JPH0762286A - 印刷インキおよびその印刷シート - Google Patents

印刷インキおよびその印刷シート

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JPH0762286A
JPH0762286A JP21120193A JP21120193A JPH0762286A JP H0762286 A JPH0762286 A JP H0762286A JP 21120193 A JP21120193 A JP 21120193A JP 21120193 A JP21120193 A JP 21120193A JP H0762286 A JPH0762286 A JP H0762286A
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JP
Japan
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printing
ink
printing ink
acrylate
wetting agent
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JP21120193A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Fujii
均 藤井
Shoji Aoyanagi
祥二 青柳
Yoshiaki Takigawa
敬朗 滝川
Satoshi Tsutsui
諭 筒井
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New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
New Oji Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】紫外線硬化型の水なし平版用印刷インキとその
印刷インキを用いて印刷基材に印刷した印刷シートで、
印刷過程で静電気の発生を抑制し、印刷汚れ、印刷シー
トの蛇行、印刷物の密着などの静電気によるトラブルを
解決し、さらに、印刷後の帯電防止効果が水拭きやこす
れなどで劣化することがなく、ゴミ付着による印刷物表
面の汚れの発生を防止する。 【構成】水溶性の光重合性化合物を含む紫外線硬化性樹
脂と40℃以上の融点を有する湿潤剤とスメクタイト系
化合物とを含有する印刷インキおよびその印刷インキを
用いて印刷基材に印刷した印刷シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷インキおよびその
印刷シートに関し、特に紫外線硬化型の水なし平版用印
刷インキとその印刷インキを用いて印刷基材に印刷した
印刷シートに関する。
【0002】
【従来の技術】印刷の版形式を平版方式にして行う印刷
方法が、一般にオフセット印刷としてよく知られてい
る。オフセット印刷は高画質、低コスト、小ロットから
大ロットまで、印刷が自在にできるなどの特徴があり、
その利用範囲がますます広がっている。
【0003】このような平版印刷方式の刷版は、一般
に、画線部と非画線部がほとんど同一平面上にあり、画
線部は感脂性で、水をはじきインキを付着するような材
料で構成されている。実際の印刷では、まず版面全体に
ローラーなどで水を与えると、画線部は水をはじき、非
画線部のみに水が着く。次にインキローラーで全面にイ
ンキを与えると、水が付着している非画線部はインキが
水ではじかれ、画線部のみにインキが着く。このインキ
を一旦ブランケットと呼ばれるゴムの表面に転移し、そ
れから紙に再転移して印刷する。この時に使用する水の
ことを湿し水と呼ぶ。
【0004】このような印刷方式では、湿し水の供給量
が変化するとインキの印刷基材への転移量が変化するた
め、印刷画像を安定化するためには、湿し水とインキの
供給量が適切にバランスするようにコントロールする必
要があり、このため印刷機は複雑、高価なものとなるう
えに、印刷機の微細な調整のために多くの時間と労力を
要し、この間に印刷基材やインクが消費され、さらに、
印刷機の運転では品質のバラツキを抑え不良印刷を出さ
ないようにするために熟練した技術が要求されるなどの
