JPH0760297B2 - 電飾用シート - Google Patents

電飾用シート

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JPH0760297B2
JPH0760297B2 JP5262379A JP26237993A JPH0760297B2 JP H0760297 B2 JPH0760297 B2 JP H0760297B2 JP 5262379 A JP5262379 A JP 5262379A JP 26237993 A JP26237993 A JP 26237993A JP H0760297 B2 JPH0760297 B2 JP H0760297B2
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勉 大林
忍 渡辺
学 井本
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Hiraoka and Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電飾用シートに関する
ものである。更に詳しく述べるならば、本発明は、反射
光により観察される色と、透過光により観察される色と
が互に異なる電飾用シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近表示用シートとして、その裏面側に
光源を配置し、昼間はその表面側の表示事項を反射光に
より観察させ、夜間には、光源を発光させて、透過光に
より表示用シート全体を照明して表面側の表示を観察可
能にした、反射光/透過光両用表示手段、例えばバック
リットと呼ばれる看板などが使用されている。
【0003】しかしながら、従来の表示手段は反射光に
よる昼間の表示も、透過光による夜間の照明表示も、同
一の色を有するものであって、単調なものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の反射
光/透過光両用表示手段の単調さを打破し、反射光によ
る表示と、透過光による表示の色を、互に異なるものと
し、これによって電飾表示に意外性を付与し、かつ雰囲
気に適合した電飾表示を得ることのできる電飾用シート
を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電飾用シート
は、それぞれ、互に色の異なる有色膜状材料から形成さ
れた表面層および裏面層と、前記表面層および裏面層の
間に配置され、かつ1〜80%の光透過率を有する中間
結着層とが互に積層結着されており、そして、0.08
〜10%の全光透過率を有することを特徴とするもので
ある。
【0006】本発明の電飾用シートにおいて、裏面層を
形成する「有色膜状材料」は、実質的に「無色」および
「白色」である膜状材料を含まないものである。
【0007】本発明の電飾用シートにおいて、その表・
裏両面を形成する表・裏両層は、互に色の異なる有色膜
状材料により形成され、かつ、1〜80%の光透過率を
有する中間結着層を介して積層結着されている。従っ
て、表面からの反射光により観察される表面層膜状材料
の色と、電飾用シート全体を透過した透過光により観察
される色、すなわち裏面層膜状材料の色と表面層膜状材
料の色との加算混合された色とは、互に異なるものとな
る。
【0008】一般に反射光により表面層膜状材料の色の
みが観察されるようにするためには、表面に投射された
光が、表面層を透過し、内部で反射されることは好まし
くなく、従って表面層膜状材料の光透過率が比較的低い
こと、すなわち表面層膜状材料は比較的半透明であるこ
とが好ましい。
【0009】また、光源を発光させて透過光により加算
混合色を観察し得るようにする場合、光源から投射され
た光が電飾用シート全体にほゞ均一に拡散してこれを均
一に透過することが好ましく、光源附近のみが強く照射
されて明るく観察され、他の部分が暗く観察されること
は好ましくない。
【0010】反射光観察および透過光観察の両者の場合
における上記のような問題点を解消するためには電飾用
シート全体として適当な半透明性および光拡散性を有す
ることが必要であり、具体的には0.08〜10%の光
