JPH0758901A - ファクシミリ装置および音出力装置 - Google Patents

ファクシミリ装置および音出力装置

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JPH0758901A
JPH0758901A JP5223889A JP22388993A JPH0758901A JP H0758901 A JPH0758901 A JP H0758901A JP 5223889 A JP5223889 A JP 5223889A JP 22388993 A JP22388993 A JP 22388993A JP H0758901 A JPH0758901 A JP H0758901A
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Masaaki Okada
真昭 岡田
Yuji Kurosawa
雄治 黒澤
Hiroyuki Noguchi
広行 野口
Takashi Ono
隆 小野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファクシミリ装置におけるキータッチ音、誤
操作時のエラー音、操作完了時の終了音、およびファク
シミリ装置と電話機の自動切換え時の被呼者への呼出音
を適正な音量で出力することができるファクシミリ装置
を提供することを目的とする。 【構成】 リレー、トランジスタなどの電気部品を用い
た電気回路をCPUで制御することにより、ブザーに印
加される電圧を、上述したキータッチ音、エラー音、お
よび終了音の3つの音と、呼出音とで異なるように制御
し、それぞれの音量レベルを変えて出力できるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キータッチ音と、誤操
作時のエラー音と、終了音と、ファクシミリ装置と電話
機との自動切り換えモード時の被呼者への呼出音とをブ
ザーによって出力しているファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ブザーを使用しているファクシミ
リ装置は、キータッチ音、操作時のエラー音、終了音、
そして被呼者を呼び出すための呼出音の全てを同じ音量
で出力していた。
【0003】図9は、従来使用していた回路を示す回路
図である。
【0004】本図において、トランジスタQ21がON
すると、ブザー23の両端に鳴動電圧Voが印加される
ようになっている。また、トランジスタQ21のベース
にはブザーを鳴動するための動作周波数信号がCPU1
から入力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、上述したキータッチ音、エラー音、終了音、
および呼出音が同じ音量であったため、例えば呼出音が
小さくて聞こえ難いというユーザに対して、呼出音を大
きくした場合に、キータッチ音、エラー音、および終了
音も同時に大きくなり、うるさくなってしまう。
【0006】また逆に、キータッチ音、エラー音、およ
び終了音が大きくて使いずらいというユーザに対して、
それらの音を小さくした場合に、呼出音も小さくなって
しまって、聞き取り難くなってしまう。
【0007】そこで、本発明は、上述したキータッチ
音、エラー音、終了音、および呼出音を適正な音量で出
力することができるファクシミリ装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、リレー、トラ
ンジスタなどの電気部品を用いた電気回路をCPUで制
御することにより、ブザーに印加される電圧を、キータ
ッチ音、誤操作時のエラー音、および終了音の3つの音
と、呼出音とで異なるように制御し、それぞれの音量レ
ベルを変えて出力するようにしたものである。
【0009】なお、ここで使用しているブザーは、例え
ば圧電式のブザーであり、これは印加される電圧に比例
して音量レベルが大きくなるものである。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例における装置の
概要を示すブロック図である。
【0011】CPU1は、マイクロプロセッサなどから
構成されるもので、ROM2に記憶されているプログラ
ムに従ってファクシミリ装置全体を制御するものであ