問題があった。
【0005】最近では、このような問題に対処するた
め、湿し水のトラブルを解消した湿し水不要のオフセッ
ト印刷、すなわち、新しい平版印刷システムが水なし平
版と呼ばれて展開してきている。
【0006】一方、印刷インキについては、省エネルギ
ーや省資源、さらに、環境保全ということから、溶剤を
使用しないクリーンなインキとして紫外線硬化型や電子
線硬化型のものが注目を集めている。特に、紫外線硬化
型の印刷方式は、電子線硬化型に比べ、硬化装置が安価
であり、低エネルギーで安全性が高いなどの利点から一
般に普及してきている。
【0007】このように、水なし平版−紫外線硬化型の
印刷方式は、画像品質、印刷効率、作業性、設置条件、
製造コスト、安全性、公害防止などの点で極めて優れて
いるが、以下のような問題がある。
【0008】一般に、水なし平版では非画線部にシリコ
ーン樹脂などのインキ反発性の疎水性樹脂層を使用して
いるので静電気を誘発しやすい。また、紫外線硬化型の
インキもアルコール、エステル、ケトンなどの極性溶剤
を使用しないので帯電しやすくなっている。そのため、
水なし平版−紫外線硬化型の印刷方式は、印刷基材にゴ
ミが付着しやすく、印刷不良が生じやすい。また、印刷
基材として帯電しやすいプラスチックフィルムを使用す
るときには、印刷シートが搬送中に蛇行するなど静電気
に起因するトラブルが発生しやすく、さらに印刷後にシ
ートどうしが静電気で密着し印刷物が揃え難くなった
り、印刷表面にゴミが付着して汚れが生じるなどの問題
がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、水な
し平版−紫外線硬化型印刷において、特定の印刷インキ
を用いることで印刷過程での静電気発生を抑制し、印刷
汚れ、印刷シートの蛇行、印刷物の密着などの静電気に
よるトラブルを解決し、さらに、印刷物の帯電防止効果
が水拭き、こすれ、などで劣化することがなく、ゴミ付
着による印刷物表面の汚れの発生を防止することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、湿し水不要の
水なし平版印刷に用いる紫外線硬化型の印刷インキにお
いて、印刷インキが水溶性の光重合性化合物を含む紫外
線硬化性樹脂と40℃以上の融点を有する湿潤剤とスメ
クタイト系化合物とを含有することを特徴とする印刷イ
ンキ、および、その印刷インキを用いて印刷基材に印刷
し紫外線硬化した印刷シートである。
【0011】
【作用】本発明の水なし平版インキの構成物質は、紫外
線硬化性樹脂、湿潤剤、スメクタイト系化合物からな
り、これらが特定のものである。さらに必要に応じて、
色料、ビヒクル、増感剤、その他の添加剤をこれに加え
る。
【0012】紫外線硬化型樹脂は、光重合性モノマー、
光重合性プレポリマー、および、光重合開始剤を適宜組
み合わせて構成される。光重合性モノマーは紫外線によ
って重合しうるモノマーであり、公知の材料を使用し、
例えば、アクリル酸、メチルアクリレート、エチルアク
リレート、n−ブチルアクリレート、フェノキシエチル
アクリレート、イソデシルアクリレート、n−ヘキシル
アクリレート、ステアリルアクリレート、ラウリルアク
リレート、エトキシエチルアクリレート、メトキシエチ
ルアクリレート、N,N−ジエチルアミノエチルアクリ
レート、N,N−ジメチルアミノアクリレート、グリシ
ジルアクリレート、アリルアクリレート、2−ヒドロキ
シエチルアクリレート、ベンジルアクリレート、シクロ
ヘキシルアクリレートなどのモノアクリレート、1,3
−ブタンジオールジアクリレート、1,6−ヘキサンジ
オールジアクリレート、ポリエチレングリコールジアク
リレート、ジエチレングリコールジアクリレート、ネオ
ペンチルグリコールジアクリレート、トリメチロールプ
ロパンジアクリレートなどのジアクリレート、トリメチ
ロールプロパントリアクリレート、ペンタエリストール
トリアクリレートなどのトリアクリレート、メタクリル
酸、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、イ
ソプロピルメタクリレート、n−ブチルメタクリレー
ト、イソブチルメタクリレート、ラウリルメタクリレー