透過率を有することが必要であり、0.3〜7%の光透
過率を有することが好ましいのである。
【0011】また、前述のように、電飾用シートの裏面
側光源から投射された光により電飾用シート全体がほゞ
均一な明るさを示すためには、少なくとも表面層膜状材
料が良好な光拡散性を有するもの、すなわち適度な不透
明度を有するものであることが好ましく、更に裏面層膜
状材料は、光の透過効率を高めるために、透明度の高い
ものであることが好ましい。
【0012】更に、上記のような半透明な膜状材料から
なる表面層は反射光による観察を容易にし、それ自身の
色を鮮明に示すことができる。
【0013】表裏面層に用いられる膜状材料は、上述の
要件を勘案して、重合体フィルム(又はシート)および
繊維材料シートなどから選択することができる。
【0014】本発明の電飾用シートの表裏面層膜状材料
として用いられる重合体フィルム(又はシート)は、可
撓性重合体樹脂より形成される。このような可撓性重合
体樹脂としては、天然ゴム、ネオプレンゴム、クロロプ
レンゴム、シリコーンゴム、弗素ゴム、ハイパロンその
他の合成ゴム、またはPVC樹脂、エチレン−酢酸ビニ
ール共重合体(EVA)樹脂、アクリル樹脂、シリコー
ン樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエチレン(PE)樹
脂、ポリプロピレン(PP)樹脂、ポリエステル樹脂、
フッ素樹脂その他の合成樹脂を所望の色に着色して用い
ることができる。このような材料は、また、良好な防水
性を有し、得られる電飾用シートに所望の防水性並びに
難燃性や機械的強度を与えることができる。可撓性重合
体表・裏面層は、0.05mm以上の、より好ましくは
0.05〜1.0mmの厚さを有することが好ましい。
【0015】これらの可撓性重合体樹脂膜状材料は、上
記の如きゴム又は樹脂のフィルム、溶液、ペースト又は
ストレートなどを用い、公知の方法、例えば、トッピン
グ、カレンダリング、コーティング、ディッピングなど
の方法によって、形成することができる。
【0016】これらのゴム又は樹脂中には、可塑剤、安
定剤、着色剤、紫外線吸収剤などや他の機能付与剤、例
えば防炎剤、難燃化剤などが含まれていてもよい。
【0017】可撓性重合体樹脂膜状材料は、可撓性重合
体樹脂の単一層から形成されていてもよいが、可撓性樹
脂からなる内層と、この内層の上に形成され、防汚・耐
候性合成樹脂からなる外層とを含んでなるものであって
もよい。
【0018】上記外層用防汚・耐候性合成樹脂として
は、弗素含有樹脂およびアクリル樹脂を用いることがで
きる。すなわち防汚・耐候性樹脂外層は、内層上に、弗
素含有樹脂、又は、アクリル樹脂を塗布するか、或はこ
れらの樹脂からなるフィルムを貼着することによって形
成される。
【0019】一般に弗素含有樹脂は、難燃性かつ防汚、
耐候性であるが、通常のプラスチック接着剤になじまな
いためそのままでは、内層の表面に貼着することは著し
く困難である。
【0020】そこで、弗素含有樹脂フィルムの表面をコ
ロナ放電又は低温プラズマ処理等を施して、これをでき
るだけ活性化することにより、例えばポリ塩化ビニル、
ポリエポキシ、ポリアクリル、およびポリエステル樹脂
などの接着剤との親和性を増加せしめている。通常上記
の処理によって、弗素含有樹脂フィルムの表面部分につ
いて活性化が行われることとなる。このために、例えば
100〜200V,40〜100μF、短絡電流1〜2
Aの条件でコロナ放電処理が行われる。かかる放電処理
により、弗素含有樹脂フィルムに所望の接着能が与えら
れるが、本発明に用いられる弗素含有樹脂フィルムの表
面処理はこれに限定されるものではなく、他の表面処理
等により同等以上の効果を奏するものであればよい。
【0021】弗素含有樹脂フィルムを構成する樹脂とし
ては、エチレンの水素原子の1個以上が弗素原子と置換
されている単量体から合成される各種のポリフルオロエ
チレン、例えば、ポリテトラフルオロエチレン、又は一
部塩素を含む各種のポリフルオロクロルエチレン、例え
ばポリトリフルオロクロルエチレン等があるが、このほ
かポリ弗化ビニル、ポリ弗化ビニリデン、ポリジクロル
ジフルオロエチレン、その他も包含される。フィルムの
