JPH0761700B2 - 彎曲積層材の製造法 - Google Patents

彎曲積層材の製造法

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JPH0761700B2
JPH0761700B2 JP61245409A JP24540986A JPH0761700B2 JP H0761700 B2 JPH0761700 B2 JP H0761700B2 JP 61245409 A JP61245409 A JP 61245409A JP 24540986 A JP24540986 A JP 24540986A JP H0761700 B2 JPH0761700 B2 JP H0761700B2
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curved
sound absorbing
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absorbing material
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猛 荻原
浩和 井坂
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Nippon Muki Co Ltd
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Nippon Muki Co Ltd
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  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、内装材や外装材として用いる凹彎曲面側に表
皮材を備えた彎曲積層材の製造法に関する。
(従来の技術) 従来の上記彎曲積層材は、第1図示の製造法で製造され
ていた。即ち、凸彎曲面をもつ金型aとこれに対面する
凹彎曲面をもつ金型bとの1対を用意し、これら金型間
に平板吸音材cを挿入介在させ(第1図A)、この状態
よりその両金型a、bを閉じその対向する凹彎曲面と凸
彎曲面との間に該平板吸音材cを挾持彎曲させて彎曲吸
音材c′を形成し(第1図B)、その後両金型a、bを
開いて、その間に表皮材dを挿入介在させると共にその
彎曲吸音材c′の凹面に接着剤dを施し(第1図C)、
この状態で両型a、bを閉じて、その表皮材dを該彎曲
吸音材c′に加圧重合してその彎曲吸音材c′の凹面に
表皮材dを彎曲貼着して、凹彎曲面側に表皮材d′を備
えた彎曲積層材製品を製造していた。
この彎曲積層材は、ガスの大型レギユレータ等の凹面を
もつ筒状体の該彎曲壁面に施す防音ボツクス用内装材と
して用いるため、予め該筒状体の該凹面壁と同じ曲率半
径の凹凸面をもつ凹状金型と凸状金型を予め作成してお
いたものを使用することは云うまでもない。
その他の製造法には、平板吸音材と表皮材とを予め接着
剤を介して重合貼着し、この平板積層材を凹状金型と凸
状金型とで同時に、1度に加熱加圧成形する方法があ
る。
(発明が解決しようとする問題点) 上記の第1に掲げた製造法によれば、吸音材cを彎曲吸
音材c′としたとき、その表面にしわ、亀裂などが生ず
ることがしばしばで、これに伴ないその凹面に貼着した
表皮材の表面に凹凸が発生し、しわのある表面をもつ不
良製品を生ずることがしばしばである。この欠点を防止
するため、吸音材と表皮材の間に凹凸吸収可能なクツシ
ヨン層を介することにより改善されるが、製造に手間が
かゝり製品コストの増大をもたらす。上記の第2に掲げ
た製造法によれば、成形温度が150〜250℃の高温である
ため、耐熱性材料しか使用できない欠点がある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記従来の製造法の欠点を解消し、安価な製
造設備で表皮材の表面にしわ、亀裂などが生じない良好
な製品を確実に得られる凹彎曲側に表皮材を備えた彎曲
積層材の製造法を提供するもので、所定の凸彎曲面をも
つ治具を用意し、その該凸彎曲面に表皮材を添着し、そ
の凸彎曲表皮材面に接着剤を介して平板吸音材を、その
1端から漸次重合せしめることを特徴とする。
(実施例) 次に本発明の実施例を添付図面につき説明する。
第2図及び第3図は、本発明実施の1例の製造法を示
し、(1)は上面を所定の凸面に形成した治具を示す。
該治具(1)の該凸彎曲面(1a)の形状は、予め施工す
る凹彎曲壁の凹彎曲面に合わせて形成したものである。
