JPH0758762A - データ転送方式 - Google Patents

データ転送方式

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Publication number
JPH0758762A
JPH0758762A JP5204373A JP20437393A JPH0758762A JP H0758762 A JPH0758762 A JP H0758762A JP 5204373 A JP5204373 A JP 5204373A JP 20437393 A JP20437393 A JP 20437393A JP H0758762 A JPH0758762 A JP H0758762A
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JP
Japan
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information
transmission
processor
node device
frame
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Withdrawn
Application number
JP5204373A
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English (en)
Inventor
Yasuo Ogasawara
康夫 小笠原
Hiroki Masuda
博樹 増田
Hirochika Mano
弘誓 真野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のプロセッサがリングバスを経由して相
互に情報を転送する情報処理システムにおけるデータ転
送方式に関し、情報処理システムの情報転送処理能力の
低下を極力軽減することを目的とする。 【構成】 各プロセッサ(100)に、他のプロセッサ
(100)宛の複数の送信情報を、一括して対応するノ
ード装置(200)に転送し、該ノード装置(200)
からリングバス(300)に送出させる複数情報一括送
信手段(101)を設け、各ノード装置(200)に、
リングバス(300)から到着する複数の受信情報を一
旦蓄積する複数情報蓄積手段(201)を設け、各プロ
セッサ(100)に、ノード装置(200)に蓄積され
た複数の受信情報を、一括して受信する複数情報一括受
信手段(102)を設けることを特徴とするデータ転送
方式。様に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理システムにお
けるデータ転送方式に関し、特に複数のプロセッサがリ
ングバスを経由して相互に情報を転送する情報処理シス
テムにおけるデータ転送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は本発明の対象となる情報処理シス
テムの一例を示す図であり、図8は従来あるプロセッサ
およびノード装置の一例を示す図であり、図9は図8に
おける情報送信過程の一例を示す図であり、図10は図8
における情報受信過程の一例を示す図である。
【0003】図7において、複数のプロセッサ(1)
〔個々のプロセッサを(10 )、(1 1 )、(12 )等
と称する、以下同様〕が、それぞれノード装置(2)を
介してリングバス(3)に接続されており、各プロセッ
サ(1)が、それぞれノード装置(2)およびリングバ
ス(3)を経由して相互に情報を転送する。
【0004】なお各プロセッサ(1)には、それぞれ固
有のアドレス(A)〔各プロセッサを(10 )、
(11 )、(12 )等のアドレスを(A0 )、
(A1 )、(A2 )等と称する〕が付与されている。
【0005】各プロセッサ(1)は、図8に示される如
く、処理部(11)、記憶部(12)およびチャネル制
御部(13)を具備し、また各ノード装置(2)は、制
御部(21)、DMA制御部(22)、バッファメモリ
(23)、インタフェース部(24)およびリングバス
送受信部(25)を具備している。
【0006】処理部(11)は、プロセッサ(1)の動
作全般を制御する。記憶部(12)には、送信情報格納
領域(121)および受信情報格納領域(122)が設
けられており、送信情報格納領域(121)には、プロ
セッサ(1)が他のプロセッサ(1)宛に送信を希望す
る送信データ(DS )が格納され、また受信情報格納領
