JPH075994Y2 - センタリング装置 - Google Patents

センタリング装置

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JPH075994Y2
JPH075994Y2 JP1989138690U JP13869089U JPH075994Y2 JP H075994 Y2 JPH075994 Y2 JP H075994Y2 JP 1989138690 U JP1989138690 U JP 1989138690U JP 13869089 U JP13869089 U JP 13869089U JP H075994 Y2 JPH075994 Y2 JP H075994Y2
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JP
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centering
fixed
work
centering member
cylindrical space
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JP1989138690U
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JPH0379287U (ja
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信次 森嶋
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Shimadzu Corp
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【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、円筒状空間を有するワークを芯出しするセン
タリング装置に関する。
B.従来の技術 従来のセンタリング装置として、例えば第2図に示すよ
うに、先端部にローラ14d,14fがそれぞれ取付けられた
4本のセンタリングアーム14a,14bを有するものが知ら
れている。18は一対の流体圧シリンダであり、ワーク60
が図示実線の位置にあるときにこれらのシリンダ18によ
りレバー17を同時に駆動すると、ギア15,16の噛合によ
り4本のセンタリングアーム14a,14bがそれぞれ矢印の
方向に揺動し、まず一対のローラ14dがワーク60と当接
する。ローラ14dは、矢印方向に回転しつつワーク60を
中心Oに向けて押圧移動し、ワーク60が一対のローラ14
fと当接したときにワーク60がセンタリング中心Oに芯
出しされる。
また流体圧シリンダ18を片方のみとし、両側のセンタリ
ングアームをリンク機構にて連結し、機械的に連動させ
たセンタリング装置も知られている。
C.考案が解決しようとする課題 しかしながら、上述の構成では、4本ものセンタリング
アームを使用しているため構造が複雑であり、かつ部品
点数が増大する。
本考案の技術的課題は、簡単な構成で芯出しを行えるよ
うにすることにある。
D.課題を解決するための手段 本考案は、円筒状空間を有するワークを芯出しするセン
タリング装置に適用される。
そして、所定のセンタリング中心軸から円筒状空間の半
径に相当する距離だけ離れた位置に固定される固定芯出
し部材と、固定芯出し部材に対向してセンタリング中心
と直交する方向に離接可能な移動芯出し部材と、ワーク
の円筒状空間の中心がセンタリング中心軸よりも若干固
定芯出し部材側に位置するまで、ワークを移動芯出し部
材の固定芯出し部材への近接方向に搬送する搬送手段
と、固定芯出し部材および移動芯出し部材をセンタリン
グ中心軸方向に駆動して、両芯出し部材を搬送されたワ
ークの円筒状空間に挿入せしめる第1の駆動手段と、移
動芯出し部材を固定芯出し部材に対して離間運動させ
て、円筒状空間の壁面が固定芯出し部材に当接するまで
ワークを押動する第2の駆動手段とを具備し、これによ
り上記問題点を解決する。
E.作用 搬送手段により、ワークが移動芯出し部材の固定芯出し
部材への近接方向に搬送される。ワークの円筒状空間の
中心がセンタリング中心軸よりも若干固定芯出し部材側
に位置すると、固定芯出し部材および移動芯出し部材が
センタリング中心軸方向に駆動され、両芯出し部材が搬
送されたワークの円筒状空間に挿入される。この状態で
移動芯出し部材が固定芯出し部材に対して離間運動さ
れ、円筒状空間の壁面が固定芯出し部材に当接するまで
ワークが押動されると、ワークがセンタリング中心軸に
芯出しされる。
F.実施例 第1図は本考案に係るセンタリング装置の一実施例を示
し、(a)が上面図、(b)がそのb−b線断面図であ
る。
コンベアフレーム31の下部に固着された上下駆動シリン
ダ21のピストンロッド21aには、略コ字状のブラケット2
2が取付けられ、このブラケット22には、センタリング
中心lから所定距離Rだけ離れた一端に固定爪23が取り
付けられている。この所定距離Rとは、後述するワーク
40,50の円筒状空間41,51の半径に相当する。ブラケット
22の他端には水平駆動シリンダ24が固着され、そのピス
トンロッド24aには、移動爪25が上記固定爪23と対向し
て取付けられている。この移動爪25は、シリンダ24の駆
動により固定爪23に対向して離接する。ここで、各爪2
3,25には、ワーク40の円筒状空間41と同一径の円弧面23
a,25aがそれぞれ形成されている。ブラケット22にはま
た、固定爪25の移動を案内する一対の案内壁26が固定爪
25の両側にそれぞれ固着されている。
コンベアフレーム31に固着された保持部材32には、両側
に一対の駆動ローラ33および一対の案内ローラ34がそれ
ぞれ保持され、これらのローラ33,34には、水平方向に
延在する一対のベルトコンベア35が巻回されている。上
記保持部材32の上端部は両ベルトコンベア35の間から上
方に突出し、ここにストッパ36が保持されている。40,5
0は、それぞれ外径寸法が異なるタイヤ状のワークであ
り、これらのワーク40,50には、ともに半径Rの円筒状
空間41,51がそれぞれ形成されている。ここで、ワーク4
0は本センタリング装置で芯出しが可能な最大外径ワー
クであり、ワーク50は最小外径ワークである。なお70
は、ワーク40,50を不図示のバランサーに搬送するため
のロボットハンドである。
次に、実施例の動作を説明する。
芯出しを行う前の状態では、シリンダ21が収縮している
ので両爪23,25はベルトコンベア35の下方にあり、また
シリンダ24が伸長しているので移動爪25は図示の如く固
定爪23と最も近接している。
ベルトコンベア35の上部にまずワーク40を載置してロー
ラ33,34を回転させると、ベルトコンベア35が駆動され
てワーク40が図示A方向に搬送され、ストッパ36に衝突
して停止する。このときワーク40の円筒状空間41の中心
は、上記センタリング中心lよりも若干A方向に行き過
ぎた状態となっている。この状態でベルトコンベア35を
停止させた後、上下駆動シリンダ21のピストンロッド21
aを所定量だけ伸長させ、固定爪23および移動爪25を一
体にワーク40の円筒状空間41に挿入する。
次いで水平方向シリンダ24のピストンロッド24aを収縮
させると、移動爪25が一対の案内壁26に案内されてB方
向、つまり固定爪23から離れる方向に移動し、円弧面23
aが円筒状空間41の壁面を押圧する。これによりワーク4
0はB方向に移動し、移動爪25がRだけ移動したときに
円筒状空間41の壁面が固定爪23の円弧面23aと当接す
る。このとき、移動爪25はセンタリング中心lを中心と
して固定爪23と対称な位置にあり、空間41の中心がセン
タリング中心lと一致している。
以上の動作によって芯出しされたワーク40は、ロボット
ハンド70により不図示のバランサー上に搬送される。
またワーク50の芯出しも上述と同様にして行うが、ワー
ク50がストッパ36に当接したときには、上記ワーク40の
場合よりも中心lからの偏心量が大きいから、移動爪25
は上述よりも早く空間51と当接し、ワーク50の移動量が
大きくなる。
以上の実施例の構成において、固定爪23が固定芯出し部
材を、移動爪25が移動芯出し部材を、ベルトコンベア35
が搬送手段を、シリンダ21が第1の駆動手段を、シリン
ダ24が第2の駆動をそれぞれ構成する。
なお以上では、タイヤ状のワーク、すなわち円筒状空間
がワークを貫通している例を示したが、この空間が貫通
していないワーク、つまり円筒状の凹部を有するワーク
でも芯出しできる。また上述の構成では、ワーク40より
外径寸法の大きなワークおよびワーク50より外径寸法の
小さなワークでは、両爪23,25が円筒上空間に挿入不可
能であり芯出しできないが、上記ストッパ36の位置を可
変とすればこのようなワークでも芯出しが可能となる。
さらに以上では、固定爪23の位置が固定されているた
め、円筒状空間の径が異なるワークは芯出しできない
が、この固定爪23をセンタリング中心lに対して離接可
能な構成とすれば、異径の円筒状空間を有するワークの
芯出しも行える。
G.考案の効果 本考案は以上のように構成したから、従来のように複数
本のセンタリングアームを使用する必要がなくワークの
芯出しが行え、構造の簡素化および部品点数の減少が図
れる。
また、ワークの円筒状空間の中心がセンタリング中心軸
よりも若干固定芯出し部材側の位置まで、芯出しすべき
ワークを移動芯出し部材の固定芯出し部材への近接方向
に搬送するようにしたので、第1の駆動手段の作動時に
固定芯出し部材が円筒状空間の周縁に当接することがな
く、固定芯出し部材およびこれと対向する可動芯出し部
材を確実にワークの円筒状空間に挿通させることがで
き、芯出し動作を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るセンタリング装置の一実施例を示
し、(a)が上面図、(b)がそのb−b線断面図、第
2図は従来のセンタリング装置の一例を示す図である。 23:固定爪、24:シリンダ 25:移動爪、40,50:ワーク 41,51円筒状空間、l:センタリング中心

