JPH075954B2 - 転炉ライニング築造装置 - Google Patents

転炉ライニング築造装置

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JPH075954B2
JPH075954B2 JP31290687A JP31290687A JPH075954B2 JP H075954 B2 JPH075954 B2 JP H075954B2 JP 31290687 A JP31290687 A JP 31290687A JP 31290687 A JP31290687 A JP 31290687A JP H075954 B2 JPH075954 B2 JP H075954B2
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bricks
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博文 山口
俊彦 中原
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九築工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は鉄鋼精錬に用いられる転炉のライニングを築造
する装置に関する。
〔従来の技術〕
転炉の耐火ライニング(以下ライニングと云う)には、
周知の通り多量の耐火煉瓦(以下煉瓦と云う)が用いら
れるため、築造に際して作業の能率化および省力化を図
ることを目的として種々の築造装置が開発され実用化し
ている。
而して、当初の築造装置は転炉内に吊持したゴンドラに
煉瓦を複数個載荷したパレットをクレーンで吊下し、炉
内においてリングコンベヤを個々に取り出して築造する
方式であったが、能率的で無いためあらかじめ炉外で築
造順に準備した煉瓦を個々に移送し築造する装置が開発
された。
そのような装置として、たとえば特開昭49−8407号公報
には第7図の概略図に示すようなライニング築造装置
(以下A発明と云う)が開示されている。
第7図において転炉1の上部に設けられた作業床2には
軌条3a,3bが設備されており、走行車輪4a,4bを有する支
持架台5は(以下架台と云う)は該軌条3a,3b上を前後
進自在に移動するように構成されている。而して架台5
はクレーン(図示せず)で吊り上げて載置するものであ
っても良い。
次に前記架台5上面には環状軌条6が周設されており、
転輪7a,7bを介してリング状台板8(以下台板と云う)
が回転自在に搭載されている。
また前記台板8の中央には煉瓦搬入チェーンコンベヤ9
(以下チェーンコンベヤと云う)が転炉内腔に向けて垂
下するように設けられ、さらに該チェーンコンベヤ9の
下端には耐火煉瓦を水平方向に搬送する水平コンベヤ装
置10(以下コンベヤと云う)を備えた作業台11が装着さ
れている。
さらに前記台板8には受入れた耐火煉瓦をチェーンコン
ベヤ9に供給するローラコンベヤ12が設けられ、また前
記架台5の外縁には支持アーム13a,13bで支持された環
状のリングコンベヤ14が周設されており、図示していな
いフレームによって作業床2に装着された耐火煉瓦搬送
装置15から供給される耐火煉瓦16は前記リングコンベヤ
14間および該リングコンベヤ14とローラコンベヤ12の間
は主として人手によって移送され、ついでチェーンコン
ベヤ9に受渡しされる。
而して説明の都合上、各装置の駆動装置や制御装置は図
示を省略している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述のA発明は築造順に耐火煉瓦搬送装置15から供給さ
れる耐火煉瓦をチェーンコンベヤ9に取り込み、ついで
作業台11上のコンベヤ10によって炉壁の任意位置に移送
できるので、ライニング築造作業を能率的に実施するこ
