JP4660213B2 - 管内走行装置および配管検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、管内走行装置、特に上下水道配管、ガス配管、発電所等の蒸気配管、冷却水配管、その他各種プラントの配管内を自走する管内走行装置および配管検査装置に関する。
上下水道配管、ガス配管、発電所等の蒸気配管、冷却水配管、その他各種プラントの配管は安全性の確保の為に定期的な検査が必要とされる。大口径の配管は、検査員が中に入って検査できるが、小口径の配管の内部には検査員が入ることができない。特に、地下に埋設された上下水道配管等は、X線等を用いる外部からの検査もできないので、配管内を走行して、配管の内部を検査する管内検査装置、あるいはそのための管内走行装置が各種、提案されている。
例えば、特許文献1には、カメラと超音波センサを搭載してガス配管内を走行する管内走行ロボットと地上に設置した制御装置をケーブルで結んで、地下に埋設されたガス配管の内部を検査する配管検査装置が開示されている。
また、特許文献2には、走行駆動輪の走行方向を転換する操舵機構と操舵モータおよび位置検出センサを備えた管内走行ロボットと管外に設置したコントローラをケーブルで結んで、前記コントローラで前記操舵機構を制御して、前記管内走行ロボットをT字分岐管内へ直角に向きを変えて進入走行させる方法が開示されている。
また、特許文献3には、先端部に駆動車輪を有する1対のアームと先端部に従動車輪を有する1対の作動アームと、前記1対のアームおよび前記1対の作動アームを押し拡げて前記駆動車輪および前記従動車輪を管の内壁に押圧する押圧手段と、差動歯車装置を介して1対の前記駆動車輪を回転駆動する1台の駆動用モータを備えた管内走行装置が開示されている。
特開2004−132763号公報 特開2000−52282号公報 特開平7−309228号公報
しかしながら、特許文献1の配管検査装置は、配管内を走行する管内走行ロボットと地上に設置した制御装置をケーブルで結んでいるので、ケーブルの長さによって検査可能な範囲が制限されるという問題があった。また、操舵機構を備えていないので、検査経路の
途中に分岐の配管には対応できないという問題があった。
また、特許文献2の管内走行ロボットも、ケーブルの長さによって検査可能な範囲が制限されるという問題があった。また、センサと操舵機構とコントローラを電気的に結合して操舵制御を行うので、機構と制御装置が複雑であり信頼性が低いという問題があった。特にT字分岐管の途中で操舵不能に陥ると、管内走行ロボットの回収が極めて困難であった。
特許文献3の管内走行装置は、差動歯車装置を介して、1台の駆動用モータと1対の駆動車輪を結合しているので、1対の駆動車輪の一方が管壁から離れると、管壁から離れた方の駆動車輪は高速で空転し、管壁に接触している他方の駆動車輪は停止する現象が生じる。このため、分岐管を通過する際に管内走行装置の運動が不安定になるおそれがあった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、複雑な操舵機構あるいは外部制御装置を用いずに、湾曲した管路、内径の変化する管路、分岐のある管路等を自律走行できる管路走行装置を提供することを目的とする。
本発明の管内走行装置の第1の構成は、フレームと前記フレームの左右に設けられた回動軸に軸支されて水平面内で自在に回動する2本のアームと、前記アームのそれぞれの先端に軸支されて、水平面内で回転駆動される駆動輪と、前記アームに前記回動軸まわりの復元力を印加する付勢手段を備えることを特徴とする。
第1の構成によれば、付勢手段によってアームを所定の方向に回動させるので、管路の湾曲や、内径の変化にかかわらず、駆動輪は管路の内壁への接触を保つことができる。このため、この管内走行装置は管路に倣って走行することができる。
なお、付勢手段はアームが回動軸まわりに回動するように付勢する弾性部材であり、実施例に示すようなアーム同士を連結する弦巻ばねには限られない。回動軸まわりにねじり変位するねじりばねでアームとフレームを連結してもよいし、アームとフレームをばねあるいはゴム材等で連結してもよい。
本発明の管内走行装置の第2の構成は、前記第1の構成において、前記付勢手段は、前記2本のアームの間に架け渡されたばねであることを特徴とする。
