JPH0759944B2 - 圧縮機 - Google Patents

圧縮機

Info

Publication number
JPH0759944B2
JPH0759944B2 JP1551687A JP1551687A JPH0759944B2 JP H0759944 B2 JPH0759944 B2 JP H0759944B2 JP 1551687 A JP1551687 A JP 1551687A JP 1551687 A JP1551687 A JP 1551687A JP H0759944 B2 JPH0759944 B2 JP H0759944B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
piston
container
valve
compressor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1551687A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63183281A (ja
Inventor
憲一 猪田
照丸 原田
龍夫 藤田
欣一 足立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP1551687A priority Critical patent/JPH0759944B2/ja
Publication of JPS63183281A publication Critical patent/JPS63183281A/ja
Publication of JPH0759944B2 publication Critical patent/JPH0759944B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は圧縮機に関するものである。その中でも特に
フリーピストン型圧縮機に関するものである。
従来の技術 従来のフリーピストン型圧縮機は例えば第3図のような
構成になっていた(米国特許第4067667号明細書)。
すなわち1は容器でその中に冷媒が封入されている、2
は容器1の内壁に摺動自在に上下に運動するピストン、
3はピストン2に結合されているリニアモータの電機
子、4はリニアモータの界磁、5は端子、6は電源、7
は電機子3の位置を検出する為の位置検出器である。
8は圧縮室、9は吸入室、10は吸入ポート、11は吸入
弁、12は吐出ポート、13は吐出弁、14は吐出弁押え、15
は吐出室である。
16は凝縮器、17は膨張弁、18は蒸発器、19は吸入ガスの
温度を検出する感温筒である。
このような構成に於て、ピストン2はリニアモータ3,4
の駆動力によって上下に運動しており、その結果ピスト
ン2が上昇して圧縮室8の圧力が吸入室9の圧力より低
下すると吸入弁11が開いて吸入室9の低温低圧の冷媒は
圧縮室8へ流入する。そしてピストン2がさらに上がっ
て上死点をへて下降すると圧縮室8の冷媒は高温高圧に
なる、そして吐出室15の圧力より高くなると吐出弁13が
開いて吐出室15へ流出する。そしてピストン2がさらに
下降し、下死点をへて逆に上昇すると圧縮室8の圧力は
吐出室15の圧力より低くなり吐出弁13は閉じる。そして
ピストン2がさらに上昇して圧縮室8の圧力が吸入室9
の圧力より低下すると吸入弁11が開いて吸入室9の低温
低圧の冷媒は圧縮室8へ流入する。
以上のようにしてピストン2の上下運動によって吸入室
9の低温低圧の冷媒は圧縮室8へ流入し圧縮され、高温
高圧となって吐出室15へ流出する。吐出室15の高温高圧
の冷媒は凝縮器16に入り、ここで冷却されて液化し膨張
弁17に入る、膨張弁17で膨張した冷媒は低温低圧とな
る、そして蒸発器18に入る、ここで冷媒は加熱されて低
温低圧の気体となり吸入室9へ流入する。以上のように
して蒸発器18で吸収した熱と圧縮機によって冷媒に対し
てなされた仕事は凝縮器16で放熱され、冷凍機の作用を
行うのである。
一方ピストン2の下死点の位置は吸入弁11に衝突しない
範囲でできるだけ吸入弁11に近づくように制御されてい
る。それによってピストン2が下死点に来たときに、ピ
ストン2と容器1との間に残された冷媒が次にピストン
2が上昇するときに再膨張し体積効率減少させない為で
ある。
具体的に言うと、制御装置22は位置検出器7によって検
出されるピストン2の位置からピストン2の下死点の位
置を計算している。そして下死点の位置が設定値より低
いときは、弁20に信号を送って閉める、これによって空
間23と連通している空間24の圧力を下げてピストン2の
平均位置を上昇させ下死点を下げるのである。また弁20
が全閉になっても未だ下死点の位置が設定値より低いと
きは弁21を開ける。逆にピストンの下死点の位置が制定
値より高いときは、弁21に信号を送って弁21を閉める。
そして弁21を全閉にしてもまだ高いときは弁20を開け
る。このようにして制御装置22はピストン2の下死点の
位置を常に適当な位置になるようにし、ピストン2が吸