厚みは好ましくは0.001mm〜0.5mm、より好まし
くは5〜50μm程度であるが、耐候性・防汚性並びに
耐久性の目的を達成するものであれば、より厚く、又
は、より薄くすることができ特に限定はない。また、弗
素含有樹脂フィルムには、他の樹脂、例えばMMA等が
混合又は貼着複合される等混用されていても本発明の目
的を達成するものであれば差支えない。本発明に使用さ
れる弗素含有樹脂フィルムの市販品としては、テドラ−
フィルム(デュポン、商標)、アフレックスフィルム
(旭硝子、商標)、KFCフィルム(呉羽化学、商標)
等がある。
【0022】本発明において、表面が実質的に平滑なフ
ィルム状の弗素含有樹脂が、内層の上面に貼着されるの
が好ましいが、弗素含有樹脂溶液、又はエマルジョン等
を塗布する方法もある。本発明に用いられる弗素含有樹
脂フィルムは、100kg/cm 2 以上の引張強度を有する
ことが好ましい。
【0023】本発明において防汚・耐候性樹脂外層は、
ポリアクリル樹脂によって形成されてもよい。このため
に一般にはアクリル樹脂フィルムを用いるが、アクリル
樹脂の溶液又は、エマルジョンを、基礎層の上に塗布し
乾燥する方法を用いてもよい。本発明に用いられるアク
リル樹脂フィルムは、100kg/cm2 以上の引張強度を
有することが好ましく、1〜50g/m2 、好ましくは
3〜30g/m2 の重量、又は、3μm以上(通常は3
〜50μm)の、更に好ましくは4〜30μmの厚さを
有するものであることが好ましい。
【0024】本発明に適用されるアクリル樹脂フィルム
は、Tダイ法又はインフレーション法、その他いずれの
方法で製造されたものでもよい。また、延伸フィルム、
未延伸フィルムのいずれでもよいが、フィルムの伸度1
00〜300%程度のものが好ましい。また、前述のよ
うに厚みは通常3μm〜50μm程度であるが、十分な
耐候性・防汚性を達成するならば多少厚く又は薄くして
もよい。フィルム素材は、ポリアルキルメタクリレート
系フィルム、例えばメチルメタクリレート、エチルメタ
クリレート、プロピルメタクリレート、ブチルメタクリ
レート等を主材料とするもの、又は、アクリレート、酢
酸ビニル、塩化ビニル、スチレン、アクリロニトリル、
メタクリロニトリル等をホモモノマー又はコモノマー成
分とするホモポリマー又はコポリマーをフィルム状に成
型したものがよい。かかるフィルムは内層の表面に接着
剤を用いて接着するか又はその他の方法により貼着され
る。
【0025】本発明において、可撓性樹脂内層上に形成
される防汚・耐候性樹脂外層は、上述のような弗素含有
樹脂およびアクリル樹脂の他に、ポリ弗化ビニリデン樹
脂層とアクリル樹脂層との積層体、又はポリ弗化ビニリ
デン樹脂層と、アクリル樹脂層と、ポリ塩化ビニル樹脂
層との積層体からなるものであってもよい。これら積層
体においては、ポリ弗化ビニリデン樹脂層の厚さは2〜
3μm、アクリル樹脂層の厚さは2〜4μmおよび、ポ
リ塩化ビニル樹脂層の厚さは40〜45μmであること
が好ましい。
【0026】本発明の電飾用シートにおいて表面層を形
成する膜状材料は、着色された透明可撓性重合体材料よ
りなる外層と、その下面に積層され、かつ所望の光輝効
果を有する材料を含む可撓性重合体材料からなる内層と
からなるものであってもよい。光輝性材料として、例え
ばアルミニウム粉末、銅粉末、銅合金粉末などの光輝性
金属粉末などを用いることができ、このような光輝性材
料を、透明な可撓性重合体樹脂、例えば天然ゴム、合成
ゴム(例えばネオプレンゴム、クロロプレンゴム、シリ
コーンゴム、弗素ゴム、ハイパロンなど)、並びに合成
樹脂(例えば、ポリ塩化ビニル樹脂、エチレン−酢酸ビ
ニール共重合体(EVA)樹脂、アクリル樹脂、シリコ
ーン樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリ
プロピレン樹脂、ポリエステル樹脂、フッ素樹脂な
ど)、との混合物から形成されたフィルムなどを用いる
ことができる。
【0027】本発明の電飾用シートにおいて、その表・
裏面層膜状材料は、適度の透光性を有する繊維材料シー
トから形成されていてもよい。このような繊維材料シー
トは、所望の色に着色(染色)された天然繊維、例え
