JPH0757587A - 電源自動遮断型プッシュスイッチ - Google Patents

電源自動遮断型プッシュスイッチ

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Publication number
JPH0757587A
JPH0757587A JP6146750A JP14675094A JPH0757587A JP H0757587 A JPH0757587 A JP H0757587A JP 6146750 A JP6146750 A JP 6146750A JP 14675094 A JP14675094 A JP 14675094A JP H0757587 A JPH0757587 A JP H0757587A
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JP
Japan
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movable slider
contact
movable
cam
push switch
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6146750A
Other languages
English (en)
Inventor
Young Han Bae
ヨン ハン ベ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KINSEI ALPS DENSHI KK
LG Innotek Co Ltd
Original Assignee
KINSEI ALPS DENSHI KK
LG Electro Components Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KINSEI ALPS DENSHI KK, LG Electro Components Ltd filed Critical KINSEI ALPS DENSHI KK
Publication of JPH0757587A publication Critical patent/JPH0757587A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/02Details
    • H01H13/12Movable parts; Contacts mounted thereon
    • H01H13/14Operating parts, e.g. push-button
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/02Details
    • H01H13/26Snap-action arrangements depending upon deformation of elastic members
    • H01H13/28Snap-action arrangements depending upon deformation of elastic members using compression or extension of coil springs
    • H01H13/32Snap-action arrangements depending upon deformation of elastic members using compression or extension of coil springs one end of spring being fixedly connected to the stationary or movable part of the switch and the other end reacting with a movable or stationary rigid member respectively through pins, cams, toothed, or other shaped surfaces

Landscapes

  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単でありながら小型で、動作信頼性
の高い電源自動遮断型プッシュスイッチを提供する。 【構成】 ケース500 内に設置されかつノブ100 と結合
された可動スライダー400 と、この可動スライダー400
の前後移動により開閉される接点部と、可動スライダー
400 に付設されて可動スライダー400 をロック及びロッ
ク解除させるロック/ロック解除部とで構成される。接
点部は、固定接点端子120 と、中央接点端子130 と、中
央接点端子130 にピボット的に支持された可動接点板90
0 と、可動接点板900 と共に組み立てられ、可動スライ
ダー400 の前後移動により作動されて可動接点板900 を
