JPH0759394B2 - 建築用片面パネルの製造方法 - Google Patents

建築用片面パネルの製造方法

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JPH0759394B2
JPH0759394B2 JP2339785A JP33978590A JPH0759394B2 JP H0759394 B2 JPH0759394 B2 JP H0759394B2 JP 2339785 A JP2339785 A JP 2339785A JP 33978590 A JP33978590 A JP 33978590A JP H0759394 B2 JPH0759394 B2 JP H0759394B2
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JP
Japan
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panel
manufacturing
plate material
sided
building
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JP2339785A
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JPH04208463A (ja
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信夫 根塚
善也 加藤
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、建築用片面パネル、特にパネル工法やユニッ
ト工法に用いられ、組合わせられることによって建築物
を構成する建築用片面パネルの製造方法に関する。
[従来の技術] 近年、住居などの建築物の建築工程の簡略化並びに迅速
化を図り、かつ高い構造強度を得るための建築部材とし
て建築用パネルが広く用いられている。例えば、建築用
パネルを多数組合わせ、壁体を構成していくパネル工
法、あるいは床パネルや壁パネルなどの建築用パネルを
組合わせ建物ユニットを構成し、他のユニットとの組合
せによって建築物を構築するユニット工法などに広く用
いられている。
このような建築用パネルは、所定の厚さを有する外枠お
よびその枠内に設けられた補強部材とから成る枠体と、
この枠体の一方又は双方の端面に貼着されるプレート材
とによって構成されている。
また、上記建築用パネルの厚さは、通常90mm程度である
が、ユニット工法などにおいて、2つの建物ユニットを
組合わせる場合に、当接される壁パネルの部分が2倍の
厚さになるため、これを避けるべくその部分のパネルと
して約2分の1の厚さの半厚パネルが用いられている。
第2図は、上記従来の建築用パネルの構造を示す図であ
り、枠体10は、外枠12とその枠内の補強部材14とから構
成されている。そして、この枠体10の一方又は双方の端
面にプレート材16が貼着されて構成される。一方のみに
プレート材16を貼着した場合に建築用片面パネルが形成
され、双方に貼着した場合に建築用両面パネルが形成さ
れる。
第3図は、上記従来の建築用両面パネルの製造工程を示
しており、同図(A)には枠体10の組立工程が示されて
いる。図示のように枠体10は、枠組部材18を複数組合わ
せて構成される。
次に、同図(B)は、枠体10の接着材塗布工程が示され
ている。本工程では、枠体10の両端面に接着材を塗布す
る作業を行っており、接着材の塗られたローラ20及び22
を枠体10の端面に接触させて回転させることによって塗
布作業を行っている。
同図(C)は、セットされた下側のプレート材16に枠体
10の下端面を位置決めして接着させる工程を示してい
る。そして、同図(D)は、枠体10の枠内に断熱材24を
入れ上側プレート材16aを貼着させる工程を示してい
る。
さらに、同図(E)は、プレス工程を示しており、各プ
レート材16の貼り付けを確実なものとするために、プレ
ート材16の貼着された枠体10を上下方向から圧縮するも
のである。
また、第4図は、建築用両面パネルの他の製造方法を示
しており、同図(A)の枠体10の組立工程は、第3図の
例と同様である。図(B)は、接着材塗布工程である
が、まず片面のみに塗布している。そして、同図(C)
に示した工程にて片面のプレート材16の貼着を行ってい
る。
次に、同図(D)の反転工程で枠体10を180度回転さ
せ、さらに図(E),(F)に示したように同図
(B),(C)接着剤塗布工程およびプレート材貼着工
程を行い、プレート材16の両面への貼着を行っている。
そして、同図(G)は第3図(E)と同様のプレス工程
を示している。なお、第4図の製造方法では、断熱材の
装填は、反転工程(図D)の後に行い、図(E)以下の
工程を行う。
上記の製造工程の例は、プレート材16を両面に貼着する
例を示したが、片面のみに貼着する片面パネルの製造に
おいては、第4図(A)〜(C)の各工程を行うことに
よって製造が終了する。
[発明が解決しようとする課題] 上述のように、建築用パネルには、通常の厚みを有する
ものと、その半分の厚さの半厚パネルとが有る。しか
し、従来の建築用パネルの製造は、いずれの厚さの建築
用パネルの製造においても同様の上記従来製造方法を用
いていた。
すなわち、半厚パネルの場合であっても、接着材塗布ロ
ーラ20、22の間隔やプレス機構の調整などを行って、そ
のまま半厚パネル製造工程に流していた。したがって、
厚さが半分であるにもかかわらず、製造作業は通常の建
築用パネルと同様であり、むしろ各工程の調整を伴う点
で製造の迅速に反すると言う問題があった。
発明の目的 本発明は、上記問題点を解決することを課題としてなさ
れたものであり、その目的は建築用片面パネル、特に半
厚の建築用片面パネルの製造の迅速化と高能率化を図る
