JPH0758252A - Icソケット - Google Patents

Icソケット

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JPH0758252A
JPH0758252A JP20656893A JP20656893A JPH0758252A JP H0758252 A JPH0758252 A JP H0758252A JP 20656893 A JP20656893 A JP 20656893A JP 20656893 A JP20656893 A JP 20656893A JP H0758252 A JPH0758252 A JP H0758252A
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JP
Japan
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rotating member
socket
contact
chip substrate
lead
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JP20656893A
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English (en)
Inventor
Yasushi Kajiwara
靖 梶原
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Enplas Corp
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Enplas Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ICチップ基板用ICソケットの高集積化に
伴う必要接触圧の獲得困難、隣接するリード部材の接
触、リード部材の永久変形などの解消を図る。 【構成】 ICチップ基板を装着するソケット本体1
と、弾性変形可能な回転部材挿入部4と装着されたIC
チップ基板を上から押さえる押さえ部3cとこのICチ
ップ基板の電極部に接触するコンタクト部3eと外部回
路との電気的接続が可能な外部端子部3dとを有するリ
ード部材3と、回転部材挿入部内で周囲と接触しつつ回
転する別体の回転部材2を備えているICソケットであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ICチップ基板を電子
回路基板に実装する場合に好適なICソケットに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図10は従来のICチップ基板用ICソ
ケットの一例を示した概略図、図11はICチップ基板
が実装された状態の概略断面図である。リードピン14
を列設させたソケット本体10内に、ICチップ基板1
5を装着し、カバー18をソケット本体10に取り付け
て、ICチップ基板15の電極部(図示省略)とリード
ピン14とを、電気的に接続する構成になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の場合、ICチッ
プ基板15の電極部とリードピン14との接触圧は、主
にリードピン14のばね性に支配される。このような構
成では、高集積化によりICチップ基板15の電極部及
びリードピン14の間隔が狭ばり、リードピン14が細
くなると、いろいろな問題が生じる。特に、次に列挙す
る問題点の解決が望まれている。 1.リードピン14が細くなると、必要接触圧を得るこ
とが困難であること。 2.ICソケットを長時間使用すると、リードピン14
に永久変形が発生すること。 3.隣接するリードピン14の接触防止の隔壁を設ける
のが困難であること。
【0004】本発明は、上述のような事情に鑑みてなさ
れたものであり、高集積条件においても接触圧の著しい
低下がなく、隣接するリードピンの接触を生じないチッ
プ基板用ICソケットの提供を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のICソケット
は、ICチップ基板が装着可能なソケット本体と、弾性
変形可能な回転部材挿入部とこの回転部材挿入部の弾性
変形の影響が及ぶ位置から延設されICチップ基板を押
圧可能な押さえ部とICチップ基板の電極部に電気的接
続可能なコンタクト部と外部回路に電気的接続可能な外
部端子部をそれぞれ有しソケット本体に配設されている
リード部材と、回転部材挿入部内で周囲と接触しつつ回
転することにより回転部材挿入部の周囲に弾性変形を生
