JP4909519B2 - 自動分析装置及びその出力方法 - Google Patents

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Description

本発明は、被検試料の成分を分析する自動分析装置及びその出力方法に係り、特に、ヒトの血液や尿などの体液中に含まれる成分を分析する自動分析装置及びその出力方法に関する。
自動分析装置には、被検体から採取された被検試料及び試薬を反応管に分注して混合した混合液の反応によって生ずる色調の変化を、光の透過量を測定することにより、被検試料中の様々な成分(項目)の濃度や活性を測定する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この自動分析装置では、様々な項目を測定するために予め項目毎に、測定に使用する被検試料及び試薬の量、混合液の反応時間、測定によって得られた分析データを出力するときの小数桁数、光の波長などの分析条件を設定しておく必要がある。そして、測定時には複数の反応管を用いて、被検試料毎に分析条件の設定により測定可能になった多数の項目の中から選択された測定項目の測定が行われる。また、測定が終了すると、被検体の被検体IDや被検体名と共に、選択された測定項目の分析データが出力される。
この分析データは、前もって項目毎に行われるキャリブレーションにより作成された各項目のキャリブレーションテーブルを用いて算出され、予め分析条件に設定された小数桁数に合わせて出力される。そして、被検試料毎に多項目の分析データが多数の被検試料に亘って出力されるので、被検試料毎に一定の出力領域が設けられ、また各被検試料の出力領域内には項目毎に一定の桁数の出力領域が設けられて、所定のフォーマットで出力されるようになっている。
ところで、項目にはダイナミックレンジが広く、正常域では小数桁数を含む小さな数値で出力する必要があるが、異常を示す大きな数値の場合には、小数桁数を必要としないものがある。
特開2001−235422号公報
しかしながら、ダイナミックレンジが広く且つ正常域では小数桁数を含む値で出力する必要がある項目の場合、分析条件には小数桁数が設定されているので、分析データが大きすぎると一定の桁数よりも大きな桁数になり分析データを出力できなくなる問題がある。
また、分析データが大きすぎて出力できなかった項目の被検試料については、その被検試料を希釈して再測定することになるので時間と手間が掛かる問題がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、測定項目毎に適した小数桁数で分析データを出力可能な自動分析装置及びその出力方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る本発明の自動分析装置は、複数の測定項目
に対して、複数の小数桁数及び当該複数の小数桁数に対応する分析データの有効範囲を設
定する小数桁数設定手段と、前記複数の測定項目のうち、所定の測定項目について被検試
料の分析を行う分析手段によって測定された前記所定の測定項目に関する分析データにつ
いて、前記所定の測定項目に関する分析データが含まれる有効範囲に対応する小数桁数に
一致するよう、当該分析データを出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2に係る本発明の自動分析装置の出力方法は、複数の測定項目に対して、
複数の小数桁数及び当該複数の小数桁数に対応する分析データの有効範囲を設定するステ
ップと、前記複数の測定項目のうち、所定の測定項目について被検試料の分析を行う分析
手段によって測定された前記所定の測定項目に関する分析データについて、前記所定の測
定項目に関する分析データが含まれる有効範囲に対応する小数桁数に一致するよう、当該
分析データを出力するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、測定項目毎に適した小数桁数で分析データを出力可能となる。
以下に、自動分析装置の実施例を図1乃至図6を参照して説明する。
図1は、実施例に係る自動分析装置の構成を示したブロック図である。この自動分析装置100は、被検試料やキャリブレータの測定を行う分析部18と、分析部18の制御を行う分析制御部20と、分析部18から出力された分析信号を処理して分析データを算出する分析データ処理部30と、分析データ処理部30からの分析データを出力する出力部40と、分析条件や各種コマンド信号を入力する操作部50と、上述したこれらのユニットを統括して制御するシステム制御部60とを備えている。
