JPH075941A - 電圧分割回路 - Google Patents

電圧分割回路

Info

Publication number
JPH075941A
JPH075941A JP5143179A JP14317993A JPH075941A JP H075941 A JPH075941 A JP H075941A JP 5143179 A JP5143179 A JP 5143179A JP 14317993 A JP14317993 A JP 14317993A JP H075941 A JPH075941 A JP H075941A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
positive
resistors
circuit
division circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5143179A
Other languages
English (en)
Inventor
Morio Ishihara
石原盛男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jeol Ltd
Original Assignee
Jeol Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Jeol Ltd filed Critical Jeol Ltd
Priority to JP5143179A priority Critical patent/JPH075941A/ja
Publication of JPH075941A publication Critical patent/JPH075941A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)
  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 抵抗ネットワークに可変抵抗を用いないで分
圧比が可変でき、しかも正・負両極性を持つようにした
電圧分割回路を提供する。 【構成】 印加するバイアスにより抵抗値が変化する可
変抵抗素子1、2と逆流素子5、6との2組の直列回路
1−5、2−6を相互に逆方向にして分圧回路を構成す
る抵抗R1 〜R4 の一部に並列接続し、出力電圧をモニ
タして比較器8により設定電圧と比較し比較誤差信号に
より前記可変抵抗素子1、2のバイアスを制御する。こ
れにより、可変抵抗を用いなくても設定電圧をコントロ
ール信号として与えることにより正・負両極性の電圧を
自在に変えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電源ラインに複数の直
列抵抗からなる分圧回路を接続して正又は負の電圧源を
切り換えて供給し、分圧比を設定電圧にしたがって変え
て分圧回路の抵抗の直列接続点から出力電圧を取り出す
電圧分割回路に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば分析装置のイオン源用に用いられ
る高圧電源は、正負いずれかに切り換えて何種類かの電
圧を取り出す必要がある。そのために、従来の高圧電源
では、可変抵抗が用いられている。
【0003】図3は従来のイオン源用の高圧電源の例を
示す図である。従来の高圧電源は、例えば図3に示すよ
うに正の高電圧を発生する電源11、負の高電圧を発生
する電源12、正負電圧の切り換えを行う切り換えリレ
ー13、及び電圧を分圧可変するための固定抵抗と可変
抵抗を用いた2組の抵抗ネットワーク14、15から構
成されている。そして、切り換えリレー13を電源11
か12に切り換えてそれぞれの抵抗ネットワーク14、
15の可変抵抗の可動端子の位置を調整し、所望の出力
電圧V1 、V2 を取り出すようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の高
圧電源では、可変抵抗の可動端子を摺動させれば所望の
電圧を得ることができるので、機能的な問題はないが、
出力電圧V1 、V2 をコンピュータ等で可変しようとす
る場合には、特別に可変抵抗の可動端子を摺動させるた
めに駆動手段を設け、その駆動手段をコンピュータ等で
制御するように構成しなければならない。そのために、
駆動部分が煩雑になり構成も簡素化できないという問題
が生じる。
【0005】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、抵抗ネットワークに可変抵抗を用いないで分圧比
が可変でき、しかも正・負両極性を持つようにした電圧
分割回路を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、電
源ラインに複数の直列抵抗からなる分圧回路を接続して
正又は負の電圧源を切り換えて供給し、分圧比を設定電
圧にしたがって変えて分圧回路の抵抗の直列接続点から
出力電圧を取り出す電圧分割回路であって、印加するバ
イアスにより抵抗値が変化する可変抵抗素子と逆流素子
との2組の直列回路を相互に逆方向にして分圧回路を構
成する抵抗の一部に並列接続し、出力電圧をモニタして
設定電圧と比較し比較誤差信号により前記可変抵抗素子
のバイアスを制御するように構成したことを特徴とする
ものである。
【0007】
【作用】本発明の電圧分割回路では、印加するバイアス
により抵抗値が変化する可変抵抗素子と逆流素子との2
組の直列回路を相互に逆方向にして分圧回路を構成する
抵抗の一部に並列接続し、出力電圧をモニタして設定電
圧と比較し比較誤差信号により前記可変抵抗素子のバイ
アスを制御するように構成したので、可変抵抗を用いな
くても設定電圧をコントロール信号として与えることに
より正・負両極性の電圧を自在に変えることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本発明に係る電圧分割回路の1実施例を
示す図であり、1、2はFET、3、4はアイソレーシ
ョンアンプ、5、6はダイオード、7はバッファアン
プ、8は比較器、R1 〜R4 は分圧抵抗を示す。
【0009】図1において、分圧抵抗R1 〜R4 は、正
の高電圧源+HV又は負の高電圧源−HVが切り換え接
