JPH0764160B2 - 化粧材の製造方法 - Google Patents

化粧材の製造方法

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JPH0764160B2
JPH0764160B2 JP13149785A JP13149785A JPH0764160B2 JP H0764160 B2 JPH0764160 B2 JP H0764160B2 JP 13149785 A JP13149785 A JP 13149785A JP 13149785 A JP13149785 A JP 13149785A JP H0764160 B2 JPH0764160 B2 JP H0764160B2
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ultraviolet rays
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泰司 石井
彰一 星野
誠 竹村
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的
【産業上の利用分野】
本発明は、絵柄に同調した光沢/ツヤ消し表面を有する
化粧材の製造方法に関し、絵柄に同調した光沢/ツヤ消
し表面に加えて絵柄に同調した凹凸を形成した化粧材の
製造方法をも包含する。 本発明の化粧材は、重歩行用の床材として好適であるほ
か、壁材、天井材、あるいは家電製品の内外装材として
も用途がある。
【従来の技術】
化粧材に絵柄に同調した光沢/ツヤ消し表面を形成する
方法として、古くから、メカニカルエンボス法がある
が、この方法は絵柄と光沢/ツヤ消しを同調させること
が難しく、意匠性の向上には限界がある。そのうえ、エ
ンボスロールを必要とし、コストが高い。 次に、架橋剤を使用した方法(特公昭58−35873号)が
あり、この方法は、表面層全体をツヤ消しとした後、部
分的に架橋剤を作用させ架橋部と非架橋部とを形成し、
熱プレスなどで加熱して非架橋部を溶融させて光沢面と
し、架橋部はツヤ消しのまま残すものである。このよう
に生産工程が複雑なので、この方法もコストがかさむ。 さらに、抑制インキを使用した方法(特開昭56−80500
号)があり、この方法はチオール系薬剤を添加した抑制
インクを使用して印刷し、その後、有機スズ化合物を含
んだ透明樹脂層を設けると印刷部は凹部であってツヤ消
しに、非印刷部は凸部であって光沢面となる。しかし、
この方法で透明樹脂層の厚さは0.1mm以上にすると光沢
/ツヤ消しの効果がなくなり、それ以下の厚さでも効果
は弱い。
【発明が解決しようとする問題点】
本発明のひとつの目的、絵柄に同調した光沢/ツヤ消し
表面を有する化粧材であって、光沢/ツヤ消し効果が高
く、重歩行にも耐えるものを、低コストで製造する方法
を提供することにある。 本発明のもうひとつの目的は、絵柄に同調した光沢/ツ
ヤ消しに加えて絵柄に同調した凹凸を有する化粧材であ
って光沢/ツヤ消し効果および凹凸の効果が高いもの
を、低コストで製造する方法を抵抗することにある。 発明の構成
【問題点を解決するための手段】
本発明の絵柄に同調した光沢/ツヤ消し表面を有する化
粧材の製造方法は、第1図に示すように、裏打ち材11に
適宜の合成樹脂層12を設けてなる基材1の上に、光開始
剤を添加したインキを用いて任意の絵柄2を印刷し、紫
外線の照射を受けたときこの光開始剤により硬化する光
反応性可塑剤を含有する透明な樹脂組成物4を塗布し、
紫外線を照射して絵柄の部分にある透明な樹脂組成物を
硬化させることによりその部分をツヤ消し面41とし、つ
いで加熱して未硬化の樹脂組成物を溶融させることによ
り絵柄以外の部分を光沢面42にすることからなる。 基材としては、紙、布、プラスチックフィルム、無機質
シート、金属シート、木質系材料などの裏打ち材を、適
宜の合成樹脂層で被覆したものを、用途に応じて選べば
よい。合成樹脂層はポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ア
クリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル、ゴムなどの
ゾル、塗料あるいはフィルムとすることができる。 透明な樹脂組成物の材料としては、ポリ塩化ビニル、塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリウレタン、アクリ
ル樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル、ゴムなどのゾ
ル、塗料あるいはラテックスなどが使用できる。塗布手