とが可能である。
ところで近時 精錬コストの引下げが急務となり炉材原
単位についても改善が強く要請され、その解決策として
耐火煉瓦の質的改善と共に寿命延長と築造能率の向上を
図る目的で耐火煉瓦個々の寸法が大形化されると共にハ
ンドリングが容易で無いマグネシヤーカーボン煉瓦など
が多用されるようになった。
また、それに加えて生産性を改善し設備効率を高めるた
め転炉ライニング築造工期の短縮が強く要求され始めた
が、前記A発明のようにコンベヤ間の移送に人手を利用
する方式は、耐火煉瓦を大形化し、その移送速度を上昇
させる課題に対し安全性と作業効率の点から問題点の多
いことが判明した。
即ち、耐火煉瓦の単重が40〜80kgに達し、コンベヤ間で
の受け渡しを5〜10秒で実行せねばならぬ条件では人手
を利用した機構では対応することが困難である。
本発明の目的は、耐火煉瓦の単重の大小を問わず、また
前述のような短い時間内で安全確実に耐火煉瓦を転炉炉
内の所望場所に移送できる転炉ライニング築造装置を提
供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は前述の問題点を解消し、目的を達成するため、
転炉上部作業床に移動可能に乗架された支持架台と、中
央部に転炉炉内に垂下する煉瓦搬入チェーンコンベヤを
有し、かつ外縁に周設されたリングコンベヤと該リング
コンベヤ上の煉瓦を前記煉瓦搬入チェーンコンベヤに移
送する移送装置および前記煉瓦搬入チェーンコンベヤを
囲繞し昇降装置を介して昇降自在に吊持した作業台を備
え前記支持架台に回動自在に支承された築炉タワーから
なる転炉ライニング築造装置において、前記移送装置が
下記(イ)〜(ハ)の装置によって構成されていること
を特徴とする。
(イ)前記リングコンベヤ上の煉瓦を掻き込み板および
掻き込み板作動シリンダーを介して後記取り込みコンベ
ヤ上に掻き込みシリンダー装置と、該掻き込みシリンダ
ー装置を昇降自在に支持する支持シリンダー装置と、前
記リングコンベヤ上の煉瓦の位置決め当接板を昇降自在
に支持するストッパー装置、および前記掻き込みシリン
ダー装置、支持シリンダー装置、ストッパー装置を支持
するフレーム装置からなる煉瓦掻き込み装置。
(ロ)前記リングコンベヤの移送面と同一レベル移送面
を備え、築炉タワーの上部フレームに回転自在に軸支さ
れた複列無端ベルトからなる取り込みコンベヤ。
(ハ)前記煉瓦搬入チェーンコンベヤの煉瓦受け取りバ
ケット移動領域内においてコンベヤフレームに回転自在
に軸架され、前記バケットが噛合的に通過可能でかつ前
記取り込みコンベヤと同一レベル移送面を有し該取り込
みコンベヤ上の煉瓦を引き込む複列無端ベルトを備えた
引き込みコンベヤ。
〔作用〕
本発明の転炉ライニング築造装置は転炉炉内に垂下する
煉瓦搬入チェーンコンベヤと、外縁に周設されたリング
コンベヤと、前記チェーンコンベヤおよびリングコンベ
ヤ間に設けられた移送装置と、昇降自在に吊持した作業
台を備えた築炉タワーを支持架台に回動自在に支承せし
める構成としているので、人手を介すること無く耐火煉
瓦を転炉炉壁の所望個所まで安全、確実かつ迅速に移送
することが可能であり、また移送装置が煉瓦掻き込み装
置と取り込みコンベヤおよび引き込みコンベヤを逐次連
設した構造を有し耐火煉瓦を個々にかつ逐次移送可能に
構成されているので、築炉タワーを築造手順通り回動し
ても耐火煉瓦は如何なる位置においても停滞すること無
くチェーンコンベヤに移送され、効率の良い築造作業を
遂行することが出来る。
さらに前記煉瓦掻き込み装置は掻き込みシリンダー装置
を昇降自在に支持する支持シリンダー装置を備えている
ので、耐火煉瓦搬送装置から供給される耐火煉瓦が前記
リングコンベヤ上に供給される際には上昇位置にあるた
め煉瓦移送に支障を与えることが無く、従って、耐火煉