入弁11に衝突せず、しかも体積効率が高くなるようにし
ているのである。
発明が解決しようとする問題点 しかし、このような構造のものでは通常の運転状態では
ピストン2の下死点は、吸入弁11に衝突することもなく
しかも体積効率が高くなるように制御されており問題は
ないが停電などの為に制御装置22が働かなくなるとピス
トン2はその下死点が適当な位置で運動しなくなり吸入
弁11に衝突し、その結果、吸入弁11あるいはピストン2
が破壊する、また衝突時に金属が衝突することにより騒
音が発生するという問題点があった。
問題点を解決するための手段 そして上記問題点を解決する本発明の技術的な手段は、
容器に対して運動可能なように配設された壁である。
作用 この技術的手段による作用は次のようになる。すなわ
ち、圧縮機を運転中にピストンと壁が衝突するようなこ
とが起った場合、壁は容器に対して運動可能なように配
設されているので、衝突時に、ピストンあるいは壁が受
ける力は壁が容器に対して運動可能な場合より小さく、
その為にピストンあるいは壁が破壊することがない。
実 施 例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第1図において、25はその中に冷媒が封入されてい
る容器、26は容器25の内壁に摺動自在に上下に運動する
ピストン、27はピストン26に結合されているリニアモー
タの電機子、28はリニアモータの界磁、29は端子、30は
電源、31は電機子27の位置を検出する為の位置検出器で
ある。
32は圧縮室、33は吸入室、34は吸入ポート、35は吸入
弁、36は吐出ポート、37は吐出弁、38は吐出弁押え、39
は吐出室である。
40は凝縮器、41は膨張弁、42は蒸発器、43は吸入ガスの
温度を検出する感温筒である。
また44は制御装置、45,46は弁である。
47は容器25の内壁に摺動自在に設けられた壁、48は壁47
を上方に押付ける為の圧縮コイルばねである。
また49はピストン26に設けられた突起、50は壁47に設け
られた環状の溝で、ピストン26と壁47とが所定の距離近
づくと、突起49とみぞ50とで一つの閉空間が形成され
る。
また壁47が下から上方に移動するとき、壁47の運動する
範囲を制限する為に、段部51,52が設けられている。そ
して、さらに壁47と容器25とがある距離以下に近づくと
段部51と段部52とで閉空間53が形成されるような構成に
なっている(第2図は要部の拡大図である)。
さらにまた壁47が上から下方に移動するとき、壁47の運
動する範囲を制限する為に、段部54,55が設けられてい
る。そして、さらに壁47と容器25とがある距離以上に近
づくと段部54と段部55とで閉空間が形成されるような構
成になっている。
次に、この実施例の構成における作用を説明する。ピス
トン26はリニアモータ27,28の駆動力によって上下に運
動しており、その結果ピストン26が上昇して圧縮室32の
圧力が吸入室33の圧力より低下すると吸入弁35が開いて
吸入室33の低温低圧の冷媒は圧縮室32へ流入する。そし
てピストン26がさらに上がって上死点をへて下降すると
圧縮室32の冷媒は高温高圧になる、そして吐出室39の圧
力より高くなると吐出弁37が開いて吐出室39へ流出す
る。そしてピストン26がさらに下降し、下死点をへて逆
に上昇すると圧縮室32の圧力は吐出室39の圧力より低く
なり吐出弁37は閉じる。そしてピストン26がさらに上昇
して圧縮室32の圧力が吸入室33の圧力より低下すると吸
入弁35が開いて吸入室33の低温低圧の冷媒は圧縮室32へ
流入する。
以上のようにしてピストン26の上下運動によって吸入室
33の低温低圧の冷媒は圧縮室32へ流入し圧縮され、高温
高圧となって吐出室39へ流出する。
吐出室39の高温高圧の冷媒は凝縮器40に入り、ここで冷
却されて液化し膨張弁41に入る、膨張弁41で膨張した冷
媒は低温低圧となる。そして蒸発器42に入る、ここで冷
媒は加熱されて低温低圧の気体となり吸入室33へ流入す
る。以上のようにして蒸発器42で吸収した熱と圧縮機に
よって冷媒に対してなされた仕事は凝縮器40で放熱さ
れ、冷凍機の作用を行うのである。
一方ピストン26の下死点の位置は壁47,37に衝突しない
範囲でできるだけ壁47に近づくように制御されている。
それによってピストン26が下死点に来たとき、ピストン
26と壁47との間に残された冷媒が次にピストン26が上昇
するときに再膨張し体積効率減少させない為である。
具体的に言うと、制御装置44は位置検出器31によって検
出されるピストン26の位置からピストン26の下死点の位
置を計算している。そして下死点の位置が制定値より低
いときは、弁45に信号を送って閉める、これによって空
間56と連通している空間57の圧力を下げてピストン26の
平均位置を上昇させ下死点を上げるのである。また弁45
が全閉になっても未だ下死点の位置が設定値より低いと
きは弁46を開ける。逆にピストン26の下死点の位置が設
定値より高いときは、弁46に信号を送って弁46を閉め