段は、ナイフコーター、フローコーター、コンマコータ
ーなどがある。塗布量は0.1〜0.5mm、好ましくは0.2〜
0.3mmとする。 光開始剤としては、ベンゾフェノン、ミヒラーケトン、
ベンジル、ベンゾイン、ベンゾインプロピルエーテル、
ベンジルメチルケタール、テトラメチルチウラムモノサ
ルファイド、アリルジアゾニウム塩などのように、紫外
線を吸収して重合反応を開始させるものであれば、単独
で、または2種類以上混合して使用できる。また、これ
ら光開始剤と併用することによりその効果を高める助剤
たとえば、トリエチルアミン、ジエチルアミノエチルメ
タクリレート、トリ−n−ブチルホスフィンなども使用
できる。 光開始剤の添加量は、インキ全重量に対して1〜50重量
%、好ましくは、3〜25%とする。 光反応性可塑剤は、光重合性のモノマーないしオリゴマ
ーであって、未重合の状態では可塑剤として作用し、光
開始剤の存在下に紫外線の照射を受けると重合硬化する
物質である。モノマーとしては、多価アルコールの(メ
タ)アクリル酸エステルが代表的であって、その例は、
1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、トリ
メチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、テトラ
メチロールメタンテトラ(メタ)アクリレート、ジペン
タエリスリトールペンタ(メタ)アクリレートなどがあ
る。オリゴマーとしては、オリゴエステルアクリレー
ト、ポリエステルアクリレート、エポキシアクリレー
ト、ポリウレタンアクリレートなどを用いる。これらの
2種以上を混合使用することも、もちろん可能である。
また、ラウリルアクリレート、2−エチルヘキシルアク
リレートなどの単官能アクリレートを必要に応じて加え
ることができる。 添加量は、透明な樹脂、代表的にはポリ塩化ビニル樹脂
の100重量部に対して、光反応性可塑剤を5〜90重量
部、好ましくは15〜50重量とする。DOPなどの普通可塑
剤100重量量部以下、好ましくは20〜80重量部を添加し
てもよいし、そのほかに安定剤、ツヤ消し剤、体質顔料
などを適量添加するとよい。 本発明の絵柄に同調した光沢/ツヤ消し表面および絵柄
に同調した凹凸を有する化粧材を製造する方法は、第2
図に示すように、基材1上に加熱発泡性の樹脂層を設
け、その上に光開始剤および発泡抑制剤を添加したイン
キを用いて任意の絵柄5を印刷し、その上に紫外線の照
射を受けたときこの光開始剤により硬化する光反応性可
塑剤を含有する透明な樹脂組成物の層4を塗布し、紫外
線を照射して絵柄の部分にある透明な樹脂組成物を硬化
させることによりその部分をツヤ消し面43とし、ついで
加熱して未硬化の樹脂組成物を溶融させることにより絵
柄以外の部分を光沢面44とし、かつ加熱発泡性の樹脂を
発泡させて発泡樹脂6とすることにより光沢面44を凸部
に、ツヤ消し面43を凹部に形成することからなる。 発泡剤は、アゾジカルボンアミドなど、加熱によりガス
を発生して合成樹脂を発泡体とするために常用されてい
るものを使用すればよい。 発泡抑制剤としては、特許第578566号(特公昭43−2863
6号)公報に記載されているような物質を使用する。代
表例は、マレイン酸、フマル酸、アジピン酸、1,2−フ
タル酸のような有機酸、とくに少なくとも2個のカルボ
キシル基および1個のヒドロキシル基を含み炭素数が2
〜12の有機酸、炭素数2〜20の有機酸ハライドとくにク
ロライド、炭素数2〜20の有機酸無水物、2個の官能基
を有する炭素数2〜20の多価芳香族アルコールまたはケ
トン、炭素数3〜12の飽和アミンまたは不飽和の6〜10
員環アミンなどである。 上記いずれの場合も、透明な樹脂組成物に紫外線を照射
するに先立って予備加熱を行うことが推奨される。光沢
面とツヤ消し面のコントラストが、一層よくなるからで
ある。
【作 用】
インキに含まれている光開始剤は、透明な樹脂組成物4
中に浸透し、絵柄2から透明樹脂の表面に向って低下す
る濃度勾配ををもって存在し、拡散を続けつつある。そ
こへ紫外線を照射すると、光開始剤の作用により光反応
性可塑剤が反応して硬化反応がはじまる。この硬化反応
は、絵柄の周囲の光開始剤がほとんど存在しなかった部
分にも次第に及ぶが、絵柄の上において最も速やかに進
み、そこが最高度に硬化する一度、それ以外の部分はわ
ずかしか硬化しない。樹脂の硬化は収縮を伴い、収縮の
度合は硬化の度合に比例する。透明な樹脂組成物の塗膜
のうち、絵柄印刷に接していた光開始剤濃度の高い部分
が最先に収縮し、一方、それより光開始剤濃度の低い表
面付近の部分は硬化が遅れて収縮はほとんどなく、先に
硬化が進んで収縮した塗膜内部(底部)が周囲から樹脂
を引き寄せる結果、塗膜表面に微小な「縮みシワ」が発
