JPH0760174A - 塗装装置 - Google Patents
塗装装置Info
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- JPH0760174A JPH0760174A JP21630493A JP21630493A JPH0760174A JP H0760174 A JPH0760174 A JP H0760174A JP 21630493 A JP21630493 A JP 21630493A JP 21630493 A JP21630493 A JP 21630493A JP H0760174 A JPH0760174 A JP H0760174A
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- JP
- Japan
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- paint
- color change
- valve
- supply
- valves
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- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ソリッド塗料に対しても適用可能にする。
【構成】 塗料供給部41〜46の塗料供給口41a〜
46aを、それぞれポンプP−31〜P−36が介装さ
れた塗料供給管路51〜56を介してカラーチェンジバ
ルブB−11〜B−16の塗料導入口に接続し、また、
塗料回収口41b〜46bを、それぞれ塗料リターン管
路61〜66を介してバルブB−11〜B−16の塗料
排出口に接続している。ギヤポンプP−31〜P−36
に、それぞれ常開バイパスバルブB−31〜B−36を
並列接続し、かつ、ギヤポンプP−31〜P−36にク
ラッチC−31〜C−36を介して動力を伝達する。
46aを、それぞれポンプP−31〜P−36が介装さ
れた塗料供給管路51〜56を介してカラーチェンジバ
ルブB−11〜B−16の塗料導入口に接続し、また、
塗料回収口41b〜46bを、それぞれ塗料リターン管
路61〜66を介してバルブB−11〜B−16の塗料
排出口に接続している。ギヤポンプP−31〜P−36
に、それぞれ常開バイパスバルブB−31〜B−36を
並列接続し、かつ、ギヤポンプP−31〜P−36にク
ラッチC−31〜C−36を介して動力を伝達する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、閉時に塗料導入口と塗
料排出口が導通し、開時に上記塗料導入口と塗料吐出口
が導通するように構成された複数のカラーチェンジバル
ブを有する塗装装置に関し、特に各カラーチェンジバル
ブに対して各別なギヤポンプで塗料を供給するように構
成された塗装装置に関する。
料排出口が導通し、開時に上記塗料導入口と塗料吐出口
が導通するように構成された複数のカラーチェンジバル
ブを有する塗装装置に関し、特に各カラーチェンジバル
ブに対して各別なギヤポンプで塗料を供給するように構
成された塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の塗装装置のカラーチェンジバル
ブは、ギヤポンプを介してその塗料導入口に塗料が供給
される。そして、その閉時には、供給された塗料を塗料
排出口から排出し、また、その開時には、供給された塗
料をその塗料吐出口からスプレーガンに供給する。
ブは、ギヤポンプを介してその塗料導入口に塗料が供給
される。そして、その閉時には、供給された塗料を塗料
排出口から排出し、また、その開時には、供給された塗
料をその塗料吐出口からスプレーガンに供給する。
【0003】従来の塗装装置の場合、上記カラーチェン
ジバルブから排出された塗料をギヤポンプの入口にリタ
ーンさせており、したがって、リターンされた塗料がギ
ヤポンプによって再び上記カラーチェンジバルブの塗料
導入口に送り込まれる。つまり、カラーチェンジバルブ
の閉動作時に塗料の循環路が構成される。
ジバルブから排出された塗料をギヤポンプの入口にリタ
ーンさせており、したがって、リターンされた塗料がギ
ヤポンプによって再び上記カラーチェンジバルブの塗料
導入口に送り込まれる。つまり、カラーチェンジバルブ
の閉動作時に塗料の循環路が構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の塗装装置
