JPH076026U - 管内走行ロボット連結装置 - Google Patents

管内走行ロボット連結装置

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JPH076026U
JPH076026U JP4045593U JP4045593U JPH076026U JP H076026 U JPH076026 U JP H076026U JP 4045593 U JP4045593 U JP 4045593U JP 4045593 U JP4045593 U JP 4045593U JP H076026 U JPH076026 U JP H076026U
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JP
Japan
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pipe
traveling robot
pin
pair
body portions
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Pending
Application number
JP4045593U
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English (en)
Inventor
道夫 小沢
隆司 黒田
潔士 金山
修 馳尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
JFE Engineering Corp
Osaka Gas Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】全方向にわたって直角に曲がる管内走行ロボッ
トの連結装置を得る。 【構成】一対の胴体部2a、2bを互いに直交する方向
に回転するように駒部3に取り付ける。胴体部2a、2
bと駒部3を連結する回転軸ピン4a、4bの間隔を一
定距離だけ離し、一対の胴体部2a、2bの先端部5
a、5bが互いに当たることを防ぐ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は管内走行ロボット連結装置、特にガス管や水道管等の管内を走行す るロボットの台車と台車との連結に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ガスや水道等の配管や導管の検査及び診断のために管内調査用ロボット が開発されている。管内調査用ロボットはカメラや駆動機構を搭載した複数の台 車を連結し管内を走行し、管内の腐食や変形等を調べるものであり、曲管内を走 行することから曲管通過性能、上昇及び下降性能が高いものでなければならない 。そのため、各台車の連結部は曲管を通過する場合、曲がり角度が大きくなけれ ばならず、また、連列部回りの導線も断線しないようにする必要が有る。このた め、各台車の連結にはボ−ルジョイント、ワイヤロ−プ又はユニバ−サルジョイ ントを用いる方法が一般的であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、ボ−ルジョイントは曲がり角度が全方向とも18度程度と小さ く、装置自身も大きいので、ボ−ルジョイントを用いた管内調査用ロボットでは 曲率の大きい曲管内を通過することができない。
【0004】 また、ワイヤロ−プを用いる方法では台車がロ−リングし易いので、制御ケ− ブルが捩れて断線する場合が有り、また、曲管の下り走行においては、各台車間 の距離を一定に保てないため後方の台車が前方の台車に衝突して、制御ケ−ブル が損傷する危険性がある。
【0005】 また、ユニバ−サルジョイントを用いる場合は直交する四方向は90度まで曲 がるがその中間の方向では30度までしか曲がらないので、マイタ−ベントのよ うな曲率の大きい曲管では、配管の曲がり方向によって管内調査用ロボットが走 行できない場合があった。
【0006】 この考案はかかる短所を解消するためになされたものであり、全方向にわたっ て90度曲がることにより曲率の大きい曲管内でも管内調査用ロボットが走行で き、さらに、管内調査用ロボットの台車と台車との距離を一定に保つことにより 制御ケ−ブルの損傷を防ぐ管内走行ロボット連結装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る管内走行ロボット連結装置は、U字状の溝を有する先端部に貫 通した駒部取付穴が設けられた一対の胴体部と、一定距離を隔てて互いに直交す る方向に開けられた2個のピン取付穴を有する駒部と、各胴体部の駒部取付穴と 駒部のピン取付穴を連結する回転軸ピンとを有する。
【0008】
【作用】