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒状空間を有するワークを芯出しするセ
    ンタリング装置において、所定のセンタリング中心軸か
    ら前記円筒状空間の半径に相当する距離だけ離れた位置
    に固定される固定芯出し部材と、前記固定芯出し部材に
    対向して前記センタリング中心と直交する方向に離接可
    能な移動芯出し部材と、前記ワークの円筒状空間の中心
    が前記センタリング中心軸よりも若干前記固定芯出し部
    材側に位置するまで、前記ワークを前記移動芯出し部材
    の前記固定芯出し部材への近接方向に搬送する搬送手段
    と、前記固定芯出し部材および移動芯出し部材を前記セ
    ンタリング中心軸方向に駆動して、両芯出し部材を前記
    搬送されたワークの円筒状空間に挿入せしめる第1の駆
    動手段と、前記移動芯出し部材を前記固定芯出し部材に
    対して離間運動させて、前記円筒状空間の壁面が前記固
    定芯出し部材に当接するまで前記ワークを押動する第2
    の駆動手段とを具備することを特徴とするセンタリング
    装置。
JP1989138690U 1989-11-30 1989-11-30 センタリング装置 Expired - Lifetime JPH075994Y2 (ja)

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JP1989138690U JPH075994Y2 (ja) 1989-11-30 1989-11-30 センタリング装置

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JP1989138690U JPH075994Y2 (ja) 1989-11-30 1989-11-30 センタリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0379287U JPH0379287U (ja) 1991-08-13
JPH075994Y2 true JPH075994Y2 (ja) 1995-02-15

Family

ID=31685771

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989138690U Expired - Lifetime JPH075994Y2 (ja) 1989-11-30 1989-11-30 センタリング装置

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JP (1) JPH075994Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55125957A (en) * 1979-03-20 1980-09-29 Hitachi Metals Ltd Workpiece holder

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Publication number Publication date
JPH0379287U (ja) 1991-08-13

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