本発明の管内走行装置の第3の構成は、フレームと前記フレームの前方右側、前方左側、後方右側及び後方左側に設けられた回動軸に軸支されて水平面内で自在に回動する第1乃至第4のアームと、前記第1乃至第4のアームの一端に軸支されて水平面内で回転駆動される第1乃至第4の駆動輪と、前記第1乃至第4のアームに前記回動軸まわりの復元力を印加する付勢手段を備えることを特徴とする。
第3の構成によれば、管内走行装置を4組のアーム及び駆動輪で支持および駆動するので、管内走行装置の姿勢を安定させることができる。
本発明の管内走行装置の第4の構成は、前記第3の構成において、前記付勢手段は、前記第1のアームと前記第2のアームの間、および前記第3のアームと前記第4のアームの間にそれぞれ架け渡されたばねであることを特徴とする。
この構成によれば、第1乃至第4のアームは、前記第1のアームと前記第2のアームの間、および前記第3のアームと前記第4のアームの間にそれぞれ架け渡されたばねで付勢されて、第1の駆動輪と第2の駆動輪の間隔及び第3の駆動輪と第4の駆動輪の間隔を拡げるので、走行経路の途中で配管の内径が拡大しても、第1乃至第4の駆動輪は配管の内壁との接触を保ち続けることができる。
本発明の管内走行装置の第5の構成は、前記第3の構成において、前記付勢手段は、前記第1のアームと前記第3のアームの間、および前記第2のアームと前記第4のアームの間にそれぞれ架け渡されたばねであることを特徴とする。
この構成によれば、第1乃至第4のアームは、前記第1のアームと前記第3のアームの間、および前記第2のアームと前記第4のアームの間にそれぞれ架け渡されたばねで付勢されて、第1の駆動輪と第2の駆動輪の間隔及び第3の駆動輪と第4の駆動輪の間隔を狭めるので、走行経路の途中で配管の内径が縮小しても、スムーズに通り抜けることができる。
本発明の管内走行装置の第6の構成は、前記第3の構成において、前記付勢手段は、前記第1のアームと前記第2のアームの間、前記第3のアームと前記第4のアームの間、前記第1のアームと前記第3のアームの間、および前記第2のアームと前記第4のアームの間にそれぞれ架け渡されたばねであることを特徴とする。
この構成によれば、第1乃至第4のアームが、第1乃至第4のばねで連結されているので、駆動輪が管路から離れて、駆動輪に印加されていた反力が消滅しても、第1乃至第4のアームは、第1乃至第4のばねの力がバランスする位置で保持されるので、管路内に段差や障害物があっても、スムーズに通過することができる。
本発明の管内走行装置の第7の構成は、前記第3乃至第6の構成において、前記第1、第3のアームの回転面および前記第1、第3駆動輪の回転面は、前記フレームの右側が、前記第2、第4のアームの回転面および前記第2、第4駆動輪の回転面は、前記フレームの左側が、それぞれ低くなるように、前記水平面に対する傾斜角を備えていることを特徴とする。
この構成によれば、前記第1乃至第4のアームの回転面および前記第1乃至第4の駆動輪の回転面は正面から見て「ハ」の字形に傾斜しているので、管内走行装置の回頭がスムーズに行える。
本発明の管内走行装置の第8の構成は、前記第3乃至第7の構成において、前記第1、第2、第3および第4の駆動モータの回転方向の正逆を個別に切り替える制御装置を備えることを特徴とする。
この構成によれば、前記第1、第2、第3および第4の駆動モータの回転方向の正逆を個別に切り替えることができるので、管内走行装置を右左折させることができる。
本発明の管内走行装置の第9の構成は、前記第8の構成において、管路の分岐を検出するセンサを備えることを特徴とする。
この構成によれば、センサによって管路の分岐を検出できるので、外部の制御装置や遠隔操作装置に依らず、管内走行装置が自律的に当該分岐を、直進または右左折することができる。なおセンサは、例えばCCDカメラで撮像した画像を利用するものなど、各種公知のものを利用できる。また、配管検査用に搭載するCCDカメラ等のセンサ類を分岐検出の用途に兼用してもよい。
本発明の配管検査装置の構成は、配管内検査用センサと前記第1乃至第9の構成を備えた管内走行装置からなることを特徴とする。
この構成の配管検査装置は、配管内を自律的に走行して、配管内を検査することができる。
