1)に熱を供給するの
も可能である。この加熱地帯中の通路は独立通路システ
ムを形成する。しかし、一般的に、この様にして充分高
い温度に達するのは困難なので、液体加熱媒体による加
熱は多分、完全な無菌を目差すのでなくより低温、例え
ば低温殺菌に限定された熱処理に重要である。この様に
装置の原理は、熱により製品(6)中に蒸気が形成され
ない様に圧力を充分高くすると同時に管(3)中に変形
ないし噴出が生じないように強度特性を劣化させる地帯
内で管(3)を形成する包装資材と管(3)とを支える
事である。
第5図には、上記した異なった部分がユニットとして組
み立てられ、更に冷却・熱交換システムをより原理的に
説明した本発明の装置が概略的に図示されている。
第5図から明らかな様に、包装資材はウェブ(37)の形
で(図示されていない)マガジンロールから巻きほどか
れる。本例ではウェブ(37)は例えばポリエチレン・ポ
リプロピレン・ポリエステル、他の適当なプラスチック
素材、又は多くの異なった素材からなる積層品等のプラ
スチックフィルムから出来ているものと考えられてい
る。下記する様に、包装素材ウェブ(37)は例えば積層
板層の一つとしてアルミニウム薄片層を有する紙又は厚
紙の基材を付けた材料から出来ていても良い。
包装素材ウエブ(37)はそのウェブの末端地帯を互いに
継ぎ合わせて偏向ローラ(38)上を垂直方向もしくは斜
め下方へ流され、それと同時に管(3)が形成され、ウ
ェブ(37)の端縁部は普及型の長さ方向継合せシール装
置(40)の助けを借りてシールされる。内容物である製
品(6)は注入管(4)を通じて管(3)に導入され、
内容物である製品(6)の供給は任意のタイプの水平位
置調整装置(39)によって調節される。
これは、長さ方向継合せシール以下であるがそれにもか
かわらずその位置が高いので管(3)を満たし引き伸ば
すのに合った充分な静圧が得られるように内容物の水位
を相対的に一定な高さに保持することをねらったもので
ある。管(3)は案内レール又は案内滑車(41)により
上記した二本の鋼製の帯(1)の間中へ連続的に案内さ
れ、この鋼製の帯(1)は内部から支持要素(11)によ
って支えられ、その結果鋼製の帯の間には正確な間隙
(19)が得られる。上記した様に、この間隙は通常約4m
mであるが、包装資材・内容物・所定製造速度等によっ
て多様に変動する。管(3)が鋼製の帯(1)の間に導
入されると、その管(3)はほとんど平らになるので、
内容物である製品(6)用の流域は僅かに狭く伸長され
た通路のみからである。上記した様に、これは管(3)
中の内容物である製品(6)用の流域が事実上縮小され
る事を意味する。その結果、注入地域で管(3)(一定
製品水位)に対して目立った流れ運動をしなかった内容
物である製品(6)は、管(3)の送り速度より事実上
速い速度で管(3)内を流れる様になる。熱処理が殺菌
を目差している場合、即ち製品が摂氏約140度(ミルク
の時)迄加熱され、その温度に約4秒間保持されている
場合、製品は沸騰しない様な圧力しか掛からない様にし
なければならない。この様に、熱処理は、管(3)内の
内部圧力が特に包装資材加熱温度が摂氏約140度に達す
る時、即ち多くのプラスチック材料の軟化温度を事実上
越えた温度の時、管(3)が耐える事が出来ない圧力
(大気圧以上の約3気圧)になっている圧力地帯(20)
で実施されなければならない。しかし、ここで説明され
ている場合において、プラスチック製の管は全域に渡っ
て、三重の機能、即ち管(3)を支え、管(3)と製品
(6)から熱を伝導・吸収し、管を処理装置の中を送る
機能を有する鋼製の帯(1)により支えられている。
希望の圧力を得るために、製品(6)は圧力地帯(20)
に送り出されなかればならず、これは上記した様に蠕動
ポンプの助けを借りて実施される。少なくとも管(3)
を加圧し始めた時から、管(3)は鋼製の帯(1)によ
って強く押圧されていなければならず、帯で管(3)が
圧力を掛けられている間中ずっとその鋼製の帯(1)の
背後に影響を及ぼしている支持要素(11)によって帯は
支えられていなければならない。この場合、摩擦という
問題が生じる。と言うのは、管(3)と帯(1)とが支
