JPH0761086A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JPH0761086A
JPH0761086A JP5212044A JP21204493A JPH0761086A JP H0761086 A JPH0761086 A JP H0761086A JP 5212044 A JP5212044 A JP 5212044A JP 21204493 A JP21204493 A JP 21204493A JP H0761086 A JPH0761086 A JP H0761086A
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Withdrawn
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JP5212044A
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English (en)
Inventor
Kenji Igarashi
健二 五十嵐
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】様々にサイズの異なる長尺用紙に対し用紙をセ
ットするだけで用紙サイズに合せた印刷が容易にできる
プリンタ装置を提供する。 【構成】プリンタ装置1の手差し挿入口2に案内台3を
装着すると不定形用紙の印刷モードに切り換わる。台上
に載置される不定形用紙Pは、サイド規制板3−1、3
−2により幅方向の寸法を計測され、取っ手8−2によ
り計測部8から引き出される計測尺8−1により長手方
向の寸法が計測される。カード用スロット5及び6には
所望の基準POPフオーマットが格納されたアプリケー
ションカード7が着脱自在に装着される。プリンタ装置
1は、ユーザによる操作表示部4のキー操作入力によ
り、ホストコンピユータとの接続を切り離し、アプリケ
ーションカード7からPOPの基準レイアウトを選択
し、項目別の印字データを対話型表示により入力し、こ
の入力データ及び選択されたレイアウトの倍率を上記計
測した不定形用紙のサイズに合わせて設定し、これによ
って生成した印字情報に基づいて不定形用紙に印刷す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、任意サイズの用紙に印
刷するプリンタ装置に関し、特に、様々にサイズの異な
る長尺用紙に対し用紙をセットするだけで用紙サイズに
合せた印刷が容易にできるようにしたプリンタ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】最近、小売業の販売店では来店客の数や
客筋を勘案して、その場その場に適合する商品の広告を
即座に行う所謂、購買時点広告(Point of purchase ad
vertising 、以下、POPと略す)を実施することが多
い。このPOPは、来店客の多くに、商品に関し強いイ
ンパクトを与えてアピールし、これによって購買意欲を
誘うというものであり、このため販売現場ではPOPを
迅速に実施することが要求される。
【0003】このような要求に応える為に、販売現場に
おいて、A4、B4又はA3サイズといった定形サイズ
の用紙を用いてPOPを印刷処理するプリンタが知られ
ている。また、ロール紙を用いて長尺サイズのポップ印
刷を行うプリンタも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
POP印刷の場合、販売現場の状況に合わせた大きさの
用紙に任意に印刷できることが要望される。
【0005】しかしながら、上述した定形サイズ用紙専
用のプリンタでは、所望の長さのカット紙に印刷出力さ
せることができないという欠点がある。また、ロール紙
を用いるプリンタでは、ロール紙のための特殊な給紙機
構を必要とし、このため機器が大型化して、中小の小売
店等はそのような大型の装置を設置しても取り扱いが容
易ではなく、かえって迅速さを要求される作業に支障を
来す場合が多い。
【0006】また、そればかりでなく、上記いずれの場
合も使用される用紙サイズに丁度合わせて所望の画像を
印刷出力することができないという問題がある。例え
ば、画像の長手方向と定形用紙の縦方向とを合わせて印
