JPH076101A - 電子機器のデータ破壊防止装置 - Google Patents

電子機器のデータ破壊防止装置

Info

Publication number
JPH076101A
JPH076101A JP5148168A JP14816893A JPH076101A JP H076101 A JPH076101 A JP H076101A JP 5148168 A JP5148168 A JP 5148168A JP 14816893 A JP14816893 A JP 14816893A JP H076101 A JPH076101 A JP H076101A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
power supply
power switch
switch
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5148168A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Matsuzaki
宏紀 松崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5148168A priority Critical patent/JPH076101A/ja
Publication of JPH076101A publication Critical patent/JPH076101A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 信号スイッチ内蔵の電源スイッチを使用する
ことなく、電源スイッチがオフした場合のデータの破壊
が防止できるデータ破壊防止装置を提供することを目的
とする。 【構成】 電源スイッチ12がオフ状態に切り換わった
場合に、電源スイッチ12のオン状態で、第2の開閉部
12bを介して給電されていた第2の電源部16は動作
を停止するが、セットされたリレー13により第1の開
閉部12aと並列接続された出力回路13aを介して給
電されていた第1の電源部15は、中央処理装置17へ
の給電を継続して、中央処理装置17が、電源スイッチ
12のオフ状態への切り換わりを検出して、処理中のデ
ータをハードディスク18に退避し、この退避を完了し
てリレー13をリセットする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電源スイッチがオフし
た際、処理中のデータの破壊を防止するデータ破壊防止
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子機器の動作中に電源スイ
ッチをオフした場合に、電子機器のデータが破壊される
ことを防止するデータ破壊防止装置が考えられていた。
【0003】図2に、従来のデータ破壊防止装置の構成
を示す。図2において、1はACラインをオン・オフす
る電源スイッチ本体1aと制御信号などの微小電流をオ
ン・オフする信号スイッチ1bとからなる電源スイッ
チ、2はリレー、3はリレー2を駆動するリレー駆動回
路、4は電源回路、5は保護対象としての中央処理装置
(以下CPUと記す)、6はメモリとしてのハードディ
スク、7と8は電源ライン、9,10,11は制御信号
などの微小電流が流れる信号ラインである。
【0004】以上のような構成において、以下にその動
作を説明する。リレー駆動回路3は電源回路4により駆
動され、CPU5により制御される。まず、電源スイッ
チ1がオンすると電源回路4が動作しCPU5とハード
ディスク6を駆動する。このとき、CPU5からリレー
駆動回路3へはHIGHレベルが出力され、電源スイッ
チ1がオンしているときには、リレー駆動回路3はリレ
ー2をオンさせる。
【0005】次に、電源スイッチ1をオフすると、電源
スイッチ1に内蔵された信号スイッチ1bからCPU5
にLOWレベルのパルス信号が送られ、CPU5はハー
ドディスク6にデータを保存する動作に入る。このと
き、電源スイッチ1がオフしていても、CPU5からリ
レー駆動回路3へはHIGHレベルが出力されたままな
ので、リレー駆動回路3はリレー2をオンさせたままで
あり、電源回路4,CPU5,ハードディスク6の動作
が継続可能である。
【0006】最後に、CPU5は、データ保存が終了す
るとリレー駆動回路3へLOWレベルを出力し、リレー
駆動回路3はリレー2をオフさせ、電源回路4がオフし
て電子機器の動作が停止する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成では、信号スイッチ1b内蔵の電源スイ
ッチ1を使用していることから、次のような問題点を有
している。
【0008】このような信号スイッチ1b内蔵の電源ス
イッチ1を製造しているメーカーが少なく手に入りにく
い。したがって、使用可能な電源スイッチの種類が少な
いため、価格、意匠、信頼性などを考慮しなければなら
ず、電子機器を設計するときの自由度が小さくなる。ま
た、信号スイッチが内蔵されていない電源スイッチと比
較すると、信号スイッチ1b内蔵の電源スイッチ1のほ
うが、信号スイッチ1bがある分だけ外形が大きく、小
型化を要求される電子機器では大きな欠点となる。ま
た、信号スイッチ1bの代わりに電源スイッチ本体1a
を用いようとしても、電源スイッチ本体1aは、信号ス
イッチ1bに流れるような微小電流ではスイッチとして
正常な動作が保証されていない。
【0009】本発明は、信号スイッチ内蔵の電源スイッ
チを使用することなく、電子機器の動作中に電源スイッ
チがオフした場合でも、処理中のデータの破壊が防止で
きるデータ破壊防止装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のデータ破
壊防止装置は、電源スイッチがオフされた場合に保護対
象で処理中のデータをメモリに退避させるよう構成され
た電子機器において、前記電源スイッチを、連動してオ
ン・オフする第1の開閉部と第2の開閉部とで構成し、
前記電源スイッチの第1の開閉部を介して給電され保護
対象に電源を供給する第1の電源部と、前記電源スイッ
チの第2の開閉部を介して給電された第2の電源部と、
出力回路が前記電源スイッチの第1の開閉部と並列に接
続されて、セット状態では前記電源スイッチのオン状態
からオフ状態への切り換えにかかわらず第1の電源部へ
の給電回路を保持する保持回路と、第2の電源部の出力
レベルを監視して前記電源スイッチがオフ状態へ切り換
わったことを検出して、保護対象に処理中のデータをメ
モリに退避させるよう指示し、保護対象の処理中のデー
タの前記退避の完了を検出して前記保持回路をリセット
する制御手段とを設けたことを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1の構成によると、電源スイッチをオン
状態に切り換えると、第1の開閉部を介して給電された
第1の電源部と、第2の開閉部を介して給電された第2
の電源部とが動作し、第1の電源部が保護対象に給電す
る。同時にセット状態にされた保持回路が、第1の開閉
部と並列に接続された出力回路で第1の開閉部とは別に
第1の電源部への給電回路を形成する。
【0012】電源スイッチをオフ状態に切り換えると、
第2の電源部は動作を停止するが、第1の電源部は、保
持回路によって形成され保持された給電回路により動作
を継続し、保護対象への給電も継続する。制御手段が、
第2の電源部の出力レベルの変化により電源スイッチの
オフ状態への切り換わりを検出して、保護対象に処理中
データのメモリへの退避を指示し、この退避の完了を検
出して保持回路をリセットする。保持回路のリセットに
より第1の電源部への給電が停止され、電子機器の動作