ト、2−ヒドロキシメタクリレート、ヒドロキシプロピ
ルメタクリレート、グリシジルメタクリレートなどのメ
タクリレート、マレイン酸、イタコン酸、アクリルアミ
ド、N−メチロールアクリルアミド、ジアセトンアクリ
ルアミド、スチレン、ビニルトルエン、酢酸ビニル、ア
クリロニトリルなどが挙げられる。
【0013】光重合性プレポリマーは紫外線によって重
合しうるポリマーやオリゴマーであり、公知の材料を使
用し、例えば、ポリエステルアクリレート、ウレタンア
クリレート、エポキシアクリレート、シリコーンアクリ
レート、ポリエーテルアクリレート、ポリブタジエンア
クリレート、ポリエンとチオ−ルの組み合わせなどが挙
げられる。
【0014】ポリエステルアクリレートは、2−ヒドロ
キシエチルアクリレートや2−ヒドロキシプロピルアク
リレートのような水酸基をもったアクリレートとフタル
酸、アジピン酸、マレイン酸、トリメリット酸、イタコ
ン酸、コハク酸、アルケニルコハク酸などの多塩基酸の
エステル化合物、または、アクリル酸、メタクリル酸と
エチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6
−ヘキサンジオール、ジエチレングリコール、トリメチ
ロールプロパン、ジプロピレングリコール、ポリエチレ
ングリコール、ペンタエリスリトール、ジペンタエリス
リトールなどの多価アルコールや前記した多塩基酸によ
るエステル化合物などが挙げられる。
【0015】ウレタンアクリレートとしては、トリレン
ジイソシアネート、トリジンジイソシアネート、キシリ
レンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジ
イソシアネート、1,5−ナフチレンジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイ
ソシアネート、トリフェニルメタントリイソシアネー
ト、テトラメチルキシレンジイソシアネート、リジンエ
ステルトリイソシアネートなどのイソシアネート基を含
有する化合物と2−ヒドロキシエチルアクリレート、2
−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプ
ロピルアクリレート、グリシドールメタクリレート、ペ
ンタエリスリトールトリアクリレートなどのヒドロキシ
アクリレートとのウレタン化合物が挙げられる。
【0016】エポキシアクリレートとしては、ビスフェ
ノールAとエピクロールヒドリンの重合物やフェノール
ノボラックとエピクロールヒドリンの重合物とアクリル
酸やメタクリル酸との反応生成物が挙げられる。
【0017】シリコーンアクリレートとしては、メタア
クリロキシプロピルメチルジメトキシシシランやアクリ
ロキシプロピルメチルジメトキシシランなどのアクリル
シランやメタクリルシラン、アクリロキシプロピルジメ
チルポリシロキサンやメタクリロキシプロピルフェニル
メチルポリシロキサンなどが挙げられる。
【0018】ポリエーテルアクリレートとしては、エチ
レンオキサイドの開環重合物とアクリル酸やメタクリル
酸との反応生成物が挙げられる。
【0019】ポリブタジエンアクリレートとしては、液
状ポリブタジエンと水酸基を有するアクリレートとイソ
シアネート化合物のウレタン化合物、マレイン化ポリブ
タジエンと水酸基を有するアクリレートのエステル化合
物、カルボキル基を有する液状ポリブタジエンとアクリ
ル酸グリシジルとのエポキシエステル化合物、エポキシ
化ポリブタジエンとアクリル酸のエステル化合物などが
挙げられる。
【0020】ポリエンとチオールについては、例えば、
ジアリリデンペンタエリスリット、アリルアルコールと
エチレングリコールやトリメチロールプロパンなどの多
価アルコールと2,6−トリレンジイソシアネートのよ
うな多価イソシアネートの反応生成物などのポリエンと
ポリエチレンジサルファイドやポリエチルエーテルジサ
ルファイドのようなチオールの組み合わせが挙げられ
る。
【0021】光重合開始剤は、一般に波長200nm〜
450nmにわたる紫外線を吸収し重合反応を開始させ
る物質で、公知の材料を使用してよいが、例えば、アセ
トフェノンやp−tert−ブチルトリクロロアセトフ
ェノン、p−tert−ブチルジクロロアセトフェノ