以上説明したように、本発明の管内走行装置は、複雑な操舵機構や外部制御装置を用いずに、湾曲した管路、内径の変化する管路、分岐のある管路等を自在に走行できるので、各種配管、特に地中に埋設された上下水道配管、ガス配管等の内部を検査する検査装置用の走行装置として有用である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施例1に係る管内走行装置の平面図である。なお、本明細書における「前方」とは管内走行装置の通常の走行方向(図1で矢印で示した方向)であり、「左右」とは、管内走行装置の上に立って「前方」を見た時の左右をいうことにする。
図1において、1は管内走行装置であり、管内走行装置1はフレーム2、第1〜第4のアーム3〜6、第1〜第4の駆動用モータ7〜10、第1〜第4の駆動輪11〜14および第1、第2のばね15、16を備えている。
フレーム2は、第1〜第4のアーム3〜6等の構成部材を支持する構造駆体であるとともに、第1〜第4の駆動用モータ7〜10に動力を供給するバッテリー(図示せず)、第1〜第4の駆動用モータ7〜10の回転方向、速度、トルクを制御する制御装置(図示せず)およびペイロード17(例えば、CCDカメラ、超音波センサなどの配管検査用センサ類)を搭載するプラットフォームでもある。
第1〜第4のアーム3〜6はそれぞれフレーム2の前方右側、前方左側、後方右側および後方左側にあって、フレーム2に固定された回動軸18〜21に回転支持されて、水平面内で回動する。駆動用モータ7〜10はそれぞれ第1〜第4のアーム3〜6の先端に固定されて、第1〜第4の駆動輪11〜14を回動駆動する。
第1のばね15は、第1のアーム3および第2のアーム4の他端(回動軸18,19を鋏んで、第1および第2の駆動輪11,12の取り付け端と反対の端)の間に架け渡されて、第1のアーム3および第2のアーム4が回動軸18、19まわりに回転して、第1および第2の駆動輪11,12の間隔を拡げるような復元力を印加している。同様に、第2のばね16は、第3のアーム5および第4のアーム6の他端の間に架け渡されて、第3のアーム5および第4のアーム6が回動軸20、21まわりに回転して、第3および第4の駆動輪13,14の間隔を拡げるような復元力を印加している。
図2は、管路22に置かれた管内走行装置1を正面から見た図である。図2に示すように、第1〜第4の駆動輪11〜14(第3、第4の駆動輪13、14は図では見えない)が管路22の壁面に接触して、管内走行装置1の重量を支持している。
このように構成されているので、図3に示すように、第1〜第4のアーム3〜6は管路22から受ける反力によって回動し、第1〜第4の駆動輪11〜14は湾曲した管路22の壁面に常に接触する。そのため、管内走行装置1は湾曲した管路22の壁面に倣って走行することができる。
また、第1の〜第4の駆動輪11〜14は、第1および第2のばね15,16によって、フレーム2の外側に変位するように付勢されているので、管路22の内径が経路の途中で拡大した場合にも、第1の〜第4の駆動輪11〜14は管路22の壁面と接触を続けることができる。
また、管内走行装置1は2本の配管の合流部を走行することもできる。図4は、主管23に支管24が合流する管継手25における管内走行装置の動きを説明する図である。主管23を走行する管内走行装置Aは、主管23に倣って直進するが、支管24を走行する管内走行装置Bは管継手25の手前の湾曲部分で右方向に向きを変えられて、左前方の駆動輪を主管23の内壁に接触させて右回頭を続け、管継手25を右折する。
図5は本発明の実施例1に係る管内走行装置の変形例を示す平面図である。このように、第1のばね15および第2のばね16に代えて、第3のばね31を第1のアーム3および第3のアーム5の間に架け渡し、第4のばね32を第2のアーム4および第4のアーム6の間に架け渡して、第1の駆動輪11と第2の駆動輪12の間隔および第3の駆動輪13と第4の駆動輪14の間隔が狭くなるように、第1のアーム3乃至第4のアーム6を付勢してもよい。
このように、第3のばね31および第4のばね32によって、第1の駆動輪11と第2の駆動輪12の間隔および第3の駆動輪13と第4の駆動輪14の間隔が狭く保たれると、図6のように、管路22の途中で内径が縮小したり、図7のように、管路22の内壁に障害物があってもスムーズに通過することができる。
