JPH0757397A - 光学情報記録再生装置 - Google Patents

光学情報記録再生装置

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JPH0757397A
JPH0757397A JP5201451A JP20145193A JPH0757397A JP H0757397 A JPH0757397 A JP H0757397A JP 5201451 A JP5201451 A JP 5201451A JP 20145193 A JP20145193 A JP 20145193A JP H0757397 A JPH0757397 A JP H0757397A
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JP5201451A
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Shinichi Sato
晋一 佐藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ディスクに記録されるDDS,PDL,又
はSDLを確実に読み出せるようにする。 【構成】 光ディスク1のフォーマット時、DDS記録
手段12によってその光ディスク1上に設けられた複数
の欠陥管理領域のDMA領域の最初のセクタから複数の
連続するセクタにそれぞれ同一内容のディスク定義構造
のDDSを記録し、データの記録再生を行なう際は、D
DS読出手段13によって光ディスク1上の複数のDM
A領域のいずれかの最初のセクタに記録されたDDSを
読み出し、それが読み出せなかったときには、同じDM
A領域の最初のセクタに続く各セクタから順次DDSを
読み出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光磁気ディスク等の
ディスク状の光学情報記録媒体に半導体レーザを用いて
各種のデータを記録し、そのデータを読み出して再生す
る光学情報記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光学情報記録再生装置において
は、ディスクフォーマットによってディスク状の光学情
報記録媒体(以下「ディスク記録媒体」と略称する)上
の記録領域をユーザ領域と交替領域に分け、ユーザ領域
のライトアクセスでトラック不良等の交替要因が発生し
たときには、交替領域の先頭アドレスからデータが未記
録である交替領域をサーチし、そのサーチされた未記録
交替領域の先頭にデータを交替書き込み(記録)してい
た。
【0003】ところが、このようにしてディスク記録媒
体に対する交替領域の先頭アドレスから未記録交替領域
を探し出すためのサーチを順次繰り返すと、データ記録
済の交替領域の量が増加するにしたがって未記録交替領
域のサーチ時間が遅くなるという問題があった。
【0004】従来、そのような問題を解決する方式とし
て、ディスク記録媒体上に新たに設けた交替ディレクト
リ領域に交替領域中の記録済領域を示す情報を格納し、
ユーザ領域に交替要因が発生した場合には、交替ディレ
クトリ領域から読み出した記録済領域の情報を基にして
交替領域中の空き領域の先頭位置を検索する光ディスク
装置の交替領域管理方式(例えば、特開平2−8925
9号公報参照)があった。
【0005】このような方式によれば、ユーザ領域に交
替要因が発生したときには、交替ディレクトリ領域から
読み取った記録済領域の情報を基にして交替領域中の空
き領域の先頭位置を認識し、その空き領域にデータを記
録するためのヘッドをダイレクトに位置させることがで
き、アクセス時間を最小限に抑えることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような交替領域管理方式を採用した光学情報記録再生
装置では、ディスク記録媒体の記録膜が経時的に劣化し
たり、同一箇所を繰り返し何度も読み出すことによって
生じる光摩擦によって劣化したりした場合、データの読
み出しが行なえなくなるという問題があった。
【0007】上述の問題点について、図を参照してさら
に具体的に詳述する。図16は90ミリ国際標準化機構
(ISO)の標準メディアで定義されているディスク記
録媒体の各記録領域のゾーン位置を示す図である。IS
O標準によれば、光学情報記録再生装置に使用されるデ
ィスク記録媒体の記録領域には、内周制御ゾーンと欠陥
管理領域(Defect Management Areas :以下「DMA領
域」と略称する)ゾーンと外周制御ゾーンが形成されて
いる。
【0008】そのDMA領域には、中間の書換ゾーンを
挟んで内周側の2つのDMA領域1,2と、外周側の2
つのDMA領域3,4の合計4つのDMA領域が形成さ
れており、各DMA領域1〜4には、ディスク定義構造
(Disk Definition Structure :以下「DDS」と略称
する)、第1欠陥リスト(Primary Defect List :以下
「PDL」と略称する)、第2欠陥リスト(Secondary
Defect List :以下「SDL」と略称する)等のデータ
がそれぞれ記録される。
【0009】そのDDSは、ディスク記録媒体の記録領
域のユーザ領域と交替領域とのグループ分けの情報と、
PDL及びSDLの配置の位置情報であり、表1にその
内容の一例を示す。
【0010】また、PDLは、ディスク記録媒体のディ
スクフォーマット時に、記録エリアの最内周のDMAか
らユーザ領域,最外周のDMAまでこの順にデータの消
去及び書き込み(イレース/ライト)を行なう全面欠陥
検査(全面サーティファイ)を実施し、その検査内容を
ベリファイ(Verify)してエラーと検出されたセクタの
位置情報であり、表2にその内容の一例を示す。
【0011】さらに、SDLは、ディスク記録媒体に対
するデータの記録及び再生中にエラーと検出されたセク
タの位置情報であり、エラーセクタが検出された場合は
随時記録される。表3にその内容の一例を示す。
【0012】図17は各DMA領域1〜4内にDDS,
PDL,及びSDLを記録(定義)するセクタの位置の
一例を示す図である。同図において、DMA領域1とし
て第0トラックの第0セクタにDDS1,第1セクタに
PDL,第2セクタにSDLが記録され、DMA領域2
として第1トラックの第14セクタにDDS2,第15
セクタにPDL,第16セクタにSDLが記録されてい
る。
【0013】また、DMA領域3として第9997トラ
ックの第0セクタにDDS3,第1セクタにPDL,第
2セクタにSDLが記録され、DMA領域4として第9
993トラックの第14セクタにDDS4,第15セク
タにPDL,第16セクタにSDLが記録されている。
なお、PDL,SDLについてはDMA領域のDDSの
記録されているセクタ以外のいずれのセクタに記録して
も良い。
【0014】さて、このようなディスク記録媒体では、
ディスクロード時に内周制御ゾーン及び外周制御ゾーン
(これらを「コントロールトラック」とも称する)を読
み出す(リードする)時に必ずDMA領域をリードする
ものであり、頻繁にリードすることによって光摩擦等で
記録膜が劣化することが考えられる。したがって、記録
膜に劣化が生ずるとそこに記録されているデータが読み
出せなくなることがあり、これは、データ保存上大きな
問題である。
【0015】上述したように、DMA領域については内
周側の2個所のセクタと外周側の2個所のセクタの合計
4個所のセクタにそれぞれDDS,PDL,及びSDL
を記録するようにしており、DDS,PDL,又はSD
Lの読み出しに際して記録膜の劣化等によって4箇所の
セクタの内のいずれかが読み出せなくなったときには、
その他のセクタから読み出すようにしている。
【0016】しかし、従来の光学情報記録再生装置で
は、ディスク記録媒体を挿入後、そのディスク記録媒体
の記録面上に形成されている4個所のDMA領域の内の
1個所のセクタでも読む出すことができればリード動作
を終了してしまうので、例えば、4個所のDMA領域の
内の1個所のセクタしか正常に読む出すことができなく
なり、その1セクタが何らかの影響で読み出せなくなっ
たときには、4個所全てのセクタが読み出すことができ
なくなって、ディスク記録媒体に対するリード動作が終
了しなくなる上にDDS,PDL,又はSDLが読み出
せなくなるという問題点があった。
【0017】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、ディスク記録媒体に記録されるDDS,PD
L,又はSDLを確実に読み出せるようにすることを目
的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、ディスク状の光学情報記録媒体に半導体
レーザを用いてデータを記録し、そのデータを読み出し
て再生する光学情報記録再生装置において、上記光学情