ン、2,2−ジエトキシアセトフェノン、2,2−ジメ
トキシ−2−フェニルアセトフェノンなどのアセトフェ
ノン類、ベンゾフェノン、ミヒラーケトン、ベンジル、
ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテルやベンゾインエ
チルエーテル、ベンゾインブチルエーテル、ベンゾイン
イソプロピルエーテルなどのベンゾインアルキルエーテ
ル、ベンジルジメチルケタール、ベンゾイルベンゾエー
ト、テトラメチルチウラムモノサルファイドやチオ安息
香酸S−フェニル、チオキサンソン、2−クロロチオキ
サンソン、2−メチルチオキサンソンなどのイオウ化合
物、ベンジル、9,10−アントラキノンやカンフアキ
ノンのようなキノン誘導体、3−ケトクマリン、アリー
ルジアゾニウム塩、アリールヨードニウム塩、アリール
スルホニウム塩、スルホニルアセトフェノン、ビスイミ
ダゾールなどが挙げられる。
【0022】本発明では、第一の特徴として印刷インキ
に、このような紫外線硬化型樹脂を構成する材料とし
て、少なくとも一種類以上の水溶性の光重合性化合物を
含有させることが重要である。水溶性の光重合性化合物
を含む紫外線硬化型樹脂は印刷過程でインキや印刷基材
が帯電するのを抑制し、さらに、印刷後の印刷物の帯電
を防止する作用を示すものである。
【0023】この化合物は、水酸基、ポリオキシエチレ
ンやポリオキシプロピレン(ポリエーテル系)、リン酸
エステル、アミンやアンモニウム塩、アミドなど親水性
の構造部位と(メタ)アクリル酸エステルやアリル基な
どの光重合反応部位を分子内に有する化合物であり、こ
れらの化合物およびそれらを含む紫外線硬化型樹脂とし
て例えば次のようなものが市販されている。
【0024】水酸基含有アクリル酸エステル:共栄社化
学社 エポキシエステル200EAなど。ポリエーテル
系アクリル酸エステル:ニューフロンティアPE−60
0、GX−8352B(第一工業製薬);KAYARA
D PEG400DA(日本化薬);ライトアクリレー
ト14EG−A、エポキシエステル400EA(共栄社
化学)など。リン酸エステル系アクリル酸エステル:ニ
ューフロンティアA229E(第一工業製薬);KAY
AMER PM−2、PM−21(日本化薬)など。ア
ンモニウム塩:DADMAC(ダイソー);ライトエス
テルDQ−100(共栄社化学)など。アクリルアマイ
ド系化合物:TPV−1239(シーピーケー)など。
【0025】本発明で第二の特徴として印刷インキに含
有させる湿潤剤は融点が40℃以上であることが重要で
ある。この湿潤剤は、前記水溶性の光重合性化合物と併
用することでより一層の効果を示し、印刷過程での帯電
を抑制し、印刷物の帯電を防止する。
【0026】このような湿潤剤の種類としては、グリセ
リン、ポリエチレングリコール、モノグリセライドやジ
グリセライドのようなグリセリン脂肪酸エステル、ソル
ビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンアルキルエーテルなどのエチレ
ンオキサイド付加物、ポリエーテル変性シリコーンオイ
ルやアルコキシ変性シリコーンオイルなどの変性シリコ
ーンオイルなどが挙げられる。
【0027】これらの中でも、特に、グリセリンモノヒ
ドロキシステアレートやグリセリンジヒドロキシステア
レート、ポリエーテル変性シリコーンオイルやアルコキ
シ変性シリコーンオイルで融点が40℃以上のものを含
む印刷インキは、その印刷物の表面が耐水性や耐擦性と
ともにに、優れた帯電防止の性能を向上させる。融点が
40℃未満に低いと添加した湿潤剤が紫外線硬化型樹脂
に対して可塑剤的に働くために印刷物の表面が柔らかく
なり表面強度が劣化してしまう。
【0028】本発明に特に好ましく用いられる湿潤剤と
して、例えば次のようなものが市販されている。グリセ
リンモノ(ジ)ヒドロキシステアレート:リケマールH
C−100、HC−200(理研ビタミン)。ポリエー
テル変性シリコーンオイル:KF−6004(信越化学
工業)。アルコキシ変性シリコーンオイル:X−22−
801B(信越化学工業)。
【0029】本発明では、第三の特徴として、印刷物の
表面のこすれ(摩擦)による帯電防止性能の劣化を防ぐ
ため、印刷インキにスメクタイト系化合物を含有させる
