JPH0757168A - 制御装置 - Google Patents
制御装置Info
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- JPH0757168A JPH0757168A JP21909293A JP21909293A JPH0757168A JP H0757168 A JPH0757168 A JP H0757168A JP 21909293 A JP21909293 A JP 21909293A JP 21909293 A JP21909293 A JP 21909293A JP H0757168 A JPH0757168 A JP H0757168A
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Landscapes
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
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- Emergency Alarm Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】地震の震動と、人や物の衝突等による外乱振動
とを判別可能な制御装置を得る。 【構成】制御装置11は堅牢な容器12中に各種対象を
制御するための処理装置14を備えている。処理装置1
4には感震器1及び振動センサー2が接続されている。
感震器1からの入力信号が有った場合に、処理装置14
は振動センサー2からの入力を判定する。この時、地震
による振動であれば振動センサー2からの入力信号はな
いので、感震器1からの入力信号の判定処理に移る。ま
た人や物の衝突等の外乱による振動であれば、衝撃音等
を振動センサー2が検出し信号が入力されるので、一定
の時間感震器1からの入力による制御を行なわない。そ
のため地震による振動と外乱による振動とを区別でき、
誤判断や不必要な処理作業を行なう必要がなくなる。
とを判別可能な制御装置を得る。 【構成】制御装置11は堅牢な容器12中に各種対象を
制御するための処理装置14を備えている。処理装置1
4には感震器1及び振動センサー2が接続されている。
感震器1からの入力信号が有った場合に、処理装置14
は振動センサー2からの入力を判定する。この時、地震
による振動であれば振動センサー2からの入力信号はな
いので、感震器1からの入力信号の判定処理に移る。ま
た人や物の衝突等の外乱による振動であれば、衝撃音等
を振動センサー2が検出し信号が入力されるので、一定
の時間感震器1からの入力による制御を行なわない。そ
のため地震による振動と外乱による振動とを区別でき、
誤判断や不必要な処理作業を行なう必要がなくなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば処理装置としての
マイクロコンピュータ、所謂マイコンを内蔵したマイコ
ン式ガス流量計などの制御装置に関するものであり、地
震などを感震装置により検知した時にはガスの供給を直
ちに遮断するなどの制御をするようにした制御装置に関
するものである。
マイクロコンピュータ、所謂マイコンを内蔵したマイコ
ン式ガス流量計などの制御装置に関するものであり、地
震などを感震装置により検知した時にはガスの供給を直
ちに遮断するなどの制御をするようにした制御装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各家庭に設置される都市ガスやプ
ロパンガスなどのガス流量計として、単に流量を記録す
るだけではなく地震による火災などの二次災害の防止や
ガス洩れなどの早期発見の為の機能を付与するために所
謂マイコンを内蔵したマイコン式ガス流量計(以下単に
流量計という。)が使用され始めている。
ロパンガスなどのガス流量計として、単に流量を記録す
るだけではなく地震による火災などの二次災害の防止や
ガス洩れなどの早期発見の為の機能を付与するために所
謂マイコンを内蔵したマイコン式ガス流量計(以下単に
流量計という。)が使用され始めている。
【0003】この流量計はマイコンと電池を内蔵し、地
震による振動や転倒、ガスの異常な大量流出や少量なが
ら長期的な流出等を検知して内蔵した電磁弁等を閉鎖し
たり警報器から警報を発したりするなどの制御を行な
い、これらを原因とする事故を未然に防ぐものである。
震による振動や転倒、ガスの異常な大量流出や少量なが
ら長期的な流出等を検知して内蔵した電磁弁等を閉鎖し
たり警報器から警報を発したりするなどの制御を行な
い、これらを原因とする事故を未然に防ぐものである。
【0004】このうち、地震の検知について説明する
と、地震の震動は色々な周波数の振動が複合したもので
あるが、主に10Hz以下、特に5Hz以下の振動を中心と
しており、感震装置の検査などにおいては地震の代用特
性として5Hz以下の正弦波振動を印加して行なわれる。
そこで例えば慣性子の揺動によってオン−オフ動作をす
る接点を有した感震器を使用する感震装置においては、
例えば1回の継続時間が40ミリ秒以上のオン信号及び
オフ信号が所定の時間内、例えば3秒間に3回以上出力
された時に、マイコン等により地震と判断して信号を出
力する構造とし、その他の外乱振動とを区別している。
と、地震の震動は色々な周波数の振動が複合したもので
あるが、主に10Hz以下、特に5Hz以下の振動を中心と
しており、感震装置の検査などにおいては地震の代用特
性として5Hz以下の正弦波振動を印加して行なわれる。
そこで例えば慣性子の揺動によってオン−オフ動作をす
る接点を有した感震器を使用する感震装置においては、
例えば1回の継続時間が40ミリ秒以上のオン信号及び
オフ信号が所定の時間内、例えば3秒間に3回以上出力
された時に、マイコン等により地震と判断して信号を出
力する構造とし、その他の外乱振動とを区別している。
【0005】この様な方法で地震と外乱振動とを区別す
るために、感震器は地震の振動領域である周波数帯域と
それ以外の周波数帯域に於いては別の動作特性を示すよ
うにされ、たとえば5Hz以下の振動では120ガルで信
号を出力し5Hzを超えると300ガルでも信号を出力し
ないように構成されている。
るために、感震器は地震の振動領域である周波数帯域と
それ以外の周波数帯域に於いては別の動作特性を示すよ
うにされ、たとえば5Hz以下の振動では120ガルで信
号を出力し5Hzを超えると300ガルでも信号を出力し
ないように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これら従来の流量計等
の制御機器は、その性質上、戸外に取付けられる事が多
く、例えば建物の外壁に配管を伴って取付けられる。そ
の為に取付場所によっては、人の通り道や子供の遊び場
などに面する事になり、例えば人が通る時に体や荷物、
自転車等が当たったり、キャッチボールのボールなどが
当たる事がある。この場合、ガス配管の固定金具の支持
位置の間隔寸法等により多少の差はあるが通常0.1秒
前後の周期でほぼ正弦波形の1000ガル程度から減衰
していく振動加速度がガスメータに印加されるという事