この考案においては、U字状の溝を有する先端部に貫通した駒部取付穴が設け られた一対の胴体部と、一定距離を隔てて互いに直交する方向に開けられた2個 のピン取付穴を有する駒部と、各胴体部の駒部取付穴と駒部のピン取付穴を連結 する回転軸ピンとを有するので、一対になった胴体部と駒部は互いに回転軸ピン を中心として回転自在になり、また、駒部の一定距離を隔てて直交する方向に開 けられたピン取付穴に胴体部を取り付けるので、一対の胴体部の先端部は互いに 当たること無く、一対になった胴体部は駒部を中心として互いに直角に曲がるこ とができる。
【0009】 駒部に互いに直角に開けたピン取付穴は一定距離を隔てて互いに直交する方向 に開けられており、その中心線が交わらないので、対になった二つの胴体部は互 いに異なった駒部のピン取付穴を中心として回転することができる。
【0010】
【実施例】
図1はこの考案の一実施例を示す管内走行ロボット連結装置1の側面図である 。図に示すように、管内走行ロボット連結装置1は二つの対になった胴体部2a 、2b、駒部3、及び二本の回転軸ピン4a、4bを備える。胴体部2a、2b は図2の斜視図に示すような形状をしており、それぞれ駒部取付穴6a、6bが 開いたU字状の溝を有する先端部5a、5bを有する。駒部3は図3の斜視図に 示すように、一定距離を隔てて互いに直交する方向に開けられた2個のピン取付 穴7a、7bと、ピン取付穴7a、7bに回転軸ピン4a、4bを挿入したとき に回転軸ピン4a、4bを固定するピン止ねじ用の二つのねじ穴8が開いている 。また、駒部は一定距離を隔てて直交する方向に開けられたピン取付穴に胴体部 を取り付けるので、一対の胴体部の先端部5a、5bは互いに当たること無く、 一対になった胴体部2a、2bは駒部3を中心として互いに直角に曲がる。回転 軸ピン4a、4bは図4の斜視図に示すように、中央に溝9があり、溝9と駒部 3のピン止ねじにより回転軸ピン4a、4bと駒部3を固定する。二本の回転軸 ピン4a、4bはそれぞれ駒部3のピン取付穴7aと胴体部2aの駒部取付穴6 a、及び駒部3のピン取付穴7bと胴体部2bの駒部取付穴6bとを貫通し、胴 体部2a、2bをそれぞれ回転軸ピン4a、4bを中心軸として駒部3の回りで 回転自在にしている。
【0011】 図5の説明図は管内走行ロボット連結装置1を管内走行ロボットに適用した場 合の例であり、管内走行ロボットは管内走行ロボット連結装置1で各台車を連結 し、ガスや水道等の配管内を走行する。管内走行ロボットはカメラ台車10、駆 動台車11及び補助台車12を有する。カメラ台車10はカメラヘッド13等の 検査装置を備え、管内18の腐食等を検査する。駆動台車11は駆動モ−タ15 を有し、駆動車輪14により、管内走行ロボットを走行させる。補助台車12は 後方カメラ16等を有し、ケ−ブル17の過剰張力等の監視をする。このように 、管内走行ロボットはそれぞれ異なった機能を有する台車を複数台連結して各台 車の大きさを最小限に抑えているので、細い配管18内でも走行できる。
【0012】 次ぎに、二台の台車10a、10bを管内走行ロボット連結装置1で連結して 配管18内を走行する場合の動作について図6の工程図を参照して説明する。
【0013】 図6(a)に示すように、配管18内を走行し配管18の曲部にさしかかると 、台車10aは配管18の曲がり方向を向き、連結棒19と台車10aとの向き が異なる。管内走行ロボット連結装置1aは台車10aが配管18の曲がり方向 に向くとその逆方向に移動するので、管内走行ロボット連結装置1bは連結棒1 9により管内走行ロボット連結装置1aの移動方向に引かれ、連結棒19と管内 走行ロボット連結装置1bとの向きも異なってくる。ここで、台車10aと台車 10bとは連結棒19で連結されてその間隔は一定の範囲内に保たれている。
【0014】 図6(b)に示すように、台車10aが管内を走行するに従い、管内走行ロボ ット連結装置1aは配管18の曲がり方向と逆方向に移動し、連列棒19と台車 10aとの成す角度が大きくなる。
【0015】 図6(c)に示すように、台車10aがさらに進むと、連結棒19と管内走行 ロボット連結装置1aとの成す角度は大きくなり最大で90度近くなった状態で 、台車10a、10bが配管の曲部を通過する。ここで、図6(c)で示す状態 での管内走行ロボット連結装置1aを図7及び図8の正面図で示す。図7で示す ように、管内走行ロボット連結装置1aは胴体部2a、2bが駒部3を介して互 いに直角に曲がった状態になっている。また、図8に示すように、管内走行ロボ ット連結装置1は中間方向に対しても胴体部2a、2bが直角に曲がることがで きる。
【0016】 このように、管内走行ロボット連結装置1の胴体部2a2bは全方向にたいし て互いに直角に曲がることができるので、マイタ−ベンドのような曲率の大きい 曲管の内部でも走行することができる。
