JPH075918A - パチンコ台島巡回用ロボット走行制御方法ならびにロボット装置 - Google Patents
パチンコ台島巡回用ロボット走行制御方法ならびにロボット装置Info
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- JPH075918A JPH075918A JP5169658A JP16965893A JPH075918A JP H075918 A JPH075918 A JP H075918A JP 5169658 A JP5169658 A JP 5169658A JP 16965893 A JP16965893 A JP 16965893A JP H075918 A JPH075918 A JP H075918A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 7
- 230000006870 function Effects 0.000 description 4
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- 238000012935 Averaging Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パチンコ店内の台島間経路を走行するロボッ
トに台島間走行制御を施すことで、店内の配置変更に対
して台島間経路長の設定変更を不要にする。 【構成】 台島端部経路63、64、65では、ロボッ
ト20に対して、予め設定された端部経路情報に基づい
て、台島端部走行制御が行われ、台島間経路62、66
では、ロボット20に対して、側方距離情報に基づい
て、台島間走行制御が行われる。ロボット20の台島間
経路62からの脱出を側方距離情報D1、D2に基づい
て検出して得られる台島間脱出情報D8により、台島間
走行制御が台島端部走行制御に切り換えられる。
トに台島間走行制御を施すことで、店内の配置変更に対
して台島間経路長の設定変更を不要にする。 【構成】 台島端部経路63、64、65では、ロボッ
ト20に対して、予め設定された端部経路情報に基づい
て、台島端部走行制御が行われ、台島間経路62、66
では、ロボット20に対して、側方距離情報に基づい
て、台島間走行制御が行われる。ロボット20の台島間
経路62からの脱出を側方距離情報D1、D2に基づい
て検出して得られる台島間脱出情報D8により、台島間
走行制御が台島端部走行制御に切り換えられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の台島を配置し
た店内を巡回させるためのロボット装置を自動操縦によ
り走行制御するための走行制御方法ならびにその方法を
用いるロボット装置に関するものである。
た店内を巡回させるためのロボット装置を自動操縦によ
り走行制御するための走行制御方法ならびにその方法を
用いるロボット装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ店内において、例えば、図6に
示されるように、一群の複数のパチンコ台B1を配置し
た島状の部分を台島といい、所要数の台島1〜10が、
格子状に配置してある。サービス用の台車11は、顧客
または店員の要望に応じて各台島1〜10の間の通路な
どに沿って走行移動することにより、パチンコ玉を景品
交換所に運搬するなどの作業を行っている。
示されるように、一群の複数のパチンコ台B1を配置し
た島状の部分を台島といい、所要数の台島1〜10が、
格子状に配置してある。サービス用の台車11は、顧客
または店員の要望に応じて各台島1〜10の間の通路な
どに沿って走行移動することにより、パチンコ玉を景品
交換所に運搬するなどの作業を行っている。
【0003】こうした台車11を自動操縦により運行す
る方法としては、無線操縦・誘導無線操縦などを用いる
ロボットにすることが考えられ、種々のロボットによる
方法が試みられている。
る方法としては、無線操縦・誘導無線操縦などを用いる
ロボットにすることが考えられ、種々のロボットによる
方法が試みられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
無線操縦によるのものでは、要望に合わせた操縦を行う
ための操縦要員をおく必要があるため、人件費がかさ
み、後者では、所定走行路を決めるための誘導線路を埋
設配置し、または、架空配置する必要があるため、店内
における台島の配置や通路の配置を変更すると、その都
度、誘導線路をも配置し直す必要があるので経費がかさ
むほか、既設の店内では誘導線路がないので臨時の使用
はできないなどの不都合がある。
無線操縦によるのものでは、要望に合わせた操縦を行う
ための操縦要員をおく必要があるため、人件費がかさ
み、後者では、所定走行路を決めるための誘導線路を埋
設配置し、または、架空配置する必要があるため、店内
における台島の配置や通路の配置を変更すると、その都
度、誘導線路をも配置し直す必要があるので経費がかさ
むほか、既設の店内では誘導線路がないので臨時の使用
はできないなどの不都合がある。
【0005】そこで、この自動操縦を事前に設定した経
路情報にもとづいて走行制御するように構成づけ、また
は、放射波ビームの反射波を触角の代わりに配置して走
行制御するように構成づけることが考えられるが、こう
した自動操縦構成をどのように編成して、利用形態に適
する構成を得るかという課題がある。
路情報にもとづいて走行制御するように構成づけ、また
は、放射波ビームの反射波を触角の代わりに配置して走
行制御するように構成づけることが考えられるが、こう
した自動操縦構成をどのように編成して、利用形態に適
する構成を得るかという課題がある。
【0006】
【発明を解決するための手段】この発明は、上記のよう
なパチンコ台島用巡回ロボットの走行制御方法におい
て、超音波などの放射波の反射波によってロボットから
両側面方向の台島正面までの距離に対応する側方距離情
報と台島の端部に対応する端部情報を得るようにし、各
台島間の通路における走行では、側方距離情報にもとづ
いて台島間走行制御を行い、台島の端部から台島の端部
側面を通り他の台島の端部に至る台島端部経路における
