JPH0580155A - ポジトロンｃｔ装置 - Google Patents
ポジトロンｃｔ装置Info
- Publication number
- JPH0580155A JPH0580155A JP26542591A JP26542591A JPH0580155A JP H0580155 A JPH0580155 A JP H0580155A JP 26542591 A JP26542591 A JP 26542591A JP 26542591 A JP26542591 A JP 26542591A JP H0580155 A JPH0580155 A JP H0580155A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- measurement
- time
- positron
- timer
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ポジトロンＣＴ装置における時間情報の授受手
段を提供する。 【構成】本発明のポジトロンＣＴ装置には、電気的信号
を外部と授受する手段と、この電気的信号に同期して計
時を開始する手段と、この計時内容等を記憶する手段
と、この記憶手段の記憶内容を外部の機器に出力する手
段と、前記の計時内容を表示する手段とを有するＩＣカ
ードと前記の電気的信号を授受する手段を具備する。
段を提供する。 【構成】本発明のポジトロンＣＴ装置には、電気的信号
を外部と授受する手段と、この電気的信号に同期して計
時を開始する手段と、この計時内容等を記憶する手段
と、この記憶手段の記憶内容を外部の機器に出力する手
段と、前記の計時内容を表示する手段とを有するＩＣカ
ードと前記の電気的信号を授受する手段を具備する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ポジトロンＣＴ装置に
おける時間情報の授受手段に関する。
おける時間情報の授受手段に関する。
【０００２】
【従来の技術】ポジトロンＣＴ装置は、被検体より放出
される消滅ガンマ線を、被検体のまわりに円環状に配置
された検出器で検出し、この検出器の位置情報を、デー
タ処理装置で数値処理することにより、被検体内の消滅
ガンマ線放出核種、正確には、ポジトロン放出核種の濃
度分布を、横断断層像として得ることができる装置であ
る。上記の濃度分布は直接、絶対値を与えるものではな
く、相対的情報である。これらの情報を得るのも、ポジ
トロンＣＴ装置の臨床利用の１つであるが、さらに、測
定手段を工夫して、血中放射能濃度などを測定し、これ
らの情報と濃度分布の情報を数値演算し、定量的な生理
学的情報を得ることもできる。この場合重要なことは、
ポジトロンＣＴ装置によるものも含めて、各種測定を実
施した時刻を正確に記録しておくことである。なぜなら
ば、臨床応用されているポジトロン放出核種は半減期が
短いので、放射能が急速に減少するうえ、体内の代謝反
応も時間の経過とともに進行するからである。さらに目
的とする情報が、時間に対する変化を知るものの場合
は、なおさらのことである。従来、ポジトロンＣＴ装置
の計測情報と各種測定の情報の時間関係を、明確にして
おくためには、各種測定の開始時刻を記録しておいた
り、ストップウォッチを利用したりしていた。
される消滅ガンマ線を、被検体のまわりに円環状に配置
された検出器で検出し、この検出器の位置情報を、デー
タ処理装置で数値処理することにより、被検体内の消滅
ガンマ線放出核種、正確には、ポジトロン放出核種の濃
度分布を、横断断層像として得ることができる装置であ
る。上記の濃度分布は直接、絶対値を与えるものではな
く、相対的情報である。これらの情報を得るのも、ポジ
トロンＣＴ装置の臨床利用の１つであるが、さらに、測
定手段を工夫して、血中放射能濃度などを測定し、これ
らの情報と濃度分布の情報を数値演算し、定量的な生理
学的情報を得ることもできる。この場合重要なことは、
ポジトロンＣＴ装置によるものも含めて、各種測定を実
施した時刻を正確に記録しておくことである。なぜなら
ば、臨床応用されているポジトロン放出核種は半減期が
短いので、放射能が急速に減少するうえ、体内の代謝反
応も時間の経過とともに進行するからである。さらに目
的とする情報が、時間に対する変化を知るものの場合
は、なおさらのことである。従来、ポジトロンＣＴ装置
の計測情報と各種測定の情報の時間関係を、明確にして
おくためには、各種測定の開始時刻を記録しておいた
り、ストップウォッチを利用したりしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のような方法の場
合、各種測定の機器が電気的に接続されていなければ、
正確な時間情報の授受は難しい。また、ポジトロンＣＴ
装置の臨床手法は、未だ確立したものではなく、利用す
る機器も個々の測定自体を目的に作られており、電気的