は、メタリック塗料に適用することができない。なぜな
ら、メタリック塗料が上記循環路を循環する間に該塗料
に含まれたメタルがギヤポンプによって繰り返し押し潰
されるからである。
は、メタリック塗料に適用することができない。なぜな
ら、メタリック塗料が上記循環路を循環する間に該塗料
に含まれたメタルがギヤポンプによって繰り返し押し潰
されるからである。
【0005】なお、上記メタルが押し潰されるという事
態を回避するため、ギヤポンプの駆動源に定速度運転の
可能なサーボモータを使用して、カラーチェンジバルブ
の閉動作時非塗装時にこのサーボモータを停止すること
が考えられるが、そのようにすると、上記塗料の循環が
停止するので、該塗料に含まれたメタルが沈降するとい
う不都合が発生する。
態を回避するため、ギヤポンプの駆動源に定速度運転の
可能なサーボモータを使用して、カラーチェンジバルブ
の閉動作時非塗装時にこのサーボモータを停止すること
が考えられるが、そのようにすると、上記塗料の循環が
停止するので、該塗料に含まれたメタルが沈降するとい
う不都合が発生する。
【0006】以上の理由から、従来のこの種の塗装装置
は、ソリッド塗料専用の塗装手段として用いられてい
る。
は、ソリッド塗料専用の塗装手段として用いられてい
る。
【0007】本発明は、かかる状況に鑑み、この種の塗
装装置をメタリック塗料にも適用可能にすることを目的
としている。
装装置をメタリック塗料にも適用可能にすることを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、閉時に塗料導
入口と塗料排出口が導通し、開時に上記塗料導入口と塗
料吐出口が導通するように構成された複数のカラーチェ
ンジバルブを有し、該カラーチェンジバルブをパイロッ
トエアによって選択的に開動作させてスプレーガンに塗
料を供給する塗装装置において、上記各カラーチェンジ
バルブに対応して設けた塗料供給部と、上記各塗料供給
部の塗料供給口と該供給部に対応する上記カラーチェン
ジバルブの塗料導入口との間にそれぞれ介在された塗料
供給管路と、上記各塗料供給部の塗料回収口と該供給部
に対応する上記カラーチェンジバルブの塗料導入口との
間にそれぞれ介在された塗料リターン管路と、上記各塗
料供給管路にそれぞれ介在させた塗料送給用のギヤポン
プと、上記各ギヤポンプにそれぞれ並列接続したバイパ
スバルブと、上記カラーチェンジバルブの閉時に、対応
する上記ギヤポンプを停止させる手段と、上記カラーチ
ェンジバルブの開時に、対応する上記バイパスバルブを
閉動作させる手段とを備えることを特徴としている。
入口と塗料排出口が導通し、開時に上記塗料導入口と塗
料吐出口が導通するように構成された複数のカラーチェ
ンジバルブを有し、該カラーチェンジバルブをパイロッ
トエアによって選択的に開動作させてスプレーガンに塗
料を供給する塗装装置において、上記各カラーチェンジ
バルブに対応して設けた塗料供給部と、上記各塗料供給
部の塗料供給口と該供給部に対応する上記カラーチェン
ジバルブの塗料導入口との間にそれぞれ介在された塗料
供給管路と、上記各塗料供給部の塗料回収口と該供給部
に対応する上記カラーチェンジバルブの塗料導入口との
間にそれぞれ介在された塗料リターン管路と、上記各塗
料供給管路にそれぞれ介在させた塗料送給用のギヤポン
プと、上記各ギヤポンプにそれぞれ並列接続したバイパ
スバルブと、上記カラーチェンジバルブの閉時に、対応
する上記ギヤポンプを停止させる手段と、上記カラーチ
ェンジバルブの開時に、対応する上記バイパスバルブを
閉動作させる手段とを備えることを特徴としている。
【0009】
【作用】カラーチェンジバルブの閉時には、該バルブに
対応して設けられたギヤポンプが停止されるととも、該
ギヤポンプが対応するバイパスバルブによって短絡され
る。したがって、塗料供給部の塗料供給口から供給され
た塗料は、上記バイパスバルブおよびカラーチェンジバ
ルブを通って該塗料供給部の塗料回収口に戻される。
対応して設けられたギヤポンプが停止されるととも、該
ギヤポンプが対応するバイパスバルブによって短絡され
る。したがって、塗料供給部の塗料供給口から供給され
た塗料は、上記バイパスバルブおよびカラーチェンジバ
ルブを通って該塗料供給部の塗料回収口に戻される。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1において、カラーチェンジバルブユニット1
0は、カラーチェンジバルブB−11〜B−16と、洗