域(122)には、他のプロセッサ(1)から自プロセ
ッサ(1)宛に転送された受信データ(DR )が格納さ
れる。
【0007】チャネル制御部(13)は、ノード装置
(2)との間の情報送受信を制御する。制御部(21)
は、ノード装置(2)の動作全般を制御する。
【0008】DMA制御部(22)は、制御部(21)
の制御の下に、プロセッサ(1)とノード装置(2)と
の間で送信データ(DS )或いは受信データ(DR
を、直接記憶アクセス(Direct Memory Access 、以
後DMAと略称する)形式で転送する。
【0009】バッファメモリ(23)には、送信情報格
納領域(231)および受信情報格納領域(232)が
設けられており、送信情報格納領域(231)には、プ
ロセッサ(1)から転送された送信データ(DS )が送
出前に一旦格納され、また受信情報格納領域(232)
には、他のプロセッサ(1)からリングバス(3)を経
由して転送された自プロセッサ(1)宛の受信フレーム
(FR )が一旦格納される。
【0010】インタフェース部(24)は、プロセッサ
(1)との間の情報送受信を制御し、またリングバス送
受信部(25)は、リングバス(3)に対する送信フレ
ーム(FS )の送信、並びにリングバス(3)から到着
する受信フレーム(FR )の受信を実行する。
【0011】図7乃至図9において、プロセッサ
(10 )が、他の二組のプロセッサ(11)および(1
2 )に対してそれぞれ送信データ(DS1)および
(DS2)の送信を希望する場合に、最初にプロセッサ
(10 )は、プロセッサ(11 )宛の送信データ
(DS1)を作成し、記憶部(12)内の送信情報格納領
域(121)に格納した後、チャネル制御部(13)を
介して対応するノード装置(20 )に、送信データ(D
S1)の送信を指示する送信コマンド(a1 )を伝達す
る。
【0012】ノード装置(20 )においては、制御部
(21)が、プロセッサ(10 )から伝達された送信コ
マンド(a1 )を、インタフェース部(24)を介して
受信・解析し、送信情報格納領域(121)内に格納さ
れている送信データ(DS1)の送信指示と識別すると、
DMA制御部(22)を起動すると共に、DMA転送の
開始を通知するDMA開始(b)を、インタフェース部
(24)を介してプロセッサ(10 )に伝達する。
【0013】起動されたDMA制御部(22)は、イン
タフェース部(24)およびチャネル制御部(13)を
介してプロセッサ(10 )内の送信情報格納領域(12
1)に格納されている送信データ(DS1)を抽出し、バ
ッファメモリ(23)の送信情報格納領域(231)に
転送・格納し、送信データ(DS1)を送信情報格納領域
(231)に格納し終わると、制御部(21)に送信デ
ータ(DS1)の転送終了を通知する。
【0014】送信データ(DS1)の転送終了通知を受信
した制御部(21)は、送信情報格納領域(231)に
格納されている送信データ(DS1)に、リングバス
(3)を経由して転送するに必要な情報〔例えば発アド
レス(SA)〔=自ノード装置(20 )のアドレス〕お
よび着アドレス(DA)〔=宛先ノード装置(21 )の
アドレス〕等〕、を付加して送信フレーム(FS1)を編
集した後、リングバス送受信部(25)を介してリング
バス(3)に順次送出する。
【0015】送信フレーム(FS1)を送出し終わると、
制御部(21)は送信データ(DS1)の送信終了を通知
する送信終了通知(c1 )を、インタフェース部(2
4)を介してプロセッサ(10 )に伝達する。
【0016】プロセッサ(10 )においては、処理部
(11)が、ノード装置(20 )から順次伝達されたD
MA開始(b1 )および送信終了通知(c1 )を受信す
ると、送信データ(DS1)が送信し終わったと判定す
る。
【0017】続いてプロセッサ(10 )は、プロセッサ
(12 )宛の送信データ(DS2)を作成し、記憶部(1
2)内の送信情報格納領域(121)に格納した後、チ
ャネル制御部(13)を介して対応するノード装置(2
0 )に、送信データ(DS2)の送信を指示する送信コマ
ンド(a2 )を伝達する。
【0018】以後ノード装置(20 )は、送信データ
(DS1)と同様の送信過程で、プロセッサ(10 )にD
MA開始(b2 )を返送した後、送信データ(DS2)を
送信情報格納領域(121)から送信情報格納領域(2
31)にDMA転送し、送信フレーム(FS2)に編集
し、リングバス(3)に送出した後、プロセッサ
(10 )に対して送信終了通知(c2 )を返送する。
【0019】次に、図7、図8および図10において、プ