ことのできる建築用片面パネルの製造方法を提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を解決するため、本発明に係る建築用片面パネ
ルの製造方法は、 外枠と補強部材とから成る枠体の一方の端面にプレート
材を貼着して構成される建築用片面パネルの製造方法に
おいて、 前記枠体を厚さ方向に2段重ねとして仮止めする積重ね
工程と、 前記積重ね工程にて積み重ねられた枠体の非当接側端面
であるプレート材貼着側の2端面に接着剤を塗布する接
着剤塗布工程と、 前記プレート材貼着側の2端面にプレート材を貼着する
貼着工程と、 前記仮止めを解除し2つのプレート材貼着枠体を分割す
る分割工程と、 を含み、一製造工程にて2つの建築用片面パネルを制作
するようにしたことを特徴とする。
[作用] 本発明は、半厚の片面パネルが、通常の厚さの両面パネ
ルの半分の厚さに相当することに着目してなされたもの
である。従って、枠体の厚さが通常の厚さの半分である
場合には上記積重ね工程によって通常の厚さの枠体と同
様のものとなっている。
そして、接着剤塗布工程では、枠体の非当接側端面であ
るプレート材貼着側の2端面、すなわち重ねられた枠体
の上面側と下面側の端面に接着剤の塗布がなされるが、
これは通常の厚さの両面パネルの製造工程における接着
材塗布の工程をそのまま用いることができる。
次に、貼着工程も通常の厚さの両面パネルの製造工程に
おける枠体の両端面へのプレート材の貼着の工程と同様
の工程を用いることができる。
そして、最後の分割工程において、仮止めが外された
後、分離され2つの建築用片面パネルが同時に完成す
る。すなわち、一つの両面パネルの製造工程によって、
同時に2つの片面パネルを製造することができる。ま
た、上記のように半厚パネルの場合には、通常の厚さの
両面パネルと同一の製造設備によって、何らサイズ等の
調整を行うことなく同時に2つの半厚片面パネルを製造
することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は、本発明にかかる建築用片面パネルの製造方法
の一実施例を示す説明図であり、本実施例では、上記第
4図で説明した両面パネルの製造工程を用いて、半厚の
片面パネルを2個製造する場合を示している。
同図(A)の枠体組立工程にて、2つの半厚の枠体10a
が組立てられる。次に、同図(B)の積重ね工程におい
て、2つの半厚枠体10aがその厚さ方向に位置ぎめされ
て積み重ねられ、かつ位置ずれしないようにホッチキス
等を用いて仮止めされる。
同図(C)の接着剤塗布工程において、まず一方の半厚
枠体10aの端面にローラ20により接着剤が塗布される。
そして、同図(D)のプレート材貼着工程において、接
着材塗布側の半厚枠体10aにプレート材が貼られる。
次に、同図(E)の反転工程において、積み重ねられて
いる半厚枠体10aを180度回転させて、同図(F)の工程
にて、図(C)の工程と全く同様の接着剤塗布工程が行
われる。これにより、プレート材の貼られていない他方
の半厚枠体10aの端面に接着材が塗布される。
そして、同図(G)の工程にて、図(D)の工程と全く
同様の貼着工程がなされ、両方の半厚枠体10aへのプレ
ート材の貼着が行われたこととなる。ここで第4図
(G)工程と同じプレス工程が第1図(I)の工程とし
て行われる。そして、最後の工程である同図(H)の分
割工程では、枠体の仮止めが外され、完成している2つ
の半厚の建築用片面パネルが分離される。これにより、
2つの半厚の建築用片面パネルが同時に製造されたこと
となる。
このように、本実施例によれば、一つの通常厚さの建築
用両面パネルの製造工程をそのまま利用して、同時に2
つの半厚の建築用片面パネルの製造を行うことができ、
製造の効率を向上させることができる。
なお、上記実施例では、第4図の両面パネルの製造工程
を利用した例を示したが、両面パネルの製造工程であれ
ばこれに限られず、例えば第3図の両面パネルの製造工
程に積重ね工程および分割工程を付加することによって
同様の効果を得ることができる。また、実施例では、通
常の設備の調整を行う必要のない半厚のパネルの製造を
例に揚げたが、これに限られず他の厚さの片面パネルに
も用いることもできる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば一つの建築用両面
パネルの製造工程において、同時に2つの建築用片面パ
ネルを製造することができる。
これにより、製造設備の変更を伴うことなく建築用片面
パネルの製造効率を向上指せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の製造方法を示す工程図、 第2図は建築用パネルの構成を示す斜視図、 第3図および第4図は従来の両面パネルの製造方法を示
す工程図である。 10……枠体、10a……半厚枠体、16……プレート材、20,
22……接着剤塗布ローラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外枠と補強部材とから成る枠体の一方の端
    面にプレート材を貼着して構成される建築用片面パネル
    の製造方法において、 前記枠体を厚さ方向に2段重ねとして仮止めする積重ね
    工程と、 前記積重ね工程にて積み重ねられた枠体の非当接側端面
    であるプレート材貼着側の2端面に接着剤を塗布する接
    着剤塗布工程と、 前記プレート材貼着側の2端面にプレート材を貼着する
    貼着工程と、 前記仮止めを解除し2つのプレート材貼着枠体を分割す
    る分割工程と、 を含み、一製造工程にて2つの建築用片面パネルを制作
    するようにしたことを特徴とする建築用片面パネルの製
    造方法。
JP2339785A 1990-11-30 1990-11-30 建築用片面パネルの製造方法 Expired - Lifetime JPH0759394B2 (ja)

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