瓦搬送装置から連続的にかつ迅速にリングコンベヤに耐
火煉瓦を供給することを可能とする。
また、煉瓦掻き込み装置はリングコンベヤ上の煉瓦と当
接する当接板を昇降自在に支持するストッパー装置を備
えているので、リングコンベヤ上の耐火煉瓦の掻き込み
位置を正確に決定することが可能であり、安全に掻き込
みを行うことができる。
さらに前記取り込みコンベヤはリングコンベヤの移送面
と同一レベル移送面を有する複列無端ベルトから構成さ
れているので、移送される耐火煉瓦を正しい姿勢に保持
しかつ迅速に引き込みコンベヤに引き渡すことが出来
る。
また、引き込みコンベヤは煉瓦搬入チェーンコンベヤの
煉瓦受け取りバケット移動領域内においてコンベヤフレ
ームに回転自在に軸架され前記バケットが噛合的に通過
可能な複列無端ベルトを主要構成部材としているので、
取り込みコンベヤから移送される耐火煉瓦を正しい姿勢
を保持しかつ迅速に受け取り、前記バケットに正確に引
き渡すことが出来る。
〔実施例〕
第1図は本発明にかかる転炉ライニング築造装置17の概
略説明図で、転炉1の上部作業床2には移動可能な支持
架台5が乗架されており、該支持架台5には環状軌条6
が固定され、築炉タワー18の基盤19は転輪20および前記
環状軌条6を介して前記支持架台5に回動自在に支承さ
れている。
さらに前記基盤19には支柱21によってリングコンベヤ22
が支持されており、加えて煉瓦搬入チェーンコンベヤ23
(以下チェーンコンベヤと云う)が転炉炉内に垂下し、
その最下端が炉底近傍に達するように装着されている。
また作業台24はワイヤー25a,25bを介して基盤19に装着
されたウインチ26により昇降自在に吊持されており、下
部作業床27、耐火煉瓦運搬ウインチ28、水平コンベヤ29
等を備えている。
次に、前記基盤19の上方には図示していない支持柱を介
して上部フレーム30が支持されており、さらに該上部フ
レーム30には後述する煉瓦掻き込み装置31、取り込みコ
ンベヤ32、引き込みコンベヤ33が前記リングコンベヤ22
からチェーンコンベヤ23の方向に順に配設されている。
なお、第1図において34は転炉フードであって、設備条
件に応じて支持架台5は、このように転炉フード34を跨
いで設備しても差し支えない。
次に耐火煉瓦搬送装置15(以下搬送装置と云う)は前記
作業床2上に配設され、耐火煉瓦16(以下煉瓦と云う)
をリングコンベヤ22の方向に搬送するが、搬送経路中に
必要に応じて搬送姿勢反転装置35を設けて築造効率を向
上させるように構成しても良い。
さらに36は煉瓦16を搬送装置15からリングコンベヤ22上
に移すための押し込み装置であって、ベルトコンベヤあ
るいはローラコンベヤ等からなる搬送装置15の構成フレ
ーム(図示せず)に装着され、制御装置(図示せず)か
らの指令に従って煉瓦16の押し込みを実行する。
また、37は工場のレイアウトの必要性から設けられる垂
直コンベヤで、38は前記垂直コンベヤ37に煉瓦16を逐次
供給する煉瓦供給装置、39はリフター40上の煉瓦41を逐
次個別に供給するための押し込みシリンダー装置であ
る。
さて、前述の構成において、煉瓦によるライニング作業
は次のように行われる。
図示していない運搬車輌によってリフター41に運ばれた
煉瓦41はあらかじめパレット上に築造順に組み合わされ
ており、該煉瓦41は押し込みシリンダー装置39によって
ベルトコンベヤあるいはローラコンベヤ等からなる煉瓦
供給装置38上に個々に押し出され、垂直コンベヤ37によ
って煉瓦搬送装置15に移送され、ついで押し込み装置36
によってリングコンベヤ22上に逐次乗載される。
周知の通り煉瓦16は炉壁に近い側を大きく、炉内側が小
さい台形状に製造されているので、パレット上で運搬能
率向上のため、交互に姿勢を逆にして組みこまれている
場合は前記搬送姿勢反転装置35で姿勢の反転を行う。