分析データ処理部30は、分析部18から出力されたキャリブレーション信号、分析信号などからキャリブレーションテーブルの作成、分析データの算出などを行う演算部31と、演算部31で作成されたキャリブレーションテーブルや算出された分析データなどを保存する記憶部32とを備えている。
演算部31は、分析部18から出力された各項目のキャリブレーション信号から各項目のキャリブレーションテーブルを作成して出力部40に出力すると共に記憶部32に保存する。また、演算部31は、分析部18から出力された各項目の分析信号に対して、その分析信号の項目に対応したキャリブレーションテーブルを記憶部32から読み出した後、このキャリブレーションテーブルを用いて分析データを算出して出力部40に出力すると共に記憶部32に保存する。
記憶部32は、ハードディスクなどを備え、演算部41から出力されたキャリブレーションテーブル、分析データなどを被検試料毎に保存する。
出力部40は、分析データ処理部30から出力されたキャリブレーションテーブル、分析データなどを印刷出力する印刷部41及び表示出力する表示部42と、分析データなどを外部の情報システムなどに出力するためのオンライン部43とを備えている。そして、印刷部41は、プリンタなどを備え、分析データ処理部30から出力されたキャリブレーションテーブル、分析データなどを予め設定されたフォーマットに基づいて、プリンタ用紙に印刷出力する。また、表示部42は、CRTや液晶パネルなどのモニタを備え、分析データ処理部30から出力されたキャリブレーションテーブル、分析データなどの表示や、システム制御部60からの指示により分析条件を設定するための画面の表示を行う。
操作部50は、キーボード、マウス、ボタン、タッチキーパネルなどの入力デバイスを備え、分析条件の設定、被検体の被検体IDや被検体名などの被検体情報の入力、被検体の被検試料毎の測定項目の選択、各項目のキャリブレーション操作、被検試料分析操作などの様々な操作が行われる。
システム制御部60は、図示しないCPUと記憶回路を備え、操作部50から供給される操作者のコマンド信号、分析条件、被検体情報、被検試料毎の測定項目などの情報を記憶した後、これらの情報に基づいて、分析部18を構成する各ユニットを一定サイクルの所定のシーケンスで動作させる制御、或いはキャリブレーションテーブルの作成、分析データの算出と出力に関する制御などシステム全体の制御を行なう。
ここで分析部18及び分析制御部20については、図2を参照して後述する。
図2は、分析部18の斜視図である。この分析部18は、被検試料の項目や、この項目のキャリブレータに対して選択的に反応する第1試薬や第1試薬と対の第2試薬などの試薬が入った試薬ボトル7と、この試薬ボトル7を収納する試薬ラック1と、第1試薬の入った試薬ボトル7を収納した試薬ラック1を収納する試薬庫2と、第2試薬の入った試薬ボトル7を収納した試薬ラック1を収納する試薬庫3と、円周上に複数の反応管4を配置した反応ディスク5と、被検試料やキャリブレータを納める被検試料容器17をセットするディスクサンプラ6とを備えている。
そして、1サイクル毎に、試薬庫2、試薬庫3、及びディスクサンプラ6は夫々回動し、反応ディスク5は回転して分析制御部20により制御された位置に停止する。
また、分析部18は、1サイクル毎に、試薬庫2及び3の第1及び第2試薬吸引位置の試薬ボトル7から第1及び第2試薬を吸引した後、第1及び第2試薬分注位置に停止した反応管4に分注する第1試薬分注プローブ14及び第2試薬分注プローブ15と、ディスクサンプラ6の分析制御部20に制御された位置の被検試料容器17から被検試料或いはキャリブレータを吸引した後、被検試料分注位置に停止した反応管4に分注する分注プローブ16とを備えている。
そして第1試薬分注プローブ14、第2試薬分注プローブ15、及び分注プローブ16を回動及び上下動可能に保持する第1試薬分注アーム8、第2試薬分注アーム9、及び分注アーム10を備えている。
更に、1サイクル毎に、撹拌位置に停止した反応管4内における被検試料+第1試薬、キャリブレータ+第1試薬、被検試料+第1試薬+第2試薬、キャリブレータ+第1試薬+第2試薬などの混合液を撹拌する撹拌ユニット11と、この混合液を含む反応管4を測光位置から測定する測光ユニット13と、洗浄・乾燥位置に停止した反応管4内の測定を終えた混合液を吸引すると共に、反応管4内を洗浄・乾燥する洗浄ユニット12とを備えている。