報記録媒体のフォーマット時に、その光学情報記録媒体
上に設けられた複数の欠陥管理領域であるDMA領域の
最初のセクタから複数の連続するセクタにそれぞれ同一
内容のディスク定義構造であるDDSを記録するDDS
記録手段を設けたものである。
【0019】さらに、データの記録再生を行なう際に、
上記光学情報記録媒体上の上記複数のDMA領域のいず
れかの最初のセクタに記録されたDDSを読み出し、そ
れが読み出せなかったときには、同じDMA領域の最初
のセクタに続く各セクタから順次DDSを読み出すDD
S読出手段を設けるとよい。
【0020】また、データの記録再生を行なう際に、上
記光学情報記録媒体上の上記複数の各DMA領域の最初
のセクタに記録されたDDSを順次読み出し、全てのD
DSが読み出せなかったときには、その読み出せなかっ
たDDSが配置されているDMA領域の最初のセクタに
続く各セクタから順次DDSを読み出すDDS読出手段
を設けてもよい。
【0021】あるいは、ディスク状の光学情報記録媒体
に半導体レーザを用いてデータを記録し、そのデータを
読み出して再生する光学情報記録再生装置において、上
記光学情報記録媒体のフォーマット時に、その光学情報
記録媒体上に設けられた複数の欠陥管理領域であるDM
A領域のそれぞれ最初のセクタから複数の連続するセク
タにディスク定義構造であるDDSと第1欠陥リストで
あるPDLとをこの順で複数組記録するDDS・PDL
記録手段を設けるようにしてもよい。
【0022】また、ディスク状の光学情報記録媒体に半
導体レーザを用いてデータを記録し、そのデータを読み
出して再生する光学情報記録再生装置において、上記光
学情報記録媒体のフォーマット時に、その光学情報記録
媒体上に設けられた複数の欠陥管理領域であるDMA領
域のそれぞれ最初のセクタにディスク定義構造であるD
DSを記録し、そのセクタに続く複数づつの連続するセ
クタに同一内容の第1欠陥リストであるPDLを2組以
上記録するDDS・PDL記録手段を設けるようにして
もよい。
【0023】さらに、データの記録再生を行なう際に、
上記光学情報記録媒体上のDMA領域の最初のセクタの
DDSの直後に記録された1組目のPDLを読み出し、
それが読み出せなかったときには、2組目以降のPDL
を順次読み出すPDL読出手段を設けるとよい。
【0024】さらにまた、データ記録中に記録エラーが
発生したとき、上記光学情報記録媒体上の各DMA領域
中のPDLが記録されているセクタに続く複数づつの連
続するセクタに同一内容の第2欠陥リストであるSDL
を2組以上記録するSDL記録手段を設けるとよい。
【0025】また、データ記録再生を行なう際に、上記
光学情報記録媒体上のDMA領域のPDLの直後に記録
された1組目のSDLを読み出し、それが読み出せなか
ったときには、2組目以降のSDLを順次読み出すSD
L読出手段を設けるとよい。さらに、上記光学情報記録
媒体上の各DMA領域の所定数のセクタまでSDLが記
録されたとき、交替セクタ数の減少を知らせる警告信号
を発する警告手段を設けてもよい。
【0026】
【作用】この発明による光学情報記録再生装置は、光学
情報記録媒体のフォーマット時に、その光学情報記録媒
体上に設けられた複数の欠陥管理領域であるDMA領域
の最初のセクタから複数の連続するセクタにそれぞれ同
一内容のディスク定義構造であるDDSを記録するの
で、DMA領域に複数のDDSを記録することができ、
少なくともいずれかのDDSを読み出せるようにするこ
とができる。
【0027】さらに、データの記録再生を行なう際に、
光学情報記録媒体上の複数のDMA領域のいずれかの最
初のセクタに記録されたDDSを読み出し、それが読み
出せなかったときには、同じDMA領域の最初のセクタ
に続く各セクタから順次DDSを読み出すようにすれ
ば、少なくともいずれかのDDSを読み出せるようにす
ることができる。
【0028】また、データの記録再生を行なう際に、光
学情報記録媒体上の複数の各DMA領域の最初のセクタ
に記録されたDDSを順次読み出し、全てのDDSが読
み出せなかったときには、その読み出せなかったDDS
が配置されているDMA領域の最初のセクタに続く各セ
クタから順次DDSを読み出すようにすれば、少なくと
もいずれかのDDSを読み出せるようにすることができ
る。
【0029】あるいは、光学情報記録媒体のフォーマッ
ト時に、その光学情報記録媒体上に設けられた複数の欠
陥管理領域であるDMA領域のそれぞれ最初のセクタか
ら複数の連続するセクタにディスク定義構造であるDD
Sと第1欠陥リストであるPDLとをこの順で複数組記
録するようにすれば、DMA領域にDDSとPDLを複
数組記録することができ、少なくともいずれかのDDS
とPDLを読み出せるようにすることができる。
【0030】また、光学情報記録媒体のフォーマット時
に、その光学情報記録媒体上に設けられた複数の欠陥管
理領域であるDMA領域のそれぞれ最初のセクタにディ
スク定義構造であるDDSを記録し、そのセクタに続く
複数づつの連続するセクタに同一内容の第1欠陥リスト
であるPDLを2組以上記録するようにすれば、DMA
領域に複数組のPDLを記録することができ、少なくと
もいずれかのPDLを読み出せるようにすることができ
る。
【0031】さらに、データの記録再生を行なう際に、
光学情報記録媒体のDMA領域の最初のセクタのDDS
の直後に記録された1組目のPDLを読み出し、それが
読み出せなかったときには、2組目以降のPDLを順次
読み出すようにすれば、少なくともいずれかのPDLを
読み出せるようにすることができる。
【0032】さらにまた、データ記録中に記録エラーが
発生したとき、光学情報記録媒体上の各DMA領域中の
PDLが記録されているセクタに続く複数づつの連続す
るセクタに同一内容の第2欠陥リストであるSDLを2
組以上記録するようにすれば、DMA領域に複数組のS
DLを記録することができ、少なくともいずれかのSD
Lを読み出せるようにすることができる。
【0033】また、データ記録再生を行なう際に、光学
情報記録媒体のDMA領域のPDLの直後に記録された
1組目のSDLを読み出し、それが読み出せなかったと
きには、2組目以降のSDLを順次読み出すようにすれ
ば、少なくともいずれかのSDLを読み出せるようにす
ることができる。
【0034】さらに、光学情報記録媒体の各DMA領域
の所定数のセクタまでSDLが記録されたとき、交替セ
クタ数の減少を知らせる警告信号を発するようにすれ
ば、予めSDLが記録できなくなるようなことを防止で
きる。
【0035】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図2は、この発明の一実施例である光
学情報記録再生装置の構成を示す図である。この光学情
報記録再生装置は、各種データを記録するディスク記録
媒体である光ディスク1を回転させるモータ2と、その
モータ2の回転数を制御する回転制御系3と、光ディス
ク1の記録面に半導体レーザを照射する光ピックアップ
4と、光ピックアップ4を光ディスク1の半径方向に移
動させるアクチュエータ制御系5と、光ピックアップ4
からの信号を検出する信号検出部6を備えている。
【0036】また、CPUを内蔵してこの光学情報記録
再生装置全体の制御を司ると共に、この発明による光デ
ィスク1上のDMA領域に対するDDS,PDL,SD
Lの記録及び再生にかかわる処理を行なうドライブコン
トローラ7と、ドライブコントローラ7が各種の処理を
行なうときに使用する記憶エリアであるROM,RAM
等のメモリ8と、ドライブコントローラ7から送られる
指示によって光ピックアップ4の半導体レーザ(レーザ
光)の照射を制御するレーザ駆動回路9も備えている。
【0037】したがって、光ディスク1のフォーマット
やDDS,PDL,及びSDLを含む各種のデータを記
録する際は、ドライブコントローラ7の指示によって回
転制御系3がモータ2を回転駆動させて光ディスク1を
回転させると、まず、アクチュエータ制御系5に指示を
送って光ピックアップ4を移動させて光ディスク1のコ
ントロールトラック(制御ゾーン)にレーザ光を照射
し、その反射光に対応する信号を信号検出部6によって
検出してドライブコントローラ7へ送る。
【0038】すると、ドライブコントローラ7は、その
信号に応じた最適記録出力値をアクチュエータ制御系5
に送って光ピックアップ4を移動させながら、ドライブ
コントローラ7で設定した最適記録出力値によってレー
ザ駆動回路9が光ディスク1の記録面にレーザ光を照射
して各種のデータを記録する。
【0039】また、光ディスク1に記録されているデー
タを再生する際は、ドライブコントローラ7からの再生
出力値でレーザ駆動回路9が光ピックアップ4からレー
ザ光を照射し、その反射光に応じた信号を信号検出部6
が検出してドライブコントローラ7へ送って各種のデー
タを再生する。
【0040】図1は図2のドライブコントローラ7の光