ロセッサ(11 )および(12 )からプロセッサ
(10 )に対して受信データ(DR1)および(DR2)の
転送を希望し、プロセッサ(11 )および(12 )から
プロセッサ(10 )宛の受信データ(DR1)および(D
R2)をそれぞれ含む受信フレーム(FR1)および
(FR2)が転送されて来ると、ノード装置(20 )にお
いては、制御部(21)がリングバス(3)から到着し
た受信フレーム(FR1)および(FR2)をリングバス送
受信部(25)を介して受信・解析し、プロセッサ(1
0 )宛と識別すると、受信フレーム(FR1)および(F
R2)からそれぞれ受信データ(DR1)および(DR2)を
抽出し、受信情報格納領域(232)に蓄積した後、プ
ロセッサ(10 )に受信データ(DR )の受信を通知す
る。
【0020】受信データ(DR )の受信通知を受信した
プロセッサ(10 )は、チャネル制御部(13)を介し
てノード装置(20 )に、受信データ(DR1)の転送を
指示する受信コマンド(p1 )を伝達する。
【0021】ノード装置(20 )においては、制御部
(21)が、プロセッサ(10 )から伝達された受信コ
マンド(p1 )を、インタフェース部(24)を介して
受信・解析し、受信情報格納領域(233)内に格納さ
れている受信データ(DR1)の受信指示と識別すると、
DMA制御部(22)を起動すると共に、DMA転送の
開始を通知するDMA開始(q1 )を、インタフェース
部(24)を介してプロセッサ(10 )に伝達する。
【0022】起動されたDMA制御部(22)は、バッ
ファメモリ(23)内の受信情報格納領域(232)に
格納されている受信データ(DR1)を抽出し、インタフ
ェース部(24)およびチャネル制御部(13)を介し
て記憶部(12)の受信情報格納領域(122)に転送
・格納し、受信データ(DR1)を受信情報格納領域(1
22)に格納し終わると、制御部(21)に受信データ
(DR1)の転送終了を通知する。
【0023】受信データ(DR1)の転送終了通知を受信
した制御部(21)は、受信データ(DR1)の送信終了
を通知する受信終了通知(r1 )を、インタフェース部
(24)を介してプロセッサ(10 )に伝達する。
【0024】続いてプロセッサ(10 )は、チャネル制
御部(13)を介してノード装置(20 )に、受信デー
タ(DR2)の転送を指示する受信コマンド(p2 )を伝
達する。
【0025】以後ノード装置(20 )は、受信データ
(DR1)と同様の受信過程で、プロセッサ(10 )にD
MA開始(q2 )を返送した後、受信データ(DR2)を
受信情報格納領域(232)から受信情報格納領域(1
22)にDMA転送した後、プロセッサ(10 )に対し
て受信終了通知(r2 )を返送する。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
な如く、従来ある情報処理システムにおいては、プロセ
ッサ(10 )が送信データ(DS1)および(DS2)を送
信する度に、ノード装置(20 )が送信コマンド(a)
の受信処理から送信終了通知(c)の返送処理迄の一連
のオーバヘッド処理を一々実行しており、またプロセッ
サ(10 )が受信データ(DR1)および(DR2)を受信
する度に、ノード装置(20 )が受信コマンド(p)の
受信処理から受信終了通知(r)の返送処理迄のオーバ
ヘッド処理を一々実行していた為、ノード装置(20
の処理能力が前述のオーバヘッド処理により圧迫され、
当該ノード装置(20 )の情報送受信能力が低下する問
題があった。
【0027】特に、多数のプロセッサ(1)にそれぞれ
少量のデータを転送する場合には、前述のオーバヘッド
処理に起因する情報送受信能力の低下が著しい。本発明
は、この種の情報処理システムにおける情報転送処理能
力の低下を極力軽減することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を示
す図である。図1において、100はプロセッサ、20
0はノード装置、300はリングバスであり、本発明の
対象となる情報処理システムを構成する。
【0029】情報処理システムにおいては、複数のプロ
セッサ(100)がそれぞれノード装置(200)を介
してリングバス(300)に接続され、各プロセッサ
(100)が各ノード装置(200)およびリングバス
(300)を経由して相互に情報を転送する。
【0030】101は、本発明によりプロセッサ(10
0)に設けられた複数情報一括送信手段である。102