接続も容易ではない。また、血中放射能濃度などは、採
血から実際に測定するまでの時間も考慮する必要があ
り、電気的接続自体が困難な場合がある。本発明は、上
記従来技術の欠点を補い、正確な時間情報の授受手段を
提供することを目的とする。
合、各種測定の機器が電気的に接続されていなければ、
正確な時間情報の授受は難しい。また、ポジトロンＣＴ
装置の臨床手法は、未だ確立したものではなく、利用す
る機器も個々の測定自体を目的に作られており、電気的
接続も容易ではない。また、血中放射能濃度などは、採
血から実際に測定するまでの時間も考慮する必要があ
り、電気的接続自体が困難な場合がある。本発明は、上
記従来技術の欠点を補い、正確な時間情報の授受手段を
提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のポジトロンＣＴ装置では、電気的信号を外
部と授受する手段と、該電気的信号に同期して計時を開
始する手段と、該計時内容等を記憶する手段と、該記憶
手段の記憶内容を外部の機器に出力する手段と、前記計
時内容を表示する手段とを有するＩＣカードと前記の電
気的信号を授受する手段を具備させたものである。
に、本発明のポジトロンＣＴ装置では、電気的信号を外
部と授受する手段と、該電気的信号に同期して計時を開
始する手段と、該計時内容等を記憶する手段と、該記憶
手段の記憶内容を外部の機器に出力する手段と、前記計
時内容を表示する手段とを有するＩＣカードと前記の電
気的信号を授受する手段を具備させたものである。
【０００５】
【作用】本発明では、ＩＣカードに内蔵されているタイ
マーが、ポジトロンＣＴ装置の計測開始に同期して、計
時を開始し、他の各種測定の開始も、これを、検知する
機能があるので、各計測結果の時間関係が明確となる。
また、これらの内容を電気的に外部に出力することがで
きるので、人手を介する場合のように誤りを生じること
がない。また、本発明にかかわるＩＣカードは小型，軽
量であるので、操作者にとって、携帯が容易で、かつ、
タイマー等の表示機能を持つので、計測経過時間が、即
座に確認できる。
マーが、ポジトロンＣＴ装置の計測開始に同期して、計
時を開始し、他の各種測定の開始も、これを、検知する
機能があるので、各計測結果の時間関係が明確となる。
また、これらの内容を電気的に外部に出力することがで
きるので、人手を介する場合のように誤りを生じること
がない。また、本発明にかかわるＩＣカードは小型，軽
量であるので、操作者にとって、携帯が容易で、かつ、
タイマー等の表示機能を持つので、計測経過時間が、即
座に確認できる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図により説明
する。図１は本発明の一実施例のポジトロンＣＴ装置の
構成図である。１は検出器を実装する走査装置、２は検
出器の出力信号を処理する信号処理装置、３は信号処理
装置２の出力信号を一時的に蓄積するデータ収集装置、
４はデータ収集装置３が蓄積したデータを受け取り、こ
れを数値計算処理し、その結果を表示したり、各装置の
動作を制御したりするデータ処理装置である。５はＩＣ
カードで、図２に示すような構成を備えている。データ
処理装置４はＩＣカード５との信号授受機能を備えてい
る。
する。図１は本発明の一実施例のポジトロンＣＴ装置の
構成図である。１は検出器を実装する走査装置、２は検
出器の出力信号を処理する信号処理装置、３は信号処理
装置２の出力信号を一時的に蓄積するデータ収集装置、
４はデータ収集装置３が蓄積したデータを受け取り、こ
れを数値計算処理し、その結果を表示したり、各装置の
動作を制御したりするデータ処理装置である。５はＩＣ
カードで、図２に示すような構成を備えている。データ
処理装置４はＩＣカード５との信号授受機能を備えてい
る。
【０００７】図２にＩＣカード５の構成を示す。５Ａは
インターフェース部で、外部例えばデータ処理装置４と
電気信号の授受を行う。５Ｂは制御部で、各部の動作を
制御する。５Ｃはタイマー部で、独立して時間の経過を
計時する。５Ｄはメモリ部で、制御部５Ｂからの信号に
より、タイマー部５Ｃの時間情報を蓄積保存する。５Ｅ
は表示部で、タイマー部５Ｃの内容，メモリ部５Ｄの内
容，制御部５Ｂの状態等を表示する。５Ｆは入力部で、
シートスイッチ等からなり、制御部５Ｂに直接信号を与
えることができる。
インターフェース部で、外部例えばデータ処理装置４と
電気信号の授受を行う。５Ｂは制御部で、各部の動作を
制御する。５Ｃはタイマー部で、独立して時間の経過を
計時する。５Ｄはメモリ部で、制御部５Ｂからの信号に
より、タイマー部５Ｃの時間情報を蓄積保存する。５Ｅ
は表示部で、タイマー部５Ｃの内容，メモリ部５Ｄの内
容，制御部５Ｂの状態等を表示する。５Ｆは入力部で、
シートスイッチ等からなり、制御部５Ｂに直接信号を与
えることができる。