測光ユニット13は、回転移動する反応管4に測光位置から光を照射して混合液の吸光度変化を測定し、その測定から得られた被検試料或いはキャリブレータの分析信号或いはキャリブレーション信号を分析データ処理部30に出力する。その後、混合液の測定を終了して洗浄・乾燥された反応管4は、再び測定に使用される。
分析制御部20は、試薬庫2及び3、ディスクサンプラ6の夫々回動、反応ディスク5の回転、分注アーム10、第1試薬分注アーム8、第2試薬分注アーム9、及び撹拌ユニット11の夫々回動及び上下動、洗浄ユニット12の上下動などを行う機構及び各機構の制御部を備えている。
また、分注プローブ16から被検試料及びキャリブレータを吸引及び吐出させるための分注ポンプ、第1試薬分注プローブ14から第1試薬を吸引及び吐出させるための第1試薬ポンプ、第2試薬分注プローブ14から第2試薬を吸引及び吐出させるための第2試薬ポンプ、洗浄ユニット12から反応管4内洗浄用の洗浄液を供給及び吸引させるための洗浄ポンプ及び反応管4内を乾燥させるための乾燥ポンプなどの各種ポンプ及び各種ポンプの制御部を備えている。
更に、撹拌ユニット11を撹拌駆動する機構及び制御部を備えている。
図3は、分析条件に含まれる小数桁数及び各小数桁数の有効範囲を設定する画面の一例を示した図である。この小数桁数設定画面33は、操作部50からの小数桁数設定画面表示操作により、出力部40の表示部42に表示され、「小数桁数」の欄と、各小数桁数に対応した「有効範囲1」、「有効範囲2」、及び「有効範囲3」の欄から構成され、小数桁数設定画面33に設定された値は、システム制御部60の内部記憶回路に保存される。
「小数桁数」の欄には、分析値の小数桁数を設定するための小数桁数設定領域34が設けられ、この小数桁数設定領域34には、例えば1桁の正数または0を入力可能な四角枠34a乃至34cが配置されている。
そして、操作部50から2、1、0を入力したとすると、小数桁数2桁を表す「2」、小数桁数1桁を表す「1」、小数桁数0桁を表す「0」が登録され表示される。
「有効範囲1」乃至「有効範囲3」の欄には、「小数桁数」の欄の小数桁数設定領域34に対応する有効範囲設定領域35が設けられ、この有効範囲設定領域35には、例えば小数点を含む正の最大5桁の数を入力可能な四角枠35a乃至35dが配置されている。
「有効範囲1」の欄の有効範囲設定領域35には、小数桁数設定領域34の四角枠34aに対応し、四角枠34a内に設定された小数桁数の有効範囲1の上限値を設定するための四角枠35aが配置されている。そして、この四角枠35a内に、例えば操作部50から10.00を入力すると、四角枠34aに設定された小数桁数で登録された「10.00」が表示される。
この場合、操作部50からの小数桁数設定入力によるシステム制御部60からの指示により、分析データ処理部30の演算部31は、分析部18から出力された分析信号から算出した10.00未満の分析データに対して、有効範囲1に対応する小数桁数2桁までの分析データに処理して出力することになる。
「有効範囲2」の欄の有効範囲設定領域35には、小数桁数設定領域34の四角枠34bに対応し、四角枠34bに設定された小数桁数の有効範囲2の下限値及び上限値を設定するための四角枠35b及びcが配置されている。そして、四角枠35b内には、「有効範囲1」の欄の四角枠35a内への設定に連動して、四角枠35d内に設定された値で且つ四角枠34bに設定された小数桁数で登録された「10.0」が表示される。
また、「有効範囲2」の欄の四角枠35c内に、例えば操作部50から500.0を入力すると、四角枠34bに設定された小数桁数で登録された「500.0」が表示される。
この場合、操作部50からの小数桁数設定入力によるシステム制御部60からの指示により、演算部31は、分析部18から出力された分析信号から算出した10.0から500.0までの分析データに対して、有効範囲2に対応した小数桁数1桁までの分析データに処理して出力することになる。
「有効範囲3」の欄の有効範囲設定領域35には、小数桁数設定領域34の四角枠34cに対応し、四角枠34cに設定された小数桁数の有効範囲3の下限値を設定するための四角枠35dが配置されている。そして、四角枠35c内には、「有効範囲2」の欄の四角枠35c内への設定に連動して、四角枠35c内に設定された値で且つ四角枠34cに設定された小数桁数で登録された「500」が入力され表示される。