が停止する。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例のデータ破壊防止装
置の構成を示すものである。図1において、12は連動
してACラインをオン・オフする第1の開閉部12aと
第2の開閉部12bとからなる双極単投の電源スイッ
チ、13は保持回路を構成するリレー、14はリレーと
ともに保持回路を構成し、リレー13を駆動するリレー
駆動回路、15は第1の電源部、16は第2の電源部、
17は保護対象としての中央処理装置(以下CPUと記
す)、18はメモリとしてのハードディスク、19はロ
ーカルエリアネットワーク(以下LANと記す)装置、
20〜23は電源ライン、24〜26は信号ラインであ
る。
【0014】以上のような構成において、以下にその動
作を説明する。リレー駆動回路14は第1の電源部15
により駆動され、CPU17により制御される。まず、
電源スイッチ12がオンすると、第1の開閉部12aを
介して給電された第1の電源部15および第2の開閉部
12bを介して給電された第2の電源部16が動作し、
第1の電源部15は、CPU17とハードディスク18
に給電して駆動し、第2の電源部16は、LAN19に
給電して駆動する。このとき、CPU17からリレー駆
動回路14へはHIGHレベルが出力され、電源スイッ
チ12がオンしているときにはリレー駆動回路14はリ
レー13をオンし、このリレー13が第1の開閉部12
aと並列に接続された出力回路13aで第1の開閉部1
2aとは別に第1の電源部15に給電する。
【0015】次に、電源スイッチ12をオフすると、第
2の電源部16およびLAN19が動作をオフし、第2
の電源部16からCPU17にLOWレベル信号が送ら
れ、この信号により、CPU17は、電源スイッチ12
がオフ状態へ切り換わったことを検出して、処理中のデ
ータをハードディスク18に退避して保存する動作に入
る。このとき電源スイッチ12がオフしていてもCPU
17からリレー駆動回路14へはHIGHレベルが出力
されたままなので、リレー駆動回路14はリレー13を
オンさせたままであり、このリレー13の出力回路13
aにより、第1の電源部15,CPU17,ハードディ
スク18へは給電されており動作が可能である。
【0016】最後に、CPU17はデータ保存が終了す
ると、CPU17からリレー駆動回路14へはLOWレ
ベルが出力され、リレー駆動回路14はリレー13をオ
フし、第1の電源部15への給電が停止され、電子機器
の動作が停止する。
【0017】この構成により、従来のような信号スイッ
チ内蔵の電源スイッチを使用することなく、電子機器の
動作中に電源スイッチ12がオフした場合でも、処理中
のデータの破壊が防止できる。
【0018】上記の実施例では、電源スイッチ12がオ
フした場合に、保護対象としてCPU17が、電源スイ
ッチ12のオフ状態への切り換わりを検出して、処理中
のデータをハードディスク18に退避して保存し、この
保存が終了するとリレー駆動回路14を介してリレー1
3をオフするよう構成したが、保護対象とは別に設けた
制御手段が、電源スイッチ12のオフ状態への切り換わ
りを検出して、保護対象に処理中データのハードディス
ク18への退避を指示し、この退避が終了するとリレー
駆動回路14を介してリレー13をオフするよう構成し
ても同様に実施できる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電源スイ
ッチがオフ状態に切り換わった場合に、第2の開閉部を
介して給電されていた第2の電源部は動作を停止する
が、保持回路により第1の開閉部と並列接続された給電
回路を介して給電されていた第1の電源部は、保護対象
への給電を継続して、制御手段が、電源スイッチのオフ
状態への切り換わりを検出して、保護対象に処理中デー
タのメモリへの退避を指示し、この退避の完了を検出し
て保持回路をリセットするので、従来のような信号スイ
ッチ内蔵の電源スイッチを使用することなく、電子機器
の動作中に電源スイッチがオフした場合でも、処理中の
データの破壊が防止できる。
【0020】そのため、信号スイッチ内蔵の電源スイッ
チではない汎用の電源スイッチを用いて装置が実現でき
るので、多品種のスイッチの中から選定でき、小型化、
低価格化、優れた意匠、高信頼性などの面から設計の自
由度が大きくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のデータ破壊防止装置の構成
【図2】従来のデータ破壊防止装置の構成図
【符号の説明】
12 電源スイッチ 12a 第1の開閉部 12b 第2の開閉部 13 リレー 14 リレー駆動回路 15 第1の電源部 16 第2の電源部 17 中央処理装置(保護対象)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源スイッチがオフされた場合に保護対
    象で処理中のデータをメモリに退避させるよう構成され
    た電子機器において、前記電源スイッチを、連動してオ
    ン・オフする第1の開閉部と第2の開閉部とで構成し、
    前記電源スイッチの第1の開閉部を介して給電され保護
    対象に電源を供給する第1の電源部と、前記電源スイッ
    チの第2の開閉部を介して給電された第2の電源部と、
    出力回路が前記電源スイッチの第1の開閉部と並列に接
    続されて、セット状態では前記電源スイッチのオン状態
    からオフ状態への切り換えにかかわらず第1の電源部へ
    の給電回路を保持する保持回路と、第2の電源部の出力
    レベルを監視して前記電源スイッチがオフ状態へ切り換
    わったことを検出して、保護対象に処理中のデータをメ
    モリに退避させるよう指示し、保護対象の処理中のデー
    タの前記退避の完了を検出して前記保持回路をリセット
    する制御手段とを設けた電子機器のデータ破壊防止装
    置。
  2. 【請求項2】 電源スイッチがオフされた場合に中央処
    理装置で処理中のデータをメモリに退避させるよう構成
    された電子機器において、前記電源スイッチを、連動し
    てオン・オフする第1の開閉部と第2の開閉部とで構成
    し、前記電源スイッチの第1の開閉部を介して給電され
    中央処理装置に電源を供給する第1の電源部と、前記電
    源スイッチの第2の開閉部を介して給電された第2の電
    源部と、出力回路が前記電源スイッチの第1の開閉部と
    並列に接続されて、セット状態では前記電源スイッチの
    オン状態からオフ状態への切り換えにかかわらず第1の
    電源部への給電回路を保持する保持回路とを設け、前記
    中央処理装置を、第2の電源部の出力レベルを監視して
    前記電源スイッチがオフ状態へ切り換わったことを検出
    して、処理中のデータをメモリに退避させ、前記退避の
    完了を検出して前記保持回路をリセットするよう構成し
    た電子機器のデータ破壊防止装置。
JP5148168A 1993-06-21 1993-06-21 電子機器のデータ破壊防止装置 Pending JPH076101A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5148168A JPH076101A (ja) 1993-06-21 1993-06-21 電子機器のデータ破壊防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5148168A JPH076101A (ja) 1993-06-21 1993-06-21 電子機器のデータ破壊防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH076101A true JPH076101A (ja) 1995-01-10