る。
【0012】RAM3は、読取部7によって読み取られ
た2値化画像データや、電話回線10からNCU9を介
して入力され、モデム8により復調されたアナログ波形
を2値化データとして格納するものである。
【0013】不揮発性RAM4は、ファクシミリ装置の
電源が遮断された状態にあっても、保存しておくべきデ
ータを確実に格納するものである。
【0014】CG(キャラクタジェネレータ)5は、J
ISコード、ASCIIコードなどのキャラクタを格納
するROMである。
【0015】記録部6は、RAM3に格納されている記
録データをハードコピーとして記録出力するものであ
る。
【0016】読取部7は、CCDを利用して読み取った
データを2値化し、その2値化データを順次RAM3に
送るものである。なお、読取部7に対する原稿の充填状
態は、原稿センサにより検出できるようになっている。
この原稿検出信号は、CPU1に入力される。
【0017】モデム8は、CPU1の制御に基づいてR
AM3に格納されている送信データを変調し、NCU9
を介して電話回線10に出力するものである。さらに、
モデム8は、電話回線10から入力されるアナログ信号
をNCU9を介して導入し、これを復調して2値化した
データをRAM3に格納する。
【0018】NCU9は、CPU1の制御によって電話
回線10をモデム8または電話機11のいずれかに切り
換えて接続するものである。
【0019】電話機11は、ハンドセットおよびスピー
チネットワーク、ダイヤラなどから構成されている。
【0020】操作部12は、画像送信、受信などをスタ
ートさせるキーと、送受信時におけるファイン、標準、
自動受信などの操作モードを指定するモード選択キー
と、ダイヤリング用のテンキーなどから構成されるもの
である。なお、CPU1は、これらのキーの押下状態を
検出し、その状態に応じて上記各部を制御する。
【0021】表示部13は、16桁の表示を行う液晶表
示器であり、CPU1の制御によって所定の文字などを
表示するものである。
【0022】ブザー音出力部14は、CPU1の制御に
よって、操作部12のキーの押下によるキータッチ音、
誤操作時のエラー音、操作完了時の終了音、およびファ
クシミリ装置と電話機11の自動切り換えモード時にお
ける被呼者の呼出音を出力するようになっている。
【0023】次に、本実施例の機能について詳細に説明
する。
【0024】図2は、この実施例のブザー音出力部14
の構成を示す回路図である。
【0025】この回路は、上述したキータッチ音、エラ
ー音、終了音よりも、被呼者を呼び出すための呼出音を
大きい音量で出力することを可能にしたブザー制御回路
である。
【0026】ブザー23は、圧電式のブザーで、入力電
圧の大きさに比例して音量レベルが大きくなる。なお、
ここでのブザーの入力電圧とは、抵抗R1にかかる電圧
のことである。
【0027】また、ブザー23は、鳴動時のみ電圧が印
加されるようにし、それ以外の時は電圧がかからないよ
うにする。つまり、音を出力しない場合は、CPU1か
らトランジスタ21のベースに0V(LOW)を入力
し、トランジスタ21をOFF状態にする。
【0028】リレー22は、上述したキータッチ音、エ
ラー音、および終了音を出力する場合は、接点Aに接続
し、その後、CPU1から動作周波数信号をトランジス
タ21に入力してブザー23を鳴動する。この時、R1
にかかる電圧は、(R1/R1+R2)V0 である。
【0029】また、被呼者を呼び出すための呼出音を出
力する場合は、リレー22を接点Bに接続し、同様にC
PU1から動作周波数信号をトランジスタ21に入力し
てブザー23を鳴動する。この時、R1にかかる電圧
は、V0 である。
【0030】ブザー23の音量レベルは、R1にかかる
電圧に比例する。従って、V0 >(R1/R1+R2)
0 より、呼出音の方が、キータッチ音、エラー音、お
よび終了音よりも大きい音量で出力されることになる。
【0031】次に、本発明の第2実施例として、キータ
ッチ音、エラー音、終了音、および呼出音をそれぞれ独
立して出力し、かつ、それぞれの音量レベルを調整可能
にしたブザー制御回路について説明する。
【0032】図3は、この第2実施例のブザー音出力部
14の構成を示す回路図である。
【0033】ブザー33は、上記第1実施例と同様に、
圧電式のブザーであり、入力電圧の大きさに比例して音