この場合、操作部50からの小数桁数設定入力によるシステム制御部60からの指示により、演算部31は、分析部18から出力された分析信号から算出した500を超える分析データに対して、有効範囲3に対応する正数の分析データに処理して出力することになる。
このように、例えば正負符号及び小数点を含む6桁の出力が可能な場合、小数桁数設定画面33に設定した本実施例では出力部40からの出力可能範囲が−99.99〜99999に対して、小数桁数を2桁に固定した従来技術の例では出力可能範囲は−99.99〜99.99になるので、本実施例の方が出力範囲を約500倍に拡大できる。
なお、有効範囲は上述の有効範囲1の上限値乃至有効範囲3の下限値と、各有効範囲に対応した小数桁数に限定されるものではなく、有効範囲1の上限値乃至有効範囲2の下限値と、有効範囲1及び2の各有効範囲に対応した小数桁数を設定するようにしてもよい。また、有効範囲1の上限値乃至有効範囲N(Nは2以上の整数)の下限値と、有効範囲1乃至Nの各有効範囲に対応した小数桁数を設定するようにしてもよい。
多くの小数桁数及び各小数桁数の有効範囲を設定できるようにすることで、様々な項目に対して分析データの大きさに応じた小数桁数で出力できるようになる。
図4は、小数桁数設定画面33に設定された分析条件の小数桁数を用いて、分析データを算出して出力する手順の一例を示したフローチャートである。
ここで操作部50からの小数桁数設定操作により、分析条件の項目Aに設定された小数桁数及び各小数桁数の有効範囲が図3の小数桁数設定画面33の値とする。また、操作部50からの項目Aを含む測定項目のキャリブレーション操作により、分析データ処理部30の記憶部32には、予め項目Aを含む測定項目のキャリブレーションテーブルが保存されている。更に、出力部40から出力される分析データの桁数は小数点及び正負の符号含めて6桁とする。
この場合、分析データ処理部30は、出力部40に−99.99から99999までの範囲の分析データの出力が可能で、この範囲から外れた項目に対してはエラーを示すエラーデータを出力する。以下のフローチャートの説明においてはエラーデータに該当しない分析データを出力する例について説明する。
操作部50から被検体の被検体ID、被検体名などの被検体情報を夫々「02051910」、「S.M」などと入力し、被検体の被検試料の項目Aを含む測定項目を選択入力した後、操作部50からの被検試料分析操作により、自動分析装置100は被検試料測定動作を開始する(ステップS1)。
システム制御部60は、分析制御部20、分析データ処理部30、及び出力部40に指示をして、被検試料の項目Aを含む測定項目を測定するための動作をさせる。その指示に基づいて分析制御部20は、分析部18の各ユニットを制御して被検試料の項目Aを含む測定項目の測定動作をさせる。この測定動作により分析部18は、被検試料の例えば項目Aを測定して得られた分析信号Aを分析データ処理部30の演算部31に出力する。
演算部31は、分析部18から出力された項目Aの分析信号Aに対して、記憶部32から項目AのキャリブレーションテーブルAを読み出した後、このキャリブレーションテーブルAを用いて分析信号Aから正負の符号及び小数点含めて、出力桁数よりも1桁多い7桁目まで計算した第1の分析データを算出して、この第1の分析データが例えば50.589とする(ステップS2)。
次に、演算部31は、システム制御部60から供給される小数点設定画面33に設定された有効範囲1乃至3の中から第1の分析データを含む「有効範囲2」の小数桁数「1」を選択する(ステップS3)。
次に、演算部31は、第1の分析データに対して、選択した「有効範囲2」の小数桁数「1」よりも1つ大きい小数桁数2で表されるデータの最下位の端数を処理して第2の分析データを算出する(ステップS4)。例えば、第1の分析データが50.589の場合、小数桁数2で表されるデータは50.58になり、そのデータの最下位の8を四捨五入して50.6が算出される。
また、演算部31は、項目Aと同様にして分析部18から出力される項目A以外の測定項目の分析信号から算出した第2の分析データも記憶部42に保存すると共に出力部40に出力する。出力部40の印刷部41及び表示部42は、演算部41から出力された第2の分析データを印刷出力及び表示出力し、オンライン部43は、第2の分析データを外部の情報システムなどに出力する(ステップS5)。
