JPH0618285Y2 - 管内走行装置 - Google Patents

管内走行装置

Info

Publication number
JPH0618285Y2
JPH0618285Y2 JP11552188U JP11552188U JPH0618285Y2 JP H0618285 Y2 JPH0618285 Y2 JP H0618285Y2 JP 11552188 U JP11552188 U JP 11552188U JP 11552188 U JP11552188 U JP 11552188U JP H0618285 Y2 JPH0618285 Y2 JP H0618285Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
traveling
bodies
rotating body
aircraft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11552188U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0237359U (ja
Inventor
幸一 水穂
宣明 海達
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP11552188U priority Critical patent/JPH0618285Y2/ja
Publication of JPH0237359U publication Critical patent/JPH0237359U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0618285Y2 publication Critical patent/JPH0618285Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、管の屈曲部をも走行しやすいように、複数の
管内走行用機体の隣接するものどうしを夫々連結してあ
る管内走行装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の上記管内走行装置は、機体どうしの連結部の全て
を、自在継手を介して二軸方向に形成してあった。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、横向きの管内を走行するに伴って、第8図に示
すように、管(1)に連通接続された枝管のうち、下方に
向いた落込管(21)との接続部(1A)を通過する際に、機体
(2)が落込管(21)内に落ち込んでしまう危険性があっ
た。
本考案の目的は、機体を落込管に落ち込ませることな
く、横向きの管内を走行できるようにする点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の管内走行装置の特徴構成は、機体どうしの連結
部の全てを、同一方向の一軸芯周りに揺動自在に形成し
全ての前記機体をその走行に伴って管軸芯周りに旋回さ
せるために、操向操作自在な回転体を設け、前記回転体
を駆動回転する駆動装置を設けてあることにより、その
作用効果は、次の通りである。
〔作用〕
つまり、走行用機体を横向きの管内に走行させながら、
前方に落込管がある場合には、回転体を操向操作して、
全ての機体どうしの連結部の揺動軸芯を上下方向に向け
ることで、前側に隣接する機体は、下方に揺動して落込
管に落込むことはなく通過できる。しかも、屈曲部があ
る場合には、複数の機体の全ての連結部の揺動軸芯を、
屈曲方向とは直交する方向に向くように、回転体を操向
操作して機体を旋回させることによって、容易に屈曲管
内に機体全てを走行させることができ、その上、例え
ば、操向操作する第1の回転体とは別の第2の回転体を
駆動装置で駆動回転する場合には、第1の回転体による
機体を旋回させる向きと、第2の回転体による機体を推
進させる向きとが異なることが多いために、第1の回転
体の向き方向に機体が旋回する効率が悪く、回転体が互
いにスリップしやすくなるのに対し、本考案、駆動装置
によって、操向操作自在な回転体を駆動回転させること
によって、機体を旋回させる向きと推進させる向きとが
等しくなって、機体の旋回操作時には、回転体を向けた
方向に、機体を積極的に牽引して迅速に旋回させること
ができる。
〔考案の効果〕
従って、管の屈曲部を楽に走行できながら、落込管への
落ち込みを回避でき、管内の走行作業を良好に行え、し
かも、機体の旋回操作に対する応答性を向上させて、管
の屈曲部及び落込管に対する対応操作を能率良く行うこ
とができ、その結果、操作性及び作業性を向上させるこ
とができた。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を、図面に基づいて説明する。
第1図乃至第3図に示すように、船等に配管した送油用
の管(1)内を走行させる5つの走行用機体(2)の隣接する
ものどうしを、夫々連結し、5つの機体(2)のうちの進
行方向先端側のものに管(1)内監視用カメラ(3)及び、管
(1)内照明用のライト(4)、並びに、管(1)の腐蝕状態を
検出する検出器(5)等を設け、それら(3),(4),(5)に対
し、管(1)外の遠隔表示用モニタ(7)及び電力、信号等の
供給手段(8)とをケーブル(9)で接続し、機体(2)を移動
させて、管(1)内を全長にわたりモニタ(7)で監視できる
ように自送式の管内検査装置を構成してある。
前記機体(2)どうしの連結部(10)の全てを、同一方向の
一軸芯(X)周りに揺動自在に形成し、5つの機体(2)のう
ちの前後両端の機体(2)の夫々において、全ての機体(2)
をその走行に伴って管(1)軸芯(Y)周りに旋回させるため
に、その底面側で上下揺動自在に取付けたテンションア
ーム(13)の遊端に、左右回動操作自在な一対の操向輪(1
2)を取付けてあり、操向輪(12)を駆動回転する電動式の
駆動モータ(19)を、機体(2)に内装し、上面側には、上
下揺動自在に取付けたテンションアーム(13)の遊端に、
左右回動自在な一対の転輪(15)を、遊転自在に取付けて
ある。
前記5つの機体(2)のうちの前後両端の機体(2),(2)以外
の機体(2)夫々においては、その上下両面側に、夫々上
下揺動自在なテンションアーム(13)を取付け、そのテン
ションアーム13の遊端に、左右回転自在な一対の転輪(1
5)を、遊転自在に取付けてある。
前記操向輪(12)は、第4図、第5図、第7図に示すよう
に、機体(2)に内装した操向操作モータ(11)と第1連動
装置(23)を介して連動連結してあり、前記第1連動装置