ことが重要である。スメクタイト系化合物は膨潤性層状
粘度鉱物であり、適当な分散媒に分散するとほとんど無
色透明でゲル形成能に優れている。このため添加したと
きの色変化を抑制することができ、紫外線による硬化を
阻害することなくインキ皮膜を固くすることができる。
【0030】スメクタイト系化合物として、例えば次の
ようなものが市販されている。ラポナイト(日本シリカ
工業)、ルーセンタイト(コープケミカル)、スメクト
ンSA−1(クニミネ工業)、VEEGUM(Vand
erbilt)。そして、スメクタイト系化合物は分散
媒に対する分散性を改良するために親油化処理を施して
使用することも行われる。
【0031】本発明では、この他に助剤として、色料、
ビヒクル、増感剤、その他の添加剤が必要に応じ使用さ
れる。色料は、インキに色を与えるために使用され、二
酸化チタンや炭酸カルシウム、硫酸バリウム、紺青、べ
んがらなどの無機顔料、レーキッドCやブリリアントカ
ーミン6B、ブリリアントブルー6B、フタロシアニン
ブルーなどの有機顔料、マラカイトグリーンやメチルバ
イオレット、キノリンエロー、エオシンなどの染料が挙
げられる。ビヒクルはインキに適切な粘度や流動性を付
与し、印刷基材へ転移したあとは基材へ定着させるため
に必要なものであり、植物油や鉱物油などのオイル類、
脂肪酸エステルなどの可塑剤、天然樹脂や合成樹脂など
の樹脂類、天然ワックスや合成ワックスなどのワックス
類が使用される。増感剤は、光重合開始剤と共用すると
きに紫外線硬化を促進させるものであり、n−ブチルア
ミンやジ−n−ブチルアミン、トリ−n−ブチルホスフ
ィン、、トリエチルアミン、ジエチルアミノエチルメタ
クリレート、4,4−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフ
ェノン、4−ジメチルアミノアセトフェノンなどのアミ
ン類、o−トリルチオ尿素などの尿素類、ナトリウムジ
エチルジチオホスフェートやs−ベンジル−イソ−チウ
ロニウム−p−トルエンスルフィネートなどのイオウ化
合物、N,N−ジメチル−p−アミノベンゾニトリルな
どのニトリル系化合物、トリ−n−ブチルホスフィンや
ナトリウムジエチルジチオホスフェートなどのリン化合
物、ミヒラーケトンなどが挙げられる。その他の添加剤
としては、分散剤、湿潤剤、色わかれ防止剤、皮張り防
止剤、酸化防止剤、レベリング剤、脱臭剤、滑り防止
剤、滑剤、アンチブロッキング剤などが挙げられる。
【0032】本発明の印刷インキ中の各成分の配合量は
インキ中に、紫外線硬化性樹脂20〜99.5重量%、
湿潤剤1〜10重量%、スメクタイト系化合物0.1〜
10重量%、助剤0〜80重量%、紫外線硬化樹脂中に
含まれる水溶性光重合性化合物の量1〜30重量%の範
囲で含有させる。水溶性光重合性化合物と湿潤剤の使用
量はインキ組成、印刷基材にもよるが印刷シートの表面
抵抗値で、106 〜1014Ω、好ましくは107 〜10
13Ωの範囲内で使用される。
【0033】湿潤剤の配合量が多すぎると印刷したイン
キの皮膜強度に難点が生じ、少なすぎると十分な帯電防
止効果が得られない。紫外線硬化性樹脂中の各成分の配
合量は、紫外線硬化性樹脂100重量部に対して、光重
合性モノマー5〜50重量部、光重合性プレポリマー2
0〜90重量部、光重合開始剤2〜30重量部の範囲で
使用することが望ましい。光重合性モノマーは、光重合
性プレポリマーの粘度が高すぎる場合や硬化皮膜の硬度
を調整したり硬化速度を調整する必要がある場合に使用
されるが、モノマーの量が多すぎるとインキの粘度が下
がり、顔料などが分離しやすくなったり印刷物の濃度や
光沢が低下したりするので好ましくない。光重合性プレ
ポリマーは樹脂骨格の基本成分であり、プレポリマーの
配合量が少すぎると硬化皮膜の強度が低下し印刷物の耐
薬品性が劣化したりする。逆に、プレポリマーの配合量
が多すぎるとインキ粘度が高くなり印刷時のインキ転移
不良が生じたり、作業性が悪くなったりするので好まし
くない。また、光重合開始剤については、配合量が少な
いと硬化反応が迅速に進行せず印刷時の地汚れやブロッ
キングが生じる。逆に、配合量が多すぎるとインキの貯
蔵安定性が悪くなったり、硬化皮膜の強度が低下したり
するので好ましくない。