図8は本発明の実施例1に係る管内走行装置の別の変形例を示す平面図である。このように、第1のばね15、第2のばね16、第3のばね31および第4のばね32を、第1〜第4のアーム3〜6の間に架け渡してもよい。このように、第1〜第4のばね15、16、31,32を備えると、第1〜第4の駆動輪11〜14は、管路22の内壁からの反力を受けて自在に変位するとともに、段差や分岐の通過の際に第1〜第4の駆動輪11〜14が一時的に管路の内壁から離れて反力が消滅すると、第1〜第4のアーム3〜6は、第1のばね15、第2のばね16、第3のばね31および第4のばね32の力がバランスする位置で保持される。このため、管路に段差があっても、乗り越えることができる。また、管路の内径が拡大縮小する場所や、管路の内部の障害物をスムーズに通過することができる。
図9は本発明の実施例2に係る管内走行装置の正面図である。実施例2に係る管内走行装置41の基本的な構成は、実施例1に係る管内走行装置1と共通するので同一の符号を付している。
管内走行装置41は、第1〜第4のアーム3〜6および第1〜第4の駆動輪11〜14の回転面をフレーム2の外側が低くなるように、つまり正面から見て「ハ」の字形になるように傾けたことが特徴である。なお、第1〜第4のアーム3〜6および第1〜第4の駆動輪11〜14の回転面の傾きは水平面から10°以下が望ましく、特に傾きを5°にすると最も良好な結果を得られた。
この管内走行装置41は、2つの管路が直交するT字管継手をスムーズに走行できる。
図10は、主管26と支管27が直交するT字管継手28において、管内走行装置41が直進する状態を示す図であり、図11は管内走行装置41がT字管継手28を右折して主管26から支管27に進入する状態を示す図であり、図12は管内走行装置41が支管27から主管26に進出する状態を示す図である。なお、図10乃至図12において、管内走行装置41に付した矢印は、管内走行装置41の走行方向を示し、第1乃至第4の駆動輪11〜14の横に付した矢印付の円弧は、各駆動輪の回転方向を示している。
図10に示すように、主管26内を直進してT字管継手28を通過する場合は、右側の駆動輪(第1および第3の駆動輪11,13)を時計回りに駆動し、左側の駆動輪(第2および第4の駆動輪12,14)を反時計回りに駆動して、管内走行装置41を前進させる。また、進路の保持と修正は、フレーム2上の制御装置で、第1〜4の駆動用モータ7〜10の回転方向、速度、トルクを調整して行う。例えば、外乱により管内走行装置41が右を向いたら、第2の駆動輪12の回転方向を時計回りに変えて、管内走行装置41に左向きの回頭モーメントを与えて進路を修正する。なお、管内走行装置41の進行方向のずれはフレーム2に搭載するセンサ(例えば、配管検査用に搭載するCCDカメラ等のセンサ類をこの用途に兼用すればよい)で検出する。
図11に示すように、主管26を右折して支管27に進入する場合は、主管26と支管27の分岐において、第1の駆動輪11の回転方向を反時計回りに変えて、管内走行装置41に右向きの回頭モーメントを与えて、右回頭を行う。この場合も、駆動輪3の回転方向の変更は、管内走行装置41に搭載された制御装置(図示せず)によって第1の駆動用モータ7の回転方向の正逆を切り替えて行う。また、管内走行装置41の主管26と支管27との分岐への到達は、フレーム2に搭載するセンサ(例えば、配管検査用のセンサ類をこの用途に兼用すればよい)で検出する。
図12に示すように、T字管継手28を左折して支管27から主管26に進出する場合は、主管26と支管27の分岐において、第2の駆動輪12の回転方向を時計回りに変えて、管内走行装置41に左向きの回頭モーメントを与えて、左回頭を行う。なお、分岐における、直進または右左折は事前に前記制御装置に書き込まれたプログラムに従う。
また、管内走行装置41は、第1〜第4の駆動輪11〜14の回転面を、フレーム2の外側が低くなるように傾けているので、水平面42を走行することもできる。
このように、管内走行装置41は、管路の中を自力で走行し、曲線路、内径の拡大縮小部分、障害物、段差等を通過することができ、T字管継手28を検出するセンサを取り付ければ、T字管継手28において直進、右折、左折を選ぶことができる。このように、管内走行装置41は、プログラムされた経路に従って、管路内を自力で走行することができる。