持要素(11)に抗して摺動運動を行っている際両者間に
発生する内部圧力のために、帯(1)が支持要素(11)
に向って押圧せしめられるからであり、圧力地帯内の接
触面は本質的なものであるからである。
この問題は、例えば支持要素(11)の所定部分を絞り地
帯(16)中のローラマット等のローラで構成すれば解決
する。(もっとも、多くの場合管(3)の内部圧力は絞
り地帯(16)内で連続的に小さくなっているので、ロー
ラマットの代わりに摺動面を使用するのも可能である
が。)管(3)には圧力が掛かり、鋼製の帯(1)がこ
の様に支持要素(11)上の摺動面に向って押圧せしめら
れている地帯の多くの部分内で支持要素(11)内に設け
られた液体通路(35)の助けを借りることによってこの
問題を解決する事が出来る。通路(35)は鋼製の帯
(1)と接触し、その帯から熱を吸収している冷却液体
を通す必要があるが、帯(1)が支持要素(11)の摺動
面を滑る際に生じる摩擦問題を除くか少なくとも小さく
するのにこの冷却液体を用いる事も出来る。管(3)の
内部圧力が大気圧以上の約3気圧であるとするならば、
接触面が極めて大きいので、帯(1)は大きな力で支持
要素(11)を押圧する。他方、冷却通路内の液体圧力が
管(3)の圧力よりわずかに小さい(例えば、大気圧以
上の2.7気圧)値になるならば、帯(1)が支持要素(1
1)の摺動面を押圧する際に生じる圧力は、管(3)内
の圧力と液体通路(35)内の圧力との巻圧に過ぎなくな
る。これは帯(1)が支持要素に押圧せしめられる際に
発生する力がかなり削減され、また、これと関連して帯
(1)を支持要素(11)の摺動面上を滑らせる時に克服
しなければならない摩擦力が削減せしめられことを意味
する。しかし、帯(1)と支持要素(11)の摺動面との
間には、ある程度の圧力が維持されていなければならな
い。さもなくば、好ましく無い事だが、液体通路(35)
からの液体が支持要素(11)と帯(1)との間から漏れ
るからである。
ポンプ装置の圧力ローラ(7)の助けを借りて製品
(6)が圧力地帯(20)に送り出されることにより管
(3)内に内部圧力が生じた場合、ポンプ装置(5)が
続けて送り出しているから、上記した様に、圧力波が生
じる。この圧力波は、それが生じた時容量を増す弾性に
富んだ拡張可能な室からなる圧力均等装置(27)により
上述した方法で取り除かれ、その結果、管(3)内の圧
力は製品(6)が圧力均等装置(27)を通過したあと事
実上一定になる。
管(3)に圧力が掛かっている領域は幾つかの地帯に分
けられる。即ち、予熱地帯(52)・加熱地帯(50)・保
持地帯(59)それに冷却地帯(58)である。これらの地
帯は、異なった地帯の冷却通路(35)が分離した閉鎖さ
れている流れの系統に含められるという方法で、保持地
帯(59)・冷却地帯(58)を除き互いに分離せしめられ
ている。
第5図から明らかな様に、誘導コイル(12)が加熱地帯
(50)の支持要素(11)内に設けられており、この誘導
コイル(12)は上記した方法で帯(1)内に渦巻き電流
を引き起す。この渦巻き電流が帯(1)に熱を発生さ
せ、この熱は次いで伝導・対流によって管(3)と製品
(6)に伝えられる。しかしながら、加熱地帯の前に、
管(3)は通路(35)内の温水が最初摂氏120度の温度
であった製品を加熱する予熱地帯(52)を通過する。加
熱地帯(50)で温度を摂氏80度〜140度に上昇せしめら
れ、この温度は約4秒間維持される。従って、管が加熱
地帯(50)が離れ、冷却地帯に入った後も摂氏140度の
温度は維持せられ、その後冷却地帯では製品(6)と管
(3)の温度は連続的に摂氏約20度に下げられる。そこ
で、上記した方法により圧力は絞り地帯(16)で大気圧
まで軽減される。管(3)の送り速度よりかなり速い速
度で圧力地帯(20)内の管(3)内を流れる製品(6)
と管(3)のこの様な熱制御は、次にさらに詳しく説明
する冷却水循環システムの助けを借りて成し遂げられ
る。
摂氏約10度の冷却水は圧力導管(46)中に導入され、冷
却水の圧力はポンプ(45)の助けを借りて、管(3)中
の圧力下に落ち着く。ポンプ(45)の圧力は管(3)中
の圧力を監視し、その監視結果の関数としてポンプ(4