走行では、予め設定した端部経路情報にもとづいて台島
端部走行制御を行い、さらに、台島端部経路の走行にお
いて、端部経路情報中の台島の端部に関する端部脱出情
報が得られたときに、台島端部走行制御から台島間走行
制御に切り換え、また、台島間通路の走行において、反
射波による台島間脱出情報が得られたときに、台島間走
行制御から、台島端部走行制御に切り換えて走行制御す
るように構成した方法と、その方法を用いる装置とを提
供することにより、上記の課題を解決し得るようにした
ものである。
なパチンコ台島用巡回ロボットの走行制御方法におい
て、超音波などの放射波の反射波によってロボットから
両側面方向の台島正面までの距離に対応する側方距離情
報と台島の端部に対応する端部情報を得るようにし、各
台島間の通路における走行では、側方距離情報にもとづ
いて台島間走行制御を行い、台島の端部から台島の端部
側面を通り他の台島の端部に至る台島端部経路における
走行では、予め設定した端部経路情報にもとづいて台島
端部走行制御を行い、さらに、台島端部経路の走行にお
いて、端部経路情報中の台島の端部に関する端部脱出情
報が得られたときに、台島端部走行制御から台島間走行
制御に切り換え、また、台島間通路の走行において、反
射波による台島間脱出情報が得られたときに、台島間走
行制御から、台島端部走行制御に切り換えて走行制御す
るように構成した方法と、その方法を用いる装置とを提
供することにより、上記の課題を解決し得るようにした
ものである。
【0007】
【作用】台島の端部を外れた台島端部経路では、予め設
定した端部経路情報にもとづいて台島端部走行制御を行
うが、台島間経路では、放射波により検出した側方距離
情報にもとづいて台島間走行制御を行う。これにより、
店内の配置を変更した場合や既設の店内に適用する場合
でも、台島端部経路の変更に対応する端部経路情報の設
定変更を行うだけでよく、台島間経路の長さに関して
は、経路情報の設定や変更を行わなくとも、自動的に適
切な走行制御が行われるように作用する。
定した端部経路情報にもとづいて台島端部走行制御を行
うが、台島間経路では、放射波により検出した側方距離
情報にもとづいて台島間走行制御を行う。これにより、
店内の配置を変更した場合や既設の店内に適用する場合
でも、台島端部経路の変更に対応する端部経路情報の設
定変更を行うだけでよく、台島間経路の長さに関して
は、経路情報の設定や変更を行わなくとも、自動的に適
切な走行制御が行われるように作用する。
【0008】
【実施例】以下、図1〜図5により実施例を説明する。
図1では、説明の都合上、図6における台島1〜10
を、台島1〜5の配置に縮小してあり、出入口や景品交
換所は省略してある。
図1では、説明の都合上、図6における台島1〜10
を、台島1〜5の配置に縮小してあり、出入口や景品交
換所は省略してある。
【0009】〔ロボット構成の実施例〕まず、ロボット
20の構成に関する実施例を説明する。ロボット20
は、運搬品を乗せる受台部分C1を設けた一種の電気自
動車であって、図6の台車11の役目を自動操縦により
行うロボットであり、具体的には、例えば、図2・図3
に示されるように、駆動車輪23・24による走行を制
御部30により制御するように構成したものであって、
0.2m/s程度の低速度で走行する。
20の構成に関する実施例を説明する。ロボット20
は、運搬品を乗せる受台部分C1を設けた一種の電気自
動車であって、図6の台車11の役目を自動操縦により
行うロボットであり、具体的には、例えば、図2・図3
に示されるように、駆動車輪23・24による走行を制
御部30により制御するように構成したものであって、
0.2m/s程度の低速度で走行する。
【0010】図2・図3において、電池70は各部に動
作用電源を与える電源であり、例えば、自動車用の2次
電池である。電動機21・22は後記の駆動用の制御情
報D1・D2にもとづいて左右の駆動車輪23・24を
駆動する。
作用電源を与える電源であり、例えば、自動車用の2次
電池である。電動機21・22は後記の駆動用の制御情
報D1・D2にもとづいて左右の駆動車輪23・24を
駆動する。
【0011】駆動車輪23・24は、両方を等速度で回
転した場合には、ロボット装置20を直進し、相互に異
なる速度で回転した場合には、ロボット装置20を緩や
かな曲線コースに沿って転向し、相互に逆方向に回転し
た場合には、ロボット装置20を急回転して転向するよ
うに駆動する。
転した場合には、ロボット装置20を直進し、相互に異
なる速度で回転した場合には、ロボット装置20を緩や
かな曲線コースに沿って転向し、相互に逆方向に回転し
た場合には、ロボット装置20を急回転して転向するよ
うに駆動する。
【0012】従動車輪25は、駆動車輪23・24を配
列した軸心S1から所要の距離だけ後方の軸心S2に配
置してあり、走行に伴う路面の移動に従って回転すると
ともに、垂直方向の軸心S3に対して自由に回転する。
列した軸心S1から所要の距離だけ後方の軸心S2に配
置してあり、走行に伴う路面の移動に従って回転すると
ともに、垂直方向の軸心S3に対して自由に回転する。
【0013】したがって、駆動車輪23・24と従動車
輪25とは、いわゆる三輪車構成によってロボット20
の走行と転向とを行う仕組みになっており、制御部30
により電動機21・22の回転を上記の各場合に見合う
ように制御すれば、ロボット20を目的方向に走行する
ことができる。
輪25とは、いわゆる三輪車構成によってロボット20
の走行と転向とを行う仕組みになっており、制御部30
により電動機21・22の回転を上記の各場合に見合う
ように制御すれば、ロボット20を目的方向に走行する
ことができる。
【0014】従動車輪26は、軸心S1にしてあり、走
行に伴う路面の移動に従って回転するとともに、この回
転量を回転量検出器27、例えば、ロータリーエンコー
ダにより検出して得られる信号を走行距離情報D3とし
て制御部30に与える。
行に伴う路面の移動に従って回転するとともに、この回
転量を回転量検出器27、例えば、ロータリーエンコー
ダにより検出して得られる信号を走行距離情報D3とし
て制御部30に与える。
【0015】側方距離検出部27・28は、放射波の探
知ビーム27A・28Aにより左右の反射体までの各距