ば、木綿、麻など、無機繊維、例えば、ガラス繊維、再
生繊維、例えば、ビスコースレーヨン、キュプラなど、
半合成繊維、例えば、ジ−およびトリアセテート繊維な
ど、および合成繊維、例えば、ナイロン6、ナイロン6
6、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート等)繊
維、芳香族ポリアミド繊維、アクリル繊維、ポリ塩化ビ
ニル繊維およびポリオレフィン繊維など、から選ばれた
少なくとも1種からなるものである。繊維材料シート中
の繊維は短繊維紡績糸条、長繊維糸条、スプリットヤー
ン、テープヤーンなどのいずれの形状のものでもよく、
また繊維材料シートは織物、編物又は不織布或はこれら
の複合布のいずれであってもよい。一般には、本発明の
電飾用シートに用いられる繊維は、ポリエステル繊維が
好ましく、ストレスに対する伸びが少ないことを考慮す
ればこの繊維は長繊維(フィラメント)の形状のものが
好ましく、かつ平織布を形成していることが好ましい。
繊維材料シートは、得られる電飾用シートの機械的強度
を高いレベルに維持するために有用である。
【0028】本発明の電飾用シートにおいて、電飾用シ
ート中に0〜0.08%の光透過率を示す部分を含むこ
とがある。
【0029】本発明の電飾用シートにおいて、表・裏面
層膜状材料は、中間結着層を介して互に積層結着されて
いる。このような中間結着層は1〜80%の光透過率を
有するものであり、3〜70%の光透過率を有すること
が好ましい。そして、中間結着層を含む本発明の電飾用
シートは、全体として、その光透過度が0.08〜10
%であることが必要である。
【0030】中間結着層は、電飾用シートに対し補強効
果を有するものであるが、電飾用シートの透過光の色を
調節し、かつ、これに拡散効果を与えることができる。
また、中間結着層は、表面層に投射された光が裏面層迄
透過することを防止し、従って裏面層で反射された光が
表面層において反射された光と混合することを防止する
効果も有するものである。つまり中間結着層は、反射光
による表面層の色と、透過光による裏面層、中間結着
層、および表面層との混合色とを、明確に差異のあるも
のにする効果を有する。
【0031】中間結着層として比較的光透過度の低いも
のを用いるときは、裏面層および表面層の少なくとも一
方、好ましくは裏面層が、透明な着色膜状材料から形成
されていてもよい。
【0032】中間結着層は、前述のような可撓性重合体
樹脂からなるフィルム又はシートによって形成されてい
てもよい。しかし電飾用シートの引張強度、寒冷時の耐
亀裂性、シートが揉まれた際の耐屈曲性、耐亀裂性、表
面層に与えられたストレスの分散・吸収、光の拡散によ
り電飾効果、光のソフトな発散などを考慮すれば、中間
結着層は、繊維材料シート又は、繊維材料シートと重合
体フィルムとの積層複合体からなるものであることが好
ましい。
【0033】中間結着層として用いられる繊維材料シー
トは、前述の透光性繊維材料シートと同様の繊維、糸
条、および布帛から構成されたものであってもよい。
【0034】本発明の電飾用シートにおいて、最も好ま
しい繊維材料からなる中間結着層として、例えば特公昭
57−30381号に記載されているような、特殊構造
の織物状シートを用いることが好ましい。このような特
殊構造織物状シートは、例えば図1に示されているよう
に、互に並行に配列された多数の経糸1からなる経糸層
と、前記経糸1と直交するように互に平行に配列された
多数の緯糸2よりなる緯糸層と、前記経糸1と緯糸2と
をそれらの交差点でからみ結合するからみ糸3とからな
るものである。この織物状シートの経糸および緯糸は、
天然繊維、例えば、木綿、麻など、無機繊維、例えば、
ガラス繊維など、再生繊維、例えば、ビスコースレーヨ
ン、キュプラなど、半合成繊維、例えば、ジ−およびト
リ−アセテート繊維など、および合成繊維、例えば、ナ
イロン6、ナイロン66、ポリエステル(ポリエチレン
テレフタレート等)繊維、芳香族ポリアミド繊維、アク
リル繊維、ポリ塩化ビニル繊維およびポリオレフィン繊
維など、から選ばれた少なくとも1種からなるものであ
る。繊維材料シート中の繊維は短繊維紡績糸条、長繊維