は、本発明によりプロセッサ(100)に設けられた複
数情報一括受信手段である。
【0031】201は、本発明によりノード装置(20
0)に設けられた複数情報蓄積手段である。
【0032】
【作用】複数情報一括送信手段(101)は、他のプロ
セッサ(100)宛の複数の送信情報を、一括して対応
するノード装置(200)に転送し、該ノード装置(2
00)からリングバス(300)に送出させる。
【0033】複数情報蓄積手段(201)は、リングバ
ス(300)から到着する複数の受信情報を一旦蓄積す
る。複数情報一括受信手段(102)は、ノード装置
(200)に蓄積された複数の受信情報を、一括して受
信する。
【0034】なお複数情報一括送信手段(101)は、
プロセッサ(100)内に随時生成される送信情報を一
時蓄積し、蓄積された総ての送信情報を、周期的に一括
してノード装置(200)に転送することが考慮され
る。
【0035】また複数情報一括受信手段(102)は、
複数情報蓄積手段(201)内に蓄積される総ての受信
情報を、周期的に一括してプロセッサ(1)に転送する
ことが考慮される。
【0036】また複数情報一括送信手段(101)は、
一括して送出する送信情報を、直接記憶アクセス形式で
ノード装置(200)に転送することが考慮される。更
に複数情報一括受信手段(102)は、一括して受信す
る受信情報を、直接記憶アクセス形式でノード装置(2
00)から受信することが考慮される。
【0037】従って、複数の送信情報および複数の受信
情報が、一括してプロセッサとノード装置との間で転送
される為、転送処理に伴うオーバヘッド処理の所要回数
が大幅に減少し、当該情報処理システムの情報転送能力
が大幅に向上する。
【0038】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図2は本発明の一実施例によるプロセッサおよびノ
ード装置を示す図であり、図3は本発明の一実施例によ
る送信フレーム構成を示す図であり、図4は本発明の一
実施例による受信フレーム構成を示す図であり、図5は
図2における情報送信過程の一例を示す図であり、図6
は図2における情報受信過程の一例を示す図である。な
お、全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。また対
象とする情報処理システムは、図7に示す通りとする。
【0039】図7においては、図1におけるプロセッサ
(100)としてプロセッサ(1)が示され、また図1
におけるノード装置(200)としてノード装置(2)
が示され、更に図1におけるリングバス(300)とし
てリングバス(3)が示されている。
【0040】また図2においては、図1における複数情
報一括送信手段(101)および複数情報一括受信手段
(102)として、周期起動部(111)、複数フレー
ム送信制御部(112)および複数フレーム受信制御部
(113)がプロセッサ(1)内の処理部(11a )に
設けられると共に、受信フレーム編集部(211)がノ
ード装置(2a )内の制御部(21a )に設けられてお
り、また図1における複数情報蓄積手段(201)の役
割を、バッファメモリ(23a )内の受信情報格納領域
(234)が果している。
【0041】図2、図3および図5において、各プロセ
ッサ(1)内の処理部(11a )は、他のプロセッサ宛
の送信データ(DS )を作成する度に、着アドレス(D
A)を付加して送信情報格納領域(123)内に順次格
納して置くが、直ちにリングバス(3)への送信処理は
開始しない。
【0042】一方処理部(11a )内の周期起動部(1
11)は、予め定められた周期毎に送信情報格納領域
(123)内に格納されている送信データ(DS )を一
括して送信処理させる為に、複数フレーム送信制御部
(112)を起動する。
【0043】起動前の周期内には、それぞれプロセッサ
(11 )、(12 )および(13 )宛の送信データ(D
S1)、(DS2)および(DS3)が、送信情報格納領域
(123)に格納されているとする。
【0044】起動された複数フレーム送信制御部(11
2)は、最初に送信する送信データ(DS1)を送信情報
格納領域(123)から抽出すると、発アドレス(S
A)〔=自プロセッサ(10 )のアドレス(A0 )〕、
着アドレス(DA)〔=宛先プロセッサ(11 )のアド
レス(A1 )〕、情報長(L)〔=送信データ(DS1
のデータ長(LS1)〕と共に、単複フレーム情報(S
M)、順番情報(CH)および後続フレーム位置情報
(PT)を付加し、図3に示される如き送信フレーム