じさせる別体の回転部材とを備え、ICチップ基板の電
極部がコンタクト部上に位置するようにこのICチップ
基板をソケット本体に装着し、回転部材を回転部材挿入
部内で回転することによりこの回転部材挿入部の周囲を
弾性変形させて押さえ部を移動せしめ、この押さえ部が
ICチップ基板を上方向から押さえて、電極部をコンタ
クト部に対して圧接させるような構成になっている。
【0006】
【作用】ICチップ基板の電極部がICソケットのリー
ド部材のコンタクト部上に位置するように前記ICチッ
プ基板を前記ソケット本体に装着し、リード部材の回転
部材挿入部内に備えられている別体の回転部材を周囲と
接触しつつ回転すると、リード部材が弾性変形し、押さ
え部が変位してICチップ基板を上から押さえ、ICチ
ップ基板の電極部とコンタクト部とを所定接触圧で接触
させる。
【0007】
【実施例】第1実施例 図1は、本発明によるICソケットの第1実施例であっ
て、(a)はリード部材を除去して示したICソケット
の斜視図、(b)は(a)で示したICソケットに植設
するリード部材の一例における側面図、(c)は(b)
で示したリード部材の正面図である。図中、1は、中央
に正方形の開口1aを有する正方形状のソケット本体、
1bは開口1aを囲むように配列されるリード部材(詳
しくは後述する)植設用のスリット、1cは開口1aの
隅部近傍のソケット本体1に立設されたICチップ基板
(後述する)装着用のガイド、1dはソケット本体1の
四隅にソケット本体1と一体的に形成された軸受部材で
ある。次に述べる回転部材を遊嵌させるため、これらの
軸受部材1dには、直交する二つの貫通孔1d1 がそれ
ぞれ穿設されている。
【0008】2は、相対する二つの軸受部材1d間にそ
れぞれ回動可能に装着されていて、ハンドル部2aを有
するL字形状をなす別体の回転部材である。そして、各
回転部材2は、一端部が一方の軸受部材1dの貫通孔1
1 に遊嵌され、中間部が他方の軸受部材1dの貫通孔
1d1 に挿通され直角に曲がり、ハンドル部2aとなっ
ている。なお、相対する二つの軸受部材1d間の回転部
材2の断面形状はだ円形であり、ハンドル部2aの断面
形状は円形である。この場合、貫通孔1d1 の直径をD
1 ,ハンドル部2a断面の円形部分の直径をD2 ,回転
部材2断面のだ円形部分の長軸をAとしたとき、D1
2 ≧Aという関係があるように構成されている。ハン
ドル部2aの過回転を防止するため、軸受部材1dの側
面にはストッパ1d2 が付設されている。なお、ソケッ
ト本体1系の材質はガラス繊維強化プラスチック、回転
部材2の材質は硬質プラスチックなどの硬質の絶縁性物
質が適している。回転部材2を金属で製作する場合に
は、表面を絶縁被覆する必要がある。
【0009】3は、回転部材2をソケット本体1に装着
するに先立って、ソケット本体1に植設されるべきリー
ド部材としてのリードピンである。本実施例におけるリ
ードピン3は、ソケット本体1に列設されたスリット1
bに圧入される基部3aの上方に、ばね性を保持する弧
状部分3b1 ,3b2 がほぼ対向して形成され、更に、
弧状部分3b1 ,3b2 に連続したばね性を保持する押
さえ基部3b3 と、押さえ基部3b3 に隣接する押さえ
部3cが形成されている。また、押さえ部3cの反対側
には、外側端子部3dが基部3aから斜め下方に突出す
るように形成され、更に、押さえ部3cに対向して、コ
ンタクト部3eが基部3aの端部の上方に突設して形成
されている。
【0010】そして、弧状部分3b1 ,3b2 ,押さえ
基部3b3 及び基部3aによって包囲された空間は、断
面がだ円形で別体の回転部材2が挿通せしめられて、後
述する回転部材2の回転によるエキスパンダ機能が発揮
される回転部材挿入部4となっている。また、リードピ
ン3は、コンタクト部3eの側部3e′が基部3aと直
交しているととも、全体的に、ソケット本体1における
スリット1bと整合するように成形されている。なお、
リードピン3は、導電性の金属薄板を打抜き加工して製
作される。
【0011】図2は、本発明のICソケットの組み立て
方法及び作用についての説明図であり、(a)はコンタ
クト状態、(b)は中間状態、(c)はオープン状態を
それぞれ示している。まず、ソケット本体1の開口1a
を囲むように、ソケット本体1にリードピン3を植設し
てから、ハンドル2aを図1(a)の2点鎖線で示すよ
うに起立させた姿勢を保ちつつ、リードピン3の回転部
材挿入部4に回転部材2を挿通する。このとき、回転部
材挿入部4の二次元形状と回転部材2の断面形状とは、
(c)のオープン状態が示す関係にあるように構成され
ている。
【0012】すなわち、リードピン3の回転部材挿入部