が実験により認められた。
の制御機器は、その性質上、戸外に取付けられる事が多
く、例えば建物の外壁に配管を伴って取付けられる。そ
の為に取付場所によっては、人の通り道や子供の遊び場
などに面する事になり、例えば人が通る時に体や荷物、
自転車等が当たったり、キャッチボールのボールなどが
当たる事がある。この場合、ガス配管の固定金具の支持
位置の間隔寸法等により多少の差はあるが通常0.1秒
前後の周期でほぼ正弦波形の1000ガル程度から減衰
していく振動加速度がガスメータに印加されるという事
が実験により認められた。
【0007】そこで従来の流量計では、これら地震以外
の外乱による感震器からの信号をマイコンが地震による
ものと誤認しないように、例えば感震器の動作閾値が1
30ガルに設定され前述の如くオン時間が40ミリ秒以
上でオフ時間が40ミリ秒以上のオン−オフ信号が3秒
間以内に3サイクル以上あれば地震が発生したと判定す
るというようにマイコンのソフトウェアの条件が設定さ
れることにより、感震器から0.1秒前後の正弦波の周
期に同期した25ミリ秒程度のオン−オフ信号が出力さ
れても、オン時間とオフ時間が40ミリ秒未満となるの
で、マイコンが地震の判定をしない。
の外乱による感震器からの信号をマイコンが地震による
ものと誤認しないように、例えば感震器の動作閾値が1
30ガルに設定され前述の如くオン時間が40ミリ秒以
上でオフ時間が40ミリ秒以上のオン−オフ信号が3秒
間以内に3サイクル以上あれば地震が発生したと判定す
るというようにマイコンのソフトウェアの条件が設定さ
れることにより、感震器から0.1秒前後の正弦波の周
期に同期した25ミリ秒程度のオン−オフ信号が出力さ
れても、オン時間とオフ時間が40ミリ秒未満となるの
で、マイコンが地震の判定をしない。
【0008】しかし実際には、前述のガス配管の固定金
具の支持位置の制御装置からの間隔寸法によっては上記
の条件で衝撃等の外乱振動によりマイコンが地震と誤認
する信号を感震器が出力する事がある。また慣性子を使
用する感震器では、例えばボールが当たった時などに、
始めの内は25ミリ秒前後の信号を出力するが慣性子の
動きが収束していく過程で慣性子の動きが遅くなり上記
の条件を満たす信号を出力してしまい、マイコンが地震
と誤認する事があった。
具の支持位置の制御装置からの間隔寸法によっては上記
の条件で衝撃等の外乱振動によりマイコンが地震と誤認
する信号を感震器が出力する事がある。また慣性子を使
用する感震器では、例えばボールが当たった時などに、
始めの内は25ミリ秒前後の信号を出力するが慣性子の
動きが収束していく過程で慣性子の動きが遅くなり上記
の条件を満たす信号を出力してしまい、マイコンが地震
と誤認する事があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は流量計等
の制御装置になにかが衝突して振動を発生する場合には
必ず地震より高い周波数領域の振動例えば衝撃音等が発
生することに着目したものであり、本発明の制御装置は
地震に含まれる周波数帯の振動を検知する事により電気
的な信号を発生するよう構成された感震器と、この感震
器からの入力信号を判定しそれに基づき対象機器を制御
することのできる処理装置とを堅牢な容器中に備えた装
置において、感震器の設けられた近傍に前記感震器の感
応周波数帯域と比較して高い周波数帯域の振動を検知す
るための振動センサーが設置されている。この制御装置
において、感震器からの入力があった時に振動センサー
からの入力の有無を処理装置によって判定し、該振動セ
ンサーから所定の振幅以上の振動による入力がある時に
は、一定の時間感震器からの信号による対象機器の制御
を行なわないように構成された事を特徴としている。
の制御装置になにかが衝突して振動を発生する場合には
必ず地震より高い周波数領域の振動例えば衝撃音等が発
生することに着目したものであり、本発明の制御装置は
地震に含まれる周波数帯の振動を検知する事により電気
的な信号を発生するよう構成された感震器と、この感震
器からの入力信号を判定しそれに基づき対象機器を制御
することのできる処理装置とを堅牢な容器中に備えた装
置において、感震器の設けられた近傍に前記感震器の感
応周波数帯域と比較して高い周波数帯域の振動を検知す
るための振動センサーが設置されている。この制御装置
において、感震器からの入力があった時に振動センサー
からの入力の有無を処理装置によって判定し、該振動セ
ンサーから所定の振幅以上の振動による入力がある時に
は、一定の時間感震器からの信号による対象機器の制御
を行なわないように構成された事を特徴としている。
【0010】また本発明の制御装置は、正規姿勢におい
て静止時には開放された接点を有し地震に含まれる周波
数帯の振動を検知する事により該接点間を電気的に接続
する構造とされた感震器と、該感震器からの入力信号を
判定しそれに基づき対象機器を制御することのできる処
理装置とを堅牢な容器中に備えた装置において、感震器
の設けられた近傍に振動により起電力を発生する振動セ
ンサーが設置され、感震器からの入力があった時に振動
センサーからの入力の有無を処理装置によって判定し、
該振動センサーから所定の値以上の起電力が入力された
時には一定の時間感震器からの信号による対象機器の制
御を行なわないようにされた事を特徴とする。
て静止時には開放された接点を有し地震に含まれる周波
数帯の振動を検知する事により該接点間を電気的に接続
する構造とされた感震器と、該感震器からの入力信号を
判定しそれに基づき対象機器を制御することのできる処
理装置とを堅牢な容器中に備えた装置において、感震器
の設けられた近傍に振動により起電力を発生する振動セ
ンサーが設置され、感震器からの入力があった時に振動
センサーからの入力の有無を処理装置によって判定し、
該振動センサーから所定の値以上の起電力が入力された
時には一定の時間感震器からの信号による対象機器の制
御を行なわないようにされた事を特徴とする。
【0011】好ましくは制御装置の感震器として、正規
姿勢において静止時には開放された接点を有し地震に含
まれる周波数帯の振動を検知する事により該接点間を所
定の時間間隔で電気的に接続−開離する構造とされた感
震器を使用する。
姿勢において静止時には開放された接点を有し地震に含
まれる周波数帯の振動を検知する事により該接点間を所
定の時間間隔で電気的に接続−開離する構造とされた感
震器を使用する。
【0012】また本発明の制御装置は10ヘルツ以下の
振動に対する振動センサーからの信号は入力しないよう
に構成された事を特徴とする。
振動に対する振動センサーからの信号は入力しないよう
に構成された事を特徴とする。
【0013】さらに本発明の制御装置は、振動センサー
は可聴領域の音波を検出するマイクロフォンである事を
特徴とする。
は可聴領域の音波を検出するマイクロフォンである事を
特徴とする。
【0014】またさらに本発明の制御装置は、金属容器
からの振動は振動センサーに対して実質的に気体を介し
て伝達されるように構成された事を特徴とする。
からの振動は振動センサーに対して実質的に気体を介し
て伝達されるように構成された事を特徴とする。