固定接点端子120 に選択的に接触または分離させる作動
スプリング板110 及び作動アーム111 とで構成されてい
る。ロック/ロック解除部は、可動スライダー400 の自
動ロック解除のためのソレノイド160 を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電源自動遮断型プッシ
ュスイッチ(push switch)に関し、より詳しくは構成部
品の単純化及び小型化が可能であり、その動作信頼度を
向上させることのできる電源自動遮断型プッシュスイッ
チに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に電源自動遮断型プッシュスイッ
チは、手動でロック(lock)及びロック解除ができ、ま
たロックされた状態で外部の電気的信号により自動でロ
ック解除することのできるスイッチである。このプッシ
ュスイッチは、洗濯機、食器乾燥機、衣類乾燥機及び厨
房用電気製品等のような家電製品と各種の産業機器等の
電源開閉用とて用いられる。
【0003】従来の電源自動遮断型プッシュスイッチの
構造が図1乃至図6に示されている。図1〜図6を参照
すると、従来の電源自動遮断型プッシュスイッチは大体
的に次の如き四つの構成要素部を備える。
【0004】第一に、内部に構成部品等を固定及び支持
するためのハウジング(housing )部、このハウジング
部はノブ(1) 、カバー(2) 及びケース(3) を含む。
【0005】第二に、可動スライダー(4) を含み、ケー
ス(3) 内でプッシュロック(push lock)及びロック解除
の動作をする可動部。
【0006】第三に、可動スライダー(4) の動作により
開閉されるスイッチ接点等を含む接点部。
【0007】第四に、可動スライダー(4) がロックされ
たとき、外部電気信号によりロックを自動で解除するた
めのソレノイド動作部。
【0008】前記カバー(2) は、ケース(3) 上に固定さ
れ、ケース(3) と共に可動スライダー(4) を支持する機
能を果たす。前記ケース(3) 内には、ソレノイド動作部
の設置溝(3a)(3b)、可動スライダーの挿入溝(3c)及び支
持孔(3d)が形成されている。
【0009】前記可動部は、溝(4a)、スプリング挿入溝
(4b)、ノブ結合部(4c)及び下部挿入溝(4d)が形成された
可動スライダー(4) と、支持ピン(5a)、ガイド溝(5b)及
び可動カム板(5c)が形成され、可動スライダー(4) に挿
入されてカムの役割をする可動カム(5) と、この可動カ
ム(5) のストッパーの役割をするカムピン(6) と、そし
てケース(3) の一定部位に固定され、カムピン(6) が可
動カム(5) の表面に確実に接触されるように押してやる
押し板スプリング(13)とを備える。
【0010】前記の接点部は、この接点部の開閉動作を
させる押しピン(15)と、可動スライダー(4) の下面に形
成された下部挿入溝(4d)に挿入されて押しピン(15)を押
し付ける押しピンスプリング(16)と、ケース(3) の下面
に固定される固定接点端子(9) と、中央支持端子(8)
と、この中央支持端子(8) の突起部(8a)と結合する挿入
溝(7b)を備えており、これによって中央支持端子(8) に
よりピボット的に支持されながら固定接点端子(9) と中
央支持端子(8) との間の接点開閉動作を行う可動接点板
(7) とを備える。前記の可動スライダー(4) のプッシュ
ロック動作により押しピン(15)の丸い下段部が可動接点
板(7) の前後面を押してやることにより可動接点板(7)
の接点部(7a)と固定接点端子(9) の固定接点部(9a)が互
いに接触または分離されて接点オン/オフ(on/off )
動作がなされる。
【0011】ソレノイド動作部はケース(3) 内のソレノ
イド設置溝(3b)に設けられ、電源入力端子(11c) と可動
鉄芯(11b) を備えるソレノイド(11)と、一端部(10a) が
逆L字状に折り曲げられて可動カム板(5c)を支持し、ケ
ース(3) のガイド溝(3a)に挿入されるカム支持板(10)
と、カム支持板(10)と鉄芯(11b) の間に挿入されてカム
支持板(10)を押し付けるスプリング(11a) とを備える。
【0012】前記のような従来のプッシュスイッチの動
作は次の通りである。
【0013】図2及び図3(イ)を参照すると、ユーザ
ーがノブ(1) を押すと、このノブ(1) と締結された可動
スライダー(4) が共に押され、これによって可動スライ
ダー(4) の溝(4a)に支持ピン(5a)が嵌合されている可動
カム(5) も一緒に押される。
【0014】このとき、この可動カム(5) のガイド溝(5
b)に一端部が挿入され、他端部がケース(3) の支持孔(3
d)に挿入されたカムピン(6) は、ガイド溝(5b)の底面に
常に接触するように押し板スプリング(13)の羽根(13a)