刷出力すると、用紙の横方向に余白が大きく取られてし
まう場合が多い。このことは、ロール紙を使用した場合
も同様で、画像の幅がロール紙の幅に一致している場合
はよいが、他の場合は印刷出力された画像の長手方向に
合わせてロール紙をカットするから、定形紙を使用した
場合と同じ様に無駄な余白が用紙横方向に残ってしまう
という問題があった。
【0007】この発明は、上記従来の実情に鑑み、所望
の画像を任意の用紙サイズに合わせて無駄なく印刷出力
できるプリンタ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】以下に、本発明に係わる
プリンタ装置の構成を述べる。本発明は、用紙サイズ測
定手段と、基本のレイアウトパターン情報を複数記憶す
るレイアウト記憶手段と、任意のレイアウトパターンを
選択指定する指定手段と、該指定手段に指定された基本
レイアウトパターン情報を用紙サイズ測定手段が測定し
た用紙サイズ情報に基づいて変換しフレームメモリ上の
データ展開領域を設定するレイアウト設定手段と、印刷
情報指定入力手段と、該印刷情報指定入力手段により指
定入力される印刷情報を対応するデータ展開領域に対応
させて展開するデータ展開手段と、フレームメモリに展
開された情報を印字出力する印字出力とから構成され
る。
【0009】
【作用】この発明は、指定手段がレイアウト記憶手段に
複数記憶されている基本のレイアウトパターン情報から
任意のレイアウトパターンを選択指定すると、レイアウ
ト設定手段は、その指定された基本レイアウトパターン
情報を用紙サイズ測定手段が測定した用紙サイズ情報に
基づいて変換しフレームメモリ上のデータ展開領域を設
定する。そして、データ展開手段は、印刷情報指定入力
手段により指定入力される印刷情報を対応するデータ展
開領域に対応させて展開し、このフレームメモリに展開
された情報を印字手段が印字出力する。
【0010】これにより、所望の画像を任意の用紙サイ
ズに合わせて無駄なく印刷出力することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳述する。図1は、一実施例に係わる定型・不定
形用紙印刷用プリンタ装置の外観を示す斜視図である。
このプリンタ装置1は、従来のプリンタ装置、すなわ
ち、ホスト機器から送出される印刷情報に従って印刷動
作を行う通常のページプリント機能を具備している。
【0012】同図に示すように、プリンタ装置1は、装
置の前面中央に手差し挿入口2を備え、この手差し挿入
口2に案内台3を着脱自在に装着できるようになってい
る。この案内台3の装着によりプリンタ装置1は定形用
紙の印刷モードから不定形用紙の印刷モードに自動的に
切り換わり、案内台3上に載置される不定形サイズの用
紙Pに印刷を行うようになっている。また、このプリン
タ装置1は、上記案内台3の両側に、従来から用いられ
ているサイド規制板3−1、3−2を幅方向に摺動自在
に備えており、このサイド規制板3−1又は3−2の位
置検知により用紙の幅方向の寸法を認識する。
【0013】さらに、プリンタ装置1は、装置の前面上
部に液晶表示装置と各種入力キーからなる操作表示部4
を備え、また、前面右側に上下2つのカード用スロット
5及び6を備えている。これらカード用スロット5及び
6には、プリンタ装置1をホストコンピユータの接続か
ら切り離して特別なプリントを独自に行うためのアプリ
ケーション・ソフトカード(メモリカード)7が着脱自
在に装着される。また、プリンタ装置1は、上記手差し
挿入口2上部の中央内側に詳しくは後述する計測部8を
備え、この計測部8には用紙長を計測するための引き出
し・収納自在な計測尺8−1を有している。
【0014】プリンタ装置1は、ユーザによる操作表示
部4のキー操作入力により、ホストコンピユータとの接
続切り離しや特別なプリントを行う印刷モードへの切り
換え、或いは後述する不定形用紙に印刷するためのPO
Pのレイアウトの選択等を実行する。また、プリンタ装
置1は、ユーザにより計測部8から計測尺8−1の取っ
手8−2が引き出され、案内台3上に載置された不定形
用紙の端部に計測尺8−1の端部が合わせられ、操作表
示部4の所定のキー操作がなされることにより、用紙の
長手方向の寸法を認識する。
【0015】このプリンタ装置1は、内部に、特には図
示しない給紙装置、印字装置、搬送装置、定着装置等か
