JPH0757346A - Vtrのマイコンサーボ系におけるモータ起動回路 - Google Patents

Vtrのマイコンサーボ系におけるモータ起動回路

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JPH0757346A
JPH0757346A JP5203229A JP20322993A JPH0757346A JP H0757346 A JPH0757346 A JP H0757346A JP 5203229 A JP5203229 A JP 5203229A JP 20322993 A JP20322993 A JP 20322993A JP H0757346 A JPH0757346 A JP H0757346A
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陽 沢村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】VTRのマイコンサーボ系において、起動信号
をソフトウエアで見にいく必要がないようにしたモータ
起動回路を提供する。 【構成】モータ6からのFGパルスが入る度にフリーラ
ンカウンタ1の出力をラッチするインプットキャプチャ
レジスタ2の引き続く2つのラッチデータ間の時間を演
算するCPU3と、CPUの演算出力に基いてPWM信
号を出力するPWM回路4と、PWM回路4の出力に基
いてモータを駆動するドライバ回路5とでモータの速度
制御が行なわれる。このモータの起動は、フリーランカ
ウンタ1がFGパルスの周期よりも充分長い時間に対応
する所定のカウント値を超えると、オーバーフローフラ
グを出力するとともにFGパルスによってリセットされ
るオーバーフローフラグ発生回路9と、オーバーフロー
フラグ発生回路9の出力をCPUを介することなくドラ
イバ回路5に前記モータの起動信号として与える手段と
によって行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はVTR(ビデオテープレ
コーダ)における速度サーボ系におけるモータ起動回路
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】VTRにおいては、ヘッドドラムを駆動
するモータやキャプスタンを駆動するモータ等の速度制
御をマイクロコンピュータ(以下「マイコン」という)
を使用して行なうものが主流になってきている。図3は
このような従来例をヘッドサーボ系に関して示してい
る。同図において、モータ36の速度制御は次のように
して行なわれる。まず、クロックCLKをカウントする
フリーランカウンタ31の出力をインプットキャプチャ
レジスタ32でモータ側からのFGパルスが入る度にラ
ッチする。
【0003】そして、引き続く2つのラッチデータ間の
時間をCPU33で求めるとともに基準値と比較して、
その差を計算する。PWM発生回路34では、このCP
U33の演算結果のデータに基いてPWM(パルス幅変
調)信号を出力する。このPWM信号は、抵抗Rとコン
デンサCから成る平滑回路で平滑された後、ドライバ回
路35に与えられる。37はFGパルスを増幅するパル
ス増幅器である。
【0004】このような速度制御動作が行なわれる前
に、モータ36は起動されなければならないが、この起
動は、タイマー38→オーバーフローフラグ発生回路3
9→CPU33→PWM発生回路34→ドライバ回路3
5→モータ36の経路を通して行なわれる。
【0005】VTRに電源が入った時点ではフリーラン
カウンタ31は動作するが、モータ36は停止している
ので、FGパルスは発生せず、従って、インプットキャ
プチャレジスタ32はラッチ動作をしない。また、CP
UはFGパルスによって割り込みがかかって速度制御に
関する動作を行なうようになっているので、FGパルス
が入力されない状態下では上記の演算を行なわない。一
方、タイマー38はフリーランカウンタ31が所定のカ
ウント値を超えるのを監視しており、フリーランカウン
タ31のカウント値が、その所定値を超えると、オーバ
ーフローフラグ発生回路39をトリガーする。これによ
ってオーバーフローフラグ発生回路39からオーバーフ
ローフラグが発生される。このフラグはCPU33で処
理され、それに基いて、PWM回路33から起動パルス
が出力される。この起動パルスはドライバ回路35を通
してモータ36の起動に供される。
【0006】このようにして、モータ36が起動する
と、FGパルスがタイマー38に印加されて該タイマー
38をリセットする。それに伴って、オーバーフローフ
ラグ発生回路39の出力(オーバーフローフラグ)もリ
セットされる。一方、フリーランカウンタ32はFGパ
ルスの入力によってラッチ動作を行ない、CPU33も
FGパルスによって割り込みがかかり、上述した速度制
御に関する動作を遂行する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、CP
U33は速度制御とは別の起動用プログラムを必要と
し、しかもその起動用プログラムはモータ停止時におい
ても絶えず起動信号(オーバーフローフラグ)の入力が
あったか否かを見にいくという動作を必要とするので、
CPU33並びにソフトウエア上の負担が大きいという
欠点があった。
【0008】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、VTRのマイコンサーボ系において、起動信
号をソフトウエアで見にいく必要がないようにしたモー
タ起動回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明のモータ起動回路では、クロックをカウントす
るフリーランカウンタと、モータからのFGパルスが入
る度に前記フリーランカウンタの出力をラッチするイン
プットキャプチャレジスタと、前記インプットキャプチ
ャレジスタの引き続く2つのラッチデータ間の時間を演
算するCPUと、前記CPUの演算出力に基いてPWM
信号を出力するPWM回路と、前記PWM回路の出力に
基いてモータを駆動するドライバ回路と、前記フリーラ
ンカウンタがFGパルスの周期よりも充分長い時間に対
応する所定のカウント値を超えると、オーバーフローフ
ラグを出力するとともにFGパルスによってリセットさ
れるオーバーフローフラグ発生回路と、前記オーバーフ
ローフラグ発生回路の出力をCPUを介することなく前