ディスク1に対するこの発明の機能構成の第1例を示す
図である。ドライブコントローラ7は、光ディスク1に
対して半導体レーザを用いてデータを記録する記録手段
10と、その記録されているデータを読み出して再生す
る再生手段11を備えている。
【0041】また、光ディスク1のフォーマット時に、
その光ディスク1上に設けられた複数の欠陥管理領域で
あるDMA領域の最初のセクタから複数の連続するセク
タにそれぞれ同一内容のディスク定義構造であるDDS
を記録するDDS記録手段12を備えている。
【0042】さらに、データの記録再生を行なう際に、
光ディスク1上の複数のDMA領域のいずれかの最初の
セクタに記録されたDDSを読み出し、それが読み出せ
なかったときには、同じDMA領域の最初のセクタに続
く各セクタから順次DDSを読み出し、光ディスク1上
の複数の各DMA領域の最初のセクタに記録されたDD
Sを順次読み出し、全てのDDSが読み出せなかったと
きには、その読み出せなかったDDSが配置されている
DMA領域の最初のセクタに続く各セクタから順次DD
Sを読み出すDDS読出手段13を備えている。
【0043】次に、この実施例の光学情報記録再生装置
における光ディスク1の記録領域へのフォーマット処理
について説明する。このフォーマット処理とは、この実
施例では光ディスク1の記録領域をユーザ領域(エリ
ア)と交替領域(エリア)に分けて形成する動作をい
う。
【0044】図3は光ディスク1のユーザ領域の構成の
一例を示す図、図4は光ディスク1のユーザ領域の構成
のその他の例を示す図である。図3に示したユーザ領域
は、この装置によるフォーマット処理によって1グルー
プのユーザデータ領域と交替領域とに分割形成されてい
る。図4に示すユーザ領域は、フォーマット処理によっ
て4グループのユーザデータ領域と交替領域とに分割形
成されている。
【0045】そして、そのグループ分けの情報としてデ
ィスク定義構造であるDDSを記録し、また、ユーザ領
域の先頭セクタから末尾セクタまでのエラーセクタの有
無を調べて、そのエラーセクタの位置情報として第1欠
陥リストであるPDLを記録する。
【0046】次に、90ミリMOメディアの光ディスク
のユーザ領域を1グループに分け、その交替領域を10
24セクタとした場合の具体的な処理について説明す
る。図5はその処理を示すフローチャートである。ま
ず、フォーマットが開始されると、図5に示すように、
ステップ(図中では「S」で記載している)1でフォー
マットモードとして全面サーティファイモードが指令さ
れているか否かを判断する。
【0047】そして、指令されていればステップ2へ進
んで光ディスク全面について、つまり、光ディスクの記
録領域の全てのセクタについて記録データを消去し、所
定ビットパターンからなるテストデータを記録し、その
記録したテストデータを再生して照合し、一致するかど
うかを調べるベリファイ動作を実行し、ステップ3でそ
の検査結果を保存する。
【0048】さらに、ステップ4ではその保存した検査
結果に基づいてPDLとして記録するデータを作成し、
ステップ5でSDLの初期化データを作成する。このS
DLの初期化データは、前述した表3で、エントリ数情
報の値を“0”にセットしたものである。
【0049】その後、ステップ6でPDLに使用するセ
クタ数と全交替数の1024セクタからステップ4で作
成したPDLエントリ数を差し引いた残りの交替数か
ら、光ディスク使用時にエラーセクタが発生した場合
に、SDLにエラーセクタアドレスと交替セクタアドレ
スの情報を書き込む動作を行なうSDL更新に必要なセ
クタ数を求める。
【0050】つまり、このステップ6は交替管理領域
(PDLとSDLを記録するセクタ)として必要最小限
のセクタ数を求める処理であり、これに係る計算は各セ
クタを512バイトとし、PDL1セクタに最大限格納
しうる交替管理情報は128個(PDLの最初のセクタ
は127個、表2参照)、SDL1セクタに最大限格納
しうる交替管理情報は64個(SDLの最初のセクタは
62個、表3参照)から換算できる。
【0051】例えば、PDLエントリ数が1セクタの場
合(この場合、PDLとして1セクタ分を使用する)、
残りの1023セクタの全てを交替するのに必要なSD
Lのセクタ数は17セクタ分となる。したがって、交替
管理領域として合計18セクタ分を必要とする。
【0052】次に、ステップ7ではDDSの初期化デー
タを作成する。この時、各DMA領域の最初のセクタか
ら連続して最大何セクタ目まで複数の同一内容のDDS
を記録しても良いか求めると共に、その最後のセクタに
続くPDLを記録するセクタ及びSDLを記録するセク
タの情報も記録する。
【0053】例えば、表4に示すように、各DMA領域
1〜4がそれぞれ36セクタより構成されており、ステ
ップ6の処理によって交替管理領域として18セクタを
必要とする場合、その各36セクタの第0セクタから第
17セクタまでの合計18セクタ分を交替管理領域とし
て取り除いた残りの18セクタ分をDDSを記録して良
いものとする。したがって、各DMA領域1〜4の第0
セクタから第17セクタまで同一内容のDDSを連続し
て記録しても良いものとする。
【0054】そして、ステップ8で各DMA領域1〜4
の第0セクタから第17セクタまで同一内容のDDSを
連続して記録し、そのDDSを記録した最後のセクタの
次のセクタから続けてPDL,SDLをこの順に記録し
て、この処理を終了する。
【0055】また、ステップ1の判断でフォーマットモ
ードとして全面サーティファイモードが指令されていな
ければ、ステップ9へ進んで、PDLの初期化データを
作成し、ステップ10でSDLの初期化データを作成す
る。そのPDLの初期化データは、表2に示したエント
リ数情報の値を“0”にセットしたものを用いる。
【0056】さらに、ステップ11で交替管理領域(P
DLとSDLを記録するセクタ)として必要な最小限の
セクタ数を求める。この場合、PDLを記録するセクタ
数は1セクタ分となる。
【0057】例えば、PDLエントリ数は“0”セクタ
のため、1024セクタの全てを交替するのに必要なS
DLのセクタ数は17セクタ分となる。したがって、交
替管理領域として合計18セクタ分必要となる。
【0058】そして、ステップ12でDDSの初期化デ
ータを作成し、DDS,PDL,及びSDLの初期化デ
ータを作成すると、ステップ8に進んでDDSを各DM
A領域の最初のセクタから複数の連続するセクタにそれ
ぞれ同一内容のDDSを複数連続して記録する。また、
そのDDSを記録した最後のセクタの次のセクタから続
けてPDL,SDLをこの順に記録して、この処理を終
了する。
【0059】図6はDMA領域の最初のセクタから複数
の連続するセクタに同一内容のDDSを記録したときの
フォーマットを示す図である。第0トラックの第0セク
タから第24セクタまでと、第1トラックの第0セクタ
から第10セクタまでの合計36セクタがDMA領域1
であり、第1トラックの第14セクタから第24セクタ
までと、第2トラックの第0セクタから第24セクタま
での合計36セクタがDMA領域2である。
【0060】また、第9997トラックの第0セクタか
ら第24セクタまでと、第9998トラックの第0セク
タから第10セクタまでの合計36セクタがDMA領域
2であり、第9998トラックの第14セクタから第2
4セクタまでと、第9999トラックの第0セクタから
第10セクタまでの合計36セクタがDMA領域4であ
る。
【0061】そして、DMA領域1は、第0トラックの
第0セクタから第17セクタまでの合計18セクタにそ
れぞれ同一内容のDDSであるD1が記録され、第0ト
ラックの第18セクタと第19セクタにそれぞれPDL
とSDLが記録される。
【0062】また、DMA領域2は、第1トラックの第
14セクタから第24セクタまでと第2トラックの第0
セクタから第6セクタまでの合計18セクタにそれぞれ
同一内容のDDSであるD2が記録され、第2トラック
の第7セクタと第8セクタにそれぞれPDLとSDLが
記録される。
【0063】さらに、DMA領域3は、第9997トラ
ックの第0セクタから第17セクタまでの合計18セク
タにそれぞれ同一内容のDDSであるD3が記録され、
第9997トラックの第18セクタと第19セクタにそ
れぞれPDLとSDLが記録される。
【0064】さらにまた、DMA領域4は、第9998
トラックの第14セクタから第24セクタまでと第99
99トラックの第0セクタから第6セクタまでの合計1
8セクタにそれぞれ同一内容のDDSであるD4が記録
され、第9999トラックの第7セクタと第8セクタに
それぞれPDLとSDLが記録される。
【0065】なお、この処理では各DMA領域の18セ
クタにDDSを記録するようにしたが、2〜18セクタ
の任意のセクタ数を選び、その全セクタにそれぞれ同一
内容のDDSを記録するようにしても良い。