(FS1)を編集した後、再び送信情報格納領域(12
3)に格納する。
【0045】ここで単複フレーム情報(SM)は、送信
処理される送信フレーム(FS )が単数〔SM=論理
“0”〕であるか複数〔SM=論理“1”〕であるかを
示す情報であり、複数フレームを一括送信する場合に
は、最初の送信フレーム(FS )のみに付加される。
【0046】また順番情報(CH)は、後続の送信フレ
ーム(FS )が存在するか否かを示す情報であり、例え
ば複数の送信フレーム(FS )を一括して送信する場合
に、最終フレーム以外は後続フレーム有り〔例えばCH
=論理“1”〕に設定され、複数フレーム一括送信の場
合の最終フレーム、並びに単独フレームは後続フレーム
無し〔例えばCH=論理“0”〕に設定される。
【0047】更に後続フレーム位置情報(PT)は、複
数フレーム一括送信の場合に、後続フレームの送信情報
格納領域(123)における格納位置を示す情報であ
る。複数フレーム送信制御部(112)は、送信データ
(DS1)には順番情報(CH)〔=論理“1”〕、単複
フレーム情報(SM)〔=論理“1”〕および後続フレ
ーム位置情報(PT)〔=送信フレーム(FS2)の格納
位置〕を付加して送信フレーム(FS1)を編集し、送信
情報格納領域(123)に格納する。
【0048】続いて複数フレーム送信制御部(112)
は、二番目に送信する送信データ(DS2)を送信情報格
納領域(123)から抽出し、発アドレス(SA)〔=
(A 0 )〕、着アドレス(DA)〔=宛先プロセッサ
(12 )のアドレス(A2 )〕、情報長(L)〔=送信
データ(DS2)のデータ長(LS2)〕、順番情報(C
H)〔=論理“1”〕および後続フレーム位置情報(P
T)〔=送信フレーム(F S3)の格納位置〕を付加して
送信フレーム(FS2)を編集し、再び送信情報格納領域
(123)に格納する。
【0049】続いて複数フレーム送信制御部(112)
は、最後に送信する送信データ(D S3)を送信情報格納
領域(123)から抽出し、発アドレス(SA)〔=
(A0)〕、着アドレス(DA)〔=宛先プロセッサ
(13 )のアドレス(A3 )〕、情報長(L)〔=送信
データ(DS3)のデータ長(LS3)〕および順番情報
(CH)〔=論理“0”〕を付加して送信フレーム(F
S3)を編集し、再び送信情報格納領域(123)に格納
する。
【0050】以上で、送信情報格納領域(123)内に
格納されている総ての送信データ(DS1)、(DS2)お
よび(DS3)を、それぞれ送信フレーム(FS1)、(F
S2)および(FS3)に編集し終わると、次に複数フレー
ム送信制御部(112)は、チャネル制御部(13)を
介して対応するノード装置(20 )に、送信フレーム
(FS1)、(FS2)および(FS3)の一括送信を指示す
る送信コマンド(aa)を伝達する。
【0051】ノード装置(20 )においては、制御部
(21a )が、プロセッサ(10 )から伝達された送信
コマンド(aa)を、インタフェース部(24)を介し
て受信・解析し、送信情報格納領域(121)内に格納
されている送信フレーム(FS1)等の一括送信指示と識
別すると、DMA制御部(22)を起動すると共に、D
MA転送の開始を通知するDMA開始(bb)を、イン
タフェース部(24)を介してプロセッサ(10 )に伝
達する。
【0052】起動されたDMA制御部(22)は、イン
タフェース部(24)およびチャネル制御部(13)を
介して記憶部(12a )内の送信情報格納領域(12
3)に格納されている送信フレーム(FS1)を抽出し、
バッファメモリ(23a )の送信情報格納領域(23
3)に転送・格納する。
【0053】送信フレーム(FS1)を送信情報格納領域
(233)に格納し終わると、DMA制御部(22)は
送信フレーム(FS1)の単複フレーム情報(SM)を参
照し、単複フレーム情報(SM)が論理“1”に設定さ
れていることを識別すると、順番情報(CH)を参照
し、順番情報(CH)が論理“1”に設定されているこ
とを識別すると、送信情報格納領域(123)内の後続
フレーム位置情報(PT)により指定される格納領域か
ら送信フレーム(FS2)を抽出し、バッファメモリ(2
a )の送信情報格納領域(233)に転送・格納す
る。
【0054】送信フレーム(FS2)を送信情報格納領域
(233)に格納し終わると、DMA制御部(22)は
送信フレーム(FS2)の順番情報(CH)を参照し、順
番情報(CH)が論理“1”に設定されていることを識
別すると、送信情報格納領域(123)内の後続フレー