浄用エア供給バルブB−17と、洗浄用シンナー供給バ
ルブB−18とをマニホールド11に付設した構成を有
している。なお、上記マニホールド11には、トリガバ
ルブ20を介してスプレーガン21が接続されている。
また、トリガバルブ20には、該バルブ20の開操作に
伴ってオン動作するスイッチ22が併設されている。
する。図1において、カラーチェンジバルブユニット1
0は、カラーチェンジバルブB−11〜B−16と、洗
浄用エア供給バルブB−17と、洗浄用シンナー供給バ
ルブB−18とをマニホールド11に付設した構成を有
している。なお、上記マニホールド11には、トリガバ
ルブ20を介してスプレーガン21が接続されている。
また、トリガバルブ20には、該バルブ20の開操作に
伴ってオン動作するスイッチ22が併設されている。
【0011】ポンプユニット30は、ギヤポンプP−3
1〜P−36と、これらのギヤポンプP−31〜P−3
6にそれぞれ並設された常開バイパスバルブB−31〜
B−36と、ACサーボモータMによって等速回転され
る歯車31〜33と、ポンプP−31〜P−33の駆動
軸と歯車31〜33の回動軸との間にそれぞれ介在させ
たクラッチC−31〜C−33と、ポンプP−34〜P
−36の駆動軸と歯車31〜33の駆動軸との間にそれ
ぞれ介在させたクラッチC−34〜C−36とを備えて
いる。
1〜P−36と、これらのギヤポンプP−31〜P−3
6にそれぞれ並設された常開バイパスバルブB−31〜
B−36と、ACサーボモータMによって等速回転され
る歯車31〜33と、ポンプP−31〜P−33の駆動
軸と歯車31〜33の回動軸との間にそれぞれ介在させ
たクラッチC−31〜C−33と、ポンプP−34〜P
−36の駆動軸と歯車31〜33の駆動軸との間にそれ
ぞれ介在させたクラッチC−34〜C−36とを備えて
いる。
【0012】塗料供給部41〜46は、それぞれ塗料供
給口41a〜46aと、塗料回収口41b〜46bとを
有する。塗料供給口41a〜46aは、それぞれ上記ポ
ンプP−31〜P−36が介装された塗料供給管路51
〜56を介して上記カラーチェンジバルブB−11〜B
−16の塗料導入口に接続され、また、塗料回収口41
b〜46bは、それぞれ塗料リターン管路61〜66を
介して上記バルブB−11〜B−16の塗料排出口に接
続されている。
給口41a〜46aと、塗料回収口41b〜46bとを
有する。塗料供給口41a〜46aは、それぞれ上記ポ
ンプP−31〜P−36が介装された塗料供給管路51
〜56を介して上記カラーチェンジバルブB−11〜B
−16の塗料導入口に接続され、また、塗料回収口41
b〜46bは、それぞれ塗料リターン管路61〜66を
介して上記バルブB−11〜B−16の塗料排出口に接
続されている。
【0013】なお、図示していないが、上記塗料供給口
41a〜46aには、互いに異なる塗料を加圧して送出
する塗料供給源がそれぞれ接続されており、また、塗料
回収口41b〜46bには、塗料タンクがそれぞれ接続
されている。
41a〜46aには、互いに異なる塗料を加圧して送出
する塗料供給源がそれぞれ接続されており、また、塗料
回収口41b〜46bには、塗料タンクがそれぞれ接続
されている。
【0014】図2に示す制御部70の出力には、前記モ
ータMと、パイロット圧供給用ソレノイドバルブB−8
1〜B−88、パイロット圧供給用ソレノイドバルブB
−91〜B−96およびクラッチ制御用ソレノイドバル
ブB−101〜B−106の各ソレノイドが接続され、
また、制御部70の入力には、前記トリガバルブ20に
併設されたスイッチ22およびメモリ71が接続されて
いる。
ータMと、パイロット圧供給用ソレノイドバルブB−8
1〜B−88、パイロット圧供給用ソレノイドバルブB
−91〜B−96およびクラッチ制御用ソレノイドバル
ブB−101〜B−106の各ソレノイドが接続され、
また、制御部70の入力には、前記トリガバルブ20に
併設されたスイッチ22およびメモリ71が接続されて
いる。
【0015】そして、上記パイロット圧供給用ソレノイ
ドバルブB−81〜B−88およびB−91〜B−96
の入力口にはパイロットエア供給源110がそれぞれ接
続され、また該バルブB−81〜B−88およびB−9
1〜B−96の出力口には、それぞれ前記カラーチェン
ジバルブB−11〜B−18およびバイパスバルブB−
31〜B−36のパイロット圧入力口が接続されてい
る。
ドバルブB−81〜B−88およびB−91〜B−96