【0066】次に、上述のようにして各DMA領域に記
録されたDDSを読み出すときの処理について説明す
る。図7はその読み出しの処理を示すフローチャートで
ある。DDSのリードを開始すると、DMA領域1をシ
ークし、その最初のセクタであるセクタ1をリードし、
リードできればこのDDSの読み出しを終了するが、リ
ードできなければ次のセクタであるセクタ2をリードす
る。
【0067】そのセクタ2に記録されているDDSをリ
ードできればこのDDSの読み出しを終了するが、それ
もリードできなければその次のセクタをリードする。こ
のようにして、最初のセクタからDDSをリードできる
まで順次その次のセクタのリードを行なっていき、DD
SをリードすることができたらこのDDSの読み出しの
処理を終了する。
【0068】もし、DMA領域1のDDSを記録してい
る最終セクタm(m:各DMA領域に配置されているD
DSの数)もリードできなければ、最初の処理に戻って
DMA領域2へシークし、その最初のセクタからDDS
をリードするまで順次各セクタのリードを行ない、リー
ドできたらこのDDSの読み出しを終了する。このよう
にして、最初のDMA領域の最初のセクタから順にリー
ドしていき、DDSをリードしたらこのDDSの読み出
しを終了する。
【0069】次に、図5に示したフローチャートの処理
に基づいて図6に示した各DMA領域に記録されている
DDS,PDL,SDLを読み出す処理について説明す
る。まず、ドライブコントローラ7によって光ディスク
1の内周にあるDMA1領域の最初のセクタである第0
トラックの第0セクタに記録されているDDS(図では
「D1」と略している)をリードし、リードできればこ
のDDSの情報に基づいて第0トラックの第18セクタ
のPDLと、第0トラックの第19セクタのSDLを読
む。
【0070】その最初のDDSがリードできなかった場
合は、同じDMA領域1の最初のセクタに続く第0トラ
ックの第1セクタに記録されているDDSをリードし、
リードできればこのDDSの情報に基づいて第0トラッ
クの第18セクタのPDLと、第0トラックの第19セ
クタのSDLを読む。
【0071】このようにして、DMA領域の第0セクタ
から第17セクタまで順にリードし、いずれかのセクタ
に記録されているDDSを読み出した時にこのDDSの
リード処理を終了する。
【0072】また、DMA領域1に記録されている全て
のDDSが読み出せなかった場合は、次のDMA領域2
の最初のセクタである第1トラックの第14セクタから
第2トラックの第6セクタまでを順にリードし、それら
の各セクタに記録されているいずれかのDDS(図では
「D2」と略している)を読み出した時にこのDDSの
リードを終了する。
【0073】さらに、DMA領域2に記録されている全
てのDDSが読み出せなかった場合は、次のDMA領域
3の最初のセクタである第9997トラックの第0セク
タから第17セクタまでを順にリードし、それらの各セ
クタに記録されているいずれかのDDS(図では「D
3」と略している)を読み出したときにこのDDSのリ
ードを終了する。
【0074】さらにまた、DMA領域3に記録されてい
る全てのDDSが読み出せなかった場合は、次のDMA
領域4の最初のセクタである第9998トラックの第1
4セクタから第9999トラックの第6セクタまでを順
にリードし、それらの各セクタに記録されているいずれ
かのDDS(図では「D4」と略している)を読み出し
たときにこのDDSのリードを終了する。
【0075】このようにして、DMA領域1のDDSの
記録されている最初のセクタからDMA領域4のDDS
の記録されている最終セクタまでを順にリードし、その
いずれか1つのDDSを読み出した時、このDDSのリ
ードを終了し、そのリードされたDDSの情報に基づい
て対応するPDL,SDLを読み出して、イニシャライ
ズを完了する。
【0076】次に、上述の各DMA領域に記録されたD
DS,PDL,SDLを読み出すときの処理の他の例に
ついて説明する。図8はそのDDSの読み出しの処理を
示すフローチャートである。
【0077】DDSのリードを開始すると、DMA領域
1の最初のセクタであるセクタ1をリードし、リードで
きればこのDDSの読み出しを終了するが、リードでき
なければDMA領域2の最初のセクタであるセクタ1を
リードし、リードできればこのDDSの読み出しを終了
する。
【0078】また、リードできなければDMA領域3の
最初のセクタであるセクタ1をリードし、リードできれ
ばこのDDSの読み出しを終了するが、リードできなけ
ればDMA領域4の最初のセクタであるセクタ1をリー
ドする。
【0079】DMA領域4の最初のセクタであるセクタ
1をリードできればこのDDSの読み出しを終了する
が、リードできなければDMA領域1へシークし、その
2番目のセクタであるセクタ2をリードし、リードでき
ればこのDDSの読み出しを終了する。
【0080】また、リードできなければ次のセクタであ
るセクタ3をリードし、リードできればこのDDSの読
み出しを終了するが、それもリードできなければその次
のセクタをリードする。このようにして、2番目のセク
タからDDSをリードするまで順次各セクタのリードを
行ない、リードできたらこのDDSの読み出しを終了す
る。
【0081】もし、DMA領域1のDDSを記録してい
る最終セクタm(m:各DMA領域に配置されているD
DSの数)もリードできなければ、DMA領域2へシー
クし、その2番目のセクタからDDSをリードするまで
順次各セクタのリードを行ない、リードできたらこのD
DSの読み出しを終了する。このようにして、最初のD
MA領域の最初のセクタから順にリードしていき、DD
SをリードしたらこのDDSの読み出しを終了する。
【0082】次に、図8のフローチャートの処理に基づ
いて図6に示した各DMA領域に記録されているDD
S,PDL,SDLを読み出す処理について説明する。
まず、ドライブコントローラ7によって光ディスク1の
内周にあるDMA領域1内の最初のセクタである第0ト
ラックの第0セクタ)に記録されているDDS(図では
「D1」と略している)をリードし、リードできればこ
のDDSの情報に基づいて第0トラックの第18セクタ
のPDLと、第0トラックの第19セクタのSDLを読
む。
【0083】しかし、それがリードできなかった場合
は、DMA領域2内の最初のセクタである第1トラック
の第14セクタに記録されているDDS(図では「D
2」と略している)をリードし、リードできればこのD
DSの情報に基づいて第2トラックの第7セクタのPD
Lと、第2トラックの第8セクタのSDLを読む。
【0084】また、それもリードできなかった場合は、
光ディスク1の外周側に形成されたDMA領域3内の最
初のセクタである第9997トラックの第0セクタに記
録されているDDS(図では「D3」と略している)を
リードし、リードできればこのDDSの情報に基づいて
第9997トラックの第18セクタのPDLと、第99
97トラックの第19セクタのSDLを読む。
【0085】さらに、これもリードできなかった場合
は、DMA領域4内の最初のセクタである第9998ト
ラックの第14セクタに記録されているDDS(図では
「D4」と略している)をリードし、リードできればこ
のDDSの情報に基づいて第9999トラックの第7セ
クタのPDLと、第9999トラックの第8セクタのS
DLを読む。
【0086】このようにして、DMA領域1からDMA
領域4までの各DMA領域の最初のセクタに記録されて
いるDDSを順次読み出し、いずれかのDDSが読み出
せればこのDDSの読み出しを終了するが、いずれのセ
クタのDDSも読み出せなかった場合は、DMA領域1
の2番目のセクタである第0トラックの第1セクタから
最終セクタである第17セクタまでのDDSを順にリー
ドし、いずれかのDDSをリードできればDDSの読み
出しを終了する。
【0087】また、DMA領域1では全DDSが読み出
せなかった場合、DMA領域2の2番目のセクタから最
終セクタまでのDDSを順にリードし、いずれかのDD
SをリードできればDDSの読み出しを終了する。さら
に、DMA領域2でも全DDSが読み出せなかった場合
には、DMA領域3の2番目のセクタから最終セクタま
でのDDSを順にリードし、いずれかのDDSをリード
できればDDSの読み出しを終了する。
【0088】さらにまた、DMA領域3でも全DDSが
読み出せなかった場合には、DMA領域4の2番目のセ
クタから最終セクタまでのDDSを順にリードし、いず
れかのDDSをリードできればDDSの読み出しを終了
する。このようにして、各DMA領域のなかからいずれ
か1つのDDSを読み出した時、DDSのリードを終了
し、そのリードされたDDSの情報に基づいて対応する
PDL,SDLを読み出して、イニシャライズを完了す
る。
【0089】図9は図2のドライブコントローラ7の光
ディスク1に対するこの発明の機能構成の第2例を示す
