JPH0763405A - 対流型空気調和機におけるエアフィルタの目詰まり表示装置 - Google Patents

対流型空気調和機におけるエアフィルタの目詰まり表示装置

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JPH0763405A
JPH0763405A JP4024080A JP2408092A JPH0763405A JP H0763405 A JPH0763405 A JP H0763405A JP 4024080 A JP4024080 A JP 4024080A JP 2408092 A JP2408092 A JP 2408092A JP H0763405 A JPH0763405 A JP H0763405A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air filter
clogging
rotation speed
fan motor
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP4024080A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Miki
浩 三木
Shigeyuki Ujihira
重行 氏平
Tadamitsu Imai
忠光 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
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Publication of JPH0763405A publication Critical patent/JPH0763405A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】ファンモータ2の回転数制御を行っている対流
型空気調和機において、エアフィルタの目詰まりに伴う
ファンの風量の変化は、回転数制御されファンモータ2
のトルクの変化として検出することができる。トルク
は、ファンモータ2に供給される電流値に対応するの
で、電流値を測定することにより、エアフィルタの目詰
まり状態を把握する。 【効果】エアフィルタの目詰まり状態を確実に検知し、
外部に報知することによって、エアフィルタの掃除や交
換を促し、もって、ファンモータ2の機能低下、騒音増
大、機械故障を未然に防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエアフィルタの目詰まり
表示装置に関し、さらに詳細にいえば、直流モータであ
るファンモータの回転数を、ファンモータの負荷変動に
かかわらず一定にするように制御する対流型空気調和機
においてエアフィルタの目詰まりを確実に表示すること
ができるエアフィルタの目詰まり表示装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】対流型空
気調和機には、内部防塵のため、一般にエアフィルタが
設置されているが、長期間使用しているとエアフィルタ
が目詰まりを起こし、ファンによって単位時間に運ばれ
る空気の量(風量)が低下する。このため、ファンモー
タの回転数を上昇させることにより、風量の低下を補う
制御をすることも考えられるが、回転数の上昇は騒音の
増加に繋がるので、静かな室内で使用する場合、問題と
なる。また目詰まりの状態が続くと、ファンモータの機
能低下、機械故障の原因の一つとなってくる。
【0003】そこで、回転数を変化させるよりも、エア
フィルタの目詰まりをできるだけ早くユーザに知らせ、
目詰まりを取り除くほうが実際的な解決になる。 この
ため、ユーザにエアフィルタの目詰まりを知らせる次の
ような方式が考案されている。 運転時間を積算し、一定時間ごとにサインを出してユ
ーザの点検を促す方式。この方式は、手軽で安価である
が、電源を切ると積算時間もリセットしてしまう。ま
た、塵埃の多い空間でも塵埃の少ない空間でも同じよう
に時間を積算してしまうので、エアフィルタの目詰まり
を正確に反映できない。 エアフィルタの目詰まりの程度を判定するために、エ
アフィルタの前後の圧力差を測定する方式。この方法で
あれば、原理的には、エアフィルタの目詰まりを正確に
判定できるが気圧センサのコストが高いので、一般には
ほとんど適用されていない。 冷温熱源を有するものにおいては温度計で測った温度
から熱交換量を知り、熱交換量から対流風量を想定し、
目詰まりの程度を判定する。この方式では目詰まりの状
態を直接検出するのではないので、熱源側の種々のトラ
ブルも誤検出してしまうという欠点がある。
【0004】そこで、本件発明者は、対流型空気調和機
が、直流モータであるファンモータの回転数を検出して
回転数を表す信号を出力する回転数検出手段と、上記回
転数検出手段で検出されたファンモータの回転数が予め
定められた目標回転数になるように制御する回転制御部
とを備えていることに注目して、エアフィルタの目詰ま
りを正確に推定することができ、これを外部に報知する
ことによって、エアフィルタの目詰まりをできるだけ早
くユーザに知らせることができるエアフィルタの目詰ま
り表示装置を提案する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のエアフィルタの目詰まり表示装置は、直流
モータであるファンモータに供給される電源電流を検出
する電流検出手段と、電流検出手段で検出された電流値
がしきい値以下であれば、所定の信号を出力する信号出
力手段と、上記信号出力手段からの所定の信号出力を受
けて、エアフィルタの目詰まりを示す表示を行う目詰ま
り報知手段とを有するものである。
【0006】
【作用】上記の構成のエアフィルタの目詰まり表示装置
によれば、直流モータにあっては、エアフィルタの目詰
まりに伴うファンの風量の変化は、回転数制御されファ
ンモータのトルクの変化として検出することができる。
トルクは、ファンモータに供給される電流値に対応する
ので、電流値を測定することにより、エアフィルタの目
詰まり状態を把握し、報知することができる。
【0007】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図1は、対流型空気調和機における直流ファン
モータの回転数制御系を示すブロック図である。クロス
フローファン1を回転させる直流ファンモータ2の回転
軸には、永久磁石3が取り付けられ、この永久磁石の回
転による磁束の変化をホールIC4で検出して回転数信
号を出力する。
【0008】回転制御部5は、上記回転数信号を受け
て、予め設定された目標回転数との偏差を計算し、この
偏差に基づいて直流ファンモータ2の回転数を目標回転
数にするための駆動信号を直流ファンモータ2に供給す
るものである。電流検出部6は、直流ファンモータ2の
電流を測定し、電流がしきい値以下になったら、LED
等を有する目詰まり報知部8に点灯信号を送るものであ