生する。第1図は、このようにしてツヤ消面41が生じた
ところを示す。 これを加熱すると、一般インキを使用して印刷した部分
3も含めて、硬化していない透明な樹脂組成物が軟化溶
融して、その表面が高い光沢面42となる。透明な樹脂組
成物の硬化している部分は軟化溶融しにくいため、ツヤ
消しのまま残る。従って、絵柄と光沢/ツヤ消しが同調
した化粧材が得られる。 加熱発泡性の樹脂層を有する態様の製造方法において
は、第2図にみるように、絵柄を印刷したインキ中に含
まれた発泡抑制剤により、ツヤ消し面の加熱発泡性の樹
脂の発泡が抑制され、それ以外の光沢面の加熱発泡性の
樹脂は発泡する。その結果、光沢面44は凸部となり、ツ
ヤ消し面43は凹部となって残る。絵柄と光沢/ツヤ消し
の同調する機構は前記したところと同じである。このよ
うにして、絵柄に光沢/ツヤ消しに加えて凹凸も同調し
た意匠性の高い化粧材が形成される。
【実施例1】 下記の配合の、光開始剤を添加したインキを調製した。
「部」はいずれも重量部である。 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 10部 (塩ビ/酢ビ=90/10、=750) メタクリル酸エステル樹脂 5部 (固形分40%、=400) メチルエチルケトン 52部 酢酸エチルエステル 10部 酢酸ブチルエステル 2部 顔料 3部 ベンジルメチルケタール 18部 合計100部 下記の配合の一般インキを調製した。 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 10部 メタクリル酸エステル樹脂 5部 顔料 15部 溶剤 70部 合計100部 下記の配合の透明な樹脂組成物を調製した。 ペースト用ポリ塩化ビニル樹脂 70部 (=850) ブレンド用ポリ塩化ビニル樹脂 30部 (=1000) DOP 30部 トリメチロールプロパントリメタクリレート 30部 スズ系安定剤 3部 エポキシ化大豆油 3部 合計166部 次に、厚さ0.8mmのアスベストシートにナイフコーター
で非発泡タイプのポリ塩化ビニルのゾルを厚さ0.8mmに
コートし、150℃に1.5分間加熱しセミゲル化したもの
を、基材として用意した。 転写紙に、上記の光開始剤を添加したインキで木目模様
の導管溝部のグラビア印刷(版深5〜40μ)をし、さら
に一般インキで、導管溝部以外のグラビア印刷(版深5
〜40μ)をした。 次に上記の基材に、この転写紙を用いて印刷を熱転写
し、この全面に厚さ0.3mmの上記の透明な樹脂組成物を
コートし、紫外線を照射(120W/cm高圧水銀灯、10m/
分、3回、高圧水銀灯から被照射体まで10cm)した後、
220℃に2分間加熱した。 その結果、絵柄と光沢/ツヤ消しが同調した深みのある
木目模様をもった、意匠性の高い化粧材が得られた。75
゜グロスメーターで測定の結果、光沢値はツヤ消し面で
35で、それ以外の光沢面は95であった。指で触れると、
ツヤ消し面では粗く、それ以外の光沢面はなめらかに感
じられ、その差がはっきりとわかった。このシートは柔
軟性に富み、折り曲げ加工や巻き取りも可能であった。
【実施例2】 下記の配合の透明な樹脂組成物を調製した。 ペースト用ポリ塩化ビニル樹脂 70部 (=1650) ブレンド用ポリ塩化ビニル樹脂 30部 (=1000) DOP 50部 トリメチロールプロパントリアクリレート 40部 スズ系安定剤 3部 エポキシ化大豆油 3部 合計196部 実施例1と同様な熱転写した基材の全面に、上記の透明
な樹脂組成物を厚さ0.3mmにコートし、150℃に1.5分間
加熱してセミゲル化した。つぎに、全面に紫外線を照射
(120W/cm高圧水銀灯、10m/分、1回、高圧水銀灯から
被照射体まで10cm)した後、220℃に2分間加熱した。 その結果、ツヤ消し面と光沢面のコントラストがさらに
良好な、意匠性の高い化粧材が得られた。75゜グロスメ
ーターで測定の結果、ツヤ消し面の光沢値は21で、それ
以外の光沢面は97であった。
【実施例3】 下記の配合の、光開始剤および発泡抑制剤を添加したイ
ンキを調製した。 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 10部 (塩ビ/酢ビ=90/10,=750) メタクリル酸エステル樹脂 3部 (固形分40%、=400) メチルエチルケトン 50部 メチルイソブチルケトン 6部 顔料 3部 無水トリメリット酸 10部 ベンジルジメチルケタール 18部 合計100部 下記の配合の透明な樹脂組成物を調製した。 ペースト用ポリ塩化ビニル樹脂 70部 (=850) ブレンド用ポリ塩化ビニル樹脂 30部 (=1000) DOP 50部 トリメチロールプロパントリメタクリレート 45部 スズ系安定剤 3部 Ba−Zn系安定剤 2部 シリカ 1部 合計201部 下記の配合の、発泡タイプのポリ塩化ビニルのゾルを調