により常に下方に押えられているので、可動カム(5) が
押されることによりカムピン(6) が連動するようにな
る。
【0015】図4乃至図6を参照すると、前記可動カム
(5) のガイド溝(5b)の底面が各作動区間によりショルダ
(shoulder)と傾斜面で成っている。従って、可動カム
(5)が押されると、カムピン(6) の端部はガイド溝(5b)
に沿って押し上げられ、図6のA→B→C→D面に移動
する。この状態で押す力が除かれると、可動スライダー
(4) はスプリング挿入溝(4b)に挿入された作動スプリン
グ(12)の復元弾力により再び前方に飛び出そうとし、可
動カム(5) も前方に飛び出そうとする。このとき、ガイ
ド溝(5b)のD面の隅にあったカムピン(6) が再び後の方
へ押されようとするが、C面とD面の間のショルダ(sho
ulder )によりC面に移動されず、壁面を伝ってE面に
落ちるようになる。E面の側壁面が凹状に形成されてい
るため、カムピン(6) はそれ以上動かずにE面上でロッ
クされた状態で保持される。この状態でロック解除する
ためノブ(1) を再び押すと、可動カム(5) が再び前方に
押されるが、これによりカムピン(6) は、ガイド溝(5b)
のショルダによりD面に戻れずに壁面を伝ってF面に落
ち込み、このF面の隅の方に押されるようになる。この
とき、ノブ(1) を押し付ける力が除かれると、カムピン
(6) は段部の突起によりE面に戻れずに傾斜面のG面を
伝って動いてA面に落ち込むことによりロックが解除さ
れる。
【0016】一方、図3(イ)でのように可動カム(5)
がカム支持板(10)により支えられるロック状態で、外部
よりソレノイド(11)に電源が印加されると、ソレノイド
(11)に吸引力が生じてカム支持板(10)が鉄芯(11b) の方
に引っ張られ、これにより可動カム板(5c)がカム支持板
(10)の一端部(10a) を抜け出す。このとき、可動カム
(5) が図3(ロ)でのように支持ピン(5a)を中心に捻ら
れるようになることによりカムピン(6) がロック状態か
ら脱するようになるので全体的にロックが解除される。
【0017】図2を参照すると、前述のように可動スラ
イダー(4) をロック及びロック解除状態にするとき、こ
の可動スライダー(4) に結合された押しピン(15)が可動
スライダー(4) の前後移動により可動接点板(7) の上で
滑りながら動くようになる。
【0018】即ち、可動スライダー(4) がロックされた
ときは、押しピン(15)が中央支持端子(8) の中心よりも
内側に滑りながら押しピンスプリング(16)による圧力に
より可動接点(7a)と固定接点(9a)が“オン”状態にな
る。また、可動スライダー(4)がロック解除された時
は、押しピン(15)が中央支持端子(8) の外側にある可動
接点板(7) 部分を押すた接点(7a)(9a)が互いに分離され
て“オフ”になる。
【0019】前記のような従来のプッシュスイッチは、
その構造が複雑であり、また要求される部品が多いため
全体の組立性が望ましくなく、これにより製造コストが
上昇する欠点がある。
【0020】また、各構成部品の精度が完全に合わなけ
ればプッシュロックの動作が不安定になり自動ロック解
除の動作上に欠陥が発生することがある。また、従来の
プッシュスイッチによると、各部品(押しピン、押し板
スプリング、可動接点板及び中央端子等)の精度が少し
でも合わないと、接点の“オン/オフ”状態が不安定に
なるが、特に接点“オン”の時、ノブの押す力が弱ま
り、これによって接点力が弱まる場合には接点間の電気
的スパークが発生することになり、これは接点温度上昇
及び接点熔着の原因となる。のみならず、従来のプッシ
ュスイッチによれば、可動スライダーの下方に接点部が
位置し、その後方には作動スプリングが内在し、その上
部には可動カムとカムピンが内在するので、製品が相当
大きくならざるを得ない。また、組立ての際、半製品組
立体に作ることが難しいのでメーンラインで一気に完全
品として組立てなければならない。従って、メーンライ
ンの組立て工程が難しく、また自動化が技術的に難点が
あって、その組立てコストも上昇するようになる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、この
ような従来の問題点を解決するためのもので、その構造
が簡単で、小型のプッシュスイッチを提供することであ
る。
【0022】本発明の他の目的は、安定した接点構造と
確実な自動ロック解除動作により動作の信頼性を高め得
るプッシュスイッチを提供することである。
【0023】本発明の更に他の目的は、半製品組立てが
可能であるので、工程の自動化が可能であり、これによ
って製造コストを低減させることのできるプッシュスイ
ッチを提供することである。
【0024】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、ケースと、このケースを保護する