る。
【0009】図2は機内外の圧力差と風量との関係を示
すファン特性のグラフa、風量とトルクとの関係のグラ
フb、および機内抵抗と風量との関係のグラフcをそれ
ぞれ示す。エアフィルタの目詰まり等により機内抵抗が
増加すると、風量が低下するとともに圧力差が増大する
(グラフa上のA1点→B1点)。このため直流ファンモー
タ2の回転数が上昇するので、回転制御部5は、回転数
を一定に保つべく直流ファンモータ2の電圧を制御す
る。これにより、直流ファンモータ2のトルクが変化
し、これにぼ比例して直流ファンモータ2の電流が変化
する(グラフb上のA2点→B2点)。
【0010】これにより、エアフィルタの目詰まりに基
づくファンの風量の変化を、トルクまたはこれに比例す
る電流の変化として検出することができる。したがっ
て、電流の低下を検出することにより、エアフィルタの
目詰まりを確実に検知し、外部に報知することができ
る。なお、回転数制御を行っていない直流モータにおい
て、本発明と同様の電流検出を行った場合を図3を用い
て説明する。回転数制御をしない場合は、風量が低下す
ると、ファン特性のグラフaは、a′のように上昇す
る。これに伴って、風量とトルクとの関係のグラフbも
b′のように上昇する。このため図2のグラフa上のB1
点はB1′のように移動し、図2のグラフb上のB2点は、
B2′のように移動する。したがって、グラフb上のA2点
からB2′点への変化は、図2の場合と比べて、水平に近
づく。このことは検出される電流変化が少なくなること
を意味する。
【0011】したがって、本発明のようにファンの風量
の変化を、トルクまたはこれに比例する電流の変化とし
て検出する場合、回転数制御を行っているファンモータ
において特に効果的であることが判る。図4は、電流検
出部6、信号出力部8、目詰まり報知部8の具体的回路
を示す図であり、電流をカレントトランスCTにより検
出して、増幅器IC1で増幅し、比較器IC2でしきい
値Eと比較する。比較した結果、しきい値を下回ってい
ればトランジスタQをオンしてLEDを点灯させること
ができる。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明のエアフィルタの
目詰まり表示装置によれば、直流モータの回転数制御を
行っている対流型空気調和機において、エアフィルタの
目詰まり等に基づくファンの風量−圧力特性の変化を、
トルク、すなわち電流の変化として捕らえ、これによっ
てエアフィルタの目詰まり状態を確実に検知し、外部に
報知することができる。したがって、エアフィルタの掃
除や交換を促し、もって、ファンモータの機能低下、騒
音増大、機械故障を未然に防止することができる。
【0013】しかも、直流モータの回転数制御を行って
いる対流型空気調和機に、電流検出部、信号出力部、目
詰まり報知部という電気的部品を追加するだけで発明を
構成できるので、コンパクト、かつ低コストでエアフィ
ルタの目詰まり表示装置を実現することができるという
効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エアフィルタの目詰まり表示装置の機能構成例
を示すブロック図である。
【図2】ファンモータの特性を示すグラフである。
【図3】ファンモータの特性を示すグラフである。
【図4】要部の具体的回路図である。
【符号の説明】
2 ファンモータ、 4 回転数検出部、 5 回転制御部、 6 電流検出部、 8 信号出力部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年5月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】そこで、回転数を変化させるよりも、エア
フィルタの目詰まりをできるだけ早くユーザに知らせ、
目詰まりを取り除くほうが実際的な解決になる。 この
ため、ユーザにエアフィルタの目詰まりを知らせる次の
ような方式が考案されている。 運転時間を積算し、一定時間ごとにサインを出してユ
ーザの点検を促す方式。この方式は、手軽で安価である
が、電源を切ると積算時間もリセットしてしまう。ま
た、塵埃の多い空間でも塵埃の少ない空間でも同じよう
に時間を積算してしまうので、エアフィルタの目詰まり
を正確に反映できない。 エアフィルタの目詰まりの程度を判定するために、エ
アフィルタの前後の圧力差を測定する方式。この方法で
あれば、原理的には、エアフィルタの目詰まりを正確に
判定できるが圧力センサのコストが高いので、一般には
ほとんど適用されていない。 冷温熱源を有するものにおいては温度計で測った温度
から熱交換量を知り、熱交換量から対流風量を想定し、
目詰まりの程度を判定する。この方式では目詰まりの状
態を直接検出するのではないので、熱源側の種々のトラ
ブルも誤検出してしまうという欠点がある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】図2は機内外の圧力差と風量との関係を示
すファン特性のグラフa、風量とトルクとの関係のグラ
フb、および機内抵抗と風量との関係のグラフcをそれ
ぞれ示す。エアフィルタの目詰まり等により機内抵抗が
増加すると、風量が低下するとともに圧力差が増大する
(グラフa上のA1点→B1点)。このため直流ファンモー
タ2の回転数が上昇するので、回転制御部5は、回転数
を一定に保つべく直流ファンモータ2の電圧を制御す
る。これにより、直流ファンモータ2のトルクが変化
し、これにぼ比例して直流ファンモータ2の電流が変
化する(グラフb上のA2点→B2点)。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流モータであるファンモータ(2) の回転
    数を検出して回転数を表す信号を出力する回転数検出部
    (4) と、上記回転数検出部(4) で検出されたファンモー
    タ(2) の回転数が予め定められた目標回転数になるよう
    に制御する回転制御部(5) とを備えた対流型空気調和機
    において、 上記ファンモータ(2) に供給される電源電流を検出する
    電流検出部(6) と、 電流検出部(6) で検出された電流値がしきい値以下であ
    れば、所定の信号を出力する信号出力部(8) と、 上記信号出力部(8) からの所定の信号出力を受けて、エ
    アフィルタの目詰まりを示す表示を行う目詰まり報知部
    (9) とを有することを特徴とする対流型空気調和機にお
    けるエアフィルタの汚れ表示装置。
JP4024080A 1992-02-10 1992-02-10 対流型空気調和機におけるエアフィルタの目詰まり表示装置 Pending JPH0763405A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4024080A JPH0763405A (ja) 1992-02-10 1992-02-10 対流型空気調和機におけるエアフィルタの目詰まり表示装置