糸条、スプリットヤーン、テープヤーンなどのいずれの
形状のものでもよい。そしてこれら経糸および緯糸は、
それぞれ互に並列に配置され、それにより形成される経
糸層と緯糸層とが互に交差するように積層され、経緯糸
条の交差点で長いからみ糸によりゆるく結合される。か
らみ糸はポリエステル、ナイロン、芳香族ポリアミドそ
の他の公知の合成繊維、ガラス繊維、スチール繊維その
他の公知の無機繊維等から選定されるが、特にポリエス
テルフィラメント糸が好適である。
【0035】前記からみ糸は、前記経糸および緯糸より
も長く、従って、経糸と緯糸とをゆるく結合しておりか
つ、その引張強度、引張伸度および破断仕事量のうちの
少なくとも1つが前記経糸および緯糸のそれよりも大き
く、及び/又は、樹脂材料に対する接着力が前記経糸お
よび緯糸のそれよりも小さいことが好ましい。
【0036】からみ糸としては、特に下記に示す特性を
有する糸条が好ましい。即ち、 (i)からみ糸は経糸および緯糸より、その強力が、単
位デニール当り10%以上大なること。 (ii)からみ糸は、経糸および緯糸より、その破断仕事
量が10%以上大なること。 (iii) からみ糸が経糸および緯糸より、その破断伸度が
5%以上大なること。 (iv)からみ糸は、経糸および緯糸より、その表・裏面
層膜状材料に対する接着力が小なること。
【0037】このうち、単位デニール当りの強力が、経
糸および緯糸よりも10%以上大なるからみ糸は、好ま
しくは20〜30%以上大きいものが使用され、経糸お
よび緯糸に生ずる引裂きの進行を実質的に10%以上強
力の大なるからみ糸で阻止しようとするものであり、し
かもからみ糸は経緯糸条より長く、従って経緯糸条より
も変化及び変形の自由度が大であるので、連続してシー
トに作用する引裂力に柔軟に対処しこれを吸収しうるも
のである。即ち、引裂力がシートに働いて経緯糸条が変
位しやがて切断しても、からみ糸は切断することなく引
裂力に追随して変位、変形し、やがて引裂のエネルギー
を吸収して引裂を停止させることができる。
【0038】次に、からみ糸として、経緯糸条より破断
仕事量が好ましくは10%以上、より好ましくは20〜
30%高い糸条を使用することができる。ここでいう破
断仕事量とは、糸条の切断時の強力と切断時の伸度との
積により近似的に表わされる値である。 破断仕事量=破断引張強力×破断引張伸度
【0039】いま、例えば、経緯糸条として、単位デニ
ール当り破断引張強度8.0g、破断引張伸度13%の
ポリエステルフィラメントヤーンを使用し、からみ糸と
しては、単位デニール当り7.0g、破断引張伸度18
%のポリアミド繊維糸条が使用される。このとき、から
み糸の破断仕事量は、経緯糸条のそれよりも約21%大
となっている。また、加工容易性を考慮すれば同一素材
の糸条を使用することが望ましい。
【0040】さらに、経緯糸条より破断伸度が、好まし
くは5%以上大なるからみ糸を編組結合に使用すること
もできる。ポリエステルフィラメントヤーンを使用する
場合、経緯糸条の破断伸度は15%以下特に8〜12%
が好ましいが、一方、からみ糸の破断伸度は、15%以
上特に20%以上で、両者間に少なくとも5%以上の差
を有するものが良い結果を与える。からみ糸が合成繊維
である場合には、製造時、重合体材料の重合度を調節し
て所定の強度を保持しつつ、所望の大なる破断伸度を有
せしめるか、又は、製造時の、フィラメントの延伸倍率
を小さくしたもの、例えば、未延伸糸、又は、二次加工
時に捲縮を付与することにより所望の破断伸度を有する
からみ糸を得ることができる。
【0041】さらに、経緯糸条より、表・裏面層膜状材
料に対する接着力が小さなからみ糸を使用することもで
きる。この場合、からみ糸は、その表面にシリコン加工
等が施されたものであってもよい。この場合は、経緯糸
条は、表裏面層膜状材料との接着により、その変位、変
形の自由度が減少するが、からみ糸の自由度は経緯糸条
よりも大であって、引裂力が基布に作用したとき、から
み糸はスリップして変位、変形することができ、従って
基布の引裂きを阻止しうるものである。
【0042】接着力を小にするためには、からみ糸の表
面に、シリコン処理、油剤処理の如き非接着処理を施す
か、又は、ポリエチレン糸およびポリプロピレン糸の如
