JP2716374B2 - 情報処理機器、情報処理機器のための給電装置及び給電方法 - Google Patents

情報処理機器、情報処理機器のための給電装置及び給電方法

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JP2716374B2
JP2716374B2 JP6233285A JP23328594A JP2716374B2 JP 2716374 B2 JP2716374 B2 JP 2716374B2 JP 6233285 A JP6233285 A JP 6233285A JP 23328594 A JP23328594 A JP 23328594A JP 2716374 B2 JP2716374 B2 JP 2716374B2
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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    • G06F1/263Arrangements for using multiple switchable power supplies, e.g. battery and AC

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バッテリによって駆動
する情報処理機器、情報処理機器のための給電装置及び
給電方法に係り、特に外部のAC電源及び内蔵バツテリ
からの各電力線を並列的に入力していずれか一方からの
電力供給によって駆動する情報処理機器、情報処理機器
のための給電装置及び給電方法に関する。更に詳しく
は、本発明は、内蔵バッテリが充電式であり、情報処理
機器が完全放電機能をサポートする場合において、完全
放電モードの間にユーザが誤ってバッテリを抜き取って
もシャット・ダウンすることのない情報処理機器、情報
処理機器のための給電装置及び給電方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の技術革新に伴い、室外での携帯的
・可搬的な使用を考慮して小型且つ軽量に設計・製作さ
れたパーソナル・コンピュータ、いわゆる『ノートブッ
ク・コンピュータ』が広範に普及してきている。現在市
販されているノートブック・コンピュータのほとんど
は、外部のAC電源(一般には商用電源)によって駆動
するのみならず、パッケージ化されたバッテリ(以下、
「バッテリ・パック」という)を内蔵することによって
商用電源を利用できない場所でも駆動できるようになっ
ている。また、ノートブック・コンピュータの内蔵バッ
テリとして、NiCdやNiMH,LiIonなど、充
電によって再度使用可能な充電式バッテリを用いるのが
主流である。そして、このような内蔵バッテリへの主な
充電形態は、バッテリ・パックをシステム内に装着した
状態にて、システムに同時的に差し込まれたAC電源か
ら電力の供給を受ける、というものである(後述)。
【0003】図4には、ノートブック・コンピュータ
(以下、「システム」ともいう)10の電力供給系統の
従来例を示している。同図によれば、システム10は、
AC/DCアダプタ1を介してAC電源2から、または
(充電式)バッテリ・パック3から電力の供給を受けて
いる。AC/DCアダプタ1は、AC電源2からの交流
電圧をシステム10が利用可能なように直流電圧に変換
するための装置であり、一般的には、20V程度の定電
圧を出力できるようになっている。また、バッテリ・パ
ック3は、一般的には、1.2V程度の電池セルを8個
程度直列接続して形成され、7.4〜15V程度の電圧
を出力するようになっている。AC/DCアダプタ1が
CVCC(定電圧−定電流)またはCVVCCC(定電
圧−定電力−定電流)などのバッテリの充電可能な動作
特性をサポートする場合、図4に示すように、AC電源
2側の電力線とバッテリ3側の電力線とをP点で並列的
に接続して、AC電源2によってバッテリ3を充電でき
るようにしているのが一般的である。また、AC/DC
アダプタ1及びバッテリ・パック3の各電力線上には、
それぞれスイッチング回路SW1,SW2が直列的に接
続されている。これらスイッチング回路は、例えばPチ
ャネル型MOS FETで構成され、各々のゲートには
制御信号を入れており、該制御信号のロー/ハイ・レベ
ルに応じてオン/オフ動作するようになっている。そし
て、AC電源2からシステム10に給電する場合はSW
1をオンにし、バッテリ3を充電する場合はSW1,S
W2の双方をオンにする(図5(a)参照)。また、バッ
テリ3からシステム10に給電する場合には、SW2を
オンにするととも、電位差によってAC/DCアダプタ
1に逆流するのを防止するためSW1をオフにする(図
5(b)参照)。
【0004】なお、電源2,3からの電力線とシステム
10との間には、直流電圧を別の直流電圧に変換するた
めのDC/DCコンバータ(図示しない)が直列的に接
続されており、AC電源2またはバッテリ3の端子電圧
を、システム10のオペレーションに適した電圧レベル
(3.3Vまたは5V)に降圧するようになっている。
【0005】このような給電経路を備えたノートブック
・コンピュータは、以下のような給電オペレーションを
伝統的に採用している。 (1) AC電源2とバッテリ3の両方がシステム10に差
し込まれている場合のシステム10への給電は容量が無
限なAC電源2の方が優先される。 (2) バッテリ・パック3からシステム10に給電するの
は、AC電源2が差し込まれていない(すなわち利用可
能でない)場合に限られる。 (3) AC電源2からの電力供給は、システム10の稼働
の方が優先される。AC電源2からバッテリ3への充電
は、システム10の稼働率が低下しているなどで電力に
余裕がある場合に限られる。
【0006】AC電源2による給電やバッテリ・パック
3の充電・放電のオペレーションは、システム10側が
バッテリ・パック3の端子電圧を監視して充電終了や放
電終了を検出することによって制御される。このような
電源制御のために、コンピュータ・システムはメインC
PU以外に専用のプロセッサ(以下、「電源コントロー
ラ」という)を具備することもある。また、最近では、
バッテリ3の端子電圧,電流,温度などを計測するため
の各種センサや、各センサの出力を処理するためのコン
トローラ(以下、「チャージ・コントローラ」という)
をバッテリ・パック自身が内蔵した『インテリジェント
・バッテリ』も普及してきた。チャージ・コントローラ
は、バッテリの電流を積算することによってバッテリの
残存容量を算出できる。例えば、バッテリからの放電電
流を積算して残存容量が所定値(充電開始電圧)以下に
なったと判断すると、バッテリの充電を開始する旨のメ
ッセージをシステム側の電源コントローラに転送する。
また、充電時にはバッテリへの充電電流を積算して満充
電状態になったと判断すると、充電を停止させる旨のメ
ッセージを電源コントローラに送る。そして、電源コン
トローラは、入力データに応じてSW1,SW2をオン
/オフ制御する。なお、インテリジェント・バッテリに
ついては、例えば本出願人による特願平05−1840
98号に開示されている。
【0007】ところで、充電式バッテリで駆動する電子
機器を利用するユーザは、万一に備えて常にバッテリを
満充電しておきたい、という要求を抱いている。このた
め、実際の使用時間やバッテリの残存容量に拘わりな
く、例えば1日に1回程度の頻度で充電がなされる。す
なわち、浅い放電と充電とを繰り返しながらバッテリを
使用することが多いのが実情である。しかしながら、こ
のような浅い充放電を繰り返していると、以下のような
問題が生じる。すなわち、 (1) バッテリのメモリ効果によって、バッテリの放電特
性が劣化する。 (2) インテリジェント・バッテリの場合、チャージ・コ
ントローラの計測値(例えばバッテリの残存容量)の誤
差が蓄積し増大してしまう。
【0008】このため、最近のノートブック・コンピュ
ータでは、『完全放電』機能をサポートしたものが多く
なってきている。完全放電機能とは、AC電源2によっ
てシステム10が駆動している(すなわちSW1オンで
SW2オフの状態)間に、強制的にバッテリ3による駆
動に切り換えて(すなわちSW1オフでSW2オンに切
り換える)、バッテリ3に対してより深い放電(完全放
電)を施すことをいう。完全放電によって、バッテリの
メモリ効果を除去できるとともに、インテリジェント・
バッテリの場合には、チャージ・コントローラに蓄積さ
れた計測値の誤差をリフレッシュできるという効果があ
る。例えば、ユーザからの完全放電を指示する旨のキー
入力(例えば所定のファンクション・キー)に応じて、
システム10は完全放電モードに移行するようになって
いる。完全放電機能をサポートする電子装置について
は、例えば特開平04−205120号に開示されてい
る。
【0009】ここでいう「完全放電モード」とは、換言
すれば、AC電源2が差し込まれていてもAC電源2か
らは給電されない(SW1はオフでSW2はオン)動作
モードであり、定常安定的なAC電源からの電力供給を
最優先するというコンピュータ・システムの伝統的なオ
ペレーションとは相反するものである。このため、ユー
ザは、AC電源2が差し込まれていればAC電源2から
安定的・恒常的に給電されていて安心だと思い込み、シ
ステム10が完全放電モードで駆動していることを忘れ
て(あるいは知らずに)、安心してバッテリ3の交換を
試みる可能性がある。ところが、図4に示すように、A
C電源2,バッテリ3からの各電力線はP点で結合して
おり、システム10側への電力供給は1経路しかない。
したがって、完全放電モードの間にバッテリ3を抜き取
ってしまうと、電力供給が完全に遮断されて、システム
10全体がシャット・ダウンしてしまうことになる(図
5(c)参照)。システム10が突発的にシャット・ダウ
ンすれば、処理中のデータは失われてタスクは回復不能
