JPH0759981B2 - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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JPH0759981B2
JPH0759981B2 JP664787A JP664787A JPH0759981B2 JP H0759981 B2 JPH0759981 B2 JP H0759981B2 JP 664787 A JP664787 A JP 664787A JP 664787 A JP664787 A JP 664787A JP H0759981 B2 JPH0759981 B2 JP H0759981B2
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JP
Japan
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net
heating
heating chamber
heated
cooking
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JP664787A
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JPS63176927A (ja
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一広 河合
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般にオーブンレンジと呼ばれる高周波加熱
装置のレンジ、オーブン、グリル調理等に使用されるす
のこ網とその支持法に関するものである。
従来の技術 従来より使用されているすのこ網及びその使用方法を第
4図、第5図を用いて説明する。
従来よりヒーター加熱によるオーブン調理時には低損失
誘電体で作られた皿受台8の上にすのこ網を載せて調理
を行い、グリル調理時には加熱室壁面に設けたレール5
にすのこ網101の外周枠を載せ、このすのこ網101の上に
調理皿6、油切皿7を載せて調理を行っていた。
したがって、すのこ網101の外周枠は四角に、外周枠の
前後辺を連結するように並行に配設した支持棒101dの一
部は下方に折り曲げて4つの脚101eを形成していた。
発明が解決しようとする問題点 従来より使用されているすのこ網101には次のような問
題点があった。第4図は、一般に下方給電方式と呼ばれ
る回転アンテナを回転させながら被加熱物を加熱する方
式の高周波加熱装置に使用されているすのこ網101を示
しているのであるが、脚101eのためターンテーブル方式
の高周波加熱装置には使用できず、回転アンテナ給電方
式とターンテーブル給電方式とですのこ網を共用するこ
とができなかった。また、脚101eは約50〜60mmの高さを
必要とし、支持棒101dを折り曲げ、さらに外周枠101aに
溶接付けする時の変形、倒れ等により4つの脚高さを同
一にすることは極めて難しく、ガタを制限することによ
ってコスト高となっていた。また、脚101eが大きなスペ
ースを必要とし、使用者にも扱い難いものとなってい
た。
本発明は、上記したような従来例にみられた問題点を解
決し、コンパクトで低廉なすのこ網とその支持方法を提
供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、被加熱物を加熱する加熱室と、前記加熱室の
被加熱物を高周波加熱する高周波発振器と電熱加熱する
電熱装置と、前記加熱室に出入れ自在に設置され前記被
加熱物を載置する鋼棒製のすのこ網とを備え、前記すの
こ網は外周枠左右辺前後部4ヶ所に上方に屈曲した凸部
と、前記凸部間を外側に広げた拡大部とを有し、前記加
熱室は前記すのこ網の凸部と対応する位置に前記凸部を
載置する不導体製の根本が前記凸部の巾よりも大きく先
端の巾が小さい突起状の支持片と、前記すのこ網の拡大
部と対応し前記支持片と異なる高さの位置に設けられた
レールとを有し、高周波加熱時は前記すのこ網の凸部を
前記加熱室の前記支持片に嵌合させ、電熱加熱時は前記
すのこの拡大部を前記加熱室のレールに載置する構成と
した。
作用 高周波発振器による誘電加熱、あるいは高周波発振器と
電気的な加熱装置を交互に使用する複合加熱による調理
には、すのこ網を加熱室側面に固着した支持片上に置載
して、当該すのこ網上に容器に入れた被加熱物を置いて
調理を行う。この時すのこ網は外周枠左右辺の前後部に
形成された凸部が、根本が前記凸部の巾より大きく、先
端が凸部の巾より小さい突起状の支持片に支えられて前
後左右への動きが制限され、すのこ網は所定位置に保持
される。支持片は不導体で作られているためすのこ網と
加熱室壁は電気的、高周波的に絶縁されており高周波電
磁波による誘電加熱時にもスパークを発生する恐れもな
い。また、加熱装置だけを使用するグリル調理時にはす
のこ網を加熱室壁のレール上に載せ、すのこ網上に容器
に入れた被加熱物を置いて調理を行う。この時にはすの
こ網の左右辺中央部がレールと接触している。
上記のような本発明によれば、高周波誘電加熱調理、ヒ
ーター等による加熱装置による調理時にもすのこ網の据
付位置だけを変えるだけで対応できる。従来例のすのこ
網にみられた大きな脚もなく取り扱い易く、さらには従
来例の製造工程で発生していた支持部のガタを小さく制
限することが可能となり、品質的にもすぐれたものとな
る。
実施例 以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。第1図
は本発明のすのこ網を示し、第2図は加熱室内部の構成
