JPH0760140B2 - X線分析装置 - Google Patents

X線分析装置

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JPH0760140B2
JPH0760140B2 JP18314886A JP18314886A JPH0760140B2 JP H0760140 B2 JPH0760140 B2 JP H0760140B2 JP 18314886 A JP18314886 A JP 18314886A JP 18314886 A JP18314886 A JP 18314886A JP H0760140 B2 JPH0760140 B2 JP H0760140B2
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JP
Japan
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measurement
time
ray
unit
detector
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JP18314886A
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隆雄 大原
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Shimadzu Corp
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  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、例えば、X線回析装置のように、試料表面と
検出器とを入射X線に対して回転させるゴニオメータを
備えるX線分析装置に関する。
(ロ)従来技術とその問題点 従来、この種のX線分析装置、例えば、X線回折装置に
おいては、試料表面に対してX線入射角が変わるように
試料と検出器とを走査しつつ回折X線強度を測定し、試
料に含まれる化合物などの定性、定量分析を行なう。こ
の場合の走査速度は、通常、4度/分〜0.25度/分程度
であり、1回の測定に要する時間は、数分〜数時間であ
る。したがって、オペレータは、測定を開始した後は、
X線回折装置を離れて次の試料の準備などの別の作業を
行なうことが可能である。
ところが、従来例のX線回折装置では、1回の測定がい
つ終了するかが、明示されておらず、このため、オペレ
ータの勘に頼るか、あるいは、オペレータ自らが走査速
度および走査範囲などの測定条件に基づいて、測定時間
を算出する必要があった。このような測定時間の算出
は、検出器を所定角度ずつ送って各位置でのX線強度を
測定する、いわゆるステップ・スキャンモードでは、非
常に複雑となり、正確に算出するは困難である。
このように従来例のX線回折装置では、測定時間、した
がって、測定終了予定時刻の算出が困難であったり、あ
るいは、分かりにくいために、測定終了までに手待ち状
態ができたりして時間が有効に使えず、効率が悪いとい
う難点がある。
本発明は、上述の点に鑑みて成されたものであって、分
析の際の手待ち状態をなくして、時間を効率よく使える
ようにしたX線分析装置を提供することを目的とする。
(ハ)問題点を解決するための手段 本発明では、上述の目的を達成するために、試料表面と
検出器とを入射X線に対して回転させて測定を行うX線
分析装置において、時刻を計測する時計部と、走査モー
ド、走査範囲、走査速度、ステップ幅、ステップ速度な
どの測定条件を入力するための入力部と、該入力部から
の測定条件に基づいて、測定時間を算出するとともに、
この測定時間と前記時計部からの時刻とに基づいて、測
定終了予定時刻を算出する演算部と、該演算部の出力に
基づいて測定終了予定時刻を表示する表示部とを備えて
いる。
(ニ)作用 上記構成によれば、測定終了予定時刻が自動的に算出さ
れて表示部に表示されるので、オペレータは、その測定
終了予定時刻まで別の作業を行なうことができ、手待ち
状態をなくして時間を効率的に使うことができる。
(ホ)実施例 以下、図面によって本発明の実施例について詳細に説明
する。第1図は、本発明の一実施例の概略構成図であ
り、この実施例では、X線回折装置16に適用した場合に
ついて説明する。同図において、1はX線を放射するX
線管、2は回折X線17を検出するガイガー計数管などの
検出器、3は試料、4は測定の際に、試料3表面および
検出器2をX線管1からの入射X線15に対して回転させ
るゴニオメータである。
5は検出器2の出力に基づいて、X線強度を計測する計
測回路、6はゴニオメータ4の駆動を制御するととも
に、後述するデータ処理回路9を制御するコントロー
ラ、7はX線強度の変化を記録するレコーダである。
この実施例のX線回折装置16では、走査モードや走査範
囲などの測定条件を入力するための入力部としてのキー
ボード8と、このキーボード8からの測定条件に基づい
て、測定終了予定時刻を算出演算するデータ処理回路9
と、このデータ処理回路9からの出力に基づいて、測定
終了予定時刻を表示する表示部としてのCRT10とを備え
ている。
データ処理回路9は、時刻を計測する時計部11と、所定
のデータが記憶されているメモリ12と、演算部13とを備
えている。演算部13では、キーボード8からの測定条件
およびメモリ12からのデータに基づいて、測定時間を算
出し、さらに、この測定時間と時計部11からの現在時刻
とに基づいて、測定終了予定時刻を算出してCRT10に出
力する。
この演算部13における演算は、例えば、次のようにして
行なわれる。
(1)連続スキャンモードの場合 この場合には、キーボード8から入力される走査範囲お
よび走査速度に基づいて、次式に従って測定時間が算出
される。
測定時間=走査範囲/走査速度 (2)ステップ・スキャンモードの場合 この場合には、キーボード8から入力される積分時間、
ステップ幅およびデータ点数、さらに、メモリ12から読
み出されるステップ速度、レコーダ送り時間およびデー
タ送り時間に基づいて、次式に従って測定時間が算出さ
れる。
測定時間=(積分時間+ステップ幅/ステップ速度+レ
コーダ送り時間+データ送り時間)×データ点数 このようにして算出された測定時間と、時計部11から与