続される電源ラインとアースとの間に直列接続し、分圧
抵抗R2 にFET1、2及びダイオード5、6からなる
抵抗値調整回路を並列接続して、分圧抵抗R2 とR3
の直列接続点から出力電圧V0 としてコントロール信号
に基づき調整された所望の正又は負の高電圧を取り出す
ように構成したものである。抵抗値調整回路を構成する
一方のFET1は、ドレインに逆流阻止のダイオード5
を直列接続してこれらを分圧抵抗R2 と並列に接続し、
正の高電圧を分圧抵抗を変化させるための電界効果トラ
ンジスタである。同様に他方のFET2は、ドレインに
逆流阻止のダイオード6を直列接続してこれらを分圧抵
抗R2 と並列に接続し、負の高電圧を分圧抵抗を変化さ
せるための電界効果トランジスタである。アイソレーシ
ョンアンプ3、4は、例えばホトカプラを使って高圧側
と低圧側の絶縁を行って出力電圧と設定電圧との誤差信
号に基づきFET1、2のゲート電位を制御しドレイン
・ソース間の抵抗を制御するものである。比較器8は、
分圧抵抗R3 とR4 との直列接続点からバッファアンプ
7から取り出したモニタ電圧で出力電圧をモニタし、こ
れと設定電圧を表すコントロール信号とを比較してアイ
ソレーションアンプ3、4に誤差信号を供給するもので
ある。
【0010】次に上記構成の電圧分割回路の動作を説明
する。まず、正の高電圧を取り出す場合には、電源ライ
ンが正の高電圧源+HVに接続され、比較器8に正の設
定電圧の値がコントロール信号Vs として供給される。
出力電圧V0 は、R4 の両端電圧(モニター電圧:
m )を用いて
【0011】
【数1】V0 =(R3 +R4 )・Vm /R4 により計算できる。このモニター電圧Vm は、バッファ
アンプ7を通った後コントロール信号Vs と比較器8で
比較されるので、その差に応じた比較器8の出力により
アイソレーションアンプ3を通してFET1のゲート電
位を変化させる。ゲート電位が変化すると、FET1の
ドレイン(D)ソース(S)間の抵抗が変化する。この
とき、FET2からなる部分は、ダイオード6に逆電圧
がかかることになるため、分圧には全く寄与しないので
無視できる。その結果分圧抵抗R2とFET1とからな
る合成抵抗が変化するため、全体の分圧比が変化するこ
とになり、結局モニター電圧Vm が変化する。この一連
の動きがネガティブフィードバックとなるようにすれば
最終的にVm =Vs となる。したがってコントロール信
号Vs によりモニター電圧Vm を通して〔数1〕式より
出力電圧V0 がコントロールされる。
【0012】次に負の高電圧を取り出す場合には、電源
ラインが負の高電圧源−HVに接続され、比較器8に負
の設定電圧の値がコントロール信号Vs として供給され
る。このときはダイオード5に逆電圧がかかりFET1
とダイオード5側が無視できる。そして、正の高電圧の
場合と同じ原理によってFET2のゲート電位をVm
s となるようにネガティブフィードバック回路を形成
することによりコントロール信号Vs により出力電圧V
0 がコントロールされる。
【0013】図2はアイソレーションアンプ及び比較器
の構成例を示す図であり、9はホトカプラ、TR1 、T
2 はトランジスタを示す。図2において、ホトカプラ
9はアイソレーションアンプ3を構成するものであり、
トランジスタTR1 とTR2は比較器8を構成するもの
である。トランジスタTR1 とTR2 で構成する比較器
8では、それぞれのベースにモニター電圧Vm とコント
ロール信号Vs が供給されるので、両者の比較によりそ
れらの誤差信号がトランジスタTR2 のコレクタ出力と
して得られる。この誤差信号によりアイソレーションア
ンプ3を構成するホトカプラ9のホトダイオードの電流
が制御され、そのホトトランジスタの出力によりFET
1のゲート電位が制御される。
【0014】以上の原理でわかるように本発明では、抵
抗ネットワーク部分に摺動させなければならない可動端
子を持つ可変抵抗を用いずFETを用いてゲート電位を
変化させるので、分圧回路の分圧比を変化させるのに全
く手を加えることなく、正、負両極性の高電圧を分圧コ
ントロールできる。なお、本発明は、上記の実施例に限
定されるものではなく、種々の変形が可能である。例え
ば上記の実施例では、nチャンネルFETを用いた例を
示したが、pチャンネルを用いても極性が異なるだけで
全く同様に実施できる。また、片側をnチャンネル、片
側にpチャンネルとしてもよいし、FETに限らず電圧
によって抵抗値を変えることのできる所謂可変抵抗素子
(例えばバイポーラトランジスタ等)を用いてもよいこ
とはいうまでもない。勿論この場合もダイオードは必要
である。
【0015】さらに、FET1とFET2が同じ分圧抵
抗R2 に並列に接続しているが、必ずしもその必要はな
く異なる位置(分圧抵抗)に並列に接続するように構成
してもよい。モニター電圧Vm も分圧抵抗R3 とR4
の直列接続点から取り出しているが、出力電圧V0 に別
の抵抗ネットワークを接続してそこからモニター電圧V
m を取り出すようにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、摺動させる可動端子を持つ可変抵抗を用いる
ことなく、FETを分圧抵抗の一部に並列に接続しFE
Tのゲート電位を制御して合成抵抗を変化させ分圧回路
の分圧比を変化させるようにしたので、コントロール信
号として設定電圧を与えて出力電圧を変化させることが
できる。しかも、ダイオードとFETを組み合わせたた
め、それぞれの組を逆方向にして分圧抵抗の一部に並列
に接続するだけで、正負切り換え時の切り換え操作も必
要なく、自動切り換えを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電圧分割回路の1実施例を示す
図である。
【図2】 アイソレーションアンプ及び比較器の構成例
を示す図である。
【図3】 従来のイオン源用の高圧電源の例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1、2…FET、3、4…アイソレーションアンプ、
5、6…ダイオード、7…バッファアンプ、8…比較
器、R1 〜R4 …分圧抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03M 1/74