る。そして弁46を全閉にしてもまだ高いときは弁45を開
ける。このようにして制御装置44はピストン26の下死点
の位置を常に適当な位置になるようにし、ピストン26が
壁47に衝突せず、しかも体積効率が高くなるようにして
いるのである。
一方、本実施例に於ては壁47が容器25の内壁と摺動自在
に設けられている。したがって停電などの為に制御装置
44が働かなくなり、その為にピストン26が壁47に衝突し
た場合、壁47は衝突後下方へ移動するので、衝突時にピ
ストン26および壁47が受ける力は壁47が動かない時にく
らべ減少する。
また、ピストン26と壁47とが所定の距離に近づくと突起
49と溝50とで閉空間が形成される、溝50には冷媒と共に
冷媒回路内を循環している冷凍機油がたまっているの
で、この閉空間は、衝突時に働く力を弱める働きをし、
しかも金属同志が直接に衝突する時に発生する騒音を小
さくする。また衝突によって一たん下がった壁47がばね
48の力で再び上昇するときに壁47が容器25にある距離ま
で近づくと、壁47と容器25との間に閉空間が形成され、
これが壁47と容器25との衝突時の力を弱め、騒音を低下
させる。
また壁47が下がって容器25に衝突するときにも壁47と容
器25との間に閉空間が形成され、これが壁47と容器25と
の衝突時の力を弱め、騒音を低下させる。このようにし
てピストン26と壁47とが衝突してもピストン26,壁47が
破壊することがなくなり、しかもピストン26と壁47の衝
突により発生する騒音を低下させる。
発明の効果 本発明は、容器に対して運動可能なように配設された壁
を所有するものであるので、ピストンが壁に激突した時
にも壁が動くのでピストンと壁との間に働く力が弱くな
る。そして、さらに衝突時に発生する騒音が低くなる。
したがってピストンや壁が破壊することがなくなって信
頼性が向上すると共に騒音が低くなるので快適性が増加
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の圧縮機の縦断面図、第2図は
同圧縮機の部分拡大図、第3図は従来の圧縮機を示す縦
断面図である。 1……容器、2……ピストン、3……電機子、4……界
磁、11……吸入弁、13……吐出弁、16……凝縮器、17…
…膨張弁、18……蒸発器、20,21……弁、22……制御装
置、25……容器、26……ピストン、27……電機子、28…
…界磁、35……吸入弁、37……吐出弁、40……凝縮器、
41……膨張弁、42……蒸発器、44……制御装置、45,46
……弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 足立 欣一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−103967(JP,A) 特開 昭63−1777(JP,A) 実開 昭58−137885(JP,U) 実開 昭47−11407(JP,U)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器と、前記容器の内壁に摺動自在に設け
    られたピストンと、前記容器および前記ピストンと共に
    吸入弁が開のときのみ低圧空間に連通し吐出弁が開のと
    きのみ高圧空間に連通する圧縮室を形成するように設け
    られた前記容器に対して運動可能なように配設された壁
    を有する圧縮機。
  2. 【請求項2】ピストンと壁とがある所定の距離以下に近
    づいたとき、ピストンと壁とで囲まれ、しかも圧縮室に
    連通しない閉空間が形成されるよう構成された特許請求
    の範囲第1項記載の圧縮機。
  3. 【請求項3】壁が容器に対し運動する範囲を限定する移
    動防止部を設けると共に、壁が前記移動防止部に対しあ
    る所定距離以下に近づいたとき壁と前記移動防止部とで
    囲まれる閉空間が形成されるよう構成された特許請求の
    範囲第1項記載の圧縮機。
  4. 【請求項4】壁に吐出弁を設けた特許請求の範囲第1項
    記載の圧縮機。
JP1551687A 1987-01-26 1987-01-26 圧縮機 Expired - Fee Related JPH0759944B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1551687A JPH0759944B2 (ja) 1987-01-26 1987-01-26 圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1551687A JPH0759944B2 (ja) 1987-01-26 1987-01-26 圧縮機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63183281A JPS63183281A (ja) 1988-07-28
JPH0759944B2 true JPH0759944B2 (ja) 1995-06-28