となり、また、システム10のハードウェアの破壊を招
きかねない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、バッ
テリによって駆動する情報処理機器、情報処理機器のた
めの優れた給電装置及び給電方法を提供することにあ
る。
【0011】本発明の更なる目的は、外部のAC電源及
び内蔵バツテリからの各電力線を並列的に入力していず
れか一方からの電力供給によって駆動する優れた情報処
理機器、情報処理機器のためのための優れた給電装置及
び給電方法を提供することにある。
【0012】本発明の更なる目的は、充電式バッテリ及
びバッテリの完全放電をサポートする情報処理機器にお
いて、情報処理機器が完全放電モードでオペレーション
している間にユーザが誤ってバッテリを抜き取ってもシ
ャット・ダウンすることのない情報処理機器、情報処理
機器のための給電装置及び給電方法を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、上記
課題を参酌してなされたものであり、その第1の側面
は、第1の電源及び第2の電源から電力の供給を受け、
第1及び第2の電気回路系を含む情報処理機器におい
て、更に、第1の電源の出力端子を第1の電気回路系に
接続する第1の電力線と、第1の電源の出力端子を第1
のスイッチ(SW−A)を介して第2の電気回路系に接
続する第2の電力線と、第2の電源の出力端子を第2の
スイッチ(SW2)を介して第1の電気回路系に接続す
る第3の電力線と、第2の電源の出力端子を第3のスイ
ッチ(SW−B)を介して第2の電気回路系に接続する
第4の電力線と、第1、第2及び第3のスイッチのオン
/オフ操作を行うための制御信号を送出するための手段
と、を具備することを特徴とする情報処理機器である。
【0014】また、本発明の第2の側面は、外部の電源
及びバッテリによって駆動可能で、第1及び第2の電気
回路系を含む情報処理機器のための給電装置において、
前記外部の電源の出力端子を第1の電気回路系に接続す
る第1の電力線と、前記外部の電源の出力端子を第1の
スイッチ(SW−A)を介して第2の電気回路系に接続
する第2の電力線と、前記バッテリの出力端子を第2の
スイッチ(SW2)を介して第1の電気回路系に接続す
る第3の電力線と、前記バッテリの出力端子を第3のス
イッチ(SW−B)を介して第2の電気回路系に接続す
る第4の電力線と、を具備することを特徴とする情報処
理機器のための給電装置である。
【0015】また、本発明の第3の側面は、外部の電源
及びバッテリによって駆動可能で、第1及び第2の電気
回路系を含む情報処理機器のための給電方法において、
前記外部の電源のみが第1及び第2の電気回路系に電力
を供給する外部の電源による駆動段階と、前記バッテリ
のみが第1及び第2の電気回路系に電力を供給するバッ
テリによる駆動段階と、前記外部の電源のみが第1の電
気回路系に電力を供給するとともに前記バッテリのみが
第2の電気回路系に電力を供給するバッテリの完全放電
段階と、を含むことを特徴とする情報処理機器のための
給電方法(但し、各段階の順は不同)である。
【0016】また、本発明の第4の側面は、第1の電源
及び第2の電源から電力の供給を受け、第1の電気回路
系と、第2の電気回路系と、第1の電源の出力端子を第
1の電気回路系に接続する第1の電力線と、第1の電源
の出力端子を第1のスイッチ(SW−A)を介して第2
の電気回路系に接続する第2の電力線と、第2の電源の
出力端子を第2のスイッチ(SW2)を介して第1の電
気回路系に接続する第3の電力線と、第2の電源の出力
端子を第3のスイッチ(SW−B)を介して第2の電気
回路系に接続する第4の電力線とを含む情報処理機器の
給電方法において、第1のスイッチと第2のスイッチを
オンにするとともに第3のスイッチをオフにする第1の
給電段階と、第1のスイッチと第2のスイッチをオフに
するとともに第3のスイッチをオンにする第2の給電段
階と、を含むことを特徴とする情報処理機器の給電方法
(但し、第1、第2の給電段階は順不同)である。
【0017】しかして、本発明によれば、情報処理機器
が完全放電モードで動作するときには、第1の電気回路
系に対しては外部の電源から電力が安定的・恒常的に供
給される一方、第2の電気回路系に対しては完全に放電
が終了するまでバッテリから電力が供給される。第1の
電気回路系は、CPUやメイン・メモリなど給電が突発
的に停止するとシステム全体が余儀なくシャット・ダウ
ンしてしまう部分で構成され、また、第2の電気回路系
は、液晶表示装置のバックライトなど給電の突発的な停
止がシステム全体のシャット・ダウンを引き起こさない
ような部分で構成されている。要にする、完全放電時の
システムへの電力供給を外部電源とバッテリの2系統に
分けている訳である。したがって、バッテリの完全放電
を行っている間にユーザが誤ってバッテリを抜き取って
も、第2の電気回路系への給電だけが停止するのみであ
り、システム全体がシャット・ダウンしてしまうことは
ない。略言すれば、完全放電時のシステムへの電力供給
をAC電源とバッテリの2系統に分けているので、万一
ユーザが誤ってバッテリを抜き取っても、システムがシ
ャット・ダウンすることはないのである。
【0018】また、バッテリの抜き取りを検出すると完
全放電モードをリセットして外部電源による駆動に戻す
ようにしておけば、バッテリを抜き取った瞬間にバック
ライトが消えるだけで直ぐに外部電源からの供給によっ
て復帰できるので、タスクが不如意に中断されることは
ない。
【0019】本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
【0020】
【実施例】A.ノートブック・コンピュータのハードウェア構成 図1は、本発明の実施に供されるノートブック・コンピ
ュータ10の主要なハードウェア構成を、ブロック図形
式にて概観的に示したものである。
【0021】該システム10は、CPU11と各入出力
装置とを連絡するために、プロセッサ・バス12,ロー
カル・バス13,拡張バス14からなる3階層のバスを
備えている。プロセッサ・バス12は、CPU11の外
部信号をそのまま使う高速なバスで、主に外部キャッシ
ュ・メモリ15とメイン・メモリ16の接続に用いられ
る。
【0022】プロセッサ・バス12とローカル・バス1
3との間は、バス・コントローラ17を介して連絡され
ている。本実施例のバス・コントローラ17は、メモリ
・コントローラを含んだチップで構成される。
【0023】ローカル・バス13には、比較的データ転
送速度が速いPCI(Peripheral Components Intercon
nect)バスなどが用いられ、高速な処理が要求される入
出力装置、例えばグラフィックス・コントローラ18,
ビデオ・キャプチャ・コントローラ19,SCSI(Sm
all Computer System Interface)コントローラ20な
どが接続される。
【0024】グラフィックス・コントローラ18は、V
RAM21に書き込まれた内容に従って画像データを表
示するよう表示装置を制御するための周辺LSIであ
り、VGA(Video Graphic Array)などがこれに該当
する。本実施例に係るグラフィックス・コントローラ1
8には、表示装置としての液晶表示装置(LCD)22
が標準装備として接続されている。
【0025】ビデオ・キャプチャ・コントローラ19
は、外部(ビデオ・カメラやビデオ再生装置など)から
入力されるアナログ画像信号を処理して、表示装置22
上で各アプリケーション・プログラムが提供する画面上
に該ビデオ情報を重畳表示するためのコントローラLS
Iである。本実施例に係るビデオ・キャプチャ・コント
ローラ19には、画像を捕捉するためのビデオ・カメラ
23が接続されている。
【0026】SCSIコントローラ20は、SCSI制
御用のLSIチップであり、SCSIインターフェース
を持つハード・ディスク・ドライプ(HDD)や光磁気
ディスク(MO)など各種外部記憶装置(図示しない)
を接続するためのものである。
【0027】最下位の拡張バス14は、バス・ブリッジ
回路24を介してローカル・バス13と連絡している。
拡張バス14は、さほど高速性を要しない入出力装置を
接続するためのものであり、例えばISA(Industrial
Standard Architecture)バスが用いられる。拡張バス
14には、I/Oコントローラ25,拡張I/Oコント
ローラ26,オーディオ・コントローラ27,PCMC
IA(Personal Computer Memory Card Interface Asso
ciation)コントローラ28などが接続されている。な
お、本実施例のバス・ブリッジ回路24は、割り込みコ
ントローラ,DMAコントローラ,タイマを1チップ内
に含んだ構成となっている。
【0028】I/Oコントローラ25は、シリアル/パ
ラレル・ポート29,30を介して接続される各種I/
Oデバイス(例えばモデムやプリンタなど)や、FDC
/FDD31などの補助記憶装置と拡張バス14との間
でデータ転送のタイミングなどを制御するための周辺L
SIである。
【0029】拡張I/Oコントローラ26は、ポインテ
ィング・デバイス32,RTC(リアル・タイム・クロ
ック)/CMOS33,EEPROM(Electrically E
rasable PROM)34,電源コントローラ35の各々を拡
張バス14に連絡させるための周辺LSIである。ここ
で、ポインティング・デバイス32とは、マウスやジョ
イスティックなどの座標入力手段である。また、CMO
S33は、システム構成情報などを一時的に保管するた
めのメモリ素子であり、本実施例ではRTCと同一チッ
プ内に形成されている。また、EEPROM34は、パ
スワードなどシステム10の機密保全に必要な情報を保
管するための不揮発性記憶素子である。また、電源コン
トローラ35は、バッテリ3の端子電圧(インテリジェ
ント・バッテリの場合はバッテリ3の残存容量)やキー
ボード36の入力マトリックスを監視して、システム1
0への電力の供給を制御するためのコントローラであ
る。より具体的に言えば、電源コントローラは35は、
AC電源2やバッテリ3からシステム10に向かう電力
線上の各スイッチSW1,SW2,SW−A,SW−B
(図2参照)をオン/オフするための制御信号を出力す
ることによって、バッテリ3の充電開始や充電終了を制
御したり、ユーザからの要求などに応じてバッテリ3の
完全放電を行わせるようになっている(後述)。また、
電源コントローラ35は、システム10の現在の電力供
給状態(例えばサスペンド中とか充電中とかロー・バッ
テリ状態とか)をLEDステータス・インジケータ37
に表示させるようになっている。
【0030】オーディオ・コントローラ27は、オーデ
ィオ・シグナルの入出力を処理するための周辺LSIで
ある。本実施例では、オーディオ・コントローラ27
は、オーディオ入出力ポート38を介してオーディオ・
シグナルを授受したり、増幅回路39を介してシステム
10に標準装備されたスピーカ40から出力するように
なっている。
【0031】PCMCIAコントローラ28は、PCM
CIAカードとISAバス14との間でデータの交換を
可能にするためのインターフェース・コントローラであ
り、そのローカル側にはPCMCIAカード類を装着す
るための1以上のスロット41…が配設されている。
【0032】コンピュータ・システム10を構成するハ
ードウェア要素は、図1に示した以外に多数存在するこ
とは当業者に周知であろう。但し、本明細書では、説明
を簡略化する目的でその他の構成要素を省いている。
【0033】ここで、留意されたいのは、請求項1,
5,8,9項で言及した「第2の電気回路系」(図2の
ブロックB:後述)には、ビデオ・カメラ23,LCD
22のバックライト,オーディオ・コントローラ27,
キーボード36,LEDステータス・インジケータ37
など(図1中でハッチングを施したブロック)が該当す
る、という点である。これらハードウェア構成要素は電
力供給が突発的に断たれてもシステム10のオペレーシ
ョンに影響がない、ということを当業者であれば容易に
理解できるであろう。
【0034】B.ノートブック・コンピュータの電力供
給系統 図2は、本発明の実施に供されるノートブック・コンピ
ュータ10の電力供給系統を示したものである。図3と
同一の構成要素については同一の参照番号を付してあ
る。
【0035】本実施例に係る電力供給系統の主な特徴
は、システム10の負荷をブロックAとブロックBの2
系統に分割した点と、AC電源2及びバッテリ3の各電
源からの電力線の配線構造にある。
【0036】B−1.システム負荷の分割 ブロックBは、上述したように、ビデオ・カメラ23,
LCD22のバックライト,オーディオ・コントローラ
27,キーボード36,LEDステータス・インジケー
タ37などのうち少なくとも一部のハードウェア要素で
構成される。ブロックBはバッテリ3を完全放電させる
ための放電先であり、ブロックBの消費電力が大きいほ
どバッテリ3の完全放電時間は短くて済む。LCD22
のバックライトはシステム10の中でも最も多く電力を
消費するハードウェア要素の1つなので、これをブロッ
クBに含めることによって本発明が有効に作用すること
を、当業者であれば容易に理解できるであろう。
【0037】一方、ブロックAは、ブロックBに含まれ
ないその他のハードウェアで構成される。ブロックAは
バッテリ3の完全放電中もAC電源2から定常的に電力
の供給を受ける部分であり、突発的な給電停止が許され
ないハードウェア(例えばCPU11やメイン・メモリ
16)はブロックAに含めた方がよい。
【0038】B−2.電力線の配線構造 AC電源2の出力端子は、AC/DCアダプタ1を介し
て入力され、SW1を介してシステム10の負荷に向か
っており、さらに分岐点QでブロックA側とブロックB
側に分かれている。ブロックBに向かう電力線上には、
さらにSW−Aが直列的に接続されている。但し、SW
1は、AC電源2によってシステム10全体を駆動する
場合、及びバッテリ3を完全放電させる場合のいずれの
オペレーションでも常にオン状態なので、以下の説明で
はSW1は短絡しているものとして扱っている。
【0039】一方、バッテリ3の出力端子は、SW2を
介して点PでAC電源2側の電力線と並列的に接続さ
れ、ブロックAに向かっている。また、バッテリ3の出
力端子の一部は、点Rにて分岐して、スイッチSW−B
を介してブロックBに向かっている。
【0040】本実施例では、各スイッチSW1,SW
2,SW−A,SW−BはいずれもPチャネル型MOS
FETで形成されている。各スイッチのゲートには、
電源コントローラから出力される制御信号が入れられて
いる(前述)。このうち、SW−Bはバッテリ3の完全
放電を指示する旨の制御信号Discharge#をゲートに入
れ、また、SW−AはDischarge#の反転信号をゲートに
入れている。
【0041】AC電源2からシステム10に電力を供給
する場合、電源コントローラ35は、Discharge#をハイ
・レベルにしてSW−Aをオンに,SW−Bをオフにす
るとともに、SW2をオンにする(但し、バッテリ3の
充電を並行して行う場合)。これに伴って、ブロック
A,BともにAC電源2から給電される。
【0042】また、バッテリ3の完全放電を行う場合、
電源コントローラ35は、Discharge#をロー・レベルに
してSW−Aをオフ,SW−Bをオンにするとともに、
SW2をオフにする。これに伴って、ブロックAはAC
電源2から給電され、ブロックBはバッテリ3から給電
されるようになる。
【0043】各スイッチのオペレーションを表1にまと
めておく。
【0044】
【表1】
【0045】このような電力線の配線構造をシステム1
0側のDC/DCコンバータ内に含めることができる、
ということは、当業者であれば容易に理解できるであろ
う。
【0046】なお、バッテリ3の出力端子には、電圧検
出回路42が並列的に接続されている。電圧検出回路4
2は、OPアンプなどで構成される回路であり、バッテ
リ3の端子電圧を取り出して電源コントローラ35に渡
すようになっている。電源コントローラ35は、入力し
た電圧レベルによって、バッテリ3がシステム10から
抜き取られたり、あるいはバッテリ3の完全放電が終了
したことを検知できるようになっている。
【0047】C.電力供給系統のオペレーション A,B項では本実施例に係るシステム10のハードウェ
ア構成について説明してきたので、本項ではシステム1
0に係る電力系統の動作とともに本発明の作用につい
て、図3を参照しながら説明する。
【0048】まず、システム10はAC電源2のみによ
って給電されているとする。この場合、図3(a)に示す
ように、SW−A,SW2がオンで、SW−Bはオフで
ある。
【0049】この状態で、ユーザのキー入力(例えば所
定のファンクション・キーの打鍵)を電源コントローラ
35が検知すると、システム10は完全放電モードに遷
移して、電源コントローラ35が制御信号Discharge#を
アクティブ・ローにする。これに伴って、SW−AとS
W2はオフとなるとともにSW−Bはオンとなって、ブ
ロックAはAC電源2から、ブロックBはバッテリ3か
ら電力の供給を受けるようになる(図3(b))。
【0050】バッテリ3の完全放電を行っている最中
に、ユーザが誤ってバッテリ3を抜き取って交換を試み
る場合がある。なぜならば、外観上はシステム10がA
C電源2から給電されているのと変わりはなく、完全放
電を行っていることは一見して区別がつかないからであ
る。しかして、バッテリ3の抜き取り動作によって、バ
ッテリ3からブロックBへの給電が途絶え、例えばLC
D22のバックライトが消える。しかしながら、ブロッ
クBはシステム10のオペレーションへの影響の低いハ
ードウェア要素で構成されており、また、システム10
のオペレーションにとってより重要なハードウェア要素
(CPUやメイン・メモリなど)はAC電源2から定常
的に給電されているので、バッテリ3からの給電が突然
途絶えてもシステム10全体がシャット・ダウンするこ
とはない(図3(c))。
【0051】一方、電源コントローラ35は、バッテリ
3が抜き取られたことを検知するやいなや、Discharge#
をリセットする。これに応じて、SW−AとSW2はオ
ンされ、且つSW−Bはオフされて、システム10はA
C電源2のみからの給電に復帰する(図3(a))。これ
に伴って、消滅していたLCD22のバックライトは瞬
時に点灯し、システム10自体はバッテリ3を抜き取る
直前と全く変わりない状態に復帰する。
【0052】バッテリ3の完全放電が終了した場合も、
バッテリ3が抜き取られたときと同様である。すなわ
ち、電源コントローラ35は、バッテリ3の端子電圧が
所定値(放電停止電圧)を下回ったことを検出すると、
Discharge#をリセットして、システム10をAC電源2
のみからの給電に復帰させる。この際、バッテリ3は過
放電することはない。また、システム10がシャット・
ダウンすることもない訳である。
【0053】以上、特定の実施例を参照しながら、本発
明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成
し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で
本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべ
きではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に
記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
【0054】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明に係る情報