らなる印刷部と、後述するプリンタ制御部とを備えてい
る。プリンタ装置1は、案内台3に載置された用紙Pに
所定の印刷を行って、排紙ローラ9−1により、印刷済
み用紙Pを排紙トレー部9−2に排出する。
【0016】図2は、上述の手差し挿入口2上部中央に
内蔵されている計測部8の斜視図である。同図に示すよ
うに、計測部8は、上述した計測尺8−1を巻き収めた
巻き取り管8−3と、この巻き取り管8−3をゼンマイ
8−4を介して同軸に支持する固定軸8−5と、巻き取
り管8−3の一方のフランジ8−6の直下に配設された
反射型の光センサ8−7とから構成される。フランジ8
−6の円周面には軸方向に平行する白/黒の等間隔の縞
模様8−6aが塗着により形成されている。計測尺8−
1が取っ手8−2により同図の矢印Aで示す方向に引き
出されると、巻き取り管8−3はゼンマイ8−4を巻き
込みながら同図の矢印Bで示す方向に回転する。
【0017】この回転に応じてフランジ8−6円周面の
縞模様8−6aが光センサ8−7上を順次通過し、光セ
ンサ8−7の発光ダイオードから照射される光に対し反
射/吸収を繰り返す。この断続する反射光を光センサ8
−7のフォトダイオードが検出してパルス電気信号に変
換し、プリンタ制御部に出力する。プリンタ制御部は、
上記パルス数に基づいて巻き取り管8−3の回転数を算
出し、その巻き取り管8−3の回転数に基づいて、引き
出された計測尺8−1の長さ、すなわち不定形用紙の長
さを認識する。不定形用紙の計測後、取っ手8−2が自
由状態になると、巻き込まれたゼンマイ8−4の戻し力
により、計測尺8−1が巻き取り管8−3に巻き収めら
れる。
【0018】次に、図3は、上述の装置本体1の内部に
設けられるプリンタ制御部のハードウェア構成を示すブ
ロック図である。同図に示すように、プリンタ制御部1
0のバスライン11には、前述の操作表示部4、スロッ
ト5、スロット6(同図には図示していない)、及び用
紙サイズ測定部8′が接続されている。この用紙サイズ
測定部8′には図1で説明したサイド規制板3−1又は
3−2の位置を検知する検知器と図1及び図2に示した
計測部8とが接続されており、検知器により検知された
サイド規制板3−1又は3−2の位置情報及び計測部8
により計測された用紙長さ情報を、用紙サイズ情報とし
てCPU12へ出力する。
【0019】また、バスライン11には、装置本体1の
全体的な動作を制御するCPU(中央処理装置)12
と、このCPU12による制御を実行するためのプログ
ラムを格納するシステムROM(ROMはリード・オン
リ・メモリ。以下同じ)13と、所望のPOP用レイア
ウトを作成するためのプログラム及び操作表示部4や用
紙サイズ測定部8′などから入力されるデータを記憶す
る領域、更には、印刷情報の中間コードを記憶するペー
ジバッファ領域からなるシステムRAM(RAMはラン
ダム・アクセス・メモリ。以下同じ)14、及びこのシ
ステムRAM14に記憶されたプログラムに基づいて所
望のPOPを作成する際必要となる各種のデータを合成
するためのFRAM(フレームメモリ)15が接続され
ている。
【0020】さらに、バスライン11には、実際の印刷
動作を行うための駆動系を成すプリンタエンジン16が
プリンタI/F(I/Fはインタフェース。以下同じ)
17を介して接続されている。また、このプリンタ装置
1を通常のプリンタ装置として用いるときのために、パ
ーソナルコンピュータやワークステーションなどのホス
ト機器18を接続するホストI/F19が配設・接続さ
れている。
【0021】ここで、本実施例におけるPOP用レイア
ウトについて、図4〜図6に示す模式図によって説明す
る。図4(a) は、POP用の原稿作成の際の指定フォー
ムの一例である。ここでは、タイトル及びコメントのみ
からなるフォームを指定している。同図(b) は、この指
定フォームに対するディスプレイへの入力用表示と入力
例である。ディスプレイの左側にはデータを入力すべき
項目「F・NO」(F:ファイル)、「用紙サイズ」、
「タイトル」、「コメント」、「保存・F」及び「印刷
枚数」が表示されている。これに対して右側には、左側
の入力項目に対応して入力されたデータが、「T00
1」、「1」、「今日の目標」、「A基板取付ミスの防
止」、「T100」及び「5枚」と表示されている。そ
して、同図(c) は、この入力に基づく印字結果である。