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JP4024080A JPH0763405A (ja) 1992-02-10 1992-02-10 対流型空気調和機におけるエアフィルタの目詰まり表示装置

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JPH0763405A true JPH0763405A (ja) 1995-03-10

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ID=12128437

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4024080A Pending JPH0763405A (ja) 1992-02-10 1992-02-10 対流型空気調和機におけるエアフィルタの目詰まり表示装置

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JP (1) JPH0763405A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7439968B2 (en) 2001-06-04 2008-10-21 Sanyo Electric Co., Ltd. Display device
JP2014020676A (ja) * 2012-07-18 2014-02-03 Rinnai Corp 浴室乾燥機
JP2014025657A (ja) * 2012-07-27 2014-02-06 Toto Ltd 浴室換気装置
JP2016540633A (ja) * 2013-11-26 2016-12-28 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. エアフィルタの監視方法及び装置
US9726386B2 (en) 2014-08-26 2017-08-08 Haier Us Appliance Solutions, Inc. Air conditioner unit including a heating unit
US9816710B2 (en) 2014-08-26 2017-11-14 Haier Us Appliance Solutions, Inc. Air conditioner unit and method for operating same
US9816711B2 (en) 2014-08-26 2017-11-14 Haier Us Appliance Solutions, Inc. Air conditioner unit and method for operating same

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US9816710B2 (en) 2014-08-26 2017-11-14 Haier Us Appliance Solutions, Inc. Air conditioner unit and method for operating same
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