量レベルが大きくなる。また、ブザーの入力電圧とは、
抵抗R1にかかる電圧である。
【0034】また、ブザー33は、鳴動時のみ電圧が印
加されるようにし、それ以外の時は電圧がかからないよ
うにする。つまり、音を出力しない場合は、CPU1か
らトランジスタ31のベースに0V(LOW)を入力
し、トランジスタ31をOFF状態にする。
【0035】アナログスイッチIC32は、CPU1か
らの制御信号が入力端子A、B、Cに入力されることに
より、出力端子a〜hのどれかを選択する。図4は、そ
の対応表を示す説明図である。
【0036】例えば、(A、B、C)=(0、0、0)
を入力した場合、アナログスイッチIC32は、抵抗R
2とトランジスタ31のコレクタを接続する。
【0037】次に、抵抗R2〜R8の関係は、R2<R
3<R4<R5<R6<R7<R8となる。そして、R
1にかかる電圧は、この抵抗R2〜R8が大きいほど小
さくなり、また小さいほど大きくなる。従って、ブザー
の音量はアナログスイチIC32の選択ピンがhのとき
に最も大きく、aからgに行くにしたがって徐々に小さ
くなっていく。つまり、この回路の場合、8段階の音量
設定が可能である。
【0038】また、この音量設定は、キータッチ音、エ
ラー音、終了音、呼出音のそれぞれの音に対して設定が
可能である。
【0039】図5は、この第2実施例の動作(キータッ
チ音の場合)を示すフローチャートである。
【0040】操作部上のキー押下により(S1)、ブザ
ーを鳴動させるときは、トランジスタ31のベースにC
PU1からの動作周波数信号を入力するが(S3)、そ
の信号が入力する前に、CPU1からアナログスイッチ
IC32のA、B、Cへ、それぞれの音に対する設定信
号を入力するようにしている(S2)。
【0041】次に、本発明の第3実施例として、ブザー
の入力電圧を基準電圧V0 の2倍の電圧に昇圧してかけ
ることを可能にし、かつキータッチ音、エラー音、およ
び終了音の音量レベルよりも、呼出音の2倍の音量レベ
ルで出力するようにしたブザー制御回路について説明す
る。
【0042】図6は、この第3実施例のブザー音出力部
14の構成を示す回路図である。
【0043】ブザー54は、上記第1実施例と同様に、
電圧式のブザーであり、入力電圧の大きさに比例して音
量レベルが大きくなるが、ここでのブザーの入力電圧
は、アンプ52、53の出力電圧に依存している。
【0044】これらアンプ52、53は、単電源用のも
のでは、電源はV0 である。そして、アンプ52のプラ
ス端子とアンプ53のマイナス端子には、CPU1から
ブザー54の動作周波数信号が入力する。また、これら
アンプ52、53は、2つの入力端子に0Vが入力した
場合、0Vを出力するものである。
【0045】トランジスタ51は、キータッチ音、エラ
ー音、終了音の3つの音と、呼出音の音量とを分けて出
力するためのものである。
【0046】音量を大きくする場合には、CPU1から
の制御信号を0V(LOW)して、アンプ52のマイナ
ス端子とアンプ53のプラス端子の入力電圧を2.5V
にする。そして、アンプ52のプラス端子とアンプ53
のマイナス端子に、CPU1からの動作周波数信号を入
力する。
【0047】この信号が5Vのときには、アンプ52の
出力はV0 、アンプ53の出力は0Vとなり、0Vのと
きには、アンプ52、53の出力は逆になるが、ブザー
54のB端子を基準に考えると、ブザー54の両端に
は、信号が5Vのときには+V0 、信号が0Vのときに
は−V0 の電圧がかかる。従って、相対的には2V0
電圧がかかることになる。図7は、このタイミングチャ
ートを示している。
【0048】一方、音量を小さくする場合には、CPU
1からの制御信号を5V(HIGH)にし、アンプ52
のマイナス端子とアンプ53のプラス端子の入力電圧を
0Vにする。そして、アンプ52のプラス端子とアンプ
53のマイナス端子にCPU1からの動作周波数信号を
入力する。
【0049】この信号が5Vのときにはアンプ52の出
力はV0 、アンプ53の出力は0Vとなり、0Vのとき
にはアンプ52、53の出力は共に0Vになるので、ブ
ザー54のB端子を基準に考えると、ブザー54の両端
には、信号が5Vのときには+V0 、信号が0Vのとき
には0Vの電圧がかかる。従って、ブザー54には、V
0 の電圧がかかることになる。