【0015】さらに本発明の制御装置は、振動センサー
による振動検知が所定時間以上続いた場合には、感震器
からの入力が有った時には必ず感震器からの入力信号の
判定とそれに基づく対象機器の制御を行なうようにされ
た事を特徴とする。
による振動検知が所定時間以上続いた場合には、感震器
からの入力が有った時には必ず感震器からの入力信号の
判定とそれに基づく対象機器の制御を行なうようにされ
た事を特徴とする。
【0016】
【実施例】以下、図に基づいて実施例について説明す
る。図1は本発明の制御装置の一例であるマイコン式ガ
ス流量計の容器の一部を破断した外観図である。
る。図1は本発明の制御装置の一例であるマイコン式ガ
ス流量計の容器の一部を破断した外観図である。
【0017】図1の制御装置であるガス流量計11は大
部分を金属によって作られた堅牢な剛体容器12を有
し、この容器12上に表示部13が設置されている。容
器12の材質は金属に限定するものではなく、配管から
の振動の如き外部からの振動を確実に後述の感震器に伝
達できる堅牢なものならエンジニアリングプラスチック
等であってもよい。この流量計11の処理装置であるマ
イコン14にはプリント基板上に設けられた感震器1、
振動センサーであるマイクロフォン(以下単にマイクと
いう)2、各種制御機能を有したマイクロプロセッサ
3、電源であるリチューム電池4、異常時等に点灯する
表示灯5、異常時等のガス遮断時の復帰スイッチ6など
を有し、流量計11の各種制御を行なう。
部分を金属によって作られた堅牢な剛体容器12を有
し、この容器12上に表示部13が設置されている。容
器12の材質は金属に限定するものではなく、配管から
の振動の如き外部からの振動を確実に後述の感震器に伝
達できる堅牢なものならエンジニアリングプラスチック
等であってもよい。この流量計11の処理装置であるマ
イコン14にはプリント基板上に設けられた感震器1、
振動センサーであるマイクロフォン(以下単にマイクと
いう)2、各種制御機能を有したマイクロプロセッサ
3、電源であるリチューム電池4、異常時等に点灯する
表示灯5、異常時等のガス遮断時の復帰スイッチ6など
を有し、流量計11の各種制御を行なう。
【0018】感震器1は地震の振動を検出するためのも
のであり、地震の振動が含む主要な周波数帯域、例えば
5Hz以下の振動に対して高い検知能力を有し出力するも
のである。それに対して振動センサーとしてのマイク2
は地震による振動の主な周波数帯域である10Hz以下の
振動を検知しないものであり、この実施例では音波、つ
まり可聴周波数領域である20〜20000Hzの振動を
検出し出力するものが使われる。
のであり、地震の振動が含む主要な周波数帯域、例えば
5Hz以下の振動に対して高い検知能力を有し出力するも
のである。それに対して振動センサーとしてのマイク2
は地震による振動の主な周波数帯域である10Hz以下の
振動を検知しないものであり、この実施例では音波、つ
まり可聴周波数領域である20〜20000Hzの振動を
検出し出力するものが使われる。
【0019】感震器1の一例を図2を例に説明すると、
この感震器1は概ねすり鉢状の底面を有した金属製のハ
ウジング21と金属製の蓋板22により気密容器が構成
された感震素子23を有しており、気密容器の内部には
導電性の慣性球24が揺動可能に配設されている。蓋板
22には貫通孔が設けられ、この貫通孔に導電端子ピン
25が電気絶縁性充填材26により気密に貫通固定され
ている。この導電端子ピン25の気密容器内側先端には
接点部材27が固着されており、正規姿勢時で静止して
いる時には前記慣性球24とは接触しないようにされて
いる。
この感震器1は概ねすり鉢状の底面を有した金属製のハ
ウジング21と金属製の蓋板22により気密容器が構成
された感震素子23を有しており、気密容器の内部には
導電性の慣性球24が揺動可能に配設されている。蓋板
22には貫通孔が設けられ、この貫通孔に導電端子ピン
25が電気絶縁性充填材26により気密に貫通固定され
ている。この導電端子ピン25の気密容器内側先端には
接点部材27が固着されており、正規姿勢時で静止して
いる時には前記慣性球24とは接触しないようにされて
いる。
【0020】この感震素子23は、感震素子23の導電
端子ピン25に吊り部たるフック28が固定されて、樹
脂製の容器29と蓋30を超音波による溶着等により封
着してなるケース中に前記フック28により後述の如く
揺動可能に収容されている。容器29にはケース内部と
外部とを電気的に接続する端子31A,31Bがインサ
ート成型により固定され、また感震素子23を保持する
支持体32が設けられている。感震素子23は容器29
内に設けられた支持体32にフック28の端部を揺動可
能に支持されて、重力により感震素子23が正規姿勢と
なるように為されている。この様にして感震素子はケー
スにより正規姿勢に保持される。
端子ピン25に吊り部たるフック28が固定されて、樹
脂製の容器29と蓋30を超音波による溶着等により封
着してなるケース中に前記フック28により後述の如く
揺動可能に収容されている。容器29にはケース内部と
外部とを電気的に接続する端子31A,31Bがインサ
ート成型により固定され、また感震素子23を保持する
支持体32が設けられている。感震素子23は容器29
内に設けられた支持体32にフック28の端部を揺動可
能に支持されて、重力により感震素子23が正規姿勢と
なるように為されている。この様にして感震素子はケー
スにより正規姿勢に保持される。
【0021】このケース内にはシリコンオイルの様な粘
性を選定した液体33が封入されている。また感震素子
23のハウジングと同電位の蓋板22からは導線34
が、また接点部材27と同電位の導電端子ピン25から
は導線35がそれぞれ端子31A,31Bに電気的に接
続されている。この導線34及び35は柔軟な細線であ
り感震素子23が重力により正規姿勢を得る時に影響と
なる偏倚力を与えない様に配慮されている。また感震素
子23は金属製のハウジングと蓋板を気密に溶接した気
密容器とされているために、シリコンオイル中に吊るさ
れても感震素子23の内部にオイルが浸入する心配はな
い。
性を選定した液体33が封入されている。また感震素子
23のハウジングと同電位の蓋板22からは導線34
が、また接点部材27と同電位の導電端子ピン25から
は導線35がそれぞれ端子31A,31Bに電気的に接
続されている。この導線34及び35は柔軟な細線であ
り感震素子23が重力により正規姿勢を得る時に影響と
なる偏倚力を与えない様に配慮されている。また感震素
子23は金属製のハウジングと蓋板を気密に溶接した気
密容器とされているために、シリコンオイル中に吊るさ
れても感震素子23の内部にオイルが浸入する心配はな
い。
【0022】この感震器1に所定の大きさの振動があた
えられると液体33の選定された材質により感震素子2
3は同様な振動を受けるから慣性球24がハウジング2
1の底面上を転動し、接点部材27に接触する。そのた
め慣性球24によりハウジング21と接点部材27の間
が電気的に接続され、端子31A−導線34−蓋板22
−ハウジング21−慣性球24−接点部材27−導電端
子ピン25−導線35−端子31Bの経路で電路が構成