上段にタイトルとして「今日の目標」が印字され、下段
にコメントとして「A基板取付ミスの防止」が印字され
ている。このように、フォームを指定して必要なデータ
を入力すれば、指定されたフォームで入力データが印字
出力される。
【0022】図5(a),(b),(c) は、上記の指定フォーム
と同義の図面であり、より詳細なレイアウトができる定
形フォームの例を示した模式図である。同図(a) に示す
例では、売り出しタイトル、横表示のコメント、メーカ
ー名、商品名、縦表示のコメント、価格(実売価格)、
定価コメント、定価等の項目が縦長のスペースにレイア
ウトされている。このような定形フォームが選択指定さ
れると、上述同様に、同図(b) に示すような入力用表示
が対話型で表示される。そして、この対話型表示に応じ
て入力された「新製品」、「新製品発売記念、限定価
格」、「158,000円」等が、同図(c) の印刷結果
に示すように、それぞれ同図(a) のタイトル、横表示コ
メント、実売価格等の位置にレイアウトされて印字出力
される。
【0023】このような、それぞれ異なるフォーム及び
フォーマットからなる基準サイズのPOP用の定形フォ
ームが、レイアウトを決定するために必要な集合データ
であるフォームファイルの形式で、図1及び図3に示し
たアプリケーション・ソフトカード7に多数格納されて
いる。これらPOP用フォームデータは、それぞれ各項
目のレイアウト位置が基準印字サイズに対して予め決め
られている。
【0024】上述の図3に示したプリンタ制御部10の
CPU12は、用紙測定部8′から出力された用紙サイ
ズ情報を読み込み、この読み込んだサイズ情報に基づい
て、その用紙サイズに対応するフレームメモリ15の展
開アドレスを決定して、印字有効領域をフレームメモリ
15内に設定する。そして、この設定したフレームメモ
リ15の印字有効領域に、有効領域の大きさに合わせて
位置補正した印字データ(画像データ)を展開し、この
展開した印字データを印字出力(印刷出力)する。した
がって、必ず用紙サイズに対応した大きさの画像が用紙
に印刷出力される。
【0025】ここで、図6を参照しながら、上記基準印
字サイズの定形フォームに基づいて入力された印字デー
タを用紙サイズに補正するアルゴリズムを説明する。同
図(a) に、基準印字サイズの大きさが幅Xmm(ミリメ
ートル)及び長さYmmに予め決められている基準フォ
ーマット21を示し、同図(b) に、この基準フォーマッ
ト21から、CPU12が認識した用紙サイズに合わせ
て印字サイズの大きさが幅X′mm及び長さY′mmに
補正された補正フォーマット22を示す。
【0026】これらのフォーマット21、22のフォー
ムデータに設定される項目1〜項目5のフレームメモリ
15へのレイアウトアドレス(展開アドレス)は、以下
のようにして変換される。
【0027】例えば、同図(a) に示す基準フォーマット
21の項目1の印字データ展開アドレスが、始点(x
s1,ys1)から終点(xe1,ye1)の領域とする。そし
て、この項目1の印字データを用紙サイズに合わせて実
際に展開すべきアドレス(同図(b) 示す補正フォーマッ
ト22の項目1の展開アドレス)が始点(x′s1,y′
s1)から終点(x′e1,y′e1)の領域であるとする。
【0028】このとき、項目1の印字データは、計算式
x′s1=xs1・X′/X、y′s1=ys1・Y′/Y、
x′e1=xe1・X′/X、及びy′e1=ye1・Y′/Y
によって、基準サイズから使用する用紙サイズへ変換さ
れる。これは、他の全ての項目2〜項目5についても同
様であり、図4(b) 又は図5(b) に示したように入力し
たPOPの文字データは、項目毎に、上記変換後の対応
する展開アドレスにそれぞれ分散して展開される。フォ
ントは、CGのアウトラインフォントデータからドット
データが生成されるので、上記X′/X及びY′/Yの
比率に合わせた拡大比率に応じてアウトラインフォント
データが補正され、この補正されたアウトラインフォン
トデータに対応したサイズの文字が展開されることにな
る。
【0029】このように、基準印字サイズの定形フォー
ムに基づいて入力された印字データの項目範囲及びレイ
アウト位置データが、用紙サイズの項目範囲及びレイア
ウト位置に合わせて比例配分された形態の位置データに
補正され、補正後の位置データ(アドレス)領域に各入