4が形成する貫通孔を、回転部材2が挿通する際の抵抗
は最も小さく、リードピン3の押さえ基部3b3 に対す
る回転部材2の押圧力も最小になっている。そして、押
さえ部3cは、ソケット本体1の開口1aから最も後退
している位置に、また、リードピン3のコンタクト部3
eにおける側部3e′は、開口1aとスリット1bとの
隔壁1b′に当接しており、コンタクト部3eの先端は
隔壁1b′の上面より所定寸法だけ突出している。な
お、5aはチップ基板5の電極部、5bはモールド層で
ある。
【0013】リードピン3の要部が上述の状況にあるオ
ープン状態で、開口1aを覆うようにガイド1c(図1
参照)で位置決めしてICチップ基板5を装着する。す
なわち、オープン状態でICチップ基板5を装着すると
き、リードピン3のコンタクト部3eは、ICチップ基
板5の電極部5aと接触するようにするが、押さえ部3
cは、ICチップ基板5とは接触していない。オープン
状態からハンドル2aを起立状態からストッパ1d2
向へ45°回転すれば、回転部材2は周囲と接触しつつ
45°回転し、回転部材2の断面形状であるだ円の長軸
が直立している(b)の中間状態になる。中間状態で
も、コンタクト部3eと電極部5aとの接触は保持さ
れ、押さえ部3cはICチップ基板5方向にわずかに変
位するが、まだ押さえ部3cはICチップ基板5に当接
してない。中間状態から更にハンドル2aをストッパ1
2 まで45°回転すれば、回転部材2も周囲と接触し
つつ更に45°回転し、だ円の長軸が直立から時計回転
方向に45°傾斜している(a)のコンタクト状態にな
る。
【0014】コンタクト状態では、リードピン3の押さ
え部3cがICチップ基板5方向に大きく変位し、IC
チップ基板5を下方に押圧するに至る。その結果、リー
ドピン3のコンタクト部3eとICチップ基板5の電極
部5aとの接触圧が所定値に達し、リードピン3とIC
チップ基板5との電気的接続がなされる。なお、この接
触の際に、弧状部分3b2 がICチップ基板5の側面に
当接する、あるいは、押さえ部3cがICチップ基板5
の上面と側面の両方に当接する、ようにリードピン3の
形状を部分的に変更すれば、コンタクト部3eによるワ
イピングをより大きくできる。
【0015】既述したとおり、貫通孔1d1 の直径は、
ハンドル2aにおける円形の直径あるいは回転部材2に
おけるだ円形の長軸より十分に大きく、ハンドル2aの
回転中心は移動可能になっている。すなわち、回転部材
2はラジアル変動する。ハンドル2aの回転中心が移動
できないと、回転部材2もラジアル変動できない。この
ような条件で、回転部材2を回転しリードピン3に所望
の弾性変形を与えようとすると、ゆがみも生じてしま
う。これは、回転部材2がラジアル変動することなく回
転しリードピン3を弾性変形させると、逃げがなく楽な
変形ができないためである。これを回避するため、ハン
ドル2aの回転中心を移動可能にして、ハンドル2aが
ソケット本体1に対し固定しないようにした。そして、
各リードピン3の回転部材挿入部4から構成される筒状
空間内に回転部材2を保持すること(この場合、リード
ピン3の有するばね性によって、回転部材2は締め付け
られているような状態になっている)で、リードピン3
に無理な力が作用したときは、回転部材2がラジアル変
動して、リードピン3に生じるゆがみを緩衝する。
【0016】上述した実施例において、リードピン3を
ソケット本体1に密に植設する場合は、スリット1bの
幅を狭く形成し、圧入して植設するリードピン3の厚み
は薄いものを用いることになる。このように高集積化し
たICソケットに対応する高集積化したICチップ基板
を装着した場合は、リードピン3がたわんで斜めに傾
き、隣接するリードピンが互いに接触する虞がある。こ
れを回避するため、図3に示した絶縁リング6,又は図
4に示した絶縁ばさみ7を用いる。絶縁リング6は、中
心部に回転部材2が挿通する孔6aを有するほぼドーナ
ツ状の形状をした絶縁性の薄板である。そして、リード
ピン3と交互に絶縁リング6を設けた状態で回転部材2
を挿通し、隣接するリードピン3を互いに絶縁する。絶
縁ばさみ7は、拡張可能な開口7aを有するC字形状
で、ばね性を伴う絶縁性の薄板である。そして、開口7
aをを広げリードピン3の間で回転部材2に挟装し、隣
接するリードピン3を互いに絶縁する。また、リードピ
ン3のコンタクト部3e及び外側端子部3dを除いた部
分(場合によっては押さえ部3cも)に、絶縁性の物質
をコーティングした短絡防止リードピンを採用してもよ
い。なお、絶縁リング6を用いる場合は、回転部材2に
リードピン3と絶縁リング6とを挿通しておいてから、
