JPH076410A - 光ディスク - Google Patents

光ディスク

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JPH076410A
JPH076410A JP5144073A JP14407393A JPH076410A JP H076410 A JPH076410 A JP H076410A JP 5144073 A JP5144073 A JP 5144073A JP 14407393 A JP14407393 A JP 14407393A JP H076410 A JPH076410 A JP H076410A
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JP
Japan
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groove
land
track pitch
width
optical disc
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JP5144073A
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Seiji Morita
成二 森田
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Nikon Corp
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Nikon Corp
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/24Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
    • G11B7/2407Tracks or pits; Shape, structure or physical properties thereof
    • G11B7/24073Tracks
    • G11B7/24079Width or depth

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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 トラックピッチ(P)とグルーブもしくはラ
ンド幅(W)とが次式の相関にあることを特徴とする光
ディスク。 W=A×P (Aは係数を示し、P>1.2μmの場合にはA≦5/
23であって、P≦1.2μmの場合にはA≦5/18
である) 【効果】 ランド部反射率の変動量を小さく抑えること
が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光ディスクに関する
ものである。さらに詳しくは、この発明は、光ディスク
のランド部もしくはグルーブ部における反射率変動を低
減し、的確かつ迅速に情報を再生することのできる光デ
ィスクに関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】高密度の情報を高速に処理で
きる光ディスクは、新たなコンピュータ外部メモリーと
して注目されている。特に、直径5.25インチの光デ
ィスクにおいては1回のみ情報の書き込みが可能である
ライトワンスタイプと、情報の書換えが可能である光磁
気タイプがある。また、直径3.5インチの光ディスク
においては光磁気タイプと再生専用であるROMタイプ
と、光磁気とROMの混在しているパーシャルROMタ
イプがあり、これらはISO規格により標準化されてい
るため、今後さらに広く市場に普及するものと予想され
ている。
【0003】これらの光ディスクには記録再生装置のピ
ックアップからのレーザースポットを情報に添って導く
ための、すなわちトラッキングのためのガイドが、凹ま
たは凸の溝の形でディスクの内周から外周へ向けてスパ
イラル状に形成されている。図1を用いて、さらに詳し
く光ディスクの構造を説明すると、ピックアップ(4)
から見た場合に凹になる部分、つまりピックアップ
(4)から遠方になる部分はランド(1)と呼ばれ、ピ
ックアップ(4)から見た場合に凸になる部分、つまり
ピックアップ(4)に近くになる部分はグルーブ(2)
と呼ばれる。また、ランドの中心から隣のランドの中心
までの距離は、トラックピッチ(3)と呼ばれている。
この構造において、情報は、ランド(1)またはグルー
ブ(2)のどちらかに書き込まれるが、実際の光ディス
クにおいては、情報がランド部に書き込まれるランド記
録方式が多い。
【0004】現在、実用化されているランド記録方式の
光ディスクのグルーブとしては、図2のようなU字型の
形状のものと、図3のようなV字型の形状のものとの2
種類がある。U字型グルーブの場合、そのグルーブ幅
(W)は、グルーブの上部における幅をWtop (5)と
し、グルーブの底部における幅をWbottom(6)とする
と、W=( Wtop +Wbottom) /2と定義される。ま
た、V字型グルーブの場合のグルーブ幅は、W=Wtop
(5)と定義される。
【0005】そして、一般的にこのグルーブ幅(W)
は、0.4μm〜0.6μmであり、また、トラックピ