力項目データが展開され、印刷出力される。
【0030】なお、上述のフォーマットのサイズを表す
単位は、mmに限るわけではなく、展開イメージのドッ
ト単位としてもよい。図7〜図10は、上述した構成に
おけるプリンタ装置1によるPOP用の原稿作成の処理
動作を示すフローチャートである。以下、図7〜図10
を用いて、その動作について説明する。なお、この処理
は、プリンタ装置1に電源が投入され、図1に示した手
差し挿入口2に案内台3が挿入されることにより、図3
に示したプリンタ制御部10のCPU12によって実行
が開始される。
【0031】先ず、不定型サイズを用いる印刷モードに
なったことを告げる表示を、操作表示部4の液晶表示装
置に表示する(ステップS1)。そして、オペレータに
よる操作表示部4の所定の入力キーによる確認のキー入
力を認識した後、用紙サイズの測定処理を行う旨を告げ
る表示を、同じく操作表示部4の液晶表示装置に表示す
る(ステップS2)。
【0032】次に、サイド規制板が操作されたか否か判
別する(ステップS3)。この処理は、図1に示したサ
イド規制板3−1又は3−2がオペレータにより操作さ
れたが否かを判別する処理である。そして、操作されて
いれば(S3、Y)、その操作後の位置を測定する(ス
テップS4)。このサイド規制板の位置測定処理は周知
の方法によって行う。これによって、案内台3上に載置
された用紙の幅データX′が算出される。
【0033】続いて、メジャー(計測尺)が操作された
か否か判別する(ステップS5)。この処理は、図1及
び図2に示す計測部8の計測尺8−1が操作されたか否
かを判別する処理である。そして、操作されていれば
(S5、Y)、その操作後のメジャー(計測尺)の繰り
出し長さを測定する(ステップS6)。これにより、光
センサ8−7のフォトダイオードによる縞模様8−6a
の検出パルス電気信号が計測され、この計測値から得ら
れる計測尺8−1の繰り出し長さに基づいて、案内台3
上に載置された用紙の長さデータY′が算出される。
【0034】次に、オペレータによる用紙サイズの測定
完了を示す操作表示部4からのキー入力操作があった否
か判別する(ステップS7)。そして、このキー入力操
作があれば、上記サイド規制板及びメジャー(計測尺)
による測定位置データ、即ち、案内台3上に載置された
用紙の幅データX′及び長さデータY′をシステムRA
M14に格納する(ステップS8)。
【0035】続いて、ポップフォーマットの選択を行う
(ステップS9)。このステップS9の処理の詳細を、
図9(a) のフローチャートにより、さらに説明する。ま
ず、POP用の原稿作成データの入力・表示モードの状
態になり、フォーム指定入力要求のための表示を操作表
示部4の液晶表示装置に表示する(ステップS91)。
次いで、フォーム指定入力を受け付ける状態となる(ス
テップS92)。
【0036】次に、操作表示部4からのキー入力によ
り、例えば、フォーム名としてT001が打ち込まれる
と、例えば、図4(a) 又は図5(a) に示したフォームを
形成するためのデータを、図1又は図3に示したアプリ
ケーション・ソフトカード7内から選択すると共に、こ
の選択したフォームの項目入力エリアをシステムRAM
14内に設定する(ステップS93)。
【0037】次いで、上記フォームに属する入力項目
を、上記操作表示部4の液晶表示装置に表示し、それら
各項目について逐次必要事項を操作表示部4からキー入
力して処理を進行させ得る対話型式の入力受付状態とな
る(ステップS94)。これにより、例えば図4(b) 又
は図5(b) に示した表示が操作表示部4の液晶表示装置
に表示される。そして該当事項欄にカーソルを移動させ
て必要データを入力することができるようになる。
【0038】再び図8に戻り、上記処理により選択され
たフォーマットの基準サイズX及びYと、上記システム
RAM14に格納された用紙のサイズX′及びY′とに
基づいaAサイズ変換倍率「X′/X」及び「Y′/
Y」を算出する(ステップS10)。
【0039】次に、上記選択されたフォーマットの各項
目の基準印字領域を、上記算出した変換倍率に基づいて
変換する(ステップS11)。これにより、例えば、図
6(a),(b) に示したように、選択された基準フォーマッ
ト21から補正フォーマット22が生成される。
【0040】続いて、上記変換倍率に基づいて、アウト