図である。ドライブコントローラ7は、第1例と同様に
光ディスク1に対して半導体レーザを用いてデータを記
録する記録手段10と、その記録されているデータを読
み出して再生する再生手段11を備えている。
【0090】また、光ディスク1のフォーマット時に、
光ディスク1上に設けられた複数の欠陥管理領域である
DMA領域のそれぞれ最初のセクタから複数の連続する
セクタにディスク定義構造であるDDSと第1欠陥リス
トであるPDLとをこの順で複数組記録し、光ディスク
1上に設けられた複数の欠陥管理領域であるDMA領域
のそれぞれ最初のセクタにディスク定義構造であるDD
Sを記録し、そのセクタに続く複数づつの連続するセク
タに同一内容の第1欠陥リストであるPDLを2組以上
記録するDDS・PDL記録手段14を備えている。
【0091】さらに、データの記録再生を行なう際に、
光ディスク1上のDMA領域の最初のセクタのDDSの
直後に記録された1組目のPDLを読み出し、それが読
み出せなかったときには、2組目以降のPDLを順次読
み出すPDL読出手段15を備えている。
【0092】さらにまた、データ記録中に記録エラーが
発生したとき、光ディスク1上の各DMA領域中のPD
Lが記録されているセクタに続く複数づつの連続するセ
クタに同一内容の第2欠陥リストであるSDLを2組以
上記録するSDL記録手段16を備えている。
【0093】あるいはまた、データ記録再生を行なう際
に、光ディスク1上のDMA領域のPDLの直後に記録
された1組目のSDLを読み出し、それが読み出せなか
ったときには、2組目以降のSDLを順次読み出すSD
L読出手段17を備えている。そしてまた、光ディスク
1上の各DMA領域の所定数のセクタまでSDLが記録
されたとき、交替セクタ数の減少を知らせる警告信号を
発する警告手段18を備えている。
【0094】次に、光ディスク1のDMA領域にDDS
とPDLをこの順で複数組記録するときの処理について
説明する。図10はその処理を示すフローチャートであ
る。まず、フォーマットが開始されると、図10に示す
ように、ステップ(図中では「S」で記載している)2
0でフォーマットモードとして全面サーティファイモー
ドが指令されているか否かを判断する。
【0095】そして、指令されていればステップ21へ
進んで光ディスク全面について、つまり、光ディスクの
記録領域の全てのセクタについて、記録データを消去
し、所定ビットパターンからなるテストデータを記録
し、その記録したテストデータを再生して照合し、一致
するかどうかを調べるベリファイ動作を実行し、ステッ
プ22でその検査結果を保存する。
【0096】さらに、ステップ23ではその保存した検
査結果に基づいて、PDLとして記録するデータを作成
し、ステップ24でSDLの初期化データを作成する。
このSDLの初期化データは、前述した表3で、エント
リ数情報の値を“0”にセットしたものである。
【0097】その後、ステップ25によってDDSとP
DLとをこの順で何組記録するかを決定する。例えば、
ステップ3においてPDLエントリ数“0”の場合、全
交替数1024セクタをSDLとして更新するために
は、SDL使用セクタとして17セクタ残しておけば良
い。したがって、DDSとPDLとをこの順に組み合わ
せて各DMA領域にそれぞれ最大9組を記録することが
できる。
【0098】さらに、ステップ26ではステップ25の
処理に基づいてDDSの初期化データを作成する。ここ
では、各DDSを記録したセクタに続くPDLの開始セ
クタを記載する。また、DDSを記録した全てのセクタ
においてSDLの開始セクタの位置は同じである。そし
て、ステップ27でDDSとPDLの組み合わせを複数
組、及びそれらに後続するSDLの内容を各DMA領域
の所定のセクタに記録し、この処理を終了する。
【0099】また、ステップ20の判断でフォーマット
モードとして全面サーティファイモードが指令されてい
なければ、ステップ28へ進んで、PDLの初期化デー
タを作成し、ステップ29でSDLの初期化データを作
成する。そのPDLの初期化データは、表2に示したエ
ントリ数情報の値を“0”にセットしたものを用いる。
したがって、PDLに使用するセクタ数は1セクタ分で
ある。
【0100】さらに、ステップ30でステップ25と同
様にDDSとPDLの組み合わせを何組記録するかを決
定し、ステップ31でDDSの初期化データを作成す
る。そして、DDS,PDL,及びSDLの初期化デー
タを作成すると、ステップ8に進んで各DMA領域の最
初のセクタから複数の連続するセクタにDDSとPDL
をこの順で複数組記録する。また、その最後のセクタの
次のセクタにSDLを記録して、この処理を終了する。
【0101】図11は図10に示したフローチャートの
処理によってDMA領域にDDS,PDL,SDLを記
録したときのフォーマットを示す図である。第0トラッ
クの第0セクタから第24セクタまでと、第1トラック
の第0セクタから第10セクタまでの合計36セクタが
DMA領域1であり、第1トラックの第14セクタから
第24セクタまでと、第2トラックの第0セクタから第
24セクタまでの合計36セクタがDMA領域2であ
る。
【0102】また、第9997トラックの第0セクタか
ら第24セクタまでと、第9998トラックの第0セク
タから第10セクタまでの合計36セクタがDMA領域
2であり、第9998トラックの第14セクタから第2
4セクタまでと、第9999トラックの第0セクタから
第10セクタまでの合計36セクタがDMA領域4であ
る。
【0103】そして、DMA領域1は、第0トラックの
第0セクタと第1セクタとにそれぞれDDS(図では
「D」と略している)とPDL(図では「P」と略して
いる)とがこの順で記録され、以下、第2,3セクタ,
第4,5セクタ,第6,7セクタ,第8,9セクタ,第
10,11セクタ,第12,13セクタ,第14,15
セクタ,第16,17セクタにそれぞれDDSとPDL
がこの順で記録され、第0トラックの第18セクタにS
DLが記録される。
【0104】また、DMA領域2は、第1トラックの第
14,15セクタ,第16,17セクタ,第18,19
セクタ,第20,21セクタ,第22,23セクタ,第
24セクタと第2トラックの第0セクタ,第1,2セク
タ,第3,4セクタ,第5,6セクタにそれぞれDDS
とPDLがこの順で記録され、第2トラックの第7セク
タにSDLが記録される。
【0105】さらに、DMA領域3は、第9997トラ
ックの第0,1セクタ,第2,3セクタ,第4,5セク
タ,第6,7セクタ,第8,9セクタ,第10,11セ
クタ,第12,13セクタ,第14,15セクタ,第1
6,17セクタにそれぞれDDSとPDLがこの順で記
録され、第9997トラックの第18セクタにSDLが
記録される。
【0106】さらにまた、DMA領域4は、第9998
トラックの第14,15セクタ,第16,17セクタ,
第18,19セクタ,第20,21セクタ,第22,2
3セクタ,第24セクタと第9999トラックの第0セ
クタ,第1,2セクタ,第3,4セクタ,第5,6セク
タにそれぞれDDSとPDLがこの順で記録され、第9
999トラックの第7セクタにSDLが記録される。
【0107】次に、光ディスク1のDMA領域に複数の
PDLを記録するときの処理について説明する。図12
はその処理を示すフローチャートである。まず、フォー
マットが開始されると、図12に示すように、ステップ
(図中では「S」で記載している)40でフォーマット
モードとして全面サーティファイモードが指令されてい
るか否かを判断する。
【0108】そして、指令されていればステップ41へ
進んで光ディスク全面について、つまり、光ディスクの
記録領域の全てのセクタについて、記録データを消去
し、所定ビットパターンからなるテストデータを記録
し、その記録したテストデータを再生して照合し、一致
するかどうかを調べるベリファイ動作を実行し、ステッ
プ42でその検査結果を保存する。
【0109】さらに、ステップ43ではその保存した検
査結果に基づいてPDLとして記録するデータを作成
し、ステップ44でSDLの初期化データを作成する。
このSDLの初期化データは、前述した表3で、エント
リ数情報の値を“0”にセットしたものである。
【0110】その後、ステップ45によって1組のPD
Lを何組書くかを決定する。つまり、各DMA領域の先
頭のセクタにDDSを記録し、そのセクタに続く複数づ
つの連続するセクタに同一内容のPDLを2組以上何組
記録するかを決定する。例えば、ステップ42において
PDLエントリ数“255”の場合、PDLを登録する
にはちょうど2セクタ分を必要とする。よって、残りの
全交替数769(=1024−255)をSDLを記録
するセクタとして登録するためには、SDL使用セクタ
として13セクタ分残しておけば良い。
【0111】そして、その13セクタ分と先頭のDDS
を記録する1セクタ分を合わせて、DMA領域内のPD