5)を制御する調整機の助けを借りて調整される。冷た
い冷却水はポンプ(45)から圧力導管(46)を通り、上
記した保持地帯(59)と冷却地帯(58)内に配置されて
いる冷却水通路(35)のシステム中に導かれる。冷たい
冷却水は管(3)の前進方向の最先端に位置している冷
却地帯(58)の部分に導入される。通路(35)中を圧力
を掛けられて流れる冷却水は、一方では帯(1)と支持
要素(11)との間の圧力を軽減し、他方では帯(1)か
ら、次で管(3)・製品(6)から熱を吸収し、その結
果圧力地帯の出口での製品は摂氏約20度の温度になって
いる。冷却水は同時に熱を吸収しながら通路(35)中を
流れ、冷却地帯(58)のはじめでは継続する製品の温度
は摂氏約140度であり、これはいわゆる保持地帯(59)
が後に続く事を意味する。冷却水は同時に熱を吸収しな
がら通路(35)中を流れ続け、導管(56)を通じて主要
熱交換器(43)へ吐き出され、そこで発熱冷却水は貯蔵
部からやってくる冷たい製品(6)を加熱する。冷たい
製品(摂氏約20度)は配管路(60)を通じて上記熱交換
器(43)へ導かれる、熱交換器でその製品は離れて行く
冷却水から熱エネルギーを取り、その結果熱交換器(4
3)の出口では製品の温度は摂氏約80度になる。予熱さ
れた製品は注入管(4)を通じて管(3)中に導入せし
められる。
圧力導管(46)を通じて供給された冷却水が全てポンプ
(45)と冷却地帯(58)中に導入されるのではなく、そ
の冷却水の一部が分岐管(47)を通じて吐き出され、第
二熱変換器へと向かう。この第二変換器(48)は、閉鎖
循環システム(63)内で熱を吸収・冷却する機能を有す
るものであり、該閉鎖循環システム(63)はそれ自体冷
却システムでは無く、帯(1)と支持要素(11)の間の
圧力を均衡ならしめるのに使用され、その結果加熱地帯
(50)内の帯と支持要素との間の摩擦抵抗が軽減する。
この閉鎖循環システムはこの様に加熱地帯(50)内に循
環通路(35)を組み込み、そしてこの地帯の水は熱を放
出出来ない場合は沸騰点に達するので、上記閉鎖循環シ
ステム(63)が設けられており、そこで水は分離ポンプ
の助けを借りて循環する。それ故、加熱地帯(50)の循
環システム内の水は、その加熱地帯(50)の支持要素
(11)中に設けられた通路(35)内に導入され、更に閉
鎖循環システム(63)の配管路を通って第二熱交換器
(48)に達する。第二熱交換器(48)のところでは、分
岐管(47)を通って第二熱交換器(48)に到達する冷却
水に熱が放出される。第二熱変換器(48)中を通過する
際に加熱された冷却水は、配管路(55)内に導入され、
主要熱変換器(43)用の導管(56)に戻る。
予熱地帯(52)も支持要素(11)中に通路(35)の分離
循環システムを有しており、その処理地帯の名前からも
明らかな様に、ここで問題となるのは冷却ではなく、製
品の予熱である。この予熱は冷却地帯(58)を通り、こ
の過程で加熱された冷却水の一部は分岐管(57)を通っ
て吐き出され、ポンプ(51)によって通路システム(3
5)から予熱地帯(52)へと送り出される。製品(6)
と管(3)はこの地帯で摂氏約120度に加熱される。予
熱地帯(52)でその中に含む熱を放出した水は、配管路
(53)を通って導管(56)と、更に水に残っている余熱
が製品(6)の予熱に使用される主要熱交換器(43)に
吐き出される。
上記した絞り地帯(16)中での圧力軽減後、冷却された
圧力を軽減された管(3)は帯(1)を離れ、帯(1)
に支持されていない大気圧へと導かれる。これは管
(3)が断面積を増加させ、それと対応して製品(6)
と管(3)間の相対速度を減速させながら、ほぼ円形の
断面積を採る様にする事を意味している。管(3)は回
転鎖上に配置されたシールジョーを有する機械等公知の
タイプの包装装置(62)に導入され、そのシールジョー
が管の向き合った両側部から互いに圧迫しあい、それと
同時に管を圧縮・加熱し、プラスチック製素材が溶け合
って強固に保持されたシール接合部が形成される。上記
鎖上のシール装置は互いに所定の距離を保って配置され
ているので、管(3)は平たく押圧せしめられ、等間隔
