JPH0762353A - 一般廃棄物系プラスチック油化処理設備における窒素吹き込みによる溶融プラスチック中の塩素除去方法 - Google Patents
一般廃棄物系プラスチック油化処理設備における窒素吹き込みによる溶融プラスチック中の塩素除去方法Info
- Publication number
- JPH0762353A JPH0762353A JP21317793A JP21317793A JPH0762353A JP H0762353 A JPH0762353 A JP H0762353A JP 21317793 A JP21317793 A JP 21317793A JP 21317793 A JP21317793 A JP 21317793A JP H0762353 A JPH0762353 A JP H0762353A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- tank
- melt
- vapor
- raw material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
Landscapes
- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 廃プラスチックの再生処理において、塩化水
素による設備腐食を防止すると同時に良好な生成油の製
造を可能とすること。 【構成】 一次溶融したプラスチックを混合して完全溶
融する原料混合槽と、溶融原料を熱分解して熱分解油ベ
ーパーを発生させる熱分解槽と、触媒を内蔵し熱分解ベ
ーパーと触媒との接触によって熱分解ベーパーを重質油
と軽質油との混合ベーパーに転換する接触分解槽を備え
た再生処理設備において、原料混合槽の底部から窒素ガ
スを吹き込み、脱塩化水素反応と吹き込み窒素ガスの気
泡上昇により塩化水素を気相に放出して除去する。
素による設備腐食を防止すると同時に良好な生成油の製
造を可能とすること。 【構成】 一次溶融したプラスチックを混合して完全溶
融する原料混合槽と、溶融原料を熱分解して熱分解油ベ
ーパーを発生させる熱分解槽と、触媒を内蔵し熱分解ベ
ーパーと触媒との接触によって熱分解ベーパーを重質油
と軽質油との混合ベーパーに転換する接触分解槽を備え
た再生処理設備において、原料混合槽の底部から窒素ガ
スを吹き込み、脱塩化水素反応と吹き込み窒素ガスの気
泡上昇により塩化水素を気相に放出して除去する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリオレフィン系及び
塩化ビニルを主体とする廃プラスチックを油化して灯
油，軽油留分及びガソリン留分として回収する処理設備
において、塩化水素の混入がない低沸点の炭化水素油を
製造する方法に関する。
塩化ビニルを主体とする廃プラスチックを油化して灯
油，軽油留分及びガソリン留分として回収する処理設備
において、塩化水素の混入がない低沸点の炭化水素油を
製造する方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】廃プラスチックを再生処理する方法は、
特開昭３−８６７９１号公報にみられるように、ポリオ
レフィン系廃プラスチックを破砕する処理から重質油及
び軽質油までの回収を行うものが一般に知られている。
特開昭３−８６７９１号公報にみられるように、ポリオ
レフィン系廃プラスチックを破砕する処理から重質油及
び軽質油までの回収を行うものが一般に知られている。
【０００３】図３はこの方法におけるプロセスのフロー
であり、廃プラスチックを破砕及び選別する前処理装置
と前処理された廃プラスチックを軽質油（ガソリン留分
相当）及び重質油（灯，軽油留分相当）として回収する
油化装置とによる処理に大別される。そして、油化した
ときの重質油を利用して自家発電を行い、それを設備電
力とすることによって操業が行われる。
であり、廃プラスチックを破砕及び選別する前処理装置
と前処理された廃プラスチックを軽質油（ガソリン留分
相当）及び重質油（灯，軽油留分相当）として回収する
油化装置とによる処理に大別される。そして、油化した
ときの重質油を利用して自家発電を行い、それを設備電
力とすることによって操業が行われる。
【０００４】また、このような方法に代わるものとし
て、たとえば特開平６２−９１６０号公報に記載されて
いるように、ポリオレフィン系プラスチックから低沸点
炭化水素油を製造する方法も既に確立されている。
て、たとえば特開平６２−９１６０号公報に記載されて
いるように、ポリオレフィン系プラスチックから低沸点
炭化水素油を製造する方法も既に確立されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】廃プラスチックを一次
溶融するときの加熱過程において、塩化ビニル等の脱塩
化水素反応によって塩化水素（ＨＣ１）が発生する。
溶融するときの加熱過程において、塩化ビニル等の脱塩
化水素反応によって塩化水素（ＨＣ１）が発生する。
【０００６】ところが、先の公報に記載のものも含めて
従来の設備では、塩素分を熱分解によってガス化除去す
るときに液の攪拌が十分に行われるシステムとはなって
いない。このため、塩化水素が後工程にまで持ち込まれ
てしまうことになり、装置の腐食が設備の全体に及んで
しまい、耐久性に与える影響は無視できない。