される。ここで感震器1の感震素子23はハウジング2
1の底面形状や接点部材27と慣性球24及び前述の液
体の粘度等の特性の関係を選定しておくことにより、例
えば5Hz以下の振動では震度5に相当する100〜15
0ガル程度で接点間を接続して信号を出力し、10Hz以
上の振動では300ガルでもほとんど出力をしないよう
にされる。
えられると液体33の選定された材質により感震素子2
3は同様な振動を受けるから慣性球24がハウジング2
1の底面上を転動し、接点部材27に接触する。そのた
め慣性球24によりハウジング21と接点部材27の間
が電気的に接続され、端子31A−導線34−蓋板22
−ハウジング21−慣性球24−接点部材27−導電端
子ピン25−導線35−端子31Bの経路で電路が構成
される。ここで感震器1の感震素子23はハウジング2
1の底面形状や接点部材27と慣性球24及び前述の液
体の粘度等の特性の関係を選定しておくことにより、例
えば5Hz以下の振動では震度5に相当する100〜15
0ガル程度で接点間を接続して信号を出力し、10Hz以
上の振動では300ガルでもほとんど出力をしないよう
にされる。
【0023】前述の如く感震素子23は支持体32にフ
ック28の端部を揺動可能に支持されると共にダンパー
の役割を持つシリコンオイル33中におかれているた
め、例えば感震器1の取付け時の傾きや制御装置全体の
傾きが生じてもその傾きが所定の傾斜角度の範囲内であ
れば感震素子は重力によりゆっくりと時間をかけて正規
姿勢を保つ位置に移動することができる。また急速な震
動や感震器の傾斜に対してはシリコンオイル33はほぼ
剛体に近い性状を示し、震動や傾斜を確実に感震素子2
3に伝えることができる。
ック28の端部を揺動可能に支持されると共にダンパー
の役割を持つシリコンオイル33中におかれているた
め、例えば感震器1の取付け時の傾きや制御装置全体の
傾きが生じてもその傾きが所定の傾斜角度の範囲内であ
れば感震素子は重力によりゆっくりと時間をかけて正規
姿勢を保つ位置に移動することができる。また急速な震
動や感震器の傾斜に対してはシリコンオイル33はほぼ
剛体に近い性状を示し、震動や傾斜を確実に感震素子2
3に伝えることができる。
【0024】また振動センサーとしてのマイク2はたと
えばコンデンサーマイクロフォンやダイナミックマイク
ロフォン等であり、特に音波、つまり20〜20000
Hzの可聴領域の所定の大きさ以上の振動に対して所定の
値以上の出力をするようにされている。
えばコンデンサーマイクロフォンやダイナミックマイク
ロフォン等であり、特に音波、つまり20〜20000
Hzの可聴領域の所定の大きさ以上の振動に対して所定の
値以上の出力をするようにされている。
【0025】次にこの制御装置の判定方法の一例につい
て説明する。この感震器の動作条件としては以下の表1
の条件〜の様になる。
て説明する。この感震器の動作条件としては以下の表1
の条件〜の様になる。
【0026】
【表1】
【0027】表1においての場合はマイクからの入力
もなく感震器からの入力もないためもちろん地震判定の
必要はない。の場合はマイクからの入力は有るが感震
器からの入力はないため、問題になる振動はないという
ことでやはり地震判定の必要はない。
もなく感震器からの入力もないためもちろん地震判定の
必要はない。の場合はマイクからの入力は有るが感震
器からの入力はないため、問題になる振動はないという
ことでやはり地震判定の必要はない。
【0028】の場合はマイクからの入力はなく、感震
器からの入力が有るので、衝突等の外乱による振動の可
能性は低く地震によるものである可能性が高いとして、
感震器からの信号が所定の大きさ以上の地震による信号
かどうかを判定する。
器からの入力が有るので、衝突等の外乱による振動の可
能性は低く地震によるものである可能性が高いとして、
感震器からの信号が所定の大きさ以上の地震による信号
かどうかを判定する。
【0029】の場合は感震器からの入力が有り、また
マイクからの入力も有るために衝撃等の外乱によるもの
である可能性が高いと判断できる。しかし、この制御装
置の取付け場所附近に騒音源となる大型機械があったり
附近で工事等が有ると、制御装置が衝撃を受けていない
にもかかわらず定常的にマイクからの信号が入力され続
けることになる。そのためこのままでは感震器からの入
力信号が地震の震動によるものか、衝撃によるものかの
区別をすることができない。
マイクからの入力も有るために衝撃等の外乱によるもの
である可能性が高いと判断できる。しかし、この制御装
置の取付け場所附近に騒音源となる大型機械があったり
附近で工事等が有ると、制御装置が衝撃を受けていない
にもかかわらず定常的にマイクからの信号が入力され続
けることになる。そのためこのままでは感震器からの入
力信号が地震の震動によるものか、衝撃によるものかの
区別をすることができない。
【0030】そこでマイクからの入力状態を過去にさか
のぼって判断することによりその入力が突発的なものつ
まり衝撃によるものであるのか、それとも定常的なもの
つまり周囲の騒音等によるものなのかを判定し、突発的
なものであるならば感震器からの信号の判定は行なわな
い。また定常的なものであるならば、感震器からの信号
は衝撃音を伴わない地震によるものであるとも、衝突に
よるものであり衝撃音が定常的な騒音に重畳されたもの
であるとも判断できるため、感震器からの信号が地震に
よるものかどうかを判定する作業を行なう。
のぼって判断することによりその入力が突発的なものつ
まり衝撃によるものであるのか、それとも定常的なもの
つまり周囲の騒音等によるものなのかを判定し、突発的
なものであるならば感震器からの信号の判定は行なわな
い。また定常的なものであるならば、感震器からの信号
は衝撃音を伴わない地震によるものであるとも、衝突に
よるものであり衝撃音が定常的な騒音に重畳されたもの
であるとも判断できるため、感震器からの信号が地震に
よるものかどうかを判定する作業を行なう。
【0031】以下、図3及び図4のフローチャートを参
照しながらこの作業の一例について説明する。図3はこ
の流量計全体の作業のメインルーチンであり、流量の測
定やガス漏れのチェック等の作業を含んでいるが、本発
明の本質とは関係ないので省略してある。この種の流量
計は特別な理由が無い限り例えば7年から10年程度の
間流量を計測し続けなければならないため、一旦スター
トしたら一連の作業はループを構成して繰り返される。
照しながらこの作業の一例について説明する。図3はこ
の流量計全体の作業のメインルーチンであり、流量の測
定やガス漏れのチェック等の作業を含んでいるが、本発
明の本質とは関係ないので省略してある。この種の流量
計は特別な理由が無い限り例えば7年から10年程度の
間流量を計測し続けなければならないため、一旦スター
トしたら一連の作業はループを構成して繰り返される。
【0032】ステップ110に達すると振動センサーで
あるマイク2からの入力の有無の判定が行なわれる。こ
こでマイク2からの入力がない、又は閾値以下の信号で
あるために入力無しと判定されるとステップ120へ進
み、後述の外乱継続時間を判断するための変数Tを0と