Family

ID=11890982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1551687A Expired - Fee Related JPH0759944B2 (ja) 1987-01-26 1987-01-26 圧縮機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0759944B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8986122B2 (en) 2002-09-13 2015-03-24 Bally Gaming, Inc. Networked gaming system communication protocols and methods
US8992326B2 (en) 2006-09-06 2015-03-31 Bally Gaming, Inc. Networked gaming system communication protocols and methods
US9082260B2 (en) 2004-09-16 2015-07-14 Bally Gaming, Inc. Networked gaming system communication protocols and methods
US9117342B2 (en) 2004-09-16 2015-08-25 Bally Gaming, Inc. Networked gaming system communication protocols and methods
US9317994B2 (en) 2002-09-13 2016-04-19 Bally Gaming, Inc. Networked gaming system communication protocols and methods
US9466170B2 (en) 2002-09-13 2016-10-11 Bally Gaming, Inc. Networked gaming system communication protocols and methods

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8986122B2 (en) 2002-09-13 2015-03-24 Bally Gaming, Inc. Networked gaming system communication protocols and methods
US8986121B2 (en) 2002-09-13 2015-03-24 Bally Gaming, Inc. Networked gaming system communication protocols and methods
US9053610B2 (en) 2002-09-13 2015-06-09 Bally Gaming, Inc. Networked gaming system communication protocols and methods
US9317994B2 (en) 2002-09-13 2016-04-19 Bally Gaming, Inc. Networked gaming system communication protocols and methods
US9466170B2 (en) 2002-09-13 2016-10-11 Bally Gaming, Inc. Networked gaming system communication protocols and methods
US9082260B2 (en) 2004-09-16 2015-07-14 Bally Gaming, Inc. Networked gaming system communication protocols and methods
US9117342B2 (en) 2004-09-16 2015-08-25 Bally Gaming, Inc. Networked gaming system communication protocols and methods
US8992326B2 (en) 2006-09-06 2015-03-31 Bally Gaming, Inc. Networked gaming system communication protocols and methods

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63183281A (ja) 1988-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7510382B2 (en) Apparatus for preventing overheating of scroll compressor
CA2310871A1 (en) Capacity control of compressors
JP2000233638A (ja) 車両用空調装置の安全装置
KR910002401B1 (ko) 능력제어 컴프레서
JPH0759944B2 (ja) 圧縮機
JPH0349031B2 (ja)
JPH11304269A (ja) 冷凍サイクル
JP2006316852A (ja) パイロット作動式電磁弁およびこれを用いた熱交換システム
US4954053A (en) Free-piston compressor with gas spring control
US4471625A (en) Gas cycle refrigerator
JPS63183278A (ja) 圧縮機
JP2624767B2 (ja) 冷凍装置
JP4077308B2 (ja) 膨張弁
JPH02213655A (ja) 極低温膨脹機の制御装置
JPH0257215B2 (ja)
JPH01159473A (ja) フリーピストン型圧縮機
JPS63199980A (ja) パイロツト式比例弁
JPH11303763A (ja) 振動式圧縮機
JPH08303889A (ja) 極低温冷凍機
JPH0212351B2 (ja)
JPH0217198Y2 (ja)
JPS6353463B2 (ja)
JPH03164579A (ja) 圧縮機
JPS643150Y2 (ja)
JPS6135756Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees