JPH0757966A - コンデンサの製造方法 - Google Patents

コンデンサの製造方法

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Publication number
JPH0757966A
JPH0757966A JP19739493A JP19739493A JPH0757966A JP H0757966 A JPH0757966 A JP H0757966A JP 19739493 A JP19739493 A JP 19739493A JP 19739493 A JP19739493 A JP 19739493A JP H0757966 A JPH0757966 A JP H0757966A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mother substrate
electrodes
cutting line
capacitor
electrode
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP19739493A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Kotani
謙一 小谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH0757966A publication Critical patent/JPH0757966A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マザー基板を切断することによって、個々の
コンデンサを得るにあたり、切断線の位置を変えること
により、取得静電容量を微調整することができるように
する。 【構成】 マザー基板11の両面であって、切断線1
2,13によって囲まれた領域に、それぞれ、主電極1
4,15とこれらに対しマザー基板11を介して対向す
る主電極を形成する。マザー基板11の一方の面に形成
された主電極14,15から延びるように、これら主電
極14,15より幅の狭い補助電極16,17を形成
し、これら補助電極16,17が他方の面に形成された
主電極と対向するようにする。マザー基板11を切断す
るにあたって、切断線13の位置を、得ようとする静電
容量に応じて、補助電極16,17を横切るいずれかの
位置または横切らない位置に選ぶ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンデンサの製造方
法に関するもので、特に、静電容量を形成する電極が形
成されたマザー基板を切断することによって複数のコン
デンサを得る工程を備える、コンデンサの製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図4には、この発明にとって興味ある従
来のコンデンサの製造方法が示されている。ここに示し
た製造方法は、誘電体板の一方の面に2つの電極が形成
され、他方の面に、これら2つの電極に共通に対向する
電極が形成された、3端子のコンデンサを得ようとする
ものである。このような3端子のコンデンサは、たとえ
ば、容量内蔵型発振子に組込まれる。
【0003】このようなコンデンサを得るため、まず、
セラミックのような誘電体からなるマザー基板1が用意
される。このマザー基板1は、一点鎖線で示す切断線2
および3に沿って後で切断されることが予定されてい
る。
【0004】このようなマザー基板1の両面であって、
切断線2および3によって囲まれた領域には、それぞ
れ、マザー基板1を介して対向する電極4および5なら
びに6が形成される。より詳細には、マザー基板1の一
方の面には、図4(a)に示すように、電極4および5
が形成され、マザー基板1の他方の面には、図4(b)
に示すように、電極6が形成される。なお、電極6は、
マザー基板1の他方の面の全面にわたって形成される。
【0005】その後、マザー基板1が、切断線2および
3によって切断される。これによって、電極4および5
とこれらに共通的に対向する電極6を備える3端子のコ
ンデンサが得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したコンデンサに
おいて、電極4および5の面積が、当該コンデンサの取
得容量に影響を及ぼす。したがって、電極4および5の
面積が所定値からずれた場合、取得容量も所定値からず
れるため、このような取得容量の補正手段が望まれる。
【0007】取得容量の補正のため、図5に示すよう
に、電極4および5を横切るように、切断線3を位置さ
せることも考えられるが、この場合には、切断線3の位
置がわずかにずれても、取得容量が大幅に変化し、高い
精度をもって取得容量を補正することは、実際には、極
めて困難である。
【0008】それゆえに、この発明の目的は、取得容量
の微調整が可能なコンデンサの製造方法を提供しようと
することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るコンデン
サの製造方法は、上述した技術的課題を解決するため、
誘電体からなり、後で切断されることが予定された、マ
ザー基板を用意する工程と、マザー基板の両面であっ
て、前記切断が用意された切断線によって囲まれた領域
に、それぞれ、マザー基板を介して対向する主電極を形
成するとともに、マザー基板の一方の面には、当該面に
形成された主電極から延びかつ主電極より幅の狭い補助
電極を他方の面に形成された主電極と対向するように形
成する工程と、前記切断線の位置を、得ようとする静電
容量に応じて、前記補助電極を横切るいずれかの位置ま
たは横切らない位置に選ぶ工程と、マザー基板を切断線
に沿って切断する工程とを備えることを特徴としてい
る。
【0010】
【作用】この発明において、マザー基板を切断すると
き、その切断線の位置を、補助電極を横切るいずれかの
位置または横切らない位置に選ぶことにより、取得容量
の変化は、主電極より幅の狭い補助電極が与える面積の
変化によってもたらされる。
【0011】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、マザー
基板を切断する位置を選ぶことによって、取得容量の微
調整を行なうことができる。それゆえに、取得容量に関
して高い精度を有するコンデンサを能率的に製造するこ
とができる。
【0012】
【実施例】図1は、この発明の一実施例を示している。
図1は、前述した図4(a)に対応する図であって、マ
ザー基板11の一方の面を示している。
【0013】マザー基板11は、たとえばセラミックの
ような誘電体からなり、切断線12および13に沿って
後で切断されることが予定されている。
【0014】マザー基板11の図1に示した一方の面で
あって、切断線12および13によって囲まれた領域に
は、それぞれ、2つの主電極14および15が形成され
る。図示しないが、マザー基板11の他方の面には、図
4(b)で示した電極6と同様、マザー基板11を介し
て主電極14および15と共通に対向する主電極が形成
されている。
【0015】また、マザー基板11の一方の面には、こ
の面に形成された主電極14および15から延びかつ主
電極より幅の狭い補助電極16および17が、他方の面
に形成された主電極と対向するように形成される。
【0016】このようなマザー基板11を切断して、複
数のコンデンサを得るにあたって、一方の切断線13
は、得ようとする静電容量に応じて、その位置が変えら
れる。すなわち、切断線13の位置は、図2に示すよう
に、補助電極16および17を横切る位置にされたり、
図1に示すように、補助電極16および17を横切らな
い位置にされたりする。さらに、図2に示すように、切
断線13の位置が補助電極16および17を横切るよう
にされながらも、得ようとする静電容量に応じて、その
範囲内で位置を変えることもできる。
【0017】図3は、この発明の他の実施例を示してい
る。ここに示したマザー基板21は、前述した図4
(b)で示された面を表側に向けて図示されている。
【0018】マザー基板21の一方の面であって、切断
線22および23によって囲まれた領域には、それぞ
れ、主電極24が形成される。この主電極24は、図4
(b)に示した電極6と同様の機能を果たすもので、こ
の実施例では、切断線22を横切って連続的に延びてい
る。
【0019】マザー基板21の他方の面であって、切断
線22および23によって囲まれた領域には、それぞ
れ、マザー基板21を介して主電極24と対向する2つ
の主電極25および26(破線で示す)が形成されてい
る。これら主電極25および26は、図4(a)に示し
た電極4および5と同様の機能を果たすものである。
【0020】さらに、マザー基板21の一方の面には、
この面に形成された主電極24から延びかつ主電極24
より幅の狭い補助電極27および28が、他方の面に形
成された主電極25および26とそれぞれ対向するよう
に形成される。なお、この実施例では、補助電極27お
よび28は、切断線23を横切って、隣合う主電極24
間を連結するように形成されている。
【0021】この実施例では、切断線23の位置を、変
えることにより、補助電極27および28の面積が変え
られ、それによって、補助電極27および28と主電極
25および26との対向面積が変えられる。その結果、
切断線22および23に沿う切断によって得られるコン
デンサの取得容量を調整することができる。
【0022】上述した各実施例では、3端子のコンデン
サを示したが、この発明は、2端子のコンデンサ、すな
わち、誘電体板の両面にそれぞれ1つずつ電極が形成さ
れたコンデンサにも等しく適用すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を実施するにあたり用意さ
れるマザー基板11を示す平面図である。
【図2】図1に示したマザー基板11において切断線1
3の位置を変えた状態を示す平面図である。
【図3】この発明の他の実施例を実施するにあたり用意
されるマザー基板21を示す平面図である。
【図4】この発明にとって興味ある従来のコンデンサの
製造方法において用意されるマザー基板1を示す平面図
であり、(a)はその一方の面を示し、(b)はその他
方の面を示す。
【図5】図4に示したマザー基板1において切断線3の
位置を変えた状態を示す平面図である。
【符号の説明】
11,21 マザー基板 12,13,22,23 切断線 14,15,24,25,26 主電極 16,17,27,28 補助電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01G 4/12 424