してステップ140へ進む。またステップ110でマイ
ク2からの入力有りと判定された場合にはステップ13
0へ進み変数Tに1を加算し、ステップ140へ進む。
あるマイク2からの入力の有無の判定が行なわれる。こ
こでマイク2からの入力がない、又は閾値以下の信号で
あるために入力無しと判定されるとステップ120へ進
み、後述の外乱継続時間を判断するための変数Tを0と
してステップ140へ進む。またステップ110でマイ
ク2からの入力有りと判定された場合にはステップ13
0へ進み変数Tに1を加算し、ステップ140へ進む。
【0033】このように変数Tはマイク2からの入力が
有る間はステップ130で1サイクル毎に加算され、マ
イク2からの入力がなくなるとステップ120で0にリ
セットされる。
有る間はステップ130で1サイクル毎に加算され、マ
イク2からの入力がなくなるとステップ120で0にリ
セットされる。
【0034】ステップ140では後述の遅延作業の為に
定義された変数Nをチェックする。通常このNは0に設
定されているのでステップ150へ進む。
定義された変数Nをチェックする。通常このNは0に設
定されているのでステップ150へ進む。
【0035】ステップ150では感震器1からの入力の
有無を判定する。ここで感震器1からの入力がないと判
定された場合には、そのまま通常の測定、制御等の経路
を経てステップ110へと戻る。
有無を判定する。ここで感震器1からの入力がないと判
定された場合には、そのまま通常の測定、制御等の経路
を経てステップ110へと戻る。
【0036】ステップ150で感震器1からの入力有り
と判断された場合には、図4に示す地震判定の為のサブ
ルーチンのステップ210に移る。ここでマイク2から
の入力の有無を判定する。入力が無いと判定された場合
は外乱がないということであり、感震器からの入力は地
震による震動である可能性が高いとしてステップ220
に進み、詳細は省略するが例えば前述の様にオン−オフ
時間や回数を判定することにより感震器1からの入力の
判定処理を行ないステップ230で所定の大きさ以上の
地震による振動かどうかの判定を行なう。所定の大きさ
以上の地震であると判断された場合はステップ240に
進みガス遮断弁の動作や表示灯5の点灯等適切な制御処
理を行ない作業を終了する。
と判断された場合には、図4に示す地震判定の為のサブ
ルーチンのステップ210に移る。ここでマイク2から
の入力の有無を判定する。入力が無いと判定された場合
は外乱がないということであり、感震器からの入力は地
震による震動である可能性が高いとしてステップ220
に進み、詳細は省略するが例えば前述の様にオン−オフ
時間や回数を判定することにより感震器1からの入力の
判定処理を行ないステップ230で所定の大きさ以上の
地震による振動かどうかの判定を行なう。所定の大きさ
以上の地震であると判断された場合はステップ240に
進みガス遮断弁の動作や表示灯5の点灯等適切な制御処
理を行ない作業を終了する。
【0037】例えば地震によって制御装置周辺に置かれ
てあったものが倒れたり落ちてきたりして音が発生した
としても、地震の発生時間に対してそれを原因とする騒
音等の発生時間には当然時間的ずれが生じるので、音の
発生時にはすでに感震器1からの入力信号の判定処理を
行なっているため、この様な場合においても地震の判定
は確実に行なわれる。
てあったものが倒れたり落ちてきたりして音が発生した
としても、地震の発生時間に対してそれを原因とする騒
音等の発生時間には当然時間的ずれが生じるので、音の
発生時にはすでに感震器1からの入力信号の判定処理を
行なっているため、この様な場合においても地震の判定
は確実に行なわれる。
【0038】またステップ210でマイク2からの入力
が有ると判定された場合にはステップ260に進み前述
の変数Tを読み込みマイク2からの入力状態を過去に遡
って判定するためにステップ270でTの値が基準値に
達しているかどうか、この例ではT≧100であるかど
うかを判定する。
が有ると判定された場合にはステップ260に進み前述
の変数Tを読み込みマイク2からの入力状態を過去に遡
って判定するためにステップ270でTの値が基準値に
達しているかどうか、この例ではT≧100であるかど
うかを判定する。
【0039】ここでTの基準値は以下の様にして設定さ
れる。感震器1に図2に示すような接点式の感震素子2
3を使用した場合、人や物の衝突等の外乱による振動の
発生時T1から慣性球が接点間を電気的に接続する時点
T2までには、その構造上、図5の波形図に示す如くt1
だけ時間的遅れが発生する。そこでTの基準値を少なく
ともこのt1以上と設定することにより、マイク2から
の入力が感震器1からの入力直前に発生したもの、つま
り人や物の衝突等の外乱により発生したものかどうかが
判定される。
れる。感震器1に図2に示すような接点式の感震素子2
3を使用した場合、人や物の衝突等の外乱による振動の
発生時T1から慣性球が接点間を電気的に接続する時点
T2までには、その構造上、図5の波形図に示す如くt1
だけ時間的遅れが発生する。そこでTの基準値を少なく
ともこのt1以上と設定することにより、マイク2から
の入力が感震器1からの入力直前に発生したもの、つま
り人や物の衝突等の外乱により発生したものかどうかが
判定される。
【0040】本実施例ではTの基準値を100としてお
り、ステップ270でT≧100であるということは、
100サイクル以上の間、マイク2からの入力が継続し
ているということであり、この入力の原因が騒音等によ
る定常的なものであるという可能性が高いと判断され
る。しかしこの場合、感震器1からの入力が有った場合
には、マイク2からの入力の判断が騒音によりできない
ため、それが地震によるものか衝突によるものかの区別
ができなくなる。そのためこの時にはステップ220に
進み感震器1からの入力が地震によるものかそうでない
かを判定する。
り、ステップ270でT≧100であるということは、
100サイクル以上の間、マイク2からの入力が継続し
ているということであり、この入力の原因が騒音等によ
る定常的なものであるという可能性が高いと判断され
る。しかしこの場合、感震器1からの入力が有った場合
には、マイク2からの入力の判断が騒音によりできない
ため、それが地震によるものか衝突によるものかの区別
ができなくなる。そのためこの時にはステップ220に
進み感震器1からの入力が地震によるものかそうでない
かを判定する。
【0041】また、ステップ270でTが100に満た
ない時はマイク2からの入力は感震器1の動作直前に発
生したものであり、機械や工事等による定常的な騒音を
原因とするものではない、つまり感震器を動作させる原
因となった外乱によるものであり感震器からの入力もこ
の外乱によるものであると判断され地震判定を行なうこ
となくステップ280へ進む。ステップ280では遅延
動作の為の変数Nを所定の遅延定数に設定する。
ない時はマイク2からの入力は感震器1の動作直前に発
生したものであり、機械や工事等による定常的な騒音を
原因とするものではない、つまり感震器を動作させる原
因となった外乱によるものであり感震器からの入力もこ
の外乱によるものであると判断され地震判定を行なうこ