く、本質的に、接着性の小さな糸条を用いればよい。
【0043】上記の如く、織物状シートにおいて、好ま
しくは、経緯方向に並列に配列された経緯糸条を結合す
るためのからみ糸が、実質的に経緯糸より長く、しか
も、からみ糸が経緯糸条が切断又は変位した状態にあっ
ても、少なくともその一部が切断しない程度に長尺であ
るか、強力、破断仕事量、および/又は破断伸度が大で
あるか、又は接着力が小であるなどの物理的性状を備え
て構成されており、その引張力は経緯糸条により張強力
が保持され、からみ糸をもって、引裂時の衝撃力に対抗
し、又は引裂エネルギーを吸収し、さらに、からみ糸を
切断せずに残存することにより、引裂きに伴う表・裏面
層膜状材料と、中間結着層との層間剥離を防止し得るも
のである。
【0044】中間結着層は、電飾用シートの要件(色、
光透過率など)に対応して所定の色に着色されていても
よく、或は無着色であってもよい。いづれにしても、表
・裏両面層と中間結着層とからなる電飾用シートが全体
として、0.08〜10%の全光透過率を有していなけ
ればならない。
【0045】本発明の電飾用シートを製造するために
は、それぞれ可撓性重合体樹脂からなり、かつ、所望の
色を有する表面層用有色膜状材料と裏面層用有色膜状材
料とを積層し、加圧加熱して合体させればよい。
【0046】或は、有色表面層用、および裏面層用膜状
材料の間に、所定の色を有する、又は無色の中間結着層
を挿み、これらに加熱加圧を施して上記3層を合体して
もよい。
【0047】或は、中間結着層の表・裏面に、それぞれ
色の異なる有色樹脂塗料を塗布し、或は、電飾用シート
の色彩効果を妨げない透明接着剤を塗布して表・裏面層
膜状材料と接着し、これを乾燥、固化させて、有色膜状
体を形成してもよい。
【0048】
【実施例】本発明の電飾用シートを、実施例により更に
説明する。下記実施例において、供試試料の光透過率は
下記のようにして測定した。光透過率の測定 1.装置 i)厚さ1.5mmのベニヤ板を用いて内径、51cm
(高)×27cm(幅)×30cm(奥)となる四角柱状の
箱を組み立てた。(この箱の側面の1つは、開閉自在
で、しかも閉じたとき、すき間のないようにした。)
【0049】ii)27cm×30cmのスリット板をベニヤ
板で作製し、i)で作製した箱の底部より10cm上の位
置に、天板と底板に対して平行になる様取り付けた。
【0050】iii) ii) で作製したスリット板は、その
中央に、5cm×5cmの正方形の光路(くり抜き)が、ス
リット板の各辺に平行となるように設けてあり、それ以
外の場所で光を通過させるものであってはならない。 iv) 光源とする白色ランプ(屋内用アイランプRS 1
00V 300W岩崎電気株式会社製)は、ランプの先
端からスリット板の光路までの距離が21cmとなる様、
天板に取り付け、固定された。
【0051】v)照度計(東芝1M−2D)の光感知部
(センサー)の中央部を、光源の白色ランプの中央部
と、スリット板の光路の中央部を結ぶ直線の延長線上に
位置するよう固定した。(照度計のセンサー部の高さ
は、2.5cmであり、従って光路(スリット)から、照
度計のセンサー部までの距離は、7.5cmであった。) vi) 光源とする白色ランプと電源との間には、ランプの
光量を調節するための電流可変器(スライダック)を配
置した。
【0052】2.供試試料 i)供試試料は、光路(5cm×5cm)より大きければ、
測定可能である。しかし、光路上に乗せたときに、落ち
たり、ずれたりしないよう、できるだけ、大きいものを
用いた。 ii) 供試試料は、どの部分の厚みも均一で、しかも均質
なものを用いた。
【0053】3.測定方法 i)電源を入れ、電流可変器を用いて、徐々にランプを
点灯させた。 ii) 測定試料を入れない状態で、光源のランプから発せ
られる白色光が5cm×5cmの光路を通過して照度計に届
くときの照度を19,000〜20,000ルクスの間
に入るように電流可変器を用いて設定した。 iii) 照度が、19,000〜20,000ルクスの間
に入ったら、そのときの照度を続けて、3回測定、記録
した。3回の測定値のバラツキの許容範囲は、1%以内
とし、もしバラツキが1%以上であったときは、再度、