Lを記録するPDL登録セクタの数は36−(13+
1)=22セクタとなる。したがって、各DMA領域に
は2セクタで1組のPDLを最大11組記録することが
できる。
【0112】さらに、ステップ46ではステップ45の
処理に基づいてDDSの初期化データを作成する。ここ
では、各DDSを記録したセクタに続くPDLを記録す
る開始セクタと、SDLを記録する開始セクタとの位置
を記録する。また、DMA領域に設けた1組のPDLを
記録したセクタ数とそれらのセクタのアドレスはDDS
を記録したセクタの29バイト以降の空いた箇所に記録
する。
【0113】そして、ステップ47で各DMA領域の最
初のセクタにDDSを記録し、そのセクタに続く複数づ
つの連続するセクタに同一内容のPDLを複数組記録
し、その最後尾のセクタの次のセクタにSDLを記録
し、この処理を終了する。
【0114】また、ステップ40の判断でフォーマット
モードとして全面サーティファイモードが指令されてい
なければ、ステップ48へ進んでPDLの初期化データ
を作成し、ステップ49でSDLの初期化データを作成
する。そのPDLの初期化データは、表2に示したエン
トリ数情報の値を“0”にセットしたものを用いる。し
たがって、PDLに使用するセクタ数は1セクタ分であ
る。
【0115】さらに、ステップ50で1セクタのPDL
を何セクタ分書くかを決定する。つまり、ステップ45
と同様に各DMA領域の先頭のセクタにDDSを記録
し、そのセクタに続く複数づつの連続するセクタに同一
内容のPDLを2組以上何組記録するかを決定し、ステ
ップ51でDDSの初期化データを作成する。
【0116】そして、DDS,PDL,及びSDLの初
期化データを作成すると、ステップ47に進んで各DM
A領域の最初のセクタにDDSを記録し、そのセクタに
続く複数づつの連続するセクタに同一内容のPDLを複
数組記録し、その最後尾のセクタの次のセクタにSDL
を記録し、この処理を終了する。
【0117】図13は図12のフローチャート処理によ
ってDMA領域にDDS,PDL,SDLを記録したと
きのフォーマットを示す図である。第0トラックの第0
セクタから第24セクタまでと、第1トラックの第0セ
クタから第10セクタまでの合計36セクタがDMA領
域1であり、第1トラックの第14セクタから第24セ
クタまでと、第2トラックの第0セクタから第24セク
タまでの合計36セクタがDMA領域2である。
【0118】また、第9997トラックの第0セクタか
ら第24セクタまでと、第9998トラックの第0セク
タから第10セクタまでの合計36セクタがDMA領域
2であり、第9998トラックの第14セクタから第2
4セクタまでと、第9999トラックの第0セクタから
第10セクタまでの合計36セクタがDMA領域4であ
る。
【0119】そして、DMA領域1は、第0トラックの
第0セクタにDDS(図では「D」と略している)が記
録され、以下、第1,2セクタにそれぞれPDL(図で
は「P1」と略している)、第3,4セクタにそれぞれ
PDL(図では「P2」と略している)、第5セクタに
SDLが記録されている。
【0120】,第6,7セクタ,第8,9セクタ,第1
0,11セクタ,第12,13セクタ,第14,15セ
クタ,第16,17セクタにそれぞれDDSとPDLが
この順で記録され、第0トラックの第18セクタにSD
Lが記録される。
【0121】また、DMA領域2は、第1トラックの第
14,15セクタ,第16,17セクタ,第18,19
セクタ,第20,21セクタ,第22,23セクタ,第
24セクタと第2トラックの第0セクタ,第1,2セク
タ,第3,4セクタ,第5,6セクタにそれぞれDDS
とPDLがこの順で記録され、第2トラックの第7セク
タにSDLが記録される。
【0122】次に、図13に示した各DMA領域に記録
されたDDS,PDL,SDLを読み出す場合の処理に
ついて説明する。同図に示した記録領域には、2組のP
DLが合計4セクタの各DMA領域内に記録(配置)さ
れている。
【0123】まず、ドライブコントローラ7によって光
ディスク1の内周側にあるDMA領域1内の最初のセク
タである第0トラックの第0セクタに記録されているD
DS(図では「D」と略している)をリードし、リード
できればこのDDSの情報に基づいて第0トラックの第
1,2セクタにそれぞれ記録されているPDL(図では
「P1」と略している)を読む。
【0124】その1組のPDLの内いずれか一方をリー
ドできなかった場合、後続するセクタである第0トラッ
クの第3,4セクタにそれぞれ記録されているPDL
(図では「P2」と略している)を読む。
【0125】しかし、それもリードできなかった場合
は、DMA領域2内の最初のセクタである第1トラック
の第14セクタに記録されているDDS(図では「D」
と略している)をリードし、リードできればこのDDS
の情報に基づいて第1トラックの第15,16セクタに
それぞれ記録されているPDL(図では「P2」と略し
ている)を読む。
【0126】その1組のPDLの内いずれか一方をリー
ドできなかった場合、後続するセクタである第1トラッ
クの第17,18セクタにそれぞれ記録されているPD
L(図では「P2」と略している)を読む。
【0127】また、それもリードできなかった場合は、
光ディスク1の外周側に形成されたDMA領域3内の最
初のセクタである第9997トラックの第0セクタに記
録されているDDS(図では「D」と略している)をリ
ードし、リードできればこのDDSの情報に基づいて第
9997トラックの第1,2セクタにそれぞれ記録され
ているPDL(図では「P1」と略している)を読む。
【0128】その1組のPDLの内いずれか一方をリー
ドできなかった場合、後続するセクタである第9997
トラックの第1,2セクタにそれぞれ記録されているP
DL(図では「P2」と略している)を読む。
【0129】さらに、それもリードできなかった場合
は、DMA領域4内の最初のセクタである第9998ト
ラックの第14セクタに記録されているDDS(図では
「D」と略している)をリードし、リードできればこの
DDSの情報に基づいて第9998トラックの第15,
16セクタにそれぞれ記録されているPDL(図では
「P1」と略している)を読む。
【0130】その1組のPDLの内いずれか一方をリー
ドできなかった場合、後続するセクタである第9998
トラックの第17,18セクタにそれぞれ記録されてい
るPDL(図では「P2」と略している)を読む。この
ようにして、各DMA領域のなかからいずれか1つのP
DLを読み出した時、PDLの読み出しを終了する。
【0131】次に、光ディスク1のDMA領域に複数の
SDLを記録するときの処理について説明する。データ
の記録中にデータ記録のエラーが発生した場合、エラー
が発生したセクタを欠陥セクタとして所定の交替セクタ
へ交替処理を行なう。この交替処理では、欠陥セクタと
交替先セクタとの関係を表すエントリの追加と、そのエ
ントリの追加によるSDLを記録するセクタの更新及び
その更新内容の記録動作も実行する。
【0132】まず、ドライブコントローラ7によって光
ディスク1の各DMA領域中のPDLが記録されている
セクタに続く複数づつの連続するセクタにそれぞれ同一
内容のSDLを記録する。この場合は、SDLエントリ
数が最初の1セクタで済むときには残りのセクタに同一
内容のSDLを複数セクタ記録するものである。例え
ば、62個のエントリが可能な場合、最大34セクタ分
記録することができる。
【0133】図14はその処理によってDMA領域にD
DS,PDL,SDLを記録したときのフォーマットを
示す図である。第0トラックの第0セクタから第24セ
クタまでと、第1トラックの第0セクタから第10セク
タまでの合計36セクタがDMA領域1であり、第1ト
ラックの第14セクタから第24セクタまでと、第2ト
ラックの第0セクタから第24セクタまでの合計36セ
クタがDMA領域2である。
【0134】また、第9997トラックの第0セクタか
ら第24セクタまでと、第9998トラックの第0セク
タから第10セクタまでの合計36セクタがDMA領域
2であり、第9998トラックの第14セクタから第2
4セクタまでと、第9999トラックの第0セクタから
第10セクタまでの合計36セクタがDMA領域4であ
る。
【0135】そして、DMA領域1は、第0トラックの
第0セクタにDDS(図では「D」と略している)が記
録され、次の第1セクタにPDL(図では「P」と略し
ている)が記録され、その次の第2セクタにSDL(図
では「S1」と略している)が記録され、また次の第3
セクタにSDL(図では「S2」と略している)が記録
され、第4セクタにSDL(図では「S3」と略してい
る)が記録される。
【0136】また、DMA領域2は、第1トラックの第
14セクタにDDS(図では「D」と略している)が記
録され、次の第15セクタにPDL(図では「P」と略