にシールされて隆起した包装物となる。なお、この場合
包装物の素材の形成はシール操作と協働し合って実施す
る事も可能で、その結果包装物は幾何学的形状を保ち続
け、形成された袋は別途に製造された厚紙等の容器に挿
入せしめられる。
包装容器が必ず一定の所望した容量を持ち得る様に、駆
動帯(1)、ポンプ装置(5)、包装装置の鎖の速度を
調整することが可能かどうかは上記の説明通りである。
本例では包装資材がプラスチックフィルム・プラスチッ
クフィルム積層品等で形成されていると仮定したが、例
えば紙・アルミニウム薄片等の繊維材料も積層品に含ま
れる。アルミニウム薄片が積層品に含まれれば、鋼製の
帯の代わりに例えば強化プラスチック製帯等他の材料で
形成された強靭な帯を用い、その場合帯は支持機能を有
していて充分な熱伝導機能は有していないものと考えら
れる。この場合熱処理に必要な熱は、支持要素(11)中
に設けられた上記誘導コイル(12)の助けを借りて包装
積層品のアルミニウム薄片層中に直接発生せしめられ
る。帯(1)が充分な熱伝導性を有していない場合は、
無論有効な冷却を行うのはより困難であろうが、しかし
熱処理が殺菌にのみ限って実施される必要がない場合、
即ち摂氏140度迄の加熱の場合、支持要素として鋼製の
帯の代わりに強化プラスチック製の帯を使用しても良
い。
原理的には、本装置は冒頭に述べた様に、いわゆる低温
殺菌にも使用することが出来、その場合低温減菌が摂氏
約90度の製品加熱のみを意味しているから、装置は著し
く簡単になる。この様な加熱は、従って、圧力地帯(2
0)を設ける必要が無く、ポンプ装置(5)、圧力均等
装置(27)、絞り地帯(16)を除くことができる場合も
ある事を意味している。けれども、低温減菌装置におい
てさえ、製品(6)をシステム中に導くためにポンプを
使用する必要がある。更に、冷却装置の循環システムは
著しく簡単になり、通路システムと熱交換器だけで用を
足せる様になる。本発明の装置がミルクの包装に関連し
て低温減菌用に使用される場合、管(3)は上記の方法
で製造され、内容物である製品(6)が詰められる。管
(3)が支持要素(11)に支えられている二本の帯
(1)間に導入されると、管(3)は平に押圧せしめら
れる。管(3)が平になると、事実上縮小した表面をな
した通路が管(3)中に得られ、この平になった管
(3)内を製品が上記した様に高速で流れる。製品は図
示された方法で帯(1)からの熱伝導又は包装資材中の
アルミニウム薄片層における熱発生を通じて加熱され、
内容物の入った管(3)は、帯(1)による支持が解か
れた後、公知のタイプの包装装置(62)に投入される。
ここに説明した発明の実施例では、製品の圧力除去は絞
り地帯、即ち圧力除去用に使用される上記絞り地帯の液
体抵抗の助けを借りて実施されるものと仮定した。ある
種の製品では上記絞り地帯の代わりに製品の圧力除去用
のポンプを使用した方が好都合な場合もある。この用な
ポンプとしてはポンプ装置(5)と同じように設計され
た蠕動ポンプ等が例として挙げられる。
又、熱処理に必要な熱を製品中に直接発生させる事も可
能で、そうした加熱は公知の超短波発生機を使用して超
短波の助けを借りて行われる。
この様に、本発明はここに説明された実施例に限定され
るものではなく、液体が充満した管(3)を、一方では
その管(3)の断面積を制御し、壁を支え、他方では管
とその管に導入された製品とに熱を供給しまたは(及
び)熱を吸収する広幅の帯(1)間に導入し、この帯
(1)によって液体が充満した管(3)を支えるいずれ
の実施例を含む本発明の装置を使用して著しい利益を得
ることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、液状製品が収納されている管(3)は
長さ方向に同期して移動可能な二本の事実上平行な帯
(1)の間に導入されて加圧されるので、液状製品が収
納されている管(3)の形状を一定ならしめやすく、ま
た、管(3)と帯(1)は直接接触しているため、加熱
および冷却をきわめて効率よく行うことができる。従っ
て、管(3)内の液状製品の温度を効率よく制御するこ
とができ、熱処理しにくい液状製品の熱処理と包装とを