従来の設備では、塩素分を熱分解によってガス化除去す
るときに液の攪拌が十分に行われるシステムとはなって
いない。このため、塩化水素が後工程にまで持ち込まれ
てしまうことになり、装置の腐食が設備の全体に及んで
しまい、耐久性に与える影響は無視できない。
【０００７】また、熱分解の後工程に設ける接触分解槽
の中の触媒が塩化水素に触れることによって被毒または
粉化してしまい、低沸点炭化水素油の製造に必要な触媒
が確保できず、製品品質の低下を招く。この品質低下の
中で、生成油中に塩化水素が残ってしまうことが最大の
課題であり、再生燃料としての適正を欠くことになる。
の中の触媒が塩化水素に触れることによって被毒または
粉化してしまい、低沸点炭化水素油の製造に必要な触媒
が確保できず、製品品質の低下を招く。この品質低下の
中で、生成油中に塩化水素が残ってしまうことが最大の
課題であり、再生燃料としての適正を欠くことになる。
【０００８】本発明において解決すべき課題は、廃プラ
スチックから低沸点炭化水素油を製造するに際し、塩化
水素による設備腐食の発生を防止すると同時に良好な生
成油の製造を可能とすることにある。
スチックから低沸点炭化水素油を製造するに際し、塩化
水素による設備腐食の発生を防止すると同時に良好な生
成油の製造を可能とすることにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、一次溶融した
廃プラスチックを原料混合槽にて完全溶融し、該溶融物
を熱分解槽にて熱分解して熱分解油ベーパーを発生さ
せ、該熱分解油ベーパーを接触分解槽により重質油と軽
質油との混合ベーパーに転換せしめる一般廃棄物系プラ
スチック油化処理設備における油化処理方法であって、
前記原料混合槽の内部の溶融物に窒素を吹き込み該溶融
物中の塩素を除去することを特徴とする。
廃プラスチックを原料混合槽にて完全溶融し、該溶融物
を熱分解槽にて熱分解して熱分解油ベーパーを発生さ
せ、該熱分解油ベーパーを接触分解槽により重質油と軽
質油との混合ベーパーに転換せしめる一般廃棄物系プラ
スチック油化処理設備における油化処理方法であって、
前記原料混合槽の内部の溶融物に窒素を吹き込み該溶融
物中の塩素を除去することを特徴とする。
【００１０】
【作用】原料混合槽の底部から窒素ガスを溶融原料中に
吹き込むと、溶融原料の温度が均一化されて脱塩化水素
反応が速やかに進行し、これと同時に吹き込んだ窒素ガ
スによってできる気泡の上昇に伴って塩化水素を溶融原
料中から気相側へ抜くことが可能となり、原料混合槽内
での脱塩素化が図られる。
吹き込むと、溶融原料の温度が均一化されて脱塩化水素
反応が速やかに進行し、これと同時に吹き込んだ窒素ガ
スによってできる気泡の上昇に伴って塩化水素を溶融原
料中から気相側へ抜くことが可能となり、原料混合槽内
での脱塩素化が図られる。
【００１１】
【実施例】図１は本発明の廃プラスチック再生処理方法
の設備概要を示す図である。
の設備概要を示す図である。
【００１２】図において、油化装置の前段として配置し
た廃プラスチック受槽１の下側に押出機２が配置され、
この中で一次溶融した原料を受ける原料混合槽３がその
下流に配置され、この原料混合槽３の下流には熱分解槽
４を設置している。
た廃プラスチック受槽１の下側に押出機２が配置され、
この中で一次溶融した原料を受ける原料混合槽３がその
下流に配置され、この原料混合槽３の下流には熱分解槽
４を設置している。
【００１３】廃プラスチック受槽１は廃プラスチックを
定量ずつ押出機２に供給し、原料混合槽３では一次溶融
された原料をほぼ完全溶融する。また、熱分解槽４で
は、溶融された原料を熱分解し、発生した熱分解油のベ
ーパーを下流の処理工程へと供給する。熱分解槽４から
の熱分解油ベーパーは、下流の接触分解槽５に供給さ
れ、内蔵したゼオライト触媒層との接触によって重質油
と軽質油との混合ベーパーに転換される。そして、この
混合ベーパーはクーラー６及びレシーバー７によって凝
縮処理され、生成油貯槽８に低沸点炭化水素油が再生回
収される。ここまでの設備の配列は従来例と同様であ
る。
定量ずつ押出機２に供給し、原料混合槽３では一次溶融
された原料をほぼ完全溶融する。また、熱分解槽４で
は、溶融された原料を熱分解し、発生した熱分解油のベ
ーパーを下流の処理工程へと供給する。熱分解槽４から
の熱分解油ベーパーは、下流の接触分解槽５に供給さ
れ、内蔵したゼオライト触媒層との接触によって重質油
と軽質油との混合ベーパーに転換される。そして、この
混合ベーパーはクーラー６及びレシーバー７によって凝
縮処理され、生成油貯槽８に低沸点炭化水素油が再生回
収される。ここまでの設備の配列は従来例と同様であ
る。
【００１４】原料混合槽３には、その内部の一次溶融原
料に対して窒素（Ｎ2 ）ガスを吹き込む構造を持たせ、
脱塩化水素反応を促進させる。
料に対して窒素（Ｎ2 ）ガスを吹き込む構造を持たせ、
脱塩化水素反応を促進させる。
【００１５】図２は原料混合槽３における単位操作及び
窒素ガスの供給構造を示す概略図である。
窒素ガスの供給構造を示す概略図である。
【００１６】原料混合槽３の底部周りには、外部の窒素
ガス供給源に連通するリングヘッダ３ａを設け、これか
ら複数の供給管３ｂを原料混合槽３の底部に接続する。
これにより、一次溶融原料の中に適量の窒素ガスを吹き
込むことができ、吹き込みによる攪拌効果によって溶融
原料の温度の均一化が促進され、脱塩化水素反応を効率