【0034】インキの製造方法としては、とくに限定す
るものではないが、紫外線硬化樹脂、湿潤剤、スメクタ
イト系化合物、さらにその他の添加剤を加え、バタフラ
イミキサー、プラネタリーミキサー、ポニーミキサー、
ディゾルバー、タンクミキサーなどのミキサー類、ニー
ダー、ロールミル、アトライター、サンドミルなどの分
散機や混練機を使用して攪拌混合して製造する。このと
き、仕上がりインキの粘度は、光重合性モノマーと光重
合性プレポリマーの配合量や配合比率などにより調整さ
れ、通常25℃で1,000〜300,000cPにの
範囲に調整される。
【0035】本発明に使用される印刷基材は、印刷可能
な形状、材質のものであればとくに限定されないが、例
えば、アート紙やコート紙などの紙、ポリプロピレンや
ポリ塩化ビニルなどから作られる合成紙、ポリエチレン
テレフタレートやポリエチレンナフタレート、ポリエチ
レン、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネー
ト、ポリエチレンイミンなどを使ったプラスチックフィ
ルムなどが挙げられる。もちろん、プラスチックを使用
した基材については、延伸、発砲、顔料練り込み、貼り
合わせなどの加工処理を施したものも使用してもよい。
また、インキの印刷基材への固着が不十分なときには、
必要に応じて、基材表面にコロナ放電処理やグロー放電
処理などの放電処理を行ったり、火炎処理やオゾン処
理、クロム酸カリウムなどの薬品で処理を行って、基材
表面のインキに対する濡れ性を改良するなどの方法がと
られる。また、サンドブラスト処理などで基材表面を粗
面化したり、インキと密着性のある樹脂などのプライマ
ー層を基材表面に設けたりしてインキと基材の接着性を
高めることを行ってもよい。
【0036】本発明に使用される基材の厚みは、4μm
〜5,000μm程度であり、好ましくは、25μm〜
2,000μmである。印刷基材の厚みが薄すぎるとし
わによる印刷不良が生じたり、基材が切断されやすくな
る。逆に、厚すぎると印刷機の搬送性が悪くなり、ロー
ルずまりなどのトラブルが生じやすくなる。
【0037】本発明の水なし平版印刷方式に使用される
平版印刷の刷板は、例えば、東レ社製水なし平版材のよ
うに、アルミニウムなどの基板上にインキ受容性の層を
設け、その層が露出しているところを画線部とし、さら
にその上にシリコーン樹脂やフッ素樹脂などのインキ反
発性の層を設けたところを非画線部としたもので、一般
の平版オフセット印刷に使用される湿し水を必要としな
いものである。このような水なし平版印刷の刷板を専用
印刷機あるいは通常の平版印刷機に取り付け印刷を行
う。もちろん、このさいに湿し水供給装置は不要であ
る。
【0038】印刷物は紫外線硬化装置によって硬化処理
される。紫外線の発生源としては、例えば、低圧水銀ラ
ンプ、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、フラッ
シュランプなどが使用される。これらのランプは発生す
る紫外線の波長分布やエネルギー分布が異なるので、光
重合開始剤や色料の光吸収性に合わせて適宜選択して使
用される。
【0039】本発明で使用されるインキは、印刷機のイ
ンキ装置から供給されるが、練りロールや着けロールな
どの各種のロール、版胴、印刷基材などにインキが転移
していく間で静電気の発生が抑えられ、また、印刷基材
上に転移したあとも印刷シートの帯電を抑える作用を持
っている。
【0040】以下に、本発明をより具体的に説明するた
めの実施例を記載するが、むろんこれらに限定されるも
のではない。また、文中の「部」および「%」は、とく
に断らない限り、それぞれ「重量部」および「重量%」
を表すものとする。
【0041】実施例1 配合1の材料をプラネタリーミキサーを用いて混合した
あと、さらに3本ロールミルを用いて混練して印刷イン