ためのカバーと、スイッチノブとを備えるハウジング;
前記ケース内に設けられ、前記ノブと結合する可動スラ
イダーと、前記可動スライダーに付設されて前記可動ス
ライダーに復元力を提供する作動スプリングとで構成さ
れた可動手段;前記可動スライダーの前後移動により開
閉され、固定接点端子と、中央接点端子と、前記中央接
点端子にピボット的に支持された可動接点板と、前記可
動接点板と共に組み立てられ、前記可動スライダーの前
後移動により作動されて前記可動接点板を前記固定接点
端子に選択的に接触または分離させる作動スプリング板
及び作動アームとで構成された接点手段;及び前記可動
スライダーに付設され、前記可動スライダーの自動ロッ
ク解除のためのソレノイドを備え、前記接点手段の開閉
のため前記可動スライダーをロック及びロック解除させ
るロック/ロック解除手段で構成されたプッシュスイッ
チを提供する。
【0025】上記において、自動ロック解除の際、カム
ピンをソレノイドにより直接引っ張るようになっている
ことが好ましい。
【0026】さらに、前記作動スプリングが、前記可動
スライダーの下部に形成された溝に挿入され、その一端
が前記可動スライダーに接触し、その他端が前記ケース
の前面壁に接触して前記可動スライダーを弾力支持する
ことが好ましい。
【0027】
【作用】このように構成された本発明において、ユーザ
ーがノブを押すと、これと連結された可動スライダーが
押し方向に移動しながら作動スプリング板を作動させ、
これにより作動スプリング板及び作動アームと共に組み
立てられた可動接点板が中央接点端子をヒンジ点として
下方に落ち込み、固定接点端子に接触されることにより
接点“オン”状態となる。この状態で可動スライダーは
ロック/ロック解除手段によりロックされる。一方、ロ
ック状態でノブにより可動スライダーを再び押すと、ロ
ック/ロック解除手段により可動スライダーがロック解
除され、このとき作動スプリングにより可動スライダー
は逆方向に移動され、元の位置に復帰される。この場
合、前述した作動スプリング板の動作と反対の動作によ
り可動接点板が固定接点端子と分離されて接点“オフ”
状態となる。また、可動スライダーのロック状態で外部
入力駆動電源によりソレノイドを駆動させると、これに
よりロック/ロック解除手段が自動的に可動スライダー
をロック解除させることにより、前述したのと同一なロ
ック解除動作により接点“オフ”状態となる。
【0028】
【実施例】図7は、本発明のプッシュスイッチの構成を
示す分解斜視図であり、図8、9は、このプッシュスイ
ッチの結合された状態を示す平面図である。図10
(イ)(ロ)は、前記プッシュスイッチの動作を説明す
るための縦断面図、図11(イ)(ロ)は、スイッチが
遮断及び接続した状態を示す部分拡大断面図、そして、
図12(イ)(ロ)は可動カムとカムピンの動作を説明
するための部分斜視図及び平面図である。
【0029】図7〜図12(イ)(ロ)を参照すると、
本発明の電源自動遮断型プッシュスイッチは、内部に動
作部品を保護・支持し、スイッチノブ(100) 、ケース(5
00)及びカバー(200) を含むハウジング部、ケース(500)
内に設置され、ノブ(100)と結合して前後に移動する可
動スライダー(400) を含む可動部、可動スライダー(40
0) の前後移動により、“オン/オフ”制御される接点
部材を含む接点部、そして可動スライダーをロック及び
ロック解除させ、自動ロック解除のためのソレノイドを
備えるロック/ロック解除部で構成される。
【0030】前記ハウジング部内のケース(500) は、カ
バー(200) と結合して、可動部、接点部、そしてロック
/ロック解除部を構成する各部品等を固定及び支持す
る。ノブ(100) は可動スライダー(400) の先端に嵌め込
まれ、ユーザーがスイッチをオン、オフさせたいとき、
押圧して作動させるようになる。
【0031】前記可動部は、ノブ(100) と結合する可動
スライダー(400) 、そしてこの可動スライダー(400) に
反力を与える作動スプリング(300) を備える。
【0032】前記作動スプリング(300) は、図10
(イ)(ロ)でのように可動スライダー(400) の下部に
形成された溝に挿入され、その一端部は可動スライダー
(400) に接触し、他端部はケース(500) の前面壁に接触
して可動スライダー(400) を前方に弾力支持するように
なる。
【0033】前記接点部は、ケース(500) の底面に固定
される固定端子(120) と、この固定端子(120) と接触及
び分離する可動接点板(900) と、この可動接点板(90)を
ピボット的に支持する中央端子(130) と、この中央端子
(130) に前記可動接点板(900) と共に組み立てられかつ
前記可動スライダー(400) の移動により接点開閉動作を
する作動スプリング板(110) 及び作動アーム(111) とを