リードピン3をソケット本体1に植設する。
【0017】装着するICチップ基板における電極部の
構成が異なると、本発明のICソケットの使用形態は変
化する。上述した実施例の場合、ICチップ基板5の電
極部5aは、基板の片側面のみに設けられていた(図2
参照)。図5に示したICチップ基板5では、電極部5
aが両面に千鳥配置的に設けられている。このような構
造のICチップ基板5の場合は、列設されているリード
ピン3をコンタクト部3eと押さえ部3cで、ICチッ
プ基板5の電極部5aと電気的に接続をすることにな
る。なお、図5はICチップ基板の模式図であり、電極
部5aの突起は誇張して示されている。
【0018】上述した実施例の説明から明らかのよう
に、本発明のICソケットは、本質的にカバーを必要と
しない構造である。したがって、ICソケット本体1に
装着したICチップ基板5が発熱しても、放熱が容易に
なされる。また、ガバーがないので、ICソケットの外
側からICチップ基板に印刷されている文字・記号を確
認できるという利点がある。しかし、防じん、電気的遮
へいなどの観点からカバーが必要な場合は、図6に例示
したようにリードピン3の押さえ部3cとICチップ基
板5との間にカバー8の縁部を挟むようにして、ICチ
ップ基板5にカバー8を被装する。
【0019】第2実施例 図7は、本発明のICソケットにおける第2実施例の要
部断面図である。本実施例におけるリード部材としての
リードピン3では、回転部材挿入部4が、閉じた空間で
はなく開いた空間になるように形成されている。したが
って、リードピン3の全体の形状も第1実施例のリード
ピンと少し異なるが、第1図(b)で用いたのと同一符
号で示されている部分は、同一の作用・機能を有する。
また、本実施例における別体の回転部材2は、断面がだ
円形をした部分を有する棒状ではなくて、断面がC字形
状でばね性を備えた部分を有している。このような構成
の回転部材2を回転するには、第1実施例と同様にハン
ドルを用いてもよいが、回転つまみを用いてもよい。そ
の場合、ソケット本体の構造は、第1実施例のソケット
本体1の構造と異なるが、両者に使用できる兼用型のソ
ケット本体を用いることもできる。
【0020】第3実施例 図8は、本発明のICソケットの第3実施例を示す要部
断面図である。本実施例では、リードピン3の弧状部分
3b1 ,3b2 それぞれの両端部を回転部材挿入部4側
に屈曲させて、屈曲部3gを四つ設けてある。回転部材
2を回転し、リードピン3に所望の弾性変形を与えたと
きに生ずるゆがみによる応力は、リードピン3の形状が
細くなっている部分に集中しやすく、この部分の耐久性
を弱くする。しかし、リードピン3に屈曲部3gを設け
ると、応力の集中を緩和でき、リードピン3の耐久性を
向上させるとともに、リードピン3の押さえ部3cによ
るICチップ基板5への押圧力を強くすることができ
る。
【0021】第4実施例 図9は、本発明のICソケットの第4実施例におけるリ
ード部材の斜視図である。本実施例におけるリード部材
3′は、適当な弾性を有する絶縁性の合成樹脂から成形
したベーズ部材9の表面に、一定の間隔で縞状に導電物
質をめっきすることにより、絶縁部3h′と導電部3
i′とが交互に配置されるように構成したものである。
リード部材3′の長手方向と直交する断面形状は、第1
実施例のリードピン3の側面形状〔図1(b)参照〕と
類似している。そして絶縁部3h′は、前述した絶縁リ
ング6又は絶縁ばさみ7の役割を果たし、導電部3i′
は先の実施例におけるリードピン3の役割を果たすよう
になっている。導電部3i′を構成する方法として
は、、めっきのほか、エッチング、プリント回路の形成
されたフィルムの張り付け等がある。
【0022】第1実施例のリードピン3の部分に対応す
る本実施例のリード部材3′の部分の符号は、第1実施
例の符号にダッシュ(′)を付けてある。例えば、4′
は回転部材挿入部、3a′は基部、3d′は外側端子部
である。本実施例のリード部材3′は、例えば接着や圧
入等によってソケット本体1へ取り付けられる。したが
って、第1実施例のように、多数のスリットをソケット
本体1に設ける必要がなく、ソケット本体1の構造が簡
単になる。また、回転部材2を導電性の金属などで製作
しても、ベース部材9が絶縁物質で成形されているの
で、回転部材2の表面を絶縁処理する必要もない。な
お、ベース部材9の長手方向と直交する断面形状が、第
2実施例で示したリードピン3のような形状(図7参
照)に成形してもよい。
【0023】本発明は、上記四つの実施例に限定される
ものではない。例えば、第4実施例に示されたような弾
性材料で作られたリード部材3′に回転部材挿入部4′