【0050】なお、トランジスタ51には、通常は制御
信号5Vが入力され、呼出音を鳴らすときだけ制御信号
0Vを入力する。
【0051】図8は、呼出音を鳴らすときの動作を示す
フローチャートである。
【0052】ファクシミリ装置と電話機の自動切換え時
に(S11)、CPU1からトランジスタ51のベース
に0Vの制御信号を入力し(S12)、CPU1からア
ンプ52、53に動作周波数信号を入力する(S1
3)。これにより、ブザー54の両端には、2V0 の電
圧がかかり、鳴動開始する。
【0053】次に、本発明の第4実施例について、その
背景より説明する。
【0054】本実施例は、装置の操作時や動作時に、キ
ータッチ音、アラーム音、音声ガイダンス等の複数の音
を1つのスピーカから出力する装置に関するものであ
る。
【0055】上記従来の技術においても説明したよう
に、操作時や動作時に、キータッチ音、アラーム音等を
出力する装置において、それらの音の音量調節は、スピ
ーカアンプもしくはスピーカアンプの前段のプリアンプ
の増幅度をボリュームによって調節することで、所望の
音量を得るような構成になっていた。
【0056】しかし、全ての音に対して一律に音量調節
が効いてしまうため、ボリュームを絞っていると、アラ
ーム音等の警告音も聞こえなくなってしまうという欠点
があった。また、音源が複数ある場合でも同様に、全て
の音源に対して一律に音量調節が効いてしまうという欠
点があった。
【0057】そこで、以下の実施例では、アナログマル
チプレクサとボリュームと固定抵抗とを組み合わせるこ
とで、増幅器を増やさずに、ボリュームによって音量を
可変できる音と、ボリュームにかかわらず一定の音量を
出力する音を選択的に切り換えられるようにしたもので
ある。
【0058】例えば、キータッチ音はボリュームによっ
て調整できるようにし、アラーム音はボリュームにかか
わらず固定の音量で出力できるようにしたものである。
【0059】さらに、固定の音量で出力する音について
も、多段階で出力レベルを選択できるようにしたもので
ある。
【0060】図10は、本発明の第4実施例を示す回路
図である。
【0061】この実施例装置は、スピーカ107から音
を出力するための音源101と、増幅器106の増幅度
を決める入力抵抗102と、増幅器106の増幅度を可
変するための可変抵抗(ボリューム)103と、増幅器
106の増幅度を決める固定抵抗104と、増幅器10
6の増幅度を決める帰還抵抗を可変抵抗103または固
定抵抗104のどちらかに切り換える4053タイプの
アナログマルチプレクサ105と、増幅器106と、ス
ピーカ107と、制御線109を介してアナログマルチ
プレクサ105を制御する制御部108とを有するもの
である。また、増幅系は、説明を簡単にするためにオペ
アンプの反転増幅器をモデルとして用いている。
【0062】この図10において、図12の表1に示す
ように、例えばキータッチ音のようにユーザの好みによ
って音量を変えたい音を出力する時には、制御部108
は制御線109を“L”レベルにして、帰還抵抗を可変
抵抗側として、ユーザが可変抵抗器103を可変するこ
とで、好みの音量を得られるようにする。また、アラー
ム音のように、常に一定の音量で出力したい音の場合
は、制御線109を“H”レベルにして、帰還抵抗を固
定抵抗側にし、ボリュームにかかわらず一定の音量が出
力されるようにする。
【0063】このようにすることで、出力される音の種
類、意味合いによって、ボリュームを効かせる場合と、
一定の音量で出力する場合とを切り換えることができ
る。
【0064】図11は、本発明の第5実施例を示す回路
図である。この回路は、固定レベルで出力する音につい
ても、4段階で音量を可変できるようにしたものであ
り、さらに音源が複数ある場合に音源を選択できるよう
にしたものである。
【0065】この実施例装置は、スピーカ207から音
を出力するための第1の音源201と、同じく第2、第
3、第4の音源220〜222と、増幅器206の増幅
度を可変するための可変抵抗(ボリューム)203と、
増幅器206の増幅度を決める固定抵抗204と、増幅
器206の増幅度を決める帰還抵抗を可変抵抗203ま
たは固定抵抗204のどちらかに切り換える4053タ
イプのアナログマルチプレクサ205と、増幅器206