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源ラインに複数の直列抵抗からなる分
    圧回路を接続して正又は負の電圧源を切り換えて供給
    し、分圧比を設定電圧にしたがって変えて分圧回路の抵
    抗の直列接続点から出力電圧を取り出す電圧分割回路で
    あって、印加するバイアスにより抵抗値が変化する可変
    抵抗素子と逆流素子との2組の直列回路を相互に逆方向
    にして分圧回路を構成する抵抗の一部に並列接続し、出
    力電圧をモニタして設定電圧と比較し比較誤差信号によ
    り前記可変抵抗素子のバイアスを制御するように構成し
    たことを特徴とする電圧分割回路。
JP5143179A 1993-06-15 1993-06-15 電圧分割回路 Withdrawn JPH075941A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5143179A JPH075941A (ja) 1993-06-15 1993-06-15 電圧分割回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5143179A JPH075941A (ja) 1993-06-15 1993-06-15 電圧分割回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH075941A true JPH075941A (ja) 1995-01-10

Family

ID=15332736

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5143179A Withdrawn JPH075941A (ja) 1993-06-15 1993-06-15 電圧分割回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH075941A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009301261A (ja) * 2008-06-12 2009-12-24 Seiko Epson Corp 負荷駆動回路、負荷駆動方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009301261A (ja) * 2008-06-12 2009-12-24 Seiko Epson Corp 負荷駆動回路、負荷駆動方法
US8049368B2 (en) 2008-06-12 2011-11-01 Seiko Epson Corporation Load driving circuit and load driving method
US9250641B2 (en) 2008-06-12 2016-02-02 Seiko Epson Corporation Load driving circuit and load driving method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6420906B1 (en) FET-OR circuit and power supply circuit using the same
EP0048758B1 (en) Field effect transistor circuit configuration
US4654568A (en) MOSFET "H" switch with current sensing
US5640084A (en) Integrated switch for selecting a fixed and an adjustable voltage reference at a low supply voltage
CA1279098C (en) Selective connection of power supplies
US4578600A (en) CMOS buffer circuit
US4879641A (en) Analog multiplex for sensing the magnitude and sense of the current through a h-bridge stage utilizing a single sensing resistance
US4581545A (en) Schmitt trigger circuit
US5075677A (en) Voltage-switching d/a converter using p- and n-channel MOSFETs
US5257175A (en) Analog control of inductive flyback voltages in a full bridge circuit
US4677323A (en) Field-effect transistor current switching circuit
EP0254012B1 (en) Active load network
US4717845A (en) TTL compatible CMOS input circuit
US11171645B1 (en) Transistor switching circuit and integrated circuit thereof
JPH075941A (ja) 電圧分割回路
US4302791A (en) Power supply sequencing apparatus
JPS63144620A (ja) アナログマルチプレクサ回路
JPH0755025B2 (ja) 直流電源合成回路
JP3355197B2 (ja) デジタル出力回路
SU746934A1 (ru) Компенсированный ключ
JPH10276076A (ja) 半導体回路
JPH0588567B2 (ja)
JP3336184B2 (ja) 集積可能な切換スイッチ
JPH0476713A (ja) 定電圧回路
SU1027826A1 (ru) Устройство дл мажоритарного выбора непрерывных сигналов

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000905