該治具(1)の材料は、鋳物でもよいが、木材、合成樹
脂、ガラスやセラミツクスなどのいづれでもよい。この
治具(1)の該凸彎曲面(1a)上に表皮材(2)を添着
し該凸彎曲面に沿つて密着し彎曲した表皮材(2)′を
得る。このようにして治具(1)の凸彎曲面(1a)上に
沿つた彎曲表皮材(2)′を備えた第2図示の状態よ
り、第3図示のように、該表皮材(2)′の外面に接着
剤(3)を全面に塗布し、その後、別の用意した平板吸
音材(4)をその1端からその彎曲表皮材(2)′の凸
彎曲面に沿つて漸次重合貼着する。この場合、その吸音
材(4)の上面に、その1端から他端にかけて矢示方向
に移動しする断面円形の押圧杆(5)を設け、該押圧杆
(5)を該吸音材(4)の上面に圧接しその1端から他
端にかけて移動させることにより吸音材(4)を該表皮
材(2)′に漸次押圧貼着するようにすることが一般で
ある。該押圧杆(5)自体を吸音材(4)の上面を転が
り移動するように構成することが好ましい。かくして、
第4図示の如き、彎曲積層材製品(6)が得られる。即
ち、その彎曲積層材(7)の凹彎曲面側に表皮材
(2)′が彎曲吸音材(4)′の凹彎曲面に接着剤
(3)を介して重合貼着されて存した製品が得られる
が、本発明のように、予め表皮材(2)を治具(1)の
凹彎曲面(1a)に固定した状態に用意し、この彎曲表皮
材(2)′面に、平板吸音材(4)をその1端から漸次
その表皮材(2)′の彎曲面に添い貼着するようにした
ので、彎曲表皮材(2)′に全くしわや亀裂を生ずるこ
となしに良好な製品が得られる。表皮材(2)として
は、ガラス繊維不織布、木綿などの織布、不織布、合成
樹脂製皮革など任意の材料が使用できるが、不織布が特
に吸音材の凹凸面の吸収効果が大きく、反発力を有し、
しわ、折れが引伸ばされる性質をもつので好ましく使用
できる。吸音材(4)としては、発泡成形合成樹脂成形
板、無機繊維成形体(グラスウール)など用途に応じて
任意の材料が使用できるが、特に、微細繊維グラスウー
ルは、高周波域の騒音を減衰するために特に好ましい。
図示の実施例は、表皮材(2)はガラス繊維不織布から
成り、吸音材(4)は微細なガラス繊維から成る成形マ
ツトから成るものを使用した。本発明によれば、該治具
(1)から開放された彎曲積層材は、その彎曲形状を保
持して居り、平板に戻ることがないことである。これ
は、該積層材の彎曲表皮材の凹彎曲面側の長さと吸音材
の凸彎曲面側の長さとが相異することによると思われ
る。上記から明らかなように、本発明によれば、従来の
ように、凹状金型と凸状金型の1対をする必要がなく、
上記のような簡単な装置ですみ、又加熱加圧成形をする
必要がないので、治具(1)は必ずしも金属製である必
要がなく、木型でも合成樹脂製型でもよく、安価な製造
が可能である。勿論治具(1)を金型で作成し必要に応
じ加熱ができるようにしてもよい。
この場合は、接着剤の硬化や乾燥を迅速になし得られ
る。
(発明の効果) このように本発明によるときは、凸彎曲面をもつ治具を
用意し、この凸彎曲面上に表皮材を添着し、この状態
で、平板吸音材をその1端から漸次その凸彎曲表皮材面
に重合貼着するようにしたので、しわや亀裂が彎曲表皮
材面に生じない良好な彎曲積層材が確実に得られ、製造
が容易で比較的安価に製造できる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図A〜Dは、従来の製造法実施する装置の截断側面
図、第2図及び第3図は本発明の製造法を実施する1例
の装置の截断側面図、第4図は本法により製造した彎曲
積層材の斜面図を示す。 (1)……治具、(1a)……凸彎曲面 (2)……表皮材、(2)′……彎曲表皮材 (3)……接着剤、(4)……平板吸音材 (4)′……彎曲吸音材、(5)……押圧杆 (6)……彎曲積層材製品

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の凸彎曲面をもつ治具を用意し、その
    該凸彎曲面に表皮材を添着し、その凸彎曲表皮材面に接
    着剤を介して平板吸音材を、その1端から漸次重合せし
    めることを特徴とする凹彎曲面側に表皮材を備えた彎曲
    積層材の製造法。
  2. 【請求項2】表皮材はガラス不織布から成り、吸音材は
    無機繊維から成る特許請求の範囲1に記載の製造法。
JP61245409A 1986-10-17 1986-10-17 彎曲積層材の製造法 Expired - Lifetime JPH0761700B2 (ja)

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