の入力口にはパイロットエア供給源110がそれぞれ接
続され、また該バルブB−81〜B−88およびB−9
1〜B−96の出力口には、それぞれ前記カラーチェン
ジバルブB−11〜B−18およびバイパスバルブB−
31〜B−36のパイロット圧入力口が接続されてい
る。
【0016】上記クラッチ制御用ソレノイドバルブB−
101〜B−106の入力口にはエア供給源111がそ
れぞれ接続され、また、該バルブB−101〜B−10
6の出力口には、それぞれ前記クラッチC1〜C6が接
続されている。
101〜B−106の入力口にはエア供給源111がそ
れぞれ接続され、また、該バルブB−101〜B−10
6の出力口には、それぞれ前記クラッチC1〜C6が接
続されている。
【0017】いま、前記塗料供給部41〜46の塗料供
給口41a〜46aから供給される塗料のカラーをそれ
ぞれA〜Fとすると、図2に示したメモリ71には以下
のようなバルブ制御情報が格納される。
給口41a〜46aから供給される塗料のカラーをそれ
ぞれA〜Fとすると、図2に示したメモリ71には以下
のようなバルブ制御情報が格納される。
【0018】 A B C D E F B−81 ○ × × × × × B−82 × ○ × × × × B−83 × × ○ × × × B−84 × × × ○ × × B−85 × × × × ○ × B−86 × × × × × ○ B−91 ○ × × × × × B−92 × ○ × × × × B−93 × × ○ × × × B−94 × × × ○ × × B−95 × × × × ○ × B−96 × × × × × ○ B−101 ○ × × × × × B−102 × ○ × × × × B−103 × × ○ × × × B−104 × × × ○ × × B−105 × × × × ○ × B−106 × × × × × ○ なお、上記において、○は切換えるべきバルブを、また
×は切換えを必要としないバルブを示している。
×は切換えを必要としないバルブを示している。
【0019】以下、この実施例の作用を説明する。制御
部70は、前記トリガバルブ20に併設されたスイッチ
22がオフしている状態において、上記バルブB−81
〜B−88、B−91〜B−96およびB−101〜B
−106のいずれにも切換え信号を出力せず、かつモー
タMを停止させる。
部70は、前記トリガバルブ20に併設されたスイッチ
22がオフしている状態において、上記バルブB−81
〜B−88、B−91〜B−96およびB−101〜B
−106のいずれにも切換え信号を出力せず、かつモー
タMを停止させる。
【0020】かかる状態においては、バルブB−11〜
B−18およびバルブB−31〜B−36にパイロット
エアが作用しないので、前者は閉状態を、また後者は開
状態をそれぞれ保持する。また、この状態では、クラッ
チC1〜C6に係合用のエアが作用しないので、これら
のクラッチC1〜C6は解放状態を保持する。
B−18およびバルブB−31〜B−36にパイロット
エアが作用しないので、前者は閉状態を、また後者は開
状態をそれぞれ保持する。また、この状態では、クラッ
チC1〜C6に係合用のエアが作用しないので、これら
のクラッチC1〜C6は解放状態を保持する。
【0021】バルブB−11〜B−16は、いわゆる三
方弁であり、閉状態においてその塗料導入口と塗料排出
口とが連通し、開状態においてその塗料導入口と塗料吐
出口(図示していないが、マニホールド11に連通して
いる)とが連通する。
方弁であり、閉状態においてその塗料導入口と塗料排出
口とが連通し、開状態においてその塗料導入口と塗料吐
出口(図示していないが、マニホールド11に連通して
いる)とが連通する。
【0022】したがって、上記スイッチ22がオフして
いる状態では、塗料供給部41〜46の供給口41a〜
46aから吐出された塗料が、それぞれバルブB−31
〜B−36およびバルブB−11〜B−16を介して供
給部41〜46の回収口41b〜46bに戻されること
になる。
いる状態では、塗料供給部41〜46の供給口41a〜
46aから吐出された塗料が、それぞれバルブB−31
〜B−36およびバルブB−11〜B−16を介して供
給部41〜46の回収口41b〜46bに戻されること
になる。
【0023】ここで、トリガバルブ20が開操作されて
上記スイッチ22がオンすると、そのオン信号が制御部
70に入力される。この場合、制御部70は、外部から
与えられた塗装カラー指定データと上記メモリ71の記