となくステップ280へ進む。ステップ280では遅延
動作の為の変数Nを所定の遅延定数に設定する。
【0042】ここで変数Tを定義しない場合には、感震
器が動作した時点でマイク2からの入力が有った場合に
は、この入力が過去発生していたものかどうかが判定で
きないため、それが例えば工場の機械や建築工事等によ
る定常的な騒音源が附近にあるためにマイク2から信号
が常時入力されているものであり且つ感震器1からの入
力が地震によるものであったとしても、地震判定を行な
うことなくメインルーチンへ戻ることになるため正確な
判定ができない。またTの持続時間を考慮せず単にTが
1か0かで判断するだけでは、地震により感震器1から
信号が入力されたときに、マイク2からの入力が有ると
それが地震の発生以前に有ったということが判るのみで
あり、それが直前に発生したものか持続的なものか判断
できない。そのためT=1でありマイク2からの入力が
感震器の動作以前に有ったと判断した時に、必ず地震判
定を行なうか、若しくは地震判定を行なうことなくメイ
ンルーチンへ戻ってしまうかはソフトウェアに依存し、
どちらの処理を行なう場合にも正確な判定ができなくな
る。
器が動作した時点でマイク2からの入力が有った場合に
は、この入力が過去発生していたものかどうかが判定で
きないため、それが例えば工場の機械や建築工事等によ
る定常的な騒音源が附近にあるためにマイク2から信号
が常時入力されているものであり且つ感震器1からの入
力が地震によるものであったとしても、地震判定を行な
うことなくメインルーチンへ戻ることになるため正確な
判定ができない。またTの持続時間を考慮せず単にTが
1か0かで判断するだけでは、地震により感震器1から
信号が入力されたときに、マイク2からの入力が有ると
それが地震の発生以前に有ったということが判るのみで
あり、それが直前に発生したものか持続的なものか判断
できない。そのためT=1でありマイク2からの入力が
感震器の動作以前に有ったと判断した時に、必ず地震判
定を行なうか、若しくは地震判定を行なうことなくメイ
ンルーチンへ戻ってしまうかはソフトウェアに依存し、
どちらの処理を行なう場合にも正確な判定ができなくな
る。
【0043】そこで変数Tを設定することにより前述の
如く、震動センサーとしてのマイク2からの入力の性質
をより正確に判定することができるようになり、感震器
の入力に対する誤判定や不必要な処理を低減することが
できる。
如く、震動センサーとしてのマイク2からの入力の性質
をより正確に判定することができるようになり、感震器
の入力に対する誤判定や不必要な処理を低減することが
できる。
【0044】遅延定数Nは一時的に感震器1からの入力
を無視するためのものである。例えば図2に示す如き構
造の感震器1においては、人や物の衝突により感震器が
動作した時に図5の波形図に示すようにマイク2からの
入力が閾値以下になっても慣性球24が惰性により動き
続けることが有り、その為マイクからの入力なしと判断
される時点T3から、惰性による感震器1からの入力が
停止するT4までの間にt2だけ時間的遅れが生ずる。そ
のため一度衝突による振動であると判断した信号であっ
ても、慣性球24の動きが収束し感震器1からの入力が
なくなるまでは必ず入力判定の為のサブルーチンに進む
ことになるばかりか、マイク2からの入力、つまり衝撃
音が先に収束したときにはステップ210からステップ
220に進み感震器1からの入力を地震判定することに
なり、例えばボールが当たった時などに、始めの内は2
5ミリ秒前後の信号を出力するが慣性子の動きが収束し
ていく過程で慣性子の動きが遅くなり上記の条件を満た
す信号を出力してしまい地震と誤認することがある。
を無視するためのものである。例えば図2に示す如き構
造の感震器1においては、人や物の衝突により感震器が
動作した時に図5の波形図に示すようにマイク2からの
入力が閾値以下になっても慣性球24が惰性により動き
続けることが有り、その為マイクからの入力なしと判断
される時点T3から、惰性による感震器1からの入力が
停止するT4までの間にt2だけ時間的遅れが生ずる。そ
のため一度衝突による振動であると判断した信号であっ
ても、慣性球24の動きが収束し感震器1からの入力が
なくなるまでは必ず入力判定の為のサブルーチンに進む
ことになるばかりか、マイク2からの入力、つまり衝撃
音が先に収束したときにはステップ210からステップ
220に進み感震器1からの入力を地震判定することに
なり、例えばボールが当たった時などに、始めの内は2
5ミリ秒前後の信号を出力するが慣性子の動きが収束し
ていく過程で慣性子の動きが遅くなり上記の条件を満た
す信号を出力してしまい地震と誤認することがある。
【0045】そこで変数Nの遅延定数は少なくとも上述
のt2以上、例えば500に設定される。これによりス
テップ280を通過してN=500とされた場合、メイ
ンルーチンに戻り所定の測定、制御、及びマイク2から
の入力の判定等を行ないステップ140に達した時、前
述の様に通常はN=0のためステップ150へと進むの
だが、この場合にはN=0の条件を満たさないためステ
ップ160へ進む。ステップ160ではNの値から1減
算し、以下流量の測定、制御等に戻り再度ステップ11
0まで達する。このサイクルはNが0になるまでつまり
500サイクルの間、繰り返される。この時、感震器1
からの入力の有無を判断するステップ150を通過しな
いようにされているため、500サイクルの間は感震器
からの入力は無視されることになる。そのため500サ
イクルを経て、通常のルートに復帰した時には衝突等に
より発生した感震器1からの入力信号は収束しているた
め制御装置の誤動作の可能性を低減することができる。
また信号が存在する場合にはもちろん再度判定処理の為
のサブルーチンに進めばよい。
のt2以上、例えば500に設定される。これによりス
テップ280を通過してN=500とされた場合、メイ
ンルーチンに戻り所定の測定、制御、及びマイク2から
の入力の判定等を行ないステップ140に達した時、前
述の様に通常はN=0のためステップ150へと進むの
だが、この場合にはN=0の条件を満たさないためステ
ップ160へ進む。ステップ160ではNの値から1減
算し、以下流量の測定、制御等に戻り再度ステップ11
0まで達する。このサイクルはNが0になるまでつまり
500サイクルの間、繰り返される。この時、感震器1
からの入力の有無を判断するステップ150を通過しな
いようにされているため、500サイクルの間は感震器
からの入力は無視されることになる。そのため500サ
イクルを経て、通常のルートに復帰した時には衝突等に
より発生した感震器1からの入力信号は収束しているた
め制御装置の誤動作の可能性を低減することができる。
また信号が存在する場合にはもちろん再度判定処理の為
のサブルーチンに進めばよい。
【0046】感震器からの信号と振動センサーからの信
号をマイコンがこのように処理することにより地震以外
の原因、例えば人やものの制御装置への衝突による振動
を地震による震動と誤認する可能性を低減することがで
きる。
号をマイコンがこのように処理することにより地震以外
の原因、例えば人やものの制御装置への衝突による振動