離を探知するための検出器、例えば、超音波パルス波を
ビーム状に送受波して得られる反射波により距離を検出
するようにした、株式会社キーエンス製商品名超音波式
変位センサUD300型・UD320型の組み合わせな
どによる市販の距離センサであって、左右の側方距離情
報D1・D2を得るようにしたものである。
知ビーム27A・28Aにより左右の反射体までの各距
離を探知するための検出器、例えば、超音波パルス波を
ビーム状に送受波して得られる反射波により距離を検出
するようにした、株式会社キーエンス製商品名超音波式
変位センサUD300型・UD320型の組み合わせな
どによる市販の距離センサであって、左右の側方距離情
報D1・D2を得るようにしたものである。
【0016】そして、反射波のうちの最も遅い時点に得
られる反射波部分、つまり、最も遠い反射体からの反射
波を検出することにより各台島1〜5の正面部分B2ま
での距離情報を得るようにしてある。
られる反射波部分、つまり、最も遠い反射体からの反射
波を検出することにより各台島1〜5の正面部分B2ま
での距離情報を得るようにしてある。
【0017】制御部30は、マイクロコンピュータによ
る処理機能部分(この発明において、CPUという)5
0を主体とする制御部であって、CPU50は、図4に
示されるように、ロボット20の走行制御を行う手順、
つまり、処理フローなどを記憶する処理メモリ51と、
制御処理に伴う情報データなどを記憶する作業メモリ5
2と、走行距離情報D3と側方距離情報D1・D2など
の検出情報の入力信号と、電動機21・22駆動用の電
動機制御情報D6・D7などの出力信号と、制御処理に
必要な所要の各データを設定情報として入力するための
設定操作部40から与えられる端部経路情報D4などの
入力信号と、制御処理の状態を表示部60に表示するた
めの表示情報D5などの出力信号などとを受け渡しする
ための入出力ポート53などを設けて構成してある。
る処理機能部分(この発明において、CPUという)5
0を主体とする制御部であって、CPU50は、図4に
示されるように、ロボット20の走行制御を行う手順、
つまり、処理フローなどを記憶する処理メモリ51と、
制御処理に伴う情報データなどを記憶する作業メモリ5
2と、走行距離情報D3と側方距離情報D1・D2など
の検出情報の入力信号と、電動機21・22駆動用の電
動機制御情報D6・D7などの出力信号と、制御処理に
必要な所要の各データを設定情報として入力するための
設定操作部40から与えられる端部経路情報D4などの
入力信号と、制御処理の状態を表示部60に表示するた
めの表示情報D5などの出力信号などとを受け渡しする
ための入出力ポート53などを設けて構成してある。
【0018】〔走行制御方法構成の実施例〕次に走行制
御方法の構成に関する実施例を説明する。図1におい
て、店内の配置状態によって台島1〜5の位置は確定し
ているので、ロボット20を走行させるための経路6
0、つまり、点線で示した始点P1から終点PNに至る
経路を指定して設定することができる。
御方法の構成に関する実施例を説明する。図1におい
て、店内の配置状態によって台島1〜5の位置は確定し
ているので、ロボット20を走行させるための経路6
0、つまり、点線で示した始点P1から終点PNに至る
経路を指定して設定することができる。
【0019】経路60の設定において、各台島1〜5の
間の通路を通る台島間経路62は通路の中央部分を通る
ものと仮定し、経路62の延長線上で台島1を外れた位
置にある始点P1から経路61を経て台島1・2の端部
A1・A2に対応する位置点P2から台島間経路62に
入り、経路62の台島1・2の他方の端部A3・A4に
対応する位置点P3から経路62の延長線上にある位置
点P3′までの経路63を通り、位置点P3′では台島
2の側面を通る経路64に転向して、台島2と台島3と
の間の経路66の延長線上の位置点P4に至り、位置点
P4で転向して経路66の延長線上の経路65を通り、
台島2・3の端部A5・A6に対応する位置点P5を経
て、隣りの台島間経路66を通り、台島2・3の端部A
7・A8に対応する位置点P6を経て経路66の延長線
上の経路67を通って位置点P6′に至り、位置点P
6′では台島3の側面を通る経路68に転向して、台島
3と台島4との間の経路69の延長線上の位置点P7に
至るという経路を設定する。
間の通路を通る台島間経路62は通路の中央部分を通る
ものと仮定し、経路62の延長線上で台島1を外れた位
置にある始点P1から経路61を経て台島1・2の端部
A1・A2に対応する位置点P2から台島間経路62に
入り、経路62の台島1・2の他方の端部A3・A4に
対応する位置点P3から経路62の延長線上にある位置
点P3′までの経路63を通り、位置点P3′では台島
2の側面を通る経路64に転向して、台島2と台島3と
の間の経路66の延長線上の位置点P4に至り、位置点
P4で転向して経路66の延長線上の経路65を通り、
台島2・3の端部A5・A6に対応する位置点P5を経
て、隣りの台島間経路66を通り、台島2・3の端部A
7・A8に対応する位置点P6を経て経路66の延長線
上の経路67を通って位置点P6′に至り、位置点P
6′では台島3の側面を通る経路68に転向して、台島
3と台島4との間の経路69の延長線上の位置点P7に
至るという経路を設定する。
【0020】そして、位置点P7から先の終点PNに至
るまでの経路についても、同様に設定し、最終の経路と
して、終点PNの手前の台島4と台島5の端部AN−1
・ANに対応する位置点PN−1から終点PNまでの経
路60Nを設定する。
るまでの経路についても、同様に設定し、最終の経路と
して、終点PNの手前の台島4と台島5の端部AN−1
・ANに対応する位置点PN−1から終点PNまでの経
路60Nを設定する。
【0021】経路61・63・65・67〜60Nの各
経路長と、この各経路61・63・65・67〜60N
と台島2〜4の端部側面沿いの各経路64・68〜との
間の各角度、つまり、各転向量θ1・θ2・θ3〜と、
経路64・68〜の経路長とは、店内の各配置物との関
係で任意に設定し得るが、説明を簡便にするために、経
路61・63・65・67〜60Nの各経路長を全てx
l、経路64・68〜各経路長を全てx2、各転向量θ
