JPH0758036B2 - シールド掘進機におけるテールシール - Google Patents

シールド掘進機におけるテールシール

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JPH0758036B2
JPH0758036B2 JP1221055A JP22105589A JPH0758036B2 JP H0758036 B2 JPH0758036 B2 JP H0758036B2 JP 1221055 A JP1221055 A JP 1221055A JP 22105589 A JP22105589 A JP 22105589A JP H0758036 B2 JPH0758036 B2 JP H0758036B2
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
    • E21DSHAFTS; TUNNELS; GALLERIES; LARGE UNDERGROUND CHAMBERS
    • E21D9/00Tunnels or galleries, with or without linings; Methods or apparatus for making thereof; Layout of tunnels or galleries
    • E21D9/06Making by using a driving shield, i.e. advanced by pushing means bearing against the already placed lining
    • E21D9/0635Tail sealing means, e.g. used as end shuttering

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はシールド掘進機の後端周面に環状に取付けられ
る、ブラシ材から成るテールシールに関する。
従来技術 シールド掘進機によるトンネル覆工、所謂PCL工法に用
いられるテールシールは、覆工コンクリートの裏側に注
入される止水材の切羽側への流入を阻止する目的を有
し、同時に切羽後部(掘進機周面)に形成される余掘り
隙間からの止水材側への泥水の回り込みを防止する目的
を持っており、一般にシール材としては、ブラシ材を用
い、これをシールド掘進機の後端(スキンプレート)周
面に環状に取付けてブラシ材先端を地山に接触させ、テ
ールシール内側(ブラシ材内側)にて止水材を、同外側
にて余掘り隙間側からの泥水や礫を夫々阻止するように
配している。
発明が解決しようとする問題点 然るに上記ブラシ材にはグリスを内填し遮水性を付与し
ているが、ブラシ材自身が遮水性に欠けるフィラメント
の集合材であることから、上記余掘り隙間側からの数Kg
/cm2の地下水圧下では上記止水材側への透水を避けられ
ない。そこで一案として上記余掘り隙間側と対面するブ
ラシ材外側面に止水シートを添設し、シート先端をブラ
シ材の先端において地山に接触させる方法も考えられ
る。
然しながら、柔軟な止水シートでは地山の凹凸に馴染ん
で接触させることが困難であり、加えて掘進に伴ない余
掘り隙間に存在する礫がブラシ材先端と地山の接触面に
介在し止水シートをブラシ材内へ押し込む等、地山との
密接性を保ち難い状態となり、止水シートによる止水目
的を充分に発揮し得ない問題を派生する。
本発明は上記問題を解決せんとするものである。
問題点を解決するための手段 本発明は上記手段としてテールシールを形成するブラシ
材の外側面に適宜材質から成る止水シートを添設すると
共に、該止水シートの内面又は外面をブラシ材の外側保
護板先端側を切割して形成したブラシ材延在方向に延び
るバネ材でバックアップしつつ、止水シート先端を地山
に接触させる構成としたものである。
作用 上記の如く止水シートはブラシ材延在方向に延びるブラ
シ材の外側保護板先端側を切割して形成した複数のバネ
材でバックアップされながら、止水シート先端を地山に
接触させる。バネ材は地山の凹凸や小石が存在する部分
において撓みつつ、これを後方へと逃がし復元する。バ
ネ材が止水シート内面側に存在する場合には上記バネ材
の復元により止水シートをも押上げ地山に良好に接触さ
せ止水効果を維持する。又バネ材が止水シート外面側に
存在する場合でも、バネ材全長が小石や凹凸が存在する
部分で撓み、このバネ材を介し止水シートをブラシ材と
共に押し下げるので、小石等が止水シート先端の極部を
直接押圧してブラシ材先端の極部に割り込ませる事態を
有効に防止し、バネ材の復元と共に復元して地山との接
触状態を再生する。又バネ材は止水シートを良好に保護
し、バネ材を通す水分を止水シートで遮断する。
実施例 以下本発明を第1図乃至第6図に基いて説明する。第1
図はテールシールの機能を説明するための使用状態を概
示し、第2図以降はシールド掘進機に取付けて上記使用
状態に置かれるテールシールを摘示している。
第1図に示すように、多数の単位テールシール1をシー
ルド掘進機の後端、即ち掘進機のスキンプレート2後端
外周面又は内周面に沿い並設し、ブラシ材3の先端をス
キンプレート2周囲の地山4に接触するように配向す
る。
型枠9にてバックアップされた覆工コンクリート7の裏
側にはスキンプレート2の内周面に配置されたプレスリ
ング5を介して止水材5が注入され、シールド掘進機の
切羽後部には余掘り隙間8が生成されており、上記テー
ルシール1のブラシ材3はその内側面にて上記止水材5
の切羽側への流入を阻止し、同外側面にて上記余掘り隙
間8内に存在する泥水の止水材5側への流入を阻止す
る。
上記テールシール1を単位化する手段として、例えば第
2図に示すように毛足の長い金属線等から成るブラシ材
3の基端側をブラシホルダー10にて保持し、該ブラシ材
3の内側面に金属製の内側保護板11を、同外側面に同外
側保護板12を添え、その基端側を上記ブラシ材3と一緒