と、スピーカ207と、制御線209、210、211
を介してアナログマルチプレクサを制御する制御部20
6と、固定レベルで出力する音の出力レベルの切り換
え、および音源の選択を行うための4051タイプのア
ナログマルチプレクサ212と、各音源からの音の増幅
度を決めるための入力抵抗213〜219とを有する。
また、増幅系は、説明を簡単にするために、オペアンプ
の反転増幅器をモデルとして用いている。
【0066】ここで、固定レベルで出力する音の出力レ
ベルを変えるために、入力抵抗215、214、213
の各抵抗値R5、R6、R7は、R5>R6>R7の関
係にある。したがって、入力抵抗をR7にすれば大きい
音が出力され、R5にすると小さい音になる。また、ア
ナログマルチプレクサ212のX4の端子を選択すれ
ば、出力音を無音にすることができる。
【0067】さらに、制御線209は、アナログマルチ
プレクサ205の制御線も兼ねており、アナログマルチ
プレクサ212のX4〜X7の端子が選択された時に
は、アナログマルチプレクサ205は固定抵抗204側
すなわち固定レベル側になり、その他の端子の場合は可
変抵抗側となり、可変抵抗203によって出力レベルを
変えることができる。
【0068】以上説明したように、出力したい音によっ
て、制御部208が図13の表2に示すように、制御線
209、210、211を制御することで、所望の音を
スピーカ207から出力することができる。
【0069】なお、以上説明した第5実施例は一例に過
ぎず、音源の数や、可変できる固定レベルの段階の増減
によって、種々のバリエーションが考えられ、必要によ
って制御線に論理回路を追加すると、さらにバリエーシ
ョンを広げることができる。また、制御部の出力ポート
に余裕があれば、入力抵抗を選択するアナログマルチプ
レクサと帰還抵抗を選択するアナログマルチプレクサと
を独立に制御する構成としてもよい。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
〜3によれば、キータッチ音、誤操作時のエラー音、操
作完了時の終了音の3つの音量よりも、ファクシミリ装
置と電話機の自動切り換えモード時における被呼者の呼
出音の音量のほうを大きくすることが可能となり、上述
したキータッチ音、エラー音、終了音による不快感を無
くせるとともに、十分な呼出音量を得ることができる効
果がある。
【0071】また、本発明の請求項4〜6によれば、ア
ナログマルチプレクサとボリュームと固定抵抗を組み合
わせることで、増幅器の数を増やさずに、ボリュームに
よって音量を可変できる音と、ボリュームにかかわらず
一定の音量を出力する音とを選択的に切り換えることが
でき、例えばアラーム音のように、たとえボリュームが
絞られていてもユーザに効かせたい音は一定のレベルで
出力できるようにできる効果がある。また、必要に応じ
て、ある音だけ大きく、あるいは小さく出力させること
もできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における装置の概要を示す
ブロック図である。
【図2】上記第1実施例のブザー音出力部の構成を示す
回路図である。
【図3】本発明の第2実施例のブザー音出力部の構成を
示す回路図である。
【図4】上記第2実施例におけるアナログスイッチIC
の入力と出力の対応表を示す説明図である。
【図5】上記第2実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】本発明の第3実施例のブザー音出力部の構成を
示す回路図である。
【図7】上記第3実施例のブザー音の制御動作を示すタ
イミングチャートである。
【図8】上記第3実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図9】従来のブザー音出力部の構成を示す回路図であ
る。
【図10】本発明の第4実施例の構成を示す回路図であ
る。
【図11】本発明の第5実施例の構成を示す回路図であ
る。
【図12】上記第4実施例の制御線に対する動作を示す
図表である。
【図13】上記第5実施例の制御線に対する動作を示す
図表である。
【符号の説明】