憶内容とに基づいて、指定された塗装カラー(A〜Cの
いずれか)の塗料をスプレーガン21に供給するための
バルブ制御信号を発生する。
上記スイッチ22がオンすると、そのオン信号が制御部
70に入力される。この場合、制御部70は、外部から
与えられた塗装カラー指定データと上記メモリ71の記
憶内容とに基づいて、指定された塗装カラー(A〜Cの
いずれか)の塗料をスプレーガン21に供給するための
バルブ制御信号を発生する。
【0024】すなわち、例えば、塗装カラー指定データ
によって指定された塗装カラーがAであるとすると、上
記メモリ71の記憶内容から明らかなように、制御部7
0はバルブ81,91および101のソレノイドを付勢
する信号を発生する。
によって指定された塗装カラーがAであるとすると、上
記メモリ71の記憶内容から明らかなように、制御部7
0はバルブ81,91および101のソレノイドを付勢
する信号を発生する。
【0025】この場合、カラーチェンジバルブB−11
およびバイパスバルブB−31にパイロット圧が作用す
るので、該バルブB−11およびB−31がそれぞれ開
作動および閉作動し、また、クラッチC1にエアが供給
されて該クラッチC1が係合作動する。
およびバイパスバルブB−31にパイロット圧が作用す
るので、該バルブB−11およびB−31がそれぞれ開
作動および閉作動し、また、クラッチC1にエアが供給
されて該クラッチC1が係合作動する。
【0026】一方、制御部70は、上記スイッチ22の
オン信号に基づいてモータMを所定の回転数で回動させ
る。したがって、上記の例ではポンプP−31のみが運
転されることになる。
オン信号に基づいてモータMを所定の回転数で回動させ
る。したがって、上記の例ではポンプP−31のみが運
転されることになる。
【0027】この結果、塗料供給部41の塗料供給口4
1aから供給されるカラーAの塗料がポンプP−31に
よってカラーチェンジバルブB−11まで圧送される。
そして、この塗料は、開状態にある該バルブB−11を
介してマニホールド11内に流入した後、ホース23お
よび開状態にあるトリガーバルブ20を通ってスプレー
ガン21からスプレーされる。
1aから供給されるカラーAの塗料がポンプP−31に
よってカラーチェンジバルブB−11まで圧送される。
そして、この塗料は、開状態にある該バルブB−11を
介してマニホールド11内に流入した後、ホース23お
よび開状態にあるトリガーバルブ20を通ってスプレー
ガン21からスプレーされる。
【0028】なお、トリガバルブ20が閉じられてスイ
ッチ22がオフした場合には、制御部70によってバル
ブ11および31がそれぞれ閉作動および開作動され、
さらに、クラッチC1が解放されるとともにモータMが
停止される。
ッチ22がオフした場合には、制御部70によってバル
ブ11および31がそれぞれ閉作動および開作動され、
さらに、クラッチC1が解放されるとともにモータMが
停止される。
【0029】また、上記塗装カラー指定データによって
塗装カラーB〜Fが指定されている状態でトリガバルブ
20が開かれた場合には、制御部70が要素12〜1
6、要素32〜36、クラッチC2〜C6およびモータ
Mに対して上記に準じた制御を実行する。
塗装カラーB〜Fが指定されている状態でトリガバルブ
20が開かれた場合には、制御部70が要素12〜1
6、要素32〜36、クラッチC2〜C6およびモータ
Mに対して上記に準じた制御を実行する。
【0030】ところで、塗装カラーをチェンジする場合
には、塗料が混ざるのを防止するために、上記マニホー
ルド11、ホース23、トリガーバルブ20およびスプ
レーガン21を洗浄する必要がある。
には、塗料が混ざるのを防止するために、上記マニホー
ルド11、ホース23、トリガーバルブ20およびスプ
レーガン21を洗浄する必要がある。
【0031】上記洗浄に際しては、上記塗装カラー指定
データの変更に基づいて制御部70がパイロットエア供
給バルブB−87およびB−88を切換え作動する。こ
れによって前記バルブユニット10の洗浄用エア供給バ
ルブB−17および洗浄用シンナー供給バルブB−18
がそれぞれ開作動するので、洗浄用エアおよび洗浄用シ
ンナーが要素11、23、20および21内を流通して
それらを洗浄する。
データの変更に基づいて制御部70がパイロットエア供
給バルブB−87およびB−88を切換え作動する。こ
れによって前記バルブユニット10の洗浄用エア供給バ
ルブB−17および洗浄用シンナー供給バルブB−18