含む。前記固定端子(120) と中央端子(130) はケース(5
00) の底面に固定され、前記中央端子(130) の上に、可
動接点板(900) 、作動アーム(111) 及び作動スプリング
板(110) が組み立てられる。前記可動接点板(900) に
は、可動接点(900a)が固定され、固定端子(120) には固
定接点(120a)が備えられる。
【0034】前記ロック/ロック解除部は、前記可動ス
ライダー(400) の上、下、左、右面の中、ある一面に備
えられ、この可動スライダー(400) のロック及びロック
解除機能を可能にさせる作動カム(400a)と、この作動カ
ム(400a)に形成されたカム溝(400b)に弾力接触するカム
ピン(600) とを含む。この作動カム(400a)に形成された
カム溝は図12(イ)(ロ)でのように多数のショルダ
と傾斜面で成る。
【0035】また、前記ロック/ロック解除部は、端子
(170) に入力する外部駆動電源により動作制御され、コ
イルが巻かれたボビン(140) と、このボビン(140) の中
心孔に挿入されて電磁石になる固定鉄芯(150) で構成さ
れた自動ロック解除機能のためのソレノイド(160) と、
前記可動スライダー(400) に形成された作動カム(400a)
に接触する前記カムピン(600) と、前記固定鉄芯(150)
の間に挿入されたピンスプリング(700) とを備えてい
る。
【0036】前記カムピン(600) は、前記可動スライダ
ー(400) の作動カム(400a)がショルダと傾斜面でなって
いるので、いつも一方向にのみ可動し、一度ノブ(100)
を押すと、ロック状態になり、ロックされた状態に再び
ノブ(100) を押せばアンロック状態となる。
【0037】このとき、カムピン(600) は、ピンスプリ
ング(700) により弾力を受けるのでカムピン(600) が作
動カム(400a)のカム溝(400b)に常に接触された状態とな
る。従って、このカムピン(600) はカム溝(400b)を成す
ショルダ「図12(ロ)参照」を超えることができず、
これによりカムピン(600) は可動スライダー(400) の垂
直方向に移動することはできるが、その可動方向には移
動が不可能であるのでロックの際、ストッパーの役割を
するようになる。
【0038】そして、前記カムピン(600) は電磁石に容
易に吸引される磁性体で作ることができ、これによりソ
レノイド(160) の固定鉄芯(150) が磁化する場合、この
カムピン(600) が固定鉄芯(150) に容易に吸引される。
このようにカムピン(600) を磁性体で形成するにおいて
は磁性粉末材料を焼結して成形することができる。
【0039】カムピン(600) が可動スライダー(400) の
作動カム(400a)をロックしている状態でソレノイド(16
0) に電源印加されると、ソレノイド(110) の固定鉄芯
(150)より生じる吸引力によりカムピン(600) の先端が
作動カム(400a)のカム溝(400b)より外れてロックが解除
される。吸引力が除かれると、カムピン(600) はピンス
プリング(700) の弾力により可動スライダー(400) の作
動カム(400a)の内側に再び押されるようになる。このと
き、ソレノイド(160) の吸引距離はカム溝(400b)のショ
ルダよりも大きく設定される。
【0040】一方、前記の作動スプリング(300) は、可
動スライダー(400) の先端部の下方に形成された溝に挿
入されて可動スライダー(400) の溝の内側面とケース(5
00)の前方の壁面に接触するようになっている。従っ
て、全部品を組み立てた後、後工程で作動スプリング(3
00) を組み立てることができるので組立て工程が容易に
なる。
【0041】一方、接点部の動作においては図10
(イ)(ロ)及び図11(イ)(ロ)に示したように可
動スライダー(400) の動作により作動スプリング板(11
0) が作動するが、この作動スプリング板(110) が死点
(dead point)を過ぎながら接点が“オン/オフ”され
るため、可動スライダー(400) の作動速度や作動力に関
係なく接点の接点力と復元力は常に一定である。
【0042】即ち、前記作動スプリング板(110) は、ユ
ーザが可動スライダー(400) を押して、この可動スライ
ダー(400) の前方突起部(400c)が作動スプリング板(11
0) の留金(110a)を後方に押すことにより、作動するよ
うになる。このように作動スプリング板(110) の留金(1
10a)が押されて作動スプリング板(110) が動くと、作動
スプリング板(110) の一端部が中央端子(130) にヒンジ
点として支えられているため、可動接点板(900) と接し
ヒンジ点で支えられた他端部が下に落ちる。
【0043】この可動接点板(900) は作動アーム(111)
により支えられているので可動接点板(900) が全体的に
固定端子(120) の方に動くようになり、これによって接