キを得た。 配合1 光重合性プレポリマー[ウレタンアクリレート] 41.1% (日本化薬社製、KAYARAD UX−3204) 光重合性モノマー[トリメチロールプロパントリアクリレ−ト]29.9% (共栄社化学社製、TMP−A) 光重合開始剤[2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン] (チバガイギー社製、イルガキュアー651) 9.8% 光開始重合助剤[4,4−(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン] 1.2% (和光純薬社製、試薬) 水溶性光重合性プレポリマー[ポリエーテル系アクリレート] 6.0% (第一工業製薬社製、GX−8352B) 湿潤剤[グリセリンモノ−12−ヒドロキシステアレート] 6.0% (理研ビタミン社製、リケマールHC−100) スメクタイト系化合物[合成スメクタイト] 6.0% (コープケミカル社製、SAN)
【0042】上記のようにして作った印刷インキを用い
て、オフセット印刷機(小森コーポレーション社製、L
ITHRONE20)を使用し、水なし平版によってポ
リエチレンテレフタレートフィルム(帝人社製、テトロ
ンフィルム、厚み250μm)上にベタ印刷を行い、ア
イグラフィックス社製紫外線硬化用マルチメタルランプ
M075−L31(使用電力22.5kW)を用いて紫
外線硬化して印刷シートを得た。印刷過程での静電気ト
ラブルは全くなかった。
【0043】実施例2 実施例1の配合1の湿潤剤をグリセリンモノ−12−ヒ
ドロキシステアレートとグリセリンジ−12−ヒドロキ
システアレートの混合物(理研ビタミン社製、リケマー
ルHC−200)に替えて配合2とした以外は実施例1
と同様にして印刷シートを得た。印刷過程での静電気ト
ラブルは全くなかった。
【0044】比較例1 実施例1の配合1から湿潤剤を除いた以外は実施例1と
同様にして印刷シートを得た。印刷過程での静電気トラ
ブルが起こり不安定であった。
【0045】比較例2 実施例1の配合1から水溶性光重合性プレポリマーを除
いた以外は実施例1と同様にして印刷シートを得た。印
刷過程での静電気トラブルは大きな問題はなかた。
【0046】比較例3 実施例1の配合1よりスメクタイト系化合物を除いた以
外は実施例1と同様にして印刷シートを得た。印刷過程
での静電気トラブルはなく安定していた。
【0047】実施例3 配合3のインキ組成物を実施例1と同様にして印刷イン
キを得た。3本ロールミルによる色料の分散は、顕微鏡
により拡大(100倍)して粗大粒子が観察されなくな
るまで行った。 配合3 光重合性プレポリマー[エポキシアクリレート] 37.6% (日本化薬社製、R−131) 光重合性モノマー[トリメチロールプロパントリアクリレ−ト]21.9% (共栄社化学社製、TMP−A) 光重合開始剤[2−メチル−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォ リノ−1−プロパノン] 7.2% (チバガイギー社製、イルガキュアー907) 光開始重合助剤[4,4−(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン] 1.5% (和光純薬社製、試薬) 水溶性光重合性プレポリマー[ポリエーテル系アクリレート] 10.0% (第一工業製薬社製、GX−8352B) 湿潤剤[アルコキシ変性シリコーンオイル] 3.0% (信越化学工業社製、X−22−801B、融点50℃) スメクタイト系化合物[合成スメクタイト] 4.0% (コープケミカル社製、ルーセンタイトSAN) 色料[カルシウムアゾレーキッド] 14.8% (東洋インキ社製、カーミン6BS)
【0048】上記のようにして作った印刷インキを用い
て、オフセット印刷機(小森コーポレーション社製、L
ITHRONE20)を使用し、水なし平版によってポ
リエチレンテレフタレートフィルム(ダイヤホイル社
製、ダイヤホイル、厚み188μm)上にベタ印刷を行
い紫外線硬化して印刷シートを得た。印刷過程での静電
気トラブルは全くなかった。
【0049】実施例4 実施例3の配合3の湿潤剤として、ポリエーテル変性シ
リコーンオイル(信越化学工業社製、KF−6004、
融点45℃)を使用した以外は実施例3と同様にして印
刷シートを得た。印刷過程での静電気トラブルは全くな
かった。
【0050】比較例4 実施例3の配合3の湿潤剤として、アルコキシ変性シリ
コーンオイル(信越化学工業社製、KF−851、25
℃で液体)を使用した以外は実施例3と同様にして印刷
シートを得た。印刷過程での静電気トラブルは問題とな