きわめて効率よく行うことがで出来る。また、液状製品
が収納されている管(3)は二本の帯(1)の走行によ
りその間にはさまれて加圧されながら移動せしめられる
ので、管(3)を移動させるための特殊な手段を別途配
置する必要もなく、構造が複雑にならないという効果も
ある。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、本発明による液状製品の連続熱処理・包装
装置の実施例を示すもので、 第1図は本発明の装置全体の概略図であり、 第2図はポンプ装置を示し、 第3図は圧力均等装置を示し、 第4図は圧力均一化ならしめるための絞り装置を示し、 第5図は組み立てられた装置の全体を示し、 第6図、第7図は鋼製の帯を制御する支持・案内面の断
面を示す。 (1)……帯、(3)……管、(5)……ポンプ装置、
(6)……製品、(7)……圧縮要素(ローラ)、8…
…キャリヤ(案内鎖)、(10)……圧縮地帯、(11)…
…支持要素、(12)……磁気コイル(誘導コイル)、
(16)……絞り地帯、(17)……シール部分、(19)…
…間隙(空間)、(20)……圧力地帯、(27)……圧力
均等装置、(32)……圧力調整機、(35)……通路、
(62)……包装装置。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製品が可撓性素材からなる管(3)の中に
    導入され、その中に封入されている製品が管(3)を形
    成する包装資材に囲まれながら一緒に短時間加熱され、
    次いで冷却される液状製品の連続熱処理・包装方法であ
    って、内容物である製品(6)を伴った上記管(3)
    が、長さ方向に同期して移動可能で熱伝導性の素材から
    なる二本の事実上平行な帯(1)の間に導入され、帯
    (1)の間に導入された管(3)は圧縮せしめられ、帯
    (1)と共に移送され、同時に管(3)の断面積は小さ
    くなり製品(6)は事実上均一な隙間幅である隙間状の
    空間(19)中の圧縮された管(3)の中を前方へ流さ
    れ、移動可能な上記帯(1)沿いに熱を発生させ、管
    (3)及び管(3)中に封入されている製品(6)の熱
    処理に必要な熱エネルギーを熱の伝導・対流によって管
    (3)中に封入されている製品(6)に伝え、その熱処
    理が所定期間実施された後、管(3)と製品(6)は次
    いで熱エネルギーが放出されることにより冷却されるこ
    とを特徴とする液状製品の連続熱処理・包装方法。
  2. 【請求項2】製品(6)が標準気圧での沸騰点を越える
    温度迄加熱され、製品がその沸騰点を越えた温度を有し
    ている処理周期の間、大気圧以上の圧力が少なくとも管
    (3)中に維持されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】上記帯(1)が狭い圧縮地帯(10)に沿っ
    て互いに定期的に圧迫しあい、その圧縮地帯(10)にお
    いて帯(1)間の管(3)が全体的に閉じてしまう要素
    (7)からなるポンプ装置(5)によって製品(6)が
    管(3)の圧力地帯(20)に導入され、該要素(7)間
    の圧縮地帯(10)は帯の速度を越えた速度で帯の運動方
    向に沿って一定距離移動せしめられ、その結果製品
    (6)は管の運動方向に沿って管に対して移動せしめら
    れ、上記ポンプ装置(5)は加圧されていない管(3)
    の部分から管(3)の圧力地帯(20)を分離できる様に
    管(3)の一部分が常に全体的に圧縮される様にする少
    なくとも二個の要素(7)から成り立ち、上記要素
    (7)は帯(1)に沿って所定距離を移動した時、その
    帯から噛み合いを解かれる様にされたことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項又は第2項記載の方法。
  4. 【請求項4】帯(1)の定期的・局部的圧縮が、帯
    (1)の両側に配置されていて圧縮稼動時に帯の速度を
    越えた速度で帯(1)に沿って同期して移動せしめられ