図5は、表示部42に出力表示された分析データの画面の一例を示した図である。この分析データ表示画面43には、被検体の被検体情報を表示する被検体情報表示エリア44と、被検体の被検試料の測定項目の分析データを表示する分析データ表示エリア45が設けられている。
被検体情報表示エリア44には、「被検体ID」、「被検体名」の欄などが設けられ、各欄には、例えば操作部50から入力された被検体ID「02051910」、被検体名「S.M」などが表示されている。
分析データ表示エリア45には、第1分析表示エリア乃至第N分析データ表示エリアが設けられ、第1分析表示エリア乃至第N分析データ表示エリアの全ての「項目名」の欄に亘って、分析条件が設定された全ての項目の例えば「AST」、「ALT」、「TP」などの略称が表示され、「分析結果」の欄には略称に対応した分析データ出力領域46が設けられている。
そして、この分析データ出力領域46には、正負の符号及び小数点含めて6桁の分析データの表示が可能になっている。そして、被検体試料の選択された測定項目の例えば「AST」、「ALT」、「ChE」、「Cr」の分析データ出力領域46には分析データ処理部30から出力された第2の分析データの「32」、「28」、「1431」、「1.05」などが表示され、被検体試料の選択されなかった項目の例えば「TP」の分析データ出力領域46には分析データは表示されず空欄になっている。
このように、分析データ表示エリア45に、分析データを一定の桁数で表示する分析データ出力領域46に分析データの大きさに応じた小数桁数で表示できるようになっている。
なお、出力部40の印刷出力部41には、分析データ出力画面43と同様の構成で印刷出力できるようになっている。また、印刷出力部41には、予め被検体情報表示エリア44及び分析データ表示エリア45を予めフォーマッティングしておくことにより、所望の位置に出力できるようになっている。
次に、出力部40に分析データ処理部30からの第2の分析データが出力された時点で、システム制御部60が分析制御部20、分析データ処理部30、及び出力部40に動作停止の指示をすることにより、項目Aを含む測定項目を分析するための被検試料分析動作が終了する(図4のステップS6)。
以上述べた本発明の実施例によれば、項目毎に予め複数の小数桁数及び各小数桁数の有効範囲を設定しておくことにより、一定の桁数で出力する分析データに対して、分析データの大きさに応じた小数桁数で出力できるので、広いダイナミックレンジの項目に対して有効な分析データを出力できるようになり、被検試料を再測定する時間と手間が掛けることなく効率よく測定できる。
本発明の実施例に係る自動分析装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施例に係る分析部の構成を示す図。 本発明の実施例に係る小数桁数徹底画面の一例を示す図。 本発明の実施例に係る分析データを算出して出力する手順の一例を示すフローチャート。 本発明の実施例に係る分析データ出力画面の一例を示す図。
符号の説明
18 分析部
20 分析制御部
30 分析データ処理部
31 演算部
32 記憶部
33 小数桁数設定画面
40 出力部
41 印刷部
42 表示部
43 オンライン部
50 操作部
60 システム制御部
100 自動分析装置

Claims (2)

  1. 複数の測定項目に対して、複数の小数桁数及び当該複数の小数桁数に対応する分析デー
    タの有効範囲を設定する小数桁数設定手段と、
    前記複数の測定項目のうち、所定の測定項目について被検試料の分析を行う分析手段に
    よって測定された前記所定の測定項目に関する分析データについて、前記所定の測定項目
    に関する分析データが含まれる有効範囲に対応する小数桁数に一致するよう、当該分析デ
    ータを出力する出力手段と、
    を備えたことを特徴とする自動分析装置。
  2. 複数の測定項目に対して、複数の小数桁数及び当該複数の小数桁数に対応する分析デー
    タの有効範囲を設定するステップと、
    前記複数の測定項目のうち、所定の測定項目について被検試料の分析を行う分析手段に
    よって測定された前記所定の測定項目に関する分析データについて、前記所定の測定項目
    に関する分析データが含まれる有効範囲に対応する小数桁数に一致するよう、当該分析デ
    ータを出力するステップと、
    を含むことを特徴とする自動分析装置の出力方法。
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