なお、実施例1および実施例2では、4組のアームと駆動輪を備えた管内走行装置の例を取り上げたが、本発明の管内走行装置はこのような4輪の装置に限られるものではない。フレームの左右に取り付けた2組のアームと駆動輪からなる2輪の装置、6組のアームと駆動輪を備えた6輪の装置、あるいは4輪の装置を2台以上連結した列車型の装置など各種の応用変形例を構成することができる。
本発明の実施例1に係る管内走行装置の平面図である。 本発明の実施例1に係る管内走行装置の正面図である。 湾曲した管路を通過する管内走行装置を示す平面図である。 主管に支管が合流する管継手を通過する管内走行装置を示す平面図である。 本発明の実施例1に係る管内走行装置の変形例を示す平面図である。 内径が変化する管路を通過する管内走行装置を示す平面図である。 障害物がある管路を通過する管内走行装置を示す平面図である。 本発明の実施例1に係る管内走行装置の変形例を示す平面図である。 本発明の実施例2に係る管内走行装置の平面図である。 T字管継手を直進する管内走行装置を示す平面図である。 T字管継手を右折する管内走行装置を示す平面図である。 T字管継手を左折する管内走行装置を示す平面図である。
符号の説明
1 管内走行装置
2 フレーム
3〜6 第1〜第4のアーム
7〜10 第1〜第4の駆動用モータ
11〜14 第1〜第4の駆動輪
15、16 第1、第2のばね
17 ペイロード
18〜21 回動軸
22 管路
23 主管
24 支管
25 管継手
26 主管
27 支管
28 T字管継手
31、32 第3、第4のばね
41 管内走行装置
42 水平面


Claims (8)

  1. フレームと
    前記フレームの前方右側、前方左側、後方右側及び後方左側に設けられた回動軸に軸支されて水平面内で自在に回動する第1乃至第4のアームと、
    前記第1乃至第4のアームの一端に軸支されて、駆動用モータにより個別に回転駆動される第1乃至第4の駆動輪と、
    前記第1乃至第4のアームに前記回動軸まわりの復元力を印加する付勢手段と、を備え
    前記第1、第3のアームの回転面および前記第1、第3駆動輪の回転面は、前記フレームの右側が、前記第2、第4のアームの回転面および前記第2、第4駆動輪の回転面は、前記フレームの左側が、それぞれ低くなるように、前記水平面に対して10°以下の傾斜角で傾斜していることを特徴とする管内走行装置。
  2. 前記第1、第3のアームの回転面および前記第1、第3駆動輪の回転面の水平面に対する傾斜角、並びに前記第2、第4のアームの回転面および前記第2、第4駆動輪の回転面の水平面に対する傾斜角は5°であることを特徴とする請求項1に記載の管内走行装置。
  3. 前記第1、第2、第3および第4の駆動モータの回転方向の正逆を個別に切り替える制御装置を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の管内走行装置。
  4. 前記付勢手段は、前記第1のアームと前記第2のアームの間、および前記第3のアームと前記第4のアームの間にそれぞれ架け渡されたばねであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一に記載の管内走行装置。
  5. 前記付勢手段は、前記第1のアームと前記第3のアームの間、および前記第2のアームと前記第4のアームの間にそれぞれ架け渡されたばねであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一に記載の管内走行装置。
  6. 前記付勢手段は、前記第1のアームと前記第2のアームの間、前記第3のアームと前記第4のアームの間、前記第1のアームと前記第3のアームの間、および前記第2のアームと前記第4のアームの間にそれぞれ架け渡されたばねであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一に記載の管内走行装置。
  7. 管路の分岐を検出するセンサを備えることを特徴とする請求項に記載の管内走行装置。
  8. 配管内検査用センサと請求項1乃至のいずれかに記載の管内走行装置からなることを特徴とする配管検査装置。
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