JPH0760835B2 - 電子部品用リ−ドフレ−ムの搬送装置 - Google Patents

電子部品用リ−ドフレ−ムの搬送装置

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JPH0760835B2
JPH0760835B2 JP26298186A JP26298186A JPH0760835B2 JP H0760835 B2 JPH0760835 B2 JP H0760835B2 JP 26298186 A JP26298186 A JP 26298186A JP 26298186 A JP26298186 A JP 26298186A JP H0760835 B2 JPH0760835 B2 JP H0760835B2
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JP
Japan
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lead frame
groove
longitudinal
conveying
tie bar
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Application number
JP26298186A
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JPS63116436A (ja
Inventor
良夫 久保
茂樹 木林
Original Assignee
ロ−ム株式会社
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、第7図に示すように長手一側縁におけるタイ
バー2からその長手方向に適宜間隔で一体的にリード端
子3を突出して、この各リード端子3の先端に、トラン
ジスター等の電子部品4を形成するようにした長尺帯状
のリードフレーム1を、その長手方向に搬送する装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
前記のような電子部品用のリードフレーム1は、これを
その長手方向に移送しつつその各リード端子3の先端に
トランジスター等の電子部品4を形成するに際して、当
該リードフレーム1を、その搬送中において、例えば、
垂直の状態から水平の状態に、又は、水平の状態から垂
直の状態にと姿勢を変えるようにひねることが必要な場
合がある。
そこで先行技術としての実開昭61−28715号公報は、第
8図に示すように長尺帯状の金属板Aを、左右一対の無
端ベルトB,Bにて狭持して搬送するに際して、前記両無
端ベルトB,Bの一端におけるプーリC,Cの軸線と、両無端
ベルトB,Bの他端におけるプーリD,Dの軸線とを、搬送方
向から見て90度ひねった位相とすることによって、両無
端ベルトB,Bに狭持した長尺帯状の金属板Aを、その搬
送の途中において90度ひねることを提案した。
〔発明の解決しようとする問題点〕
しかし、この先行技術は、長尺帯状の金属板を左右両側
から狭持する両無端ベルトB,Bをひねることにより、こ
のひねりに沿って長尺帯状の金属板Aを90度ひねるもの
であるから、長尺状の金属板Aは、第8図に示すように
その長手方向の中心線aを軸線としてその回りにひねら
れることになる。
従って、この先行技術のものに、前記第7図に示すよう
に長手一側縁におけるタイバー2からその長手方向に適
宜間隔で一体的にリード端子3を突出した長尺帯状のリ
ードフレーム1を適用した場合には、このリードフレー
ム1は、両無端ベルトB,Bにて挟まれた状態のもとでそ
の長手方向の中心線1aを軸線としてその回りにひねられ
ることになるが、このリードフレーム1は、その長手方
向の中心線1aから外れた一側縁におけるタイバー2の部
分で一体的に連続する形態になっていて、このリードフ
レーム1を、前記タイバー2からずれた中心線1aの回り
にひねることは、前記タイバー2の部分のみにこれを引
っ張る方向に大きな内部応力が作用することになるか
ら、タイバー2に永久的な延び変形が発生するのであっ
た。
しかも、リードフレーム1をベルトで狭持した状態で、
リードフレーム1におけるタイバー2からずれた中心線
1aの回りにひねるために、リードフレーム1の搬送中に
当該リードフレーム1が両ベルトの間から外れてしまう
点も問題であった。
本発明は、前記第7図に示すような長尺帯状のリードフ
レーム1を、その搬送の途中において、例えば、水平の
状態から垂直の状態に、または、垂直の状態から水平の
状態にと姿勢を変えるようひねるに際して、その長手中
心線1aから外れた位置におけるタイバー2の部分に延び
変形が発生しないようにした搬送装置を提供することを
目的とするものである。
〔問題を解決するための手段〕
この目的を達成するために本発明は、長手一側縁におけ
るタイバーから多数本のリード端子を一体的に突出して
成る長尺帯状のリードフレームをその長手方向に搬送す
る経路中に、当該リードフレームの搬送方向に適宜長さ
のガイド部材を搬送方向と平行に配設して、該ガイド部
材に前記リードフレームにおけるタイバーの部分が嵌ま
る搬送溝を搬送方向に延びるように刻設すると共に、該
搬送溝を、当該搬送溝における長手中心線を搬送方向と
平行にしてこの長手中心線の回りにひねった螺旋状に形
成する一方、この螺旋状の搬送溝における左右両側に、
前記リードフレームを当該搬送溝に沿って搬送するため
の搬送手段を設けた構成にしたものである。
〔作用〕
このように、長尺帯状のリードフレームを、その長手一
側縁におけるタイバーがガイド部材における搬送溝に嵌
まった状態で、搬送溝の両側に配設した搬送手段によっ
て長手方向に搬送にするに際して、前記搬送溝を、当該
搬送溝における長手中心線を搬送方向と平行にしてこの
長手中心線の回りにひねった螺旋状に形成したことによ
り、搬送中の前記リードフレームは、その長手一側縁に
おけるタイバーが螺旋状の搬送溝に嵌まった状態で、当
該タイバーにおける長手中心線の回りにひねられること
になるから、リードフレームの長手一側縁に位置するタ
イバーの部分に大きな内部応力が発生することを確実に
回避できるのである。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面(第1図〜第5図)について
説明するに、図において符号10は、前記リードフレーム
1をその長手方向に搬送する経路中に当該リードフレー
ム1の搬送方向と平行に設けたガイド部材を示し、該ガ
イド部材10には、前記リードフレーム1の長手一側縁に