測定を繰り返し、光源が安定している事を確認した。3
回の測定の平均値をブランク(L0 )とした。
【0054】iv) ブランクの測定を終えたら、次に、測
定する試料を、スリット上の光路を、完全に覆い、か
つ、ウキや、タルミのないフラットな状態で装着した。
このとき、試料の表側と裏側の、どちら側を、光源に向
けて測定するべきかは、試料の用途より考慮して、適切
な方を選んで測定した。 v)試料を光路上に置き、ブランクで設定した光源光を
透過させ、その透過光が照度計に届くときの照度を測定
した。測定は、3回行い、そのバラツキは、1%以内と
し、もしバラツキが1%以上であったときは、再度測定
を繰り返した。3回の測定値の平均値を測定値(L)と
した。 vi) 光透過率(%)は、測定値(L)のブランク
(L0 )に対しての百分率にて表わされる。 透光率(%)=(L/L0 )×100
【0055】実施例1 表1に示す厚さ、組成および光透過率を有する3種のフ
ィルムを作成した。
【0056】
【表1】
【0057】別に、下記組織と、図1に示された構造を
有するポリエステルマルチフィラメント糸織物状シート
を作成した。 組織: 経…1000d/192f/l, 11本/2
5.4mm 緯…1000d/192f/l, 11本/25.4mm からみ糸:ナイロン6マルチフィラメント糸、105d
/12f/l 生機重量:125g/m2 生機光透過率:42%
【0058】上記織物状シートの下面に上記赤色半透明
フィルムを、また、上面に、上記無色透明フィルムを1
65℃で加熱圧着した。更に、この積層体の上記無色透
明フィルム層の上に、下記組成: アルミニウム粉末 6g(粒径20μm、乾燥
固形分53重量%) ポリアクリル樹脂溶液 100g(乾燥固形分25重量
%) 希釈溶剤 25g の塗工液を、60メッシュのスクリーンを用いて塗布
し、塗工液塗工量25g/m2 とした。
【0059】別に、上記無色透明フィルムに、上記と同
一の塗工液を上記と同様に塗工したところ、得られた積
層フィルムの光透過率は50%であった。
【0060】上述のアルミニウム粉末塗工面上に、上述
青色透明フィルムを積層し、165℃で加熱圧着した。
青色表面層と、赤色裏面層とを有する電飾用シートが得
られた。このシートの光透過率は0.3%であった。
【0061】この電飾用シートを用いて箱型屋外看板を
作成し、箱の内部に照明灯を装備した。この看板は、昼
間は、光輝性のある青色を示し、投射光(日光)を反射
してキラキラ輝く美しい青色の看板となった。また、夜
間、照明灯に点灯すると、その透過光により、看板は、
全面均等にほぼ赤色に輝やき、昼間とは全く色の異なる
ものであった。
【0062】更に、中間結着層として用いられた織物状
シートは、電飾用シート表面にゆるやかな凹凸を形成
し、これによって電飾用シートの光反射および光散乱を
複雑にし、発光効果を極めて温和かつ重厚なものとする
ことができた。
【0063】実施例2 前記実施例1と同様の操作を行った。但し、青色透明フ
ィルムの上に、弗素含有樹脂フィルム(商標:KFCフ
ィルム、呉羽化学製)(厚さ50μm)を貼着した。得
られた電飾用シートの光透過率は0.2%であり、この
シートにより得られた箱型看板は、実施例2と同様の異
色表示効果を示した。
【0064】実施例3 実施例1の電飾用シートの内側面に、光透過率0.00
16%の塩化ビニール樹脂フィルムを切抜いて作成した
模様を貼着し箱型屋外看板を作成し、実施例1と同様に
電飾を実施した。結果は実施例1同様、昼間は全面にキ
ラキラ輝く美しい青色の看板となり、また夜間に、照明
灯に点灯すると、その透過光により看板は、全面均等に
ほゞ赤色に輝くとともに、裏面に貼着した塩化ビニール
樹脂フィルムの模様部分は光の透過が殆んどなく、模様
が黒色に浮き出し昼間とは全く異なった別の美麗な表示
が観察された。
【0065】
【発明の効果】本発明の電飾用シートにおいて、その表
裏両層を互に色の異なる有色膜状材料で形成し、その中
間に1〜80%の光透過率を有する中間結着層を配置す
ることにより、このシートに対する反射光により得られ
る表面の色と、透過光により得られる表面の色とを互に
異なるものにすることができ、従って、一枚の電飾用シ
ートで、2つの異なる表示色を提供することが可能とな