ム位置情報(PT)により指定される格納領域から送信
フレーム(FS3)を抽出し、チャネル制御部(13)お
よびインタフェース部(24)を介してバッファメモリ
(23a )の送信情報格納領域(233)に転送・格納
する。
【0055】送信フレーム(FS3)を送信情報格納領域
(233)に格納し終わると、DMA制御部(22)は
送信フレーム(FS3)の順番情報(CH)を参照し、順
番情報(CH)が論理“0”に設定されていることを識
別すると、制御部(21a )に送信フレーム(FS1)、
(FS2)および(FS3)の一括転送終了を通知する。
【0056】送信フレーム(FS1)、(FS2)および
(FS3)の一括転送終了通知を受信した制御部(2
a )は、送信情報格納領域(233)に格納されてい
る送信フレーム(FS1)、(FS2)および(FS3)を順
次抽出し、リングバス送受信部(25)を介してリング
バス(3)に順次送出する。
【0057】送信フレーム(FS1)、(FS2)および
(FS3)を送出し終わると、制御部(21a )は送信コ
マンド(aa)により指示された送信フレーム一括送信
処理の終了を通知する送信終了通知(cc)を、インタ
フェース部(24)を介してプロセッサ(10 )に伝達
する。
【0058】プロセッサ(10 )においては、複数フレ
ーム送信制御部(112)が、ノード装置(20 )から
伝達されたDMA開始(bb)および送信終了通知(c
c)を順次受信すると、送信情報格納領域(123)に
格納されていた総ての送信データ〔=(DS1)、
(DS2)および(DS3)〕を送信し終わったと判定し、
次に周期起動部(111)から起動される迄、待機す
る。
【0059】次に、図2、図4および図6において、ノ
ード装置(20 )内の制御部(21 a )は、他のノード
装置(2)からの受信フレーム(FR )を受信する度
に、バッファメモリ(23a )内の受信情報格納領域
(234)内に順次格納して置くが、直ちにプロセッサ
(1)への受信通知は実行しない。
【0060】なお各受信フレーム(FR )には、受信デ
ータ(DR )に発アドレス(SA)、送信データ
(DS1)および情報長(L)が付加されているものとす
る。一方プロセッサ(10 )の処理部(11a )内に設
けられている周期起動部(111)は、予め定められた
周期毎にノード装置(20 )内の受信情報格納領域(2
34)内に格納されている受信フレーム(FR )を一括
して受信処理させる為に、複数フレーム受信制御部(1
13)を起動する。
【0061】起動前の周期内には、それぞれノード装置
(21 )、(22 )および(23 )からの受信フレーム
(FR1)、(FR2)および(FR3)が、受信情報格納領
域(234)に格納されていたとする。
【0062】起動された複数フレーム受信制御部(11
3)は、チャネル制御部(13)を介して対応するノー
ド装置(20 )に、バッファメモリ(23a )内の受信
情報格納領域(234)に格納されている総ての受信フ
レーム(FR )の一括受信を指示する受信コマンド(p
p)を伝達する。
【0063】ノード装置(20 )においては、制御部
(21a )が、プロセッサ(10 )から伝達された受信
コマンド(pp)を、インタフェース部(24)を介し
て受信・解析し、バッファメモリ(23a )内の受信情
報格納領域(234)に格納されている総ての受信フレ
ーム(FR )の一括受信指示と識別すると、受信フレー
ム編集部(211)を起動する。
【0064】起動された受信フレーム編集部(211)
は、受信情報格納領域(234)に格納されている総て
の受信フレーム(FR1)、(FR2)および(FR3)を順
次抽出し、それそれ一括受信の最終フレームを示す最終
情報(FIN)〔最終フレーム以外の最終情報(FI
N)=論理“0”、最終フレームの最終情報(FIN)
=論理“1”に設定〕を付加した後、連続して再び受信
情報格納領域(234)内に格納した後、制御部(21
a )に総ての受信フレーム(FR1)、(FR2)および
(FR3)の編集終了を通知する。
【0065】起動されたDMA制御部(22)は、バッ
ファメモリ(23a )内の受信情報格納領域(234)
に先頭に格納されている受信フレーム(FR1)を最初に
抽出し、インタフェース部(24)およびチャネル制御
部(13)を介して記憶部(12a )の受信情報格納領
域(124)に転送・格納する。
【0066】DMA制御部(22)は、受信フレーム
(FR1)に付加されている情報長(L)〔=(LR1)〕
により受信フレーム(FR1)の転送終了を識別し、また