している)が記録され、その次の第16セクタにSDL
(図では「S1」と略している)が記録され、また次の
第17セクタにSDL(図では「S2」と略している)
が記録され、第18セクタにSDL(図では「S3」と
略している)が記録される。
【0137】さらに、DMA領域3は、第9997トラ
ックの第0セクタにDDS(図では「D」と略してい
る)が記録され、次の第1セクタにPDL(図では
「P」と略している)が記録され、その次の第2セクタ
にSDL(図では「S1」と略している)が記録され、
次の第3セクタにSDL(図では「S2」と略してい
る)が記録され、第4セクタにSDL(図では「S3」
と略している)が記録される。
【0138】さらにまた、DMA領域4は、第9998
トラックの第14セクタにDDS(図では「D」と略し
ている)が記録され、次の第15セクタにPDL(図で
は「P」と略している)が記録され、その次の第16セ
クタにSDL(図では「S1」と略している)が記録さ
れ、また次の第17セクタにSDL(図では「S2」と
略している)が記録され、第18セクタにSDL(図で
は「S3」と略している)が記録される。
【0139】次に、光ディスク1のDMA領域に複数組
のSDLを記録するときの処理について説明する。デー
タの記録中にデータ記録のエラーが発生した場合、エラ
ーが発生したセクタを欠陥セクタとして所定の交替セク
タへ交替処理を行なう。
【0140】この交替処理では、欠陥セクタと交替先セ
クタとの関係を表すエントリの追加と、そのエントリの
追加によるSDLを記録するセクタの更新及びその更新
内容の記録動作も実行する。つまり、所定の位置のセク
タに記録されたDDS,PDLの後のセクタにSDLセ
クタを2組以上記録するものである。
【0141】まず、ドライブコントローラ7によって光
ディスク1の各DMA領域中のPDLが記録されている
セクタに続く複数づつの連続するセクタにそれぞれ同一
内容のSDLを2組以上記録する。この場合は、SDL
エントリ数が増加してSDLセクタを2セクタ分使用す
るときには1組のSDLを残りのセクタに複数組記録す
るものである。例えば、126個のエントリが可能な場
合、最大17セクタ分記録することができる。
【0142】図15はその処理によってDMA領域にD
DS,PDL,SDLを記録したときのフォーマットを
示す図である。第0トラックの第0セクタから第24セ
クタまでと、第1トラックの第0セクタから第10セク
タまでの合計36セクタがDMA領域1であり、第1ト
ラックの第14セクタから第24セクタまでと、第2ト
ラックの第0セクタから第24セクタまでの合計36セ
クタがDMA領域2である。
【0143】また、第9997トラックの第0セクタか
ら第24セクタまでと、第9998トラックの第0セク
タから第10セクタまでの合計36セクタがDMA領域
2であり、第9998トラックの第14セクタから第2
4セクタまでと、第9999トラックの第0セクタから
第10セクタまでの合計36セクタがDMA領域4であ
る。
【0144】そして、DMA領域1は、第0トラックの
第0セクタにDDS(図では「D」と略している)が記
録され、次の第1セクタにPDL(図では「P」と略し
ている)が記録され、その次の第2,3セクタにそれぞ
れSDL(図では「S1」と略している)が記録され、
また次の第4,5セクタにSDL(図では「S2」と略
している)が記録される。
【0145】また、DMA領域2は、第1トラックの第
14セクタにDDS(図では「D」と略している)が記
録され、次の第15セクタにPDL(図では「P」と略
している)が記録され、その次の第16,17セクタに
それぞれSDL(図では「S1」と略している)が記録
され、また次の第18,19セクタにそれぞれSDL
(図では「S2」と略している)が記録される。
【0146】さらに、DMA領域3は、第9997トラ
ックの第0セクタにDDS(図では「D」と略してい
る)が記録され、次の第1セクタにPDL(図では
「P」と略している)が記録され、その次の第2,3セ
クタにそれぞれSDL(図では「S1」と略している)
が記録され、また次の第4,5セクタにそれぞれSDL
(図では「S2」と略している)が記録される。
【0147】さらにまた、DMA領域4は、第9998
トラックの第14セクタにDDS(図では「D」と略し
ている)が記録され、次の第15セクタにPDL(図で
は「P」と略している)が記録され、その次の第16,
17セクタにSDL(図では「S1」と略している)が
記録され、また次の第18,19セクタにSDL(図で
は「S2」と略している)が記録される。
【0148】次に、図15に示した各DMA領域に記録
されたDDS,PDL,SDLを読み出す場合の処理に
ついて説明する。同図に示した記録領域には、2組のS
DLが合計4セクタの各DMA領域内に記録(配置)さ
れている。
【0149】まず、ドライブコントローラ7によって光
ディスク1の内周側にあるDMA領域1内の最初のセク
タである第0トラックの第0セクタに記録されているD
DS(図では「D」と略している)をリードし、リード
できればこのDDSの情報に基づいて第0トラックの第
1セクタに記録されているPDL(図では「P」と略し
ている)をリードし、リードできれば第2,3セクタに
それぞれ記録されているSDL(図では「S1」と略し
ている)を読む。
【0150】その1組のSDLの内いずれか一方をリー
ドできなかった場合、後続するセクタである第0トラッ
クの第4,5セクタにそれぞれ記録されているSDL
(図では「S2」と略している)を読む。
【0151】しかし、それもリードできなかった場合
は、DMA領域2内の最初のセクタである第1トラック
の第14セクタに記録されているDDS(図では「D」
と略している)をリードし、リードできればこのDDS
の情報に基づいて第1トラックの第15セクタに記録さ
れているPDL(図では「P」と略している)をリード
し、リードできれば第16,17セクタにそれぞれ記録
されているSDL(図では「S1」と略している)を読
む。
【0152】その1組のSDLの内いずれか一方をリー
ドできなかった場合、後続するセクタである第1トラッ
クの第18,19セクタにそれぞれ記録されているSD
L(図では「S2」と略している)を読む。
【0153】また、それもリードできなかった場合は、
光ディスク1の外周側に形成されたDMA領域3内の最
初のセクタである第9997トラックの第0セクタに記
録されているDDS(図では「D」と略している)をリ
ードし、リードできればこのDDSの情報に基づいて第
9997トラックの第1セクタに記録されているPDL
(図では「P」と略している)をリードし、リードでき
れば第2,3セクタにそれぞれ記録されているSDL
(図では「S1」と略している)を読む。
【0154】その1組のSDLの内いずれか一方をリー
ドできなかった場合、後続するセクタである第1トラッ
クの第4,5セクタにそれぞれ記録されているSDL
(図では「S2」と略している)を読む。
【0155】さらに、それもリードできなかった場合
は、DMA領域4内の最初のセクタである第9998ト
ラックの第14セクタに記録されているDDS(図では
「D」と略している)をリードし、リードできればこの
DDSの情報に基づいて第9998トラックの第15セ
クタにそれぞれ記録されているPDL(図では「P1」
と略している)をリードし、リードできれば第16,1
7セクタにそれぞれ記録されているSDL(図では「S
1」と略している)を読む。
【0156】その1組のSDLの内いずれか一方をリー
ドできなかった場合、後続するセクタである第9998
トラックの第18,19セクタにそれぞれ記録されてい
るSDL(図では「S2」と略している)を読む。この
ようにして、各DMA領域のなかからいずれか1つのS
DLを読み出した時、SDLの読み出しを終了する。
【0157】そして、SDLエントリ数が次々と増加し
て、SDL更新により36セクタからなるDMA領域の
セクタが所定のセクタ数埋まった時、ユーザに交替数の
減少を知らせる警告信号を出す。この警告信号はメッセ
ージの表示や発光や音声等によって出力するとよい。
【0158】これにより、光学情報記録再生装置の異
状、又は光ディスクの異状状態をユーザに対して警告す
ることができる。そして、ユーザはその警告が発せられ
たときには、光学情報記録再生装置の保守作業を実施し
たり、あるいは、光ディスクに記録しているデータを他
のメディアへコピーするなどの作業を実施することがで
き、記録データの安全性を確保することができる。
【0159】次に、この実施例の光学情報記録再生装置
の効果を列挙する。 (1)フォーマット時に光ディスクのDMA領域内に複
数セクタのDDSを配置することができるので、DDS
のデータを全てが読めなくなることを防ぐことができ
る。
【0160】(2)フォーマット時に光ディスクのDM
A領域内に複数セクタのDDS及びPDLを配置するこ