ラインフォントの拡大倍率を算定する(ステップS1
2)。これにより、この算定により補正されたアウトラ
インフォントデータに基づいてドットデータが生成さ
れ、上記X′/X及びY′/Yの比率に合わせた拡大比
率に対応したサイズの文字が展開されることになる。
【0041】次に、上記選択されたフォーマットの各項
目の可変データの入力を行う(ステップS13)。この
ステップS13の処理の詳細を、図9(b) のフローチャ
ートにより、さらに説明する。先ず、タイトルのデータ
入力受付状態となり(ステップS131)、そのデータ
が操作表示部4からキー入力されると、その入力データ
をシステムRAM14内に設定したフォーム項目入力エ
リアのタイトル領域にセットする(ステップS13
2)。次に、コメントのデータ入力受付状態となり(ス
テップS133)、そのデータが操作表示部4からキー
入力されると、その入力データをシステムRAM14内
に設定したフォーム項目入力エリアのコメント領域にセ
ットする(ステップS134)。続いて、保存ファイル
を指定するデータの入力受付状態となり(ステップS1
35)、そのデータが操作表示部4からキー入力される
と、その入力データをシステムRAM14内に設定した
フォーム項目入力エリアの保存・F領域にセットする
(ステップS136)。なお、これらステップS13
5、S136の処理は、場合により、即ちオペレータが
表示されているフォーム項目に対してカーソルの飛び越
し移動をおこなって保存ファイルの指定を省略したとき
等には、実行が省略される。
【0042】更に、続いて、複写用紙の枚数のデータ入
力受付状態となり(ステップS137)、そのデータが
キー入力されると、その入力データをシステムRAM1
4内の複写枚数領域にセットして(ステップS13
8)、処理を終了する。
【0043】再び図8に戻り、上記処理により入力され
た各項目の入力文字数から各文字の配置アドレスを算出
し(ステップS14)、これら各項目の入力文字の印刷
情報を中間コードの形でシステムRAM14のページバ
ッファ領域に作成する(ステップS15)。そして、こ
の中間コードの有する字種、フォント、倍率、座標デー
タ等に基づいて、印字パターンデータをFRAM15
(イメージメモリ)に展開する(ステップS16)。
【0044】そして、印字出力する(ステップS1
7)。このステップS17の処理の詳細を、図10に示
すフローチャートを用いて説明する。先ず、上記一連の
データ入力操作を終えたら、用紙への印字を開始するた
めに、オペレータは操作表示部4の所定の入力キーを操
作する(ステップS171)。このキー入力を認識し、
FRAM15(イメージメモリ)に展開した上記一連の
データ入力操作により指定されたフォーム及び項目入力
エリアのデータを、プリンタI/F17を介してプリン
タエンジン16に転送する(ステップS172)。さら
に、上述のステップS135及びS136が実行され、
保存ファイル名がキー入力され、作成されたフォーム情
報を保存する指定がなされていれば、アプリケーション
カード7の所定領域に、これまでに作成した新規ファイ
ルを保存してから(同じく、ステップS172)、操作
表示部4による処理を終了する。
【0045】プリンタエンジン16(印字部)では、C
PU12から所定の印字情報及び印字データを受け取る
と(ステップP1)、タイトル部の印字情報と印字デー
タを基に最適な文字サイズ、文字ピッチ、印字位置等を
算定し又指定された修飾と共に従来のプリンタでの印字
処理に必要な印字制御データ及び印字データを生成する
(ステップP2)。さらに、コメント部の印字情報と印
字データを基に、上記同様に、印字処理に必要な印字制
御データ及び印字データを生成する(ステップPP
3)。また、他の印字項目の処理が必要であれば、同様
な処理を印字項目毎に行い、例えば、複写用紙の枚数の
指定が為されていれば、プリンタの動作を制御する制御
データを生成する(ステップP4)。以後、通常の印字
処理により用紙への印字を行い(ステップP5)、プリ
ンタエンジン16による印字制御を終了する。その結
果、POP用の原稿ができ上がる(図4(c) 、図5(c)
参照)。
【0046】なお、上記実施例では、システムRAM1
4に本発明に関わる処理プログラムを設け、アプリケー
ションソフトカード7にはフォームファイルが記憶され