(23)は、操向輪(12)を左右回動自在にテンションアーム
(13)に取付ける支持フレーム(24)を、軸芯(Z)周りに回
動させるギア装置(25)と、ギア装置(25)に連動するベベ
ルギア装置(26)と、ベベルギア装置(26)を操向操作モー
タ(11)に連動するチェーン式伝動装置(27)とから形成し
てある。
また前記操向輪(12)を、機体(2)に取付けた駆動モータ
(19)と連動させる第2連動装置(28)は、駆動モータ(19)
に連動するチェーン式連動装置(29)と、そのチェーン式
連動装置(29)に連動して駆動力を操向輪(12)に伝えるベ
ベルギア式連動装置(30)とから成り、ベベルギア式連動
装置(30)の回転軸(31)を、前記軸芯(Z)と同芯状に配置
してある。
尚、第6図に示すように、前記機体(2)とテンションア
ーム(13)との間には、夫々操向輪(12)、及び転輪(15)等
を、管(1)内面(A)に圧接させるように付勢するスプリン
グ(20)を設けてある。
つまり、第8図に示すように、機体(2)を管(1)内に走行
させるに伴って、カメラ(3)からの管(1)内面の情報を、
モニタ(7)に映像化させて管(1)内の状態を監視しなが
ら、例えば、横向きの管(1)に対して下方に流路を向け
た落込管(21)との接続部(1A)が、前方に存在する場合に
は、連結部(10)の軸芯(X)を全て上下方向に向けた状態
で、機体(2)を夫々落込管(21)に落ち込ませることなく
横向きの管(1)内を通過させ、続いて上方に方向を変更
した曲管部(1B)が、前方に存在する場合には、操向操作
モータ(11)を管外から遠隔操作する遠隔操作手段(22)に
よって操向輪(12)を左右いずれかに向けると共に、駆動
モータ(19)で駆動回転させ、機体(2)全体を、操向方向
に牽引しながら管(1)軸芯(Y)周りに旋回させて、軸芯
(X)の全てを横方向に向け、隣接する機体(2)を連結部(1
0)で上方に屈曲させながら曲管部(1B)を通過するように
構成してあり、従って、各機体(2)の長さを短かくして
管(1)径(R)と同半径で屈曲した曲管部(1B)を楽に走行で
きながら、連結部(10)の構造を簡単なものにして、落込
管(21)に落ち込ませることなく横向きの管(1)を走行で
きるものである。
尚、前記機体(2)を、操向輪(12)の操向操作に基づいて
管(1)軸芯(Y)周りに旋回させるに伴なって、前記転輪(1
5)は、夫々左右回動自在にテンションアーム(13)に取付
けてあるために、その旋回方向に回動して向きを変え、
管(1)内面と転輪(15)間の旋回時の摩擦抵抗を少なくし
て、スムーズに旋回できるようになる。
また、前記管(1)内での機体(2)の姿勢を、管(1)軸芯(Y)
周りに変更操作しても、管(1)内面(A)の底部には、水が
溜っていたり、溝状の腐蝕部分がほとんどの場合に存在
しているために、モニタ(7)に映像化された管(1)内面
(A)を見ながら、機体(2)の管(1)に対する相対姿勢を、
容易に判別することができるものである。
前記各テンションアーム(13)は、全て機体(2)進行方向
側に向けて延出させてあり、管(1)内でモータ(19)等の
駆動装置が故障した場合に、機体(2)を管(1)の挿入口(1
C)側に引き抜いたり、後端側機体(2)の操向輪(12)を駆
動させて後進させても、落込管(21)、その他の枝管に、
転輪(15)や操向輪(12)が、ひっかかりにくいように構成
してある。
〔別実施例〕
前記連結される機体(2)は、5個に限定されるものでは
なく、駆動力及び搭載装置の都合上、必要に応じて変更
しても良く、つまり、複数あれば良い。
第9図に示すように、前記操向輪(12)に代え、クローラ
式走行装置(32)を機体(2)に設けてあっても良く、それ
らを回転体(B)と総称する。
この場合、クローラ式走行装置(32)にそれに対する駆動
モータ(19)を取付け、このクローラ式走行装置(32)を、
機体(2)に取付けた操向操作モータ(11)で左右に操向操
作するために、軸芯(X)と平行な回転軸(33)を介して左
右回動自在に機体(2)に取付けてあっても良い。
前記操向輪(12)又は駆動モータ(19)を設けたクローラ式
走行装置(32)は、複数の機体(2)のうちの前端と後端の
もの以外に、他の機体(2)に設けてあっても良い。
前記モータ(11),(19)は、夫々電動式でもエアー駆動式
でも良く、それらを、駆動装置と総称する。
本考案は、送油用の管(1)以外に、水用、ガス用の管内
の走行装置であっても良い。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る管内走行装置の実施例を示し、第1
図は全体側面図、第2図は前側機体の底面図、第3図は
第1図におけるIII−III線矢視図、第4図は要部縦断側
面図、第5図は要部縦断背面図、第6図は要部縦断面
図、第7図は連動構造を示す概略図、第8図は管内走行
状態を示す説明図、第9図は別実施例を示す全体側面図
である。 (1)……管、(2)……機体、(10)……連結部、(19)……駆
動装置、(X),(Y)……軸芯、(B)……回転体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の管(1)内走行用機体(2)の隣接するも
    のどうしを夫々連結してある管内走行装置であって、前
    記機体(2)どうしの連結部(10)の全てを、同一方向の一
    軸芯(X)周りに揺動自在に形成し全ての前記機体(2)をそ
    の走行に伴って管(1)軸芯(Y)周りに旋回させるために、
    操向操作自在な回転体(B)を設け、前記回転体(B)を駆動
    回転する駆動装置(19)を設けてある管内走行装置。
JP11552188U 1988-08-31 1988-08-31 管内走行装置 Expired - Lifetime JPH0618285Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11552188U JPH0618285Y2 (ja) 1988-08-31 1988-08-31 管内走行装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11552188U JPH0618285Y2 (ja) 1988-08-31 1988-08-31 管内走行装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0237359U JPH0237359U (ja) 1990-03-12
JPH0618285Y2 true JPH0618285Y2 (ja) 1994-05-11