而して第1図においては説明の都合上煉瓦16の寸法をや
や大きく表示している。
さて、転炉ライニングはその構成上炉底から炉頂に向け
て築造を行うので、築炉タワー18は煉瓦積み上げ位置の
移動に応じて回動させねばならず、また作業台24は積み
上げ位置が上方に移るにつれて、上昇させる必要があ
り、ウインチ26はその上昇のために用いられる。
前記作業台24はこのためチェーンコンベヤ23を囲繞する
フレーム結合体として構成されており、煉瓦を左右に振
り分けて配送する水平コンベヤ29や炉底煉瓦築造用の耐
火煉瓦運搬ウインチ28のほか、必要に応じてバキューム
吸着煉瓦運搬装置(図示せず)などを設ける。
また前記作業台24には、それらのほか前記チェーンコン
ベヤ23から煉瓦を水平コンベヤ29に引き取るための引き
取り機構(図示せず)を設けるが、このような引き取り
機構は周知技術なので説明は省略する。
さて、前記シリンダコンベヤ22上に移送された煉瓦16は
第2図に示すように築造位置の移動に応じてその都度位
置を変える煉瓦掻き込み装置31(破線で示す)に正対す
る位置まで運ばれた時点で、前記煉瓦掻き込み装置31に
よってリングコンベヤ22から取り込みコンベヤ32に達す
るまで掻き込まれる。
ついで、取り込みコンベヤ32から引き込みコンベヤ33
(破線で示す)に引き込まれた時点で、後述する機構に
より煉瓦16はチェーンコンベヤ23に引き渡され、一旦上
方に持ち上げられたのち炉内に降下し、前述した順序に
従って水平コンベヤ29を介して所望の築造位置に運ばれ
る。
次に、移送装置即ち煉瓦掻き込み装置31、取り込みコン
ベヤ32、引き込みコンベヤ33について、その詳細を図面
に従って説明する。
第3図は前記煉瓦掻き込み装置31(以下掻き込み装置と
云う)の概略正面図で、リングコンベヤ22上の煉瓦(図
示せず)に当接する掻き込み板42は摺動支持ガイド43a,
43bを介して吊持フレーム44に摺動自在に支持され、か
つ掻き込み板作動シリンダー45(以下作動シリンダーと
云う)により炉外方向から炉中心方向に向うように前後
進自在に作動される。
また、前記吊持フレーム44は昇降ガイド46a,46bを介し
て築炉タワー18の(第1図参照)の架構の一部を形成す
るフレーム装置47に取り付けられ、かつ支持シリンダー
48、シリンダーロッド49により昇降自在に作動される。
而して本発明では、前記掻き込み板42、摺動支持ガイド
43a,43b、作動シリンダー45、吊持フレーム44からなる
機構を掻き込みシリンダー装置と云い、また昇降ガイド
46a,46b、支持シリンダー48からなる機構を支持シリン
ダー装置と云うが、前述の機構に限定すること無く目的
を逸脱しない範囲において種々の機構を付加し、あるい
は改変することは容認されるものと理解せらるべきもの
である。
次に、50a,50bは煉瓦の位置決めを主目的とし煉瓦の逸
走防止を副次的目的とする当接板51a,51bを有するスト
パッー装置で、52a,52bは当接板昇降用シリンダー装置
であって、前記フレーム装置47に微揺動可能に軸支され
ている。
また53a,53bはフレーム装置47の一部を形成するブラケ
ットで、ストッパー装置50a,50bの緩衝支持アーム54a,5
4bを備えている。
さて、第4図は前記掻き込み装置31の概略斜視図であ
る。第3図と同符号のものは同一部材であり、説明は省
略するが、吊持フレーム44は4本の昇降ガイド46a,〜46
dで摺動自在に支持されている。
次に、第5図は前記取り込みコンベヤ32、引き込みコン
ベヤ33の概略平面図であり、リングコンベヤ22上の煉瓦
16は掻き込み板42が42aで示す位置まで移動することに
より、取り込みコンベヤ32に移動する。これを本発明は
掻き込みと云う。
さて、前記取り込みコンベヤ32は築炉タワー18の上部フ