えられる現在時刻とから測定終了予定時刻を算出し、CR
T10に出力し、表示するようになっている。
ここで、連続スキャンモードとは、入射X線に対して試
料と検出器とを連続的に回転させながら、回折X線を連
続的に検出する測定モードを示している。また、ステッ
プスキャンモードとは、入射X線に対して試料と検出器
とを段階的に回転させる、すなわち、ステップ回転させ
ながら、各ステップ角度ごとの回折X線を積分して検出
する測定モードを示している。そして、通常、連続スキ
ャンモードは、定性分析に用いられ、ステップスキャン
モードは、定量分析に用いられている。
さらに、連続スキャンモードやステップスキャンモード
における各種測定条件は周知のものであるが、これら条
件について詳細に述べると次の通りである。すなわち、
走査速度とは、連続スキャンモードにおいて、試料と検
出器とを回転させる際の速度を示し、積分時間とは、ス
テップスキャンモードにおいて、各ステップ角度ごとに
回折X線強度を積分するのに要する時間を示し、ステッ
プ幅とは、ステップスキャンモードにおいて、隣接する
ステップ角度間の角度を示し、ステップ速度とは、ステ
ップスキャンモードにおいて、試料と検出器とをステッ
プ角度から次のステップ角度まで回転移動させる際の速
度を示している。
さらには、レコーダ送り時間とは、検出したデータをレ
コーダ7に送りレコード7が棒グラフ等のデータを書く
のに要する時間を示し、データ送り時間とは、検出した
データを演算部13に取り込むのに要する時間を示してい
る。
なお、上述した測定モードや各種測定条件は、分析開始
時に、予め演算部13にキーボード8等から入力してお
く。
第2図はCRT10の表示例を示す図である。CRT10には、キ
ーボード8から入力される測定条件とともに、測定開始
時刻および測定終了予定時刻が表示されるようになって
いる。この例では、ステップ・スキャンモードで、走査
範囲を150度から10度、積分時間を1秒、ステップ幅を
0.02度に設定し、測定を13時46分20秒に開始したときの
測定終了予定時刻が16時55分何秒かであることが矢符A
で示される位置に表示されている。
このように測定条件をキーボード8で設定入力すること
により、測定終了予定時刻が自動的に算出演算されてCR
T10に表示されるので、オペレータは、測定を開始して
から測定終了予定時刻までの間、次の試料の準備などの
別の作業を行なうことができ、従来例のように面倒な測
定終了予定時刻の算出をする必要がなく、また、測定終
了までの間に手待ち状態が生じるようなことがなくな
り、効率よく時間を使うことができる。
上述の実施例では、X線回折装置に適用した場合につい
て説明したけれども、本発明は、これに限るものではな
く、その他のX線分析装置、例えば、蛍光X線分析装置
やX線マイクロアナライザなどにも同様に適用できるも
のである。
上述の実施例では、表示部としてCRT10を設けたけれど
も、本発明の他の実施例として、CRT10に代えてプリン
タにより測定終了予定時刻を印字して表示するように構
成してもよい。
(ヘ)効果 以上のように本発明によれば、測定条件を設定入力する
ことにより、測定終了予定時刻が自動的に算出演算され
て表示部に表示されるので、オペレータは、測定を開始
してから表示された測定終了予定時刻までの間、次の試
料の準備などの別の作業を行なうことができ、従来例の
ように面倒な測定終了予定時刻の算出を自らする必要が
なく、また、測定終了までの間に手待ち状態が生じるよ
うなことがなくなり、時間を効率よく使うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の概略構成図、第2図は第1
図のCRT10の表示例を示す図である。 2……検出器、3……試料、8……キーボード(入力
部)、10……CRT(表示部)、11……時計部、13……演
算部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】試料表面と検出器とを入射X線に対して回
    転させて測定を行うX線分析装置において、 時刻を計測する時計部と、 走査モード、走査範囲、走査速度、ステップ幅、ステッ
    プ速度などの測定条件を入力するための入力部と、 該入力部からの測定条件に基づいて、測定時間を算出す
    るとともに、この測定時間と前記時計部からの時刻とに
    基づいて、測定終了予定時刻を算出する演算部と、 該演算部の出力に基づいて測定終了予定時刻を表示する
    表示部とを備えることを特徴とするX線分析装置。
JP18314886A 1986-08-04 1986-08-04 X線分析装置 Expired - Lifetime JPH0760140B2 (ja)

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JP18314886A JPH0760140B2 (ja) 1986-08-04 1986-08-04 X線分析装置

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JP18314886A JPH0760140B2 (ja) 1986-08-04 1986-08-04 X線分析装置

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Publication Number Publication Date
JPS6338148A JPS6338148A (ja) 1988-02-18
JPH0760140B2 true JPH0760140B2 (ja) 1995-06-28

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EP3812752A4 (en) * 2018-06-21 2022-03-09 Rigaku Corporation FLUORESCENCE X ANALYSIS SYSTEM

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JPH05107051A (ja) * 1991-10-17 1993-04-27 Mitsutoyo Corp 測定機
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