点(900a)(120a)が“オン”する。ロック解除の際には、
可動スライダー(400) を再び押すと、前記の作用と反対
に可動スライダー(400) の後方突起部(400d)が作動スプ
リング板(110) の留金(110a)を前方に押すようになるの
で接点が“オフ”する。
【0044】図13は、本発明によるロック/ロック解
除部の他の実施例を示している。図13を参照すると、
カムピン(600) の形状が略コ字状に形成される。この実
施例において、作動カム(400a)とカムピン(600) の装着
位置が可動スライダー(400)の上、下、左、右面のどの
位置にも可能であり、ソレノイドは作動カム(400a)と同
じ方向に設置される。
【0045】図14は、本発明によるロック/ロック解
除部の他の実施例を示している。この実施例では、可動
スライダー(400) にカムピン(400e)を固定し、作動カム
(180) を別に製作して、前記ガイド壁(500a)に内在させ
てロック及びロック解除動作を行うようにしたものであ
る。この時には、作動カム(180) の材質を磁性体で形成
しなければならない。
【0046】
【発明の効果】以上の詳細な説明のように、本発明によ
れば、ユーザーがノブを押すと、これと連結された可動
スライダーが押し方向に移動しながら作動スプリング板
を作動させ、これにより作動スプリング板及び作動アー
ムと共に組み立てられた可動接点板が中央接点端子をヒ
ンジ点として下方に落ち込み、固定接点端子に接触され
ることにより接点“オン”状態となり、一方、ロック状
態でノブにより可動スライダーを再び押すと、作動スプ
リングにより可動スライダーは逆方向に移動され、元の
位置に復帰され、前述した作動スプリング板の動作と反
対の動作により可動接点板が固定接点端子と分離されて
接点“オフ”状態となるものであるから、既存のシーソ
ー(seesaw)型接点構造で多く発生する接点の温度上昇
や熔着、そして接点のチャタリング(chattering)現象
を防ぐことができて、接点の動作の信頼性を向上させる
ことができる。
【0047】また、自動ロック解除の際、カムピンをソ
レノイドにより直接引っ張るようになっているもので
は、製品の単純化及び小型化を期することができるとと
もに、カムピンの移動ストロークを短くすることができ
てより一層の大きい吸引力を得ることができ、これによ
り自動ロック解除動作の信頼性が向上され、製造コスト
を節減する効果が得られる。
【0048】また、前記作動スプリングが、前記可動ス
ライダーの下部に形成された溝に挿入され、その一端が
前記可動スライダーに接触し、その他端が前記ケースの
前面壁に接触して前記可動スライダーを弾力支持するも
のでは、各部品を半製品組立体で作ることができるの
で、組立てのためのメーンラインの工程が単純化され得
る。
【0049】しかも、本発明によれば、ソレノイド部分
だけを簡単に分離できるようにパッケージ化することに
より、自動ロック解除機能の必要如何により選択的に結
合して用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のプッシュスイッチの構成を示す分解斜視
図である。
【図2】従来のプッシュスイッチの結合状態部分断面図
である。
【図3】(イ)(ロ)は従来のプッシュスイッチの平面
図である。
【図4】従来のプッシュスイッチ内の可動カムと押しピ
ンの構成を示す部分斜視図である。
【図5】従来のプッシュスイッチ内の可動カムと押しピ
ンの動作を説明するための図面である。
【図6】従来のプッシュスイッチ内の可動カムの動作を
説明するためのカム線図である。
【図7】本発明の電源自動遮断型プッシュスイッチの一
実施例の構成を示す分解斜視図である。
【図8】本発明のプッシュスイッチの結合状態平面図で
ある。
【図9】本発明のプッシュスイッチの部分拡大平面図で
ある。
【図10】(イ)(ロ)は、本発明のプッシュスイッチ
の動作を説明するための縦断面図にして、図10(イ)
はプッシュスイッチが接続した状態を示したものであ
り、図10(ロ)はスイッチが遮断された状態を示す図
面である。
【図11】(イ)(ロ)は、本発明のプッシュスイッチ
が遮断及び接続した状態を各々示す部分拡大断面図であ
る。
【図12】(イ)(ロ)は、本発明による可動カムとカ
ムピンの動作を説明するための部分斜視図及び平面図で
ある。
【図13】本発明のロック/ロック解除手段の他の実施
例を示す斜視図である。
【図14】本発明のロック/ロック解除手段の更に他の
一実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
100 :ノブ 110 :作動スプリング板 111 :作動アーム 120 :固定接点端子 130 :中央接点端子 150 :固定鉄芯 160 :ソレノイド 200 :カバー 300 :作動スプリング 400 :可動スライダー 400a:作動カム 400b:カム溝 500 :ケース 600 :カムピン 700 :ピンスプリング 900 :可動接点板