受信フレーム(FR1)に付加されている最終情報(FI
N)〔=論理“0”〕により後続フレームの存在を識別
すると、連続して格納されている受信フレーム(FR2
を続いて抽出し、インタフェース部(24)およびチャ
ネル制御部(13)を介して記憶部(12a )の受信情
報格納領域(124)に転送・格納する。
【0067】DMA制御部(22)は、受信フレーム
(FR2)に付加されている情報長(L)〔=(LR2)〕
により受信フレーム(FR2)の転送終了を識別し、また
受信フレーム(FR2)に付加されている最終情報(FI
N)〔=論理“0”〕により後続フレームの存在を識別
すると、連続して格納されている受信フレーム(FR3
を続いて抽出し、インタフェース部(24)およびチャ
ネル制御部(13)を介して記憶部(12a )の受信情
報格納領域(124)に転送・格納する。
【0068】DMA制御部(22)は、受信フレーム
(FR3)に付加されている情報長(L)〔=(LR3)〕
により受信フレーム(FR3)の転送終了を識別すると、
受信フレーム(FR3)に付加されている最終情報(FI
N)〔=論理“1”〕により一括受信の最終フレームと
識別すると、制御部(21a )に総ての受信フレーム
(FR1)、(FR2)および(FR3)の一括転送終了を通
知する。
【0069】受信フレーム(FR1)、(FR2)および
(FR3)の一括転送終了通知を受信した制御部(2
a )は、総ての受信フレーム(FR1)、(FR2)およ
び(FR3)の一括受信終了を通知する受信終了通知(r
r)を、インタフェース部(24)を介してプロセッサ
(10 )に伝達する。
【0070】プロセッサ(10 )においては、複数フレ
ーム受信制御部(113)が、ノード装置(20 )から
伝達されたDMA開始(qq)および受信終了通知(r
r)を順次受信すると、受信情報格納領域(234)内
に格納されていた総ての受信フレーム〔=(FR1)、
(FR2)および(FR3)〕を受信し終わったと判定し、
次に周期起動部(111)から起動される迄、待機す
る。
【0071】以上の説明から明らかな如く、本実施例に
よれば、プロセッサ(10 )がそれぞれ作成した送信デ
ータ(DS1)、(DS2)および(DS3)は、一定周期の
間、送信情報格納領域(123)に格納され、一定周期
が経過すると、複数フレーム送信制御部(112)によ
り送信フレーム(FS1)、(FS2)および(FS3)に編
集された後、一回の送信コマンド(aa)により一括し
てノード装置(20 )に転送され、ノード装置(20
からリングバス(3)に送信される為、ノード装置(2
0 )は送信コマンド(aa)の受信処理から送信終了通
知(cc)の返送処理迄の一連のオーバヘット処理を一
回で済ますこととなり、またノード装置(20 )が受信
した受信フレーム(FR1)、(FR2)および(FR3
は、一定周期の間、受信情報格納領域(234)に格納
され、一定周期が経過すると、受信フレーム編集部(2
11)により編集された後、一回の受信コマンド(p
p)により一括してプロセッサ(10 )に転送される
為、ノード装置(20 )は受信コマンド(pp)の受信
処理から受信終了通知(rr)の返送処理迄の一連のオ
ーバヘット処理を一回で済ますこととなる為、各送信フ
レーム(FS )および受信フレーム(FR )毎にオーバ
ヘッド処理を必要としていた従来あるノード装置
(20 )に比して情報送受信能力の低下が大幅に改善さ
れる。
【0072】なお、図2乃至図6はあく迄本発明の一実
施例に過ぎず、例えば複数情報一括送信手段(10
1)、複数情報一括受信手段(102)および複数情報
蓄積手段(201)の構成は図示されるものに限定され
ることは無く、他に幾多の変形が考慮されるが、何れの
場合にも本発明の効果は変わらない。また本発明の対象
となるプロセッサ(100)およびノード装置(20
0)は、図示されるプロセッサ(1)およびノード装置
(2)に限定されぬことは言う迄も無い。
【0073】
【発明の効果】以上、本発明によれば、前記情報処理シ
ステムにおいて、複数の送信情報および複数の受信情報
が、一括してプロセッサとノード装置との間で転送され
る為、オーバヘッド処理の所要回数が大幅に減少し、当
該情報処理システムの情報転送能力が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を示す図
【図2】 本発明の一実施例によるプロセッサおよびノ
ード装置を示す図
【図3】 本発明の一実施例による送信フレーム構成を
示す図