った。電飾用シートの全光透過率を0.08〜10%に
限定することにより透過光をシート内において均一に拡
散し、これを均一に照明することが可能となった。更
に、表裏両層を中間結着層により結着することにより、
得られる電飾用シートを補強するとともに、透過光に対
する色の複雑な混合を可能とし、および均一拡散を促進
することができる。従って、本発明の電飾用シートを用
いることにより、極めて小型のものから、極めて大型
の、かつ、厳しい風雨に曝露される屋外用のものに至る
まで任意の多色表示電飾設備の作成が可能となった。
【0066】また本発明の電飾用シートにおいては、表
面層の反射光による色表示は特別に変化させることな
く、表面層、中間結着層、裏面層の光透過率や色相を部
分的に変化させて電飾用シート全体としての光透過率と
色相を部分的に、場合によっては複数の変化を与えるこ
とにより模様を浮き出させ、また部分的に色の変った透
過光を現出することも出来る。特別の場合、透過光を極
度に少なくし、すなわち、光透過率を0%に近づけるこ
とにより部分的に黒色模様を現出させることも出来る。
これらは全て、光透過率を部分的に0〜10%の間で変
化させることにより色のミックス、濃淡、黒色、これら
の組合わされた複雑な模様を作ることもできる。表面層
に着色されている場合も光透過率を部分的に0.08%
以下、0%に近づけた場合には昼間の色とは別に鮮やか
な黒色として現出させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の電飾用シートの中間結着層と
して使用される織物状シートの一例の構成を示す説明図
である。
【符号の説明】
1…経糸 2…緯糸 3…からみ糸

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ、互いに色の異なる有色膜状材
    料から形成された表面層および裏面層と、前記表面層お
    よび裏面層の間に配置され、かつ1〜80%の光透過率
    を有する中間結着層とが互に積層結着されており、そし
    て、0.08〜10%の全光透過率を有する、電飾用シ
    ート材料。
  2. 【請求項2】 前記表裏面膜状材料が、それぞれ0.0
    5mm以上の厚さを有する、請求項1に記載の材料。
  3. 【請求項3】 前記表裏面膜状材料が、その母材として
    可撓性重合体樹脂を含む、請求項1に記載の材料。
  4. 【請求項4】 前記可撓性重合体樹脂が、天然ゴム、合
    成ゴム、ポリ塩化ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合
    樹脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、ポリウレタン樹
    脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエス
    テル樹脂、およびフッ素含有重合体樹脂から選ばれる、
    請求項3に記載の材料。
  5. 【請求項5】 前記表裏面膜状材料の少なくとも一方が
    可撓性重合体材料から形成された内層と、その上に形成
    され、防汚、耐候性合成樹脂からなる外層とから構成さ
    れている、請求項1に記載の材料。
  6. 【請求項6】 前記表面膜状材料が、着色された透明可
    撓性重合体材料からなる外層と、この外層に積層され、
    光輝性材料を含む可撓性重合体材料からなる内層とから
    構成されている、請求項1に記載の材料。
  7. 【請求項7】 前記中間結着層が、可撓性重合体フィル
    ムを含む、請求項1に記載の材料。
  8. 【請求項8】 前記中間結着層が、繊維布帛を含む、請
    求項1に記載の材料。
  9. 【請求項9】 前記中間結着層が、可撓性重合体フィル
    ムと、繊維布帛とからなる複合積層体を含む、請求項1
    に記載の材料。
  10. 【請求項10】 0〜0.08%の光透過率を有する部
    分を含む、請求項1に記載の材料。
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