とができるので、DDS,PDLのデータ全てが読めな
くなることを防ぐことができる。 (3)フォーマット時に光ディスクのDMA領域内に複
数セクタのPDLを配置することができるので、PDL
のデータ全てが読めなくなることを防ぐことができる。
【0161】(4)SDL更新時にDMA領域内に複数
セクタのSDLを配置することができるので、SDLの
データ全てが読めなくなることを防ぐことができる。 (5)ユーザに対して光学情報記録再生装置あるいは光
ディスクの異状を知らせることができるので、記録デー
タの安全性を確保することができる。
【0162】
【表1】
【0163】
【表2】
【0164】
【表4】
【0165】
【表3】
【0166】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る光学情報記録再生装置によれば、ディスク記録媒体上
のDMA領域に複数のDDS,PDL,又はSDLを記
録し、そのDDS,PDL,又はSDLについて少なく
ともいずれかを読み出すことができる。したがって、デ
ィスク記録媒体の記録膜が経時的に劣化したり、同一箇
所を繰り返し何度も読み出して生じる光摩擦によって劣
化したりしても、確実にそれらのデータの読み出しが行
なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のドライブコントローラ7の光ディスク1
に対するこの発明の機能構成の第1例を示す図である。
【図2】この発明の一実施例である光学情報記録再生装
置の構成を示す図である。
【図3】光ディスク1のユーザ領域の構成の一例を示す
図である。
【図4】光ディスク1のユーザ領域の構成のその他の例
を示す図である。
【図5】図2の光学情報記録再生装置における光学情報
記録媒体のDMA領域に複数のDDSを記録するときの
処理を示すフローチャートである。
【図6】DMA領域の最初のセクタから複数の連続する
セクタに同一内容のDDSを記録したときのフォーマッ
トを示す図である。
【図7】図5のフローチャートによる処理によって各D
MA領域に記録されたDDSを読み出すときの処理を示
すフローチャートである。
【図8】図5のフローチャートによる処理によって各D
MA領域に記録されたDDSを読み出すときの他の処理
例を示すフローチャートである。
【図9】図2のドライブコントローラ7の光ディスク1
に対するこの発明の機能構成の第2例を示す図である。
【図10】光ディスク1のDMA領域にDDSとPDL
をこの順で複数組記録するときの処理を示すフローチャ
ートである。
【図11】図10のフローチャートの処理によってDM
A領域にDDS,PDL,SDLを記録したときのフォ
ーマットを示す図である。
【図12】光ディスク1のDMA領域に複数のPDLを
記録するときの他の処理例を示すフローチャートであ
る。
【図13】図12のフローチャート処理によってDMA
領域にDDS,PDL,SDLを記録したときのフォー
マットを示す図である。
【図14】DMA領域に複数のSDLを記録したときの
フォーマットを示す図である。
【図15】DMA領域に複数組のSDLを記録したとき
のフォーマットを示す図である。
【図16】90ミリ国際標準化機構(ISO)の標準メ
ディアで定義されているディスク記録媒体の各記録領域
のゾーン位置を示す図である。
【図17】各DMA領域1〜4内にDDS,PDL,及
びSDLを記録(定義)するセクタの位置の一例を示す
図である。
【符号の説明】
1:光ディスク 2:モータ 3:回転制御系 4:光ピックアップ 5:アクチュエータ制御系 6:信号検出部 7:ドライブコントローラ 8:メモリ 9:レーザ駆動回路 10:記録手段 11:再生手段 12:DDS記録手段 13:DDS読出手段 14:DDS・PDL記
録手段 15:PDL読出手段 16:SDL記録手段 17:SDL読出手段 18:警告手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状の光学情報記録媒体に半導体
    レーザを用いてデータを記録し、該データを読み出して
    再生する光学情報記録再生装置において、 前記光学情報記録媒体のフォーマット時に、該光学情報
    記録媒体上に設けられた複数の欠陥管理領域であるDM
    A領域の最初のセクタから複数の連続するセクタにそれ
    ぞれ同一内容のディスク定義構造であるDDSを記録す
    るDDS記録手段を設けたことを特徴とする光学情報記
    録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光学情報記録再生装置に
    おいて、データの記録再生を行なう際に、前記光学情報
    記録媒体上の前記複数のDMA領域のいずれかの最初の
    セクタに記録されたDDSを読み出し、それが読み出せ
    なかったときには、同じDMA領域の最初のセクタに続
    く各セクタから順次DDSを読み出すDDS読出手段を
    設けたことを特徴とする光学情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の光学情報記録再生装置に
    おいて、データの記録再生を行なう際に、前記光学情報
    記録媒体上の前記複数の各DMA領域の最初のセクタに
    記録されたDDSを順次読み出し、全てのDDSが読み
    出せなかったときには、その読み出せなかったDDSが
    配置されているDMA領域の最初のセクタに続く各セク
    タから順次DDSを読み出すDDS読出手段を設けたこ
    とを特徴とする光学情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 ディスク状の光学情報記録媒体に半導体
    レーザを用いてデータを記録し、該データを読み出して
    再生する光学情報記録再生装置において、 前記光学情報記録媒体のフォーマット時に、該光学情報
    記録媒体上に設けられた複数の欠陥管理領域であるDM
    A領域のそれぞれ最初のセクタから複数の連続するセク
    タにディスク定義構造であるDDSと第1欠陥リストで
    あるPDLとをこの順で複数組記録するDDS・PDL
    記録手段を設けたことを特徴とする光学情報記録再生装
    置。
  5. 【請求項5】 ディスク状の光学情報記録媒体に半導体
    レーザを用いてデータを記録し、該データを読み出して
    再生する光学情報記録再生装置において、 前記光学情報記録媒体のフォーマット時に、該光学情報
    記録媒体上に設けられた複数の欠陥管理領域であるDM
    A領域のそれぞれ最初のセクタにディスク定義構造であ
    るDDSを記録し、該セクタに続く複数づつの連続する
    セクタに同一内容の第1欠陥リストであるPDLを2組
    以上記録するDDS・PDL記録手段を設けたことを特
    徴とする光学情報記録再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の光学情報記録再生装置に
    おいて、データの記録再生を行なう際に、前記光学情報
    記録媒体上のDMA領域の最初のセクタのDDSの直後
    に記録された1組目のPDLを読み出し、それが読み出
    せなかったときには、2組目以降のPDLを順次読み出
    すPDL読出手段を設けたことを特徴とする光学情報記
    録再生装置。
  7. 【請求項7】 請求項4又は5記載の光学情報記録再生
    装置において、データ記録中に記録エラーが発生したと
    き、前記光学情報記録媒体上の各DMA領域中のPDL
    が記録されているセクタに続く複数づつの連続するセク
    タに同一内容の第2欠陥リストであるSDLを2組以上
    記録するSDL記録手段を設けたことを特徴とする光学
    情報記録再生装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の光学情報記録再生装置に
    おいて、データ記録再生を行なう際に、前記光学情報記
    録媒体上のDMA領域のPDLの直後に記録された1組
    目のSDLを読み出し、それが読み出せなかったときに
    は、2組目以降のSDLを順次読み出すSDL読出手段
    を設けたことを特徴とする光学情報記録再生装置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の光学情報記録再生装置に
    おいて、前記光学情報記録媒体上の各DMA領域の所定
    数のセクタまでSDLが記録されたとき、交替セクタ数
    の減少を知らせる警告信号を発する警告手段を設けたこ
    とを特徴とする光学情報記録再生装置。
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