ッチは、1.6μmのものが主流であるが、最近ではさ
らに高密度の情報を記録するため、トラックピッチを
1.4μmや1.2μmにして、狭トラックピッチ化を
した光ディスクも報告されている。しかしながら、従来
の光ディスクでは、特にトラックピッチが1.6μmよ
り小さい場合、ランド部の反射率( ランド上にレーザー
スポットが位置した場合にピックアップ内の信号検出器
( フォトセンサー) へ返る光量) が、光ディスク製造時
の条件変動等に起因したグルーブ幅、グルーブ深さ及び
トラックピッチの微小なばらつきや記録膜及び反射膜の
反射率の微小なばらつきによって変動してしまうことが
避けられなかった。そのため、情報の書き込みまたは読
み取りのエラーが生じたり、高速サーチや、アクセス時
においてトラッキングエラーが生じる等の不具合があ
り、光ディスクの狭トラックピッチ化を阻害する大きな
要因となっていた。
【0006】この発明は以上の通りの事情に鑑みてなさ
れたものであり、従来は避けられなかった光ディスク製
造時の条件変動に起因して発生するランド部の反射率の
変動量を減少させ、的確かつ迅速に情報を再生すること
のできる新しい光ディスクを提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、トラックピッチ(P)とグルー
ブもしくはランド幅(W)とが次式の相関にあることを
特徴とする光ディスクを提供する。 W=A×P (ここで、Aは係数を示し、P>1.2μmの場合には
A≦5/23であって、P≦1.2μmの場合にはA≦
5/18である) そして、さらにこの発明では、前記係数Aは、A≦1/
7であり、また、P<1.6μmであることをもその一
態様としている。
【0008】
【作用】この発明では、上記の通り、光ディスクのトラ
ックピッチ(P)とグルーブ幅(W)等との関係を特有
の相関にあるものとしているが、このことは、以下のこ
とを踏まえている。すなわち、まず、たとえばランド記
録方式の光ディスクの記録または再生を的確に行うとと
もに、高速サーチやアクセス機能を実現するためには、
光ディスクの情報記録領域全面において、ランド部の反
射率( ランド上にレーザースポットが位置した場合にピ
ックアップ内の信号検出器( フォトセンサー) へ返る光
量:IL ) の変動量( IL ) の絶対値が小さいことが必
要となる。
【0009】ΔIL は、通常光ディスクの情報記録領域
全面におけるIL の最大値(ILmax)、または最小値(
Lmin) とIL の平均値( ILavg) 及びIL からグルー
ブ部の反射率( グルーブ上にレーザースポットが位置し
た場合にピックアップ内の信号検出器( フォトセンサ
ー) へ返る光量:IG )を差し引いた値、すなわちトラ
ッククロス信号変調度の平均値( IL −IG avg ) を
用いて、以下に示す式で表される。
【0010】
【数1】
【0011】ΔIL の絶対値が大きくなるか小さくなる
かは、グルーブの幅や深さに関係している。そこで実際
に、この発明の発明者は、トラックピッチが1.6μm
より小さくなった場合に、ΔIL の絶対値を小さくする
グルーブの幅及び深さについて検討した結果、ΔI
L は、グルーブの深さよりグルーブの幅に対する依存性
が大きいことを見い出し、さらにグルーブ幅をある特定
の値とするとΔIL の絶対値が小さくなることを見出し
た。
【0012】そして、この発明では、以上のことから、
光ディスクのトラックピッチのばらつき、グルーブ幅の
ばらつき、グルーブ深さのばらつき、記録膜または反射
膜の反射率のばらつきをある一定の量だけ仮定すると、
前記のとおりのこの発明の相関生が満たされることが必
要であるとしている。さらにより具体的には、トラック
ピッチ(P)が1.6μmより小さくかつ1.2μmよ
り大きい値の場合は、グルーブ幅(W)をトラックピッ
チの7分の1から23分の5までの範囲の値にするとΔ
L の絶対値を小さくすることが可能である。
【0013】また、トラックピッチ(P)が1.2μm
以下の値の場合は、グルーブ幅(W)をトラックピッチ
(P)の7分の1から18分の5までの範囲の値にする
とΔIL の絶対値を小さくすることが可能である。もち
ろん、以上のことはランド記録方式の光ディスクに関し
て述べてきたが、グルーブ記録方式の光ディスクに関し
ても同様とすることができる。ただし、グルーブ記録方
式の場合は、情報がグルーブ部に書き込まれるためグル
ーブの幅ではなく、ランドの幅を前記範囲の値とする必
要がある。
【0014】以下実施例を示し、さらにこの発明につい
て詳しく説明する。
【0015】
【実施例】実施例1 実施例として、トラックピッチを1.4μmとし、グル
ーブ幅を0.3μmとした光ディスク(トラックピッチ
の約4.9/25)作成した。また、同様に、比較のた
めに従来の光ディスクと同様の、トラックピッチを1.
4μmとし、グルーブ幅を0.4μmとした光ディスク
(トラックピッチの約6.6/25)も作成し、そし
て、各々の場合のΔIL の値を測定した。この結果を示
したものが表1てある。
【0016】なお、グルーブ深さは900A、光ディス
クの情報記録領域全面におけるトラックピッチのばらつ
きは±0.03μm、グルーブ幅のばらつきは±0.0
1μm、グルーブ深さのばらつきは±30A、記録膜の
反射率のばらつきは±10%である。また、再生条件は