を地震による震動と誤認する可能性を低減することがで
きる。
【0047】本実施例では制御装置としてマイコン式ガ
ス流量計を例に説明をしたが、もちろん本発明はこれに
限定されるものではなく、各種の燃料供給装置や安全装
置等の制御装置に応用できることはいうまでもない。
ス流量計を例に説明をしたが、もちろん本発明はこれに
限定されるものではなく、各種の燃料供給装置や安全装
置等の制御装置に応用できることはいうまでもない。
【0048】なお実施例として感震器に慣性体を利用し
た接点式のものを、また振動センサーにマイクを使用し
た例について説明したが、例えば圧電素子を使用した感
震器や振動センサーなどを使用することができる。また
振動センサーはマイクロフォンの様に振動により起電力
を発生するものを例に説明したが、衝突による外乱が確
実に捕らえられるものであればこれに限るものではな
く、もちろん接点式の振動スイッチを使用してもよい。
なお例えば感震器と振動センサーの信号をそれぞれフィ
ルターに通したり判定回路で処理することにより実質的
に振動センサーを感震器と比較して高い周波数帯域の振
動を検知する構成とするならば、感震器と振動センサー
に全く同じものを使用することができる。また例えばソ
フトウェアにより受けた振動の成分を分析処理すること
ができるならば、一つのセンサーで感震器と振動センサ
ーとを兼ねてもよい。
た接点式のものを、また振動センサーにマイクを使用し
た例について説明したが、例えば圧電素子を使用した感
震器や振動センサーなどを使用することができる。また
振動センサーはマイクロフォンの様に振動により起電力
を発生するものを例に説明したが、衝突による外乱が確
実に捕らえられるものであればこれに限るものではな
く、もちろん接点式の振動スイッチを使用してもよい。
なお例えば感震器と振動センサーの信号をそれぞれフィ
ルターに通したり判定回路で処理することにより実質的
に振動センサーを感震器と比較して高い周波数帯域の振
動を検知する構成とするならば、感震器と振動センサー
に全く同じものを使用することができる。また例えばソ
フトウェアにより受けた振動の成分を分析処理すること
ができるならば、一つのセンサーで感震器と振動センサ
ーとを兼ねてもよい。
【0049】また例えばマイコンを有する金属容器にゴ
ムやバネの様に制振性を有した部材を介して振動センサ
ーを取付ける事により金属容器からの振動が実質的に金
属容器内部の気体を介して伝達されるように構成する事
により、振動センサーには地震の様な低周波の振動は伝
わりにくくできる。そのため、感震器と振動センサーに
圧電素子等で構成された全く同種のものを使用しても振
動センサーは地震の振動は検知せず、衝撃音の様に高周
波の振動は確実に検知する事ができる。
ムやバネの様に制振性を有した部材を介して振動センサ
ーを取付ける事により金属容器からの振動が実質的に金
属容器内部の気体を介して伝達されるように構成する事
により、振動センサーには地震の様な低周波の振動は伝
わりにくくできる。そのため、感震器と振動センサーに
圧電素子等で構成された全く同種のものを使用しても振
動センサーは地震の振動は検知せず、衝撃音の様に高周
波の振動は確実に検知する事ができる。
【0050】上述のフローチャートは本発明の制御装置
の信号処理作業の一例を示すものであり処理作業をこれ
に限定するものではなく、例えば感震器からの信号入力
によりメインルーチンに割り込みをかけるようにしても
よい。更に同様の処理を行なう処理装置をマイコンとソ
フトウェアに依らず電子回路で実現することも可能であ
る。
の信号処理作業の一例を示すものであり処理作業をこれ
に限定するものではなく、例えば感震器からの信号入力
によりメインルーチンに割り込みをかけるようにしても
よい。更に同様の処理を行なう処理装置をマイコンとソ
フトウェアに依らず電子回路で実現することも可能であ
る。
【0051】またたとえば定常的な騒音等の外乱がほと
んどないか、または振動センサーの出力レベルまたは入
力側の閾値を適当に調節して衝突等による衝撃音以外で
は振動センサーからの信号を入力しないようにすること
により、定常的な外乱に対する判断部分を省略すること
ができる。
んどないか、または振動センサーの出力レベルまたは入
力側の閾値を適当に調節して衝突等による衝撃音以外で
は振動センサーからの信号を入力しないようにすること
により、定常的な外乱に対する判断部分を省略すること
ができる。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、制御装置に感震器より
高い周波数帯域に検知領域を有する振動センサーを備
え、この振動センサーからの信号と感震器からの信号を
関連づけて処理することにより地震以外の原因、人やも
のの制御装置への衝突等による振動を地震による震動と
誤認する可能性を低減することができ、例えばガス流量
計に本発明を利用した時には不必要なガスの遮断を低減
することができる。
高い周波数帯域に検知領域を有する振動センサーを備
え、この振動センサーからの信号と感震器からの信号を
関連づけて処理することにより地震以外の原因、人やも
のの制御装置への衝突等による振動を地震による震動と
誤認する可能性を低減することができ、例えばガス流量
計に本発明を利用した時には不必要なガスの遮断を低減
することができる。
【0053】また本発明によれば、制御装置の感震器と
して正規姿勢において静止時には開放された接点を有し
地震に含まれる周波数帯の振動を検知する事により該接
点間を電気的に接続しそれより高い周波数帯の振動に対
してはほとんど接点間を接続しない構造とされた感震器
を使用することにより、感震器からの信号は地震に含ま
れる周波数帯域の振動によるものだけになるので、感震
器からの信号から地震の振動によるものを抽出する方法
が不要になる。
して正規姿勢において静止時には開放された接点を有し
地震に含まれる周波数帯の振動を検知する事により該接
点間を電気的に接続しそれより高い周波数帯の振動に対
してはほとんど接点間を接続しない構造とされた感震器
を使用することにより、感震器からの信号は地震に含ま
れる周波数帯域の振動によるものだけになるので、感震
器からの信号から地震の振動によるものを抽出する方法
が不要になる。
【0054】また本発明によれば、振動センサーに圧電
素子やマグネットとコイル等による起電力を発生する構
造のものを使用する事により、同じ振幅でも地震等の低
周期の振動では起電力が低くなるので、その信号を受け
る側の閾値を適当に設定することにより、制御装置の制
御部分で地震の振動による信号は入力せずその他の原因
による振動による信号は入力するようにすることができ
る。
素子やマグネットとコイル等による起電力を発生する構
造のものを使用する事により、同じ振幅でも地震等の低
周期の振動では起電力が低くなるので、その信号を受け
る側の閾値を適当に設定することにより、制御装置の制
御部分で地震の振動による信号は入力せずその他の原因
による振動による信号は入力するようにすることができ
る。
【0055】また10ヘルツ以下の振動に対する振動セ
ンサーからの信号は入力しないように構成することによ