製した。 ペースト用ポリ塩化ビニル樹脂 100部 DOP 50部 BBP 20部 Na−Zn系安定剤 4部 アゾジカルボンアミド 3部 二酸化チタン 10部 CaCO3 5部 安定助剤 2部 合計194部 厚さ0.45mmのアスベストシートからなる基板に、ナイフ
コーターで、上記の発泡タイプのポリ塩化ビニルのゾル
を厚さ0.4mmコートし、140℃に1分間加熱してセミゲル
化した。 光開始剤および発泡抑制剤を添加したインキを使用した
以外は、実施例1と同様にして転写紙を用意した。 次に上記のゲル層の上に、この転写紙を用いて熱転写
し、その全面に上記の透明な樹脂組成物を厚さ0.3mmコ
ートして、150℃にて、1.5分間加熱してセミゲル化し
た。全面に紫外線を照射(120W/cm高圧水銀灯、10m/
分、1回、高圧水銀灯から被照射体まで10cm)して透明
な樹脂を硬化させた後、220℃に2分間加熱して発泡さ
せた。 その結果、絵柄と光沢/ツヤ消しおよび凹凸が同調し
た、立体感のある意匠性の高いクッションフロアー用化
粧材が得られた。ツヤ消し面は凹部であり、凹部はシャ
ープに形成され、その深さは0.4mmあった。75゜グロス
メーターで測定の結果、ツヤ消し面の光沢値は23で、そ
れ以外の光沢面は92であった。指で触れると、ツヤ消し
面では粗く、それ以外の光沢面はなめらかに感じられ、
その差がはっきりとわかった。このシートは柔軟性に富
み、折り曲げ加工や巻き取りも可能であった。 発明の効果 本発明の方法によれば、現行の化粧材製造システムを使
用して、微細な絵柄でも絵柄と光沢/ツヤ消しが同調し
た、意匠性の高い化粧材が、低コストで製造できる。加
熱発泡性の樹脂を使用することにより、絵柄と光沢/ツ
ヤ消しに加えて凹凸も同調した、やはり意匠性の高い発
泡タイプの化粧材を製造することができる。これらの化
粧材は、床材としたとき、重歩行に十分耐えることが実
証された。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の方法で製造した絵柄と光沢/ツヤ消
しが同調した床材の構成を示す、模式的な断面図であ
る。 第2図は、本発明の方法で製造した絵柄と光沢/ツヤ消
しおよび凹凸が同調した床材の構成を示す、同様な断面
図である。 1……基材 11……裏打ち材 12……合成樹脂層 2……光開始剤添加インキによる絵柄 3……一般インキによる絵柄 4……透明な樹脂組成物 41,43……ツヤ消し面 42,44……光沢面 5……光開始剤・発泡抑制剤添加インキによる絵柄 6……加熱発泡樹脂

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絵柄に同調した光沢/ツヤ消し表面を有す
    る化粧材の製造方法であって、基材の上に光開始剤を添
    加したインキを用いて任意の絵柄を印刷し、その上に、
    紫外線の照射を受けたときこの光開始剤により硬化する
    光反応性可塑剤を含有する透明な樹脂組成物を塗布し、
    紫外線を照射して絵柄の部分にある透明な樹脂組成物を
    硬化させることによりその部分をツヤ消し面とし、つい
    で加熱して未硬化の樹脂組成物を溶融させることにより
    絵柄以外の部分を光沢面とすることからなる製造方法。
  2. 【請求項2】透明な樹脂組成物に紫外線を照射するに先
    立って予備加熱を行う特許請求の範囲第1項に記載の製
    造方法。
  3. 【請求項3】絵柄に同調した光沢/ツヤ消し表面および
    絵柄に同調した凹凸を有する化粧材を製造する方法であ
    って、基材上に加熱発泡性の樹脂層を設け、その上に光
    開始剤および発泡抑制剤を添加したインキを用いて任意
    の絵柄を印刷し、その上に、紫外線の照射を受けたとき
    この光開始剤により硬化する光反応性可塑剤を含有する
    透明な樹脂組成物を塗布し、紫外線を照射して絵柄の部
    分にある透明な樹脂組成物を硬化させることによりその
    部分をツヤ消し面とし、ついで加熱して未硬化の樹脂組
    成物を溶融させることにより絵柄以外の部分を光沢面と
    し、かつ加熱発泡性の樹脂を発泡させて発泡樹脂とする
    ことにより光沢面を凸部に、ツヤ消し面を凹部に形成す
    ることからなる製造方法。
  4. 【請求項4】透明な樹脂組成物に紫外線を照射するに先
    立って予備加熱を行う特許請求の範囲第3項に記載の製
    造方法。
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