ているとしているが、処理プログラムもフォームファイ
ルも、記憶される媒体はどれであっても差し支えなく、
場合によってはどちらか一方だけに設け、不要となる記
憶媒体を削除してもよい。また、アプリケーションソフ
トカード7は半導体メモリに限らず、他の記憶媒体を用
いることもできる。更に、フォームの中の印字指定部
(タイトル部、コメント部等)は多種多岐にわたる型式
を採用することが可能である。
【0047】また、本実施例では、オペレータによるキ
ー入力操作を、装置本体に設けた操作表示部から行うよ
うにしているが、例えば、電子手帳、多機能電卓、携帯
型パソコン、小型ワードプロセッサ等を接続するインタ
ーフェースを備えるように構成し、これらの簡易(小
型)情報処理装置を接続して基準フォームの選択や項目
データを入力するようにしてもよい。
【0048】そして、フォームデータはアプリケーショ
ンソフトカードによって色々な形態のものが既製品とし
てメーカから供給されるようにしてもよく、また、ユー
ザが自由な発想で作成することも可能である。
【0049】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、様々にサイズの異なる長尺用紙に対し用紙をセッ
トするだけで用紙サイズに合せたPOP用の原稿を簡
単、且つ、迅速に作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る定型・不定形用紙印刷用プリンタ
装置を示す斜視図である。
【図2】上記プリンタ装置の有する計測部の斜視図であ
る。
【図3】上記プリンタ装置の内部に設けられるプリンタ
制御部のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図4】(a) はPOP用の原稿作成の際の指定フォーム
を示す模式図、(b) はPOP用の原稿作成の際のディス
プレイへの表示を示す模式図、(c) はPOP用の原稿作
成の際の印字結果を示す模式図である。
【図5】図4と同義の図面であり、より詳細に示した模
式図である。
【図6】(a) は基準フォーマットを示す模式図、(b) 補
正フォーマットを示す模式図である。
【図7】POP用の原稿作成の処理動作を示すフローチ
ャート(その1)である。
【図8】POP用の原稿作成の処理動作を示すフローチ
ャート(その2)である。
【図9】(a),(b) はPOP用の原稿作成の処理動作を示
すフローチャート(その3及びその4)である。
【図10】POP用の原稿作成の処理動作を示すフロー
チャート(その5)である。
【符号の説明】
1 プリンタ装置 2 手差し挿入口 3 案内台 3−1、3−2 サイド規制板 4 操作表示部 5、6 カード用スロット 7 アプリケーション・ソフトカード(メモリカード) 8 計測部 8−1 計測尺 8−2 取っ手 8−3 巻き取り管 8−4 ゼンマイ 8−5 固定軸 8−6 フランジ 8−7 光センサ 8−6a 縞模様 8′ 用紙サイズ測定部 10 プリンタ制御部 11 バスライン 12 CPU 13 システムROM 14 システムRAM 15 FRAM(フレームメモリ) 16 プリンタエンジン 17 プリンタI/F(I/Fはインタフェース) 18 ホスト機器 19 ホストI/F P 用紙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙サイズ測定手段と、 基本のレイアウトパターン情報を複数記憶するレイアウ
    ト記憶手段と、 任意のレイアウトパターンを選択指定する指定手段と、 該指定手段に指定された基本レイアウトパターン情報を
    前記用紙サイズ測定手段が測定した用紙サイズ情報に基
    づいて変換しフレームメモリ上のデータ展開領域を設定
    するレイアウト設定手段と、 印刷情報指定入力手段と、 該印刷情報指定入力手段により指定入力される印刷情報
    を対応するデータ展開領域に対応させて展開するデータ
    展開手段と、 フレームメモリに展開された情報を印字出力する印字手
    段と、 からなることを特徴とするプリンタ装置。
JP5212044A 1993-08-27 1993-08-27 プリンタ装置 Withdrawn JPH0761086A (ja)

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