を示し、第3図ではすのこ網の使用法を示している。図
中、1は本発明のすのこ網であり、1aはすのこ網の外周
枠、1bは外周枠左右辺の中央部を示し、1cは外周枠左右
辺前後部に設けた凸部を表わしている。また、第2図
中、4は加熱室壁3に取付けた支持片であり、5は加熱
室壁3を絞り出して形成したレールを示している。
なお加熱装置だけを用いるグリル調理ではできるだけ加
熱装置に接近した位置に被加熱物を置く方が加熱装置か
らの熱を受け易く調理性能上良い出来ばえとなる。一
方、高周波発振器を使用する誘電加熱調理は加熱室内の
高周波電磁波分布に左右され最適な被加熱調理位置が、
グリル調理時の調理位置と一致しないことが一般的であ
る。
また、高周波加熱する場合、すのこ網の凸部を突起状の
支持片に載置するわけであるが、支持片は不導体製であ
り、かつその根本部がすのこの凸部の巾よりも大きくな
っているので、すのこが左右に動いても、加熱壁と接触
することはない。すなわち、すのこ網と加熱壁との間で
スパーク(火花放電)を起こさないようにすることがで
きる。さらに、電熱加熱を行なう場合はすのこ網の拡大
部16を加熱壁に設けたレール5に載置する。この場合、
電熱加熱なのでスパークの恐れがないため、レールは加
熱壁を絞り出して設けてもよく、もちろんすのこ網が壁
面に接してもよい。したがって、レール巾すなわち加熱
室からの突起を小さくすることができ、加熱室内を大き
く使用することができる。
本実施例では、すのこ網1の寸法L1=345mmL2=337mmと
し、外周枠1aにはφ5の鋼棒を使用した。本実施例で
は、加熱装置9を加熱室2上部に取り付けた循環ファン
10による熱風循環式の高周波加熱装置であるため、加熱
室2高さの約1/4の高さにPPS製の支持片4を取り付け、
約1/2高さ位置に加熱室壁3を絞ってレール5を形成し
た。上記構成により、加熱装置9だけを通電するオーブ
ン調理、あるいは高周波発振器11による誘電加熱と加熱
装置9による加熱を交互に行う複合調理には第3図
(a)に示すように支持片4上にすのこ網1を載せ、さ
らに容器に入れた被加熱物12を置載して調理を行う。こ
の時、すのこ網1は外周枠1a左右辺の前後部に設けた凸
部1cで支持され前後方向の動きが規制され脱落すること
はない。
また、焦げ目を付けるグリル調理時には、第3図(b)
に示すようにすのこ網1をレール5上に載せ、すのこ網
の上に調理皿6、油切皿7を置き、さらに被加熱物12を
載せて調理を行う。この時には、すのこ網1の外周枠1a
左右辺の中央部1bがレール5と接触して保持されてい
る。この時にも調理皿6に固着されたストッパーによっ
てすのこ網等が脱落することはない。
上記のような本発明のすのこ網と支持方法によれば次の
ような多くの効果が期待できる 発明の効果 (1)すのこ網を脚を廃止した形状としたために低価格
化が可能となっただけでなく取り扱いが極めて容易とな
った。また、脚部の製造工程で発生していたガタも、鋼
棒の曲げ精度だけに制限することが可能となり品質的に
安定したものとなる。
(2)すのこ網の外周枠左右辺に形成した凸起部を支持
片で支える構成としているために、すのこ網が調理中、
あるいは被加熱物の取り扱い中に脱落することもなく火
傷等の危険も少なくなった。
(3)支持片を樹脂製としているため、複合調理中でも
スパークの恐れもなく、従来方式と変わらない安全性が
確保できる。
(4)すのこ網を脚を除いた形状としたために、他機種
との共用が容易となり、大きなコスト低減が可能となっ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のすのこ網の平面図、側面図および要部
斜視図、第2図は本発明の加熱室内の構造を示す一部切
欠斜視図、第3図はすのこ網の使用方法を示す断面図、
第4図は従来例のすのこ網の斜視図、第5図では従来例
の使用方法を説明する断面図である。 1……すのこ網、1a……外周枠、1b……中央部、1c……
凸部、4……支持片、5……レール。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加熱物を加熱する加熱室と、前記加熱室
    の被加熱物を高周波加熱する高周波発振器と電熱加熱す
    る電熱装置と、前記加熱室に出入れ自在に設置され前記
    被加熱物を載置する鋼棒製のすのこ網とを備え、前記す
    のこ網は外周枠左右辺前後部4ヶ所に上方に屈曲した凸
    部と、前記凸部間を外側に広げた拡大部とを有し、前記
    加熱室は前記すのこ網の凸部と対応する位置に前記凸部
    を載置する不導体製の根本が前記凸部の巾よりも大きく
    先端の巾が小さい突起状の支持片と、前記すのこ網の拡
    大部と対応し前記支持片と異なる高さの位置に設けられ
    たレールとを有し、高周波加熱時は前記すのこ網の凸部
    を前記加熱室の前記支持片に嵌合させ、電熱加熱時は前
    記すのこの拡大部を前記加熱室のレールに載置する構成
    とした高周波加熱装置。
JP664787A 1987-01-14 1987-01-14 高周波加熱装置 Expired - Lifetime JPH0759981B2 (ja)

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JP664787A JPH0759981B2 (ja) 1987-01-14 1987-01-14 高周波加熱装置

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JPS63176927A JPS63176927A (ja) 1988-07-21
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