記ドライバ回路に前記モータの起動信号として与える手
段と、から成っている。
【0010】
【作用】VTRの電源スイッチがONされてフリーラン
カウンタが動作し、そのカウント値が所定の値を超える
と、オーバーフローフラグが発生され、このオーバーフ
ローフラグがCPUを介することなく、直接ドライバ回
路に与えられ、このオーバーフローフラグによってモー
タが起動される。従って、CPUは起動用のプログラム
が不要となり、起動信号(オーバーフローフラグ)の入
力を見にいく必要がなくなる。モータが起動すると、F
Gパルスが発生し、オーバーフローフラグはリセットさ
れる。一方、FGパルスの発生によってインプットキャ
プチャレジスタやCPUが速度制御動作に入る。
【0011】
【実施例】以下本発明を図面に従って説明する。本発明
を実施した図1において、1はクロックCLKをカウン
トするフリーランカウンタであり、その出力はインプッ
トキャプチャレジスタ2とタイマー8に与えられる。イ
ンプットキャプチャレジスタ2はFGパルスの入力の度
にフリーランカウンタ1の出力をラッチする。3はCP
Uであり、前記インプットキャプチャレジスタ2の引き
続く2つのラッチデータをD1、D2、基準値をDとする
と、(D2−D1)−Dなる演算を行ない、その演算結果
をPWM回路4へ与える。
【0012】PWM回路4はCPU3から与えられたデ
ータに基いてPWM信号を出力する。この出力はOR回
路10を介してドライバ回路5へ与えられ、モータ6を
ドライブする。尚、PWM信号がドライバ回路5に入力
される前に抵抗R1とコンデンサC1より成る平滑回路1
1で平滑される。
【0013】モータ6が回転していない状態(停止状
態)では、インプットキャプチャレジスタ2、CPU
3、PWM回路4は上述の動作を行なわない。このモー
タ6が停止している状態からの起動はフリーランカウン
タ1が所定のカウント値(この値はモータ回転時のFG
パルスの閾値より充分長い時間に対応する値に選ばれて
いる)を超えたときにタイマー8がオーバーフローフラ
グ発生回路9をトリガーすることによってオーバーフロ
ーフラグ発生回路9から生じるオーバーフローフラグに
よって行なわれる。この場合、オーバーフローフラグは
OR回路10を介してIC(マイコン)13の出力端子
12へ与えられる。このオーバーフローフラグは平滑回
路11を通してドライバ回路5へ与えられ、モータ6の
起動に供せられる。
【0014】モータ6が起動すると、FGパルスが発生
してインプットキャプチャレジスタ2、CPU3が動作
を開始する。一方、FGパルスはタイマー8をリセット
するので、オーバーフローフラグ発生回路9もリセット
され、オーバーフローフラグはリセットされる。図2の
(a)はオーバーフローフラグを示しており、フリーラ
ンカウンタ1が所定のカウント値を超えたことによりタ
イマー8によりオーバーフローフラグ発生回路9がトリ
ガーされてT1でハイレベルに立ち上がり、FGパルス
によりT2でリセットされてローレベルに立ち下がる。
図2の(b)はT1よりも遅れて発生するPWM信号を
示している。
【0015】このように本実施例ではオーバーフローフ
ラグをCPUを介さずにに直接ドライバ回路5に与えて
モータ6を起動するようにしているので、CPU3に対
し起動プログラムは不要であり、CPUはモータ6の起
動に関与しないことになる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、C
PUは起動用のプログラムが不要となり、起動信号(オ
ーバーフローフラグ)の入力を見にいく必要がなくな
る。このため、ソフト上の負担が軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したマイコンサーボ系のモータ起
動回路を示す図。
【図2】その動作説明用の信号波形図。
【図3】従来のマイコンサーボ系のモータ起動回路を示
す図。
【符号の説明】
1 フリランカウンタ 2 インプットキャプチャレジスタ 3 CPU 4 PWM回路 5 ドライバ回路 6 モータ 8 タイマー 9 オーバーフローフラグ発生回路 12 出力端子 13 IC(マイコン)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロックをカウントするフリーランカウン
    タと、 モータからのFGパルスが入る度に前記フリーランカウ
    ンタの出力をラッチするインプットキャプチャレジスタ
    と、 前記インプットキャプチャレジスタの引き続く2つのラ
    ッチデータ間の時間を演算するCPUと、 前記CPUの演算出力に基いてPWM信号を出力するP
    WM回路と、 前記PWM回路の出力に基いてモータを駆動するドライ
    バ回路と、 前記フリーランカウンタがFGパルスの周期よりも充分
    長い時間に対応する所定のカウント値を超えると、オー
    バーフローフラグを出力するとともにFGパルスによっ
    てリセットされるオーバーフローフラグ発生回路と、 前記オーバーフローフラグ発生回路の出力をCPUを介
    することなく前記ドライバ回路に前記モータの起動信号
    として与える手段と、 から成るVTRのサーボ系におけるモータ起動回路。
  2. 【請求項2】クロックをカウントするフリーランカウン
    タと、 外部パルスの入力により前記フリーランカウンタの出力
    をラッチするラッチ回路と、 前記ラッチ回路からのデータを演算し、その演算結果を
    出力するCPUと、 前記CPUの出力に基いてPWM信号を出力端子に出力
    するPWM回路と、 前記フリーランカウンタが所定のカウント値に至ると、
    オーバーフローフラグを出力するとともに該オーバーフ
    ローフラグを前記CPUを介することなく前記出力端子
    へ出力するオーバーフローフラグ発生手段と、 から成る半導体集積回路装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4912511B2 (ja) * 2010-03-16 2012-04-11 三菱電機株式会社 速度検出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4912511B2 (ja) * 2010-03-16 2012-04-11 三菱電機株式会社 速度検出装置
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