1・θ2・θ3〜を全て90°に設定したと仮定する。
経路長と、この各経路61・63・65・67〜60N
と台島2〜4の端部側面沿いの各経路64・68〜との
間の各角度、つまり、各転向量θ1・θ2・θ3〜と、
経路64・68〜の経路長とは、店内の各配置物との関
係で任意に設定し得るが、説明を簡便にするために、経
路61・63・65・67〜60Nの各経路長を全てx
l、経路64・68〜各経路長を全てx2、各転向量θ
1・θ2・θ3〜を全て90°に設定したと仮定する。
【0022】ロボット20が、仮定した台島間経路62
・66〜を走行しているか否かの判別は、側方距離検出
部27・28からCPU50に与えられる左右の側方距
離情報D1・D2による各距離値が等しいか、または、
ほぼ等しい状態、例えば、距離値にして20mm以内の
差にあることを等距離として判別するもので、この判別
を「等距離判別」という。
・66〜を走行しているか否かの判別は、側方距離検出
部27・28からCPU50に与えられる左右の側方距
離情報D1・D2による各距離値が等しいか、または、
ほぼ等しい状態、例えば、距離値にして20mm以内の
差にあることを等距離として判別するもので、この判別
を「等距離判別」という。
【0023】「等距離判別」において、等距離でないと
きは、左右の側方距離情報D1・D2による距離値のう
ちの大きい値が得られている方向に転向するように、電
動機21・22駆動用の電動機制御情報D6・D7を編
成して出力することにより、台島間経路62・66〜に
沿って走行し得るような台島間走行制御を行う。
きは、左右の側方距離情報D1・D2による距離値のう
ちの大きい値が得られている方向に転向するように、電
動機21・22駆動用の電動機制御情報D6・D7を編
成して出力することにより、台島間経路62・66〜に
沿って走行し得るような台島間走行制御を行う。
【0024】また、各台島1〜5の端部A1〜ANに対
応する各位置点P3・P6〜PN−1に到達しているこ
とを確認するための情報、つまり、台島間脱出情報D8
を得るための判別は、経路距離検出部27・28からC
PU50に与えられる左右の側方距離情報D1・D2に
よる各距離値が、例えば、台島端部経路64の幅を大き
く超える値になっていることを判別して決定するものと
し、この判別を「逸脱判別」という。
応する各位置点P3・P6〜PN−1に到達しているこ
とを確認するための情報、つまり、台島間脱出情報D8
を得るための判別は、経路距離検出部27・28からC
PU50に与えられる左右の側方距離情報D1・D2に
よる各距離値が、例えば、台島端部経路64の幅を大き
く超える値になっていることを判別して決定するものと
し、この判別を「逸脱判別」という。
【0025】各経路長x1・x2の距離についての走行
完了は、各制御データ中の経路距離情報として記憶され
ているx1・x2の値と、回転量検出器27からCPU
50に与えられている走行距離情報D3との一致を検出
したときに走行完了したものとして、次の制御処理に移
行する。この場合、左右転向直後の経路長x1の走行完
了により端部脱出情報D’8を得る。
完了は、各制御データ中の経路距離情報として記憶され
ているx1・x2の値と、回転量検出器27からCPU
50に与えられている走行距離情報D3との一致を検出
したときに走行完了したものとして、次の制御処理に移
行する。この場合、左右転向直後の経路長x1の走行完
了により端部脱出情報D’8を得る。
【0026】各転向量θ1・θ2・θ3〜に対応する転
向を行うための制御は、予め実験的に電動機21・22
を所要の方向に回転して、電動機制御情報D6・D7に
よる制御量を設定することができる。
向を行うための制御は、予め実験的に電動機21・22
を所要の方向に回転して、電動機制御情報D6・D7に
よる制御量を設定することができる。
【0027】制御部30は、所要の制御処理を行うため
に、図5に示されるような処理フローを処理メモリ51
に記憶してある。
に、図5に示されるような処理フローを処理メモリ51
に記憶してある。
【0028】〔処理フローの実施例〕図5の処理フロー
では、処理フローの構成を簡便にするために、各位置点
P1〜PNにおいて、制御データを取り込む位置点の符
号をN=1〜N=nとしており、位置点P3′のように
ダッシュ符号を付した位置点では、制御データを取り込
まない、また、各制御データのフォーマットを「N(X
1,C,X2)」のように設定し、各制御データの設定
は設定操作部40から入力して不揮発性の処理メモリ5
1(図4)に記憶してある。
では、処理フローの構成を簡便にするために、各位置点
P1〜PNにおいて、制御データを取り込む位置点の符
号をN=1〜N=nとしており、位置点P3′のように
ダッシュ符号を付した位置点では、制御データを取り込
まない、また、各制御データのフォーマットを「N(X
1,C,X2)」のように設定し、各制御データの設定
は設定操作部40から入力して不揮発性の処理メモリ5
1(図4)に記憶してある。
【0029】制御データの各符号は、 X1:走行コマンドC実行前の走行距離 「0」の場合は、「該当データ無し」とし、 C:走行コマンド 「X」は左転向 「R」は右転向 「H」は直進 「T」は「等距離判別」に移行 「S」は停止とし、 X2:走行コマンドC実行後の走行距離 「0」の場合は、「該当データ無し」とし、 開始:所定の入力、例えば、設定操作部40を操作して
入力した開始情報により、N=0として開始する。
入力した開始情報により、N=0として開始する。
【0030】したがって、位置点P1では「N1(0,
H,x1)」、位置点P2では「N2(0,T,
0)」、位置点P3では「N3(x1,X,x2)」、
位置点P4では「N4(0,L,x1)」、位置点P5
では「N5(0,T,0)」、位置点P6では「N6
(x1,R,x2)」、位置点P7では「N7(O,
R,x1)」、そして、位置点PN−1では「NN−1
(x1,S,0)」という制御データを取り込むことに
なる。
H,x1)」、位置点P2では「N2(0,T,
0)」、位置点P3では「N3(x1,X,x2)」、
位置点P4では「N4(0,L,x1)」、位置点P5
では「N5(0,T,0)」、位置点P6では「N6
(x1,R,x2)」、位置点P7では「N7(O,