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体からなり、後で切断されることが
    予定された、マザー基板を用意し、 前記マザー基板の両面であって、前記切断が予定された
    切断線によって囲まれた領域に、それぞれ、前記マザー
    基板を介して対向する主電極を形成するとともに、前記
    マザー基板の一方の面には、当該面に形成された主電極
    から延びかつ主電極より幅の狭い補助電極を他方の面に
    形成された主電極と対向するように形成し、 前記切断線の位置を、得ようとする静電容量に応じて、
    前記補助電極を横切るいずれかの位置または横切らない
    位置に選び、 前記マザー基板を前記切断線に沿って切断する、 各工程を備える、コンデンサの製造方法。
JP19739493A 1993-08-09 1993-08-09 コンデンサの製造方法 Withdrawn JPH0757966A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140238578A1 (en) * 2013-02-26 2014-08-28 Murata Manufacturing Co., Ltd. Method for manufacturing monolithic ceramic electronic component
JP2015106612A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 株式会社村田製作所 コンデンサ素子、共振器装置、および、コンデンサ素子の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140238578A1 (en) * 2013-02-26 2014-08-28 Murata Manufacturing Co., Ltd. Method for manufacturing monolithic ceramic electronic component
JP2015106612A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 株式会社村田製作所 コンデンサ素子、共振器装置、および、コンデンサ素子の製造方法

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