と押さえ部3c′とを設け、回転部材挿入部4′に別体
の回転部材2を挿通させ、回転部材2を回転部材挿入部
4′の周囲と接触させつつ回転することにより、回転部
材挿入部4′の周囲に弾性変形を与え、この弾性変形の
影響で押さえ部3c′によるICチップ基板5の押圧及
び押圧解除ができる構造となるならば、リード部材3′
と別体の回転部材2の形状は限定されない。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明のICソケッ
トは、次に列挙するような効果を有するものである。 1.リード部材の弾性力で接触の力を発生しているた
め、従来技術のICソケットのように、プラスチック製
のカバーやソケット本体で支える必要がない。そのた
め、長時間使用しても、コンタクトの力の著しい低下を
きたすことはない。 2.本質的にカバーを使用しないので、放熱効果が大で
ある。 3.両面に交互に電極部を有するICチップ基板にも適
用できる。 4.リード部材におけるコンタクト部近傍のばね作用に
より、コンタクト部が接触するときのワイピング効果を
大きくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明のICソケットの第1実施例でリ
ード部材を除去して示した斜視図である。 (b)上記(a)に示したICソケットに植設するリー
ド部材の一例の側面図である。 (c)上記(b)に示したリード部材の正面図である。
【図2】(a)上記第1実施例によるICソケットの作
用の説明図である(コンタクト状態)。 (b)上記第1実施例によるICソケットの作用の説明
図である(中間状態)。 (c)上記第1実施例によるICソケットの作用の説明
図である(オープン状態)。
【図3】図1に示したICソケットの高集積化で用いる
絶縁リングの側面図である。
【図4】図1に示したICソケットの高集積化で用いる
絶縁ばさみの側面図である。
【図5】本発明のICソケットに装填するICチップ基
板の一構成例の模式図である。
【図6】本発明のICソケットにカバーを被装した一例
の要部断面図である。
【図7】本発明のICソケットの第2実施例における要
部断面図である。
【図8】本発明のICソケットの第3実施例における要
部断面図である。
【図9】本発明のICソケットの第4実施例におけるリ
ード部材の斜視図である。
【図10】従来のチップ基板用ICソケットの一例を示
した概略図である。
【図11】図10のICソケットにICチップ基板を装
填した状態の概略断面図である。
【符号の説明】
1 ソケット本体 2 回転部材 2a ハンドル部 3 リード部材としてのリードピン 3′ リード部材 3c リード部材としてのリードピンの押さえ部 3c′ リード部材の押さえ部 3e リード部材としてのリードピンのコンタクト部 3e′ リード部材のコンタクト部 4 回転部材挿入部 5 ICチップ基板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICチップ基板が装着可能なソケット本
    体と、弾性変形可能な回転部材挿入部と前記回転部材挿
    入部の弾性変形の影響が及ぶ位置から延設され前記IC
    チップ基板を押圧可能な押さえ部と前記ICチップ基板
    の電極部に電気的接続可能なコンタクト部と外部回路に
    電気的接続可能な外部端子部をそれぞれ有し前記ソケッ
    ト本体に配設されているリード部材と、前記回転部材挿
    入部内で周囲と接触しつつ回転することにより前記回転
    部材挿入部の周囲に弾性変形を生じさせる別体の回転部
    材とを備え、前記ICチップ基板の電極部が前記コンタ
    クト部上に位置するように前記ICチップ基板を前記ソ
    ケット本体に装着し、前記回転部材を前記回転部材挿入
    部内で回転することにより前記回転部材挿入部の周囲を
    弾性変形させて前記押さえ部を移動せしめ、前記押さえ
    部が前記ICチップ基板を上方向から押さえて、前記電
    極部を前記コンタクト部に対して圧接させるように構成
    したICソケット。
JP20656893A 1993-08-20 1993-08-20 Icソケット Pending JPH0758252A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011034865A (ja) * 2009-08-04 2011-02-17 Fujitsu Ltd コネクタ、半導体モジュール、半導体装置の実装方法及び半導体モジュールの製造方法
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