レーム55a,55bに固設された軸受56a,56bに回転自在に軸
支された駆動軸57と、58に代表する細幅無端ベルトの複
数列と(以下複列無端ベルトと云う)と駆動モータ59お
よび回転伝達ベルト装置60を主な構成部材としており、
複列無端ベルト58の移送面は前記リングコンベヤ32の移
送面と同一レベルに設定されている。
従って、煉瓦16は被移送姿勢を正確に保持した状態で次
の引き込みコンベヤ33に移される。
引き込みコンベヤ33はチェーンコンベヤ23の支持柱61a,
61bに支持された軸受62a,62bにより回転自在に軸支され
た駆動軸63と64で代表する細幅無端ベルトの複数列(以
下複列無端ベルトと云う)と駆動モータ65および回転伝
達ベルト装置66を主な構成部材としており、前記複列無
端ベルト64は前記取り込みコンベヤ32と同一レベル移送
面を有しかつ前記チェーンコンベヤ23のバケット67の移
動領域内に設備され、前記バケット67が噛合的に通過可
能に形成されている。
第5図ではバケット67は鉛直方向に下方から上方に(後
記第6図参照)に移動する際に複列無端ベルト64上の煉
瓦を受け取り、一旦チェーンコンベヤ23(第1図参照)
の最上部に達したのち方向を変えて炉内に下降する。
第6図は本発明にかかる移送装置の部分切欠概略側面図
で、第2図〜第5図の符号と同一符号のものは同じ部材
であって、詳細な説明は省略する。
第6図において68,69は取り込みコンベヤ32のアイドル
ローラを示し、70はチェーンコンベヤ23の架構の一部を
なすフレームで引き込みコンベヤ33の複列無端ベルト64
を主として支承する。
71は複列無端ベルト64のアイドルローラ支持金具であ
り、また72は該複列無端ベルト64上に移送されて来た煉
瓦16bの転落防止ストッパーである。
さらに73はチェーンコンベヤ23(バケットは一部のみ図
示する)の駆動モータで、74は減速装置である。
第6図に示すようにリングコンベヤ22上の煉瓦16は掻き
込み装置31によって、取り込みコンベヤ32上に掻き込ま
れ一点鎖線で示す煉瓦16aの位置に達したのち、取り込
みコンベヤ32から一点鎖線で示す煉瓦16bのように引き
込みコンベヤ33に転送され、ストッパー72に当接した位
置において一点鎖線で示すバケット75によって上方に持
ち去られる。
第6図において一点鎖線で示す76,77はチェーンコンベ
ヤ23の駆動用ホイールおよび案内ホイールを示し、78は
下降中のバケットを示すものである。
而して、前述の駆動機構については、気圧、液圧など周
知の駆動機構のほか電動機構を適宜に採用する。また煉
瓦16の位置制御、引き渡し制御などに当たっては光学的
センサーや磁気的センサーあるいは圧力センサーなど周
知技術を採用し電気的制御を実施するが、それらは慣用
手段であるため、説明は省略する。
〔発明の効果〕
本発明にかかる転炉ライニング築造装置は転炉ライニン
グ用の各種煉瓦を炉外から炉内に人手を要すること無く
迅速かつ確実に搬入することを可能とするもので、作業
能率および安全性の向上に資するところ極めて多大であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる転炉ライニング築造装置の概略
説明図、第2図は移送装置と煉瓦掻き込み要領を説明す
るための概略平面図、第3図、第4図は煉瓦掻き込み装
置の概略正面図および概略斜視図、第5図は取り込みコ
ンベヤおよび引き込みコンベヤの概略平面図、第6図は
移送装置の部分切欠概略側面図、第7図は従来の転炉ラ
イニング築造装置の構造概略説明図である。 〔符号の説明〕 1……転炉、2……作業床、3a,3b……軌条、4a,4b……
走行車輪、5……支持架台、6……環状軌条、7a,7b…
…転輪、8……リング状台板、9……煉瓦搬入チェーン
コンベヤ、10……水平コンベヤ装置、11……作業台、12