Family

ID=31357257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11552188U Expired - Lifetime JPH0618285Y2 (ja) 1988-08-31 1988-08-31 管内走行装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0618285Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0237359U (ja) 1990-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000052282A (ja) T字分岐管内走行ロボット及びその方向制御方法
US4862808A (en) Robotic pipe crawling device
US4677865A (en) Pipe pig with running gear
US7137465B1 (en) Crawler device
JP4677595B1 (ja) 配管検査装置
JPH0544390B2 (ja)
JP2014166806A (ja) 管内走行装置及び管内検査装置
JPH0618285Y2 (ja) 管内走行装置
JPH0621012Y2 (ja) 管内走行装置
US4526106A (en) Three-wheeled adjustable vehicle
CN113442149A (zh) 一种可在相交管道上行驶的机器人系统及使用方法
JP2517140B2 (ja) 管内走行装置の走行駆動構造
JPH0487784A (ja) 配管内走行車
JPH02259559A (ja) 管内走行車
JPH0623959Y2 (ja) 管内監視用カメラの姿勢制御装置
JP2617137B2 (ja) 管内駆動台車
JPH06102424B2 (ja) 導管点検走行装置
JPS63282637A (ja) 配管内走行装置
CN209925867U (zh) 一种管道修复器的全地形行走机构
JP4660213B2 (ja) 管内走行装置および配管検査装置
JP2001254904A (ja) ボイラ炉壁管用検査装置
JPH02117463A (ja) 管内走行装置
JP3592084B2 (ja) 管内走行ロボット
JPH03239665A (ja) 管内走行装置の走行駆動構造
JPH0518667B2 (ja)