1…CPU、 2…ROM、 3…RAM、 4…不揮発性RAM、 5…CG、 6…記録部、 7…読取部、 8…モデム、 9…NCU、 10…電話回線、 11…電話機、 12…操作部、 13…表示部、 14…ブザー音出力部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 隆 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キータッチ音と、誤操作時のエラー音
    と、終了音と、ファクシミリ装置と電話機の自動切換え
    時の被呼者への呼出音とをブザーによって出力している
    ファクシミリ装置において、 上記キータッチ音、エラー音、および終了音の3つの音
    量と、上記呼出音の音量とを異なる音量で出力するブザ
    ー制御回路を有することを特徴とするファクシミリ装
    置。
  2. 【請求項2】 キータッチ音と、誤操作時のエラー音
    と、終了音と、ファクシミリ装置と電話機の自動切換え
    時の被呼者への呼出音とをブザーによって出力している
    ファクシミリ装置において、 上記キータッチ音、エラー音、終了音、および呼出音の
    4つの音量を、別々に調整し設定する手段を有し、各々
    の音を違った音量で出力することを可能にしたブザー制
    御回路を有することを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 キータッチ音と、誤操作時のエラー音
    と、終了音と、ファクシミリ装置と電話機の自動切換え
    時の被呼者への呼出音とをブザーによって出力している
    ファクシミリ装置において、 上記キータッチ音、エラー音、および終了音の3つの音
    を出力するときのブザーの入力電圧をV0 とすると、呼
    出音のときには、ブザーの入力電圧を2倍の2V0 とし
    て、音量アップを行うブザー制御回路を有することを特
    徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 可聴周波数の電気信号を生成する音源
    と、この音源からの信号を増幅する増幅器と、この増幅
    器の増幅度を決める帰還抵抗となる抵抗器および可変抵
    抗器と、これら抵抗器および可変抵抗器を出力する音に
    応じて選択的に切り換える切換手段とを有することを特
    徴とする音出力装置。
  5. 【請求項5】 可聴周波数の電気信号を生成する音源
    と、この音源からの信号を増幅する増幅器と、この増幅
    器の増幅度を決める複数の抵抗値の違う入力抵抗を音源
    に並列に接続し、それらの入力抵抗を選択し切り換える
    入力抵抗切換手段と、上記増幅器の増幅度を決める帰還
    抵抗となる抵抗器および可変抵抗器と、これら抵抗器と
    可変抵抗器とを切り換える帰還抵抗切換手段とを有し、
    出力する音と、その時の所望の出力レベルに応じて上記
    入力抵抗の切り換えと上記帰還抵抗の固定抵抗と可変抵
    抗との切り換えを選択的に行うことを特徴とする音出力
    装置。
  6. 【請求項6】 可変周波数の電気信号を生成する複数の
    音源と、この音源からの信号を増幅する増幅器と、この
    増幅器の増幅度を決める入力抵抗を音源ごとに独立して
    接続し、それらの入力抵抗を選択し切り換える入力抵抗
    切換手段と、上記増幅器の増幅度を決める帰還抵抗とな
    る抵抗器および可変抵抗器とを切り換える帰還抵抗切換
    手段とを有し、出力する音の音源と、その時の所望の出
    力方法、すなわち固定レベルまたは可変レベルに応じて
    上記入力抵抗の切り換えと上記帰還抵抗の固定抵抗と可
    変抵抗との切り換えを選択的に行うことを特徴とする音
    出力装置。
JP5223889A 1993-08-17 1993-08-17 音出力装置 Expired - Fee Related JP3063948B2 (ja)

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JP2018109684A (ja) * 2016-12-28 2018-07-12 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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