レーザーの波長780nm、対物レンズの開口数( N.
A.) 0.55、ケラレ係数1.0、波面収差rms=
0.03λ、ディスクに入射した際のレーザー光は直線
偏光であり、偏光方向はグルーブに対し平行方向であ
る。
【0017】
【表1】
【0018】表1より、ΔIL の値は、明らかにこの発
明の実施例の方が小さい。従って、この発明の光ディス
クによって、グルーブ部の反射率変動量が低減されたこ
とがわかる。実施例2 実施例として、トラックピッチを1.2μmとし、グル
ーブ幅を0.3μmとした光ディスク(トラックピッチ
の約4.5/18)を、比較例としての、従来の光ディ
スクと同様の、トラックピッチを1.2μmとし、グル
ーブ幅を0.4μmとした光ディスク(トラックピッチ
の約6/18)とともに作成した。そして各々について
ΔIL の値を測定した。この結果を示したものが表2で
ある。
【0019】なお、ここでのグルーブ深さは800A、
光ディスクの情報記録領域全面におけるトラックピッチ
のばらつきは±0.03μm、グルーブ幅のばらつきは
±0.01μm、グルーブ深さのばらつきは±30A、
記録膜の反射率のばらつきは±10%である。また、再
生条件はレーザーの波長670nm、対物レンズの開口
数( N.A.) 0.55、ケラレ係数1.0、波面収差
rms=0.03λ、ディスクに入射した際のレーザー
光は直線偏光であり偏光方向はグルーブに対し平行方向
である。
【0020】
【表2】
【0021】表2より、ΔIL の値は、絶対値にして、
明らかにこの発明の実施例の方が小さい。従って、この
発明の光ディスクによって、グルーブ部の反射率変動量
が低減されたことがわかる。実施例3 実施例として、トラックピッチを1.1μmとし、グル
ーブ幅を0.3μmとした光ディスク(トラックピッチ
の約4.9/18)と、比較例としての、従来の光ディ
スクと同様のトラックピッチを1.1μmとし、グルー
ブ幅を0.4μmとした光ディスク(トラックピッチの
約6.5/18)を作成した。そして、各々のΔIL
値を測定した。この結果を示したものが表3である。
【0022】なお、ここでのグルーブ深さは800A、
光ディスクの情報記録領域全面におけるトラックピッチ
のばらつきは±0.02μm、グルーブ幅のばらつきは
±0.01μm、グルーブ深さのばらつきは±30A、
記録膜の反射率のばらつきは±10%である。また、再
生条件はレーザーの波長670nm、対物レンズの開口
数( N.A.) 0.60、ケラレ係数1.0、波面収差
rms=0.03λ、ディスクに入射した際のレーザー
光は直線偏光であり偏光方向はグルーブに対し平行方向
である。
【0023】
【表3】
【0024】表3より、ΔIL の値は、絶対値にして、
明らかにこの発明の実施例の方が小さい。従って、この
発明の光ディスクによって、グルーブ部の反射率変動量
が低減されたことがわかる。
【0025】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この発明の光
ディスクによって、ランド部もしくはグルーブ部の反射
率の変動量を小さく抑え、的確かつ迅速な情報の記録再
生が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ディスクのランド及びグルーブの構造を例示
した概念斜視図である。
【図2】U字型の形状のグルーブを例示した概念斜視図
である。
【図3】V字型の形状のグルーブを例示した概念斜視図
である。
【符号の説明】 1 ランド 2 グルーブ 3 トラックピッチ 4 ピックアップ 5 Wtop 6 Wbottom 7 グルーブ深さ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラックピッチ(P)とグルーブもしく
    はランド幅(W)とが次式の相関にあることを特徴とす
    る光ディスク。 W=A×P (Aは係数を示し、P>1.2μmの場合にはA≦5/
    23であって、P≦1.2μmの場合にはA≦5/18
    である)
  2. 【請求項2】 A≧1/7である請求項1の光ディス
    ク。
  3. 【請求項3】 グルーブ幅(W)が0.3μmである請
    求項1の光ディスク。
JP14407393A 1993-06-15 1993-06-15 光ディスク Expired - Lifetime JP3350148B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14407393A JP3350148B2 (ja) 1993-06-15 1993-06-15 光ディスク
US08/249,970 US5504734A (en) 1993-06-15 1994-05-27 Optical disc

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JP14407393A JP3350148B2 (ja) 1993-06-15 1993-06-15 光ディスク

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JPH076410A true JPH076410A (ja) 1995-01-10
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