    ると同時に互いに狭められて行く様にされた一対の制御
    ローラによって行われることを特徴とする特許請求の範
    囲第3項記載の方法。
  5. 【請求項5】帯(3)の圧力地帯は、管(3)が更に圧
    縮せしめられてその結果管の断面積が圧力地帯(20)に
    おける断面積より小さくなっている絞り地帯(16)によ
    って、管(3)の運動方向に沿った管の非加圧前部に接
    続されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項又
    は第2項記載の方法。
  6. 【請求項6】絞り地帯(16)内の断面積は、圧力地帯
    (20)中の断面積に比較して、4〜10の換算係数で減少
    していることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の
    方法。
  7. 【請求項7】上記帯(1)は摺動している帯(1)が向
    い合っている指示要素(11)によって位置制御されてお
    り、移動可能な帯(1)と支持要素(11)との摩擦が、
    両者間の接触面中の通路(35)を流れている加圧液体に
    よって制御されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の方法。
  8. 【請求項8】上記液体が帯(1)と製品(6)の温度を
    調節出来る様に熱収縮・熱放出媒体としても使用されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の方
    法。
  9. 【請求項9】熱伝導性を有する上記帯(1)が鋼製の帯
    からなり、熱処理に必要な熱エネルギーが伝導により鋼
    製の帯(1)中に発生せしめられることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の方法。
  10. 【請求項10】熱処理に必要な熱エネルギーは支持要素
    (11)と帯(1)との間の上記通路(35)に向けて液体
    を前進流動させることによって加熱される帯(1)に供
    給されることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    方法。
  11. 【請求項11】製品(6)の冷却に関連して製品(6)
    から取り去られる熱エネルギーは熱処理される製品に供
    給されることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    方法。
  12. 【請求項12】上記帯(1)が少なくともその長さ方向
    の一部分で曲がっており、帯(1)間の間隙(19)が帯
    (1)の末端地帯で帯の中央地帯よりも明らかに小さく
    なって事実上閉ざされた空間が帯(1)の間に形成され
    る様に互いに接近する平行な帯部分の近接末端地帯は互
    いに向き合って寄り添い、又はその様に案内されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
  13. 【請求項13】熱処理に必要な熱エネルギーが超音波の
    エネルギーによって製品(6)中に直接発生せしめられ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
  14. 【請求項14】製品を可撓製素材からなる管(3)の中
    に導入し、その中に封入されている製品を管(3)を形
    成する包装資材で囲みながら一緒に短時間加熱し、次い
    で冷却する液状製品の連続熱処理・包装装置であって、
    内装物である製品(6)を伴った管(3)を導入する互
    いに平行な帯(1)を、方向転換ローラ(2)上に案内
    され同期して駆動する熱伝導性の素材からなるエンドレ
    ス帯で構成し、上記管(3)が互いに向き合っている平
    行な帯の間に導入され、互いに向き合っている上記帯は
    その相互の相対的位置、従って帯と対面するように配置