的に進行させることができる。また、窒素ガスの気泡と
溶融原料から分解発生する塩化水素ガスとが接触するこ
とによって、塩化水素ガスが窒素ガスの気泡に伴って溶
融原料から気相中に抜けていき、これによっても塩化水
素の除去が促進される。そして、窒素ガス気泡の気相へ
の抜けによって、塩化水素ガスを溶融原料に対してパー
ジすることも可能となる。３５０℃の溶融プラスチック
１ｍ3 に対して窒素５Ｎｍ3 を吹き込むことによって、
約９８％の塩素を除去することができる。
ガス供給源に連通するリングヘッダ３ａを設け、これか
ら複数の供給管３ｂを原料混合槽３の底部に接続する。
これにより、一次溶融原料の中に適量の窒素ガスを吹き
込むことができ、吹き込みによる攪拌効果によって溶融
原料の温度の均一化が促進され、脱塩化水素反応を効率
的に進行させることができる。また、窒素ガスの気泡と
溶融原料から分解発生する塩化水素ガスとが接触するこ
とによって、塩化水素ガスが窒素ガスの気泡に伴って溶
融原料から気相中に抜けていき、これによっても塩化水
素の除去が促進される。そして、窒素ガス気泡の気相へ
の抜けによって、塩化水素ガスを溶融原料に対してパー
ジすることも可能となる。３５０℃の溶融プラスチック
１ｍ3 に対して窒素５Ｎｍ3 を吹き込むことによって、
約９８％の塩素を除去することができる。
【００１７】このように、原料混合槽３への窒素ガスの
吹き込みによる塩化水素の除去によって、原料混合槽３
より下流の設備での塩化水素による装置の腐食発生を抑
えることができる。また、接触分解槽５に入る前の段階
で塩化水素が除去されるので、触媒の劣化も防止でき
る。
吹き込みによる塩化水素の除去によって、原料混合槽３
より下流の設備での塩化水素による装置の腐食発生を抑
えることができる。また、接触分解槽５に入る前の段階
で塩化水素が除去されるので、触媒の劣化も防止でき
る。
【００１８】また、生成油貯槽８で回収される低沸点炭
化水素油の中への塩化水素の混入がない。このため、品
質の良好な生成油を製品として得ることができる。
化水素油の中への塩化水素の混入がない。このため、品
質の良好な生成油を製品として得ることができる。
【００１９】
【発明の効果】本発明では、廃プラスチックを溶融する
原料混合槽の中に窒素ガスを吹き込むので、溶融原料の
攪拌と窒素ガスの気泡によって含有塩化水素を気相に抜
くことができ、下流の設備の腐食及び生成油への塩化水
素の混入が防止される。
原料混合槽の中に窒素ガスを吹き込むので、溶融原料の
攪拌と窒素ガスの気泡によって含有塩化水素を気相に抜
くことができ、下流の設備の腐食及び生成油への塩化水
素の混入が防止される。
【図１】本発明の廃プラスチックの再生処理方法の設備
概要を示す図である。
概要を示す図である。
【図２】原料混合槽における単位操作及び窒素ガスの供
給構造を示す概略図である。
給構造を示す概略図である。
【図３】従来の廃プラスチックの油化処理の工程を示す
フローである。
フローである。
１ プラスチック受槽 ２ 押出機 ３ 原料混合槽 ３ａ リングヘッダ ３ｂ 供給管 ４ 熱分解槽 ５ 接触分解槽 ６ クーラー（凝縮器） ７ レシーバー（生成油受槽） ８ 生成油貯槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ２９Ｂ 17/00 9350−4Ｆ Ｃ０８Ｊ 11/10 7310−4Ｆ
Claims (1)
- 【請求項１】 一次溶融した廃プラスチックを原料混合
槽にて完全溶融し、該溶融物を熱分解槽にて熱分解して
熱分解油ベーパーを発生させ、該熱分解油ベーパーを接
触分解槽により重質油と軽質油との混合ベーパーに転換
せしめる一般廃棄物系プラスチック油化処理設備におけ
る油化処理方法であって、前記原料混合槽の内部の溶融
物に窒素を吹き込み該溶融物中の塩素を除去することを
特徴とする一般廃棄物系プラスチック油化処理設備にお
ける窒素吹き込みによる溶融プラスチック中の塩素除去
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21317793A JPH0762353A (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | 一般廃棄物系プラスチック油化処理設備における窒素吹き込みによる溶融プラスチック中の塩素除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21317793A JPH0762353A (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | 一般廃棄物系プラスチック油化処理設備における窒素吹き込みによる溶融プラスチック中の塩素除去方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0762353A true JPH0762353A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=16634823