【0017】 なお、胴体部2a、2bは図9に示すように、台車取付部20を有するように して、一方を台車10に取付け、他方を連結棒19に取り付けるようにしても良 い。
【0018】
【考案の効果】
この考案は以上説明したように、U字状の溝を有する先端部に貫通した駒部取 付穴が設けられた一対の胴体部と、一定距離を隔てて互いに直交する方向に開け られた2個のピン取付穴を有する駒部と、各胴体部の駒部取付穴と駒部のピン取 付穴を連結する回転軸ピンとを有するので、一対になった胴体部と駒部は互いに 回転軸ピンを中心として回転自在になり、また、駒部の一定距離を隔てて直交す る方向に開けられたピン取付穴に胴体部を取り付けるので、一対の胴体部の先端 部は互いに当たること無く、一対になった胴体部は駒部を中心として互いに直角 に曲がることができる。
【0019】 さらに、駒部に互いに直角に開けたピン取付穴は一定距離を隔てて互いに直交 する方向に開けられており、その中心線が交わらないので、対になった二つの胴 体部は互いに異なった駒部のピン取付穴を中心として回転することができ、全方 向に対して胴体部は互いに直角に曲がることができる。したがって、管内走行ロ ボットが曲率の大きな曲管内を走行できる。
【0020】 また、管内走行ロボット連結装置を連結棒で連結することにより、各台車間の 距離を一定に保つことができるので、制御ケ−ブルの損傷を防ぐことができる。
【0021】 また、管内走行ロボット連結装置の構造が簡単なことから、小型にすることが でき、小径管用の管内走行ロボットにも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す側面図である。
【図2】胴体部の斜視図である。
【図3】駒部の斜視図である。
【図4】回転軸ピンの斜視図である。
【図5】管内走行ロボットの説明図である。
【図6】管内走行ロボットの走行を示す工程図である。
【図7】管内走行ロボット連結装置が横に曲がった状態
の正面図である。
【図8】管内走行ロボット連結装置が斜めに曲がった状
態の正面図である。
【図9】胴体部の側面図である。
【符号の説明】
1 管内走行ロボット連結装置 2 胴体部 3 駒部 4 回転軸ピン 5 先端部 6 駒部取付穴 7 ピン取付穴 10 台車 18 配管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 黒田 隆司 東京都千代田区丸の内1丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)考案者 金山 潔士 神奈川県横浜市鶴見区小野町88番地 日本 鋼管工事株式会社内 (72)考案者 馳尾 修 神奈川県横浜市鶴見区小野町88番地 日本 鋼管工事株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 U字状の溝を有する先端部に貫通した駒
    部取付穴が設けられた一対の胴体部と、一定距離を隔て
    て互いに直交する方向に開けられた2個のピン取付穴を
    有する駒部と、各胴体部の駒部取付穴と駒部のピン取付
    穴を連結する回転軸ピンとを有することを特徴とする管
    内走行ロボット連結装置。
JP4045593U 1993-06-30 1993-06-30 管内走行ロボット連結装置 Pending JPH076026U (ja)

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JP4045593U JPH076026U (ja) 1993-06-30 1993-06-30 管内走行ロボット連結装置

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JPH076026U true JPH076026U (ja) 1995-01-27

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008201279A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Nippon Kogyo Kensa Kk 複数台車の連結装置及び連結装置を用いた検査装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008201279A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Nippon Kogyo Kensa Kk 複数台車の連結装置及び連結装置を用いた検査装置
JP4505476B2 (ja) * 2007-02-21 2010-07-21 日本工業検査株式会社 複数台車の連結装置及び連結装置を用いた検査装置

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