る程のことはなかった。
【0051】比較例5 実施例3の配合3の湿潤剤として、高級脂肪酸エステル
変性シリコーンオイル(信越化学工業社製、X−22−
800、融点64℃)を使用した以外は実施例3と同様
にして印刷シートを得た。印刷過程での静電気トラブル
が起こり不安定であった。
【0052】以上のようにして作成した9種類の印刷シ
ートの印刷を施した面について、帯電量、表面電気抵
抗、水洗後の表面電気抵抗、摩耗後の表面電気抵抗、表
面の強度を次のようにして調べ、その結果を表1にして
表した。
【0053】帯電量については、JIS K7125に
記載された試験方法で使用される装置(新東科学社製、
表面性試験機HEIDON14D)を使用し、滑り片に
シリコンゴムを貼付し試料の印刷面と重ね合わせ、20
0gの荷重をかけ、毎分2mの速さで20回こすり合わ
せたあと、15秒および180秒経過したときの印刷面
の残留電位差を静電気測定器(シシド静電気社製、ST
ATIRON−M)により測定した。
【0054】表面電気抵抗については、表面抵抗測定器
(三菱油化社製、ハイレスタHT−210)を用いて2
0℃、60%RHの雰囲気下で測定を行った。なお、表
面抵抗機の測定電圧は500Vで、リング電極を使用し
た。
【0055】水洗い後の表面電気抵抗は、測定面を流水
にさらしガーゼで10回こすったのち、水をきり風乾し
た後、前記表面抵抗測定器により同様の条件で測定し
た。
【0056】摩耗後の表面電気抵抗は、測定面を前記表
面性試験機を使用して滑り片に天然ゴムを貼付し試料の
印刷面と重ね合わせ、100gの荷重をかけ、毎秒10
cmの速さで100回往復運動させた後、前記表面抵抗
測定器により同様の条件で測定した。
【0057】表面の強度については、紫外線硬化装置を
印刷物が通過した直後に、印刷面を指でこすってインキ
が脱落するかどうかをしらべた。表1では、インキがま
ったく脱落しなかったものを○、一部脱落したものを
△、ほとんど脱落したものを×とした。
【0058】
【表1】
【0059】
【発明の効果】表1の結果から明らかなように、水溶性
光重合性プレポリマーと湿潤剤とスメクタイト系化合物
を全て含有する印刷インキを用いた印刷シートは、シリ
コンゴムと摩擦したあと180秒経過したときの残留電
位差が1KV以下で帯電防止効果が良好であり、表面電
気抵抗が20℃、60%RHで1012Ω以下で放電性に
優れていた。そしてさらに、水洗い、こすれ、に対して
表面電気抵抗の変化がほとんどなく、印刷表面の強度が
よく保存性にも優れていた。
【0060】本発明の印刷インキは、帯電を防止する作
用に優れ、湿し水不要の水なし平版印刷−紫外線硬化型
の印刷過程でも静電気発生を抑制し、印刷汚れ、印刷シ
ートの蛇行、印刷物の密着などの静電気によって起こる
トラブルの解消に特に適していた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 筒井 諭 兵庫県尼崎市常光寺4丁目3番1号 神崎 製紙株式会社神崎工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】湿し水不要の水なし平版印刷に用いる紫外
    線硬化型の印刷インキにおいて、印刷インキが水溶性の
    光重合性化合物を含む紫外線硬化性樹脂と融点40℃以
    上の湿潤剤とスメクタイト系化合物とを含有することを
    特徴とする印刷インキ。
  2. 【請求項2】湿潤剤が、グリセリンモノヒドロキシステ
    アレート、グリセリンジヒドロキシステアレート、ポリ
    エーテル変性シリコーンオイル、アルコール変性シリコ
    ーンオイル、の中から選ばれる少なくとも1種である請
    求項1記載の印刷インキ。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の印刷インキを用い
    て印刷基材に印刷し、紫外線硬化したことを特徴とする
    印刷シート。
  4. 【請求項4】印刷基材が厚み4μm〜5,000μmの
    プラスチックフィルムである請求項3記載の印刷シー
    ト。
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