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21317793A Pending JPH0762353A (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | 一般廃棄物系プラスチック油化処理設備における窒素吹き込みによる溶融プラスチック中の塩素除去方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0762353A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1095984A (ja) * | 1996-09-20 | 1998-04-14 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 廃プラスチックからの油回収方法 |
| KR100782381B1 (ko) * | 2006-08-03 | 2007-12-07 | 한국에너지기술연구원 | 폐플라스틱 열분해 재생연료유의 연료품질 향상 방법 및장치와 이로부터 제조된 재생연료유 |
| CN107127207A (zh) * | 2017-07-17 | 2017-09-05 | 郑州碧优特环保科技有限公司 | 一种处理废脱硝催化剂的工艺 |
| DE102019102168A1 (de) | 2018-03-30 | 2019-10-02 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Fahrzeugantriebseinheit |
| DE102019102170A1 (de) | 2018-03-30 | 2019-10-02 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Fahrzeugantriebseinheit |
| WO2021211517A1 (en) * | 2020-04-13 | 2021-10-21 | Eastman Chemical Company | Liquefying and dehalogenating waste plastics |
| CN113604244A (zh) * | 2021-08-16 | 2021-11-05 | 青岛理工大学 | 一种用于废塑料原位催化热解的系统及方法 |
| US11286436B2 (en) | 2019-02-04 | 2022-03-29 | Eastman Chemical Company | Feed location for gasification of plastics and solid fossil fuels |
| US11447576B2 (en) | 2019-02-04 | 2022-09-20 | Eastman Chemical Company | Cellulose ester compositions derived from recycled plastic content syngas |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4826869A (ja) * | 1971-08-13 | 1973-04-09 | ||
| JPS502076A (ja) * | 1973-05-07 | 1975-01-10 |
-
1993
- 1993-08-27 JP JP21317793A patent/JPH0762353A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4826869A (ja) * | 1971-08-13 | 1973-04-09 | ||
| JPS502076A (ja) * | 1973-05-07 | 1975-01-10 |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1095984A (ja) * | 1996-09-20 | 1998-04-14 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 廃プラスチックからの油回収方法 |
| KR100782381B1 (ko) * | 2006-08-03 | 2007-12-07 | 한국에너지기술연구원 | 폐플라스틱 열분해 재생연료유의 연료품질 향상 방법 및장치와 이로부터 제조된 재생연료유 |
| CN107127207A (zh) * | 2017-07-17 | 2017-09-05 | 郑州碧优特环保科技有限公司 | 一种处理废脱硝催化剂的工艺 |
| DE102019102168A1 (de) | 2018-03-30 | 2019-10-02 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Fahrzeugantriebseinheit |
| DE102019102170A1 (de) | 2018-03-30 | 2019-10-02 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Fahrzeugantriebseinheit |
| US11370983B2 (en) | 2019-02-04 | 2022-06-28 | Eastman Chemical Company | Gasification of plastics and solid fossil fuels |