【図4】 本発明の一実施例による受信フレーム構成を
示す図
【図5】 図2における情報送信過程の一例を示す図
【図6】 図2における情報受信過程の一例を示す図
【図7】 本発明の対象となる情報処理システムの一例
を示す図
【図8】 従来あるプロセッサおよびノード装置の一例
を示す図
【図9】 図8における情報送信過程の一例を示す図
【図10】 図8における情報受信過程の一例を示す図
【符号の説明】
1、100 プロセッサ 2、200 ノード装置 3、300 リングバス 11、11a 処理部 12、12a 記憶部 13 チャネル制御部 21、21a 制御部 22 DMA制御部 23、23a バッファメモリ 24 インタフェース部 25 リングバス送受信部 101 複数情報一括送信手段 102 複数情報一括受信手段 111 周期起動部 112 複数フレーム送信制御部 113 複数フレーム受信制御部 121、123、231、233 送信情報格納領域 122、124、232、234 受信情報格納領域 201 複数情報蓄積手段 211 受信フレーム編集部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプロセッサ(100)を、それぞ
    れノード装置(200)を介してリングバス(300)
    に接続し、前記各プロセッサ(100)が前記各ノード
    装置(200)および前記リングバス(300)を経由
    して相互に情報を転送する情報処理システムにおいて、 前記各プロセッサ(100)に、他のプロセッサ(10
    0)宛の複数の送信情報を、一括して対応する前記ノー
    ド装置(200)に転送し、該ノード装置(200)か
    ら前記リングバス(300)に送出させる複数情報一括
    送信手段(101)を設け、 前記各ノード装置(200)に、前記リングバス(30
    0)から到着する複数の受信情報を一旦蓄積する複数情
    報蓄積手段(201)を設け、 前記各プロセッサ(100)に、前記ノード装置(20
    0)に蓄積された複数の受信情報を、一括して受信する
    複数情報一括受信手段(102)を設けることを特徴と
    するデータ転送方式。
  2. 【請求項2】 前記複数情報一括送信手段(101)
    は、前記プロセッサ(100)内に随時生成される前記
    送信情報を一時蓄積し、蓄積された総ての前記送信情報
    を、周期的に一括してノード装置(200)に転送する
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ転送方式。
  3. 【請求項3】 前記複数情報一括受信手段(102)
    は、前記複数情報蓄積手段(201)内に蓄積される総
    ての前記受信情報を、周期的に一括してプロセッサ
    (1)に転送することを特徴とする請求項1記載のデー
    タ転送方式。
  4. 【請求項4】 前記複数情報一括送信手段(101)
    は、一括して送出する前記送信情報を、直接記憶アクセ
    ス形式で前記ノード装置(200)に転送することを特
    徴とする請求項1記載のデータ転送方式。
  5. 【請求項5】 前記複数情報一括受信手段(102)
    は、一括して受信する前記受信情報を、直接記憶アクセ
    ス形式で前記ノード装置(200)から受信することを
    特徴とする請求項1記載のデータ転送方式。
JP5204373A 1993-08-19 1993-08-19 データ転送方式 Withdrawn JPH0758762A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007528078A (ja) * 2004-03-08 2007-10-04 インテル コーポレイション コヒーレンス・メッセージを合体する方法及びシステム
US7743199B2 (en) 2008-04-23 2010-06-22 International Business Machines Corporation Method and apparatus for obtaining trace information of multiple processors on an SoC using a segmented trace ring bus to enable a flexible trace output configuration

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