JPH075719U - 押出機の廃棄樹脂の切断装置 - Google Patents

押出機の廃棄樹脂の切断装置

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JPH075719U
JPH075719U JP3662393U JP3662393U JPH075719U JP H075719 U JPH075719 U JP H075719U JP 3662393 U JP3662393 U JP 3662393U JP 3662393 U JP3662393 U JP 3662393U JP H075719 U JPH075719 U JP H075719U
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JP
Japan
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extruder
waste resin
cutting device
cutter
diverter valve
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Pending
Application number
JP3662393U
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English (en)
Inventor
賢二 西本
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Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 押出機の廃棄樹脂を人力を使用することなく
効率よく切断し得る廃棄樹脂の切断装置を提供する。 【構成】 ダイバータバルブの排出口に駆動装置によ
り、往復作動するスライド型切断装置を設けてなる押出
機の廃棄樹脂の切断装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は押出機の運転開始時あるいは材料変更時の清掃運転中に排出される廃 棄樹脂の処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、押出機の運転開始時には前回運転の停止時に押出機内に残留している樹 脂あるいは最初の運転では押出機内のゴミ等の残留物を含んだ樹脂、さらには連 続運転中の樹脂材料変更の際に、前後の樹脂材料の混合した樹脂を押出機のスク リュウ下流に設けられたダイバータバルブにより直接機外へ排出している。この ダイバータバルブは樹脂流通路を2段階に切替可能となっており、通常の運転時 には押出機のスクリュウの先端からダイバータバルブを経て下流のギヤーポンプ 等へと溶融樹脂が順次移送されるように樹脂通路が開通しており、製品が押出さ れ製品の生産が行われる。
【0003】 残留樹脂等を排出させるための清掃運転が行われる場合は樹脂流通路を切替え ることによりダイバータバルブから下流のギヤーポンプ等との間の樹脂流通路が 閉塞され押出機のスクリュウ先端からダイバータバルブを経て直接機外へ連通す るダイバータバルブの下端側(底部側)の排出口へ開通した状態になる。
【0004】 従って排出樹脂は押出機内からダイバータバルブへ移送され、ダイバータバル ブの下端部側に開口した排出口から棒状に連続的に排出され、従来、ダイバータ バルブの排出口から排出されるこの連続した棒状の廃棄樹脂は、廃棄処理等のそ の後の処理作業が容易に行われるように、人手により、カッター等で小さな塊状 に切断されていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
押出機の性能向上及び大型化に伴って、廃棄樹脂の処理量が増大しており、廃 棄樹脂処理の省力化及び効率化が要望されてきた。また、押出機は高温に加熱さ れた機器装置であり、そのような機器装置の近辺で人が作業するには、危険性が 伴っていた。さらには、排出される廃棄樹脂は200度C前後の高温物質である と共に粘性の大きい切断困難な物質であり、このような廃棄樹脂を人がカッター 等により切断することには、同様に危険性が伴っていた。
【0006】 本考案は、以上のような現状に対して、省力化及び効率化を実現し、人力作業 及び危険性を排除した押出機の廃棄樹脂の切断装置を提供しようとするものであ る。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決しようとするものでその要旨は、押出機のスクリュウ の下流に取着されるダイバータバルブの排出口において、カッターが往復駆動装 置により排出方向を横断して往復動することを特徴とする押出機の廃棄樹脂の切 断装置及び前記カッターは、往復の両動作において切断可能な両刃からなる押出 機の廃棄樹脂の切断装置及び前記カッターは、平板に前記ダイバータバルブの前 記排出口より大きい空間部を設け、前記平板の先端と先端に対応する前記空間部 の内周部とに刃を設けた押出機の廃棄樹脂の切断装置にある。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を図面に基づきさらに詳細に説明する。
【0009】 図1は本考案の実施態様を示す説明図であり、図2は図1のA方向から見た図 である。
【0010】 押出機(図示せず)とギヤーポンプ(図示せず)との間に取着されるダイバー タバルブ1は、バルブケース2、ピストン3及び油圧シリンダー4で構成されて いる。バルブケース2には、上下方向に往復動するピストン3を収容する内腔2 a、側壁を貫通して互いに対抗する位置に流入口2b及び流出口2c、下側を覆 うカバー2d及びカバー2dに下方向に排出口2e(本実施例では2個の排出口 を設けた例を示している)がそれぞれ設けられている。ピストン3は、バルブケ ース2の内腔2aを上下動する部分の上半部にバルブケース2の流入口2bと流 出口2cとを連通可能に両側側面間を貫通する通過流路3a、その下半部に流入 口2bと排出口2eとを連通可能に流入側側面と下端面との間を貫通する排出流 路3bを設け、上端部をバルブケース2の上部に上下方向駆動可能に固定配置さ れた油圧シリンダー4に接続されている。ダイバータバルブ1は、油圧シリンダ ー4を作動してピストン3を押し下げると、通過流路3aがバルブケース2の流 入口2bと流出口2cとを連通し、定常運転状態となる。ピストン3を図1の状 態に引き上げると、排出流路3bが流入口2bに開口して排出口2eへ連通し、 流出口2cは遮断される。
【0011】 切断装置5は、カッター6、枠体7及び空気シリンダー8で構成されている。 枠体7は図2に示すように少なくともコの字形状をしており、対抗する平行部分 で切断装置5をダイバータバルブ1の下端部に固定保持させると共にカッター6 をカバー2dの下面に接触した状態であるいは僅かの隙間を保持した状態で往復 動可能に保持し、中間部分で空気シリンダー8を固定保持している。カッター6 は、平板状であり、カッター6が押出された状態で排出口2eを開口するに充分 な穴6aが設けられている。また、カッター6は、往復動するときに前端部及び 穴6aが排出口2eを通過する部分を含む内周部分には刃6b,6cを設けてい る。カッター6の後端部は空気シリンダー8に接続されている。
【0012】 図2に示すように空気シリンダー8が引き込まれた状態では、カッター6は排 出口2eの外部に位置している。空気シリンダー8を押出すと、カッター6は前 端部が排出口2eを横断して通過し、さらに前進して排出口2eが穴6aに開口 する。その後、空気シリンダー8を引き込むとカッター6は図2に示す状態に戻 る。
【0013】 以上のように構成された切断装置5において、ダイバータバルブ1が図1に示 すようにピストン3を引き上げた状態で押出機が運転されると、押出機のスクリ ュウ先端から吐出された溶融状態の廃棄樹脂は、ダイバータバルブ1の流入口2 bからピストン3の排出流路3bを経て排出口2eから排出される。排出される 廃棄樹脂に対し、切断装置5が図2の状態から空気シリンダー8を押出すと、カ ッター6は前進し、前端部の刃6bが連続して排出される棒状の廃棄樹脂を切断 し、さらに前進して穴6aが排出口2eを開口し、引続いて廃棄樹脂が排出され る。排出長が所定の長さになった時点で、空気シリンダー8を引き込むと、カッ ター6は後退し、穴6aの刃6cが棒状の廃棄樹脂を切断し、さらに後退して前 端部が排出口2eを通過して排出口2eを開口し(図2の状態)、引続いて廃棄 樹脂が排出される。以上のように空気シリンダー8を操作してカッター6に前進 後退の往復動作をさせることにより所定長すなわち所望の大きさの塊状の廃棄樹 脂を連続的に得ることができる。なお、空気シリンダー8の操作を可変設定可能 なタイマーにより、自動的に行うことにより、自動的な切断作業が可能となる。
【0014】
【考案の効果】
本考案は、以上述べたようにダイバータバルブの排出口に駆動装置により排出 方向を横断して往復作動する切断装置を設けたことにより、人手による危険な作 業を省力化し、効率化し、さらには安全なものとすることが可能となった。また 、カッターを両刃とすることにより、切断装置の作動回数を半減すると共に作動 速度を遅くすることが可能となり、切断装置の装置寿命が長くなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施態様を示す説明図
【図2】図1のA方向から見た図
【符号の説明】
1 ダイバータバルブ 2 バルブケース 3 ピストン 4 油圧シリンダー 5 切断装置 6 カッター 7 枠体 8 空気シリンダー