に上記ブラシホルダー10にて挟着保持する。テールシー
ル1は上記ブラシホルダー10にて掘進機後端、即ちスキ
ンプレート2の後端周面にボルト或は溶接等を介して取
付ける。
第2図はブラシ材3をブラシホルダー10にて予め挟着保
持する例の他、ブラシ材基端側の片面側にブラシホルダ
ーを当ててスキンプレート2周面に押し付け、ボルト等
にて同プレート2に締付け固定する組立構造を含む。
而して、上記テールシール1を形成するブラシ材3の外
側面に任意材質から成る止水シート13を添え、その基端
側を上記ブラシホルダー10にてブラシ材3及び内外側保
護板11,12と一緒に保持し、同シート先端部13aをブラシ
材3の先端以遠に突出するように添設すると共に、該止
水シート13の内側面又は外側面をブラシ材延在方向に延
びる複数のバネ材にてバックアップする。
上記バックアップバネ材の一適例として、第3図に示す
ように上記外側保護板12を先端側においてブラシ延在方
向に切割して複数の短冊板状バネ材14を並成し、これを
第2図に示すようにブラシホルダー10に保持させて保護
板と兼用させるようにする。
第5図Aは上記外側保護板12兼バックアップバネ材14を
止水シート13の内面側に介在させた例を、同図Bはこれ
を止水シート13の外面側に添設し夫々バックアップした
例を示している。短冊状バネ材はブラシ材延在方向に延
び同延在方向と直交する方向に分離し、個々に独立した
撓み性を有している。
更に第6図は上記止水シート13をバネ材14にてバックア
ップする例として、バネ材14を内包するように止水シー
ト13で被包した例を示している。この場合止水シート13
はバネ材14の個々に対し互いに自由に重合するか、又は
バネ材個々或は一部に止着されていても良い。第2図乃
至第5図に示す実施例においても同様である。
而して、上記保護板を兼ねる短冊板状バネ材14は第4図
Aに示すように常態においては同一平面に並列し、止水
シート13をバックアップしているが、同図Bに示すよう
に止水シート13の地山接触面に地山4の凹凸が当接する
か、又は余掘り隙間8の小石16が介在した時、バネ材14
は同凹凸又は小石16が存在する部分において撓みを生じ
つつ、これを後方へと逃がし然る後復元する。
上記バネ材14が止水シート内面側に存在する場合には上
記バネ材の復元により止水シート13をも押上げ地山4に
接触させ止水効果を維持する。
又バネ材14が止水シート外面側に存在する場合にはバネ
材全長が小石16や凹凸が存在する部分で撓み、このバネ
材14を介し止水シート13をブラシ材3と共に押し下げ、
バネ材14の復元と共に復元して地山との接触状態を再生
する。又バネ材は止水シート13を良好に保護し、バネ材
14を通す水分を止水シート13で遮断する。
本発明は上記止水シート13を内側保護板11の内面側又は
外面側にも添設することを妨げない。
発明の効果 本発明は以上説明したように、シールド掘進機によるト
ンネル覆工、殊にPCL工法において、止水シートによる
余掘り隙間内の泥水の止水材側への流入を防止しつつ、
地山の凹凸又は小石が止水シートの地山接触面に介在し
た場合には外側保護板の先端側を切割して形成した短冊
板状のバックアップバネ材がその凹凸又は小石が存在す
る部分で直接又は間接に撓みを生じ、これを後方へと良
好に逃がしつつ復元して止水シートを原状に復し地山と
の接触状態を再生して上記泥水遮断効果を有効に維持す
る。即ち、止水シートが地山の凹凸又は小石によって先
端の極部でブラシ材先端へ押し込まれる等、地山との密
接性を阻害する状態の発生を有効に防止し、止水シート
の作用を如何なく発揮させることができ、ひいてはブラ
シ材形テールシールの実施を促進する。
又この発明ではブラシ材に添えられている既設の外側保
護板の先端側を短冊板状に切割して上記止水シートのバ
ックアップバネ材を形成しているので、外側保護板をブ
ラシ材の保護板として機能させながら、止水シートを地
山の凹凸に追随して撓ませ地山に密着させる効果が良好
に得られると共に、止水シートを均一にバックアップす
る手段としても有効に作用させることができる。又ブラ
シ材の外側保護板を兼ねる板材に切割を施す簡素な手段
にて所期の目的を有効に達成できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図はテールシールを
シールド掘進機に取付けた使用例を示す断面図、第2図
は同テールシールを摘示する断面図、第3図はバックア
ップバネ材の一例を示す平面図、第4図Aはテールシー
ル断面図、同図Bは小石が介在した場合の状態を示す同
断面図、第5図A,Bはバックアップバネ材を止水シート
の外面又は内面に添設する各実施例を夫々概示する断面
図、第6図は止水シートでバネ材を被包する実施例を示
す断面図である。 1…テールシール、2…スキンプレート、3…ブラシ
材、4…地山、5…止水材、8…余掘り隙間、10…ブラ
シホルダー、11…内側保護板、12,15…外側保護板、13
…止水シート、14…バネ材、16…小石。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブラシ材の基端側をブラシホルダーにて保
    持し、該ブラシ材の内側面に内側保護板を添えると共
    に、同外側面に外側保護板を添え、上記内側保護板と外
    側保護板の基端側を上記ブラシホルダーにて保持して成
    るシールド掘進機の後端周面に取付けられるテールシー
    ルであって、上記ブラシ材の外側面側に止水シートを添
    えると共に、上記外側保護板を先端側においてブラシ材
    延在方向に切割して複数の短冊板状バネ材を並成し、該
    短冊板状バネ材で上記止水シートをバックアップしたこ
    とを特徴とするシールド掘進機におけるテールシール。
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