がそれぞれ開作動するので、洗浄用エアおよび洗浄用シ
ンナーが要素11、23、20および21内を流通して
それらを洗浄する。
【0032】なお、制御部70は、内蔵するタイマによ
ってバルブB−17,B−18の開作動時間(洗浄時
間)を管理しており、この時間が経過するまでの間は、
次塗料をガン21に供給するための制御を禁止する。
ってバルブB−17,B−18の開作動時間(洗浄時
間)を管理しており、この時間が経過するまでの間は、
次塗料をガン21に供給するための制御を禁止する。
【0033】以上の説明から明らかなように、この実施
例によれば、カラーチェンジバルブB−11〜B−16
が閉状態にある場合に、対応する塗料供給部41〜46
の塗料供給口41a〜46aから供給された塗料が対応
するバイパスバルブB−31〜B〜36およびカラーチ
ェンジバルブB−11〜B−16を通って上記塗料供給
部41〜46の塗料回収口41b〜46bにリターンさ
れるので、ギヤポンプP−31〜P−36を塗料が通過
せず、しかも管路51〜56および61〜66において
塗料の流れが停止しない。
例によれば、カラーチェンジバルブB−11〜B−16
が閉状態にある場合に、対応する塗料供給部41〜46
の塗料供給口41a〜46aから供給された塗料が対応
するバイパスバルブB−31〜B〜36およびカラーチ
ェンジバルブB−11〜B−16を通って上記塗料供給
部41〜46の塗料回収口41b〜46bにリターンさ
れるので、ギヤポンプP−31〜P−36を塗料が通過
せず、しかも管路51〜56および61〜66において
塗料の流れが停止しない。
【0034】この結果、メタル塗料に適用した場合で
も、該塗料中のメタルがギヤポンプP−31〜P−36
によって繰り返し押し潰されるという事態は発生せず、
また、上記メタルが管路51〜56および61〜66中
で沈降する虞れもない。それゆえ、上記実施例は、ソリ
ッド塗料とメタル塗料の双方に適用可能である。
も、該塗料中のメタルがギヤポンプP−31〜P−36
によって繰り返し押し潰されるという事態は発生せず、
また、上記メタルが管路51〜56および61〜66中
で沈降する虞れもない。それゆえ、上記実施例は、ソリ
ッド塗料とメタル塗料の双方に適用可能である。
【0035】一方、上記実施例では、あるカラーチェン
ジバルブが開動作されているとき、他のカラーチェンジ
バルブに対応するギヤポンプが停止されるので、ギヤポ
ンプの消耗による劣化を可及的に低減することができ
る。
ジバルブが開動作されているとき、他のカラーチェンジ
バルブに対応するギヤポンプが停止されるので、ギヤポ
ンプの消耗による劣化を可及的に低減することができ
る。
【0036】なお、実施例では、単一のポンプ駆動モー
タMの動力をクラッチC1〜C6を介してギヤポンプP
−31〜P−36に選択的に作用させているが、各クラ
ッチC1〜C6に対してそれぞれ専用のモータを設ける
ようにしても良く、この場合には、クラッチC1〜C6
を選択的に係合する代わりに上記各モータが選択的に駆
動される。
タMの動力をクラッチC1〜C6を介してギヤポンプP
−31〜P−36に選択的に作用させているが、各クラ
ッチC1〜C6に対してそれぞれ専用のモータを設ける
ようにしても良く、この場合には、クラッチC1〜C6
を選択的に係合する代わりに上記各モータが選択的に駆
動される。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、カラーチェンジバルブ
が閉状態にある場合に、対応する塗料供給部の塗料供給
口から供給された塗料が対応するバイパスバルブおよび
上記カラーチェンジバルブを通って塗料供給部の塗料回
収口にリターンされるので、ギヤポンプを塗料が通過し
ない。したがって、メタル塗料に適用した場合でも、該
塗料に含まれたメタルがギヤポンプで押し潰されること
がなく、このため、ソリッド塗料とメタル塗料の双方に
適用することができる。
が閉状態にある場合に、対応する塗料供給部の塗料供給
口から供給された塗料が対応するバイパスバルブおよび
上記カラーチェンジバルブを通って塗料供給部の塗料回
収口にリターンされるので、ギヤポンプを塗料が通過し
ない。したがって、メタル塗料に適用した場合でも、該
塗料に含まれたメタルがギヤポンプで押し潰されること
がなく、このため、ソリッド塗料とメタル塗料の双方に
適用することができる。
【0038】また、本発明によれば、開状態のカラーチ
ェンジバルブに対応するギヤポンプのみが運転されるの
で、ギヤポンプの消耗による劣化を可及的に低減するこ