……ローラコンベヤ、13a,13b……支持アーム、14……
リングコンベヤ、15……耐火煉瓦搬送装置、16……耐火
煉瓦、17……転炉ライニング築造装置、18……築炉タワ
ー、19……基盤、20……転輪、21……支柱、22……リン
グコンベヤ、23……煉瓦搬入チェーンコンベヤ、24……
作業台、25a,25b……ワイヤー、26……ウインチ、27…
…下部作業床、28……耐火煉瓦運搬ウインチ、29……水
平コンベヤ、30……上部フレーム、31……煉瓦掻き込み
装置、32……取り込みコンベヤ、33……引き込みコンベ
ヤ、34……転炉フード、35……搬送姿勢反転装置、36…
…押し込み装置、37……垂直コンベヤ、38……煉瓦供給
装置、39……押し込みシリンダー装置、40……リフタ
ー、41……煉瓦、42……掻き込み板、43a,43b……摺動
支持ガイド、44……吊持フレーム、45……掻き込み板作
動シリンダー、46a〜46d……昇降ガイド、47……フレー
ム装置、48……支持シリンダー、49……シリンダーロッ
ド、50a,50b……ストッパー装置、51a,51b……当接板、
52a,52b……当接板昇降用シリンダー装置、53a,53b……
ブラケット、54a,54b……緩衝支持アーム、55a,55b……
上部フレーム、56a,56b……軸支、57……駆動軸、58…
…複列無端ベルト、59……駆動モータ、60……回転伝達
ベルト装置、61a,61b……支持柱、62a,62b……軸受、63
……駆動軸、64……細幅無端ベルト、65……駆動モー
タ、66……回転伝達ベルト装置、67……バケット、68,6
9……アイドルローラ、70……フレーム、71……アイド
ルローラ支持具、72……転落防止ストッパー、73……駆
動モータ、74……減速装置、75……バケット、76…駆動
用ホイール、77……案内ホイール、78……バケット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】転炉上部作業床に移動可能に乗架された支
    持架台と、中央部に転炉炉内に垂下する煉瓦搬入チェー
    ンコンベヤを有しかつ外縁に周設されたリングコンベヤ
    と該リングコンベヤ上の煉瓦を前記煉瓦搬入チェーンコ
    ンベヤに移送する移送装置および前記煉瓦搬入チェーン
    コンベヤを囲繞し昇降装置を介して昇降自在に吊持した
    作業台を備え 前記支持架台に回動自在に支承された築
    炉タワーからなる転炉ライニング築造装置において、 前記移送装置が下記(イ)〜(ハ)の装置によって構成
    されていることを特徴とする転炉ライニング築造装置。 (イ)前記リングコンベヤ上の煉瓦を掻き込み板および
    掻き込み板作動シリンダーを介して後記取り込みコンベ
    ヤ上に掻き込む掻き込みシリンダー装置と、該掻き込み
    シリンダー装置を昇降自在に支持する支持シリンダー装
    置と、前記リングコンベヤ上の煉瓦の位置決め当接板を
    昇降自在に支持するストッパー装置、および前記掻き込
    みシリンダー装置、支持シリンダー装置、ストッパー装
    置を支持するフレーム装置からなる煉瓦掻き込み装置。 (ロ)前記リングコンベヤの移送面と同一レベル移送面
    を備え築炉タワーの上部フレームに回転自在に軸支され
    た複列無端ベルトからなる取り込みコンベヤ。 (ハ)前記煉瓦搬入チェーンコンベヤの煉瓦受け取りバ
    ケット移動領域内においてコンベヤフレームに回転自在
    に軸架され、前記バケットが噛合的に通過可能でかつ前
    記取り込みコンベヤと同一レベル移送面を有し該取り込
    みコンベヤ上の煉瓦を引き込む複列無端ベルトを備えた
    引き込みコンベヤ。
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