処理機器、情報処理機器のための給電装置及び給電方法
によれば、完全放電時のシステムへの電力供給をAC電
源とバッテリの2系統に分けているので、万一ユーザが
誤ってバッテリを抜き取っても、システムがシャット・
ダウンすることはない。また、バッテリの抜き取りを検
出するとシステムが外部のAC電源による駆動に切り換
えるようにしておけば、バッテリを抜き取った瞬間だけ
LCDのバックライトなどが消えるだけで直ぐに再点灯
し、タスクが不如意に中断されることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施に供されるノートブック
・コンピュータのハードウェア構成を概観的に示した図
である。
【図2】図2は、本発明の実施に供されるノートブック
・コンピュータの電力供給系統を示した図である。
【図3】図3は、本発明の実施に供されるノートブック
・コンピュータの電力供給系統のオペレーションを示し
た図であり、より具体的には、図3(a)はAC電源2に
より通常のオペレーションを行っている状態を示す図、
図3(b)はバッテリ3の完全放電を行っている状態を示
す図、図3(c)はバッテリ3を完全放電を行っている際
に突如バッテリ3を抜き取った状態を示す図である。
【図4】図4は、従来のノートブック・コンピュータの
電力供給系統を示した図である。
【図5】図5は、従来のノートブック・コンピュータの
電力供給系統のオペレーションを示した図であり、より
具体的には、図5(a)はAC電源2により通常のオペレ
ーションを行っている状態を示す図、図5(b)はバッテ
リ3の完全放電を行っている状態を示す図、図5(c)は
バッテリ3を完全放電を行っている際に突如バッテリ3
を抜き取った状態を示す図である。
【符号の説明】
1…AC/DCアダプタ、2…AC電源(商用電源)、
3…バッテリ、10…ノートブック・コンピュータ(シ
ステム)、11…CPU、12…プロセッサ・バス、1
3…ローカル・バス、14…拡張バス、15…外部キャ
ッシュ・メモリ、16…メイン・メモリ、17…バス・
コントローラ、18…グラフィックス・コントローラ、
19…ビデオ・キャプチャ・コントローラ、20…SC
SIコントローラ、21…VRAM、22…LCD、2
3…ビデオ・カメラ、24…バス・ブリッジ回路、25
…I/Oコントローラ、26…拡張I/Oコントロー
ラ、27…オーディオ・コントローラ、28…PCMC
IAコントローラ、29…シリアル・ポート、30…パ
ラレル・ポート、31…FDC/FDD、32…ポイン
ティング・デバイス、33…RTC/CMOS、34…
EEPROM、35…電源コントローラ、36…キーボ
ード、37…LEDステータス・インジケータ、38…
オーディオ入出力ポート、39…増幅回路、40…スピ
ーカ、41…PCMCIAスロット、42…電圧検出回
路。
フロントページの続き (72)発明者 川村 達夫 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本 アイ・ビー・エム株式会社 大和事業所 内 (56)参考文献 特開 昭61−218326(JP,A) 特開 平5−15061(JP,A) 実開 平4−118744(JP,U)

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の電源及び第2の電源から電力の供給
    を受け、第1の電気回路系及び電力供給が突発的に停止
    してもオペレーションをシャット・ダウンすることのな
    いハードウェア要素で構成される第2の電気回路系を含
    む情報処理機器において、更に、第1の電源の出力端子
    を第1の電気回路系に接続する第1の電力線と、第1の
    電源の出力端子を第1のスイッチを介して第2の電気回
    路系に接続する第2の電力線と、第2の電源の出力端子
    を第2のスイッチを介して第1の第1の電気回路系に接
    続する第3の電力線と、第2の電源の出力端子を第3の
    スイッチを介して第2の電気回路系に接続する第4の電
    力線と、第1、第2及び第3のスイッチのオン/オフ操
    作を行うための制御信号を送出するためのスイッチ制御
    手段と、を具備することを特徴とする情報処理機器。
  2. 【請求項2】第1の電源及び第2の電源から電力の供給
    を受け、第1の電気回路系及び液晶表示装置のバックラ
    イトを含む第2の電気回路系で構成される情報処理機器
    において、更に、第1の電源の出力端子を第1の電気回
    路系に接続する第1の電力線と、第1の電源の出力端子
    を第1のスイッチを介して第2の電気回路系に接続する
    第2の電力線と、第2の電源の出力端子を第2のスイッ
    チを介して第1の第1の電気回路系に接続する第3の電
    力線と、第2の電源の出力端子を第3のスイッチを介し
    て第2の電気回路系に接続する第4の電力線と、第1、