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、このケースを保護するための
    カバーと、スイッチノブとを備えるハウジング;前記ケ
    ース内に設けられ、前記ノブと結合する可動スライダー
    と、前記可動スライダーに付設されて前記可動スライダ
    ーに復元力を提供する作動スプリングとで構成された可
    動手段;前記可動スライダーの前後移動により開閉さ
    れ、固定接点端子と、中央接点端子と、前記中央接点端
    子にピボット的に支持された可動接点板と、前記可動接
    点板と共に組み立てられ、前記可動スライダーの前後移
    動により作動されて前記可動接点板を前記固定接点端子
    に選択的に接触または分離させる作動スプリング板及び
    作動アームとで構成された接点手段;及び前記可動スラ
    イダーに付設され、前記可動スライダーの自動ロック解
    除のためのソレノイドを備え、前記接点手段の開閉のた
    め前記可動スライダーをロック及びロック解除させるロ
    ック/ロック解除手段で構成された電源自動遮断型プッ
    シュスイッチ。
  2. 【請求項2】 前記ロック/ロック解除手段が、前記可
    動スライダーの一側面に形成され、多数のショルダ(sh
    oulder)と傾斜面でなるカム溝を備える作動カム;前記
    作動カムの前記カム溝内で滑走するように接触する突起
    部を有する円板型カムピン;及び前記円板型カムピンの
    前記突起部が前記作動カムの前記カム溝内に接触するよ
    うに前記円板型カムピンに弾力を提供するピンスプリン
    グをさらに備え、 前記円板型カムピンが前記可動スライダーと垂直の方向
    に移動しながら前記可動スライダーをロック及びロック
    解除し、 前記可動スライダーの自動ロック解除の際、前記ソレノ
    イドが駆動されて前記円板型カムピンを引っ張り、これ
    によって前記円板型カムピンの前記突起部が前記作動カ
    ムの前記カム溝から分離されるようにしてなることを特
    徴とする請求項1記載のプッシュスイッチ。
  3. 【請求項3】 前記円板型カムピンが磁性体で成ること
    を特徴とする請求項2記載のプッシュスイッチ。
  4. 【請求項4】 前記ロック/ロック解除手段が、前記可
    動スライダーの上、下、左、右面の内にある一面に形成
    された作動カム;及び前記作動カムと前記ソレノイドの
    間に設置され、前記作動カムと連動して前記可動スライ
    ダーをロック及びロック解除させる略コ字状のカムピン
    をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のプッシ
    ュスイッチ。
  5. 【請求項5】 前記ロック/ロック解除手段が、前記可
    動スライダーの一側面に形成されたカムピン;及び前記
    カムピンと前記ソレノイドの間に設置されて前記カムピ
    ンと連動する作動カムをさらに備え、前記作動カムが前
    記可動スライダーと垂直の方向に移動しながら前記可動
    スライダーをロック及びロック解除させ、前記ソレノイ
    ドが駆動される際、前記作動カムを引っ張り、これによ
    って前記カムピンから分離されるようにしてなることを
    特徴とする請求項1記載のプッシュスイッチ。
  6. 【請求項6】 前記作動カムが磁性体で作られたことを
    特徴とする請求項5記載のプッシュスイッチ。
  7. 【請求項7】 前記作動スプリングが、前記可動スライ
    ダーの下部に形成された溝に挿入され、その一端が前記
    可動スライダーに接触し、その他端が前記ケースの前面
    壁に接触して前記可動スライダーを弾力支持するように
    してなることを特徴とする請求項1記載のプッシュスイ
    ッチ。
  8. 【請求項8】 前記可動スライダーが前方突起部を有
    し、前記接点手段内の前記作動スプリング板が留金を有
    し、これによって前記可動スライダーの前後移動の際、
    前記前方突起部が前記留金を前後方向に押すようにな
    り、これによって前記作動スプリング板と共に組み立て
    られた前記可動接点板が前記中央接点端子をヒンジ点と
    して駆動されて前記固定接点端子に接触及び分離するよ
    うにしてなることを特徴とする請求項1記載のプッシュ
    スイッチ。
JP6146750A 1993-06-28 1994-06-28 電源自動遮断型プッシュスイッチ Withdrawn JPH0757587A (ja)

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