R,x1)」、そして、位置点PN−1では「NN−1
(x1,S,0)」という制御データを取り込むことに
なる。
【0031】以下、図5の処理フローについて説明する ◆ステップSP1では、位置点Nを1つ増加した位置点
における制御データを取り込んで、次のステップSP2
に移行する。
における制御データを取り込んで、次のステップSP2
に移行する。
【0032】◆ステップSP2では、X1が「0」か否
かを判別し、「0」であるときはステップSP3に移行
し、「0」でないときはステップSP11に移行する。
かを判別し、「0」であるときはステップSP3に移行
し、「0」でないときはステップSP11に移行する。
【0033】◆ステップSP3では、Cが「X」か否か
を判別し、「X」であるときはステップSP12に移行
し、「X」でないときはSP4に移行する。
を判別し、「X」であるときはステップSP12に移行
し、「X」でないときはSP4に移行する。
【0034】◆ステップSP4では、Cが「R」か否か
を判別し、「R」であるときはステップSP13に移行
し、「R」でないときはステップSP5に移行する。
を判別し、「R」であるときはステップSP13に移行
し、「R」でないときはステップSP5に移行する。
【0035】◆ステップSP5では、Cが「H」か否か
を判別し、「H」であるときはステップSP21に移行
し、「H」でないときはSP6に移行する。
を判別し、「H」であるときはステップSP21に移行
し、「H」でないときはSP6に移行する。
【0036】◆ステップSP6では、Cが「T」か否か
を判別し、「T」であるときはステップSP31に移行
し、「T」でないときはSP7に移行する。
を判別し、「T」であるときはステップSP31に移行
し、「T」でないときはSP7に移行する。
【0037】◆ステップSP7では、電動機21・22
に「停止」のための制御情報D6・D7を出力して走行
を停止する。
に「停止」のための制御情報D6・D7を出力して走行
を停止する。
【0038】◆ステップSP11では、電動機21・2
2に「直進」のための制御情報D6・D7を出力して距
離量「X1」を走行した後、ステップSP3に移行す
る。
2に「直進」のための制御情報D6・D7を出力して距
離量「X1」を走行した後、ステップSP3に移行す
る。
【0039】◆ステップSP12では、電動機21・2
2に「左転向」のための制御情報D6・D7を出力した
後、ステップSP21に移行する。
2に「左転向」のための制御情報D6・D7を出力した
後、ステップSP21に移行する。
【0040】◆ステップSP13では、電動機21・2
2に「右転向」のための制御情報D6・D7を出力した
後、ステップSP21に移行する。
2に「右転向」のための制御情報D6・D7を出力した
後、ステップSP21に移行する。
【0041】◆ステップSP21では、X2が「0」か
否かを判別し、「0」であるときはステップSP1に移
行し、「0」でないときはステップSP22に移行す
る。
否かを判別し、「0」であるときはステップSP1に移
行し、「0」でないときはステップSP22に移行す
る。
【0042】◆ステップSP22では、電動機21・2
2に「直進」のための制御情報D6・D7を出力して距
離量「X2」を走行した後、ステップSP1に戻る。
2に「直進」のための制御情報D6・D7を出力して距
離量「X2」を走行した後、ステップSP1に戻る。
【0043】◆ステップSP31では、側方距離情報D
1・D2を取り込んで、ステップSP32に移行する。
1・D2を取り込んで、ステップSP32に移行する。
【0044】◆ステップSP32では、上記の「逸脱判
別」を行い、「逸脱」しているときはステップSP1に
戻り、「逸脱」していないときはステップSP34に移
行する。
別」を行い、「逸脱」しているときはステップSP1に
戻り、「逸脱」していないときはステップSP34に移
行する。
【0045】◆ステップSP33では、上記の「等距離
判別」を行い、「等距離」であるときはステップSP3
4に移行し、「等距離」でないときはステップSP35
に移行する。
判別」を行い、「等距離」であるときはステップSP3
4に移行し、「等距離」でないときはステップSP35
に移行する。
【0046】◆ステップSP34では、ごく短い所定時
間、例えば、1秒間だけ、電動機21・22に「直進」
のための制御情報D6・D7を出力して直進走行した
後、ステップSP31に戻る。
間、例えば、1秒間だけ、電動機21・22に「直進」
のための制御情報D6・D7を出力して直進走行した
後、ステップSP31に戻る。
【0047】◆ステップSP35では、ごく短い所定時
間、例えば、1秒間だけ、「側方探知走行」を行った
後、ステップSP31に戻る。
間、例えば、1秒間だけ、「側方探知走行」を行った
後、ステップSP31に戻る。
【0048】なお、終点PNから始点P1へ戻す走行制
御については、終点PNから始点P1へ移行するように
走行制御するための制御データを設定しておく方法と、
図1により説明した経路を逆にたどって戻るように走行
制御するための制御データを制御しておく方法とが考え
られるが、これらの走行制御に対する制御データの設定
と制御処理は、上記の構成と同様に構成すればよいこと
であり、説明を要しないであろう。
御については、終点PNから始点P1へ移行するように
走行制御するための制御データを設定しておく方法と、
図1により説明した経路を逆にたどって戻るように走行
制御するための制御データを制御しておく方法とが考え
られるが、これらの走行制御に対する制御データの設定
と制御処理は、上記の構成と同様に構成すればよいこと
であり、説明を要しないであろう。
【0049】〔構成の要約〕上記の各実施例の構成を要
約すると、走行制御方法の実施例の構成では、複数のパ
チンコ台島1〜5を配置した店内を巡回させるためのロ
ボット20を自動操縦により走行制御する走行制御方法
において、
約すると、走行制御方法の実施例の構成では、複数のパ
チンコ台島1〜5を配置した店内を巡回させるためのロ
ボット20を自動操縦により走行制御する走行制御方法
において、
【0050】ロボット20から放射する放射波の反射
波、例えば、探知ビーム27A・28Aによる反射波に
もとづいてロボット20から側面方向の反射体、例え