    されている帯間の間隙(19)を制御する帯支持、案内用
    の案内面あるいは支持要素(11)に抗して摺動する様に
    されていことを特徴とする液状製品の連続熱処理・包装
    装置。
  15. 【請求項15】互いに向き合っている上記帯(1)が狭
    い圧縮地帯(10)に沿って互いに定期的に圧迫し合い、
    その圧縮地帯(10)において帯(1)間の管(3)が全
    体的に閉じてしまう要素(7)からなるポンプ装置
    (5)を上記帯(1)の少なくとも片側に配置し、製品
    供給用のこのポンプ装置(5)は多くの互いに同一な圧
    力ローラ(7)がその上に設けられたエンドレス鎖乃至
    帯の形態をした少なくとも一台の連続的に駆動し回転し
    ているキャリヤ(8)より成り立ち、上記キャリヤ
    (8)は帯(1)の速度より5〜20倍速い帯(1)に沿
    った走行速度をローラ(7)に付与する速度で駆動する
    様に仕向けられ、ローラ(7)はその帯(1)に沿った
    回転中に帯(1)に対して圧迫せしめられ、帯は互いに
    圧迫し合い、帯(1)間に位置している管(3)がぴっ
    たりと閉鎖していることを特徴とする特許請求の範囲第
    14項記載の装置。
  16. 【請求項16】ポンプ装置(5)は一部分を互いに向き
    合っている帯(1)の両側に配置された二台のローラ
    (7)付きのキャリヤ(8)より成り立っていることを
    特徴とする特許請求の範囲第15項記載の装置。
  17. 【請求項17】支持要素(11)にはその支持要素の表面
    で閉鎖乃至開放している通路(35)が備わっていること
    を特徴とする特許請求の範囲第14項記載の装置。
  18. 【請求項18】支持要素(11)には上記帯(1)中に渦
    巻き電流を引き起こす磁気コイル(12)が備わっている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第14項記載の装置。
  19. 【請求項19】支持要素(11)間を拡げることにより成
    り立つ圧力均等装置(27)又は弾性に富んだ支持要素壁
    を伴った地帯が、ポンプ装置(5)から生ずる圧力波を
    等しくなるために管容量を局部的に拡張出来る様に、流
    れ方向に沿ってポンプ装置(5)の後に配置されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第14項記載の装置。
  20. 【請求項20】管(3)を包装物に換える包装装置(6
    2)により、それぞれの包装物が管(3)の狭い部分(1
    7)に沿ってその管の軸に垂直な方向に横シールするこ
    とによって所定容量の製品を収納し、該シール部分(1
    7)で切断して個々の包装物に分離されており、上記包
    装装置(62)は供給される一定量の製品によって定まる
    サイクル数で駆動せしめられていることを特徴とする特
    許請求の範囲第14項記載の装置。
  21. 【請求項21】上記包装装置(62)のサイクル数は管
    (3)の出口部分における製品圧力が上昇する時はサイ
    クル数を増加させ、製品圧力が下降する時はサイクル数
    を減少させる圧力調整機(32)によって制御され、製品
    圧力の監視は管(3)の外部に対して静止している監視
    腕と上記圧力調整機(32)を制御している帯(1)との
    助けを借りて実施されることを特徴とする特許請求の範
    囲第20項記載の装置。
  22. 【請求項22】帯(1)が不良導体性の素材からなり、
    熱は上記管(3)の素材であるアルミニウム箔積層板中
    のアルミニウム箔に誘導されることによって発生せしめ
    られることを特徴とする特許請求の範囲第14項記載の装
    置。
  23. 【請求項23】製品(6)の減圧用の装置が蠕動(ペリ
    スタルティック)ポンプより成り立っていることを特徴
    とする特許請求の範囲第15項記載の装置。
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