とができる。
ェンジバルブに対応するギヤポンプのみが運転されるの
で、ギヤポンプの消耗による劣化を可及的に低減するこ
とができる。
【図1】本発明の一実施例を示した概念図。
【図2】バルブ制御系の構成を例示したブロック図。
10 カラーチェンジバルブユニット B−11〜B−16 カラーチェンジバルブ 20 トリガバルブ 21 スプレーーガン 22 スイッチ 30 ポンプユニット B−31〜B−36 バイパスバルブ P−31〜P−36 ギヤポンプ C−31〜C−36 クラッチ 41〜46 塗料供給部 41a〜46a 塗料供給口 41b〜46b 塗料回収口 51〜56 塗料供給管路 61〜66 塗料リターン管路 70 制御部 71 メモリ
Claims (3)
- 【請求項1】 閉時に塗料導入口と塗料排出口とが導通
し、開時に上記塗料導入口と塗料吐出口とが導通するよ
うに構成された複数のカラーチェンジバルブを有し、該
カラーチェンジバルブをパイロットエアによって選択的
に開動作させてスプレーガンに塗料を供給する塗装装置
において、 上記各カラーチェンジバルブに対応して設けた塗料供給
部と、 上記各塗料供給部の塗料供給口と該供給部に対応する上
記カラーチェンジバルブの塗料導入口との間にそれぞれ
介在された塗料供給管路と、 上記各塗料供給部の塗料回収口と該供給部に対応する上
記カラーチェンジバルブの塗料導入口との間にそれぞれ
介在された塗料リターン管路と、 上記各塗料供給管路にそれぞれ介在させた塗料送給用の
ギヤポンプと、 上記各ギヤポンプにそれぞれ並列接続したバイパスバル
ブと、 上記カラーチェンジバルブの閉時に、対応する上記ギヤ
ポンプを停止させる手段と、 上記カラーチェンジバルブの開時に、対応する上記バイ
パスバルブを閉動作させる手段とを備えることを特徴と
する塗装装置。 - 【請求項2】 上記各ギヤポンプは、各別なクラッチを
介して単一のポンプ駆動源に連結されていることを特徴
とする請求項1に記載の塗装装置。 - 【請求項3】 上記ギヤポンプを停止させる手段は、該
ポンプに対応して設けられた上記クラッチと、上記カラ
ーチェンジバルブの閉時に該クラッチの係合を解く手段
とで構成された請求項2に記載の塗装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21630493A JPH0760174A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21630493A JPH0760174A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 塗装装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0760174A true JPH0760174A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=16686430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21630493A Pending JPH0760174A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 塗装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0760174A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009537293A (ja) * | 2006-05-15 | 2009-10-29 | デュール システムズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 塗装装置および塗装装置の作動方法 |
-
1993
- 1993-08-31 JP JP21630493A patent/JPH0760174A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009537293A (ja) * | 2006-05-15 | 2009-10-29 | デュール システムズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 塗装装置および塗装装置の作動方法 |
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