ば、台島の正面A2までの距離に対応する側方距離情報
D1・D2を得るとともに台島1〜5の端部A1〜An
に対応する台島間脱出情報、例えば、「逸脱判別」によ
る情報を得る情報検出と、
波、例えば、探知ビーム27A・28Aによる反射波に
もとづいてロボット20から側面方向の反射体、例え
ば、台島の正面A2までの距離に対応する側方距離情報
D1・D2を得るとともに台島1〜5の端部A1〜An
に対応する台島間脱出情報、例えば、「逸脱判別」によ
る情報を得る情報検出と、
【0051】端部A1〜Anに対応する位置、例えば、
位置点P3から台島2の端部側面を通り他の端部に対応
する位置、例えば、位置点P5に至る台島端部経路、6
3・64・65に対応する端部経路情報、すなわち、N
=3における「N3(x1,X,x2)」、N=4にお
ける「N4(O,X,x1)」の制御データを予め設定
する端部経路情報設定と、
位置点P3から台島2の端部側面を通り他の端部に対応
する位置、例えば、位置点P5に至る台島端部経路、6
3・64・65に対応する端部経路情報、すなわち、N
=3における「N3(x1,X,x2)」、N=4にお
ける「N4(O,X,x1)」の制御データを予め設定
する端部経路情報設定と、
【0052】側方距離情報D1・D2にもとづいて、台
島1〜5の間の通路を通る台島間経路、例えば、経路6
2におけるロボット20の走行制御を行う台島間走行制
御と、上記の端部経路情報、例えば、N=3・N=4の
制御データにもとづく台島端部経路、すなわち、経路6
3・64・65におけるロボット20の走行制御を行う
台島端部走行制御と、
島1〜5の間の通路を通る台島間経路、例えば、経路6
2におけるロボット20の走行制御を行う台島間走行制
御と、上記の端部経路情報、例えば、N=3・N=4の
制御データにもとづく台島端部経路、すなわち、経路6
3・64・65におけるロボット20の走行制御を行う
台島端部走行制御と、
【0053】上記の端部経路情報、例えば、N=3・N
=4の制御データに含まれる上記の台島端部A1〜An
に対応する位置の情報、すなわち、N=4の制御データ
中の経路距離情報x1の走行完了による端部脱出情報
D’8にもとづいて上記の台島端部走行制御から上記の
台島間走行制御に切り換える第1の走行制御切換と、
=4の制御データに含まれる上記の台島端部A1〜An
に対応する位置の情報、すなわち、N=4の制御データ
中の経路距離情報x1の走行完了による端部脱出情報
D’8にもとづいて上記の台島端部走行制御から上記の
台島間走行制御に切り換える第1の走行制御切換と、
【0054】上記「逸脱判別」による台島間脱出情報に
もとづいて上記の台島間走行制御から上記の台島端部走
行制御に切り換える第2の走行制御切換とを設けた構成
を含むパチンコ台島間巡回用ロボット走行制御方法を構
成しているものである。
もとづいて上記の台島間走行制御から上記の台島端部走
行制御に切り換える第2の走行制御切換とを設けた構成
を含むパチンコ台島間巡回用ロボット走行制御方法を構
成しているものである。
【0055】また、上記のロボット走行制御方法を用い
るロボット装置の実施例の構成では、各台島間経路、例
えば、経路62・66の延長線上で台島1〜5を外れた
位置点、例えば、位置点P4から端部A1〜Anに対応
する位置点、例えば、位置点P5に向かう経路の経路
長、すなわち、N=4の制御データ中のx1を経路距離
情報として、N=4の制御データ中に含ませる端部経路
情報設定手段と、
るロボット装置の実施例の構成では、各台島間経路、例
えば、経路62・66の延長線上で台島1〜5を外れた
位置点、例えば、位置点P4から端部A1〜Anに対応
する位置点、例えば、位置点P5に向かう経路の経路
長、すなわち、N=4の制御データ中のx1を経路距離
情報として、N=4の制御データ中に含ませる端部経路
情報設定手段と、
【0056】上記の放射波を超音波ビームにより形成し
て側方距離情報D1・D2と台島脱出情報、例えば、
「逸脱判別」による情報とを得る情報検出手段と、側方
距離情報D1・D2にもとづいてロボット20を台島間
経路、例えば、経路62の中央部分に沿って走行するよ
うに上記の台島間走行制御を行う台島間走行制御手段
と、
て側方距離情報D1・D2と台島脱出情報、例えば、
「逸脱判別」による情報とを得る情報検出手段と、側方
距離情報D1・D2にもとづいてロボット20を台島間
経路、例えば、経路62の中央部分に沿って走行するよ
うに上記の台島間走行制御を行う台島間走行制御手段
と、
【0057】ロボット20の走行距離を検出して得られ
る走行距離情報D3にもとづいて上記の台島端部走行制
御を行う台島端部走行制御手段と、
る走行距離情報D3にもとづいて上記の台島端部走行制
御を行う台島端部走行制御手段と、
【0058】走行距離情報D3が経路距離情報、例え
ば、N=4の制御データ中のx1と一致したことを検出
して得られる検出情報、つまり、N=4の制御データ中
のx1の走行を完了して、ステップSP31に移行させ
るための端部脱出情報D’8にもとづいて上記の台島端
部走行制御から上記の台島間走行制御に切り換える第1
の走行制御切換手段と、
ば、N=4の制御データ中のx1と一致したことを検出
して得られる検出情報、つまり、N=4の制御データ中
のx1の走行を完了して、ステップSP31に移行させ
るための端部脱出情報D’8にもとづいて上記の台島端
部走行制御から上記の台島間走行制御に切り換える第1
の走行制御切換手段と、
【0059】上記「逸脱判別」による台島間脱出情報
D’8にもとづいて上記の台島間走行制御から上記の台
島端部走行制御に切り換える第2の走行制御切換手段と
を設けた構成を含むロボット装置を構成しているもので
ある。
D’8にもとづいて上記の台島間走行制御から上記の台
島端部走行制御に切り換える第2の走行制御切換手段と
を設けた構成を含むロボット装置を構成しているもので
ある。
【0060】〔変形実施〕この発明は次のように変形し
て実施することを含むものである。
て実施することを含むものである。
【0061】(1)側方距離情報D1・D2の放射波
を、光または電波にして構成する。
を、光または電波にして構成する。
【0062】(2)台島間経路62・68……を、台島
1〜5の間の通路の中央から左右にずらせた位置を通る