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押出機のスクリュウの下流に取着される
    ダイバータバルブの排出口において、カッターが往復駆
    動装置により排出方向を横断して往復動することを特徴
    とする押出機の廃棄樹脂の切断装置。
  2. 【請求項2】 前記カッターは、往復の両動作において
    切断可能な両刃からなる請求項1記載の押出機の廃棄樹
    脂の切断装置。
  3. 【請求項3】 前記カッターは、平板に前記ダイバータ
    バルブの前記排出口より大きい空間部を設け、前記平板
    の先端と先端に対応する前記空間部の内周部とに刃を設
    けた請求項1または2記載の押出機の廃棄樹脂の切断装
    置。
JP3662393U 1993-07-05 1993-07-05 押出機の廃棄樹脂の切断装置 Pending JPH075719U (ja)

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JP3662393U JPH075719U (ja) 1993-07-05 1993-07-05 押出機の廃棄樹脂の切断装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002522253A (ja) * 1998-08-03 2002-07-23 ソルヴェイ 押出機をパージする装置
JP2009107330A (ja) * 2007-10-09 2009-05-21 Tsukada Tokuro メルトフィルタ
JP2011110938A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Automatik Plastics Machinery Gmbh 溶融物がノズルプレートから無制御に流出することを防止する装置

Cited By (4)

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