り、感震器と振動センサーに同じ構成のものを使用する
ことができる。
ンサーからの信号は入力しないように構成することによ
り、感震器と振動センサーに同じ構成のものを使用する
ことができる。
【0056】また振動センサーは可聴周波数領域の音波
を検出するマイクロフォンとすることにより、特別な手
段を必要としなくても感震器が検知する振動と振動セン
サーが検知する振動の種類を分けることができる。
を検出するマイクロフォンとすることにより、特別な手
段を必要としなくても感震器が検知する振動と振動セン
サーが検知する振動の種類を分けることができる。
【0057】また金属容器からの振動は振動センサーに
対して実質的に気体を介して伝達されるように構成する
ことによって、感震器と振動センサーに同じ構成のもの
を使用しても特別な手段を必要とせず感震器が検知する
振動と振動センサーが検知する振動の種類を分けること
ができる。
対して実質的に気体を介して伝達されるように構成する
ことによって、感震器と振動センサーに同じ構成のもの
を使用しても特別な手段を必要とせず感震器が検知する
振動と振動センサーが検知する振動の種類を分けること
ができる。
【0058】また振動センサーによる振動検知が所定時
間以上続いた場合には、感震器からの入力が有った時に
は必ず感震器からの入力信号の判定とそれに基づく対象
機器の制御を行なうようにすることにより、制御装置周
辺に存在する定常的な外乱により地震による信号の制御
を逃すようなことがなくなる。
間以上続いた場合には、感震器からの入力が有った時に
は必ず感震器からの入力信号の判定とそれに基づく対象
機器の制御を行なうようにすることにより、制御装置周
辺に存在する定常的な外乱により地震による信号の制御
を逃すようなことがなくなる。
【図1】本発明の制御装置を備えたガス流量計の一例の
部分破断図。
部分破断図。
【図2】本発明の制御装置に使用する感震器の一実施
例。
例。
【図3】本発明の制御装置による判定処理の一実施例を
示すフローチャート。
示すフローチャート。
【図4】本発明の制御装置による判定処理の一実施例を
示すフローチャート。
示すフローチャート。
【図5】本発明の制御装置による判定処理の説明のため
の波形図。
の波形図。
1:感震器 2:マイク(震動センサー) 3:マイクロプロセッサ 11:マイコン流量計(制御装置) 12:ケース 14:マイクロコンピュータ(処理装置) 23:感震素子
Claims (7)
- 【請求項1】 地震に含まれる周波数帯の振動を検知す
る事により電気的な信号を発生するよう構成された感震
器と、該感震器からの入力信号を判定しそれに基づき対
象機器を制御することのできる処理装置とを堅牢な容器
中に備えた装置において、感震器の設けられた近傍に前
記感震器の感応周波数帯域と比較して高い周波数帯域の
振動を検知するための振動センサーが設置され、感震器
からの入力があった時に振動センサーからの入力の有無
を処理装置によって判定し、該振動センサーから所定の
振幅以上の振動による入力がある時には、一定の時間感
震器からの信号による対象機器の制御を行なわないよう
に構成された事を特徴とする制御装置。 - 【請求項2】 地震に含まれる周波数帯の振動を検知す
る事により電気的な信号を発生するよう構成された感震
器と、該感震器からの入力信号を判定しそれに基づき対
象機器を制御することのできる処理装置とを堅牢な容器
中に備えた装置において、感震器の設けられた近傍に振
動により起電力を発生する振動センサーが設置され、感
震器からの入力があった時に振動センサーからの入力の
有無を処理装置によって判定し、該振動センサーから所
定の値以上の起電力が入力された時には一定の時間感震
器からの信号による対象機器の制御を行なわないように
された事を特徴とする制御装置。 - 【請求項3】 正規姿勢において静止時には開放された
接点を有し、地震に含まれる周波数帯の振動を検知する
事により該接点間を所定の時間間隔で電気的に接続−開
離する構造とされた感震器を使用したことを特徴とする
請求項1又は請求項2の制御装置。 - 【請求項4】 10ヘルツ以下の振動に対する振動セン
サーからの信号は入力しないように構成された事を特徴
とする請求項1乃至請求項3の制御装置。 - 【請求項5】 振動センサーは可聴周波数領域の音波を
検出するマイクロフォンである事を特徴とする請求項1
乃至請求項3の制御装置。 - 【請求項6】 金属容器からの振動は振動センサーに対
して実質的に気体を介して伝達されるように構成された
事を特徴とする請求項1乃至請求項5の制御装置。 - 【請求項7】 振動センサーによる振動検知が所定時間
以上続いた場合には、感震器からの入力が有った時には
必ず感震器からの入力信号の判定とそれに基づく対象機
器の制御を行なうようにされた事を特徴とする請求項1
乃至請求項6の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21909293A JPH0757168A (ja) | 1993-08-10 | 1993-08-10 | 制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21909293A JPH0757168A (ja) | 1993-08-10 | 1993-08-10 | 制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0757168A true JPH0757168A (ja) | 1995-03-03 |
Family
ID=16730135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21909293A Pending JPH0757168A (ja) | 1993-08-10 | 1993-08-10 | 制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0757168A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08263771A (ja) * | 1995-03-20 | 1996-10-11 | Omron Corp | 地震警報装置 |
JP2012202940A (ja) * | 2011-03-28 | 2012-10-22 | Ishii Iron Works Co Ltd | 衝撃振動抑制装置を備えたガスメータ |
-
1993
- 1993-08-10 JP JP21909293A patent/JPH0757168A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08263771A (ja) * | 1995-03-20 | 1996-10-11 | Omron Corp | 地震警報装置 |
JP2012202940A (ja) * | 2011-03-28 | 2012-10-22 | Ishii Iron Works Co Ltd | 衝撃振動抑制装置を備えたガスメータ |
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