経路に変更して構成する。
1〜5の間の通路の中央から左右にずらせた位置を通る
経路に変更して構成する。
【0063】(3)上記(2)の構成において、経路を
左右にずらせた量だけを、上記の「等距離判別」におい
て比較する側方距離情報D1・D2のうちの対応する一
方に対して加算または減算して比較するように構成す
る。
左右にずらせた量だけを、上記の「等距離判別」におい
て比較する側方距離情報D1・D2のうちの対応する一
方に対して加算または減算して比較するように構成す
る。
【0064】(4)側方距離情報D1・D2により得ら
れる情報を、反射波のうちの最も早く得られる反射波、
つまり、最も近い距離にある反射波を選択するように変
更することにより、台島間経路62・68……における
人間や椅子などを避けて台島間走行制御を行うように構
成する。
れる情報を、反射波のうちの最も早く得られる反射波、
つまり、最も近い距離にある反射波を選択するように変
更することにより、台島間経路62・68……における
人間や椅子などを避けて台島間走行制御を行うように構
成する。
【0065】(5)側方距離検出部27・28を、図3
に点線で示したように、放射波の探知ビーム27A・2
8Aが台島1〜5の上方部分に向けて放射されるように
配置して、台島間経路62・68……における人間など
の中間物体からの反射波が少なくなるように構成する。
に点線で示したように、放射波の探知ビーム27A・2
8Aが台島1〜5の上方部分に向けて放射されるように
配置して、台島間経路62・68……における人間など
の中間物体からの反射波が少なくなるように構成する。
【0066】(6)従動車輪26に代え、駆動車輪23
・24の車軸の各回転を差動歯車機構で平均化した回転
数を取り出す部分に回転量検出器27を設けて構成す
る。
・24の車軸の各回転を差動歯車機構で平均化した回転
数を取り出す部分に回転量検出器27を設けて構成す
る。
【0067】(7)ロボット20に地磁気方位を検出す
る検出器を設け、ロボット20の進行方向を表す方位情
報を得ることにより、上記の「逸脱判別」後の進行方
向、つまり、台島間走行制御から台島端部走行制御に切
り換えられた直後における進行方向の方向ずれや転向時
の転向方向のずれなどを修正する機能を付加して構成す
る。
る検出器を設け、ロボット20の進行方向を表す方位情
報を得ることにより、上記の「逸脱判別」後の進行方
向、つまり、台島間走行制御から台島端部走行制御に切
り換えられた直後における進行方向の方向ずれや転向時
の転向方向のずれなどを修正する機能を付加して構成す
る。
【0068】(8)ロボット20の周囲に、他の物と接
触した場合に動作するスイッチなどによる接触センサを
設け、この接触センサによる検出情報によりロボット2
0を停止操作するための停止制御フローを設けて、上記
の制御フローに割り込み制御を行わせるように構成する
とともに、設定操作部40に、この割り込み制御を解除
して、元の制御状態に戻すための手動操作機能の設けて
構成する。
触した場合に動作するスイッチなどによる接触センサを
設け、この接触センサによる検出情報によりロボット2
0を停止操作するための停止制御フローを設けて、上記
の制御フローに割り込み制御を行わせるように構成する
とともに、設定操作部40に、この割り込み制御を解除
して、元の制御状態に戻すための手動操作機能の設けて
構成する。
【0069】(9)上記(8)の構成において、駆動車
輪23・24を同時に逆回転してロボット20を後進す
るように走行制御するための制御操作スイッチを設けて
構成する。
輪23・24を同時に逆回転してロボット20を後進す
るように走行制御するための制御操作スイッチを設けて
構成する。
【0070】(10)ロボット20の車輪構成と、転向
動作構成とを、一般の三輪自動車と同様に従動車輪25
の軸S3を操作して転向する構成とし、または、一般の
四輪自動車と同様に構成したものに、上記の台島経路走
行と間接経路走行とを行わせるように適用して構成す
る。
動作構成とを、一般の三輪自動車と同様に従動車輪25
の軸S3を操作して転向する構成とし、または、一般の
四輪自動車と同様に構成したものに、上記の台島経路走
行と間接経路走行とを行わせるように適用して構成す
る。
【0071】(11)電動機21・22を1つの電動機
に変え、駆動車輪23・24を差動歯車機構を介して駆
動するように構成するとともに、この差動歯車機構を制
御して所要の直進動作と転向動作を行わせるように構成
する。
に変え、駆動車輪23・24を差動歯車機構を介して駆
動するように構成するとともに、この差動歯車機構を制
御して所要の直進動作と転向動作を行わせるように構成
する。
【0072】(12)位置点P3′・P6′などの経由
設定位置点でも、制御データを取り込んで制御処理する
ように構成する。
設定位置点でも、制御データを取り込んで制御処理する
ように構成する。
【0073】(13)制御データのフォーマットを、転
向する角度データの項を設けて、所要の転向角度を設定
することにより、店内における台島の配置が菱形・梯形
・多角形などの複雑な配置になっている場合の設定経路
を走行制御し得るように構成する。
向する角度データの項を設けて、所要の転向角度を設定
することにより、店内における台島の配置が菱形・梯形
・多角形などの複雑な配置になっている場合の設定経路
を走行制御し得るように構成する。
【0074】
【発明の効果】この発明によれば、以上のように、台島
の端部を外れた台島端部経路での走行制御を予め設定し
た制御情報によって行い、一方、台島間経路での走行制
御を放射波の反射波による側方距離情報によって行う構
成としたことにより、誘導無線操縦のように誘導線路の
埋設配置や架空配置が不要になるので、既存の店内でも
そのまま利用することができ、また、店内の配置を変更
した場合にも、台島端部経路の変更部分についてのみ制
御情報の設定を変更すればよく、台島間経路の長さ変更
に対しては何らの設定変更操作も不要になるなど、取扱
がきわめて簡便になるという効果が奏される。
の端部を外れた台島端部経路での走行制御を予め設定し
た制御情報によって行い、一方、台島間経路での走行制
御を放射波の反射波による側方距離情報によって行う構