Family

ID=15446776

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5148168A Pending JPH076101A (ja) 1993-06-21 1993-06-21 電子機器のデータ破壊防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH076101A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011062211A1 (ja) 2009-11-20 2011-05-26 吉田プラ工業株式会社 キャップ付き容器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011062211A1 (ja) 2009-11-20 2011-05-26 吉田プラ工業株式会社 キャップ付き容器
US9181000B2 (en) 2009-11-20 2015-11-10 Yoshida Industries Co., Ltd. Container with cap

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2716374B2 (ja) 情報処理機器、情報処理機器のための給電装置及び給電方法
JPH0556577A (ja) 電源制御装置
JPH0635576A (ja) バッテリー駆動型電気機器装置
JPH076101A (ja) 電子機器のデータ破壊防止装置
US6163343A (en) Electronic apparatus and method for independently resetting functional mode units of a multi-functional mode system
KR100403575B1 (ko) 전원 온오프 제어장치 및 그 방법
JP2985985B2 (ja) 電池電圧監視回路および電池電圧監視方法
JPS63180117A (ja) 計算機システムの停電処理方式
JP3466240B2 (ja) 電源制御回路
JP2798060B2 (ja) 電源制御回路
JPH0298747A (ja) 多重制御装置
JPH09322429A (ja) バックアップ処理回路
JPH06342329A (ja) 周辺制御装置
JPH075959A (ja) 周辺装置をパワーアップまたはパワーダウンする方法及び装置
JPH0613936A (ja) 伝送端局装置の切替回路
JP3178010B2 (ja) 携帯型データ処理装置
JPH06225452A (ja) 電源供給装置
JP2001036298A (ja) 電子部品装着装置
JPH0358345A (ja) ディスク装置の電源制御方式
JPH10201133A (ja) 無停電電源装置とその制御方法
JPH01253392A (ja) バーコードリモコン装置
JPH118934A (ja) 医療用装置
JP2002297457A (ja) メモリ制御装置
JP2000295789A (ja) 電源回路、電子装置および電源バックアップ方法
JPH08308086A (ja) 電源装置