おけるタイバー2の部分が嵌まる搬送溝11が、前記リー
ドフレーム1の搬送方向に沿って延びるように刻設され
ている。
この搬送溝11を、当該搬送溝11における長手中心線11a
を前記リードフレーム1の搬送方向と平行にしてこの長
手中心線11aの回りにひねった螺旋状に形成する。
つまり、搬送溝11は、当該搬送溝11を第5図に示すよう
にその搬送方向から見たとき、前記ガイド部材10の一端
10aにおける入口部では(E)の位相位置にあるが、ガ
イド部材10の他端10bにおける出口部では前記(E)の
位相位置から適宜角度(θ)ずれた(F)の位相位置に
なるように、当該搬送溝11における長手中心線11aの回
りにひねられている。
そして、前記螺旋状の搬送溝11の左右両側には、前記リ
ードフレーム1を左右両側から狭持した状態で搬送溝11
に沿って搬送するようにした搬送ローラ対12,13が、搬
送方向に適宜間隔で配設されている。
この構成において、リードフレーム1を、その長手一側
縁におけるタイバー2がガイド部材10における搬送溝11
内に嵌まるように送り込むと、このリードフレーム1
は、前記搬送溝11の左右両側に配設した搬送ローラ12,1
3にて、搬送溝11の長手方向に搬送されることになり、
この場合、前記搬送溝11を、当該搬送溝11における長手
中心線11aを前記リードフレーム1の搬送方向と平行に
してこの長手中心線11aの回りにひねった螺旋状に形成
したことにより、搬送中の前記リードフレーム1は、そ
の長手一側縁におけるタイバー2が螺旋状の搬送溝11に
嵌まった状態で、当該タイバー2における長手中心線2a
の回りに第6図に示すようにひねられることになって、
垂直の状態から水平の状態へと姿勢が変えられるのであ
る。
この場合において、螺旋状の搬送溝11における深さ寸法
は、当該搬送溝11における長手中心線11aが、前記リー
ドフレーム1におけるタイバー2の長手中心線2aに一致
するように設定するのが最も好ましい。
なお、リードフレーム1を搬送溝11に沿って搬送する手
段としては、前記実施例の搬送ローラ対12,13に限ら
ず、ベルト等の他の搬送手段を使用しても良いのであ
り、また、搬送溝11に沿う搬送中において、リードフレ
ーム1が搬送溝11から外れるおそれがある場合には、搬
送溝11と平行に、リードフレーム1が搬送溝11から外れ
るのを阻止するための部材14を搬送方向に沿って設けれ
ば良いのである。
〔発明の効果〕
以上の通り本発明によると、長手一側縁におけるタイバ
ーから多数本のリード端子を一体的に突出して成るリー
ドフレームの姿勢を、その長手一側縁におけるタイバー
に永久歪みを発生することなく、至極簡単にひねり変え
ることができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の実施例を示し、第1図は正面
図、第2図は第1図のII−II視断面図、第3図は第1図
のIII−III視断面図、第4図は第1図のIV−IV視断面
図、第5図は第1図のV−V拡大側面図、第6図はリー
ドフレームをひねった状態を示す斜視図、第7図はリー
ドフレームの斜視図、第8図は従来の装置の斜視図であ
る。 1……リードフレーム、2……タイバー、3……リード
端子、4……電子部品、10……ガイド部材、11……搬送
溝、11a……搬送溝の長手中心線、12,13……搬送ロー
ラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手一側縁におけるタイバーから多数本の
    リード端子を一体的に突出して成る長尺帯状のリードフ
    レームをその長手方向に搬送する経路中に、当該リード
    フレームの搬送方向に適宜長さのガイド部材を搬送方向
    と平行に配設して、該ガイド部材に前記リードフレーム
    におけるタイバーの部分が嵌まる搬送溝を搬送方向に延
    びるように刻設すると共に、該搬送溝を、当該搬送溝に
    おける長手中心線を搬送方向と平行にしてこの長手中心
    線の回りにひねった螺旋状に形成する一方、この螺旋状
    の搬送溝における左右両側に、前記リードフレームを当
    該搬送溝に沿って搬送するための搬送手段を設けたこと
    を特徴とする電子部品用リードフレームの搬送装置。
JP26298186A 1986-11-05 1986-11-05 電子部品用リ−ドフレ−ムの搬送装置 Expired - Lifetime JPH0760835B2 (ja)

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JP26298186A JPH0760835B2 (ja) 1986-11-05 1986-11-05 電子部品用リ−ドフレ−ムの搬送装置

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JPS63116436A JPS63116436A (ja) 1988-05-20
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JP26298186A Expired - Lifetime JPH0760835B2 (ja) 1986-11-05 1986-11-05 電子部品用リ−ドフレ−ムの搬送装置

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US5097943A (en) * 1986-02-05 1992-03-24 Nisshinbo Industries, Inc. Bobbin transfer appartaus in spinning processes
US7147098B2 (en) * 2000-11-03 2006-12-12 Valu Engineering, Inc. Bendable/twistable rolling conveyor guide
US7036654B2 (en) * 2004-04-30 2006-05-02 Frost Engineering, Inc. Conveyor for changing the angular orientation of conveyed articles
JP4890395B2 (ja) * 2007-09-13 2012-03-07 株式会社エイチアンドエフ ブランク分離装置及びブランクの分離吸着移送方法
JP6694406B2 (ja) * 2017-03-28 2020-05-13 株式会社三井ハイテック リードフレーム基材の搬送装置

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