【０００８】次に本発明の動作について説明する。ま
ず、ポジトロンＣＴ装置の計測開始前に、ＩＣカード５
をデータ処理装置４に取り付けておく。この状態でポジ
トロンＣＴ装置の計測を開始すると、インターフェース
部５Ａを介して電気信号の授受により、タイマー部５Ｃ
が同期して計時を始める。計測開始後は、ＩＣカード５
をデータ処理装置４から取りはずして、医師や操作者が
持ち運びすることができる。
ず、ポジトロンＣＴ装置の計測開始前に、ＩＣカード５
をデータ処理装置４に取り付けておく。この状態でポジ
トロンＣＴ装置の計測を開始すると、インターフェース
部５Ａを介して電気信号の授受により、タイマー部５Ｃ
が同期して計時を始める。計測開始後は、ＩＣカード５
をデータ処理装置４から取りはずして、医師や操作者が
持ち運びすることができる。
【０００９】ポジトロンＣＴ装置による計測では、従来
技術の説明で述べた如く、定量的な生理学的情報を得る
ために、採血による血中放射能濃度の測定などが必要で
ある。そこで、採血者はＩＣカード５を携帯し、計測開
始からの経過時間を表示部５Ｅにより確認後採血を行
う。この時、ＩＣカード５の入力部５Ｆを操作して、採
血時刻をＩＣカード５内のメモリ部５Ｄに一時的に保存
する。採血した血液は、放射能測定器を用いて放射能を
測定する。この放射能測定器がＩＣカード５との電気信
号授受機能を持っている場合には、測定前にＩＣカード
５を放射能測定器に取り付けておく。その結果、採血か
ら放射能測定までの時間がわかり、後で上記の時間を減
少した放射能を正確に補正することができる。ＩＣカー
ド５との電気信号授受機能がない場合には、測定者がＩ
Ｃカード５の入力部５Ｆを操作して、測定時刻をメモリ
５Ｄに一時的に保存する。
技術の説明で述べた如く、定量的な生理学的情報を得る
ために、採血による血中放射能濃度の測定などが必要で
ある。そこで、採血者はＩＣカード５を携帯し、計測開
始からの経過時間を表示部５Ｅにより確認後採血を行
う。この時、ＩＣカード５の入力部５Ｆを操作して、採
血時刻をＩＣカード５内のメモリ部５Ｄに一時的に保存
する。採血した血液は、放射能測定器を用いて放射能を
測定する。この放射能測定器がＩＣカード５との電気信
号授受機能を持っている場合には、測定前にＩＣカード
５を放射能測定器に取り付けておく。その結果、採血か
ら放射能測定までの時間がわかり、後で上記の時間を減
少した放射能を正確に補正することができる。ＩＣカー
ド５との電気信号授受機能がない場合には、測定者がＩ
Ｃカード５の入力部５Ｆを操作して、測定時刻をメモリ
５Ｄに一時的に保存する。
【００１０】上記の定量的な生理学的情報を得るための
数値処理は、コンピュータなどで行われるが、ポジトロ
ンＣＴ装置のデータ処理装置４も一種のコンピュータで
あるので、このデータ処理装置４を用いて処理されるこ
とが多い。そこで、この数値処理の前にＩＣカード５を
データ処理装置４に取り付けておく。このようにしてお
くことにより、データ処理装置４はＩＣカード５のイン
ターフェース部５Ａを介し、この数値処理に必要な時間
情報を、タイマー部５Ｃやメモリ部５Ｄより取り込むこ
とができる。
数値処理は、コンピュータなどで行われるが、ポジトロ
ンＣＴ装置のデータ処理装置４も一種のコンピュータで
あるので、このデータ処理装置４を用いて処理されるこ
とが多い。そこで、この数値処理の前にＩＣカード５を
データ処理装置４に取り付けておく。このようにしてお
くことにより、データ処理装置４はＩＣカード５のイン
ターフェース部５Ａを介し、この数値処理に必要な時間
情報を、タイマー部５Ｃやメモリ部５Ｄより取り込むこ
とができる。
【００１１】本実施例によれば、ポジトロンＣＴ装置に
よる計測と他の各種計測との時間関係が明確になり、ま
た計測の各過程において人手を介することが少なくな
り、より正確な時間情報が得られ、その結果、より正確
な生理者的情報が得られるようになる。また、採血を行
う医師や操作者は、ポジトロンＣＴ装置による計測開始
からの正確な経過時間を手元で確認できるので、予め決
められた時間に間違いなく採血などの処理を行うことが
できる。
よる計測と他の各種計測との時間関係が明確になり、ま
た計測の各過程において人手を介することが少なくな
り、より正確な時間情報が得られ、その結果、より正確
な生理者的情報が得られるようになる。また、採血を行
う医師や操作者は、ポジトロンＣＴ装置による計測開始
からの正確な経過時間を手元で確認できるので、予め決
められた時間に間違いなく採血などの処理を行うことが
できる。
【００１２】
【発明の効果】本発明によれば、ポジトロンＣＴ装置の
計測開始を電気的に検知できるので、他の各種計測との
時間関係が明確になる。また、他の各種計測機器に本発
明にかかわるＩＣカードとのインターフェイス機能があ
れば、この計測時刻も電気的に検知可能であり、あるい
はこの機能がない場合には、手動操作により、この計測