    第2及び第3のスイッチのオン/オフ操作を行うための
    制御信号を送出するためのスイッチ制御手段と、を具備
    することを特徴とする情報処理機器。
  3. 【請求項3】外部の電源及びバッテリによって駆動可能
    で、第1の電気回路系及び電力供給が突発的に停止して
    もオペレーションをシャット・ダウンすることのないハ
    ードウェア要素で構成される第2の電気回路系を含む情
    報処理機器のための給電装置において、前記外部の電源
    の出力端子を第1の電気回路系に接続する第1の電力線
    と、前記外部の電源の出力端子を第1のスイッチを介し
    て第2の電気回路系に接続する第2の電力線と、前記バ
    ッテリの出力端子を第2のスイッチを介して第1の電気
    回路系に接続する第3の電力線と、前記バッテリの出力
    端子を第3のスイッチを介して第2の電気回路系に接続
    する第4の電力線と、を具備することを特徴とする情報
    処理機器のための給電装置。
  4. 【請求項4】外部の電源及びバッテリによって駆動可能
    で、第1の電気回路系及び液晶表示装置のバックライト
    を含む第2の電気回路系で構成される情報処理機器のた
    めの給電装置において、前記外部の電源の出力端子を第
    1の電気回路系に接続する第1の電力線と、前記外部の
    電源の出力端子を第1のスイッチを介して第2の電気回
    路系に接続する第2の電力線と、前記バッテリの出力端
    子を第2のスイッチを介して第1の電気回路系に接続す
    る第3の電力線と、前記バッテリの出力端子を第3のス
    イッチを介して第2の電気回路系に接続する第4の電力
    線と、を具備することを特徴とする情報処理機器のため
    の給電装置。
  5. 【請求項5】外部の電源及びバッテリによって駆動可能
    で、第1及び第2の電気回路系を含む情報処理機器のた
    めの給電方法において、前記外部の電源のみが第1及び
    第2の電気回路系に電力を供給する外部の電源による駆
    動段階と、前記バッテリのみが第1及び第2の電気回路
    系に電力を供給するバッテリによる駆動段階と、前記外
    部の電源のみが第1の電気回路系に電力を供給するとと
    もに前記バッテリのみが第2の電気回路系に電力を供給
    するバッテリの完全放電段階と、を含むことを特徴とす
    る情報処理機器のための給電方法。
  6. 【請求項6】第1の電源及び第2の電源から電力の供給
    を受け、第1の電気回路系と、第2の電気回路系と、第
    1の電源の出力端子を第1の電気回路系に接続する第1
    の電力線と、第1の電源の出力端子を第1のスイッチを
    介して第2の電気回路系に接続する第2の電力線と、第
    2の電源の出力端子を第2のスイッチを介して第1の電
    気回路系に接続する第3の電力線と、第2の電源の出力
    端子を第3のスイッチを介して第2の電気回路系に接続
    する第4の電力線とを含む情報処理機器の給電方法にお
    いて、第1のスイッチと第2のスイッチをオンにすると
    ともに第3のスイッチをオフにする第1の給電段階と、
    第1のスイッチと第2のスイッチをオフにするとともに
    第3のスイッチをオンにする第2の給電段階と、を含む
    ことを特徴とする情報処理機器のための給電方法。
  7. 【請求項7】第1の電源はAC電源で、第2の電源は内
    蔵するバッテリ・パックであることを特徴とする請求項
    に記載の情報処理機器の給電方法。
  8. 【請求項8】第2の電気回路系は、情報処理機器内の電
    気回路のうちで、電力供給が突発的に停止しても情報処
    理機器のオペレーションをシャット・ダウンすることの
    ないハードウェアで構成されることを特徴とする請求項
    5又は請求項6に記載の情報処理機器のための給電方
    法。
  9. 【請求項9】第2の電気回路系は液晶表示装置のバック
    ライトであることを特徴とする請求項5又は請求項6
    記載の情報処理機器のための給電方法。
  10. 【請求項10】さらに、第2の電源の抜き取りを検出す
    る検出手段を含むとともに、前記スイッチ制御手段は前
    記検出手段による検出に応じて第1のスイッチをオンに
    することを特徴とする請求項1に記載の情報処理機器。
  11. 【請求項11】バッテリの完全放電段階においてバッテ
    リの抜き取りを検出すると外部の電源による駆動段階に
    遷移することを特徴とする請求項5に記載の情報処理機
    器のための給電方法。
  12. 【請求項12】第2の給電段階で第2の電源の抜き取り
    が検出されると第1の給電段階に遷移することを特徴と
    する請求項6に記載の情報処理機器のための給電方法。
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