成としたことにより、誘導無線操縦のように誘導線路の
埋設配置や架空配置が不要になるので、既存の店内でも
そのまま利用することができ、また、店内の配置を変更
した場合にも、台島端部経路の変更部分についてのみ制
御情報の設定を変更すればよく、台島間経路の長さ変更
に対しては何らの設定変更操作も不要になるなど、取扱
がきわめて簡便になるという効果が奏される。
図面中、図1〜図5はこの発明の実施例を、また、図6
は一般の店内配置を示し、各図の内容は次のとおりであ
る。
は一般の店内配置を示し、各図の内容は次のとおりであ
る。
【図1】店内の平面配置図
【図2】ロボットの具体的構成図
【図3】ロボットのブロック構成図
【図4】制御部のブロック構成図
【図5】制御処理の処理フロー図
【図6】店内の平面配置図
1〜10 台島 11 台車 20 ロボット 21、22 電動機 23、24 駆動車輪 25、26 従動車輪 27、28 回転量検出器 30 制御部 50 CPU 51 処理メモリ 52 作業メモリ 62、66 台島間経路 63、64、65 台島端部経路
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のパチンコ台島を配置した店内を巡
回させるためのロボットを自動操縦により走行制御する
走行制御方法であって、 前記ロボットから放射する放射波の反射波にもとづいて
前記ロボットから両側面方向の反射体までの距離に対応
する側方距離情報を得るとともに前記ロボットの前記台
島間からの脱出に関する台島間脱出情報を得る情報検出
と、 前記端部に対応する位置から前記台島の端部側面を通り
他の前記端部に対応する位置に至る経路(以下、台島端
部経路という)に関する端部経路情報を予め設定する端
部経路情報設定と、 前記側方距離情報にもとづいて、前記台島間の通路を通
る経路(以下、台島間経路という)における走行制御を
行う台島間走行制御と、 前記端部経路情報にもとづいて前記台島端部経路におけ
る走行制御を行う台島端部走行制御と、 前記端部経路情報に含まれる前記端部に対応する端部脱
出情報にもとづいて前記台島端部走行制御から前記台島
間走行制御に切り換える第1の走行制御切換と、 前記台島間脱出情報にもとづいて前記台島間走行制御か
ら前記台島端部走行制御に切り換える制御第2の走行制
御切換とを含むことを特徴とするパチンコ台島間巡回用
ロボット走行制御方法。 - 【請求項2】 請求項1のパチンコ台島間巡回用ロボッ
ト走行制御方法を用いるロボット装置であって、 各前記台島間経路の延長線上で前記台島を外れた位置点
から前記端部に対応する位置点に向かう経路の経路長を
経路距離情報として前記端部経路情報に含ませて設定す
る端部経路情報設定手段と、 前記放射波を超音波ビームにより形成して前記側方距離
情報と前記台島間脱出情報とを得る情報検出手段と、 前記側方距離情報にもとづいて前記ロボットを前記台島
間経路の中央部分に沿って走行するように前記台島間走
行制御を行う台島間走行制御手段と、 前記ロボットの走行距離を検出して得られる走行距離情
報にもとづいて前記台島端部走行制御を行う台島端部走
行制御手段と、 前記走行距離情報が前記経路距離情報に一致したことを
検出して得られる端部脱出情報にもとづいて前記台島端
部走行制御から前記台島間走行制御に切り換える第1の
走行制御切換手段と、 前記台島間脱出情報にもとづいて前記台島間走行制御か
ら前記台島端部走行制御に切り換える第2の走行制御切
換手段とを具備することを特徴とするロボット装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5169658A JPH075918A (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | パチンコ台島巡回用ロボット走行制御方法ならびにロボット装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5169658A JPH075918A (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | パチンコ台島巡回用ロボット走行制御方法ならびにロボット装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH075918A true JPH075918A (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=15890540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5169658A Withdrawn JPH075918A (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | パチンコ台島巡回用ロボット走行制御方法ならびにロボット装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH075918A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008183128A (ja) * | 2007-01-29 | 2008-08-14 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2017205284A (ja) * | 2016-05-18 | 2017-11-24 | ダイコク電機株式会社 | 遊技場用システム |
WO2019205000A1 (zh) * | 2018-04-25 | 2019-10-31 | 深圳市大疆创新科技有限公司 | 机器人的过弯和运行控制方法、装置 |
WO2021052079A1 (zh) * | 2019-09-18 | 2021-03-25 | 北京海益同展信息科技有限公司 | 环境监测装置、方法和巡检系统 |
-
1993
- 1993-06-15 JP JP5169658A patent/JPH075918A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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