時刻が保存可能で、いずれの場合も、時間関係の明確化
に役立つ。また、本発明では、これらの情報を電気的
に、取り込むことができるので、人手を介して入力する
場合と比較して、誤りの混入する可能性が減少し、ま
た、処理の自動化を容易に行うことができるという効果
が得られる。
計測開始を電気的に検知できるので、他の各種計測との
時間関係が明確になる。また、他の各種計測機器に本発
明にかかわるＩＣカードとのインターフェイス機能があ
れば、この計測時刻も電気的に検知可能であり、あるい
はこの機能がない場合には、手動操作により、この計測
時刻が保存可能で、いずれの場合も、時間関係の明確化
に役立つ。また、本発明では、これらの情報を電気的
に、取り込むことができるので、人手を介して入力する
場合と比較して、誤りの混入する可能性が減少し、ま
た、処理の自動化を容易に行うことができるという効果
が得られる。
【図１】本発明の一実施例のポジトロンＣＴ装置の構成
図を示す。
図を示す。
【図２】本発明の一実施例のＩＣカードの構成図を示
す。
す。
１ 走査装置 ２ 信号処理装置 ３ データ収集装置 ４ データ処理装置 ５ ＩＣカード ５Ａ インターフェイス部 ５Ｂ 制御部 ５Ｃ タイマー部 ５Ｄ メモリ部 ５Ｅ 表示部 ５Ｆ 入力部
Claims (1)
- 【請求項１】電気的信号を外部と授受する手段と、該電
気的信号に同期して計時に開始する手段と、該計時内容
等を記憶する手段と、該記憶手段の記憶内容を外部の機
器に出力する手段と、前記計時内容を表示する手段とを
有するＩＣカードと前記の電気的信号を授受する手段を
具備することを特徴とするポジトロンＣＴ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26542591A JPH0580155A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | ポジトロンｃｔ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26542591A JPH0580155A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | ポジトロンｃｔ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0580155A true JPH0580155A (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=17416982
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26542591A Pending JPH0580155A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | ポジトロンｃｔ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0580155A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012020670A1 (ja) * | 2010-08-09 | 2012-02-16 | 株式会社東芝 | 核医学イメージング装置及び核医学イメージングシステム |
| US9823217B2 (en) | 2013-03-15 | 2017-11-21 | Life Technologies Corporation | Chemical device with thin conductive element |
-
1991
- 1991-09-18 JP JP26542591A patent/JPH0580155A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012020670A1 (ja) * | 2010-08-09 | 2012-02-16 | 株式会社東芝 | 核医学イメージング装置及び核医学イメージングシステム |
| US9274234B2 (en) | 2010-08-09 | 2016-03-01 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Nuclear medicine imaging apparatus and nuclear medicine imaging system |
| US9823217B2 (en) | 2013-03-15 | 2017-11-21 | Life Technologies Corporation | Chemical device with thin conductive element |
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