| US11286436B2 (en) | 2019-02-04 | 2022-03-29 | Eastman Chemical Company | Feed location for gasification of plastics and solid fossil fuels |
| US11312914B2 (en) | 2019-02-04 | 2022-04-26 | Eastman Chemical Company | Gasification of plastics and solid fossil fuels to produce organic compounds |
| US11447576B2 (en) | 2019-02-04 | 2022-09-20 | Eastman Chemical Company | Cellulose ester compositions derived from recycled plastic content syngas |
| US11802251B2 (en) | 2019-02-04 | 2023-10-31 | Eastman Chemical Company | Feed location for gasification of plastics and solid fossil fuels |
| US11939547B2 (en) | 2019-02-04 | 2024-03-26 | Eastman Chemical Company | Gasification of plastics and solid fossil fuels |
| US11939546B2 (en) | 2019-02-04 | 2024-03-26 | Eastman Chemical Company | Gasification of plastics and solid fossil fuels to produce organic compounds |
| WO2021211517A1 (en) * | 2020-04-13 | 2021-10-21 | Eastman Chemical Company | Liquefying and dehalogenating waste plastics |
| CN113604244A (zh) * | 2021-08-16 | 2021-11-05 | 青岛理工大学 | 一种用于废塑料原位催化热解的系统及方法 |
| CN113604244B (zh) * | 2021-08-16 | 2022-08-16 | 青岛理工大学 | 一种用于废塑料原位催化热解的系统及方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100202467B1 (ko) | 폴리머 크랙킹 | |
| EP0688354B1 (en) | Process for waste plastic recycling | |
| US6861568B1 (en) | Process for waste plastic recycling | |
| CA2108968A1 (en) | Olefin production process | |
| JP4959976B2 (ja) | 廃棄物熱分解処理システムおよび方法 | |
| JP3367822B2 (ja) | プラスチック廃棄物の油化方法及び装置 | |
| JP4520095B2 (ja) | 廃プラスチックの処理方法 | |
| JP4465851B2 (ja) | 廃プラスチックのケミカルリサイクル方法及び装置 | |
| JPH0762353A (ja) | 一般廃棄物系プラスチック油化処理設備における窒素吹き込みによる溶融プラスチック中の塩素除去方法 | |
| US6504068B1 (en) | Method for converting a plastic waste into oil in a stainless steel reactor | |
| JPH09111249A (ja) | 塩素含有プラスチック廃棄物の油化方法 | |
| JP3492104B2 (ja) | プラスチック廃棄物の油化方法及び装置 | |
| JP2002060757A (ja) | 廃プラスチックの再生システム | |
| JP4329507B2 (ja) | 廃プラスチックのケミカルリサイクル装置 | |
| JP2005154510A (ja) | 廃プラスチックのケミカルリサイクル装置 | |
| JP3611306B2 (ja) | 廃プラスチックからの油回収方法 | |
| JP3326594B2 (ja) | 廃熱硬化樹脂の油化方法 | |
| JP2005154517A (ja) | 廃プラスチックのケミカルリサイクル方法及びその装置 | |
| KR100759583B1 (ko) | 폐플라스틱의 유화방법 및 이 방법을 위한 반응기 | |
| JP3490671B2 (ja) | ハロゲン含有プラスチックを含むプラスチック廃棄物の処理方法及び装置 | |
| JPH0782569A (ja) | 加熱油化方法及びその装置 | |
| JP3297296B2 (ja) | 廃プラスチックからの油回収装置 | |
| JPH07286063A (ja) | 合成重合体の熱分解による油状物の製造方法 | |
| JP3297295B2 (ja) | 廃プラスチックからの油回収方法 | |
| JP3477209B2 (ja) | プラスチツク液化用のガス処理方法 |